活動報告

2017年

米山奨学生と小鹿田へ

2017年05月10日

米山奨学生の金くんを小鹿田へ案内し小鹿田の歴史など話しました。

会長の時間36 平成29年5月10日(水)

2017年05月10日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 5年前の入院時に、2冊本を持って行きました。今日持ってきましたが、どちらも岩波文庫で、一つが西田幾多郎の「善の研究」で、これは明治44年出版された大正、昭和を通じて学生に最も愛読された哲学書です。哲学も宗教も空想、思想の世界で、情報があふれている現代では、思考する時間がとれないように思います。たとえば、「実在は意識活動である」何のことかわかりますか。私は半分読んで挫折しました。もう一冊が「論語」で、原文と読み下しと現代語訳とを合わせのせていて、これは暇つぶしに最適でした。論語の中心をなしているのは,仁と礼と思います。仁は思いやりいつくしみの心で、例えば「子の曰く、巧言令色すくなし仁」(言葉上手の顔よしでは仁は少ない)「子の曰く、剛毅木訥 仁に近し」(まっ正直で勇敢で、質実で寡黙なのは仁徳に近い)又、礼については、林放という人が礼の根本についてたずねたときの孔子の答えですが、「礼は其のおごらんよりはむしろ倹せよ。喪は其のおさめんよりはむしろいため」この意味は、礼にはぜいたくであるよりはむしろ質素にし、お葬いには万事ととのえるよりは、いたみ悲しむことだということです。皆さんも一度手に取ってみたら如何でしょうか。

外部卓話 大分県西部保健所  所長 池邉淑子氏

2017年04月26日

紹介者 石井博基会友

功能会長にお願いされ、母子の健康月間ということでしたので、池邉先生にお願いした所快く引き受けて頂きました。今日は宜しくお願い致します。

大分県西部保健所  所長 池邉淑子氏

 母子に関わるお話ということで、最近市町村の健康士も保健所の私達も対応に苦慮している課題がありますので紹介します。また、せっかくロータリーに会員の皆様にお話する機会があるということですので、是非皆様に知って頂きたい「健康経営」について
資料を持参しました。大分県の事業の1つに「ヘルシースタートおおいた~すべての子どもに健康で幸せな人生のスタートを~」があります。生まれてすぐ格差が無い様に、その人その人で環境
が違いますが、出来るだけすくすくと健康でより良い人生を送って貰いたいと思い、「医療」「保健」「教育」「地域」「福祉」の5つの部門が連携して、妊婦さん・お子さんの取り巻く環境を整えていく事業です。最近多く話題になるのが、妊婦さんの健康、特にメンタル面での問題です。性格であったり、病気というわけではないですが、妊婦のうつ病または、産後うつの問題があります。うつ病という病気に焦点をあてるのではなく、その背景にあるお母さんの性格的特徴やそのお母さんの生まれ育った環境が病気を悪化させていることが見えてきました。そこで「ヘルシースタートおおいた」では、妊娠期から出産後の新生児期、乳幼児期等の段階に応じ、医療や保健福祉サービスなどの情報を丁寧に提供するとともに、必要があれば関係機関医につなぐ等、医療・保健・福祉・教育の連携による地域の母子健康・育児支援の取り組みを行っています。典型的な例で行くと、虐待のリスクが高い場合は妊娠期から保健や福祉が関わって、出産を待たずにそういう機関が話し合って養育環境を整えて行くことや、おじいちゃん・おばあちゃんになる人のサポートは期待できないのか?とか、別の地域から来ている方々はいないので、孤立したり夫婦間がギクシャクしたり、お母さんが頑張りすぎたりしている方々に、丁寧に県の保健が関わっています。また「特定妊婦の増加」も問題視されてきています。出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦が対象です。例えば収入が不安定、発達障害やメンタルヘルスに不調がある、望まない妊娠などがあり、特に虐待のリスクが高くなると言われています。県や市が一緒に関わっていますが、支援を受け入れない方々もいることも事実ですので、私達も苦労しているのが現状です。
 もう1つの「健康経営」についてお話します。健康経営とは①従業員の健康支援を通じて会社の利益を生もうとする経営方針②事業所が従業員の健康管理に取り組むと生産性の向上や医療費負担軽減に繋がる③職場全体での健康づくりは事業所の収益に貢献するための投資であることが位置づけになります。期待される効果は、生産性の向上、従業員のモチベーションの向上、事業所の社会的評価の向上が上げられます。社員の健康に対する中小企業社長の認識も、「社員の体調不良が経営に影響を与えたと感じたことがある」が58%に及び、出勤はしているが体調不良により集中力低下や単純ミス等による生産性の低下が、欠勤による損失を上回る結果が出ています。「健康経営」には登録と認定の制度があります。皆様の会社でも是非、生産性の向上、イメージアップ、リスクマネジメント、負担軽減に取り組んで頂きたいと思います。

会長の時間35 平成29年4月26日(水)

2017年04月26日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 保健所長さんが来訪されていますが、国旗の掲揚と、全員で歌を歌うことに驚かれたのではないでしょうか。「ロータリーと歌」という題で、ロータリーの友4月号に編集長の二神典子さんが掲載していましたので、その要点をお話します。
 ロータリーでは初期の頃から歌を歌っていたそうです。1905年のある秋の夜、例会で一時的な静寂が訪れたその時、ハリーダグラスが立ち上がって、当時流行っていた歌を何曲か音頭を取って歌ったのが始まりとの事です。現在歌われている「奉仕の理想」と「我等の生業」は1935年、京都で開催された地区大会での公募の中からの入選作品で、「手に手つないで」と「それでこそロータリー」は、1952年大阪で開催された地区大会での入選作だそうです。例会で歌う歌には決まりはなく、会員同士が声を合わせることによって生まれる連帯感、例会の雰囲気を明るく柔らかいものにすること、それが大事だと語っています。例会場の国旗の掲揚と「君が代」の斉唱は、昭和8年京都R.Cに右翼の壮士の一団が押し掛けたとき、ロータリーは国の利益に反するものではない証を立てるために、行われるようになったのが起源だそうです。

地区研修協議会報告

2017年04月19日

地区協議会報告


○諌山高之会友(次年度 会長)
4月9日、熊本学園大学で地区協議会・研修会が行われました。日田からは次年度委員長13名が出席しました。私は、会長エレクト会合に参加しました。熊本RCは82名、八代RCは70名いるそうですが、女性会員は1人もいないことに驚きました。日田は3名の立派な女性会員がいますので心配していません。


〇中西 浩会友(次年度 幹事)
幹事部会では、円滑なクラブ運営のためにどうすればよいかと言う話を聞きました。1月から6月にはどんな準備をしたらよいかとか、7月からの心構えとかといった研修でした。会長や委員会、理事の皆さんと協力して、段取りよくできるように心がけたいと思います。


〇膳所和彦会友(次年度 クラブ管理運営委員長)
<管理運営部門=クラブ奉仕委員会の役割>
クラブの効果的な運営のために活動すること。特に親睦・出席・会報・プログラムなどの活動を支援。
<管理運営部門の運営方針>
1、ロータリーをエンジョイし、クラブを活性化するには、まず出席すること。
2、時代にあったロータリー運営、古いものと新しいものとの融合、Eクラブ・IT活用、RIの歴史また各クラブの歴史を学ぶ。
<規定審議会特別委員会>
1、細則の変更などに対し指導・助言を行う
2、各クラブの動向を調査し、地域やクラブの活性化に繋げる(7月にアンケート調査)
3、3年に一度開催される。
<My Rotary登録の推進>
<ロータリーの基本理念>


○原 道子会友(次年度 SAA)
今回は、管理運営部門担当で参加してまいりました。プログラムの構成充実で出席を促すということがありました。クラブが効果的に運営されて初めて、地域社会に奉仕し、会員を維持し、親睦・出席・会報・プログラム等に関する情報を収集し、クラブに伝え、効果的な活動を支援するのが役割です。公共イメージ、会員増強し、クラブの活性化を図るということも管理運営部門の役割だということです。今回定款での月2回の例会を取り上げられたクラブもあったようですが、基本は出席をということです。


〇藤川和央会友(次年度 公共サービス委員長)
次年度の国際ロータリーの大きな2つの方針の1つは、公共イメージの向上です。公共イメージ部門の役割は、ロータリーに関する情報を一般の方々に伝え、ロータリーのプログラムに対する理解・評価・支援を推進することにより、地区及びクラブの奉仕活動をより効果的に広報するための計画を立案・実行すること。具体的な活動は、公共イメージ向上に繋がる奉仕プロジェクトを探し、マスメディアを通じて広報すること。広報したプロジェクトを「ガバナー月信」や「ロータリーの友」で発表していくことです。


〇草野義輔会友(次年度 会員増強維持委員長)
会員増強はガバナー及びガバナーエレクトは必ず言われるのですが、理由の1つとして、日本の会員が減っていくと「ゾーン」からの日本人の規程審議会委員が出さなくなる。そうすると、規程審議会への意見が通りにくくなることも背景にあって、これが会員増強の叫ばれている要因の1つです。幸いにして日田RCは59名います。大分県下でも1,2の会員数になっていますのでこの会員数を維持していくことも大切だと思います。


〇北郷太門会友(次年度 国際奉仕委員長)
次年度、国際奉仕委員長を仰せつかっています。午後から国際奉仕の協議会に行きました。大分南クラブが10年前から取り組んでいる「フィリピン・マニラ・パンパンガ地区のスラム街で衛生的なトイレの普及」に興味を持ちました。スラム街のトイレの事情を説明します。①道路の片隅に穴を掘る。②穴の周囲をコンクリートで固める。③穴の底にはコンクリートで固めない。→小便を地面下に通すため。④使用していると固形物だけが溜まっていく。⑤MAXになると、上からコンクリートを伏せて固めて道路として使用するそうです。


〇梶原上智会友(次年度 奉仕プロジェクト委員長)
次年度、奉仕プロジェクト委員長を受けることになりました。次年度地区方針から部門方針発表、そして部門別協議会、他クラブの活動内容などが聞けて参考になることを得られ、少し落ち着いた気がいたしました。いきなり委員長を命ぜられ不安はあるかと思いますが、地区研修に参加することがそんな不安やロータリーに対する疑問や価値観を学べる場所ではないかと感じました。


〇永田耕一会友(次年度 職業奉仕委員長)
五大奉仕の1つである職業奉仕とは何か?他の奉仕との違いは何か?そもそもロータリーの奉仕とは何か?これまでロータリアンでありながら現実には曖昧模糊であったそれらを自分なりに理解することを目的に、今回の地区協議会に参加してきました。その中で学んだ職業奉仕とは、まず何よりも自らの事業・職業に対して専門的な知識を向上させ、自社のみならず所属する業界・団体までを含めて倫理的向上を追及することであると理解しました。


〇佐竹 享会友(次年度 米山奨学記念委員長) 
地区協議会の前日よりオリエンテーションがあり、私、一ノ宮会友、吉冨会友の3人で出席してきました。今回受け入れる奨学生に対しては、厳しい態度で臨んで下さいとのことでした。日田RCで預かる奨学生は奨学選考委員会の中でもトップの成績者です。日田RCは非常にいい学生を受け入れたと思います。


〇湯浅 総会友(次年度 地区インターアクト委員長)
NPOの活動とロータリーの活動は何が違うか?というと、日田RCの活動や他地区の活動は世界に繋がっています。逆に私達も、世界の活動を知る事が出来ます。今度、中津でインターアクトの大会があります。インターアクトを行っている21校150名程集まって「お掃除キャラバン」をします。何故、この様なことをするのか?1つの行動が世界と繋がっていることがロータリーの価値だということを子供たちにも教えたいし、協議会の中でも話をしてきました。

会長の時間34 平成29年4月19日(水)

2017年04月19日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄

今月はロータリーでは母子健康月間になっていますが、今日は高齢者の健康について話をします。昭和36年国民皆年金制度が開始された時は、日本は高度経済成長が始まり、人口構成もピラミッド型で、55歳定年当時平均寿命は70歳で、15年くらいの年金支給を予定していたようです。現在は65歳以上の高齢者の割合が26%、平均寿命は男性で80.1歳、女性で87.1歳と世界一の長寿国になっています。これは日本が豊かで安全な国であること、そして医療水準が高いことを表していますが、一方社会保障システムの維持が問題となっています。そこで高齢者は、身体機能と認知機能の低下を防ぎ健康寿命を延ばし、働けるうちは働くことが求められています。健康長寿のために必要なことは、一つに運動、二つ目はたんぱく質を多く含む充分な栄養摂取、三つ目に社会参加だそうです。
整形外科ではバランス能力の維持のための片足立ち(片足立ちで左右各1分間ずつ1日3回)と下肢の筋力をつけるためのスクワット1セット5~6回を1日3回することを勧めています。

花見例会に米山奨学生を迎え

2017年04月12日

日田RCが初めて世話クラブとなり米山奨学生を受け入れました。4月12日に開かれた花見例会に奨学生の金君を迎え奨学金を手渡し交流を深めました。

会長の時間33 平成29年4月12日(水)

2017年04月12日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 親睦委員会の皆様には、花見会場の下見から今日の設営まで大変お世話になりました。桜の方は、今年の天候不順のせいで丁度咲き初めで、1週後くらいに満開になると思います。この桜並木は、中野川の改修工事で植えられましたので、30年以上は経っていると思います。平成4年の台風で根こそぎやられた木は、植えかえられました。
 桜が咲くと、心が浮き立ち、歌にも

  世の中にたえて桜のなかりせば
       春の心はのどけからまし
 (古今和歌集 在原業平)

      と読まれていますが、一方年を取ってくると

  死にじたくいたせいたせと桜かな (一茶)

の心境にもなりま

地区大会報告

2017年04月05日

地区大会報告


○諌山高之会友
 指導者育成セミナーへ参加してきました。

○原 道子会友
米山奨学・インターアクト・ローターアクトで「マイシューズ」を贈ろうという話を聞いて、大変だなというのが率直な感想です。色々な所へ贈りたいという事で、シューズを洗って干して、乾燥まで行っているとのこと。会友にクリーニングを営んでいる方がいて、その方から乾燥の仕方を伝授してもらい、きれいなままミャンマー等の国へ送っている事が心に残りました。私達の所にもインタークラブがあるので、私達日田RCでバックアップできる事業を行って行けたらと思いました。

○吉冨今日子会友
お話することは、全て原先輩からお話頂きました。私が一番印象に残った事は、功能会長の素敵な笑顔です。あの笑顔は一生忘れません。また、友愛広場という所でかなり人が込んでいた所、諌山会友が走って行ってど真ん中に席を陣取ってくれたことに感謝します。

○湯浅 総会友
大分舞鶴高校の生徒さん達は、例会も毎月1回行っています。藤蔭高校のインターアクトは例会が行われていません。来年度でも、例会を復活させてその例会には大人達が来て、子供達の為にも社長や医者等の話を聞く場を設けて行きたいと考えています。
 
○中西 浩会友
今年の地区大会は、前田ガバナーの所属クラブである大分キャピタルロータリークラブがホストクラブでした。会場に着いてまず印象的だったのが、ステージの作りでした。ロータリーマークやロゴがデザインされた衝立状のものが設置され、いつも以上に感じの良いステージに仕上がっていたと思います。後で、大分キャピタルRCの会員に聞いたのですが、そのステージも、司会進行のプロの方も、ソングリーダーのソプラノ歌手の方も、皆会友だとのことで、ステージの衝立もそれほど予算を掛けずに手作りで作ったそうです。地区大会の目玉である講演も、ジャパネットたかたの高田さんでとても面白い話でした。更に、地区大会最大の目的である、懇親・交流ですが、今年はまず、日田クラブの会員同士での懇親会で交流を深めとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。最後は、地区の方とも久しぶりに交流し、少しだけ深酒をしてしまいました。次は、今週末の地区研修協議会です。これは次年度の勉強会で地区大会とは全く違う内容ですが、参加会友の皆さん宜しくお願いします。

○井上太香美幹事
ジャパネットたかたの前社長・高田明さんの講演で印象に残ったことは、「過去のことは振り返るな」「将来のことは考えるな・不安がるな」「大事なことは今、生きているこの瞬間・時間が大切なのではないか」という言葉が、非常に印象的でした。

会長の時間32 平成29年4月5日(水)

2017年04月05日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 地区大会が3月25日に大分でありました。全登録者は1256人で、当クラブからは14名が会議と、その後行われたRI会長代理晩さん会に出席しました。終了後、3名が日田に帰りましたので、11名で2次会に行きました。後ほど出席者からそれぞれ報告がありますので、私からは印象に残った数点について話したいと思います。本会議の中で、青少年活動報告がインターアクト、ローターアクト、米山奨学生からそれぞれありましたが、インターアクトの舞鶴高校の生徒さんのプレゼンテーションが、二人での掛けあいなど工夫していて大変良かったです。各種表彰では原先生が永年在籍40年、佐藤武朗先生が永年皆勤40年で表彰されました。ホームクラブ出席率優秀クラブ表彰では、日田中央R.C.が5位で表彰されました。日田R.C.は以前はいつも表彰されていたそうですが、出席率向上に来年度は頑張ってもらいたいと思います。レンブラントホテルで行われた晩さん会では、ふぐ刺しが出ましたが、調理人6名で朝からさばいたとの事です。地区大会にはたくさんの方が参加したら良いと思いました。

6月の例会

2017年04月05日

・6月 7日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 梅木自敬氏
・6月14日(水)
献血例会
・6月21日(水)
家族会 18時30分〜 亀山亭
・6月28日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
最終例会

5月の例会

2017年04月05日

・5月10日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
里山散策報告
・5月17日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 日田市教育長
・5月24日(水)午後0時30分 職場例会
職場例会 日田木材協同組合
・5月31日(水) 休会

会長の時間31 平成29年3月29日(水)

2017年03月29日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 3月29日は青少年奉仕委員会により、小学生の里山散策がありました。肌寒い中、10時より昼食をはさみ午後3時まで行われました。子供さんにとっては、こういう自然に触れる機会が減っている中、大変貴重な経験ができたと思います。必ず成人してからも、この体験の思い出が残り、何らかの成長の糧になるのではないかと思いました。
 ご協力いただいた会員の皆様、山の準備等大変なご助力をいただいた織田会友、講師の日隈さん、藤蔭高校のインターアクトクラブの皆さん、大変ありがとうございました。

4月の例会

2017年03月17日

・4月 5日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
地区大会報告
・4月12日(水)午後6時30分 日田市の功能整形外科
花見例会
・4月19日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
地区協議会報告
・4月29日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 大分県西部保健所 所長 池邉淑子氏

NPO特定非営利活動法人 ひた水環境ネットワークセンター  理事長 園田 匠様(日田中央RC)

2017年03月15日

NPO特定非営利活動法人
ひた水環境ネットワークセンター
 理事長 園田 匠様(日田中央RC)


○自己紹介
生年月日;昭和40年5月13日生まれ 51歳
勤務先 不二水道株式会社
職 歴 ◇NJS 日本上下水道設計㈱ 入社
    ◇NIC 日新技術コンサルタント出向
    ◇NJS・NIC退社
    ◇不二水道株式会社 入社(平成10年4月)
    ◇2000年(平成12年)日田JC入会 
        ※ひた水環境ネットワークセンター入会
    ◇不二水道株式会社 代表取締役社長就任(平成19年7月)
2007年(平成19年) 日田中央ロータリークラブ入会
2010年(平成22年) ひた水環境ネットワークセンター理事長
          現在に至る
1、ひた水環境ネットワークセンターとは
 ○水郷(すいきょう)日田と三隈川(筑後川)
 ※「水郷日田の源流を巡る」日田市立博物館企画展~5月7日(日)まで
 ○まちづくり 水環境再生の応援団
2、ひた水環境ネットワークセンターのこれまでの活動
1)リバーフェスタINみくま川
 ・親水イベント(水環境活動 → 環境教育)楽しい汗
 ・若者たちの結集(まちづくり、ひとづくり、若者・子供・大人が育つ)
2)台霧の瀬づくりプロジェクト
 ・みんなで創造・夢ある空間・みんなが水辺に集える空間
 ・自然を体験できる空間・三隈川全体で連続性のある空間
  ※測量;日田林工・土木科
  ※設計・施工;ひた水環境ネットワークセンター
3)洗濯キャラバン
 ・せっけんと合成洗剤の比較実験隊
  「せっけんと合成洗剤の違い」
 ・暮らしの中でのさまざまな洗濯・提案
 ・創立20周年記念DVD「せんたくキャラバン2 概要版」
4)「水郷ひた・小水路」マップ作成
 水郷ひたの小水路・小ヶ瀬井路見学会
5)子ども環境バスツアー
 ・上流~下流 筑後川流域の連携
 ・川の役目、利活用、河口付近のゴミ → 上流の大切さ
 ・自分たちで出来る環境活動
6)庄手川クリーンアップ大作戦!
 ・河川協力団体認定
 ・外来水草除去作業企画運営
 ・地元自治会、PTA、企業団体参加
7)水郷ひたの清流復活運動
 ・水郷(すいきょう)日田の誇りにかけての運動
 ・単なる水くれ運動(地域エゴ)ではなく、個人の消費生活等
  これからの生き方を考えるモラル運動として
 ・国土交通省も住民も関係者もみんなが喜んだ→
            全国を変えた→住民の自慢
 ・三隈川の水量増加推進実行委員会
    →10年後の見直し→水郷ひた再生委員会
 ・平成28年11月19日「清流復活市民大会2016」開催
  約1000名来場
8)「未来へつなごう!!豊かな水環境上流ネット」の活動
 ・筑後川上流域の連携 日田市・玖珠町・九重町
 ・各市民団体との情報交換
3、これからの「ひた水環境ネットワークセンター」
 ○まちづくりの応援団としての活動・継続
 ○筑後川流域との連携・継続・強化
 ○世代交代
 ○市民のみなさんと一緒に活動・そして啓蒙

会長の時間30 平成29年3月15日(水)

2017年03月15日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 3月はロータリーでは水と衛生の月間です。後ほど日田中央R.C.の園田会友から卓話があります。地球は水の星です。生命体が存在するためには水と酸素が必要です。地球の水のうち、海水が97.4% 淡水が2.58%であり、淡水のうち地下水と氷河が1.76%を占めていて、利用可能な水は全体の0.76%しかありません。水の利用状況は農業用水が7割、工業用水が2割、残りの1割が生活用水です。ところでバーチャルウオーター、日本語で仮想水ということばを聞かれたことがありますでしょうか。これはロンドン大学のアンソニーアラン氏が提唱した概念で、食料を輸入している国において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。たとえば1kgのとうもろこしを生産するには900Lの水が必要であり、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg生産するにはその約20,000倍の水が必要というものです。日本は食料輸入国ですので大量の水を消費している事になります。水は貴重な資源であり、これから水の再利用、海水の淡水化等の方策を考えなければなりません。

新会員研修会を終えて ロータリー情報委員長 織田 莊太郎

2017年03月08日



ロータリー情報委員長 織田 莊太郎
 3月1日の夕方より亀山亭ホテルで新会員研修会を実施しました。出席者は新会員がほぼ全員の12名、パスト会長が9名、主催者側が会長幹事外4名の合計25名と多数の参加者でした。最近心配している出席率の低迷もこれであれば大丈夫だと確信しました。
 研修会は会長挨拶に始まり、新会員の自己紹介と続きますが、新会員の方々の1分間スピーチが大変上手で、さすがに若き有能な経営者であると感心しました。
講義は都合により、佐竹会友、草野会友、武内会友の順に行われました。




佐竹会友
 父の代わりに入会させられ1年間は仕事も忙しく出席率も半分であったが先輩の言葉に発奮し、それからは28年間100%を続けている。また地区の役員に任じられてからは益々知り合いも広がり親睦も深めることが出来た。



草野会友 
 31才で帰ってくるまで日田に知り合いは居なかったが、父親にロータリーに連れて行かれそのまま入らされて、使われ錬われながらロータリーを通じ知り合いを広めて行くことができた。誠実に仕事をすることが職業奉仕そのものである。





武内会友 
 高校時代、自転車旅行の行く先々でロータリアンに助けられて自分は絶対日田ロータリーに入るぞと心に誓った。自分の会長時代に入会した若手のサークルに今も招かれ親睦を深めている。

 3人の先輩講師は、それぞれに自分の実のあるロータリー人生を語ってくれました。
 知り合いを広め、親睦を深め、そして誠実に仕事をすること、これで真のロータリアンになれると教えられました。
 其の後、研修会最高のイベントである親睦会を、平野会友の乾杯で開始し、吉野会友の打ち込みで閉幕しました。親睦会では新旧交互に席に着いて親睦の実践に励んで貰いました。
 今回主催して感じたことは、心を込めて案内をすれば、皆さんもそれに応えてくれるし、またそうなれば益々楽しい会にしたいと頑張ることができる。
 この心の歯車こそ、ロータリーそのものではないではなかろうかと一寸感じました。

会員卓話 創立記念例会

2017年03月08日

創立記念例会
一ノ宮 増次 会友

 創立記念にあたり、平野会友より卓話の依頼があり、一度はお断りしましたが、どうしてもと言われ引き受けました。皆さんが満足する話が出来るかどうか分かりませんが、入会してからの思い出の話を掻い摘んで話したいと思います。
 平成元年、原先生と大塚会友の紹介で入会しました。当時の会長は、諌山工務所の青柳さんでした。地区大会等には、積極的に参加しました。5年後、創立30周年があり(今日、記念誌を持ってきましたので回します。懐かしい方々が載っています。)、記念事業は総合体育館前に記念植樹をしたと記憶しています。当時は、会長がサンホテルの財津さんでした。その前が、城東綿業の高倉さんでしたが、途中で体調を崩されたので、財津さんが1年以上会長を務められました。大変だったと思います。平成7年に日田木材の足立盛義さんより電話があり、話があるので亀山亭の喫茶に来いと言われ、会いに行きました。すると、唐突に「お前、幹事やれ」との命令です。まだ、入会6年ですと断ると「大丈夫。問題があれば俺が責任取るから」と言われ、仕方なく引き受けました。大変でしたが、勉強になりました。何も分からなかったから良かったのかも知れません。
 そして平成19年に会長職を引き受け、幹事に宮崎先生にお願いし、先生は医者の傍ら忙しいのに大変迷惑を掛けました。当時のガバナーは、杉谷さんで私に「悪ごろ」のあだ名を付けて下さいました。大変懐かしく楽しい30年でした。会員皆とともに、個性の強い方々で、私が本日ここまでやれているのも、諸先輩方のお陰と感謝しています。
 昔から「出る杭は打たれる」「長いものに巻かれよ」「襟見て話せ」ということを、勉強させられました。だから私は、出る杭になり長いものに巻かれません。




草野 義輔会友
 ガバナー補佐をした時は、年4回各クラブを回らねばなりませんでした。自分のクラブもあり、また他のクラブも回らねばならず結構大変でした。例会のルールはどのクラブも一緒ですが、中津RCは1時間きっちりと使われます。ある卓話者が15分残して終わった際、その後会長が残りの15分を使っていました。執行部が、昔ながらの習慣を身に付けて、会の運営に緊張感を持っている印象を受けました。



佐竹 享会友
 私のスポンサーは、足立盛義さんでした。思い出として、夜間例会の時に一緒の卓になった足立さんの席だけ鉢盛りを取っていました。周りの卓は味噌汁とお酒のみで、かなり気兼ねした記憶があります。また、博打も好きで、勝ったお金で近所の屋敷を買ったとかあらぬ噂の絶えない方でしたが、その反面夜間例会の2次会では、出席者全員の費用を払ってくれたり豪快な方でもありました。

会長の時間29 平成29年3月8日(水)

2017年03月08日

日田ロータリークラブ会長 功能重雄
 日曜日はゴルフ場にいましたが、スギ花粉はあまり飛んでいないようでした。ところで近年、果物アレルギーが増加傾向にあるとの事です。花粉症のある患者さんで、なまで果物を食べたときに、口の中のかゆみやイガイガ感を感じる方がいます。アレルギーは、原因となる物質これをアレルゲンと言いますが、これに対する体の反応による症状です。花粉のアレルゲンと果物のアレルゲンがある程度似ているため、花粉症がある患者さんは花粉のたんぱく質に似たたんぱく質を持つ果物を食べると、症状が出るようです。たとえばヒノキ科のスギ花粉と似たたんぱく質がナス科のトマトに、又イネ科の雑草とかキク科のブタクサの花粉とウリ科のメロン、スイカが似たたんぱく質を持っています。果物アレルギーは生で食べるときだけ口の中で症状が起こり、加熱されたジュースやジャムは問題なく摂ることができます。
 余談 医者になり立ての頃の思い出話ですが、先輩がミニブタの子供を6匹位購入していて、ステロイドホルモンを毎日注射して、骨の病気のモデルを作るように指示されました。動物実験施設に行ったら部屋の中に放し飼いでした。瓜坊を思い描いてもらったらいいのですが、3人がかりで捕まえるのに一苦労し、注射をすると暴れて針が折れ曲がって液を入れららず、1回であきらめました。

外部卓話 西岸寺住職 五和保育園園長 櫻木 証氏

2017年03月01日

西岸寺住職 五和保育園園長
      櫻木 証氏

平野会友よりご紹介
 昭和42年生まれの49歳。昭和61年に福岡県八女高等学校を卒業される。平成2年に浄土真宗大谷大学真宗学科を卒業され、平成3年から11年まで東本願寺に勤め、平成5年に西岸寺さんの養子になられ今日に至る。
 

櫻木 証氏より
 「宗教」という言葉が一般的に使われるようになったのは、明治以降になります。江戸時代はそもそも宗教という言葉は出てきませんでした。明治政府になり欧州との関わりが多くなってきたので、キリスト教など色々な考え方もいいですよということになり、それを纏める言葉がいるということで、「宗教」に纏められた経緯があります。当時の国語学者が色々知恵を出しましたが、合う言葉がなかったので英語の「レデイジョン」という言葉が「宗教」と訳されることになります。(再び結合する)という意味で、英語ですのでキリスト教圏の話になり、神との再結合ということになって来ますが、そうなると仏教は神を持たないので、宗教ではないとの議論が起こりました。しかし、宗教の中に仏教が入ったのは、実は「レデイジョン」の語源が、「自ら再び注意を持って見つめなおす」ことから、仏教も宗教に入ることになります。
 仏教を学ぶ場所は、東本願寺の場合は大谷大学。西本願寺は龍谷大学が代表的な大学になります。東京大学で仏教を学ぼうとすると、文学部インド哲学科になります。仏教をインド哲学として捉えているのが東京大学の立場になります。哲学というとインドの哲学になりますので、哲学とは乱暴な言い方をすれば、「深い考え方」となります。例えばイチロー選手の野球哲学は、イチロー選手の野球に対して深く考えたものになります。インド哲学になりますと、1600年前に生まれたお釈迦様がいます。ネパールのルンビニーというところで生まれます。そこで話をされるのが35歳から80歳までの45年間。この間、何語で話されたかは記録に残っていません。サンスクリット語であれば、今日までその話の内容が伝わってきています。このお釈迦様の話の内容が、南に伝わるのを「南伝仏教」といいます。オレンジの衣をまとった僧侶がいて、タイ・スリランカ・ミャンマー・ベトナムがその地域です。日本は「北伝仏教」になります。北は、アフガニスタン・パキスタン地域でアフガニスタン中央部のバーミヤンという場所で初めて仏像が出来ます。仏像は、西のギリシア彫刻の文化と下から上がってきた仏教の文化が融合して仏像が出来ました。その教えと仏像がシルクロードを通って長安へ伝わります。長安の皇帝は経典を読みたいということで、漢字に訳させ、今我々が見ているお経はその時に訳されたものです。
 京都東本願寺は8,700寺、西本願寺は11,000寺あると言われています。東西本願寺は明治以降色々な活動をして来ますが、明治政府になった時欧州の影響を受けましたので、政府から議会制度を視察に行くよう言われます。明治15年ごろ東西本願寺は、留学生を出して学んできます。一番最初に議会を開いたのが、西本願寺で明治17年ごろ2つの議会を開いています。それを参考にして大日本帝国議会が明治23年に開かれ、遅れること明治30年に東本願寺が議会を開いています。当時の東西本願寺は明治政府と強い結びつきを持っていた事が分かります。
 数年前、心を痛む事件で少年が祖父を刺殺した事件がありました。逃亡に逃亡を重ね、結局兵庫県で補導されましたが、所持品はわずか200円と遊戯王カードだったそうです。少年の心は計れませんが、私たちは「何を持つか」を考えた時、何が一番良いのかを思わざるをえません。それぞれ持ち物があると思いますが、残念ながら私達が身につけたものは、いつか手放さなければならないものばかりです。お釈迦様が仰るには、「考え方と言葉を大事にしなさい」と説かれています。仏教の「大丈夫」という言葉を大事にして、仮に失敗しても大丈夫と励まして行く事が大事なのでは思います。

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