会長の時間

2019年

会長の時間22

2019年12月25日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

年末になると気になってくるのが、「買わないと言う選択肢はないやろ」という鶴瓶さんのCMでおなじみの年末ジャンボ宝くじです。

私も以前何回か買ったことがあります。

今年は10億円が一等賞金だそうで、当たったら何に使おうかとか、女房には黙っていようかとか色々考えてしまい、抽選日まではとても楽しい時間をすごせます。

2年前の12月に東京に行った時には、有楽町の駅の宝くじ売り場で並んでいる人の数の多さにびっくりしたのを覚えています。

そこは過去一等賞が多数出た売り場だそうですが、これだけの人数の人が買えば一等が多く出るのもなるほどと思ってしまいます。

この楽しい宝くじですが一等の当選確率はどのくらいかと云うと、250万分の1だそうです。

これをわかりやすく例えると、ここに25人の人を集めたとします。

大体一人の人間の髪の毛の数が約10万本ですので、この25人の中から一人を選んでその人の頭に生えている髪の毛の中から一本の当たりの髪の毛を見つけるほどの確立です。

ですが買っていない人には金輪際当たりません。

残り物には福があると言いますので、今年最後の運試しで買ってみようかと思っていましたが、なんと先週の土曜日で発売が終了していました。

やはり縁がありませんでした。

会長の時間21

2019年12月18日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

地球の温暖化対策についての会議、COP21が協同声明を出せずに終了したそうです。

環境少女のグレタさんなど、最近では地球温暖化の事が世界的に話題になっていて、ネット等では色々な憶測記事が、出回っています。

私は、専門家ではないので科学的なことはよくわかりません。

しかし、少し気になる数字を最近知ってしまいました。

それはPPMという単位です。

これは大気中の分子の数を表す単位ですが、現在のCO2の大気中の割合は約400PPM程だそうです、

このPPM100万個の大気中の分子のなかで対象の分子がいくつあるかの単位ですので400PPMだと100万分の400となり1万分では4になり大気中の1万の分子の中の4個になります。

大気の8割は窒素、2割が酸素ですがそれには温室効果はありません、そのなかで1万分の4個のCO2が大気の温度を上昇させていることになりますが、素人の私は本当なのと思ってしまいます。

そういえば最近はCO2とは言わずに、温室効果ガスと言い方が変わっていて他にも原因のガスがあるよと言っているようで、何か恣意的なものを感じてしまいます。

何かの現象の原因を考える時に、単純に犯人を決め付けるようなことが多いように感じます。

日本人はまじめなので、すぐに信じてしまいがちですが、もっと科学的に、先入観をもたずに、政治的にならないようにするのがこれから大切になってくるのではと思ってしまいます。

会長の時間20

2019年12月11日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

今日は恒例の年末家族会です。

日頃より、奥様方にはロータリークラブの奉仕活動にご協力頂き本当にありがとうございます。

さて、今年度のマローニー会長の活動方針は「ロータリーは世界をつなぐ」です。 

ロータリークラブの本質であるつながりを、もう一度原点に返って大切にしましょうと言っておられます。

そして、ロータリークラブは仕事や家庭を犠牲にするものでは無く、補うものだともいっておられます。

今日の家族会で親睦を深め、そしてつながりをより一層深めていただけたらと思っています。

また親睦委員会の皆さんには、沢山の景品やアトラクションを用意していただいていますので、どうぞ最後まで存分にお楽しみ下さい。

会長の時間19

2019年12月04日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

12月を師走といいますが、この師とは僧侶の事で、僧侶が年末に仏事の為に走り回るとか、寺社で参拝者の世話をする人を御師というそうですが、その御師が一番いそがしい時期だとか、普段は落ち着いている教師でも、あわただしく走り回る時期とか諸説あるようですが、どれにしてもこの時期をよく表している言葉だと思います。

なにかあわただしさを連想させる言葉のようです。

他の11の月には全部月の字がついているのとは何か違う感じがします。

あとひと月、体調にきをつけて風邪などひかずに無事にすごせたらと思います。

さて、世界に目を向けると一向に収集の兆しの無い香港のデモや、それに反発する中国共産党政府や、北朝鮮のロケットの発射やら、ペルシャ湾への自衛隊の派遣の事やら、来年に迫った周近平国家主席の国賓としての来日の是非やら、日本やアメリカそして台湾にとっての、安全保障上のさまざまな問題が山積しているにも関わらず、日本の国会では首相主催の桜を見る会の客がどうだとか、こうだとかの事ばかりやっていて、もう少し実のある審議が出来ないものかとおもってしまうのは私だけでしょうか。

会長の時間18

2019年11月27日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

12月が近づき次年度の役員も、もうだいぶ決まっている事と思います。

そこで、ぜひ次年度の役員の方々にお話したいことがあります。

それは、地区の補助金についてです。

これは、ロータリーの活動において、とても金銭的に重要なので、よく理解していていただきたいのですが、とにかく補助金の申請は前倒しでやらなくてはならないので、とても厄介です。

とくに申請の時期がとても早くて、二月にはRI2720地区への覚書の提出が必要で、三月には、おおまかな計画書の申請、また四月には最終的な計画書の提出というスケジュールになっています。

そして、その活動自体をなるべく、十二月頃までに終了して欲しいという地区の意向もあります。

そのため特に担当の委員長や委員の皆さんには、早めに準備にかかってもらわないといけないので、大変です。

私の年度では、委員長への連絡が遅れてとても迷惑をかけてしまいましたのでとても反省しています。

この補助金は、もともと各ロータリークラブの財団への、寄付金が原資です。

したがって、使える額もそのロータリクラブの寄付の額によって決まります。

日田クラブの使える額は大体ですが上限で30万円程です。

また、活動資金の約半分の金額が補助金の上限になります。

老婆心ですが早めの準備がとても大事だと思います。

 

会長の時間17

2019年11月20日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

先日の地区大会で、瀧ガバナーがしきりに言われたことで、今年の国際ロータリークラブのマローニー会長のテーマである、「Rotary Connect The World」「ロータリーは世界をつなぐ」このテーマにぴったりの事が、先日ありました。

野球のプレミア12です。

この大会で、日本チームはみごとに優勝しました。

私もこの決勝戦を見ていて、気づいた事がありました。

それは、日本チームの各選手の、次に繋げようという思いがひしひしと伝わってきたことです。

自分ひとりでやっているのではなく、全員一丸となって、試合にのぞんでいる姿がとても印象的でした。

相手チームの、俺が決めてやるというような、ぶんぶん振り回すようなバッティングじゃ無いのが、素人の私にも伝わってきました。

又、ラグビーのワールドカップの試合でも、パスをつないでつないでトライにもっていく日本チームの姿がとても素晴らしくて、にわかラグビーファンの心をつかみました。

又、宮中では大嘗祭が行れ、皇位の継承がこれもまた繋がっていきました。

2000年近い歴史が今に繋がっている日本は本当にすごい国だなあと気づかされました。

自国に都合のよい様に歴史を変えてしまうどこかの国とは随分と違うようです。

日本人で本当に良かったなあとつくずく感じました。

会長の時間16

2019年11月13日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 11月10日の日曜日に、天皇陛下の即位に伴なう祝賀御列の儀のパレードが行れました。
私は後で、ユーチューブで見ましたが、30年前の平成の時のパレードと比べて、とても和やかな感じがしました。
以前なら、両陛下のパレード中の写真を撮ることは禁止されていたようですが、今回は多くの人がスマートフォンで動画や写真を撮っていたようです。
さすがに今回はスマホでの撮影の禁止まではできなかったようです。
特に今回私が嬉しかったのは皇后様の表情がとてもやさしくて、気品の中にも何かどっしりとした自信の様なものまで感じました。
私より年下の天皇陛下が誕生した事に、何か一つの新しい時代が始まったような感じがしました。
ところで皆さんウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program)をご存知でしょうか。
これは、戦後GHQが日本人に対して行った政策で、わかりやすく言うと「戦争についての罪悪感を、日本人の心に植えつけるための宣伝計画」です。
これでGHQは日本人の思想や言論を管理し、徹底的に戦前の日本を否定し二度と日本がアメリカに戦いを挑んで来ないようにする事に成功したといってもよいでしょう。
その後現在までのメディアの報道や言論は、その自虐史観により、かなりの影響を日本国民に与えたように感じます。
しかし戦後73年が経ち、新しい世代が育ち、段々とその呪縛から開放されていっているような気がパレードを見ていて感じました。
特に若い人が、純粋に喜んでいる姿を見てとても嬉しく思いました。
日本人が自信を取り戻すきっかけになるような、そんな思いがしたパレードでした。

会長の時間15

2019年11月06日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

ラグビーワールドカップがとうとう終わりました。
ラグビーの試合がこんなに興奮するものとは正直驚きでした。
 選手も球技というより正に格闘技の体つきで、4年前の大会の時よりももっとすごいことになっているような感じでした。
 特に日本チームの試合では、見ていて思わず力が入って大声を出して応援してしまいました。
 私の母校の日田高では、当時ラグビーが結構盛んで三年生になると男子の体育の先生はラグビー部の監督の担当になるので、私たちも体育の授業でラグビーをやらされていましたので、ルールは少しわかります。
 当時のラグビー部の監督は永楽先生といって、とても珍しいお名前の先生で体は小さかったのですが風貌がとてもいかつくて日田高の名物先生でした。
 私の同級生の時もラグビー部は結構強くて、県大会では確か決勝戦までいったと記憶していますが、大分のラグビーの名門高の大分舞鶴がとても強い時でなかなか勝てなかったようです。
 ただ後の昭和52年には、日田高が優勝し念願がかない全国大会に出場したようです。
 今度の大会でとても印象的だったのが、試合前の国家斉唱で君が代を歌いながら、選手が涙をながしていた場面でした。
 見ていた私も感動してしまいました。
 後でわかったのですが、ラグビーワールドカップの試合での国の代表は一度その国で登録するともう他の国での登録はできないそうです。
 つまり、一度日本代表になると他の国の代表にはもうなれなくなるようです。
 それで、あんなに熱く国家が歌えるのだなあと思うと、なるほどと納得してしまいました。
 きっと、辛かった事や、苦しかっ事のさまざまな思いがあの涙になったんだろうなあと思いました。
 人を感動させるのは、お金ではなくて、熱い思いなのだと感じたラグビーワールドカップでした。

会長の時間14

2019年10月30日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

先週の23日に、私と原会友と合原会友と三人で藤蔭高校のインターアクトクラブの例会に出席してきました。
 点鐘から始まり、インターアクトソングを歌い、会長の挨拶や会員の卓話などロータリークラブと同じような例会を行っていて、とても関心しました。
 最初は少し緊張しいたように感じましたが、徐々に緊張もほぐれてきて、私の卓話と真剣な面持ちで聞いてくれていました。
 私が入会して今年で17年になりますが、丁度その頃この生徒たちが生まれたんだなあと思うと少し感慨かったです。
 ラグビーワールドカップで感動した事などをお話しましたが、私の話を聞く時の目がとても綺麗で、印象的でした。
 最後のインターアクト会長のお礼の挨拶では、私が伝えたかった事をよく理解してくれていて、本当に嬉しく思いました。
 高校に着いた時から帰る時まで、生徒の皆さんが皆んな気持ちよく挨拶をしてくれて、とても気持ちの良い時間を過ごさせてもらいました。

会長の時間13

2019年10月16日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 台風19号がもたらした今回の災害の被害は、東日本の広範囲にわたっているようです。
今回は雨による水害の被害が甚大のようで、各地で多数の死者や行方不明者が発生しています。特に堤防の決壊の多さには驚かされます。

 被害に遭われた方々には本当にお気の毒だなあ思いますが、明日はわが身とつくづく感じてしまいます。

 ちなみに日田市の過去の災害を調べてみると、ほとんどの場合が水害のようです。

 特に甚大な水害は昭和28年の水害で、このときは九州の北半分がほぼ全域にわたって被害をこうむり、全体では死者1.001名、浸水家屋45万棟にのぼったようです。

 日田市では、前年に完成した、三隈大橋以外はすべて流失し、夜明渓谷のために水流が悪くなり、又三隈大橋に溜まった流木によりせき止められた水が市内にあふれ出し、死者17名、被災者37.000人に及んだそうです。

 実は、そのずっと以前160ほど前の安政55月に花月川が氾濫し、豆田地区を襲った水害の事が、咸宜園の三代目塾長から当時大阪にいた二代目塾長に送った手紙にかいてあるそうです。

 その二代目塾長の返信には、その原因が森林の伐採にあるという内容の事が書かれているそうです。

 現在にも通じるような内容で、少し驚かされます。

 このような自然災害の多さが、万物の全てに神が宿っているといったような畏敬の念や、災害時には、皆で協力して助け合うという考えが日本で生まれたのではないでしょうか。

 和を持って尊しとなす、という聖徳太子の十七条憲法が出来たのも、なるほどと納得できるような気がします。

会長の時間12

2019年10月09日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

今日は観月例会です。

昔の日本は、月の満ち欠けを利用した、太陰暦でした。この太陰暦は満月が毎月15日になるので、当時は結構便利な暦だったようです。

しかしこの太陰暦には重大な欠陥がありました。それは一ヶ月が29.53日になり、一年が354日となり、毎年11日ずつ季節がずれていってしまうことです。

これを調整する為に、数年に一度「閏月」をもうけて、一年を13ヶ月にしていました。この太陰暦を太陽暦に変えたのは、明治5年の11月です。国の近代化のためにという大義名分で、世界で使われている太陽暦に変えたわけですが、実はそこに大人の事情があったようです。

それは、当時の官吏(現在の公務員)の給料が前年の明治4年から年俸制から月給制に変わったことが関係しているようです。実は明治6年は太陰暦では閏月が入ってしまい一年が13ヶ月になってしまうのです。 つまり、国が払う給料が一月分多くなってしまうのです。これは当時の政府にとって大打撃でした。そこで、日本政府は明治5年の11月に突然今年は122日で終了し、123日を明治6年の11日にすると発表しました。

さすがにこれには、みんなびっくりで、世間は大混乱になったようです。とくに暦を作っている業者は、返品の山で大損害をこうむったようです。当時の日本政府は確信犯的に、わざといっきに暦を変更したのか、本当にあわててやったのか、私はたぶん確信犯では無いかと思っています。

会長の時間11 チャリティコンサート挨拶

2019年10月01日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 

 私は日田ロータリークラブの会長の白石です。

本日は、この様に沢山の方々にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 私たちロータリークラブは、それぞれの会員の職業を通じて、日々奉仕活動に励んでいます。

 今日のチャリティーコンサートは、二年前の九州北部豪雨災害で被害を受け、現在もまだ自宅へ帰れない被災者の市民の方々のために、少しでもお役にたてればと思い企画致しました。

 本日のコンサートのチケットの売上金と寄付金は全額を日田市より復興支援を引き継ぐ形で活動して頂いている、NPO法人「リエラ」さんへ寄付を致したいと思います。

 本日の出演者の吉冨今日子さんは、我々日田ロータリークラブのメンバーでもあります。

 今日のコンサートは彼女が一生懸命考え、企画をいたしました。

 きっと素晴らしいコンサートになると思います。

 それでは皆様、本日の民謡コンサートを存分にお楽しみ下さい。

 

会長の時間10

2019年09月18日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 いよいよチャリティーコンサートがあと五日後に迫ってきました。

 私の勝手な思いつきで始めたような事業でしたが、石松幹事と社会奉仕委員会の佐藤委員長と委員の皆さん、そして吉冨会友のご理解と頑張りのおかげで、準備も着々と進みました。

 また、チケットの売上もほぼ予定の枚数に近づいているようです。

 7月に会長になり新年度がスタートした段階では、皆さんに対して、私の説明不足のため、なかなかうまくスタートが切れないような状況もありました。

 しかし、担当の委員長や委員会の皆さん方に少しづつ御理解をしていただけ、途中からは、私から何も言わないのに委員会のメンバーの方たちが、率先して準備に奔走して頂き、私も会長として本当に感謝しています。

 日田ロータリークラブの会員の方々の能力の高さに、今更ながら関心しているところです。

後数日間、気を緩めずにやっていこうと思っています。

 前日の舞台の仕込みや、当日のコンサートのサポートに会員の皆様の御協力を、どうぞ宜しくお願い致します。  

会長の時間9

2019年09月11日

 日田ロータリークラブ会長 白石章二

 つい最近のことですが、私は秋雨前線の事を菜種梅雨だと思っていましたが、それが間違いだとわかりました。

 菜種梅雨は三月から四月の春の長雨の事のようです。

 人間というのは、とくに私は思い込みと勘違いが多いので、よくそれで失敗します。

 今日は、勘違いしやすい慣用句やことわざを調べてみましたので、紹介したいと思います。

 雨模様 今にも雨が降りそうな天気

 穿った見方をする 本質を見抜く

 王道 安易な方法

 外交的 関心が自分の外側にある人 判断基準が周囲にあること

 割愛する 惜しみながら手放すこと

 辛党 酒好き

 元旦 11日の午前中

 気の置けない人 気を使う必要が無い程親しい人

 逆鱗に触れる 目上の人を怒らせる事

 檄を飛ばす 自分の意見を広めること

 五月晴れ 新暦6月の梅雨の合間の晴れた天気の事

 恣意的 気ままで自分勝手、思いつきで行動すること(×わざと)

 潮時 ちょうど良い時期

 弱冠 二十歳の男性の事

 初老 四十歳のこと

 性癖 人間の癖や行動の傾向 (×性的趣向)

 世間ずれ 世渡りを繰り返してずる賢くなっていること

 他力本願 仏様の力で救われること

 陳腐 平凡な物 ありふれた物

 内向的 関心が自分の内側にある人 判断基準が自分にあること

 済し崩し 物事をすこしずつ進めること

 煮詰まる 話し合いが進み 結論が出せる状況に近づくこと  

 にやける 男性が女性らしい仕草をすること

 話のさわり 話の要点

 爆笑 大勢の人が一斉に笑うこと

 ハッカー コンピューターなどの情報技術に精通した人

      (コンピューター等で犯罪をする人はクラッカーという)

 破天荒 誰も成し遂げていない事を初めておこなうこと

 花も恥らう 花でさえ恥ずかしいと感じる程美しいこと

 紐解く 書物を読むこと

 水菓子 果物のこと

 役不足 能力に対して与えられた役が軽すぎること

 決して私のことではありません

 

会長の時間8

2019年09月04日

 日田ロータリークラブ会長 白石章二

私が子供の頃、自宅の回りには映画館が沢山在りました。

 映劇、朝日館、東映、朝日センター、日活の五つの映画館に囲まれていて、

土曜日には多くの人が来られて大変にぎわっていました。

 他にも娯楽館、と世界館がありました。

 そんな環境で育った私は、当然のように映画好きになっていきました。

 当時の映画といえば西部劇、時代劇、加山雄三さんの若大将シリーズ、そして子供の好きな怪獣物の全盛期でした。

 まだテレビも今ほど普及していなくて、娯楽の王様が映画だった時代でした。

 中学生や高校生位になると、海外のアクション映画やSF映画がとても面白くて、よく見に行っていました。

 ダーティハリー、燃えよドラゴン、イージーライダー、猿の惑星などいつもわくわくして映画館に通ったのを覚えています。

 以前の会長の時間で、私の若い頃のアメリカバス旅行の話をしましたが、

実はそのときアメリカで凄いSF映画が大ヒットしていました。

 私が旅行中に立ち寄った多くの町の映画館で不思議な動物や宇宙人のような、スチール写真をたびたび目にして、いったい何の映画だろうと不思議に思っていました。

 そして帰国してすぐに映画雑誌などで、その大ヒットしている映画の事がようやくわかりました。

 それが「スターウォーズ」でした。

 それから旅行中の写真をよく見てみるとロサンゼルスの有名な映画館「チャイニーズグローブマンシアター」の前で撮った写真の私の背後に「スターウォーズ」の看板が写っていて、ちょっとびっくりして嬉しくなりました。

 次の年に、日本でも「スターウォーズ」が封切りになり、当時東京に住んでいた私は、初日に渋谷の映画館に見に行ったのですが、特撮の凄さや、ストーリーの面白さにとてもびっくりして、すっかりファンになってしまいました。

 それから42年経ち、今年の12月に「スターウォーズ」の9作めでシリーズ最後の作品が公開されるそうです。

 「フーテンの寅さん」シリーズが48作で28年間続いたのに比べてもいかに長い年月がかかったシリーズかがわかります。

 私も最後の「スターウォーズ」を楽しみにしています。

 

会長の時間7

2019年08月28日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 

今日未明から降り出した激しい雨の音は、二年前の豪雨災害を思い出させるようでした。

 私の家の近くでも、今朝道路が少し水没しました。

 まだ8月下旬なのに、まるで菜種梅雨のように雨が降り続くのは、私もあまり経験がありません。

 今回の豪雨は佐賀県で特に被害が出ているようです。

 近年は毎年どこかで、豪雨災害が発生しているようです。

 災害は経験ではなく歴史に学べと、最近ではよく言われています。 

 テレビなどでよく「いままで経験したことの無いような」と言われているように、何百年に一度の災害が明日起こってもおかしくないという事なのでしょう。

 今日は災害復旧などの活動を主にされているNPO法人リエラの松永さんと河津

さんに、来ていただいています。

 私も今日は災害復旧の事をよく知りたいと思っています。

会長の時間6

2019年08月21日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 父の長兄にあたる私の叔父は、太平洋戦争で戦死しました。

 六人兄弟の長男の叔父は、とても兄弟の面倒見がよくて、やさしいお兄さんだったようです。

 私の父は次男ですが、長男の叔父との間に長女と次女がいて、父とは十歳位年が離れていたようです。

 また、叔父は当時としては背が高くて、陸軍に入隊後は高射砲部隊に配属されたとのことです。

 当時の写真を見ると、軍服姿のとても凛々しい姿が残っています。

 その写真は、ハガキ大の額縁に収められているのですが、父が存命中にその写真を額縁から出した時に、中から戦地から届いたハガキが出てきました。

 わたしもそれを見ましたがそのハガキには、両親を大事にして、兄弟仲良く、勉強も頑張るようにというような事が書かれていて、すこし胸が熱くなりました。

 その叔父は、南方のブーゲンビル島で戦死しました。

 わたしの祖父は、当時の大本営について、また勝ったまた勝ったというばかりで、本当に勝っていると思っていたが全然そうでは無かったという事を言っていたのを覚えています。

 やはり自分の息子を無くしたのがとても残念だったようです。

 最近の近隣諸国の動向、特に香港や台湾の事を見ていると、何やらきな臭い感じがします。

 戦争の無い平和な世界がいいことは、誰でもわかっていることですが、どうやらこの世界には、そういう風に思っていない国もあるようです。

 私たち日本人も、そろそろ理想的平和主義がいいのか現実的平和主義が良いのかの選択をする時が迫ってきているような気がしてなりません。

 私自身は、現実的平和主義を選ぶしか道は無いと考えています。

会長の時間5

2019年08月07日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 私が21歳の時、大学4年生の夏休みの8月に、アメリカ合衆国を一ヶ月間バスで横断旅行をしました。

 小学生位のときから、何かしら憧れていた、アメリカに一度言ってみたいという思いから、一念発起して一年間バイトで資金を貯めて、アメリカへ旅立ちました。

 サンフランシスコからシアトル、バンクーバー、シカゴ、ニューヨーク、ワシントン、セントルイス、デンバー、ラスベガス、グランドキャニオンとまわってロサンゼルスへたどり着くという、アメリカ横断単独バス旅行を経験しました。

 当時のアメリカは、まだとてもおおらかで、私に皆さんとても親切にしてくれて、とても楽しい旅をいたしました。

 私が若かったせいもあるとは思いますが、たいていのアメリカ人は旅行者にとても親切で、特にバスで隣に座った人は、よく話しかけてくれて、昼食までおごってくれた事も、何度もありました。

 ただし、男性だけですが。

 アメリカで旅行や移動をバスでしているアメリカ人は、まずそれほどお金持ちという感じではなくて、ほとんどの人がごく普通の方たちのようでした。

 42年ほど前のことなので今では当時とは変わっているとは思いますが、基本的にアメリカという国は壮大な田舎です。

 ニューヨークの様な大都会はポツンポツンとあるくらいです。

 それに主要な都市と都市の間は、たいていバスで一晩位かかります。

 また、個人の住宅も意外とこじんまりとした家が多くて、りっぱな豪邸はあまり見かけませんでした。

 実際に行ってみると、漠然とした憧れのような思いは無くなって、「ああこんなもんなんだ。」と、冷静にアメリカという国を考えられるようになりました。

 そして昨今のアメリカでの銃の乱射などのニュースを見ると、以前のアメリカと少し違ってきているような気がして、少し悲しくなる今日この頃です。

 

会長の時間4

2019年07月24日

日田ロータリークラブ会長 白石章二

 先日、F1GPでホンダエンジンが13年振りに優勝しました。

モータースポーツファンの私としては、久しぶりにとても嬉しい出来事でした。

 私が、日本の経営者の中で一番尊敬しているのが、本田宗一郎です。

 戦後小さなオートバイメーカーとしてスタートし、いち早くF1GPに参戦し、優勝まで成し遂げたストーリーは皆さんもご存知だと思います。 

 その頃、F1を走る実験室と呼び、そのエンジンの中身はまるでスイスの時計のようだと、驚かれていたようです。

 今、世界で三大自動車レースと呼ばれているのはF1のモナコグランプリ、アメリカのインディカー選手権のインディ500、そして耐久レースのル・マン24時間レースですがいずれも、日本の自動車メーカーが頑張っています。

 F1はホンダ、インディカーもホンダ、ル・マンはトヨタ、そして、ラリーではトヨタ、オートバイの世界選手権の世界でも昔から日本のメーカーが主役です。

 これほど日本の自動車メーカーは頑張っているのですが、日本ではイマイチ人気が無いのが残念です。

 日田市にはオートポリスと云う素晴らしいサーキットがあるので、なんとかもっとモータースポーツの人気が盛り上がらないものかと思う今日この頃です。

会長の時間3

2019年07月17日

日田ロータリークラブ会長 白石章二  

 

近年のスマートフォンの普及により、インターネットでの情報の収集が当たり前のようになり、その影響で既存のメディア(新聞やテレビ等)とネットでの情報の違いが最近多く見られるようになってきたように感じます。  最近、日本から韓国への輸出品に関して、韓国をホワイト国指定からはずすとの報道がありましたが、これに関して既存のメディアの報道は、いわゆる徴用工問題に対しての日本の報復のように報じていて、日本にとってメリットが無いだとか、日本にも少なからず影響が出てくるように云う評論家も結構いるようです。

 しかし、ネットで調べてみると、これはウラン濃縮や毒ガスの製造などに転用が可能な輸出品に関して、どのように使用したかの報告を日本政府が要請しているのにもかかわらず、長い間韓国側からその報告が無いことに関しての措置であるようです。  これは、安全保障上の問題です。  このことから、今まで輸出品に対して審査の無いホワイト国指定であった韓国を、普通の審査が必要な国に戻すだけの事のようで、禁輸をするような事では無いようですが、なぜこのような違いになるのか、なにかしら意図的なものを感じてしまいます。

 また、つい最近熊本地裁での「ハンセン病家族訴訟」について、某新聞社が「国は控訴する方針」という正反対の誤報を掲載するというような事も起こっています。

 これでは、国民の信頼は益々既存のメディアからネットへと移行してしまうのは当然の事と思えてなりません。  情報は、受身でもらうのでは無く、自分から積極的に取りにいく時代になっているようです。

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