大原八幡宮で清掃活動
「日田天領まつり」で賑わう豆田町で、11月9日ポリオ根絶キャンペーンを実施しました。クラブ初の試みです。
募金活動、地元バンドのギター演奏、ポリオの事を知ってもらうパネル展示や動画の再生、そして収益を全額募金するチャリティーバザーを実施する事に決定し何度も話し合いを重ね準備していきました。
バザーの商品は会員から募り、担当会員の自宅は商品で溢れました。開催3日前に会員が集まり値付け作業、3-4時間掛けて値付けを終えました。
いよいよ当日です。日田天領まつりは2日目、目玉行事の、時代着付けとメイキャップで天領の栄華あふれる日田を再現する「西国筋郡代着任行列」は、キャンペーン会場の目の前を通りますので、人出も賑わう…はずでした。
前日の好天は嘘のよう、朝から雨模様です。準備したテントの屋根にも雨水が溜まり、水溜りの水を処理する会員、雨に濡れないようバザー商品を移動する会員、そして「西国筋郡代着任行列」は雨天で中止。
しかし、その状況でもめげずに日田ロータリークラブ会員は、日田中央ロータリークラブ、日田中央ローターアクトクラブ、藤蔭高等学校インターアクトクラブの皆さんと協力してポリオ根絶活動に取り組みました。多くの方に募金を呼びかけ協力いただき、チャリティーバザーにもたくさん来場していただき楽しんでいただけたと思います。今後ともより市民の方々に知ってもらえるようなロータリー活動を続けていこうと思います。

事前に記者クラブを訪問し事業説明をしました。
当日は雨模様


会場の水溜りを雑巾で修復中


早朝例会を開きパトリア前中央公園の石製のテーブルと椅子をきれいに磨き、周辺の落ち葉を集める清掃活動をしました。
この石製テーブル椅子は、同クラブが50周年記念として2014年に日田市に寄贈したもの。乳幼児からお年寄りまで幅広い年齢層の市民の皆様に活用いただける憩いの場を提供したい」という願いを込めたものです。今回の清掃活動は、寄贈から時を経て、現在も市民の皆様に愛用されている卓椅子を、当時の思いと共に美しく保全し、「地域社会に貢献し続ける」というロータリークラブの奉仕の精神を体現するもの。小ヶ内聡行会長は「ロータリーの奉仕の歴史が培われたものです。多くの市民の方に利用していただきたいです」とデッキブラシで磨きました。

日田ロータリークラブでは、日田ラグビースクール(興津久豊会長)に支援金を贈呈しました。毎年少しずつ予算を確保し支援してきましたが、今回地区補助金を使い老朽化や不足している備品等を支援することになりました。
日田市ラグビースクールは2019年に発足以来、青少年育成に対して「健全な精神は健全な肉体に宿る」をモットーに、ラグビーの普及活動を続けています。現在、小学生が約40名所属し、日田市内の保育園を10ヶ所以上、出前ラグビー教室などの活動を継続しています。また、毎年1月のラグビー祭、5月の日田ラグビーフェスティバルなどの活動もし春夏の大会にも出場しています。
興津会長は「今回の支援金は、今後児童の健全育成に有効に活用させて頂きます。スポーツの多様性と子どもたちのスポーツへの参加機会を増やす活動を続けていきたいです」と話していました。

日田ロータリークラブ(江藤秀平会長・合原幹知職業奉仕委員長)では、長年職業を通じて地域社会に貢献している人(団体)を選び、年に1回、職業奉仕賞の表彰をしています。今年度は日田市保護区保護司会を表彰しました。日田市保護区保護司会は、保護司として地域社会における更生保護活動に長年にわたり尽力しています。その努力と情熱は、多くの人々に希望を与え社会復帰を目指す方々にとって大きな支えとなっています。
会長の掛橋泰定(たいじょう)さんは「再犯防止は、職について生活して給与をもらうことが大事です。家庭環境等により、これまで光をあてられることがなかった対象者に、光をあてていくように接しながら更生活動をしています。この度は、私たちの活動に光をあてていただきありがとうございます」と話していました。同会の会員は現在37名で、4月に3名の保護司が入りますが、高齢や人材不足の問題もあります。保護司は、他のボランティアと異なり、一定の要件を満たす人の中から法務大臣が委嘱するボランティアです。興味のある方はサポートセンター(080-2722-1234)にお問合せください。


