2024年
会長の時間19
2024年12月18日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今日は年末夜間家族親睦会で久しぶりのお酒が飲める夜間例会です。
会員親睦活動委員会さんには企画等でお骨折りをかけました。例会場所も諌山会友の亀山亭さんにセッティングしてもらいました。前の日田ロータリークラブの例会場所でしたから懐かしいですね。あとで小ヶ内次年度の組閣発表も予定していますのでよろしくお願いいたします。今夜はご家族の皆さんを交えての例会ですから、しっかりと交流を深めて下さい。また、米山留学生のメイ・モー・サツさんも参加して頂いています。是非、ご家族の皆様もメイさんにお声かけ下さい。それから日田の地区大会で喜ばれた膳所バンドもメンバーを変えて演奏していただきます。楽しみにしてください。それでは親睦委員会の楽しい企画を期待しています。宜しくお願いします。
会長の時間18
2024年12月11日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日のクラブ協議会につきまして、今回は各委員長さんに発表してもらいます。半期経ちましたが、現在の委員会活動のご報告を自らしていただきたいのでお願いしました。
事業は委員長さんが一人で考えるのではなく委員会を行い、企画していくものだと思います。予算編成についても委員会主体で決めていくべきだと思います。というのも組織編制が半年前に決まるので次年度開始までにせめて副委員長選定をされて、委員会の方向性を考えるべきだと思います。もちろん事業の継続性のことを思えば副委員長になられた方が次年度の委員長に繰り上がるシステムになればより良くなると思います。また委員会編成も名称変更や合体などして活動が効率良くなるように変えても良いと思います。いろんな改革については次年度の話になりますので突っ込んだ話はできませんが、日田ロータリークラブの未来へ向けて変わっていく時期かもしれません。それでは各委員長さんの発表の時間が少なくなるといけないので今回の会長の時間はこれで終わります。
会長の時間17
2024年12月04日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今回は私の入っている会のひとつで「高齢者住宅環境整備研究会」の話をしたいと思います。この会は平成7年に発足し、最初の会の名前は「高齢者住宅環境整備ボランティア会」でした。当時は軽微なリホームや修理などはお年寄りがどこに頼んでよいかわからずに困っていた状況でした。ですから我々はボランティアとして(決して金儲けとしてではなく)建設業の仲間たちと高齢者の住宅環境を良くしようと考えて、樋口設計事務所の樋口健一郎社長の呼びかけで20社ほどの建築、建具、左官、造園、板金、塗装、内装、電気、管、資材販売等いずれもその道のプロたちが集まりました。
当時は65歳以上の高齢者で近隣に子供たちがいなく、単身か高齢者ご夫婦のみの世帯を対象として工事の希望を募りました。基本は資材原価のみ有償で工費等の労務費は会より負担していました。もちろん会費は会員の会社から負担していただき、毎月1回朝7時にホテルソシアに集合し、打ち合わせをして年2回の前期5月、後期が9月に募集を市報に掲載していました。当初は年間100件を超す依頼があり、民生委員さんや福祉協議会さん、そしてケアマネージャーさんからの依頼が中心で数多くの修理・改修をしてきました。
この会はもう30年近く続いて、改修件数も1000件を超しています。今ではお年寄りから直接依頼が来ています。まだこの会は継続中ですが、最近は依頼件数が年間10数件になりました。それは補助金等が確立され一般建設会社が改修工事に参入してきたからであり、そのため一時は会としてのお役目は果たしたと思い解散案も出ました。最終的に一人でも依頼があるうちは頑張ろうということになり、会としても会員の高齢化や廃業の問題もあり、会員メンバーは変わりつつ楽しんで運営しています。
また名前を「ボランティア会」から「研究会」に変えたのは私が2代目の会長になったときに変更しました。本当に困っている人は無料なのに「代金を支払いします」と言われ、裕福な人ほど「ボランティアだからタダでしょう」と言われる方もいました。また大きな豪邸で小型犬を抱いて「タダでないならお抱えの建設会社にお願いしますから」とまでおっしゃられたご婦人もいました。そこで「ボランティア会」の名前だと無料だと誤解を招くようなので名称を「研究会」に変えさせてもらいました。発足当時からのバリアフリー化のユニバーサルデザインを高齢者のために常に新しく良いものを考え創り出していく様に「研究会」にしました。なかなか高尚な思いの割には良い案は出てきませんが、それでも修理が終わった後の依頼者の喜ぶお顔が見られるのは嬉しいものです。
現在は井上塗装の井上金作社長さんが3代目会長として会を引っ張って行ってもらっています。近所で高齢者の方が建築問題で困っておられたら毎年5月と9月の市報に申し込みを掲載していますのでよろしくお伝えください。工事費用は無料ではありませんが、内容によってはいただかない場合もあります。お見積りも出しますので安心してください。まだまだ高齢者の為にこの会の必要性はあると思います。もう少し頑張りますのでよろしくお願いします。
会長の時間16
2024年11月27日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日はお酒のない夜間例会です。欠席の方もいますが、これも会友の皆さんよりお昼間の例会だけでは出席しにくいという要望があったので、普通の夜間例会を計画してみました。出席率がお昼の例会よりアップできたり、なかなか時間が合わず出席が出来なかった会友が出席してもらえればうれしいです。また例会終了後に会友仲間で飲みに行っても良いので交流が深められるかもしれません。前期は今日の1回だけですが、後期に2回ほどこの例会を行うように予定しています。試験的ですが、評判が良ければ次年度につながるかもしれません。少しずつ変化を取り入れていく例会のスタイルですが、会員皆さんの評価は来年の年度末までにはわかると思います。
さて今回は年次総会です。パスト会長会で会長ノミニーを正式に確定し、会長デジグネートを選定する大切な時期になってきました。この時期になると私が会長デジグネートに決まった時のことを思い出します。年を取ったのか本当に時がたつのは早いなぁと感じます。3年前の年次総会で諸先輩の方々からロータリーは「はいかyesか喜んで」の3つの返事しかないといわれて、どの返事もできない私がいました。その時しっかりと草野パスト会長から引導を渡されたことを今でも覚えています。今後はまたそういう機会があれば即どちらかの返事が出来るようにしたいと思います。出来ないときには出来ない、無理な時には無理と言える勇気を持てるように成長できればと思います。否定的な回答ばかり言ってしまいましたが、否定するためにはそれに代わる代替案を言わないと「出来ない、無理」だけでは建設的意見が無く前に進まないので問題解決になりません。本来は肯定的な考えで年次総会でも諸先輩方をしっかりと説き伏せられる内容をもって対応をすることが大事だと思います。私の場合はまったく想定していなかったのでダメでしたが、会長や幹事未経験者の方は将来のロータリー人生の考えを今から思い描いておくのも有りかと思います。
私は2020年7月に非公式ではありましたが「幹事会」なるものを13名で発足したことがありました。当時のメンバーのお名前は申しませんが、これは私が幹事を務めた時に何もわからず大変な思いをしたので、日田ロータリークラブの現役幹事を支えて相談に乗ることや懇親の場を深め、将来の幹事候補生を作っていこうとするのが目的で発足しました。特に幹事職は結構ハードなもので私も経験しましたが、クラブのまとめ役として最前線で会長と共に頑張らないといけない要職です。委員長も大変な要職ですが幹事職はある意味会長職より気を使う場所なので幹事会みたいに勉強の場や懇親の場があれば将来に向けて仲間意識が高まり、次世代幹事に指名されてもなりやすいのではないかと思いつくってみました。しかしコロナ禍の中で会が数回しかできずに、なし崩しの解散となり残念な結果となりました。今後若手会員の中で再度作っていかれるなら面白いかもしれません。もし結成される方がいるなら簡単な資料等はありますからお渡しできると思います。
会長の時間15
2024年11月13日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は今季最初の職場例会で、菅政哉会友の職場の九電ネクスト株式会社さんに伺っています。九電ネクストさんは2022年4月に九州電力の50営業所を引き継ぎ、九電の販売代理店として電気の契約や電化の推進にかかる業務を担う会社です。九州電力の分社化ですが、他に九州電力送配電株式会社などがあり、ちなみに九電職員の平均年収はGoogleに掲載されています。ですから少しだけお話ししますと、25~29歳で460万円、30~34歳になると544万円、さらに35~39歳になると630万円、40~45歳になると760万円となります。そして50~54歳になると814万円、55~59歳で804万円となるそうです。これは年齢の平均年収なので役職になれば係長クラスで950万円、課長クラスで1242万円、部長クラスになると1497万円であるそうです。もちろんホワイト企業としての健康経営優良法人2023に認定されています。このことは今日の職場例会では話されなと思いますので情報として聞いておいてください。あとは菅会友が詳しく説明していただけると思いますのでよろしくお願いします。もう一度言いますが給与の件はGoogleで検索されますので極秘資料を見たわけではありませんのでお間違えないようにお願いします。それから私の叔父さんももう亡くなりましたが九州電力さんに就職して定年まで勤めあげました。良い人生だったと思います。
それでは今回は私の趣味のひとつである「ゲーム」のお話をします。私は最近小さなボードゲームにハマっています。たまに子供たちが帰ってくると任天堂スイッチのTVゲームソフト「桃太郎電鉄」(やってみた方はわかると思いますが、このゲームは貧乏神や相手を陥れるアイテムがあり夫婦や家族不和の原因になります)などしますが、アナログのゲームを私が好きなので家族で遊ぶこともあります。この前、TV番組「シューイチ」の中で紹介された{ミリメモリー}が面白そうだったので即Amazonで購入しました。当時はTVで紹介されるとAmazonでも秒で売り切れになる商品でした。ゲームの内容は日常の中にある物の長さを当てるゲームです。単純で簡単がゆえに常に物に対して気を配っているのかが試されます。例えば1円玉の直径は何mm?とか、単2電池の長さは何mm?などの質問に答える形式で回答用の定規も付いて1~6名で遊べる内容になっています。順位も付けられますので子供から大人まで遊べる楽しいものです。このゲームは私が勝ちました。
もう一つ紹介しましょう。{あいうえバトル}というゲームです。こちらはお題から思いついた言葉を書いてまわりに見えないように置き、順番に1文字ずつ攻撃して当てあい、少しずつわかってくる文字から相手の言葉を予想してすべての文字を当てるもので、推理力とボキャブラリー力を問われる内容になっています。こちらも2~4名で遊べるのでご家族と楽しむものになっています。これは息子に負けました。
たまにはアナログなゲームでご家族と秋の夜長を楽しんでみてはどうでしょうか?デジタルとは違い結構頭を使うものが多く、新鮮味が感じられ面白いですよ。
会長の時間14
2024年11月06日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
三村ガバナーの公式訪問例会も終わり、一息ついたところです。
今回は出前セミナー第二弾です。ロータリー財団委員会の彌冨照皇さんに講師として来ていただきました。財団については先月のガバナー公式訪問例会でガバナーアドレスの中にありましたように、わかりやすく三村ガバナーが説明していただいたので事前に理解はされていると思います。ロータリー財団は会員皆さんからのご寄付で世界各地の奉仕活動に役立てています。この財団の補助金を使いいろんな支援並びにプロジェクトを生み出してきました。でも活用をしなければ何も変わりません。計画し持続可能な成果を生み出す事業を行うためには、補助金の申し込みを前年度にしないといけないので事業計画も委員長予定者は現委員長と打ち合わせの上、早めに計画をしなければなりません。実際、事業に継続性を求めることがあるため、今後は現委員会に属する会友が次年度委員長になることが望ましいと思います。10月の理事会でもこの件が議題に上がりました。この件は次年度の小ヶ内会長エレクトにお任せしたいと思います。詳しくは出前セミナーでお話ししてもらえると思います。宜しくお願いします。
さて私事ですが、去る11月1日に大分県消防設備安全協会の推薦で総務省消防庁長官表彰を受章するために東京の明治記念館に行ってきました。表彰式は午後3時からでしたので朝9時25分発のJAL飛行機に久しぶりに家内と2人で乗ってきました。宿泊は明治記念館近くの国立競技場前のホテルで三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアに宿泊を予約しましたので余裕で式典会場まで歩いて行くことが出来ました。消防庁長官は池田達夫さんという方で、長官表彰は私が受賞した消防設備保守功労者個人表彰30名、消防機器開発普及功労者個人表彰30名、優良消防用設備等建設会社並びに設計事務所4組30名でした。式典も無事に終わり、この後に広瀬勝貞知事時代に大分のアンテナショップとして銀座に作くられた「坐来大分」という食事処で大分の消防設備安全協会のメンバーと会食をしました。大分の食材で作ったコース料理でしたが、いろいろと工夫を凝らしていたもので特にこの日は日田産の食材が多く使用されていました。ちなみに金額はお酒別でひとり11,000円とのことでした。もちろんお酒も日田の井上酒造さんの百合仕込みが置いてあり、美味しくいただきました。2日目は家内の要望で浅草の浅草寺からスカイツリーを見てお昼はどぜう鍋を食べました。お店は1801年創業の現在7代目「駒形どぜう」で200余年の歴史ある食事処で、建物も商家造り、出し桁造りを用いて造られ、大名行列を見下すことがないように通りに面した二階には窓がありません。暖簾をくぐると下足番がいて、目の前に広がる板を並べた入れ込み席は、江戸の風情がそのままに残った広々とした空間でした。一度行かれると良いと思います。どぜう鍋はドジョウの上に刻んだネギをのせて煮る料理で柔らかく癖が無くて美味しくいただきました。支払いもその席で行い、お金と一緒に靴箱の木札を渡して支払いをすると裏に会計済みの刻印がある木札を渡され表に出るという形式でお店が混んでも会計済み木札が無いと帰られない無銭飲食防止システムになっていました。それからいったんホテルに帰ったのですが、国立競技場で2024JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド決勝新潟戦の試合があっていたので、応援の大声援が場外まで怒涛の如く響き渡っていました。夜は東京駅で食事をしましたが、アルビレックス新潟が負けたので食事処で同席した新潟のサポーターの方々がとても暗かったです。名古屋グランパスとPKまでしてとても良い試合をしたのですがね。その後に家内の買い物に付き合ったのですが、東京駅が広すぎて迷子になりました。人が多すぎです。3日目は明治神宮を朝から散歩して加藤清正が掘ったと言い伝えられている「清正井」を見てきました。家内の要望で時間が無いのになぜこの井戸を見に行ったかというとお参りするとお金が溜まるといわれているからだそうです。その後に家内の弟夫婦と一緒に有楽町で昼食を食べました。ここは広末涼子さんと問題があったお相手のイタリアンのお店で若い女性の方が多く来られていました。料理のボリュームがありましたので少しお年を召した私には量が多いかなと思いましたが、これも美味しくいただきました。2泊3日の旅行でしたが、台風の影響もあまりなくて久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。ただ毎日20000歩以上歩きましたので疲れました。都会の方々はすごいですね。足腰が鍛えられます。モバイルSuicaで3日間約3000円使用しました。少し長くなりましたが、これで会長の時間を終わります。
会長の時間13
2024年10月23日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は三村ガバナーを招いてのガバナー公式訪問例会です。三村ガバナーにおかれましては第2720地区のロータリークラブの訪問、お疲れ様です。そして、ようこそ日田・日田中央ロータリークラブの例会にお越しいただきありがとうございます。
先程別室でガバナーとの懇談会が有りました。事前にいただいていた4つの宿題でしたが私なりに現在進行中の問題も含めて切実にお答えしました。私の返答につきましてはご満足いただけない所が多々あったと思いますが寛容の心で見ていただいたような気がいたします。また三村ガバナーのお人柄に触れる発言やご指導もあり、ありがとうございました。
それから前年度の日田で行われました地区大会では大変お世話になりました。日田中央ロータリークラブさんのご協力により無事に終わることができ、何とか地区事務所に277万ほどの余剰金を返金できたのは良かったと思います。来年の4月25~26日の熊本での地区大会では、その日を日田クラブの例会日として変更していますので全員登録はもとより、多くのメンバーで出席し、楽しみたいと思っています。
結びになりますが三村ガバナーのご健勝と地区大会のご成功をご祈念いたしまして会長の時間を終わります。
会長の時間12
2024年10月09日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
昭和から令和へかけて時代は変化してきました。こちらにおられる方は大半が昭和生まれでしょう。私個人の考えですが良い意味でも悪い意味でも歴史の流れの中で一番変化してきたのは男女の格差だと思います。この格差社会を無くすために生まれた「男女雇用機会均等法」は1972年に施行された「勤労婦人福祉法」が1986年に男女の雇用の均等および待遇の確保等を目標とするために改正された法律で、主に女性の就労環境を改善するために整備されました。
これを作ったのは今年の2月に94歳で亡くなった日本の女性の地位向上に力を尽くした元文部相で、日本ユニセフ協会会長だった赤松良子さんです。おかげで女性の方々が仕事につきやすくなったことは喜ばしいことですが、個人的な意見ですがこれで男女とも婚期の遅れになり、少子高齢化の一因となったことはいささか問題ではあります。また一般的に主婦・主夫は休日が多いと毎日の雑務に追われて疲れが溜まってしまい精神的に不安定になるといわれています。それを回避するためには家族の方々の協力が大切です。男女どちらも日々パートナーに感謝しながらお手伝いできるところはしていただき、家族助け合っていきたいものです。特に夫婦の亀裂が入りやすい最初の問題が初めての育児と言われています。最初の育児は男女とも初めての経験なのですが家事以外の負担のウエイトが大きく、対応によっては夫婦不和、果ては離婚の原因要因になりえます。
ちょっと無理やりこじつけた前振りになりましたが、今回は育児休暇についてお話しします。実は私の会社にも初の男性社員の1年間の育児休暇取得者が現れました。過去には女性社員の出産に伴う育児休暇や自身の病気休暇や子供の病気休暇で長期休暇の方はありましたが、育児休暇で1年間の休暇を男性社員で取得されたのは、そして事務方ではなく現場の電工でありましたから二度驚きました。理由は初めての子供なので夫婦ふたりで子育てをしたいということでした。もちろん法的に決められていますし問題はないので現場の状況等考えて了承しましたが、世の中の変化を感じさせられました。
実際、1995年に創設された育児休業給付は労働者が育児休業を取得しやすくし、雇用継続を援助・促進するためのものです。さらに日本政府は2023年3月育児休業給付金を給与日額当たり80%(実質10割)へ引き上げると表明しました。現在の支給額は休業開始から180日までは賃金日額の67%、181日以降は50%です。実際引き上げは2025年の4月から開始が予定されています。最近では、より男女平等な社会を目指して育児休暇の取得を促進する政策や企業の取り組みが増えています。男性も育児休暇を取得することで、家庭の負担を分担し、共同で子育てをすることが求められています。育児休暇を男性も多く取得できるようにとの配慮でしょうが、果たして今の人手不足のこの時代に企業自体の対応が中小企業にできるのか不安です。本当に昭和時代と平成時代そして令和時代のギャップを感じさせられました。これからの日本の働き方改革はどのように進んでいくのか、中小企業の経営者の私としては少し将来が心配になってきました。
会長の時間11
2024年10月02日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今月は米山月間です。日田クラブとしては現在、米山奨学生のメイ・モー・サツさんを迎えて補助しています。日本に来てしばらくになりますので、生活も慣れてきたころだと思います。日本での生活はどうでしょうか?本日は卓話をお願いしていますので新しい近況が聴けるかもしれません。先月の観月例会にも浴衣を着て来ていただきましたし、もう何度も日田クラブの例会に来ていただいているので会員の皆さんも仲良くなっているとは思いますが、まだの方はお声がけしてください。よろしくお願いします。
さて今日は町から書店が減っていることについてお話しします。全国の書店は10,000店強と、ここ10年で4,000店以上減っている現状で、全国の自治体の4分の1は書店が0になったそうです。私は小さいころから本好きで、武内眞司会友の前の職業である武内書店さんに良く通っていいました。もちろん、市内にはあさひや書店さん、暁書店さん、文化書房さんなどたくさんの書店が有りました。私は小説も好きでしたがほとんど漫画が多かったですね。毎日とは言いませんが結構書店巡りをしていたことを思い出します。書店いや昔は「本屋さん」でしたね。本屋さんに私を含めた子供たちが少年画報などの月刊誌や週刊少年ジャンプなどの週刊誌の発売日には多くいた記憶があります。その本屋さんも衰退の一途で、子供の少子化とネット通販などが原因と言われています。今の世の中SNSが網羅されすぎて本離れが加速しています。私は紙ベースの本が好きなので、スマホで読むデジタルベースなものは苦手です。ただ最近、新たな形で本屋さんが出来てきています。少し前になりますが、日本経済新聞の8月11日号の別紙に「Book Meets You」本のある場所という記事が載っていました。書店が町からなくなっていくそうした逆風下でも、新たに本屋を開く人が増えています。この新しいスタイルの本屋さんは独自の品ぞろえ、立地やイベントの工夫、他の業態やカルチャーとの複合化…さまざまな手段を通じ本のる空間の魅力や、本を届けることの楽しさを追う人たちの思いが掲載されていました。一例をあげますと秋田県の出戸浜海水浴場の海の家が並ぶ浜辺の一画に「出戸浜の本やさん」という営業時間が午前10時から日没までの古い空き店舗を改装した本屋さんが2023年秋に誕生しました。すべて地元の人達が寄贈したコスト0の仕入れで、窓際にはカウンターもあり海を見ながら読書もできる古本屋さん。もちろん買いたい人は購入もできるようになっているそうです。海水浴場に集まる人が全国的に減っている中で本屋があることで、その場所の風景や価値が変わるのではと考えて作られたそうです。実は地元日田にも中本町にある酒屋さん跡に「平平書店」なるものが今年7月に開店しました。店主の坂本さんは学校の元教員で中途退職をして、以前から本屋がしたく数年前から計画し開業したとのこと。13時から19時の営業時間で定休日が火、水曜日です。この本屋さんはセレクトブックストアで絵本が中心の書店ですが、奥にはDJブース付きのカフェもあり癒しの書店としても活用され、私も見て来ましたがなかなか居心地がよい場所でもありました。皆さんも一度覗いてみてはどうでしょうか?今後の会長の時間の中で私の読んで面白かった書籍の話もしていきたいと思っています。
会長の時間10
2024年09月18日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
こんにちは。今回のテーマは「四つのテスト」です。
四つのテストの唱和について今年度から奉仕委員会で唱和していただくようになりました。
これはRI会長のステファニーA.アーチックさんのスローガン「ロータリーのマジック」の根本であり、三村ガバナーもこれに添って地区方針を作成しています。
このテストはハーバード・テーラーさんが倒産に瀕していたクラブ・アルミニウム社の社長に就任して、正しい営業活動を行えば必ず会社が再建できると考え、「四つのテスト」を示したことから始まり、その後同社の業績は改善を続け、5年後には株主に多額の配当金を分配するまでになったそうです。その彼が1954年にRI会長に就任した時、その版権をロータリーに寄付され、今日の職業奉仕並びロータリーの基になりました。そこでAIを使って四つのテストをロータリアンになる条件に置き換えてみました。
- 身分試験(Test of Truth)真実かどうか
ロータリークラブのメンバーになるためには、正直かつ誠実な人物であることが求められます。このテストでは候補者の人柄や価値観について詳しく調査されます。
- 利用試験(Test of Fairness)みんなに公平か
ロータリークラブに参加すると、自分の能力やリーダーシップを社会に有益な形で活かすことが求められます。このテストでは、候補者のサービス精神や公平性が評価されます。
- 友情試験(Test of Friendship)好意と友情を深めるか
ロータリークラブは友情と親睦を深める場であり、メンバー同士の絆を大切にします。このテストでは、候補者が他のメンバーと良好な関係を築くことができるかどうかがチェックされます。
- 貢献試験(Test of Beneficial)みんなのためになるかどうか
ロータリークラブは地域社会や国際社会に対して有益な貢献をすることを目指しています。このテストでは、候補者がクラブの活動にどれだけ積極的に参加し、社会に対してどれだけ貢献する意欲があるかが評価されます。
素晴らしいロータリアンになるための要素であると考えれば、私自身は第一段階で問題ありかなと思います。このように四つのテストも見方考え方の視点をどこに置くかで変わってきます。今一度、四つのテストでロータリークラブに入会して成長できる自信があるのか考えてみるのも面白いと思います。
会長の時間9
2024年09月11日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は観月例会です。私が会長になって初めての夜間例会です。実は地区大会の慰労もかねてのお疲れ様会でもあります。やっと地区大会記録誌も出来上がり決算の締めも地区事務所にお渡し出来ました。
場所を若の屋さんにしたのはこちら側の要望でしたが、親睦活動委員会にはセッティングして頂きありがとうございました。それから昨年の今頃は、まだ60周年記念式典の準備真最中でした。地区大会実行委員会についても資料づくりの段階だったと記憶しています。
本日は地区大会の事務局をしていただいた麻生さんと米山奨学生のメイ・モー・サツさんにも出席をしていただきました。ともに楽しみたいと思います。それでは今日は会員同士の懇親も含めてゆっくり飲みましょう。
会長の時間8
2024年09月04日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今月はロータリーの友月間です。いつもガバナー補佐であるとともに雑誌委員長の武内眞司会友がロータリーの友をよく読まれてロータリーメンバーにわかりやすく説明をしていただきありがとうございます。私もロータリーの友を読むようになりました。なぜか会長になるとロータリーの友を読む傾向になるようです。私の理由はわかりますが、会長の時間のネタ探しもありますね。私のように文才が無く話下手な者は「会長の時間」が苦手です。その場で行き当たりばったりの話は大丈夫ですが、文章化して人前で読むのは本当に苦手です。私はあがり症の上に飲めない、口説けない、さわれないの三拍子そろっていますので申し訳ありません。
話は戻りますが、ロータリーの友の記事で今年度から掲載されているある項目が面白いです。それは「ロータリーあるある相談室」です。この匿名相談には各地のロータリークラブの経験豊富なパストガバナーが、真剣に、時にはユーモアを交えてお答えしていただいています。7月号では「傍若無人な自己チューの先輩会員問題」で、お二人のパストガバナーが回答していました。最初の回答者は諦めなさいと、無視して老人はそれまでの人生の集大成だから、立派な人はさらに立派に、悪い人はますます悪くなり、年を取れば取るほど性格が悪くなって、物欲も増すから、この人たちは反面教師として自ら私たちに教えるために、恥も外聞もなく、捨て身で、わざと振る舞ってくれていると思いなさいと言われ、もう一人の方は決して諦めないでくださいと、人間には様々な要素があり、「十人十色」「多様性」と言うので相手に対して寛容な気持ちでお付き合いし、この会員が気付いてくれることを念じて辛抱し、課題を克服しようと努めれば、クラブに団結力が生まれると回答されていました。両極端な回答でしたが、私は前者の方に同意します。8月号では「女性会員入会拒否問題」でした。一人の方は女性会員をテーマにしたディスカッションを例会で行うことや、自クラブの創立50周年で初めて女性会員が入会したときに90歳を超える創立会員の素晴らしいコメントを掲載されていましたし、もう一人の方は女性会員が入会したら辞めるという会員に対して言われた言葉が「あなたのロータリーへの愛情は、女性会員の存在で冷める程度のものですか」と、その上その会員に「辞めても結構です」と言い切ってしまいました。さてどうなったでしょう?結末は伏せておきます。ぜひ読まれてない方は読んでみてください。
結びに、会員の皆さんは多分ロータリーの友を読まれているとは思いますが、いろんな角度から情報が入りますので面白いですよ。私はこの「ロータリーあるある相談室」のほかに「卓話の泉」も面白いです。本日配布のロータリーの友9月号が楽しみです。
会長の時間7
2024年08月28日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今回は出前セミナーです。マイ・ロータリーについてです。
出前セミナーの外部講師として管理運営部門の熊本城東RC寺尾康輔副部門長、地区クラブ戦略計画委員会の中津RC松本逸文委員長、地区クラブ管理運営委員会の別府東RC沼田守生委員をお招きしてマイ・ロータリーの登録はもちろんのこと、活用方法など説明してもらいますので、しっかりと学んでいただきたいと思います。先週の例会の卓話の中で公共イメージ委員会の中西委員長からも少しだけマイ・ロータリーに触れてもらいましたが、ロータリーについて学ぶにはマイ・ロータリーの活用が一番の近道です。個人のロータリー歴やRI活動,地区活動、所属ロータリークラブ活動など全てに渡り詳しく掲載されています。私も登録はしていましたが、年1~2回見るくらいでそんなに活用していませんでした。パスト会長の北郷会友から、私が会長エレクト時代に会長になる準備ならマイ・ロータリーのラーニングセンターを見て勉強するといいよとアドバイスをもらいました。私もそう思います。未来の会長候補の方々もそうですが、新入会員のロータリーメンバーもぜひ早めにマイ・ロータリーで勉強をされるといいですよ。
現在、日田ロータリークラブのマイ・ロータリーの登録は46.74%です。他クラブと比べてもしょうがないのですが、是非、日田クラブ全員登録を目指して今日の卓話をしっかりと聴いていただきたいと思います。
ただ自分の登録したパスワードを忘れない様にしないとせっかく登録したのに開けなくなります。私はパスワードの単語は覚えていましたが、大文字、小文字入力を忘れてしばらく悩んだことが有りました。
それではセミナーの時間を有意義に使いたいので、これで会長の時間を終わります。
会長の時間6
2024年08月21日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
皆さん、お盆はどう過ごされましたでしょうか?今年は結構長いお盆休みの日程になったのではないでしょうか。話題とすれば4年に一度のパリでのオリンピックで57K級柔道の角田夏実さんの金メダルに始まり、日本選手たちの頑張りで金20個、銀12個、銅13個のメダルが獲得されました。感動、感謝、感激、感涙のパリオリンピックも8月11日に終わり、28日からはパラリンピックが始まります。また選手の皆さんから感動をいただきたいものです。
さて先日の8月18日、日曜日に「第41回日田市技能大会が大原総合体育館で行われていました。この大会は日田市役所と日田地域技能士会の合同の日田地域技能士会技能大会実行委員会主催で、各種技能士たちの技術を競う大会です。職種によっては全国大会まであります。大分県では唯一日田市のみが地場地域で行っています。実際、競技種目は配管、電気、日田共同職業訓練校の3種目で、その他に実演・展示として建築大工、建築板金、表具、建築塗装、建具、畳の5種が有りました。以前は競技者が若くて多くの選手が出ていましたが、近年は技術・技能を継承する若者がいなく、どの業界も高齢化となり年々種目が減っている状況で残念です。しかしながら日田市の大会での優勝者等は県大会に選抜されますので、大分県技能祭でも日田地域技能士会は優秀な成績を残します。各種入賞はもちろんですが団体賞なども常に頂いています。
厚生労働省の国家試験でいただく技能士の免状ですから、技能士資格の地位向上や現場での処遇改善など国がしっかりと考えてもらわないとどんどん技能士が減少していきます。技能功労者表彰など貢献者への配慮はありますが、建設業に対する技能士の地位や労務費など引くすぎる傾向にあります。国には技能士の地位向上を早急に考えてもらいたいものです。
話を戻しますが、技能大会は競技だけでなくモノづくり体験教室としてLED工作、工芸たたみ、銅板レリーフ等あり、親子で楽しんでいました。またのみの市、包丁研ぎサービス、苗木の無料配布、おたのしみ抽選会などにぎわっていました。私はハズレのティッシュボックスが当たりました。ほんとにクジ運は私にはありません。
実は私の父、江藤平市が初代日田地域技能士会会長でした二代目会長が大工の佐藤実さん、三代目会長が左官の平川幸徳さんで現在に至っております。日田市に技能向上と技能者育成のために大会を開きたいとお願いしてできた大会なので私も思い入れはあります。この技能大会で子供たちが未来に技能者になりたいと思ってもらえるようになれば嬉しいですね。
ただ日にちが重なっていたので高嶋会友のお嬢さんの第34回大分県少年少女合唱祭と日田高校OB会の陽柳会総会に出席できなかったのは残念でした。
会長の時間5
2024年08月07日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。だから今回は戦略計画委員会と会員増強についてお話しします。
まずは戦略計画委員会ですが私が会長エレクトとして出席した前年度のロータリー・リーダーシップ研究会において「過去のクラブを分析して2~3年後の戦略計画の立案」「どのようなクラブになりたいのか?」「どのようにビジョンを実現できるか?」「目標への進み具合」を明確にするべく各ロータリークラブで計画を作成する様に指示がありました。
当時の私の考えでは他クラブの会長エレクトの方々と話した中で、どうやって現状の会員数を減らさないように維持するか、また女性会員を増やすにはどうすればよいかなど取っ付き易い(これでもかなり難しい問題)からはじめることを提言した記憶があります。そして先月、熊本であったロータリークラブ活性化ワークショップでは戦略計画が進んでいないというよりも浸透していない現状に問題があるため、さらに勉強会が有りました。早く戦略計画委員会を立ち上げて目標数値と実現に向けての方法を決めるように促されました。
そのためには掘川貴史第3地域R財団コーディネーター補佐より下記の4つの優先事項を行動することが大切だといわれました。
1.「より大きなインパクトをもたらす」2720地区から世界で活躍するロータリアン・ローターアクトを育てよう
ポリオ根絶活動の経験を活かし、新しいグローバルな奉仕活動の目標設定
2.「参加者の基盤を広げる」地域にロータリーの種を蒔こう
会員増強並びに地域社会の新しいグループ、民間団体、公共団体との協力
ロータリーの熱意で地域の若者を惹きつける
柔軟な多様性あふれる新しいクラブ作り
公共イメージの向上をSNSで発信、
3.「参加者の積極的なかかわりを促す」幅広くロータリーを親しんで貰おう
会員にとって価値や充足感を実感できる、有意義な奉仕活動を提供する
会員が個人的に、職業的に意義ある体験を実感できる新しいプログラムの設定
地域の多くの参加者から幅広い意見を取り入れクラブの現状とあるべき姿のギャップを明らかにして、ラーニングセンターを活用し、学びの機会を創出する
4.「適応力を高める」柔軟なロータリアン、ローターアクターを育てよう
地区のガバナンスと構造、手続きの効率化
多様化したクラブ運営例会のサポート
それからこの4つの優先事項を地区行動計画推進リーダーと共に深く理解して頂きクラブ会長のパートナーとして、クラブでの戦略会議を開催し活力のある魅力あふれるクラブにしていくクラブ行動計画リーダーの指名をお願いされました。この行動計画リーダーについては理事会でも確認しましたが会長エレクトの小ヶ内聡行会友に決定しています。
これは私の個人的な意見ですが、毎年数値計画の見直しを図り、目標を計画していくことも大事ですが、基本はロータリークラブとは奉仕の理想を求める団体であるはずです。最近のロータリーは勉強会みたいなのが多く、青年会議所みたいに小難しくなってきているようです。私は元来、奉仕活動を主とした事業を小さくても良いので継続して行っていくことがロータリーに求められていることであると思います。
日田のロータリークラブの歴史は60年あるわけですが、昔はもっとシンプルなロータリー活動であったのでないでしょうか?確かに近年でのロータリー会員減については深刻な問題になっています。昨年の2720地区大会でも1クラブが廃止手続き中でした。この戦略計画についてはガバナー公式訪問でガバナーより問診があります。小ヶ内会長エレクト、松本会長ノミニーと共に計画していきますが、三村ガバナーには公式訪問例会でいろんな諸問題についてもお話しする予定です。
さて、戦略計画の中で会員維持も大事ですが会員増強も大事な要因です。日田ロータリークラブは日本の中でも会員人数が多いクラブになります。それなのに事業予算が足らない現状です。実際、今回の予算組みでよくわかりましたが、事業費を確保するだけで大変です。上納金などの人頭分担金など円安がひびき3年前の計算では1ドル130円が今年は160円(7月中旬頃の価格、現在は144.57円)になりそれだけでも負担増です。それでもコロナ時期の貯えがあったのでまだまだ数年は大丈夫でしょうが、繰越金がなくなれば会員自身の手出しが増えてきます。現状、年会費の20万では足らず、今では夜間例会など一部負担して頂いている状況です。実際、毎年100万以上の繰越金が減っています。
ぜひ会員の皆さんは事業計画書の予算案を見ていただきたいと思います。これからの会の運営、将来の展望など考え直す時期がすぐそばに来ています。今期も7名減の53名からの出発でした。原委員長の推薦で石井聡大会友が入会し54名になりました。それにわがクラブも高齢化してきます。若手の会員も欲しいところです。事業予算確保にはやはり会員増強が欠かせません。しかしながら誰でも良いというわけではありません。ロータリー活動を理解して入会してもらうことが原則としてあります。(私の時はそこまで理解していませんでしたが)
若く行動力のある若手会員や特に女性会員を増やすことで自ずと会としての活性化が出来てくると思います。新入会員については私も勧誘の努力をしますが、会員増強委員会並びに日田クラブ全体でアンテナを張って探していかないと厳しいと思います。ぜひ、情報がある方は会までご連絡をお待ちしています。会員増強月間、皆で頑張っていきましょう。
会長の時間4
2024年07月24日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今回は私が入っている日田警察署協議会のことをお話しします。この会は日田警察署と地域の住民が協力して地域の安全と治安を守るための協議会です。警察署と住民が連携して地域の安全を守るための施策や活動を議論し、実践することで、地域全体の安全・安心を守るための取り組みを進めています。
私がこの会に入ったきっかけはロータリークラブの会員である松本裕二会友からの推薦でした。松本さんが会員の任期終了に伴い、私にお声をかけていただきました。私は別に警察官友の会に入っていましたのでお断りをしたかったのですが、松本さんの熱意と私の優柔不断さの性格、そして任期があることで入会しました。今現在2期4年目です。日田警察署長もこの期間内に3人変わりました。先ほど述べたように、この会は一市民である私たちが日田市民の安心・安全を守る警察業務の方向性や改善を一緒に考える会です。地域警察官は平日の事件、事故も含め大小関係なく事案についての対応が毎日発生していて、もちろん災害時も関与する現状は同じです。
協議会が私たちに求めているのは民間の感覚を取り入れた若手警察官の効果的な育成方法の提案や常日頃からの市民の目で見た様々な問題点の質疑・要望などの意見具申です。そして日ごろ会えない警察官の方々と話し合いを行う中で、日々日田市内で様々な問題が起こっている状況が伝えられ警察官の職務の大変さを感じさせられました。警察官も公務員でありますから、やはり労基のことなど基本は守らないといけないのですが、事件事故があれば休み返上で取り組まなければならない実情など我々民間企業と変わらない切実な問題とか警察官学校の教場で勉強したこととははかりしれない実戦を経験することでの葛藤などは実際に聴くと頭が下がる思いでした。それから問題点の質疑・要望の中で私の提案も1件取り上げてもらいました。
結論から言いますと咸宜小学校前の信号が完全歩車分離になりました。それまで咸宜小学校前の信号機は完全な歩車分離式ではなくて福銀方面や豆田方面は車のみ、中央病院方面や大原通り方面は人と車併用、それと完全歩行者専用のみの3パターンになっていました。歩行者専用の時があるので中央病院方面や大原通り方面側は車専用と勘違いして車と人との接触事故が起きてしまうかもしれない信号になっていました。この要望を協議会から上げていき改善をしてもらうことが出来ました。ただこの様に変えるだけでも約1年半の期間がかかりました。なかなか行政というものは順序・段取りが大変のようです。でも一般人の目で見て意見し、改革が出来ることは良いことだと思います。小さなことですが少しずつでも事件、事故のない住みやすい日田にしていければ幸いです。
ぜひ、この話を聞いて日田警察署協議会に入りたくなった方は喜んで私の任期後に推薦しますよ。
会長の時間3
2024年07月17日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
先日14日の日曜日に日田祇園祭り集団顔見世が日田駅前で行われる予定でした。残念ながら天気が心配した予報通り雨になり、早々と日田市のホームページで中止の決定報告がありました。前情報では桟敷席も満席とはいきませんでしたが完売近く販売できていたそうです。昨年の集団顔見世は4年ぶりということで私も家内と一緒に観に行きましたが、その時は山鉾を担ぐ若者たちの汗ばむ熱気とともに日田ロータリークラブ会友の頓宮さんが会長である平成山鉾を筆頭に9基の勇壮な山鉾が駅前に集結するのは「素晴らしい」の一言でした。私の住む本町には子供神輿しかなかったので山鉾がある町内がうらやましかったのを覚えています。しかしながら今は少子高齢化の中、担ぎ手の若手が少なく運行にも支障をきたしている状態です。今年も商工会議所、観光協会など担ぎ手の募集を行い、協賛金も集まり、人手も開催日3日間で約170名募集が出来ていたそうです。本当に集団顔見世が観られなかったことは残念でした。今度の土日の日田祇園祭に期待して隈町や豆田町に観に行きたいと思います。天候が相手では無理ですが、伝統行事がなくならない様に承継をしてもらいたいものです。
実はその時にもう一つ集団顔見世に合わせて行う事業が無くなっていました。それは日田駅において18時から日田玖珠法人会の女性部会担当の全法連「いちごプロジェクト」節電啓発活動として、節電啓発うちわを500枚配布する事業でした。この「いちご」のネーミングは、節電目標「15%」に由来しています。またいちごは「毎年、実をつける多年草」で「全国各地で広く栽培」されますので、そのイメージを毎年、女性部会が全国的に継続して取り組む社会貢献活動に重ねて名付けられています。ちなみに女性部会長は前ガバナーの膳所会友の奥様です。ただ今年の夏は猛暑の中で熱中症等の問題もあり、節電するあまり暑いのを我慢してエアコンをつけないなどして、体調や健康面を悪くするどころか死に至る危険も多いそうです。やはり自身の体調管理には気を付けてほしいものです。
来年はこの日田祇園祭集団顔見世が観られるように健康に留意をしながら、これからもいろんな奉仕活動を頑張りたいと思います。
会長の時間2
2024年07月10日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今回はロータリークラブ会報の下に掲載している「楽」の文字書画のことについてお話します。これは書道家の武田双雲さんの書画です。武田双雲さんは熊本県熊本市出身で1975年6月9日生まれの49歳、身長185㎝、出身校は東京理科大学栄工学部情報科学科です。母で書家の武田双葉に3歳から書を教えられるも、元々書道の世界に行くことは考えていなかったためNTT東日本の営業部に就職。部内では字がうまいと評判であったが、ある女性社員の名前を代筆したところ、その筆跡を見た女性から「今まで自分の名前が嫌いだったけど、初めて自分の名前が好きになれた」と涙を流して感動され、それを機に翌日辞表を出して2年半務めた会社を退職、再度母・武田双葉の書道教室で1年間書を学び、その後ストリート書家としてスタートされました。20代半ばに初めて個展を開き、また路傍で道行く人の希望により即興で書くスタイルを披露、その後墨を使った大字パフォーマンスでテレビなどに取り上げられ、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、数々の映画やドラマ、イベントの題字、商品ロゴなどを書きタイトル字などデザイン書の分野で注目されました。
元来は左利きであり、書のときのみ右手を使い、ただし、左手で書くことも可能だそうです。2019年6月、第38回ベスト・ファーザーイエローリボン賞学術・文化部門を受賞。父親は競輪専門紙の記者で小倉競輪場のキャスター、弟2人も武田双龍,双鳳と書道家です。
では、なぜこの「楽」に出会ったのかと言いますと福岡岩田屋での展覧会でした。武田層雲さんが来られるということでたまたま家内と観に行っただけでした。書画は初めてでしたが会場で観ていたらたまたま武田さんとお話しが出来ていろんな話になり、子供たちが祖父と父が創業した会社名から一文字ずつもらい名付けたこと、子供たちの干支の守り本尊が二人とも大日如来像であったことに縁を感じて話が弾み「楽」の書画を2つ購入することになりました。宇宙のお話から壮大な生命・輪廻のお話など話していただきました。書画のお値段の方はご想像にお任せいたします。それから武田さんからの申し出で特別に額の裏側に家族全員の名前を書いてもらいましたが、後で考えるとお言葉を書いてもらったほうが良かったかもと思いました。今は日田と福岡のお家に別々に飾ってあります。私のスローガンとして「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」とありますので使わせてもらいました。
会長の時間を終わります。
会長の時間1
2024年07月03日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
2024~2025年度日田ロータリークラブ会長に就任しました江藤です。2006年5月に入会して18年が過ぎました。あらためて自己紹介いたします。
私は株式会社大日勤務の江藤秀平です。職業分類は建設業です。ロータリー歴は18年と2カ月になります。実は私の父が日田中央ロータリークラブのチャーターメンバーで私も日田中央ローターアクトクラブのチャーターメンバーでした。25歳で日田青年会議と日田中央ローターアクトクラブを同時に入会しアクトには33歳まで入っていました。JCを40歳で退会してからは日田商工会議所や日田玖珠法人会などいろいろと兼務していたので、そういう団体にはもう入らないと決めていたのですが、計算間違いで日田ロータリークラブに入会することになりました。以来ほとんどクラブの役には立たなかったと思います。それでも何とか今日に至ることになりましたが、日ごろのツケが来たのでしょう。なにもロータリーがよくわからない会長になってしまいました。よく新人政治家が今から勉強して皆様のお役にたちますとか言っていますが、私はあまりお役に立ちそうにもありません。できれば今後の会長職に就かれる方々の反面教師として見て頂ければありがたいかなと思います。
さて私の今年度の運営方針ですが「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」ということを書かせていただきました。戒驕戒躁とは 驕(オゴ)らず、焦(アセ)らず、騒がず、慎んで、静かに、堅実に行動しなさいという意味です。そこに、それで楽しくですか?と思われると思います。私はロータリー人口が減ってきているのは人生に余裕が少なくなってきているのも一つの要因だと思っています。会員本人が楽しくなければ例会にも来ませんし、ましてや会社経営で忙しい方々ばかりですからためにならないと思えるなら出ないでしょうし、会長職はもとより要職に就きたくないと思います。ではどうすれば良いのか?難しい問題なので即答はできませんが、気負わないロータリー活動が出来るようなクラブ運営をしていけたらと思います。一言でいえば会員本人が無理をしない、させないことです。だからと言ってせっかく日田ロータリークラブに入会したわけですから何かを学んでいかないともったいないと思います。
私の年度ではぜひ一年間の間にロータリーについて一つだけ選ばれた場所(委員会等)で学んでいただければ毎年毎年ロータリーの引き出しが増えていき、少しずつロータリークラブが楽しめていけるのではないかと思います。私も会員皆様と一緒に無理をしない努力をしますので、これから一年間宜しくお願いします。
会長の時間24
2024年06月26日
「 会長の時間 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
私の会長の時間は、最後となりました。
この後、「1年間を振り返って」と云うことで、卓話の時間をいただいていますので、ここでは、会員の退会を報告させていただきます。
退会される方が、6名います。入会順に、お名前を申し上げます。
梅野会友、功能会友、田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友です。
皆さん、お仕事の都合や様々な理由で退会されますが、とても寂しく、残念です。
梅野会友は、1983年の入会で、服部会長年度に幹事、1997年度にクラブ会長を務められました。
功能会友は、1996年6月の入会で、2016年度にクラブ会長を務められました。
田嶋会友は、1996年9月の入会で、沢熊会長年度に幹事、2014年度に会長を務められました。その時の幹事は、不肖私が務めさせていただきました。
永田会友は、2011年の入会で、特に青少年奉仕の分野で活躍されました。
高嶋秀武会友は、2014年の入会で、特に職業奉仕の分野で活躍されました。
中島会友は、2014年の入会で、特に国際奉仕の分野で活躍されました。
それでは、梅野会友と功能会友に、ご挨拶をいただきます。
田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友には、「このまま欠席という形で退会させて下さい」と伝言をいただいています。
梅野会友から、ご挨拶をお願いします。
功能会友、お願いします。
長年にわたり、有難うございました。
会長の時間を終わります。