会長の時間

0年0月0日

会長の時間3

2024年07月17日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

先日14日の日曜日に日田祇園祭り集団顔見世が日田駅前で行われる予定でした。残念ながら天気が心配した予報通り雨になり、早々と日田市のホームページで中止の決定報告がありました。前情報では桟敷席も満席とはいきませんでしたが完売近く販売できていたそうです。昨年の集団顔見世は4年ぶりということで私も家内と一緒に観に行きましたが、その時は山鉾を担ぐ若者たちの汗ばむ熱気とともに日田ロータリークラブ会友の頓宮さんが会長である平成山鉾を筆頭に9基の勇壮な山鉾が駅前に集結するのは「素晴らしい」の一言でした。私の住む本町には子供神輿しかなかったので山鉾がある町内がうらやましかったのを覚えています。しかしながら今は少子高齢化の中、担ぎ手の若手が少なく運行にも支障をきたしている状態です。今年も商工会議所、観光協会など担ぎ手の募集を行い、協賛金も集まり、人手も開催日3日間で約170名募集が出来ていたそうです。本当に集団顔見世が観られなかったことは残念でした。今度の土日の日田祇園祭に期待して隈町や豆田町に観に行きたいと思います。天候が相手では無理ですが、伝統行事がなくならない様に承継をしてもらいたいものです。

 

実はその時にもう一つ集団顔見世に合わせて行う事業が無くなっていました。それは日田駅において18時から日田玖珠法人会の女性部会担当の全法連「いちごプロジェクト」節電啓発活動として、節電啓発うちわを500枚配布する事業でした。この「いちご」のネーミングは、節電目標「15%」に由来しています。またいちごは「毎年、実をつける多年草」で「全国各地で広く栽培」されますので、そのイメージを毎年、女性部会が全国的に継続して取り組む社会貢献活動に重ねて名付けられています。ちなみに女性部会長は前ガバナーの膳所会友の奥様です。ただ今年の夏は猛暑の中で熱中症等の問題もあり、節電するあまり暑いのを我慢してエアコンをつけないなどして、体調や健康面を悪くするどころか死に至る危険も多いそうです。やはり自身の体調管理には気を付けてほしいものです。

 

来年はこの日田祇園祭集団顔見世が観られるように健康に留意をしながら、これからもいろんな奉仕活動を頑張りたいと思います。

 

 

会長の時間2

2024年07月10日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今回はロータリークラブ会報の下に掲載している「楽」の文字書画のことについてお話します。これは書道家の武田双雲さんの書画です。武田双雲さんは熊本県熊本市出身で1975年6月9日生まれの49歳、身長185㎝、出身校は東京理科大学栄工学部情報科学科です。母で書家の武田双葉に3歳から書を教えられるも、元々書道の世界に行くことは考えていなかったためNTT東日本の営業部に就職。部内では字がうまいと評判であったが、ある女性社員の名前を代筆したところ、その筆跡を見た女性から「今まで自分の名前が嫌いだったけど、初めて自分の名前が好きになれた」と涙を流して感動され、それを機に翌日辞表を出して2年半務めた会社を退職、再度母・武田双葉の書道教室で1年間書を学び、その後ストリート書家としてスタートされました。20代半ばに初めて個展を開き、また路傍で道行く人の希望により即興で書くスタイルを披露、その後墨を使った大字パフォーマンスでテレビなどに取り上げられ、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、数々の映画やドラマ、イベントの題字、商品ロゴなどを書きタイトル字などデザイン書の分野で注目されました。

 

元来は左利きであり、書のときのみ右手を使い、ただし、左手で書くことも可能だそうです。2019年6月、第38回ベスト・ファーザーイエローリボン賞学術・文化部門を受賞。父親は競輪専門紙の記者で小倉競輪場のキャスター、弟2人も武田双龍,双鳳と書道家です。

 

では、なぜこの「楽」に出会ったのかと言いますと福岡岩田屋での展覧会でした。武田層雲さんが来られるということでたまたま家内と観に行っただけでした。書画は初めてでしたが会場で観ていたらたまたま武田さんとお話しが出来ていろんな話になり、子供たちが祖父と父が創業した会社名から一文字ずつもらい名付けたこと、子供たちの干支の守り本尊が二人とも大日如来像であったことに縁を感じて話が弾み「楽」の書画を2つ購入することになりました。宇宙のお話から壮大な生命・輪廻のお話など話していただきました。書画のお値段の方はご想像にお任せいたします。それから武田さんからの申し出で特別に額の裏側に家族全員の名前を書いてもらいましたが、後で考えるとお言葉を書いてもらったほうが良かったかもと思いました。今は日田と福岡のお家に別々に飾ってあります。私のスローガンとして「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」とありますので使わせてもらいました。

会長の時間を終わります。

会長の時間1

2024年07月03日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

2024~2025年度日田ロータリークラブ会長に就任しました江藤です。2006年5月に入会して18年が過ぎました。あらためて自己紹介いたします。

私は株式会社大日勤務の江藤秀平です。職業分類は建設業です。ロータリー歴は18年と2カ月になります。実は私の父が日田中央ロータリークラブのチャーターメンバーで私も日田中央ローターアクトクラブのチャーターメンバーでした。25歳で日田青年会議と日田中央ローターアクトクラブを同時に入会しアクトには33歳まで入っていました。JCを40歳で退会してからは日田商工会議所や日田玖珠法人会などいろいろと兼務していたので、そういう団体にはもう入らないと決めていたのですが、計算間違いで日田ロータリークラブに入会することになりました。以来ほとんどクラブの役には立たなかったと思います。それでも何とか今日に至ることになりましたが、日ごろのツケが来たのでしょう。なにもロータリーがよくわからない会長になってしまいました。よく新人政治家が今から勉強して皆様のお役にたちますとか言っていますが、私はあまりお役に立ちそうにもありません。できれば今後の会長職に就かれる方々の反面教師として見て頂ければありがたいかなと思います。

 さて私の今年度の運営方針ですが「戒驕戒躁の思いでロータリーを楽しく」ということを書かせていただきました。戒驕戒躁とは 驕(オゴ)らず、焦(アセ)らず、騒がず、慎んで、静かに、堅実に行動しなさいという意味です。そこに、それで楽しくですか?と思われると思います。私はロータリー人口が減ってきているのは人生に余裕が少なくなってきているのも一つの要因だと思っています。会員本人が楽しくなければ例会にも来ませんし、ましてや会社経営で忙しい方々ばかりですからためにならないと思えるなら出ないでしょうし、会長職はもとより要職に就きたくないと思います。ではどうすれば良いのか?難しい問題なので即答はできませんが、気負わないロータリー活動が出来るようなクラブ運営をしていけたらと思います。一言でいえば会員本人が無理をしない、させないことです。だからと言ってせっかく日田ロータリークラブに入会したわけですから何かを学んでいかないともったいないと思います。

私の年度ではぜひ一年間の間にロータリーについて一つだけ選ばれた場所(委員会等)で学んでいただければ毎年毎年ロータリーの引き出しが増えていき、少しずつロータリークラブが楽しめていけるのではないかと思います。私も会員皆様と一緒に無理をしない努力をしますので、これから一年間宜しくお願いします。

会長の時間24

2024年06月26日

「 会長の時間 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門

私の会長の時間は、最後となりました。
この後、「1年間を振り返って」と云うことで、卓話の時間をいただいていますので、ここでは、会員の退会を報告させていただきます。

退会される方が、6名います。入会順に、お名前を申し上げます。
梅野会友、功能会友、田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友です。
皆さん、お仕事の都合や様々な理由で退会されますが、とても寂しく、残念です。

梅野会友は、1983年の入会で、服部会長年度に幹事、1997年度にクラブ会長を務められました。
功能会友は、1996年6月の入会で、2016年度にクラブ会長を務められました。
田嶋会友は、1996年9月の入会で、沢熊会長年度に幹事、2014年度に会長を務められました。その時の幹事は、不肖私が務めさせていただきました。
永田会友は、2011年の入会で、特に青少年奉仕の分野で活躍されました。
高嶋秀武会友は、2014年の入会で、特に職業奉仕の分野で活躍されました。
中島会友は、2014年の入会で、特に国際奉仕の分野で活躍されました。

それでは、梅野会友と功能会友に、ご挨拶をいただきます。

田嶋会友、永田会友、高嶋秀武会友、中島会友には、「このまま欠席という形で退会させて下さい」と伝言をいただいています。

梅野会友から、ご挨拶をお願いします。

功能会友、お願いします。

長年にわたり、有難うございました。

会長の時間を終わります。

会長の時間23

2024年06月19日

「 年度末家族会&慰労会 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門

皆様、こんばんは!

日田ロータリークラブの年度末家族例会に、ようこそお出でいただきました。心より歓迎いたします。
いよいよ私の会長年度も、来週までとなり、お蔭でよく眠れるようになっています。

今年度は、大きな行事が重なり、会友の皆様、ご家族の皆様にもご協力をいただき、有難うございました。
後ほど、膳所ガバナーと草野実行委員長から、お話がありますが、特に先日の地区大会では、2日間に亘り、大変お疲れ様でした。ホストクラブとしての責任が果たせ、感謝申し上げます。

今夜は、松浦親睦委員長さんが、地区大会に負けないくらいの楽しい会を準備しているようです。
限られた時間ですが、地区大会の慰労を兼ねて、皆様で大いに楽しんでいただきたいと思います。

会長の時間を終わります。

会長の時間22

2024年06月05日

「 6月から、変わります 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 いよいよ6月に入りました。今年の6月は、色々と変わる月です。 

私の関係している医療や介護の業界では、例年ですと4月から、薬価の改正や診療報酬などの改正がありますが、今年は6月1日から、診療報酬の改正が行われています。3割負担の人で、初診料が27円、再診料で12円、負担増になります。 

 

我々の業界だけでなく、電気、ガス料金や税制の変更があります。 

電気料金ですが、例えば、標準的な4人の世帯で、現在7,500円程度の料金が、6月から段階的に補助金が減額され、7月には、約2,300円程度のアップになるようです。幸いなことに、私たちの身近な九州電力は、他の地域の電力会社に比べて、千円程度安いようですので、有り難いです。菅会友や九電の社員さん、今後も頑張って下さい。 

 

私たちが、最も関心があるのは、6月からの減税ではないでしょうか。 

一人当たり、所得税3万円、住民税1万円が、毎月の給料や賞与、年金から減税されます。住民税は7月から、減税となるようです。 

4人家族なら、年間16万円が減税されることになります。ただし年収2,000万以上の高収入の人は、残念ながら対象外となります。私は、今のところ大丈夫です。 

年収や家族構成で減税額が異なるため、企業は、社員ごとに、減税額を管理する必要があるため、どこの事業所でも今、大変な準備作業が行われているようです。減税額を、毎月の給与明細書に明記することも義務付けられていますので、担当者は大忙しだと思います。 

 

物価高のご時世ですから、今回の減税は良いことですが、企業や自治体の事務作業の負担は重く、私の周囲の反応は、良くありません。一律給付のようなシンプルな方法が良かったのではないでしょうか。 

 

岸田首相の人気取りなのか、次の選挙対策なのか、分かりませんが、もう少し中長期的な視野を持って、取り組んで欲しかったと思います。 

その岸田首相ですが、早速官邸のホームページやツイッターで、定額減税のアピールを始めています。首相周辺からは、「効果は、夏以降に表れる。」と自信を見せていますが、今後の支持率アップにつながるのか、動向を見守りたいと思います。 

 

会長の時間を終わります。 

会長の時間21

2024年05月22日

「 地区大会を終えて 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

5月17日、18日の両日に亘り、膳所ガバナー年度の地区大会が、当地日田市で開催され、草野実行委員長のもと、大成功の裡に、無事終了しました。私は、まだ感動の余韻に浸っています。皆さんの中には、達成感や虚脱感で、放心状態の人もいると思います。 

 

日田ロータリークラブ60年の歴史で、初めてのガバナーを輩出したことによる、ホストクラブとしての地区大会の開催になりました。 

前年の人吉での大会は、初日が雨でしたので、今回は両日とも晴天に恵まれ、最高にラッキーでした。人吉で、横断幕を掲げ、日田を紹介するビデオを流し、草野実行委員長の挨拶、そして最後は皆で、「来年は日田に行くばい、日田に行くばい」とコールをしてから、アッという間の1年でした。私は不覚にも、人吉でコロナ感染してしまい、その後5日間、自宅療養となりました。 

 

この地区大会は、日田ロータリークラブのメンバーの熱い思いと、60年の歴史の重みが凝縮された2日間だったと思います。これまで様々な事情で、60年間ガバナーを輩出できなかった積り積もったうっぷんが、一気に爆発したような気がします。 

他のクラブのロータリアンにも、日田ロータリークラブの気概と熱意を感じてもらえたのではないでしょうか? 

60年の歴史で、途中で退会された方、不幸にもお亡くなりになった方、これまで日田ロータリークラブに関わってくれた人たちにも、見せたかったなと思いました。 

ただ一つ残念だったのは、川原先生の講演の時に、空席が目立ったことです。 

何か新しいことや経験のないことをやれば、必ずミスはあります。いくつかのトラブルもありましたが、ご愛嬌といたしましょう。 

 

ガバナーや実行委員長を始め、事務局、ベテランの会員さんも若い会員さんもそれぞれに、担当したところで能力を発揮し、我がクラブは、有能な人材が豊富だなと感じました。 

このような素晴らしい日田ロータリークラブの仲間と共通の時間を過ごせたことに、感謝しています。 

皆さん、熱い中、本当にご苦労様でした。ご協力、有難うございました。ホストクラブとして、責任が果たせました。。 

 

最後に、私の年度は、あと1カ月ほど残っていますので、もう少しお付き合いを、宜しくお願いします。 

 

会長の時間を終わります。

会長の時間20

2024年05月08日

「 中央クラブとのゴルフ対抗戦、懇親会 」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

5月5日、4年ぶりに、日田中央ロータリークラブとのゴルフ対抗戦と懇親会を行いましたので、報告します。

時折、風が強く吹きましたが、両クラブ合わせ25名の参加者で、楽しくゴルフが出来ました。

佐藤親一郎会友のお骨折りで、エンジ色の帽子とポロシャツを揃えました。中央クラブは、紺色のユニフォームで揃えていました。女性だけの組もあり、華やかで、賑やかなゴルフ対抗戦になりました。

それぞれのクラブから、上位8人ずつの打数の合計で、競いました。結果は、30打数少なかった中央クラブが、勝ちました。若手の活躍が目立った中央クラブに、今回は完敗しました。個人優勝は、原雅雄会友、3位に原道子会友で、ご夫婦で大活躍しました。梅野会友も99のスコアで、健闘されました。

私もそれなりに頑張り、8番のショートホールで、ニアピン賞をいただきました。右からの風が強かったので、5番ユーティリティクラブで、打ちました。4年前は、大差で勝ちました。次回は、雪辱したいと思います。

きざんクラブでの懇親会には、膳所ガバナーや一ノ宮幹事、中央クラブからも数名の方の参加がありました。最初に、膳所ガバナーのご挨拶があり、草野会友の乾杯で懇親会が始まりました。膳所ガバナーから、ゴルフ対抗戦で4位となった野村会友に、ガバナー賞が贈られました。ロータリーらしく、最後は「手に手」を歌い、終了しました。

いよいよ17日18日に、地区大会が迫り、中央クラブのメンバーさんの協力が必要になりますので、荒川会長と相談して、このような場を設けました。

本日の卓話の時間は、「地区大会の全員打ち合わせ」となっています。

早々に、パトリア前には、平成やまの準備が出来ています。そしてアトラクションに登場するZEZEバンドの音合わせも順調に進んでいると聞いています。

それぞれの担当をしっかり確認して、地区大会の成功に向け、頑張りましょう。

会長の時間を終わります。

会長の時間19

2024年05月01日

「 嘉儀玉山25周年、嘉義市役所訪問 」 

 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

4月24日から2泊3日の日程で、総勢16人で、台湾嘉義玉山ロータリークラブ25周年祝賀会と嘉義市役所・黄敏恵(ホァン ミンフィ)市長を表敬訪問して来ました。降ったり止んだりのお天気でしたが、予定の日程通り、全員無事に帰宅しました。2日目に、体調を崩した方がいましたが、大したトラブルもなく、充実した旅行ができました。 

出発の前々日から、台湾東部で小さな地震が数回、報告されていましたので、心配ではありましたが、予定通り24日朝7時出発しました。 

私は7回目の嘉義市訪問でしたが、今回は、曾錦堂(ツェン ジンタン)会長とその家族、黄市長あてにお土産を用意しました。曾会長には、玩具の日本刀、黄市長には、今治タオルを持参しました。曾会長を驚かそうと、リアルな日本刀を用意しました。チエックインの前に、JTB担当者に持ち込み可能か、相談したところ、5分後に、警官がやって来ました。周囲からの視線を感じながらのやり取りでしたので、かなり焦りましたが、無事手荷物検査を通過して、台湾に持ち込めました。危うくやり損なうところでした。 

桃園空港からタクシーで、台湾高鉄・桃園駅に移動、高鉄嘉義駅では、毎度ながら、玉山クラブのメンバーから、熱烈な出迎えを受け、日系のプリンスホテルに到着、着替えて、宴会場のホテルに、バスで向いました。400人規模の祝賀会でした。会場のLOOK ROYAL HOTELは、曾会長が経営しているホテルです。 

1時間の式典中、私は前の席でしたので、水しか飲めず、テーブル席で飲み食いを始めている会友の皆さんが羨ましかったです。私の挨拶は、膳所ガバナーの3つ後でした。挨拶の後、苦労して持ってきた刀をやっと渡せて、ホッとしました。 

その後は、大宴会に参加しましたが、今回は、参加者が多かったため、ウチのメンバーは、乾杯の集中攻撃を回避できたようです。我々も、ステージに上がり、谷村新司の「昴・すばる」を、全員で歌いました。2次会は地下のカラオケで、嘉儀玉山ロータリークラブのメンバーとの親睦を深めました。私は、記憶を失くす2歩手前くらいまで、曾会長に飲まされました。深夜2時ごろ、気分が悪くなり、戻しました。3時には、地震があり、かなり揺れました。 

25日は、膳所ガバナーと頓宮会友は、姉妹地区3523地区を訪問のため、先に出発しました。残りのメンバーは全員で、バスに乗って、市内中心部にある、国立華南高校を訪問しました。 

この学校は、日本統治時代に、台湾人の職業訓練学校として設立され、初代校長江口保から5代まで、日本人が校長を務めました。4代校長の井上徳造は「和魂商才」と云う有名な言葉を残しました。現校長の孫忠義先生にご案内いただきました。生徒たちが栽培しているコーヒー、自家製のパン、フルーツをご馳走になりました。食物科の生徒さん方から、洋食のテーブルサービスを受けました。最近、昭和学園高校との提携校となり、交換留学生や学生の交流などについて、佐竹会友から、お話がありました。 

その後、嘉義市役所(嘉義市政府)を訪問しました。 

黄市長、副市長、秘書室長、全ての部長が勢ぞろいで、臨席をいただきました。嘉儀玉山ロータリークラブからも、曾会長、パスト会長数名の臨席があり、30名程度で約1時間、意見交換を行いました。嘉義市側からの熱烈歓迎の気持ちを感じました。 

同行した日田市役所の鈴木部長も、日田市のPRと椋野市長からのメッセージを10分程度、話しました。私は簡単に挨拶して、同行のメンバーを紹介しました。約1時間の会合中、ほとんどを、黄市長と曾会長が話しました。お二人とも、声も大きく、よく話しますので、二人に挟まれた席の私は、そのパワーに圧倒されました。 

黄市長からは、サプライズで、2006年佐竹会長年度に、初当選の黄市長を訪問した時の写真をいただきました。後ほど回しますので、私と梅野会友の18年前の姿を見てください。黄市長は、「日田市との交流に積極的に取り組みたい、ぜひ日田市を訪問したい」と、熱心に話していましたが、日田市側は、どんな対応をするのか、今後の椋野市長サイドの対応を見守りたいと思います。 

その後、玉山クラブのメンバーが、牛肉料理の昼ご飯を用意して下さいました。曾会長の食べる量とお酒を飲む量に圧倒されました。店主の洪(ホン)様が、他のお客様をほったらかして、店の奥から秘蔵の酒を持ち出して来て、乾杯を始めました。斎藤会友がハチマキ姿で対抗しましたが、危なかったです。 

その後、高鉄で台北に戻りましたが、駅でちょっとしたミステイクがありました。 

私は夕食までの空き時間を利用して、斎藤会友と、隣のビル地下2階のマッサージ屋に行きました。斎藤会友には、30代の女性、私にはおじさんが担当になり、羨ましかったですが、無言のまま、おじさんには、1時間しっかり揉んでもらいました。1400NT(約6500円)でした。 

夕食は、創業58年、台湾料理の老舗、梅子(メイヅ)に行きました。名物は、大根のオムレツ風卵焼きです。からすみやカニのおこわも美味しかったです。夕食後は、それぞれに分かれて、ホテルに戻りました。私と斎藤会友は、近くの佐竹会友が馴染みのお店に、案内いただき、台北の熱い夜を楽しみました。 

 最終日は、早朝から、九分(チューフン)観光組や近場での買い物組に分かれて、出発時間まで過ごしました。雨がひどかったので、私は近場のビルの15階にある中国式サウナに行きました。中国式サウナはおじさんのオアシスですが、身体に絵が入っている人もいて、少し怖いところです。いくつかのお風呂やサウナ室や垢すりがあります。800NT(約3500円)でした。 

それぞれが、お昼ご飯を済ませて、午後1時にホテルを出発し、4時半に、福岡行きの便に乗り込みました。 

最終日も、別行動で、3523地区のクラブを訪問された膳所ガバナーと頓宮会友は、空港で合流しました。どこのクラブからも大歓迎されたようです。空港のロビーで、「近づいてきた地区大会に、今回、ガバナーが訪問した3523地区のメンバーが、追加で参加することになった。間に合わないかも」と、硬い表情をした江藤会友から聞きました。大変だと思いますが、宜しくお願いします。 

長々と話しましたが、今回の旅行は、初参加の会友や奥さん方もいましたし、また将来につながる国際交流もできました。とても楽しく、いい思い出ができました。今回行けなかった皆さんも、次は一緒に行けることを願っています。 

下次、一起走巴。謝謝。 (次は、一緒に行きましょう。有難うございます) 

会長の時間を終わります。

会長の時間18

2024年04月17日

「 嘉儀市役所訪問、友好姉妹都市を目指して」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 来週の例会は、日田ロータリークラブの定款第7条、細則第5条に則り、休会とし、全会員にお知らせします。休会の理由は、会長、幹事、副会長が台湾訪問で、不在となるためです。 

今回の台湾訪問は、膳所ガバナーを先頭に、総勢16名になります。24日に、嘉儀玉山ロータリークラブ創立25周年式典に出席、翌日の25日には18年ぶりに、嘉儀市役所、黄敏恵市長を表敬訪問します。膳所ガバナーと頓宮会友は、別途2720地区を代表して、台湾3523地区ガバナーを表敬訪問するとのことです。 

 

以前の会長の時間でもお話ししましたが、昨年11月、「台湾との経済交流」という講演会が終了後、椋野市長に挨拶したところ、「次回日田ロータリークラブが台湾に行く時には、一緒に行きたいです」とのお話がありました。半分冗談だと受け取っていましたが、その後会った時に、かなり本気のようだと感じました。その後何度か、椋野市長サイドや嘉儀の黄市長サイドに打診して、日程を調整しまして、今回の嘉儀市役所黄市長訪問が決まりました。 

その1週間後、「日田市では、市長の外国訪問は、議会の承認が必要になるので、無理になりました。親書をお持ちします」と伝えましたところ、「黄市長が心待ちにしているので、代わりに、副市長が来てもらえないか?」との要望がありました。 

林野庁からの服部さんが副市長に決まる前のことでしたので、今回は商工観光課と農林振興課の部長が椋野市長の代理と云うことで、親書を携えて同行することになりました。当然ながら旅費の方は、各自での負担となります。 

 

これまで、台湾嘉儀玉山ロータリークラブとの交流は19年になります。 

毎年、宴会でたくさん飲まされては酔いつぶれ、翌日はゴルフ組と嘉儀市内観光組に分かれ親睦を深め、夕方に台北に戻って食事会、と云う旅行日程でした。 

来週の嘉儀市役所訪問が、日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの長年の友好関係を足掛かりに、日田市と嘉儀市という自治体間での交流のきっかけになれば良いなと思います。その先、学生や市民にも広がることを期待しています。 

日田ロータリークラブの国際奉仕活動が、地域に貢献できることを願っています。 

 

会長の時間を終わります。 

会長の時間17

2024年04月10日

「 人生、いろいろ 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

私もご縁があって、このロータリークラブに入会し、今年で19年目となり、いつの間にか、61才になりました。 

企業や役所勤めの同級生は、ほぼ定年退職を迎え、第2の人生に入っています。非常勤や契約社員として、市役所や学校教員として勤務を継続している友人もいますし、全く別の仕事に就いた友人もいます。今日の会長の時間では、印象的な同級生のことを話します。 

 

 大学の同級生に、宮崎県出身の友人がいますが、彼は卒業後、大阪に本社がある大手の製薬企業に就職し、営業職として、順調に出世していました。タナトリルと云う血圧の薬がありますが、当時日本一のいい成績だったと言ってました。製薬メーカーで、いい成績というのは、病院や薬局に、たくさん薬を売ったという意味です。 

彼は努力の甲斐があって、数年前、その製薬企業の子会社の社長に就任しました。大阪の道修町(どしょうまち)にある本社ビルに社長室を構え、秘書もついていました。夜は、接待も兼ねて、北新地のクラブでよく飲んでいたようです。その彼が年末、会社からの早期退職の募集に応じ、3月に退職し、「4月からは自宅近くの200床程度の病院で、新人薬剤師として、若い人達に混ざって、病院の薬局で仕事をすることになりました」との便りがありました。先日、電話で理由を尋ねたところ、「若い頃から、薬局の中で、薬を割ったり、つぶしたり、チマチマとした作業がしたかったんや。毎日新鮮で、おもろいでぇ」とのことでした。 

 

もう一人の中学からの同級生は、最近自宅の一部を改装し、シュミレーションゴルフの機械を設置し、ゴルフのインストラクターの資格を取って、新たな事業を始めています。 

彼は20年以上前に、ローレルゴルフクラブのクラブチャンピオンになった実力がありましたが、家業を継いで飲食店の経営、その後いくつかアルバイトで不遇の経験をした後、一念発起して、レッスンプロとしての実技試験や講習を受けて、資格を取得しました。 

転職の理由を尋ねたら、「やっぱりゴルフが好きで、ゴルフに関わる仕事がしたかったから」とのことでした。私も何回か行きましたが、前後左右4つのカメラでチェックしてもらい、長年染みついた変なスイングの癖を修正してもらっています。お蔭で、ダフリが減ったようです。皆さんの中でも興味がある方やじっくり習いたい方がいれば、紹介しますので、お申し出下さい。 

 

不器用な私は相変わらず、親から引き継いだ薬屋の仕事を淡々と続けていますが、これが良いのか、分かりません。同級生の進路を見て、人生いろいろだなあと感じています。 

これからも薬屋の仕事をしながら、ロータリー活動も取り組んでいきたいと思います。 

 会長の時間を終わります。 

会長の時間16

2024年04月03日

「 新入会員研修会 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

3月13日の例会では、日田ロータリークラブ創立記念として、ロータリー歴45年の草野会友から、創立の経緯、例会場の変遷、これまでの周年事業等について、卓話があり、その後、5月の地区大会についての準備状況について、江藤会友より説明がありました。 

 

 当日の夜は、石松ロータリー情報委員長のお世話で、コロナ禍でしばらく中断していた「新入会員研修会」が行われました。 

改装したばかりの亀山亭ホテルにて、新入会員の方々が13名、パスト会長の方々が12名と、多くのご参加をいただき、活気ある研修会になりました。 

膳所ガバナーから、30分程度、講話をいただきました。その後、石松情報委員長より、ロータリークラブの定款細則について、また日田ロータリークラブの細則についての話がありました。 

膳所ガバナーは、パワーポイントを使い、ロータリーの歴史、基本理念、ロータリーの目的、ロータリーの5大奉仕、「ビジョン声明」などについて、分かりやすく説明をされました。     

次年度RI会長のステファニー・アーチック様は、「ビジョン実現のための戦略計画」を重視しているので、クラブとして何らかの対応が必要になるのではないか?とのことです。次年度江藤会長、宜しくお願いします。 

膳所ガバナーが、最後に話した内容が印象に残りました。それは、APUアジア太平洋立命館大学、前の学長出口治明(でぐちはるあき)氏の言葉です。「人生には3つの醍醐味がある」として、1、本を読むこと 2,旅をすること 3,人と出会うこと 、との言葉が紹介されました。その話を聞いて、私も旅をしたくなりました。久々の海外旅行になりますが、4月の台湾旅行を楽しみたいと思います。 

 

その後、ホテルの2階で懇親会が行われました。久しぶりの大人数での懇親会でした。亀山亭さんのお料理もおいしく、お酒も進みました。その席で、クラブの運営に対し、色々な意見をいただきました。いただいた意見は、次年度にも引き継ぎますので、理事会などで、協議していただきたいと思います。 

石松情報委員長さんには、素晴らしい研修会と懇親会を企画していただき、新入会員さんも大変喜んでいました。お骨折りいただき、有難うございました。 

 

会長の時間を終わります。 

会長の時間15

2024年03月27日

「花見例会」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 皆様、こんばんは。

今日は、花見例会と云うことで、松浦親睦委員長さんに、設営をしていただきました。

 

 昨日、大原神社の近くを通ったんですが、枝垂れ桜は、すでに三分咲きでした。この週末が見ごろだと思います。

 

またこの季節は、出会いと別れの季節でもあります。大分銀行豆田支店の佐藤貴光会友が、転勤になるようです。さびしくなりますが、転勤先でもご活躍下さい。後ほど、ご挨拶をお願いします。

 

それでは、ここからの進行は、松浦親睦委員長さんに、お願いします。

 

会長の時間を終わります。

会長の時間14

2024年03月13日

「 やせる薬について 」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 今日は、テレビ等でも話題になっている「肥満に効果のある薬」の話をします。 

つい先日、「アライ」と云う薬が大正製薬から、発売されました。これはリパーゼと云う脂肪を分解する酵素を阻害することで、脂肪の吸収を抑え、食事中の脂肪の25%を排泄させる作用があります。約200人の日本人を治験対象として、平均20週目で3センチ、40週目で4、5センチの腹囲の減少が確認されています。主な副作用では、下着に油が付いたり、汚れがあったとの報告があります。 

 もっとハッキリした効果がある薬ですと、少し専門的な話になりますが、元は糖尿病の薬として開発されたSGLT2阻害薬やGLP-1作動薬と云う薬があります。東京や都会の一部の美容系のクリニックでは、ダイエットを目的として、オンライン診療でこの薬を郵送しているところもあります。 

SGLT2阻害薬は、血中の糖を積極的に排泄させることで、血糖値を下げ、体重を減らす効果があります。また心不全のリスクを減らす効果もあります。 

特にGLP-1作動薬は、インスリン分泌を促し血糖値を下げるだけでなく、脳内の食欲中枢に作用し、食欲を抑えることで、体重を減らす効果があり、美容系のクリニックで、よく使われています。「オゼンピック」は自己注射薬ですが、「リベルサス」は内服薬です。デンマークのノボノルディスクファーマと云う大手製薬メーカーが開発しました。 

3月に、肥満治療薬として、日本で30年ぶりに保険適用された「ウゴービ」と云う薬ですが、FDA(米食品医薬品局)の発表では、心血管系の疾患が原因による死亡リスクを20%下げたと報告されています。肥満症で健康リスクが高い方には、いい薬だと思います。 

肥満やダイエットについて、職業柄、私もよくアドバイスを求められますが、まず食事のカロリー以上の運動をして下さいと言っています。冬は寒いし、雨や雪も降るし、運動を続けるのは、つらいとの声も聴きます。 

「何かいい薬は、ありませんか?」と聞かれますので、その時には、「コスモスかドラモリに行って、漢方薬で防風通聖散と云うのがあるので、しばらく飲んでみては?」と言っています。これは昔からある薬なので、安心しておすすめできます。 

「それでもだめなら、ごはんやパン、麺類を食べなさんな」と言っています。 

 皆様も、腹八分目を心がけ、野菜や海藻類、ビタミンを多く摂り、体重の増加や肥満に気を付けましょう。 

会長の時間を終わります。 

会長の時間30

2024年03月06日

「 インターアクトクラブ、お別れ例会 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

3月2日、中津ロータリークラブ創立70周年記念式典と祝賀会に、日田ロータリークラブから15名、日田中央ロータリークラブから6名のメンバーで、参加しました。 

午後1時に出発し、夜9時過ぎに日田に戻りました。元気な会員さん数名は、その後隈町の方に、2次会に行かれたようです。 

記念講演は、蘭学の縁でつながった「三津同盟締結への軌跡」と云うテーマで、津山洋学記念館下山純正館長の講演でした。三津とは、中津、岡山県津山、島根県津和野の津をもった町で、それぞれの町から、幕末から明治にかけて蘭学や医学で有名な学者を輩出しており、三つの町は、何か共通性があると云うストーリーでした。中津からは、福沢諭吉、前野良沢、心臓の田原結節を発見した田原淳(たわらすなお)が有名です。 

中津ロータリークラブは、現在46名平均年齢60才の伝統あるクラブですが、最近は新入会員の勧誘では、ライオンズクラブに負けているとのことです。 

 祝賀会では、名物の鱧シュウマイ、宝来軒のラーメン、ぶんごやの中津からあげが振舞われました。からあげが揚げたてで美味しかったので、つい食べ過ぎてしまい、日曜日のゴルフに影響しました。ウチの60周年と同じくらい、いい周年行事だったと思います。 

 

 先週2月27日には、藤蔭高校インターアクトクラブの例会に、青少年奉仕委員会より大塚委員長、藤蔭高校理事長の佐藤彬会友と参加しました。主な活動として、ペットボトルの回収、ミャンマーへ休眠衣料の支援を行っていますと報告がありました。現在クラブ員は7名です。うち男子会員が3年生2名で、この2名のクラブ員が卒業となり、お別れの例会になりました。日田ロータリークラブから記念品として、図書券を渡しました。進路は、1名が大学進学、もう1名が専門学校進学とのことです。 

遥か43年前、自分の高校卒業の当時を思い出しました。私は、家業を継ぐため、国立大学薬学部を目指していました。実力不足のため共通1次試験で失敗しましたが、滑り止めの私立大学薬学部に合格したので、やっと受験勉強から解放されたことで、ホッとした思い出があります。 

ロータリークラブの会長ですので、はなむけの言葉として、「身近に困っている人や、力のない人がいたら、見過ごすことなく、力を貸してあげて下さい」と申し上げました。 

卒業するお二人には、インターアクトクラブで学んだ奉仕の精神や、ボランティア活動の経験を活かして、今後も大学や社会で活躍して欲しいと思います。 

 

会長の時間を終わります。

会長の時間29

2024年02月28日

会長の時間28

2024年02月21日

日田ロータリークラブ会長 北郷太門
江藤秀平副会長代読

私は昨日から、日本商工会議所の観光大会で、20人程度の日田商工会議所の議員の皆様と茨城県水戸市に来ています。名物は、あんこう鍋、納豆料理、常陸牛となっています。

水戸市にある弘道館は、「近世日本の教育遺産群」として、日田の咸宜園、岡山の閑谷学校(しずたにがっこう)、足利市の足利学校と共に、2015年に文化庁が創設した「日本遺産」に認定されました。
今回の視察では、水戸市において、藩校であった弘道館や「日本三名園」偕楽園を活かした観光や街づくりへの取り組みを視察したいと思います。

弘道館とは、1841年に、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(なりあきら)の手によって創設された藩校です。
藩校である弘道館も庭園である偕楽園も、この斉昭の「一張一弛」(いっちょういっし)という思想によって造られました。「時には厳格に、時には寛容に生きるべき」と云う儒学の思想です。
厳格に学問に励む場所が、弘道館。藩主から武士、領民まで、皆んなで楽しむ場所が、偕楽園でした。これは厳格さが重んじられていた当時では、かなり開かれた考えでした。
「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神のもと、儒学教育を礎に、文武を磨く教育機関として、機能しました。
この弘道館を舞台に「水戸学」が発展し、その思想は吉田松陰や西郷隆盛など、多くの幕末の志士にも影響を与えたと言われ、のちに明治維新の原動力になっていくのです。

会長の時間を終わります。

会長の時間27

2024年02月07日

「 春近し 」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 豆田町や隈町、駅周辺のホテルの近くを通りますと、海外からの旅行客、特に韓国、台湾の人を多く見かけるようになりました。

春節の休みで、中国からのお客様も増え、全国各地に広がっていますと新聞やテレビで報道されています。

「春節」とは、中華圏の旧正月のことで、国ごとに、毎年変わります。

中国では、今年は2月10日から17日までとなっています。ちなみに台湾は、2月8日から14日までとなっています。

日本も明治4年までは、旧暦でしたので、この春節を祝っていましたが、明治5年から今の暦である西洋暦に変わり、旧正月の祝いは廃止されました。

「春節」をはじめに、節分、立春、春分など、春をあらわす似通った言葉がいくつかあり、少し頭を整理したくて、調べてみました。

「節分」は、立春の前日の日で、豆まきしたり、恵方巻きを食べたり、子供の頃から、馴染みがある日です。2月3日となっています。

「立春」とは、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、春分と冬至の真ん中の日です。

「春分」も二十四節気の一つで、昼と夜の時間がほぼ同じ日のことです。「春分の日」として、毎年3月20日祭日になっています。

春と言うと、冬の寒さに耐え、花が開く時期です。寒いのが苦手な人は、春が待ち遠しいのではないでしょうか。私もその一人です。一般的に、「春が来た」と云う言葉は、いい結果が出ることを意味します。

私事ですが、私の次女は、獣医師を目指して日大に在籍していますが、国家試験が近づいています。合格したら、長い6年間の仕送りも終わりますので、いい春が来ることを期待しています。

皆さんも、ご家族や周りの人で進学や就職、昇進などする方が、いるかと思います。

希望が叶ういい春を迎えていただきたいと願っています。

会長の時間を終わります。

会長の時間26

2024年02月07日

「ロータリーは親睦が大事です」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門日田ロータリークラブの年間行事の一つに、以前は、3クラブ合同例会というものがありました。日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブ、玖珠ロータリークラブの3クラブが持ち回りで、合同懇親会をしていました。いつの頃からか、無くなって久しいです。

ロータリー精神は、「奉仕、寛容、友情」と云われていますが、親睦活動は、ロータリーの基本的なことだと思います。

日田中央ロータリークラブの荒川会長とは以前から、「何か親睦になることをやりたいね。」と話していましたが、お互いゴルフが好きなので、「久しぶりに2クラブで、ゴルフの対抗戦をやりましょう。」と云うことになりました。日時は、5月5日に決まりました。

前回は、4年前、令和2年の8月に、行いました。その時は、グロス40打差で、日田ロータリークラブが勝利した記憶があります。

その後、中央ロータリークラブは、若い会員が増えたせいか、ぜひリベンジしたいとのことで、来週の例会に、挑戦状を持って、メイクアップに来たいとのことです。

佐藤親一郎会友にお骨折りいただき、ポロシャツと帽子を揃えましたので、これで気合いをいれて、迎え撃ちしたいと思います。

当日、ゴルフをした後は、中野川の桜並木の下で、ゴルフに参加できなかった会友も含め、日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブの多くの会友でお酒を飲みながら、懇親会をしましょうと、中央ロータリークラブさんの方で、計画をしていただいています。

5月17日18日の地区大会では、中央ロータリークラブさんにも、かなり協力していただかなくてはいけませんので、今以上に、仲良くしておきたいと思います。

荒川会長からは、「ゴルフ大会の時に、膳所ガバナーから、何かいい景品を出していただけると、我々も地区大会でより一層頑張れます。」とのことでした。ガバナー、地区大会のすぐ前ですので、よろしくお願いします。

まだ少し先ですが、5月5日、日田中央ロータリークラブとの親睦ゴルフ対抗戦と懇親会で親睦を深めたいと思いますので、多くの会友のご参加をお願いします。

 

会長の時間を終わります。

会長の時間25

2024年01月31日

「日台交流、企業誘致」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 年が明けて、この会長の時間で、台湾関連の話を2回いたしました。台湾の話が多いのは橋本会友が会長の時以来で、少し偏り過ぎているかなと思いますが、今回もご清聴よろしくお願いします。

TSMCが熊本工場新設を表明後、日本の色々な自治体や企業からの台湾へのアプローチが盛んになっているようです。

12月15日にアオーゼで行われた「台湾情勢と日台交流」という講演を聴きましたが、講演者の藤さんも、あちこちで、台湾の自治体や企業の紹介を頼まれるとのことです。しかし台湾は、九州くらいの小さな国で、自治体は日本の10分の1くらいしかなく、自治体同士の交流や企業の提携は、いわば早い者勝ちかもしれないですよ、とのことでした。

台湾でビジネスを成功させるのに、一番大事なことは、キーマンとなる人物を捕まえることだそうです。これが出来れば、後はとんとん拍子に進みますとのことでした。

ここで、いきなり「日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流」と云う文字がスライドに出て、びっくりしました。どこで調べたのかは分かりませんが、両クラブは長年、素晴らしい民間交流が続いているとお褒めの言葉があり、嬉しかったです。

講演会の後、椋野市長から、「今度、いつ台湾に行きますか?一緒に行きたいです。」との話がありました。

年が明けて、1月12日に日田商工会議所主催で新年互礼会がありました。冒頭、椋野日田市長のご挨拶の中で、並々ならぬ企業誘致への言及があり、意気込みを感じました。

その後、市役所の秘書室から、我々の嘉儀訪問の日程の問い合わせがありましたので、「4月24日から台湾に行く予定です。」と伝えました。その後気にはなりますが、あれから何も言ってきません。

もしも一緒に行くことになれば、嘉儀玉山クラブのメンバーと調整をして、嘉儀の市役所や商工会議所みたいなところを案内できれば良いなと思っています。いつものように、美味しものを食べたり、お酒を飲み過ぎて酔いつぶれたり、観光をして帰ると云うのもいいですが、今回は、少し緊張感がある旅行になるかもしれません。

2月の半ば頃に、最終的な椋野市長サイドの返事をもらってから、対応を決めたいと思います。

長年の日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流が、日田市の発展に役に立てれば良いなと思います。

会長の時間を終わります。

 

 

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