会長の時間

2022年

会長の時間18

2022年12月14日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、11日(日曜日)に行われました、こども食堂ハッピータイムでのクリスマス会の報告と、本日行われますクラブ協議会についてお話ししたいと思います。

 本年度の地区補助金を活用した社会奉仕事業「こども食堂ハッピータイム支援事業」は、エアコン設備設置工事、案内看板設置、横断幕設置、そしてイベント協賛事業となっており、すでにエアコン設置、案内看板・横断幕設置については完了し、贈呈式を済ませたところですが、イベント協賛事業はコロナ禍の中で未達成でありました。

 このためハッピータイムさんと、イベント実施について協議を進めてまいりましたが、

去る12月11日の日曜日にクリスマス会を開くこととなり、日田ロータリークラブも協賛させていただくことになりました。

 当日は、膳所ガバナーエレクトをはじめ、財団委員長の織田会友、次年度幹事の一ノ宮会友、そして中西会報編集委員長のご協力の下、私がサンタのコスチュームを着て会場で子供たちに心ばかりのプレゼントを配らせていただきました。

 会場には、乳幼児から中学生まで25~6人の子どもさんが参加されており、保護者やボランティアスタッフを含め40名近くになっていました。

 サンタのコスチュームは思いのほか子どもたちに『大うけ』で、皆とハイタッチしたり、記念写真を撮るなど、短時間ではありましたが、大いに盛り上がりました。

 これで、一連の事業が終了しましたので、実績報告書を出すことができます。

 ご協力いただきました会友の皆さんに深くお礼申し上げます。

 さて、本日はこの後、クラブ協議会を開いていただくことになっています。

 今回のクラブ協議会では、年次目標に向けた前半の進捗状況と後半の活動計画を協議していただくことになります。

 また、来年1月18日(水)には、ガバナー公式訪問が予定されています。

 当日の準備等に若干名、実行委員としてご協力いただきたいと思っています。

 接客や、駐車場、会場準備など担当委員会を理事会にて決定いたしましたので、それぞれの委員会では、協力いただける会員の人選をお願いいたします。

 クラブ協議会終了後は、大委員長より担当部門の「前半の進捗状況と今後の計画」について簡潔に報告してもらうこととなっています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間17

2022年12月07日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

 12月は、ロータリーの「疾病予防と治療月間」です。

これに因みまして、本日は日田市社会福祉協議会職員で健康運動実践指導者であります「新川美奈子」様に我々の健康保持のための卓話をお願いいたしております。

疾病予防は平常の健康管理から始まります。卓話を楽しみにしています。

今月の堀川ガバナーの月信でも「世界で数百万人が病気によって苦しみ、貧困を強いられています。ロータリーが疾病の予防と治療に力を注ぐのは、このためです。」と述べられています。そして「病気は何もせずに予防できるものではありません。命にかかわる病気の蔓延を食いとめ、予防を徹底させるために、私たちロータリー会員は、医療従事者への研修、病気や衛生習慣に関する市民への指導など、世界で毎日、数百ものプロジェクトを実施しています。」と述べられています。

先日行われましたポリオ根絶街頭募金活動もこれらプロジェクトの一環であろうと考えています。

WHOによって発表された「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の対象も、ポリオウイルスと新型コロナウイルス感染症とされているそうです。

今後も、ポリオ根絶に向け活動を進めることが重要です。

さらに今、ウクライナではロシアの軍事行為による人道的危機が起きています。

この地域に対するロータリーの医療支援活動のニュースが二つ、マイロータリーで閲覧できましたので、紹介いたしたいと思います。

一つが、ロータリーとUkraine Friends との合同による救急車プロジェクトです。

両団体が30万米ドルずつ寄付して救急車を40台確保し、ウクライナとスロバキアのロータリー地区が引き渡しの手配を行ったそうです。

これらの救急車には酸素ボンベ、除細動器、心電図検査機、人工呼吸器といった医療機器が備わっており、Ukraine Friendsが運転手を確保、ロータリー第2232地区(ウクライナとベラルーシ)が燃料を購入し、40台の救急車のうちチェコ共和国とスロバキアのロータリークラブが購入した18台は民間使用を目的にウクライナ保健省に、Ukraine Friendsが提供した22台はウクライナ領土防衛隊に寄贈されたとのことでした。

もう一つのニュースは、中・北米、アルゼンチン、ヨーロッパのロータリー会員が、米国のウクライナ人医師会との協力や、自らのネットワークを駆使し、医療物資100トンを収集したというものです。これらの物資は、2機の貨物輸送機でシカゴからヨーロッパに運ばれ、現地で最も必要とされる物資を特定するため、ロータリー会員が病院と毎日連絡を取り合い、提供しているとのことです。

このほか、シカゴ近郊の病院が救急車1台を寄贈したり、米国メーン州のロータリアンが爆弾金属片による負傷者のための可動式X線装置を確保し、これらの物資が北米ウクライナ医師会が運営する倉庫に次々に集まっているとのことです。

さらに、これらの物資の整理と仕分け、梱包、発送もロータリーのボランティアが行っているそうです。

 本当に、世界のロータリアンたちの活動に頭が下がる思いです。

 私たち個人は大きなことはできませんが、皆が力を合わせればこんなに素晴らしいプロジェクトも進めることができるんだと、ロータリーのすごさを改めて実感したところです。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間16

2022年11月16日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、11月のガバナー月信からお話ししたいと思います。

 11月は、ロータリー財団月間ということで、冒頭にロータリー財団についてコメントがありました。

 これについては、後ほど織田財団委員長より卓話が予定されていますので省略させていただきます。

 次に、10月8~9日に熊本市で行われましたロータリー・リーダーシップ研究会

(RLI)パートⅠについての報告がありました。

 今回のパートⅠでは、6セッションを1日目に4セッション、2日目に2セッションというスケジュールにて行われ、2日間の長丁場でもあり最終的に終了証を受けられた会員は72名中56名であったとのことです。

 日田クラブからも、一ノ宮勝己会友と小ケ内聡行会友が参加され、佐竹享会友がDL(ディスカッション・リーダー)として参加されています。

 この研修は、クラブの将来のリーダーを育てるという目的と合わせ、新会員には他クラブの会員と意見交換することにより、より広い視野を持った会員に育てることができるとされています。

 来年2月25日(土)には、パートⅡとして大分のホルトホール大分にて開催される予定となっており、今回参加できなかった会員もぜひ参加してほしいとのコメントがありました。

 また、先に打診のあっておりました台湾3523地区との交流について、地区内の13クラブが交流を希望するとの意向があり、11月中旬に3523地区より、熊本に10名程度で来訪される予定があり、11月15日には懇親会を予定してあるとの報告もありました。

 ガバナー月信には、地区やRIなどの最新情報が盛り沢山ですので、暇があればぜひご覧ください。

 また、地区ホームページでは10月23日、熊本で開催されました「世界ポリオデー」街頭募金活動の報告もありました。

 サクラマチ熊本の横に併設された「熊本マチナカ音楽祭」会場にて堀川ガバナーのあいさつの後、おそろいの真っ赤なTシャツを着て募金活動を行い、九州4地区で活動を開催した2700地区(福岡)や2740地区(佐賀・長崎)からも、それぞれ担当の部門長が参加されるなど、総勢300名の会員、ファミリーなどにより募金活動が行われたそうです。

 2時間での募金額は、401,780円で、参加された会員の皆さんや、8月から諸準備を重ねてきた実行委員会の皆さんに感謝の言葉があり、「ロータリーの理解と奉仕の原点がここにあったと感動した」と報告されていました。

我々の地域でも、同日、総勢31名のロータリアン、ローターアクトの皆さんのご協力を頂き募金活動を行うことができ、10万5千円以上のご寄付を頂いたことは大きな意味を持つと改めて皆さんに感謝申し上げ、会長の時間を終わります。

ありがとうございました。

 

会長の時間15

2022年11月09日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

本日の会長の時間は、11月6日に日田市民文化会館パトリアで執り行われました

「日田ライオンズクラブ65周年記念大会」についてご報告いたします。

 日田ライオンズクラブは、1957年(昭和32年)7月7日、久留米ライオンズクラブのスポンサーにより九州で4番目、県下では最初に結成されたクラブで、以来65周年を迎えたとのことでした。

 これまでに3名のガバナーを輩出され、今年度も杉野恭市氏がガバナーを務める歴史と伝統のあるクラブだと、祝辞の中で紹介されました。

 式典は、坂田光寿会長の開会宣言・開会ゴングで始まり、大韓民国国歌並びに日本国国歌斉唱、物故者黙祷に続き、来賓、地区役員、そして参加ブラザークラブなどの紹介があり、その後に竹井信之大会実行委員長による歓迎の言葉、坂田会長による大会会長挨拶と続きました。祝辞は、杉野恭市ガバナーに続き大分県知事代理で吉田副知事、日田市長、日田商工会議所会頭、そしてスポンサークラブ、姉妹クラブの会長がそれぞれ祝辞を述べられました。

 記念事業は、日田市へ日田駅北側広場記念樹・サークルベンチ寄贈、ライオンズ大分県・アイ・腎バンク協力会へ金一封、LCIF基金へ献金2000ドル、そして日田少年少女合唱団、日田市柔道連盟・少年部、日田市サッカー協会・少年部、日田市ソフトテニス協会・少年部の4団体へ金一封、ウクライナ人道支援 金一封と紹介され、それぞれの団体に目録が贈呈されました。

引き続いて功労者表彰、5年間会長表彰などが行われ、式典が終了いたしました。

式典所要時間は、丁度1時間30分でした。後で聞きましたら、リハーサルでは1時間10分程度だったとのことですから、本番では少し時間が掛かったとのことでした。

 当日、配布された大会冊子は65周年記念誌との合同版で、日田ライオンズクラブの「65年の歩み」や「アクティビティ」が写真付きで紹介されており、後日に別途記念冊子を作るよりも合理的だなと感じました。

 また、参加者へのお土産は、日田の地元3酒造(井上酒造・クンチョウ酒造・老松酒造)のお酒3本セットで、日田市の観光パンフレットやマスクもなども同封されていました。これも、小粋な企画だと思いました。

 大会の最後には、ガバナー輩出地で行われるライオンズクラブ国際協会337-B地区年次大会の案内を、壇上で横断幕を使い周知していました。

 17:30分からは会場をサッポロビール九州日田工場日田森のビール園に移して、祝宴が行われました。焼き肉の食べ放題となっていました。

 参加者が多く、材料はセルフになっていましたので、食材コーナーは長蛇の列でしたが、十分にビールもお肉も頂きました。

 今回の日田ライオンズクラブ結成65周年記念大会は、次年度に60周年式典を迎える我がクラブにとっても参考になることが多かったと思っています。

 今回の各種資料は、実行委員会に全て提供いたすことにしています。

 会長の時間を終わります。

 

会長の時間14

2022年11月02日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

先ほど、結婚記念日のお祝いご披露いただきましてありがとうございます。

今日は、我が家の会員増強についてお話いたします。

私が結婚いたしましたのは昭和48年11月2日、今年で49年を迎えました。

私が大学在学中は、70年安保闘争末期で2年時には半年以上大学が封鎖される混乱期でした。

 学校に行きたくても行けない状態の中で、下宿と雀荘を往復する自堕落な生活を送り、気が付けば就職戦線にも乗り遅れる事態となり、昭和47年3月、父親の求めるままに自宅に帰り、市役所に臨時職員として勤務させてもらいました。

 そして、その年の職員採用試験を受け、翌年7月に正式採用となりました。

 そして、同年11月に、高校時代より交際中であった家内と結婚いたしました。

 職員になりたてホヤホヤなのに、よくまあ結婚なんかできたものだと、今考えれば恥ずかしいばかりですが、父親は早く結婚させて、ふらふらしていた私の身を落ち着かそうと思ったようです。そのため、費用は親の丸抱えでした。

この時が、私の家族増強第1号です。

 結婚して翌年には、どういう訳か職場が人事・給与担当部署に異動になりました。

職員の顔も名前も何もわからない中で、右往左往する毎日でしたが、不思議なことに

その年の年末には、なんと長女が誕生いたしました。25歳のことです。

これが、我が家の会員増強第2号です。

 総務課職員係には6年在職しました。その間には直属の係長が病気療養で長期の休暇を取るなどもあり、ほとんど毎日のように残業もあり、私にとっては、これまでで一番仕事をした時期だったと思っています。もちろん、残業のない日もありますが、その時は行きつけの雀荘にこもる生活でした。

毎日、深夜にしか家に帰らないにもかかわらず、この6年間に、次女、長男を授かりました。3号、4号です。

当時は、子どもの世話は家内任せで、いい加減な父親でしたので、今でも家内には頭が上がりません。

長女が小学校に上がるころ、麻雀、タバコから足を洗い、心を入れ替えて、私としてはまじめな生活に努めました。ただ、両親や家内は満足しているようには見えませんでした。

子どもが成長し、いずれも晩婚でしたが、長女、次女、長男の順でそれぞれ家庭を持つことができました。一挙に、家族が増えましたが、なかなか子宝に恵まれず、平成27年、一番最後に結婚した長男に娘が誕生しました。私が65歳の時でした。

次の年に、長女に男の子と女の子の双子が誕生し、その2年後には、ほとんど諦めかけていた次女にも女の子を授かり、4年間に孫が4人も誕生するという大増強になりました。

自分の子どもの育児は殆どしなかった私ですが、65歳を過ぎて授かった孫たちには、優しいおじいちゃんでいようと思っています。

そして、先日、ついに長男に男の子が誕生しました。子供たちも高齢となり、私も今年73歳になりましたので、たぶん最後の孫になると思います。

孫たちの健やかな成長を願いながら、我が家の会員増強は概ね達成できたと、安心しています。

会長の時間を終わります。

会長の時間13

2022年10月26日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 10月23日に行いました「世界ポリオデー」街頭募金活動につきましては、たくさんの会員の皆さんにご参加いただき、何とか所期の目的を達成することができました。本当にありがとうございました。

また、会員ご本人が参加できないからと、代わりに奥様が参加してくださった会員もおられ、感謝に堪えません。

もともと10月は何かと行事も多く、当日もスポーツイベントや文化芸能行事等も行われており、条件的には絶好とは言えない日程でした。

会場も、当初日田駅近隣の大型店にお願いをいたしましたが、ご協力が得られず、日程的に余裕がなく、駅前広場を一つの募金会場といたしましたが、心配した通りたくさんの人出は見られませんでした。しかしながら、会員の皆さんの事前のご周知により、

ご家族やご友人などが募金においでいただき、思った以上に募金額が集まりました。

 ゆめマート日田会場でも、買い物客の皆さんの積極的なご協力を頂き、たくさんの方々に募金を頂きました。

 当日、街頭にて募金を頂いた額は、日田駅前広場会場で69,677円+ペットボトル2本分の1円硬貨、ゆめマート日田会場で、36,202円で、総額105,879円+αでした。

 この募金額は、日田RCと日田中央RC、日田中央RACで、4:4:2に案分し、

それぞれのクラブ内で集めた募金額と合算し、ポリオ基金に送金いたすこととなっています。

 日田クラブの割り振り額は、42,351円+αとなります。

 日田クラブでは、10月12日の夜間例会時に56,200円、10月19日の例会時に7,000円のクラブ内募金を頂いていましたので、総額105,551円+αを送金いたす予定です。

 なお、今回の街頭募金活動に当たっては、チラシ1000部、ポスター30枚の作成、募金箱4箱購入も致しました。この経費負担については、日田中央RCと協議してまいりたいと思っています。

 また、後ほど社会奉仕委員長よりお願いがあろうかと思いますが、今週の土曜日29日はフードドライブが行われます。

 これにつきましても、皆さんのご協力をお願いいたします。

これで、会長の時間を終わります。

 

会長の時間12

2022年10月19日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

国際ロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長は、9月24日、ニューヨークで開催された「グローバルシチズン・フェスティバル」のメインステージに登場し、ポリオ根絶に対するロータリーの取組を紹介するとともに、根絶に向けてさらに1億5,000万米ドルを投入することを発表したそうです。

 そこで、今、各ロータリークラブではどんな取り組みをしているのか気になって、マイロータリーのショーケースから、世界のポリオ根絶プロジェクトをのぞいてみました。ごく最近のものではブラジルでのプロジェクトが多数紹介されており、その他では、アルゼンチンやフィリピン、ナイジェリア、ベネズエラ、エクアドルなどでの取り組みが目につきました。プロジェクトの内容は、街頭募金活動やパレード、保健衛生イベントなどが多いようでした。

 実施場所を日本に限ってみてみますと、大阪難波RCでは毎年、道頓堀界隈で街頭募金活動を行っているとの紹介がありました。最近の取組としては、9月18日に岩見沢RC・岩見沢東RC、栗沢RCの3クラブが合同で、岩見沢百餅祭ポリオ撲滅募金活動を行ったとの記事もありました。そのほか2730ジャパンカレントロータリーEクラブ

が、毎年、宮崎市と鹿児島市で募金活動を行っており、今はコロナ禍で大声での募金呼びかけができないことから、ポリオ根絶活動の動画を放映したり、リーフレットや風船を手渡したりなどの工夫を凝らしているなどの紹介もありました。

 しかし、全体的には日本でのポリオ根絶に関するプロジェクト紹介は少ないように感じました。

 今回、2720地区が熊本で行う街頭募金活動は、きっと大きなイベントとして紹介されることと思います。

 さらに、我々が日田市において計画している街頭募金活動もしっかり情報提供し、全国のロータリアンに注目してもらえるように、頑張りたいと思います。

 なお、大分市で計画されていた街頭募金活動は、クリアできない問題があり中止となったようで、そちらに参加予定であった藤蔭高校インターアクトクラブも、日田駅前での募金活動に参加することになったとのことです。

 また、この街頭募金活動に先立ち、先週の夜間例会にて会員募金をお願いいたしましたところ、56,200円の募金を頂きました。大変ありがとうございました。

 本日も、募金箱を回しますので先週お休みであった会友の皆さんには、ぜひともご協力くださいますようお願いいたします。

 もちろん、すでに募金された会友においても、再度の募金を頂けるようであれば大歓迎です。

 これで、会長の時間を終わります。ありがとうございました。

会長の時間11

2022年10月12日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、10月23日(日)に予定いたしております「世界ポリオデー」街頭募金活動についてお話いたします。

 皆さんのお手元に、両面刷りのチラシをお配りしているかと思いますので、そのチラシをご覧ください。

 今年度、2720地区ではポリオ根絶に向け、熊本市で大規模な街頭募金活動を行うことになっています。また、それぞれのクラブやグループにおいてもポリオ根絶に向け、行動を起こすことを求めています。

 このため、当クラブでも日田市内で日田中央RC、日田中央RACと共催で街頭募金活動を計画いたしました。

 募金会場は、日田駅南(駅前)広場が12:00~14:00、ゆめマート日田会場が12:00~15:00を予定いたしています。

 駅前広場は、14:30より他の団体がチラシ配布を行う予定があるようで、重複しないように時間調整をいたしたところです。

 後援を、日田市、KCVコミュニケーションズ、地元新聞社より頂きました。

 近日中に、皆さんへ担当会場の依頼を行いますので、よろしくお願いいたします。

また、各会場には、ポリオ根絶の幟(各3本)と日田RC、中央RCの幟やポリオ根絶のポスター掲示も行うことにしています。

 ただ、日曜日とはいえ、駅前に多数の人出が見込めるわけではありません。報道各社にも取材依頼を行いますので、募金者がごく少数ではアピール効果も期待できません。

ここはぜひ、会員の皆さんに全面的にご協力を頂いて、お子さんやお孫さんも含めご家族に募金においでいただけるようお願いいたします。また、ご友人や従業員の方々にもお声をかけていただければありがたいです。もちろん募金額は問いません。

また、今回の街頭募金活動に先駆け、本日及び来週の例会において会員の皆さんに募金をお願いいたしたいと思っています。後ほど各テーブルを社会奉仕委員が回りますのでご協力合わせてお願いいたします。

このような募金活動はあまり経験がございませんが、次年度、膳所ガバナー年度においてもポリオ根絶のビッグイベントを計画しているとお聞きいたしていますので、その第一ステップにしていきたいと思っています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

会長の時間を終わります。

会長の時間10

2022年10月05日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 10月は、ロータリー米山月間です。

これに因み、本日は出前セミナーとして米山記念奨学生「李 唯汀(イ ユジョン)」さんに、お越しいただいており、後ほど卓話をお願いいたしています。

今日の会長の時間は、卓話に先立ちまして、「公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会」についてお話しいたしたいと思います。

米山記念奨学会については毎年「豆辞典」が配布されますので、ほとんどの皆さんは詳しくご承知のことと思いますが、復習の意味でお聞きください。

米山記念奨学事業は、1952年、東京RCが発表した「米山基金」が始まりで、日本のロータリーの創始者である故・米山梅吉氏の生前の功績を讃え、後世まで残るような有益な事業を行いたいとの思いからとのことでした。

その後、1957年に新組織「ロータリー米山奨学委員会」を結成、1960年に「ロータリー米山記念奨学会」と改称、1967年には財団法人化、さらに2012年には公益財団法人となり、現在に至っています。

事業内容は、日本のロータリー全地区による国際奉仕事業で、日本で学ぶ外国人留学生に奨学金を支給し、支援することにより、日本と世界との平和の懸け橋になる人材を育てることで、これはロータリーの目指す『平和と国際理解の推進』そのものと位置付けられています。

奨学生の採用数は、地区割り当ての奨学生、海外学友会推薦奨学生、海外応募者対象奨学生を含め880人が全体枠とされています。

本年度の2720地区の割り当て数は17名で、昨年度より1名減となっています。

また、昨年度の事業費は約14億5千万円で、外国人留学生を対象とする民間奨学金では、国内最大規模となっているそうです。

事業の財源は殆どが寄付金で、普通寄付金と特別寄付金の2種類となっています。

普通寄付金は、各クラブが決定した金額を会員数分納入する寄付金で、全国平均は4,920円だそうです。因みに、日田クラブは会員一人当たり3000円となっています。

特別寄付金は、個人・法人・クラブからの任意の寄付で、ロータリアン以外からの寄付も受け付けているそうです。昨年度の個人会員寄付金の平均額は15,971円で、2720地区の平均額は10,013円、全国34地区の中で28番目に当たります。一昨年は31番目であったので、若干のアップとなっています。

これまでの米山奨学生の推移をみますと、ベスト5は中国、韓国、台湾、ベトナム、マレーシアで、特に中国からの奨学生数は7,978人と群を抜いています。

本年7月現在の奨学生数で見ますと、やはり中国がずば抜けて多いのですが、続いてベトナム、韓国、マレーシア、台湾となっており、ベトナム、マレーシアからの奨学生がかなり増加しています。また、モンゴルやネパールからの奨学生も近年大きく増加しつつあります。

そして、奨学生の地区割数を決める際にも、寄付金総額や個人平均寄付額、特別寄付者割合などを案分、加算することになっているようです。

この事業が、ロータリアンの手で支えられていることを改めて認識いたしました。

これらを踏まえて、イ ユジョンさんのお話を聞きたいと思っています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

会長の時間9

2022年09月28日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰 

本日の会長の時間は、世界ポリオデーについてお話します。

「ロータリー世界ポリオデー」は、10月24日です。

世界ポリオデーが近づく中、国際ロータリーから各種の情報や行動の呼びかけが沢山届いています。その一部をご紹介し、ポリオ根絶の重要性とロータリーが果たすべき役割について改めて考えたいと思います。

 皆さんご案内の通り、ロータリーは1985年にポリオプラスを立ち上げ、1988年からは世界保健機関(WHO)、米国疾病対策センター(CDC)、ユニセフ(国連児童基金)などとともに「世界ポリオ根絶推進活動」を主導してきました。

 以来、ポリオの発症数は99.9%減少し、ポリオ根絶は目前に迫っている現状ですが、本年8月末現在、アフガニスタン1例、パキスタン15例、モザンビーク5例の野生株ポリオ発症が確認されています。

 ポリオが地球上のどこかに存在する限り、それは世界全体にとって脅威となります。

ポリオを根絶し、ほかの国々をポリオフリー(ポリオのない状態)に保つことが重要です。そのためは、今後も「予防接種」や「サーベイランスの向上」、「保健従事者の雇用」などの活動が必要であり、この活動を支援する追加の資金が必要となります。

世界ポリオデーを通じ、ロータリーファミリーだけでなく、広く市民のサポートを呼びかける行動を起こしましょうと要請されています。

マイロータリーのポリオ根絶のサイトでは、ポリオを根絶する5つの理由が掲げられていました。

  • 生活の向上(ポリオ根絶活動のおかげで、身体マヒとならずにすんだ人は2000万人、命を落とすことのなかった人は150万人に上る。)
  • 未来への投資(ポリオが根絶されなければ今後10年間に、毎年20万人の子どもが身体マヒになる可能性がある。ポリオ根絶はすべての子どものための、より健康な世界を作ること。)
  • 子どもの健康を向上(ポリオ根絶のサーベイランス(監視)や予防接種活動において他の健康問題の検査も行われるため、いち早く疾病対応ができる。)
  • 医療費の削減(ポリオ根絶活動により、1988年以来270億ドル以上の医療費が節約され、2050年までにさらに140億ドルを節約できる。)
  • 歴史をつくる(ポリオが根絶されれば、天然痘に続いて2番目に根絶される疾病となり、歴史上で最も偉大な公共保健での達成の一つとなる。)

とのことです。

 2720地区でも、10月24日の世界ポリオデーに向けて、10月22日から23日に熊本市の花畑広場で行われる熊本マチナカ音楽祭との連携を図りながら、サクラマチプロムナードを中心にサンロード新市街・下通アーケードにて10月23日(日)にポリオ根絶募金活動を開催するそうです。そして、この取り組みに参加できないクラブについては、各クラブやグループにてポリオ根絶のための活動を実施してほしいとの案内を受けています。

 先日の理事会において、今回の熊本での募金活動には不参加とするが、日田クラブ独自での募金活動を社会奉仕委員会にて企画することになりました。できれば、直前の例会において、会員を対象とした募金活動もやりたいと思っています。

また、大分地区のみの募金活動の企画も検討されているとのことで、それ等を踏まえて、今後早急に具体的な対応を詰めてまいります。

 会友の皆さんの、全面的なご協力をお願いして会長の時間を終わります。

 

 

会長の時間8

2022年09月21日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰 

 

本日の会長の時間は、9月17日(土曜日)に行われました「別府ロータリークラブ創立70周年記念式典」について報告いたします。

 この式典については、8月理事会にて協議し、当クラブの50周年に別府ロータリークラブより12名の登録をいただいており、また当クラブの60周年式典を次年度に控えていることから数名程度の登録が望ましいとの判断から、次年度会長、幹事を中心に4名が参加いたしました。会場には膳所ガバナーエレクトもご来賓として出席されていました。

 式典会場は別府市公会堂で、この会場は70年前の昭和28年4月、チャーターナイトの会場ともなった、ゆかりの深い場所とのことでした。

 私の勉強不足で、別府ロータリークラブの歴史や伝統など何も知らずに参加いたしましたが、主催者のご挨拶や祝辞において、創立の経過や背景、活動の歴史などが披露されましたので、その一部をご紹介いたしたいと思います。

 クラブの創立は、大阪ロータリークラブと大分ロータリークラブがスポンサークラブとなって1952年(昭和27年)9月8日にRI加盟承認を受けたもので、戦後復帰後の新設クラブとしては大分で2番目、九州で8番目、全国で44番目に当たるとのことでした。

 大分RC杉原正春会長のお話によりますと、戦後間もないころ、大分の首藤定氏を中心とする「自由懇話会」と別府の亀の井ホテルに集う「木曜会」に、大阪RCのチャーターメンバーである星野行則氏が度々参加していたことから、首藤氏と星野氏が中心となって大分、別府合同のロータリークラブを作ろうという話になり、昭和25年12月14日「大分、別府ロータリークラブ」が誕生したそうですが、二つの市にまたがるロータリークラブは如何なものかと国際ロータリーからクレームが付き、やむを得ず「大分ロータリークラブ」として昭和26年4月23日に正式承認を得て、別府については将来、分離独立するということになったそうです。

その後、既定方針通り、1年半後の昭和27年9月「別府ロータリークラブ」誕生となったもので、大分RCと別府RCは双子のような関係にあるとのことでした。

そのため、別府ロータリークラブのチャーターメンバーには「大分ロータリークラブ」からの移籍会員が8名おられたそうです。

また、堀川貴史ガバナーからは祝辞の中で、「別府という地域とロータリーのつながりは古く、今から約83年前、1939年4月、当時のRI「70区」(日本、朝鮮半島、台湾)の地区大会が、福岡ロータリークラブがホストクラブとなり別府にて開催されており、ロータリークラブがない都市での開催は初めてのことであった。」とのお話もありました。

 しかも、その時の会場もこの別府公民館であったそうで、現在の公民館はリニューアルされてはいますが、当時の雰囲気を残す格式のある建物でした。

別府ロータリークラブは、現在会員数39名、うち女性会員が4名で、今回の70周年記念事業は、女性会員が中心となって奉仕活動をしたプロジェクト事業であるとの話もありました。

また、小野哲夫実行委員長は、今回の70周年記念式典に当たって、二つのことを決めて準備してきたと話されました。

 一つが、「全員参加」、全ての事柄を話し合いで決定し、進めていくというやり方です。

このことは、入会間もない新しい会員が、この事業に係ることがロータリーに対する理解や、クラブの歴史を知る最も良い機会となると考えたからだと述べていました。

コロナ禍で、全体で集まることに制約があることから、委員会ごとに集まって準備を進め、大会幹事のもとに情報を集約して、幹事を通じて他の委員会等に情報提供を行い、情報の共有化を図ったとのことでした。

 二つ目は、コロナで痛めつけられた地元、別府のためになる事業をしたいということでした。観光地別府は観光産業を中心に経済的に大きな痛手を受けていますが、間接的には殆どの市民が影響を受け、その影響は最も弱い立場の人々、とりわけ女性や子供たちに、より大きな打撃となって現れており、そのような人々の役に立ちたいとの思いで、

70周年記念事業を企画立案してきたと話されていました。

 時間の都合で、記念事業の内容は紹介できませんが、今回の式典参加は次年度に60周年を迎える我々にとって参考になる面も多く、意義のあるものとなったと感じています。 

 会長の時間を終わります。

会長の時間7

2022年09月14日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、7月23日に行われました「地区クラブ活性化ワークショップ」についてお話します。

 この研修会は、当初ホルトホール大分にて行われる予定でしたが、コロナ感染拡大を受け、会場参加とオンライン参加のハイブリッド方式へ変更されました。

 当クラブはオンライン参加を選択し、私と幹事の原会友そして次年度会長の北郷会長エレクト、一ノ宮勝己次年度幹事の4名が参加いたしました。

 オンライン会場は、一ノ宮次年度幹事の手配でパトリア2階の和室を借りて行いました。

 この研修会では、事前に各クラブで「クラブ健康チェック」と「会員満足度アンケート」を済ませておくよう指示があり、7月初めに急遽皆さんにアンケートのご協力を頂いたところでした。アンケートの結果については、先般少しお話をいたしましたのでここでは割愛いたします。

 今回のワークショップのテーマは、「クラブの戦略計画(行動計画)」についてで、2680地区 神戸須磨RCの滝澤功治第3地域ロータリーコーディネーターより「戦略計画の重要性」について講話があり、その後 永田壮一第3地域ロータリー財団コーディネーターより「クラブ戦略計画とロータリー財団」についての話などがあり、これらを踏まえ「戦略計画立案ガイド」に沿ってワークショップが進められました。

 講話では、戦略計画とはどのようなもので、どうして必要かについて説明がありました。

まず戦略計画とは、「クラブや地区が、将来はこうありたいというビジョンを描き、それに沿って目標と行動計画を立てること」で、「戦略計画を立案して、それを実施し、地区とクラブの発展を支えることは、リーダーの重要な役割」とし、戦略計画の位置づけと流れを次の通り説明されました。

 ○2002~03年 RI理事会はRI戦略計画の策定を提案

 ○2004年6月 規定審議会はRI戦略計画委員会の設置を承認

 ○2010年7月 2010~13年戦略計画発効 3つの優先項目と中核となる5つの価値観

これが、よく言われるロータリーの5つの中核的価値観 「親睦・高潔性・多様性・奉仕・リーダーシップ」です。

 ○2017年6月 ロータリーの新しいビジョン声明を発表

   「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」

 ○2018年6月 新しい戦略計画 2019~24年の5年間適用  4つの優先事項

   <4つの優先事項>

   ・より大きなインパクトをもたらす

   ・参加者の基盤を広げる

   ・参加者の積極的なかかわりをうながす

   ・適応力を高める

 そして、戦略計画において定められる行動計画については、

「クラブや地区にとって、必要かつ重要なものです。行動計画の優先事項や目標について、クラブや地区で話し合いましょう。その結果を基に、クラブや地区の独自の戦略を立ててみましょう」と結ばれました。

 ちなみに、2720地区の地区ビジョンは、「若者と親しみ、ロータリーを繋ごう」で、地区戦略計画は、2021年7月~2024年6月までの3か年計画で、

○若者の中から世界で活躍できる、偉大なロータリアンを育てよう

○若者にロータリーの種を蒔こう

○若者にロータリーを親しんで貰おう

○柔軟なローターアクター、ロータリアンを育てよう

とされています。

 今回の研修では、我々4人が戦略計画について、その背景や手順について学習いたしましたが、今後クラブ内での議論を深め、2024年7月~の戦略計画として策定を目指していければと考えています。

 なお、策定に当たっては、今回ワークショップにて用いた「戦略計画立案ガイド」を活用したいと思っています。

 これで、本日の会長の時間を終わります。

会長の時間6

2022年09月07日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、この後行われます「こども食堂 ハッピータイム支援事業」贈呈式について、これまでの経緯と事業報告をお話しします。

 

「こども食堂ハッピータイム」は、下井手町ご在住の日野良弘さん、真由子さんご夫妻がご自宅を利用し、令和2年2月に開設された日田市唯一のこども食堂(当時)で、ご家族とボランティアスタッフで運営されています。

 

きっかけは日野さんの子どもの友達が、休日の昼間が孤食であったり、食事をとらなかったりする子もいて、最初のうちはご自宅で一緒に食事をとったりしていましたが、「いっそのこと、子ども食堂を立ち上げ、もっと気軽に、もっと多くの子どもたちに利用してもらおう」との思いでスタートしたとのことでした。10年位前には里親をしたご経験もお有りとのことです。

 

現在はコロナ禍でもあり、月1回の開催ですが多い時には保護者を含め20日人程度の利用者もあり、日野さんは、さらに多くの方に知ってもらい、「ハッピータイムがモデルケースとなり、市内に子ども・子育て支援の輪が広がっていくことを願っています。」と話しています。 日田ロータリークラブとの接点は、前年度社会奉仕委員長の江藤秀平会友が、子どもの貧困対策及び現状と問題点について市の担当者と面接し、紹介を受けたことが始まりで、その後日野さんご夫婦と面談し、ロータリークラブとしても支援、協力できることがないか協議を進めておりました。 その中で、当面の課題として利用者や支援者に自宅の場所が分かりにくいこと、イベント時等のスタッフが不足すること、食事場所にエアコンが無いため、夏場は近隣の公民館を借りて運営することもあり会場設営等に苦労していることなどが明らかになってきました。

 

このため、今年度にロータリー財団地区補助金を活用し、「こども食堂ハッピータイム支援事業」を実施することとなりました。支援事業の内容は、 1. 地元メディアへの取材・報道依頼とイベントへの協賛・参加を行う。 2. こども食堂の表示看板を入口周辺に設置する。 3. 夏でも快適な食事環境が図れるよう、会場にエアコンを設置する。 です。

 

 今回活用する地区補助金は、我々ロータリアンがロータリー財団に寄付を行い、その一部が財源となるもので、各クラブの寄付金実績により、補助金上限額に差異がありますが、今回は317,604円の承認通知があったところです。事業総額は、補助金額の2倍以上が必要とされていますが、今回の事業は総額750,000円を計画いたしています。

 

 本日は、こども食堂ハッピータイム日野さんにおいでいただいていますので、この後支援事業の贈呈式を行います。よろしくお願いいたします。  これで、会長の時間を終わります。

会長の時間のあと贈呈式が行われ石松会長より目録を手渡しました。

7月からすでにエアコンと看板の運用をしています。

 

多くの報道陣が取材をしてくれました。

会長の時間5

2022年08月03日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

本日の会長の時間は、先日行われました「地区クラブ活性化ワークショップ」についてお話しする予定でしたが、急遽変更し「お詫びの時間」とさせて頂きたいと思います。

 

 先週皆様に配布いたしました今年度の「クラブ現況報告及活動計画書」に、大変重大な誤りがございました。深くお詫び申し上げます。

誤りは、6月30日付けで退会届が出されました会友の退会処理と、今年度再加入いただきました会友の入会処理、そして異動等により会員が交代いたしました会友の変更処理が行われていない状態での冊子作成となったことです。そのため、委員会構成表、年齢構成、会員異動状況、各委員会の活動方針、職業分類表、財団及び米山記念奨学会寄付履歴、会員名簿など多数の箇所において、前任者氏名のままの表記などとなっています。

 

新たにご加入いただきました会友の皆さんには、加入早々から大変不快な思いをさせることになりました。本当に申し訳ございませんでした。

このような結果となりました最大の責任は、私にございます。

私が、幹事に活動計画書をできるだけ早く作るように指示をいたしていました。このため、幹事は6月初めから原稿作成に取り掛かり、6月22日の次年度理事会終了後、予算書や3名の退会者の整理など、印刷会社さんと最終打ち合わせを進め、作成に当たってくれました。

そのため、その後の変更案件に対応できず、今回の結果となってしまいました。

 

さらに悪いことに、私が作成された冊子を確認もすることなく、配布を指示すると言う過ちを重ねたことでございます。

会員の皆様のみならず、幹事や印刷会社さんにも、多大のご心配とご迷惑をおかけすることになり、弁解の余地もありません。本当に申し訳ございませんでした。

今後の対応についてですが、製本をやり直す又は間違いの箇所すべての正誤表を作成するなどを検討いたしましたが、経費や整理が複雑となるなどの問題もございます。

間違いを犯した当人がお願いするのは筋違いではありますが、お許しを頂けるなら、委員会構成表及び末尾の会員名簿のみを差し替え対応いたしたいと思っています。

後ほどでも、ご意見を頂けたら有難いと存じます。

 

また、冊子中に、以前使われていた「大分県第1分区」あるいは「分区代理」の表記が残ったままになっているとのご指摘も頂きました。これまで気づかず訂正されずに今日に至っていました。本来の「大分第1グループ」、「ガバナー補佐」への修正については、次年度会長、幹事に引き継ぎをいたしたいと思います。

今回の不祥事は、私の先走りによる思いがすべての原因であります。いつも、気持ちばかりが空回りして、周りの方々に迷惑ばかりかけています。深く反省して、今日の会長の時間は終わらせていただきます。

 

会長の時間4

2022年07月27日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 

 今日は、先日、皆さんにご協力を頂いた会員満足度調査についてお話しします。

 今年度のスケジュールでは、来年5月に1年間を振り返り、クラブ評価例会として、会員満足度調査を計画いたしていましたが、「地区クラブ活性化ワークショップ」が、7月23日に開催されることに伴い、急遽7月6日に満足度調査のご協力をお願いいたしました。急なお願いで、どの位の回収ができるのか不安でしたが、22名の会友にご回答を頂き、大変ありがとうございました。回収率は、40%で、やや寂しい結果となりました。

 

 調査結果について、いくつか紹介したいと思います。

まず、日田クラブの会員であることに対する満足度は、「満足している」が59%、「ある程度満足」が27,3%で、全体的に評価は高い結果となっています。 

 しかしながら、各質問項目においては、満足度が低い項目もございましたので、そこを中心に報告いたしたいと思います。

 まず、「クラブは、新会員がすぐに打ち解けられるよう配慮している」の項目では、「そう思う」という肯定意見は22.7%で、全項目中最も低い結果となっています。

 

 次に、「クラブは各会員の関心、スキル、スケジュールに応じてできるだけ活動に参加するよう呼び掛けている」の項目でも、肯定意見は45.4%と低い結果となっています。

 例会にかかる項目では、「長さ」「場所」「曜日」「プログラム」などについては評価が高いものの、「ロータリー最新情報の紹介」「交流に充てる時間」「職業のネットワークづくり」「テーマの多様さ」の項目で不満の意見がやや多くなっていました。

 奉仕プロジェクトの数については、「多すぎる」と「少なすぎる」の両意見が拮抗する結果となりました。

 「クラブのコミュニケーションと対応」の項目では、「クラブは会員の声に十分耳を傾けている」「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」「会員の意見やアイデアに基づいて運営されている」「会員のニーズに合わせて手続や規定を更新している」などの項目で不満の割合が高く、特に「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」では、59.1%が否定的な回答で、今後の大きな課題と言えそうです。

 

 「会員であることの評価」の項目では、「クラブで歓迎されていると感じる」「自分の才能、スキルを活かす機会がある」「ロータリーを通じて世界に貢献できる」の項目で評価が低く、「クラブへの参加」についての項目では、「クラブの行事に家族や友人、同僚を誘う」「新入会員の勧誘」の項目で、否定的意見が半数を超える結果となりました。

 

今回、得ました結果を踏まえ、早急に取り組めるものについては、直ちにその対応を検討していきたいと思っています。

 皆様の、ご理解とご協力を改めてお願いする次第です。

 会長の時間を終わります。

会長の時間3

2022年07月20日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

 今日は、メークアップについてお話します。

 

先週、12日の火曜日に日田中央RC、木曜日に玖珠RCの例会に、新年度の挨拶のため、幹事と一緒にメークアップに行ってきました。

 他クラブの例会に出席しますと、運営の方法や雰囲気、週報のデザインや構成など、日田クラブと相違する点も多く、大変勉強になります。

参考までに紹介いたしますと、日田中央RCでは、例会場入り口に挨拶係がタスキをかけて出迎え、会員やゲストを招き入れます。そして例会前に食事をとるようになっていました。定刻になると、会長による点鐘、ロータリーソングの後に、職業奉仕委員の発声に合わせて「四つのテスト」を唱和します。また、月初めの例会では、誕生月の会友に対し皆でハッピーバースデーソングを合唱します。和気あいあいとした雰囲気です。

 

以前は日田クラブでも、親睦委員がタスキを着用し入口で出迎えを行っていたようで今回の満足度調査において「原点に立ち還り実施したほうが良い」とのコメントも頂きました。

玖珠RCの例会でも、「四つのテスト」の唱和を行っています。会員数が15名と少数であるため、コの字型の配席で会が進められていました。食事はコロナ禍と言うことから、退席時にお弁当を持ち帰る方式をとっていました。各クラブとも、いろいろ工夫を凝らし、楽しい例会運営に努めているようです。

欠席をメークアップするには、定款に規定されていますのでご承知のこととは存じますが、新入会員もおられますので、いくつか、その方法を紹介します。

 

〇他クラブや衛星クラブ、インターアクトクラブなどの例会に、その例会時間の少なくとも60%に出席する。この時、例会出席の目的を持って定刻に会場に赴いたが、定刻の時間または場所において例会が開かれていなかった場合もメークアップに見なされます。

〇理事会承認の奉仕プロジェクトや地域社会の行事・会合に出席する。

〇理事会の会合、理事会が承認した場合選任された奉仕委員会の会合に出席する。

〇クラブのウエブサイトを通じてオンラインの会合又は参加型活動に参加する。

〇RI関係の研究会や会合、地区大会や地区研修・協議会、ガバナーの指示により開催された地区委員会などに出席する。

場合などがあります。メークアップの有効期限は当該年度内となっています。

 

これらに該当する場合は、出席後ただちにその内容を出席奨励委員長へご報告をお願いします。

 他クラブなどの例会に出席してみることは、欠席のメークアップと言うだけでなく、新たな会友との触れ合いや、見聞を深めるためにも有効と思います。

 できるだけ沢山メークアップをしてみましょう。

会長の時間を終わります。

会長の時間2

2022年07月13日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

去る7月4日、日田市役所で令和4年度日田市交通安全推進協議会総会が開催され、ロータリークラブ会長になって初めての公務として出席してきました。

協議会の会長は日田市長、副会長は日田市自治会連合会会長及び大分県交通安全協会日田支部長が務め、理事、委員合わせて総勢99名のメンバーで構成されています。

 

主な構成メンバーは、行政関係、教育関係、自治会関係、警察・交通関係、飲食関係で、加えて各種団体としてロータリークラブやライオンズクラブなどが参加しています。

 

総会では、令和3年度の事業報告、収支決算報告が承認され、令和4年度の事業計画案及び予算案等が可決されました。

続いて日田警察署交通課長より「日田警察署管内の交通事故の状況」について講話が行われました。

講話では、令和3年の人身事故(88件)は対前年比19件の減で、ここ数年減少傾向にあるものの、物件事故を含む交通事故は年間1500件も発生し、これは1日当たりに換算すると4.1件になる。昨年の死亡事故の半数以上が時速40㎞以上の走行中に発生しており、死亡者の7割が、歩行中または自転車乗車中の事故となっているとのことでした。

このため、自動車運転者には、①スピードダウン②横断歩行中の歩行者注意③車道の外側の歩行者に注意し、相手の動きを予測して運転してほしいとの話がありました。

また、交通事故多発現場は国道386号線(特に玉川交差点から駅前、イオン周辺までの間)で、右折・直進車との事故、店舗駐車場内での事故も多いとのことでした。

 

 

我々もロータリアンとして、「おこさず、あわず、事故ゼロ」を合言葉に、交通安全意識の高揚と交通ルールを遵守し、交通事故の防止に努めたいものです。

最後に、市の担当者から、運転免許証自主返納支援制度サポート加盟店の拡大についてお願いがありました。

 

サポート加盟店は現在日田市に11店舗あり、運転免許証自主返納者が運転経歴証明書を提示すれば割引やポイント等の特典が受けられる制度で、賛同いただける企業、団体を募集しているとのことでした。

詳しくは市役所市民課担当までお問合せください。

これで会長の時間を終わります。ありがとうございました。

 

会長の時間1

2022年07月06日

日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

今年度最初の会長の時間です。1年間、どうぞ宜しくお願いいたします。

 私は、職業分類が不動産賃貸業としてロータリーに入会させていただいています。

 現在、アパート2棟、戸建て住宅14棟を管理運営いたしていますが、おかげさまで全戸入居中であり、何とか黒字経営を続けています。

 商業柄、また家庭的にも皆様にお話しするような事柄を持ち合わせていませんので、今年度の会長の時間は、もっぱらロータリーに関するお話を中心に進めさせていただきたいと思っています。

 先日、5月20日に「大分第1グループ会長エレクト懇談会」が玖珠町の望山莊にて開催されました。

 例年ですと、ガバナー補佐主催でグループごとに会長、幹事を対象に懇談会が開かれているようで、私も以前幹事を務めた時には白石会長とともに中津で懇談会に出席した経験がありますが、今回はコロナ禍でもあり、会長エレクトのみを対象として、意見交換とともに親交を深めることを目的に実施されました。

 会場に入ってとてもビックリいたしましたのは、堀川貴史ガバナーエレクトが、地区副幹事とともにご出席されていたことです。お聞きしますと、堀川ガバナーエレクトが各クラブの会長エレクトの皆さんと膝を突き合わせて意見交換、懇談をしたいとの意向であるとのことでした。

 会では、ガバナーエレクトの挨拶ののち、各クラブ会長エレクトから自己紹介、クラブの次年度方針、事業計画等が述べられ、意見交換がなされました。

 中津RC会長エレクトからは、クラブ創設70周年を控え会長を2年連続で担当するなどのお話があり、私も2023~2024年度に中津RCの子クラブである日田も60周年を迎えることや膳所ガバナー年度に向けて各種の取組が始まることなどを紹介いたしました。

 意見交換では、私から第1グループ内の地区役員の経費負担について見直しを要望し、ガバナーエレクトからは、次年度財務委員長とも協議したいと旨の発言を頂きました。

 引き続き行われた懇親会では、酒を酌み交わしながら、ロータリーのことや趣味、いろんな経験談などが飛び交い、大変楽しい懇談会となりました。

 特に、玖珠の吉光ガバナー補佐と菅会長とが私と同年齢であることがわかり、若いころの思い出話や同じ人を友人に持つなど話も尽きず、大いに盛り上がりました。

また、ガバナーとは全体会議や研修会などでお会いすることはあっても、10人程度の会議でゆっくり意見交換、懇親ができる機会はあまりないのではないかと思っています。

そういう意味においても今回の懇談会は私にとって有意義なものでした。

これから1年間、会友の皆さんをはじめ沢山のロータリアンの皆さんのご指導、ご協力を頂きながら、微力ではありますが、会長の重責を果たしていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

会長の時間を終わります。

会長の時間31

2022年06月22日

ラグビーと私 2

先日の大分県ラグビーフットボール協会の総会で、会長に選出されました。そういうことで、最後の会長の時間もラグビーについて話させていただきます。

 

前回話したように、息子たちは、それぞれ大学ラグビーに進みましたから、私は休みの日にやることが無くなりました。さあ、どうしようかと思っていましたら、長男が2年生の時、いつの間にか、レギュラーになり、それからは試合を見に行くようになりました。当時大学ラグビーでは一番強い、関東学院大学のラグビー部は部員が160名で、全国の強豪校から、すごい選手が集まるので、こんなに早くレギュラーになるとは、夢にも思っていませんでした。芝のグランドは4面あり、A、B、Cチームに分かれて練習し、残りの1面はアザー(その他)と呼ばれる人が練習するそうです。合宿所は3ヶ所あり、その内の1ヶ所がレギュラー寮と呼ばれ、個室で、息子はどうしてもそこに、入りたかったようです。

 

最初は東京へ安く行こうと思い、宿泊付きのスカイマークで行きましたが、ホテルは新宿の外れにあり、外国人労働者が泊まるような所で、飛行機も狭いし、1回でやめました。それからはどうせ行くならと言うことで、東京の有名なホテルを順番に泊まり、観光名所もほとんど見て回りました。最後の方は行くところが無くなり、隅田川の川下りや、はとバスの夜間ツアーにも参加しました。

 

ホテルで一番良かったのは東京ステーションホテルで、朝食が美味しく、地下にサウナと温泉がありました。一番便利が悪かったのは、ホテルオークラで、官庁街ですから、廻りに食事をするところがありません。ホテルの中のレストランはいつも予約でいっぱいです。仕方なく、タクシーで赤坂まで行って、食事をしなければならなかったです。しかしホテルニュー大谷や帝国ホテルに比べ、ロビーが広々としていて尊厳があり、テレビカメラが待ち伏せをしているのも、オークラが一番多かったです。食事に行くのが面倒くさかったとき、話の種にルームサービスを頼みましたが、これがなかなか好評で、熱々の料理が出てきて、家内は化粧を落として食べられるということで、やみつきになりました。

 

長男は大学選手権で3年の時、準優勝、4年の時、優勝することが出来ました。次男は身体が小さかったので、4年でようやくレギュラーになれ、伝統の早明戦のも出て、家族親戚8名で昔の国立競技場へ応援に行ったのも懐かしい思い出です。その後、息子たちはラグビーのおかげで、クボタとNTTに就職することが出来ました。社会人になると、試合は全国各地でするようになりました。札幌で試合があった時は、網走、知床、釧路と観光して、今問題になっている、遊覧船にも乗り、最後に息子の試合を見て帰るという行程でした。

 

ハプニングもありました、長野の松本で試合の翌日、台風で飛行機が飛ばなくなり、新幹線で東京まで行き、翌日、羽田から帰りました。仙台、金沢、新潟といろんな所に行き、試合観戦と観光を大いに楽しみました。やはり一番多いのは、大阪、京都でした。家内がいつも言っていますが、京都は何回も行っても飽きないらしいです。兄弟の試合が重なる時はどうしますかと聞かれますが、試合場所で選びます。長男が試合に出るようになってから、次男が現役を引退するまでの12年間、毎年9月から12月にかけ、毎週のように応援に行き、いろんな所を観光することが出来ました。これもラグビーのおかげだと思っています。

 

息子たちが引退した後、いよいよすることが無くなったと思っていたら、次はゴルフです。今では毎年、100回以上ゴルフに行っています。今後、ゴルフが出来なくなったときは、いよいよすることが無くなり、どうしようかと悩んでいます。

会長の時間30

2022年06月01日

日田ロータリクラブ会長 河津龍治

ラグビーと私

私は高校からラグビーを始めました。当時のラグビー部は結構強かったのですが、いつも決勝戦で舞鶴に敗れていました。練習はめちゃくちゃきつかったです。グランドは野球部と、共同で使用していたため、野球ボールが飛んでくる中での練習でした。

 

特に夏合宿は、玖珠駐屯地で目黒高校と合同で行い、午後からの練習試合は地獄でした。目黒高校は全国大会の優勝チームで、部員は80人ぐらいで、日田高校は20人、毎日3試合ぐらいするのですが、相手は入れ代わり立ち代わり、出てきて、日田高は1年生を出すわけにもいかず、づうと出っぱなしで、3試合目が終わった時は、立ち上がることができず、漫画のスポーツ根性シーンそのままの世界でした。そのおかげで、3年の秋には何時間でも走れるのではないかと思うくらい体力はついていました。大学でもラグビーを続けたかったのですが、会社を継ぐためには、理系の土木科に行かなければなりませんでした。1日中、測量実習や実験があり、特にコンクリート破壊試験などは昼夜にまたがり、体育会本部のラグビー部はとても無理と分かっていたので、理工学部のラグビー部に入りました。練習は週に4日で理科系リーグに所属し、部員は高校から始めた者と、大学から始めた者が、半々でした。大学4年の時は主将兼監督ということで、理科系リーグで優勝することができました。私は何度も本部のラグビー部に入ろうとしましたが、今一歩踏み入れることができませんでした。俗に言う、本チャンのラグビー部は夢の中に何度も出てきました。人生で一番悔いの残る出来事で、この悔しい思いを2人の息子に、託すことにしました。

 

2人の息子は小,中学校ではサッカーをしていましたが、高校では当然、ラグビーをやるものと思っていました。長男は日田高に入ると、親父の言いなりにはなりたくないと、なんとラグビー部には入りませんでした。当時のラグビー部の監督は、社会人チームでは、彼は選手で、私が監督という立場ですから、どんなことをしてもいいから息子を入れろと厳命しました。1か月過ぎても息子は入りません、家庭内はギクシャクした状態が続き、家内はオロオロするばかりでした。そこで私は奥の手を考えました。ラグビーをしないなら、授業料は払わないから、仕事を探せと言いました。親父のことだから、やりかねないと思い、とうとう観念し、ラグビー部へ入りました。

 

それからは私も日田高ラグビー部にどっぷりはまりました。まず、監督の要望により、出来る限り遠征試合をしたいということで、29人乗りの中古のマイクロバス買い、100キロのベンチプレスを5セット、それを置くプレハブハウス、ラグビースクール用のプレハブ住宅、マネージャー用のプレハブ住宅、道具小屋や、スクラムマシーン、夜間でも練習が出来る、照明設備1式など整備しました。

 

春、夏の合宿や連休の遠征試合などすべて付いて行きました。鹿児島の宮之城での合宿など1週間以上も一緒にいるものだから、お前ちの、とうちゃん、仕事はなんなん、と聞かれたこともあったようです。夜、9時前に帰ってくれば、ウエイトはしたかとおごられ、土、日曜日は練習が終わった後は、一人で黙々とキックの練習をさせ、試合が終われば、なんであそこでけったか、なんであそこでパスをせんやったかと説教の繰り返しでした。試合が終わった後の監督の説教より、親父のほうがつらいと、周りに話していたみたいです。次男は長男と私のやり取りを見ていましたので、観念し、中学3年の秋から日田高の練習に参加していました。おかげで二人とも3年の時はオール大分に選ばれ、県下でも一目置かれるような選手になり、大学のセレクターの目に留まり、推薦入学することができました。長男は当時一番強かった、関東学院に進み、次男は兄貴と戦うということで、明治大学に進み、二人とも体育会系のラグビー部へ進むことが出来、私の夢を叶えてくれました。

 

 

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