会長の時間

2024年

会長の時間11

2024年10月02日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今月は米山月間です。日田クラブとしては現在、米山奨学生のメイ・モー・サツさんを迎えて補助しています。日本に来てしばらくになりますので、生活も慣れてきたころだと思います。日本での生活はどうでしょうか?本日は卓話をお願いしていますので新しい近況が聴けるかもしれません。先月の観月例会にも浴衣を着て来ていただきましたし、もう何度も日田クラブの例会に来ていただいているので会員の皆さんも仲良くなっているとは思いますが、まだの方はお声がけしてください。よろしくお願いします。

さて今日は町から書店が減っていることについてお話しします。全国の書店は10,000店強と、ここ10年で4,000店以上減っている現状で、全国の自治体の4分の1は書店が0になったそうです。私は小さいころから本好きで、武内眞司会友の前の職業である武内書店さんに良く通っていいました。もちろん、市内にはあさひや書店さん、暁書店さん、文化書房さんなどたくさんの書店が有りました。私は小説も好きでしたがほとんど漫画が多かったですね。毎日とは言いませんが結構書店巡りをしていたことを思い出します。書店いや昔は「本屋さん」でしたね。本屋さんに私を含めた子供たちが少年画報などの月刊誌や週刊少年ジャンプなどの週刊誌の発売日には多くいた記憶があります。その本屋さんも衰退の一途で、子供の少子化とネット通販などが原因と言われています。今の世の中SNSが網羅されすぎて本離れが加速しています。私は紙ベースの本が好きなので、スマホで読むデジタルベースなものは苦手です。ただ最近、新たな形で本屋さんが出来てきています。少し前になりますが、日本経済新聞の8月11日号の別紙に「Book Meets You」本のある場所という記事が載っていました。書店が町からなくなっていくそうした逆風下でも、新たに本屋を開く人が増えています。この新しいスタイルの本屋さんは独自の品ぞろえ、立地やイベントの工夫、他の業態やカルチャーとの複合化…さまざまな手段を通じ本のる空間の魅力や、本を届けることの楽しさを追う人たちの思いが掲載されていました。一例をあげますと秋田県の出戸浜海水浴場の海の家が並ぶ浜辺の一画に「出戸浜の本やさん」という営業時間が午前10時から日没までの古い空き店舗を改装した本屋さんが2023年秋に誕生しました。すべて地元の人達が寄贈したコスト0の仕入れで、窓際にはカウンターもあり海を見ながら読書もできる古本屋さん。もちろん買いたい人は購入もできるようになっているそうです。海水浴場に集まる人が全国的に減っている中で本屋があることで、その場所の風景や価値が変わるのではと考えて作られたそうです。実は地元日田にも中本町にある酒屋さん跡に「平平書店」なるものが今年7月に開店しました。店主の坂本さんは学校の元教員で中途退職をして、以前から本屋がしたく数年前から計画し開業したとのこと。13時から19時の営業時間で定休日が火、水曜日です。この本屋さんはセレクトブックストアで絵本が中心の書店ですが、奥にはDJブース付きのカフェもあり癒しの書店としても活用され、私も見て来ましたがなかなか居心地がよい場所でもありました。皆さんも一度覗いてみてはどうでしょうか?今後の会長の時間の中で私の読んで面白かった書籍の話もしていきたいと思っています。

会長の時間10

2024年09月18日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

こんにちは。今回のテーマは「四つのテスト」です。

四つのテストの唱和について今年度から奉仕委員会で唱和していただくようになりました。

これはRI会長のステファニーA.アーチックさんのスローガン「ロータリーのマジック」の根本であり、三村ガバナーもこれに添って地区方針を作成しています。

このテストはハーバード・テーラーさんが倒産に瀕していたクラブ・アルミニウム社の社長に就任して、正しい営業活動を行えば必ず会社が再建できると考え、「四つのテスト」を示したことから始まり、その後同社の業績は改善を続け、5年後には株主に多額の配当金を分配するまでになったそうです。その彼が1954年にRI会長に就任した時、その版権をロータリーに寄付され、今日の職業奉仕並びロータリーの基になりました。そこでAIを使って四つのテストをロータリアンになる条件に置き換えてみました。

  1. 身分試験(Test of Truth)真実かどうか
    ロータリークラブのメンバーになるためには、正直かつ誠実な人物であることが求められます。このテストでは候補者の人柄や価値観について詳しく調査されます。
  2. 利用試験(Test of Fairness)みんなに公平か
    ロータリークラブに参加すると、自分の能力やリーダーシップを社会に有益な形で活かすことが求められます。このテストでは、候補者のサービス精神や公平性が評価されます。
  3. 友情試験(Test of Friendship)好意と友情を深めるか
    ロータリークラブは友情と親睦を深める場であり、メンバー同士の絆を大切にします。このテストでは、候補者が他のメンバーと良好な関係を築くことができるかどうかがチェックされます。
  4. 貢献試験(Test of Beneficial)みんなのためになるかどうか
    ロータリークラブは地域社会や国際社会に対して有益な貢献をすることを目指しています。このテストでは、候補者がクラブの活動にどれだけ積極的に参加し、社会に対してどれだけ貢献する意欲があるかが評価されます。

素晴らしいロータリアンになるための要素であると考えれば、私自身は第一段階で問題ありかなと思います。このように四つのテストも見方考え方の視点をどこに置くかで変わってきます。今一度、四つのテストでロータリークラブに入会して成長できる自信があるのか考えてみるのも面白いと思います。

 

会長の時間9

2024年09月11日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は観月例会です。私が会長になって初めての夜間例会です。実は地区大会の慰労もかねてのお疲れ様会でもあります。やっと地区大会記録誌も出来上がり決算の締めも地区事務所にお渡し出来ました。

 

場所を若の屋さんにしたのはこちら側の要望でしたが、親睦活動委員会にはセッティングして頂きありがとうございました。それから昨年の今頃は、まだ60周年記念式典の準備真最中でした。地区大会実行委員会についても資料づくりの段階だったと記憶しています。

 

本日は地区大会の事務局をしていただいた麻生さんと米山奨学生のメイ・モー・サツさんにも出席をしていただきました。ともに楽しみたいと思います。それでは今日は会員同士の懇親も含めてゆっくり飲みましょう。

 

会長の時間8

2024年09月04日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今月はロータリーの友月間です。いつもガバナー補佐であるとともに雑誌委員長の武内眞司会友がロータリーの友をよく読まれてロータリーメンバーにわかりやすく説明をしていただきありがとうございます。私もロータリーの友を読むようになりました。なぜか会長になるとロータリーの友を読む傾向になるようです。私の理由はわかりますが、会長の時間のネタ探しもありますね。私のように文才が無く話下手な者は「会長の時間」が苦手です。その場で行き当たりばったりの話は大丈夫ですが、文章化して人前で読むのは本当に苦手です。私はあがり症の上に飲めない、口説けない、さわれないの三拍子そろっていますので申し訳ありません。

 

話は戻りますが、ロータリーの友の記事で今年度から掲載されているある項目が面白いです。それは「ロータリーあるある相談室」です。この匿名相談には各地のロータリークラブの経験豊富なパストガバナーが、真剣に、時にはユーモアを交えてお答えしていただいています。7月号では「傍若無人な自己チューの先輩会員問題」で、お二人のパストガバナーが回答していました。最初の回答者は諦めなさいと、無視して老人はそれまでの人生の集大成だから、立派な人はさらに立派に、悪い人はますます悪くなり、年を取れば取るほど性格が悪くなって、物欲も増すから、この人たちは反面教師として自ら私たちに教えるために、恥も外聞もなく、捨て身で、わざと振る舞ってくれていると思いなさいと言われ、もう一人の方は決して諦めないでくださいと、人間には様々な要素があり、「十人十色」「多様性」と言うので相手に対して寛容な気持ちでお付き合いし、この会員が気付いてくれることを念じて辛抱し、課題を克服しようと努めれば、クラブに団結力が生まれると回答されていました。両極端な回答でしたが、私は前者の方に同意します。8月号では「女性会員入会拒否問題」でした。一人の方は女性会員をテーマにしたディスカッションを例会で行うことや、自クラブの創立50周年で初めて女性会員が入会したときに90歳を超える創立会員の素晴らしいコメントを掲載されていましたし、もう一人の方は女性会員が入会したら辞めるという会員に対して言われた言葉が「あなたのロータリーへの愛情は、女性会員の存在で冷める程度のものですか」と、その上その会員に「辞めても結構です」と言い切ってしまいました。さてどうなったでしょう?結末は伏せておきます。ぜひ読まれてない方は読んでみてください。

 

結びに、会員の皆さんは多分ロータリーの友を読まれているとは思いますが、いろんな角度から情報が入りますので面白いですよ。私はこの「ロータリーあるある相談室」のほかに「卓話の泉」も面白いです。本日配布のロータリーの友9月号が楽しみです。

会長の時間7

2024年08月28日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

今回は出前セミナーです。マイ・ロータリーについてです。

 

出前セミナーの外部講師として管理運営部門の熊本城東RC寺尾康輔副部門長、地区クラブ戦略計画委員会の中津RC松本逸文委員長、地区クラブ管理運営委員会の別府東RC沼田守生委員をお招きしてマイ・ロータリーの登録はもちろんのこと、活用方法など説明してもらいますので、しっかりと学んでいただきたいと思います。先週の例会の卓話の中で公共イメージ委員会の中西委員長からも少しだけマイ・ロータリーに触れてもらいましたが、ロータリーについて学ぶにはマイ・ロータリーの活用が一番の近道です。個人のロータリー歴やRI活動,地区活動、所属ロータリークラブ活動など全てに渡り詳しく掲載されています。私も登録はしていましたが、年1~2回見るくらいでそんなに活用していませんでした。パスト会長の北郷会友から、私が会長エレクト時代に会長になる準備ならマイ・ロータリーのラーニングセンターを見て勉強するといいよとアドバイスをもらいました。私もそう思います。未来の会長候補の方々もそうですが、新入会員のロータリーメンバーもぜひ早めにマイ・ロータリーで勉強をされるといいですよ。

 

現在、日田ロータリークラブのマイ・ロータリーの登録は46.74%です。他クラブと比べてもしょうがないのですが、是非、日田クラブ全員登録を目指して今日の卓話をしっかりと聴いていただきたいと思います。

ただ自分の登録したパスワードを忘れない様にしないとせっかく登録したのに開けなくなります。私はパスワードの単語は覚えていましたが、大文字、小文字入力を忘れてしばらく悩んだことが有りました。

 

それではセミナーの時間を有意義に使いたいので、これで会長の時間を終わります。

会長の時間6

2024年08月21日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

皆さん、お盆はどう過ごされましたでしょうか?今年は結構長いお盆休みの日程になったのではないでしょうか。話題とすれば4年に一度のパリでのオリンピックで57K級柔道の角田夏実さんの金メダルに始まり、日本選手たちの頑張りで金20個、銀12個、銅13個のメダルが獲得されました。感動、感謝、感激、感涙のパリオリンピックも8月11日に終わり、28日からはパラリンピックが始まります。また選手の皆さんから感動をいただきたいものです。

さて先日の8月18日、日曜日に「第41回日田市技能大会が大原総合体育館で行われていました。この大会は日田市役所と日田地域技能士会の合同の日田地域技能士会技能大会実行委員会主催で、各種技能士たちの技術を競う大会です。職種によっては全国大会まであります。大分県では唯一日田市のみが地場地域で行っています。実際、競技種目は配管、電気、日田共同職業訓練校の3種目で、その他に実演・展示として建築大工、建築板金、表具、建築塗装、建具、畳の5種が有りました。以前は競技者が若くて多くの選手が出ていましたが、近年は技術・技能を継承する若者がいなく、どの業界も高齢化となり年々種目が減っている状況で残念です。しかしながら日田市の大会での優勝者等は県大会に選抜されますので、大分県技能祭でも日田地域技能士会は優秀な成績を残します。各種入賞はもちろんですが団体賞なども常に頂いています。

厚生労働省の国家試験でいただく技能士の免状ですから、技能士資格の地位向上や現場での処遇改善など国がしっかりと考えてもらわないとどんどん技能士が減少していきます。技能功労者表彰など貢献者への配慮はありますが、建設業に対する技能士の地位や労務費など引くすぎる傾向にあります。国には技能士の地位向上を早急に考えてもらいたいものです。

話を戻しますが、技能大会は競技だけでなくモノづくり体験教室としてLED工作、工芸たたみ、銅板レリーフ等あり、親子で楽しんでいました。またのみの市、包丁研ぎサービス、苗木の無料配布、おたのしみ抽選会などにぎわっていました。私はハズレのティッシュボックスが当たりました。ほんとにクジ運は私にはありません。

実は私の父、江藤平市が初代日田地域技能士会会長でした二代目会長が大工の佐藤実さん、三代目会長が左官の平川幸徳さんで現在に至っております。日田市に技能向上と技能者育成のために大会を開きたいとお願いしてできた大会なので私も思い入れはあります。この技能大会で子供たちが未来に技能者になりたいと思ってもらえるようになれば嬉しいですね。

ただ日にちが重なっていたので高嶋会友のお嬢さんの第34回大分県少年少女合唱祭と日田高校OB会の陽柳会総会に出席できなかったのは残念でした。 

会長の時間5

2024年08月07日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。だから今回は戦略計画委員会と会員増強についてお話しします。

 

まずは戦略計画委員会ですが私が会長エレクトとして出席した前年度のロータリー・リーダーシップ研究会において「過去のクラブを分析して2~3年後の戦略計画の立案」「どのようなクラブになりたいのか?」「どのようにビジョンを実現できるか?」「目標への進み具合」を明確にするべく各ロータリークラブで計画を作成する様に指示がありました。

 

当時の私の考えでは他クラブの会長エレクトの方々と話した中で、どうやって現状の会員数を減らさないように維持するか、また女性会員を増やすにはどうすればよいかなど取っ付き易い(これでもかなり難しい問題)からはじめることを提言した記憶があります。そして先月、熊本であったロータリークラブ活性化ワークショップでは戦略計画が進んでいないというよりも浸透していない現状に問題があるため、さらに勉強会が有りました。早く戦略計画委員会を立ち上げて目標数値と実現に向けての方法を決めるように促されました。

 

そのためには掘川貴史第3地域R財団コーディネーター補佐より下記の4つの優先事項を行動することが大切だといわれました。

 

 

1.「より大きなインパクトをもたらす」2720地区から世界で活躍するロータリアン・ローターアクトを育てよう

ポリオ根絶活動の経験を活かし、新しいグローバルな奉仕活動の目標設定

 

2.「参加者の基盤を広げる」地域にロータリーの種を蒔こう

会員増強並びに地域社会の新しいグループ、民間団体、公共団体との協力

ロータリーの熱意で地域の若者を惹きつける

柔軟な多様性あふれる新しいクラブ作り

公共イメージの向上をSNSで発信、

 

3.「参加者の積極的なかかわりを促す」幅広くロータリーを親しんで貰おう

 会員にとって価値や充足感を実感できる、有意義な奉仕活動を提供する

 会員が個人的に、職業的に意義ある体験を実感できる新しいプログラムの設定

 地域の多くの参加者から幅広い意見を取り入れクラブの現状とあるべき姿のギャップを明らかにして、ラーニングセンターを活用し、学びの機会を創出する

 

4.「適応力を高める」柔軟なロータリアン、ローターアクターを育てよう

 地区のガバナンスと構造、手続きの効率化

多様化したクラブ運営例会のサポート

 

 

それからこの4つの優先事項を地区行動計画推進リーダーと共に深く理解して頂きクラブ会長のパートナーとして、クラブでの戦略会議を開催し活力のある魅力あふれるクラブにしていくクラブ行動計画リーダーの指名をお願いされました。この行動計画リーダーについては理事会でも確認しましたが会長エレクトの小ヶ内聡行会友に決定しています。

 

これは私の個人的な意見ですが、毎年数値計画の見直しを図り、目標を計画していくことも大事ですが、基本はロータリークラブとは奉仕の理想を求める団体であるはずです。最近のロータリーは勉強会みたいなのが多く、青年会議所みたいに小難しくなってきているようです。私は元来、奉仕活動を主とした事業を小さくても良いので継続して行っていくことがロータリーに求められていることであると思います。

 

日田のロータリークラブの歴史は60年あるわけですが、昔はもっとシンプルなロータリー活動であったのでないでしょうか?確かに近年でのロータリー会員減については深刻な問題になっています。昨年の2720地区大会でも1クラブが廃止手続き中でした。この戦略計画についてはガバナー公式訪問でガバナーより問診があります。小ヶ内会長エレクト、松本会長ノミニーと共に計画していきますが、三村ガバナーには公式訪問例会でいろんな諸問題についてもお話しする予定です。

 

さて、戦略計画の中で会員維持も大事ですが会員増強も大事な要因です。日田ロータリークラブは日本の中でも会員人数が多いクラブになります。それなのに事業予算が足らない現状です。実際、今回の予算組みでよくわかりましたが、事業費を確保するだけで大変です。上納金などの人頭分担金など円安がひびき3年前の計算では1ドル130円が今年は160円(7月中旬頃の価格、現在は144.57円)になりそれだけでも負担増です。それでもコロナ時期の貯えがあったのでまだまだ数年は大丈夫でしょうが、繰越金がなくなれば会員自身の手出しが増えてきます。現状、年会費の20万では足らず、今では夜間例会など一部負担して頂いている状況です。実際、毎年100万以上の繰越金が減っています。

 

ぜひ会員の皆さんは事業計画書の予算案を見ていただきたいと思います。これからの会の運営、将来の展望など考え直す時期がすぐそばに来ています。今期も7名減の53名からの出発でした。原委員長の推薦で石井聡大会友が入会し54名になりました。それにわがクラブも高齢化してきます。若手の会員も欲しいところです。事業予算確保にはやはり会員増強が欠かせません。しかしながら誰でも良いというわけではありません。ロータリー活動を理解して入会してもらうことが原則としてあります。(私の時はそこまで理解していませんでしたが)

 

若く行動力のある若手会員や特に女性会員を増やすことで自ずと会としての活性化が出来てくると思います。新入会員については私も勧誘の努力をしますが、会員増強委員会並びに日田クラブ全体でアンテナを張って探していかないと厳しいと思います。ぜひ、情報がある方は会までご連絡をお待ちしています。会員増強月間、皆で頑張っていきましょう。

会長の時間4

2024年07月24日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今回は私が入っている日田警察署協議会のことをお話しします。この会は日田警察署と地域の住民が協力して地域の安全と治安を守るための協議会です。警察署と住民が連携して地域の安全を守るための施策や活動を議論し、実践することで、地域全体の安全・安心を守るための取り組みを進めています。

 

私がこの会に入ったきっかけはロータリークラブの会員である松本裕二会友からの推薦でした。松本さんが会員の任期終了に伴い、私にお声をかけていただきました。私は別に警察官友の会に入っていましたのでお断りをしたかったのですが、松本さんの熱意と私の優柔不断さの性格、そして任期があることで入会しました。今現在2期4年目です。日田警察署長もこの期間内に3人変わりました。先ほど述べたように、この会は一市民である私たちが日田市民の安心・安全を守る警察業務の方向性や改善を一緒に考える会です。地域警察官は平日の事件、事故も含め大小関係なく事案についての対応が毎日発生していて、もちろん災害時も関与する現状は同じです。

 

協議会が私たちに求めているのは民間の感覚を取り入れた若手警察官の効果的な育成方法の提案や常日頃からの市民の目で見た様々な問題点の質疑・要望などの意見具申です。そして日ごろ会えない警察官の方々と話し合いを行う中で、日々日田市内で様々な問題が起こっている状況が伝えられ警察官の職務の大変さを感じさせられました。警察官も公務員でありますから、やはり労基のことなど基本は守らないといけないのですが、事件事故があれば休み返上で取り組まなければならない実情など我々民間企業と変わらない切実な問題とか警察官学校の教場で勉強したこととははかりしれない実戦を経験することでの葛藤などは実際に聴くと頭が下がる思いでした。それから問題点の質疑・要望の中で私の提案も1件取り上げてもらいました。

 

結論から言いますと咸宜小学校前の信号が完全歩車分離になりました。それまで咸宜小学校前の信号機は完全な歩車分離式ではなくて福銀方面や豆田方面は車のみ、中央病院方面や大原通り方面は人と車併用、それと完全歩行者専用のみの3パターンになっていました。歩行者専用の時があるので中央病院方面や大原通り方面側は車専用と勘違いして車と人との接触事故が起きてしまうかもしれない信号になっていました。この要望を協議会から上げていき改善をしてもらうことが出来ました。ただこの様に変えるだけでも約1年半の期間がかかりました。なかなか行政というものは順序・段取りが大変のようです。でも一般人の目で見て意見し、改革が出来ることは良いことだと思います。小さなことですが少しずつでも事件、事故のない住みやすい日田にしていければ幸いです。

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
ぜひ、この話を聞いて日田警察署協議会に入りたくなった方は喜んで私の任期後に推薦しますよ。

会長の時間3

2024年07月17日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

先日14日の日曜日に日田祇園祭り集団顔見世が日田駅前で行われる予定でした。残念ながら天気が心配した予報通り雨になり、早々と日田市のホームページで中止の決定報告がありました。前情報では桟敷席も満席とはいきませんでしたが完売近く販売できていたそうです。昨年の集団顔見世は4年ぶりということで私も家内と一緒に観に行きましたが、その時は山鉾を担ぐ若者たちの汗ばむ熱気とともに日田ロータリークラブ会友の頓宮さんが会長である平成山鉾を筆頭に9基の勇壮な山鉾が駅前に集結するのは「素晴らしい」の一言でした。私の住む本町には子供神輿しかなかったので山鉾がある町内がうらやましかったのを覚えています。しかしながら今は少子高齢化の中、担ぎ手の若手が少なく運行にも支障をきたしている状態です。今年も商工会議所、観光協会など担ぎ手の募集を行い、協賛金も集まり、人手も開催日3日間で約170名募集が出来ていたそうです。本当に集団顔見世が観られなかったことは残念でした。今度の土日の日田祇園祭に期待して隈町や豆田町に観に行きたいと思います。天候が相手では無理ですが、伝統行事がなくならない様に承継をしてもらいたいものです。

 

実はその時にもう一つ集団顔見世に合わせて行う事業が無くなっていました。それは日田駅において18時から日田玖珠法人会の女性部会担当の全法連「いちごプロジェクト」節電啓発活動として、節電啓発うちわを500枚配布する事業でした。この「いちご」のネーミングは、節電目標「15%」に由来しています。またいちごは「毎年、実をつける多年草」で「全国各地で広く栽培」されますので、そのイメージを毎年、女性部会が全国的に継続して取り組む社会貢献活動に重ねて名付けられています。ちなみに女性部会長は前ガバナーの膳所会友の奥様です。ただ今年の夏は猛暑の中で熱中症等の問題もあり、節電するあまり暑いのを我慢してエアコンをつけないなどして、体調や健康面を悪くするどころか死に至る危険も多いそうです。やはり自身の体調管理には気を付けてほしいものです。

 

来年はこの日田祇園祭集団顔見世が観られるように健康に留意をしながら、これからもいろんな奉仕活動を頑張りたいと思います。

 

 

会長の時間2

2024年07月10日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今回はロータリークラブ会報の下に掲載している「楽」の文字書画のことについてお話します。これは書道家の武田双雲さんの書画です。武田双雲さんは熊本県熊本市出身で1975年6月9日生まれの49歳、身長185㎝、出身校は東京理科大学栄工学部情報科学科です。母で書家の武田双葉に3歳から書を教えられるも、元々書道の世界に行くことは考えていなかったためNTT東日本の営業部に就職。部内では字がうまいと評判であったが、ある女性社員の名前を代筆したところ、その筆跡を見た女性から「今まで自分の名前が嫌いだったけど、初めて自分の名前が好きになれた」と涙を流して感動され、それを機に翌日辞表を出して2年半務めた会社を退職、再度母・武田双葉の書道教室で1年間書を学び、その後ストリート書家としてスタートされました。20代半ばに初めて個展を開き、また路傍で道行く人の希望により即興で書くスタイルを披露、その後墨を使った大字パフォーマンスでテレビなどに取り上げられ、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、数々の映画やドラマ、イベントの題字、商品ロゴなどを書きタイトル字などデザイン書の分野で注目されました。

 

元来は左利きであり、書のときのみ右手を使い、ただし、左手で書くことも可能だそうです。2019年6月、第38回ベスト・ファーザーイエローリボン賞学術・文化部門を受賞。父親は競輪専門紙の記者で小倉競輪場のキャスター、弟2人も武田双龍,双鳳と書道家です。

 

では、なぜこの「楽」に出会ったのかと言いますと福岡岩田屋での展覧会でした。武田層雲さんが来られるということでたまたま家内と観に行っただけでした。書画は初めてでしたが会場で観ていたらたまたま武田さんとお話しが出来ていろんな話になり、子供たちが祖父と父が創業した会社名から一文字ずつもらい名付けたこと、子供たちの干支の守り本尊が二人とも大日如来像であったことに縁を感じて話が弾み「楽」の書画を2つ購入することになりました。宇宙のお話から壮大な生命・輪廻のお話など話していただきました。書画のお値段の方はご想像にお任せいたします。それから武田さんからの申し出で特別に額の裏側に家族全員の名前を書いてもらいましたが、後で考えるとお言葉を書いてもらったほうが良かったかもと思いました。今は日田と福岡のお家に別々に飾ってあります。私のスローガンとして「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」とありますので使わせてもらいました。

会長の時間を終わります。

会長の時間1

2024年07月03日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

2024~2025年度日田ロータリークラブ会長に就任しました江藤です。2006年5月に入会して18年が過ぎました。あらためて自己紹介いたします。

私は株式会社大日勤務の江藤秀平です。職業分類は建設業です。ロータリー歴は18年と2カ月になります。実は私の父が日田中央ロータリークラブのチャーターメンバーで私も日田中央ローターアクトクラブのチャーターメンバーでした。25歳で日田青年会議と日田中央ローターアクトクラブを同時に入会しアクトには33歳まで入っていました。JCを40歳で退会してからは日田商工会議所や日田玖珠法人会などいろいろと兼務していたので、そういう団体にはもう入らないと決めていたのですが、計算間違いで日田ロータリークラブに入会することになりました。以来ほとんどクラブの役には立たなかったと思います。それでも何とか今日に至ることになりましたが、日ごろのツケが来たのでしょう。なにもロータリーがよくわからない会長になってしまいました。よく新人政治家が今から勉強して皆様のお役にたちますとか言っていますが、私はあまりお役に立ちそうにもありません。できれば今後の会長職に就かれる方々の反面教師として見て頂ければありがたいかなと思います。

 さて私の今年度の運営方針ですが「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」ということを書かせていただきました。戒驕戒躁とは 驕(オゴ)らず、焦(アセ)らず、騒がず、慎んで、静かに、堅実に行動しなさいという意味です。そこに、それで楽しくですか?と思われると思います。私はロータリー人口が減ってきているのは人生に余裕が少なくなってきているのも一つの要因だと思っています。会員本人が楽しくなければ例会にも来ませんし、ましてや会社経営で忙しい方々ばかりですからためにならないと思えるなら出ないでしょうし、会長職はもとより要職に就きたくないと思います。ではどうすれば良いのか?難しい問題なので即答はできませんが、気負わないロータリー活動が出来るようなクラブ運営をしていけたらと思います。一言でいえば会員本人が無理をしない、させないことです。だからと言ってせっかく日田ロータリークラブに入会したわけですから何かを学んでいかないともったいないと思います。

私の年度ではぜひ一年間の間にロータリーについて一つだけ選ばれた場所(委員会等)で学んでいただければ毎年毎年ロータリーの引き出しが増えていき、少しずつロータリークラブが楽しめていけるのではないかと思います。私も会員皆様と一緒に無理をしない努力をしますので、これから一年間宜しくお願いします。

会長の時間24

2024年06月26日

「 会長の時間 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門

私の会長の時間は、最後となりました。
この後、「1年間を振り返って」と云うことで、卓話の時間をいただいていますので、ここでは、会員の退会を報告させていただきます。

退会される方が、6名います。入会順に、お名前を申し上げます。
梅野会友、功能会友、田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友です。
皆さん、お仕事の都合や様々な理由で退会されますが、とても寂しく、残念です。

梅野会友は、1983年の入会で、服部会長年度に幹事、1997年度にクラブ会長を務められました。
功能会友は、1996年6月の入会で、2016年度にクラブ会長を務められました。
田嶋会友は、1996年9月の入会で、沢熊会長年度に幹事、2014年度に会長を務められました。その時の幹事は、不肖私が務めさせていただきました。
永田会友は、2011年の入会で、特に青少年奉仕の分野で活躍されました。
高嶋秀武会友は、2014年の入会で、特に職業奉仕の分野で活躍されました。
中島会友は、2014年の入会で、特に国際奉仕の分野で活躍されました。

それでは、梅野会友と功能会友に、ご挨拶をいただきます。

田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友には、「このまま欠席という形で退会させて下さい」と伝言をいただいています。

梅野会友から、ご挨拶をお願いします。

功能会友、お願いします。

長年にわたり、有難うございました。

会長の時間を終わります。

会長の時間23

2024年06月19日

「 年度末家族会&慰労会 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門

皆様、こんばんは!

日田ロータリークラブの年度末家族例会に、ようこそお出でいただきました。心より歓迎いたします。
いよいよ私の会長年度も、来週までとなり、お蔭でよく眠れるようになっています。

今年度は、大きな行事が重なり、会友の皆様、ご家族の皆様にもご協力をいただき、有難うございました。
後ほど、膳所ガバナーと草野実行委員長から、お話がありますが、特に先日の地区大会では、2日間に亘り、大変お疲れ様でした。ホストクラブとしての責任が果たせ、感謝申し上げます。

今夜は、松浦親睦委員長さんが、地区大会に負けないくらいの楽しい会を準備しているようです。
限られた時間ですが、地区大会の慰労を兼ねて、皆様で大いに楽しんでいただきたいと思います。

会長の時間を終わります。

会長の時間22

2024年06月05日

「 6月から、変わります 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 いよいよ6月に入りました。今年の6月は、色々と変わる月です。 

私の関係している医療や介護の業界では、例年ですと4月から、薬価の改正や診療報酬などの改正がありますが、今年は6月1日から、診療報酬の改正が行われています。3割負担の人で、初診料が27円、再診料で12円、負担増になります。 

 

我々の業界だけでなく、電気、ガス料金や税制の変更があります。 

電気料金ですが、例えば、標準的な4人の世帯で、現在7,500円程度の料金が、6月から段階的に補助金が減額され、7月には、約2,300円程度のアップになるようです。幸いなことに、私たちの身近な九州電力は、他の地域の電力会社に比べて、千円程度安いようですので、有り難いです。菅会友や九電の社員さん、今後も頑張って下さい。 

 

私たちが、最も関心があるのは、6月からの減税ではないでしょうか。 

一人当たり、所得税3万円、住民税1万円が、毎月の給料や賞与、年金から減税されます。住民税は7月から、減税となるようです。 

4人家族なら、年間16万円が減税されることになります。ただし年収2,000万以上の高収入の人は、残念ながら対象外となります。私は、今のところ大丈夫です。 

年収や家族構成で減税額が異なるため、企業は、社員ごとに、減税額を管理する必要があるため、どこの事業所でも今、大変な準備作業が行われているようです。減税額を、毎月の給与明細書に明記することも義務付けられていますので、担当者は大忙しだと思います。 

 

物価高のご時世ですから、今回の減税は良いことですが、企業や自治体の事務作業の負担は重く、私の周囲の反応は、良くありません。一律給付のようなシンプルな方法が良かったのではないでしょうか。 

 

岸田首相の人気取りなのか、次の選挙対策なのか、分かりませんが、もう少し中長期的な視野を持って、取り組んで欲しかったと思います。 

その岸田首相ですが、早速官邸のホームページやツイッターで、定額減税のアピールを始めています。首相周辺からは、「効果は、夏以降に表れる。」と自信を見せていますが、今後の支持率アップにつながるのか、動向を見守りたいと思います。 

 

会長の時間を終わります。 

会長の時間21

2024年05月22日

「 地区大会を終えて 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

5月17日、18日の両日に亘り、膳所ガバナー年度の地区大会が、当地日田市で開催され、草野実行委員長のもと、大成功の裡に、無事終了しました。私は、まだ感動の余韻に浸っています。皆さんの中には、達成感や虚脱感で、放心状態の人もいると思います。 

 

日田ロータリークラブ60年の歴史で、初めてのガバナーを輩出したことによる、ホストクラブとしての地区大会の開催になりました。 

前年の人吉での大会は、初日が雨でしたので、今回は両日とも晴天に恵まれ、最高にラッキーでした。人吉で、横断幕を掲げ、日田を紹介するビデオを流し、草野実行委員長の挨拶、そして最後は皆で、「来年は日田に行くばい、日田に行くばい」とコールをしてから、アッという間の1年でした。私は不覚にも、人吉でコロナ感染してしまい、その後5日間、自宅療養となりました。 

 

この地区大会は、日田ロータリークラブのメンバーの熱い思いと、60年の歴史の重みが凝縮された2日間だったと思います。これまで様々な事情で、60年間ガバナーを輩出できなかった積り積もったうっぷんが、一気に爆発したような気がします。 

他のクラブのロータリアンにも、日田ロータリークラブの気概と熱意を感じてもらえたのではないでしょうか? 

60年の歴史で、途中で退会された方、不幸にもお亡くなりになった方、これまで日田ロータリークラブに関わってくれた人たちにも、見せたかったなと思いました。 

ただ一つ残念だったのは、川原先生の講演の時に、空席が目立ったことです。 

何か新しいことや経験のないことをやれば、必ずミスはあります。いくつかのトラブルもありましたが、ご愛嬌といたしましょう。 

 

ガバナーや実行委員長を始め、事務局、ベテランの会員さんも若い会員さんもそれぞれに、担当したところで能力を発揮し、我がクラブは、有能な人材が豊富だなと感じました。 

このような素晴らしい日田ロータリークラブの仲間と共通の時間を過ごせたことに、感謝しています。 

皆さん、熱い中、本当にご苦労様でした。ご協力、有難うございました。ホストクラブとして、責任が果たせました。。 

 

最後に、私の年度は、あと1カ月ほど残っていますので、もう少しお付き合いを、宜しくお願いします。 

 

会長の時間を終わります。

会長の時間20

2024年05月08日

「 中央クラブとのゴルフ対抗戦、懇親会 」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

5月5日、4年ぶりに、日田中央ロータリークラブとのゴルフ対抗戦と懇親会を行いましたので、報告します。

時折、風が強く吹きましたが、両クラブ合わせ25名の参加者で、楽しくゴルフが出来ました。

佐藤親一郎会友のお骨折りで、エンジ色の帽子とポロシャツを揃えました。中央クラブは、紺色のユニフォームで揃えていました。女性だけの組もあり、華やかで、賑やかなゴルフ対抗戦になりました。

それぞれのクラブから、上位8人ずつの打数の合計で、競いました。結果は、30打数少なかった中央クラブが、勝ちました。若手の活躍が目立った中央クラブに、今回は完敗しました。個人優勝は、原雅雄会友、3位に原道子会友で、ご夫婦で大活躍しました。梅野会友も99のスコアで、健闘されました。

私もそれなりに頑張り、8番のショートホールで、ニアピン賞をいただきました。右からの風が強かったので、5番ユーティリティクラブで、打ちました。4年前は、大差で勝ちました。次回は、雪辱したいと思います。

きざんクラブでの懇親会には、膳所ガバナーや一ノ宮幹事、中央クラブからも数名の方の参加がありました。最初に、膳所ガバナーのご挨拶があり、草野会友の乾杯で懇親会が始まりました。膳所ガバナーから、ゴルフ対抗戦で4位となった野村会友に、ガバナー賞が贈られました。ロータリーらしく、最後は「手に手」を歌い、終了しました。

いよいよ17日18日に、地区大会が迫り、中央クラブのメンバーさんの協力が必要になりますので、荒川会長と相談して、このような場を設けました。

本日の卓話の時間は、「地区大会の全員打ち合わせ」となっています。

早々に、パトリア前には、平成やまの準備が出来ています。そしてアトラクションに登場するZEZEバンドの音合わせも順調に進んでいると聞いています。

それぞれの担当をしっかり確認して、地区大会の成功に向け、頑張りましょう。

会長の時間を終わります。

会長の時間19

2024年05月01日

「 嘉儀玉山25周年、嘉義市役所訪問 」 

 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

4月24日から2泊3日の日程で、総勢16人で、台湾嘉義玉山ロータリークラブ25周年祝賀会と嘉義市役所・黄敏恵(ホァン ミンフィ)市長を表敬訪問して来ました。降ったり止んだりのお天気でしたが、予定の日程通り、全員無事に帰宅しました。2日目に、体調を崩した方がいましたが、大したトラブルもなく、充実した旅行ができました。 

出発の前々日から、台湾東部で小さな地震が数回、報告されていましたので、心配ではありましたが、予定通り24日朝7時出発しました。 

私は7回目の嘉義市訪問でしたが、今回は、曾錦堂(ツェン ジンタン)会長とその家族、黄市長あてにお土産を用意しました。曾会長には、玩具の日本刀、黄市長には、今治タオルを持参しました。曾会長を驚かそうと、リアルな日本刀を用意しました。チエックインの前に、JTB担当者に持ち込み可能か、相談したところ、5分後に、警官がやって来ました。周囲からの視線を感じながらのやり取りでしたので、かなり焦りましたが、無事手荷物検査を通過して、台湾に持ち込めました。危うくやり損なうところでした。 

桃園空港からタクシーで、台湾高鉄・桃園駅に移動、高鉄嘉義駅では、毎度ながら、玉山クラブのメンバーから、熱烈な出迎えを受け、日系のプリンスホテルに到着、着替えて、宴会場のホテルに、バスで向いました。400人規模の祝賀会でした。会場のLOOK ROYAL HOTELは、曾会長が経営しているホテルです。 

1時間の式典中、私は前の席でしたので、水しか飲めず、テーブル席で飲み食いを始めている会友の皆さんが羨ましかったです。私の挨拶は、膳所ガバナーの3つ後でした。挨拶の後、苦労して持ってきた刀をやっと渡せて、ホッとしました。 

その後は、大宴会に参加しましたが、今回は、参加者が多かったため、ウチのメンバーは、乾杯の集中攻撃を回避できたようです。我々も、ステージに上がり、谷村新司の「昴・すばる」を、全員で歌いました。2次会は地下のカラオケで、嘉儀玉山ロータリークラブのメンバーとの親睦を深めました。私は、記憶を失くす2歩手前くらいまで、曾会長に飲まされました。深夜2時ごろ、気分が悪くなり、戻しました。3時には、地震があり、かなり揺れました。 

25日は、膳所ガバナーと頓宮会友は、姉妹地区3523地区を訪問のため、先に出発しました。残りのメンバーは全員で、バスに乗って、市内中心部にある、国立華南高校を訪問しました。 

この学校は、日本統治時代に、台湾人の職業訓練学校として設立され、初代校長江口保から5代まで、日本人が校長を務めました。4代校長の井上徳造は「和魂商才」と云う有名な言葉を残しました。現校長の孫忠義先生にご案内いただきました。生徒たちが栽培しているコーヒー、自家製のパン、フルーツをご馳走になりました。食物科の生徒さん方から、洋食のテーブルサービスを受けました。最近、昭和学園高校との提携校となり、交換留学生や学生の交流などについて、佐竹会友から、お話がありました。 

その後、嘉義市役所(嘉義市政府)を訪問しました。 

黄市長、副市長、秘書室長、全ての部長が勢ぞろいで、臨席をいただきました。嘉儀玉山ロータリークラブからも、曾会長、パスト会長数名の臨席があり、30名程度で約1時間、意見交換を行いました。嘉義市側からの熱烈歓迎の気持ちを感じました。 

同行した日田市役所の鈴木部長も、日田市のPRと椋野市長からのメッセージを10分程度、話しました。私は簡単に挨拶して、同行のメンバーを紹介しました。約1時間の会合中、ほとんどを、黄市長と曾会長が話しました。お二人とも、声も大きく、よく話しますので、二人に挟まれた席の私は、そのパワーに圧倒されました。 

黄市長からは、サプライズで、2006年佐竹会長年度に、初当選の黄市長を訪問した時の写真をいただきました。後ほど回しますので、私と梅野会友の18年前の姿を見てください。黄市長は、「日田市との交流に積極的に取り組みたい、ぜひ日田市を訪問したい」と、熱心に話していましたが、日田市側は、どんな対応をするのか、今後の椋野市長サイドの対応を見守りたいと思います。 

その後、玉山クラブのメンバーが、牛肉料理の昼ご飯を用意して下さいました。曾会長の食べる量とお酒を飲む量に圧倒されました。店主の洪(ホン)様が、他のお客様をほったらかして、店の奥から秘蔵の酒を持ち出して来て、乾杯を始めました。斎藤会友がハチマキ姿で対抗しましたが、危なかったです。 

その後、高鉄で台北に戻りましたが、駅でちょっとしたミステイクがありました。 

私は夕食までの空き時間を利用して、斎藤会友と、隣のビル地下2階のマッサージ屋に行きました。斎藤会友には、30代の女性、私にはおじさんが担当になり、羨ましかったですが、無言のまま、おじさんには、1時間しっかり揉んでもらいました。1400NT(約6500円)でした。 

夕食は、創業58年、台湾料理の老舗、梅子(メイヅ)に行きました。名物は、大根のオムレツ風卵焼きです。からすみやカニのおこわも美味しかったです。夕食後は、それぞれに分かれて、ホテルに戻りました。私と斎藤会友は、近くの佐竹会友が馴染みのお店に、案内いただき、台北の熱い夜を楽しみました。 

 最終日は、早朝から、九分(チューフン)観光組や近場での買い物組に分かれて、出発時間まで過ごしました。雨がひどかったので、私は近場のビルの15階にある中国式サウナに行きました。中国式サウナはおじさんのオアシスですが、身体に絵が入っている人もいて、少し怖いところです。いくつかのお風呂やサウナ室や垢すりがあります。800NT(約3500円)でした。 

それぞれが、お昼ご飯を済ませて、午後1時にホテルを出発し、4時半に、福岡行きの便に乗り込みました。 

最終日も、別行動で、3523地区のクラブを訪問された膳所ガバナーと頓宮会友は、空港で合流しました。どこのクラブからも大歓迎されたようです。空港のロビーで、「近づいてきた地区大会に、今回、ガバナーが訪問した3523地区のメンバーが、追加で参加することになった。間に合わないかも」と、硬い表情をした江藤会友から聞きました。大変だと思いますが、宜しくお願いします。 

長々と話しましたが、今回の旅行は、初参加の会友や奥さん方もいましたし、また将来につながる国際交流もできました。とても楽しく、いい思い出ができました。今回行けなかった皆さんも、次は一緒に行けることを願っています。 

下次、一起走巴。謝謝。 (次は、一緒に行きましょう。有難うございます) 

会長の時間を終わります。

会長の時間18

2024年04月17日

「 嘉儀市役所訪問、友好姉妹都市を目指して」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 来週の例会は、日田ロータリークラブの定款第7条、細則第5条に則り、休会とし、全会員にお知らせします。休会の理由は、会長、幹事、副会長が台湾訪問で、不在となるためです。 

今回の台湾訪問は、膳所ガバナーを先頭に、総勢16名になります。24日に、嘉儀玉山ロータリークラブ創立25周年式典に出席、翌日の25日には18年ぶりに、嘉儀市役所、黄敏恵市長を表敬訪問します。膳所ガバナーと頓宮会友は、別途2720地区を代表して、台湾3523地区ガバナーを表敬訪問するとのことです。 

 

以前の会長の時間でもお話ししましたが、昨年11月、「台湾との経済交流」という講演会が終了後、椋野市長に挨拶したところ、「次回日田ロータリークラブが台湾に行く時には、一緒に行きたいです」とのお話がありました。半分冗談だと受け取っていましたが、その後会った時に、かなり本気のようだと感じました。その後何度か、椋野市長サイドや嘉儀の黄市長サイドに打診して、日程を調整しまして、今回の嘉儀市役所黄市長訪問が決まりました。 

その1週間後、「日田市では、市長の外国訪問は、議会の承認が必要になるので、無理になりました。親書をお持ちします」と伝えましたところ、「黄市長が心待ちにしているので、代わりに、副市長が来てもらえないか?」との要望がありました。 

林野庁からの服部さんが副市長に決まる前のことでしたので、今回は商工観光課と農林振興課の部長が椋野市長の代理と云うことで、親書を携えて同行することになりました。当然ながら旅費の方は、各自での負担となります。 

 

これまで、台湾嘉儀玉山ロータリークラブとの交流は19年になります。 

毎年、宴会でたくさん飲まされては酔いつぶれ、翌日はゴルフ組と嘉儀市内観光組に分かれ親睦を深め、夕方に台北に戻って食事会、と云う旅行日程でした。 

来週の嘉儀市役所訪問が、日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの長年の友好関係を足掛かりに、日田市と嘉儀市という自治体間での交流のきっかけになれば良いなと思います。その先、学生や市民にも広がることを期待しています。 

日田ロータリークラブの国際奉仕活動が、地域に貢献できることを願っています。 

 

会長の時間を終わります。 

会長の時間17

2024年04月10日

「 人生、いろいろ 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

私もご縁があって、このロータリークラブに入会し、今年で19年目となり、いつの間にか、61才になりました。 

企業や役所勤めの同級生は、ほぼ定年退職を迎え、第2の人生に入っています。非常勤や契約社員として、市役所や学校教員として勤務を継続している友人もいますし、全く別の仕事に就いた友人もいます。今日の会長の時間では、印象的な同級生のことを話します。 

 

 大学の同級生に、宮崎県出身の友人がいますが、彼は卒業後、大阪に本社がある大手の製薬企業に就職し、営業職として、順調に出世していました。タナトリルと云う血圧の薬がありますが、当時日本一のいい成績だったと言ってました。製薬メーカーで、いい成績というのは、病院や薬局に、たくさん薬を売ったという意味です。 

彼は努力の甲斐があって、数年前、その製薬企業の子会社の社長に就任しました。大阪の道修町(どしょうまち)にある本社ビルに社長室を構え、秘書もついていました。夜は、接待も兼ねて、北新地のクラブでよく飲んでいたようです。その彼が年末、会社からの早期退職の募集に応じ、3月に退職し、「4月からは自宅近くの200床程度の病院で、新人薬剤師として、若い人達に混ざって、病院の薬局で仕事をすることになりました」との便りがありました。先日、電話で理由を尋ねたところ、「若い頃から、薬局の中で、薬を割ったり、つぶしたり、チマチマとした作業がしたかったんや。毎日新鮮で、おもろいでぇ」とのことでした。 

 

もう一人の中学からの同級生は、最近自宅の一部を改装し、シュミレーションゴルフの機械を設置し、ゴルフのインストラクターの資格を取って、新たな事業を始めています。 

彼は20年以上前に、ローレルゴルフクラブのクラブチャンピオンになった実力がありましたが、家業を継いで飲食店の経営、その後いくつかアルバイトで不遇の経験をした後、一念発起して、レッスンプロとしての実技試験や講習を受けて、資格を取得しました。 

転職の理由を尋ねたら、「やっぱりゴルフが好きで、ゴルフに関わる仕事がしたかったから」とのことでした。私も何回か行きましたが、前後左右4つのカメラでチェックしてもらい、長年染みついた変なスイングの癖を修正してもらっています。お蔭で、ダフリが減ったようです。皆さんの中でも興味がある方やじっくり習いたい方がいれば、紹介しますので、お申し出下さい。 

 

不器用な私は相変わらず、親から引き継いだ薬屋の仕事を淡々と続けていますが、これが良いのか、分かりません。同級生の進路を見て、人生いろいろだなあと感じています。 

これからも薬屋の仕事をしながら、ロータリー活動も取り組んでいきたいと思います。 

 会長の時間を終わります。 

会長の時間16

2024年04月03日

「 新入会員研修会 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

3月13日の例会では、日田ロータリークラブ創立記念として、ロータリー歴45年の草野会友から、創立の経緯、例会場の変遷、これまでの周年事業等について、卓話があり、その後、5月の地区大会についての準備状況について、江藤会友より説明がありました。 

 

 当日の夜は、石松ロータリー情報委員長のお世話で、コロナ禍でしばらく中断していた「新入会員研修会」が行われました。 

改装したばかりの亀山亭ホテルにて、新入会員の方々が13名、パスト会長の方々が12名と、多くのご参加をいただき、活気ある研修会になりました。 

膳所ガバナーから、30分程度、講話をいただきました。その後、石松情報委員長より、ロータリークラブの定款細則について、また日田ロータリークラブの細則についての話がありました。 

膳所ガバナーは、パワーポイントを使い、ロータリーの歴史、基本理念、ロータリーの目的、ロータリーの5大奉仕、「ビジョン声明」などについて、分かりやすく説明をされました。     

次年度RI会長のステファニー・アーチック様は、「ビジョン実現のための戦略計画」を重視しているので、クラブとして何らかの対応が必要になるのではないか?とのことです。次年度江藤会長、宜しくお願いします。 

膳所ガバナーが、最後に話した内容が印象に残りました。それは、APUアジア太平洋立命館大学、前の学長出口治明(でぐちはるあき)氏の言葉です。「人生には3つの醍醐味がある」として、1、本を読むこと 2,旅をすること 3,人と出会うこと 、との言葉が紹介されました。その話を聞いて、私も旅をしたくなりました。久々の海外旅行になりますが、4月の台湾旅行を楽しみたいと思います。 

 

その後、ホテルの2階で懇親会が行われました。久しぶりの大人数での懇親会でした。亀山亭さんのお料理もおいしく、お酒も進みました。その席で、クラブの運営に対し、色々な意見をいただきました。いただいた意見は、次年度にも引き継ぎますので、理事会などで、協議していただきたいと思います。 

石松情報委員長さんには、素晴らしい研修会と懇親会を企画していただき、新入会員さんも大変喜んでいました。お骨折りいただき、有難うございました。 

 

会長の時間を終わります。 

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