会長の時間

0年0月0日

会長の時間29

2025年03月12日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

創立記念例会です。

1964年の創立当時の石田友逸会長、膳所美光幹事の時のチャーターメンバーは26名いましたが、現在は0名です。もう当時のことを知っている会友さんはいなくなりました。61年前のことになりますので仕方がないことですが寂しい気持ちがします。いつも創立記念卓話はロータリー歴の一番長い1979年入会の草野義輔会友に卓話を依頼していましたので、今回の卓話は1986年入会の平野法好会友にお願いしています。また違った一面のお話が聴けると思います。宜しくお願いいたします。

 

この間、パソコンの中のデーターを整理していた時に私がロータリークラブの会報編集をしていた時の資料が見つかりました。2011年武内真司会長時代で幹事が織田荘太郎さんの時です。昔は卓話をテープ起こしで週報を作成していたので大変でした。その中で創立記念例会の卓話者が井上百合会友のお父様の井上幸一会友でした。その時の卓話を一部抜粋してお聴かせします。「その頃ロータリーはチャーターメンバーが26人でした。ロータリーとは何か?何をするところかというのが大半のご意見でした。メンバー表を見ますと、その当時の我々が見ても年を物凄くとった人ばかりで、おじいちゃんばかりのロータリーでした。一番驚いたのは、ある会長さんでしたが、前に出てきて挨拶する時に頬杖をついて挨拶したことでした。ご本人は非常に打ち解けた人だと解釈をしていましたが、私どもはやっぱり驚きました。」と井上幸一先輩が書かれてある様に当時の井上先輩の率直な思いで、尚且つ古き良き時代のロータリークラブではなかったでしょうか。

 

また佐藤彬会友のお父様の佐藤武朗会友の2015年の創立記念卓話の中ではクラブ設立に関して日田は他の奉仕クラブに先を越され、RCの設立に対して地元の代議士から、保守を二分しないでほしいとの要望があり、1961~1962年度の松本兼二郎ガバナー(八幡RC、黒崎窯業社長)も慎重論であったが、中津ロータリークラブの向笠広次会友(医学博士、1967~1968年度ガバナー、1982~1983年度RI会長)を特別代表として果敢に取り組み、若い層を集めて日田ロータリークラブの設立にこぎつけたと話されていました。創立総会は東京オリンピックの年1964年3月14日に山陽館で中津ロータリークラブが創立10周年記念事業としてスポンサーとなり当時の九州山口第370地区73番目、日本承認順位612番目の平均年齢44.5歳のロータリークラブとして誕生したことと、こちらも向笠広次会友が式典でのお話の一部抜粋ですが「日田ロータリークラブの誕生が、どんなに周囲から待ち望まれていたか、すでに皆さんは何回もお聞きになってご承知のことと思います。そしてその誕生の産婆役を務めた我々は、多くのロータリアンから“よくやった”と肩を叩かれました。クラブの誕生がこんなに歓迎されるのは何故でしょう。ロータリアンたる幸福を一人でも多くに分かち合いたいからです。心から新クラブの健やかな成長を祈ります。」と挨拶をされたそうです。

 

こういう思いで先人たちより望まれて設立された日田ロータリークラブを今後どうするかはこれからのわれわれの活動にかかっていると思うと大変です。継続は力なりです。先人たちの思いと共に頑張っていきましょう。

会長の時間28

2025年03月05日

今月は水と衛生月間です。

 

株式会社リタプラス代表取締役の藤川靖治さんに来ていただきました。本社が日田市大山町西大山にあり、事業内容は林業機械販売・修理、燃料用機販売をされている会社です。HPで経営理念やごあいさつ文を読ませていただきましたが、林業に対する思いやそこから生まれる環境に対する思いが伝わってきました。少し変わった角度でのお話が聴けるものと思います。卓話を楽しみにしています。

 

さて今月は水と衛生月間です。私が日田市管工事協同組合の第4代理事長を務めていますので、日田市の環境問題から水資源の問題に少し触れてみたいと思います。

 

日田市の環境問題は、いくつかの側面から考えられます。水の都、水郷日田と言われていますが、まず最初の問題は「水資源の管理」です。日田市は豊富な水資源を持つ地域ですが、過剰な水利用や水質汚染が問題になることがあります。特に農業や工業活動の汚染が懸念されます。

 

次に「森林の伐採と保全」です。日田市周辺では豊かな森林に恵まれていますが、開発や伐採による森林減少が進んでいます。森林は水源の保全や生物の維持に重要な役割を果たしているため、その保護が求められています。この件はリタプラスの藤川社長さんから詳しくお話ししていただけるかもしれません。

 

さらに「土砂災害」も問題のひとつです。山間部に位置する日田市では、豪雨や山の土砂崩れによる災害が近年多くなってきています。河川の氾濫や水質悪化などもこれが原因で引き起こされます。いろんな角度からの環境問題ですがすべてが「水」に関係しています。

 

少し話の持って行き方が強引でしたが、市民生活に水は重要なライフラインのひとつですから、現在の日田市の配水管問題をお話しします。日田市の上水道の配水管の多くは、設置から数十年が経過しており、老朽化が進んでいます。これにより、漏水や断水のリスクが高まり、水道水の無駄遣いを引き起こすだけでなく、住民に供給される水質にも影響を与える可能性もあります。また配水管の更新には、相応の予算と計画が必要ですが、財政的な制約から十分な対応が難しい状況があるかもしれません。もちろん定期的な点検やメンテナンスの必要です。現在、日田市は管のライフラインについては天神町の道路拡張に伴う管路移設工事に特化した予算が多く、老朽化した配水管の取替工事がずいぶん遅れています。また、昨年の三郎丸橋の災害による緊急対策などの突発的な事案もあり予算組も大変です。それに市職員の上下水道局の現場担当者が少なく、発注件数も県工事主体で市自体の改修工事まで手が回らないのが現実です。

 

2016年11月に福岡市の博多駅前交差点で発生した道路陥没事故は地下鉄工事が原因でしたが、最近では埼玉県八潮市の県道交差点で発生した陥没事故は下水道管による老朽化が原因です。下水道管は大雨の時以外は空洞部分が多く、硫化水素などが発生し溜まりやすく腐食が進みやすい状況にあります。上水道管は常に水圧のかかった水に満たされているので漏水箇所がわりと発見しやすいのですが、地下深いと水が上部に出ないで周りの土を削り陥没等の事故原因となります。日田市は大きな上下水管は道路に入っていないのでこれによる甚大な被害の陥没事故被害はありません。でも上水・簡水による小規模な陥没事故は起こっています。

 

配水管に使われる鋳鉄管は使用環境や管理状況。腐食の程度、地盤の状況などによって大きくことなりますが、一般的に50年くらいだと言われています。日田市も老朽化対策を毎年して更新工事をしていかないと大変なことになる可能性はあります。もちろん、日田市だけでなく日本全体が管路の老朽化問題を抱えているわけですから、今後の水道管の改修工事計画も行政がしっかりと考えていかなければ問題だと思います。

会長の時間27

2025年02月18日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

久しぶりの日田玖珠3クラブ合同例会です。日田中央ロータリークラブさんには段取り等お世話になりありがとうございました。日田玖珠広域での合同例会は本当に久しぶりで、前はいつ行われたのか忘れてしまうくらいです。たしか2017~2018年度の諌山高之会長の年度が最後だったと思います。それだと7期前になりますね。日田中央クラブさんとは事務局も同じなので合同例会など毎年できていますが、玖珠クラブさんとは大変申し訳ないのですが、近くて遠い位置づけになっているので一緒に活動することが少なく残念です。まずは親睦主体になりますが毎年3クラブ合同例会を持ち回りで企画できるように、各クラブの年間行事として定着できると良いと思います。また会員同士の交流を考えて各例会にメイクアップではなくて期間限定で会員を異動して各クラブの特色を学ぶのおもしろいと思います。これからはせめて週報の交換をしながらでもクラブの近況の報告をしていければいいかなと思います。今後は3クラブで何か合同の事業を計画したいですね。まずは今日楽しく飲んでもっと交流を深めたいと思います。斎藤会長、伊東会長よろしくお願いします。

会長の時間26

2025年02月12日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は藤蔭高校インターアクトクラブの活動報告になります。インターアクトクラブは、ロータリークラブより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブで、日本においては高等学校の福祉・ボランティア系のクラブ活動・サークルとしておかれることが一般的でありますが、高校に属さない「地域クラブ」として活動するクラブもあります。是非、藤蔭高校のインターアクト活動の報告を聴いていただき、今後も日田ロータリークラブとして活動を応援してあげていただきたいと思います。

先月の理事会で決まりました4月16日の出席100%例会(黄昏例会)を4月20日のIMに例会日を置き換えて行うことになりました。よって黄昏例会は今年度することが出来なくなりました。出席奨励委員会の過去の報告では1回目の年次総会の出席率が67.92%、2回目の新年例会の時が66.04%でした。私自身はこの時間帯の例会も良いのかなと感じていますが、皆さんはどうでしょうか?ある先輩会友がロータリークラブでは出席義務がありますが、奉仕活動はまずロータリークラブに入会すること、そして辞めないで継続することだと言っていました。もちろん出席することは大事ですが、入会して在籍しているだけでも会費から奉仕活動費用を支払っているのだから奉仕活動を支援しているのと変わらないのだと。私はこの考えに賛成です。先月もポール・ハリス・フェローの表彰を三笘康之会友と谷口知幸会友が受けられていました。これも奉仕活動です。なかなか個人的に奉仕をする場が無い中で、こういう奉仕団体に入会でもしなければ奉仕活動に無縁とまでもいかないかもしれませんが、現実にはほとんど関与していないと思います。年間20万円余りの会費とプラスαの経費を払って継続されているだけでもすごいことだと思います。実際、私はロータリークラブに18年間在籍していますので約400万円近くの会費を納めています。その中の何割かは奉仕活動に役立ててもらっていると思います。もちろんお金だけでなく行動でも奉仕活動をしています。また私は会社に在籍している間はロータリークラブを退会せずに継続する思いですし、こちらで出会ったご縁を大事にしたいと思っています。あまり難しく考えないで、それこそ「戒驕戒躁」の思いでロータリー人生を楽しめたらいいかなと思います。そう考えれば心も軽くなるのではないでしょうか。

国際ロータリー第2720地区大分第一分区のIMに話を戻しますが武内ガバナー補佐のはからいで豆田の紙音で行う予定です。講師にはロータリーの友の編集委員長の野崎恭子さんに来ていただきます。日程も例会日の移動として行いますので日田のメンバーにも多く出席していただけるものと思います。加えて例会とは分けてしますので出席者はメイクアップのポイントにもなります。ご協力の程よろしくお願いします。

会長の時間25

2025年02月05日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は藤蔭高校インターアクトクラブの活動報告になります。インターアクトクラブは、ロータリークラブより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブで、日本においては高等学校の福祉・ボランティア系のクラブ活動・サークルとしておかれることが一般的でありますが、高校に属さない「地域クラブ」として活動するクラブもあります。是非、藤蔭高校のインターアクト活動の報告を聴いていただき、今後も日田ロータリークラブとして活動を応援してあげていただきたいと思います。

先月の理事会で決まりました4月16日の出席100%例会(黄昏例会)を4月20日のIMに例会日を置き換えて行うことになりました。よって黄昏例会は今年度することが出来なくなりました。出席奨励委員会の過去の報告では1回目の年次総会の出席率が67.92%、2回目の新年例会の時が66.04%でした。私自身はこの時間帯の例会も良いのかなと感じていますが、皆さんはどうでしょうか?ある先輩会友がロータリークラブでは出席義務がありますが、奉仕活動はまずロータリークラブに入会すること、そして辞めないで継続することだと言っていました。もちろん出席することは大事ですが、入会して在籍しているだけでも会費から奉仕活動費用を支払っているのだから奉仕活動を支援しているのと変わらないのだと。私はこの考えに賛成です。先月もポール・ハリス・フェローの表彰を三笘康之会友と谷口知幸会友が受けられていました。これも奉仕活動です。なかなか個人的に奉仕をする場が無い中で、こういう奉仕団体に入会でもしなければ奉仕活動に無縁とまでもいかないかもしれませんが、現実にはほとんど関与していないと思います。年間20万円余りの会費とプラスαの経費を払って継続されているだけでもすごいことだと思います。実際、私はロータリークラブに18年間在籍していますので約400万円近くの会費を納めています。その中の何割かは奉仕活動に役立ててもらっていると思います。もちろんお金だけでなく行動でも奉仕活動をしています。また私は会社に在籍している間はロータリークラブを退会せずに継続する思いですし、こちらで出会ったご縁を大事にしたいと思っています。あまり難しく考えないで、それこそ「戒驕戒躁」の思いでロータリー人生を楽しめたらいいかなと思います。そう考えれば心も軽くなるのではないでしょうか。

国際ロータリー第2720地区大分第一分区のIMに話を戻しますが武内ガバナー補佐のはからいで豆田の紙音で行う予定です。講師にはロータリーの友の編集委員長の野崎恭子さんに来ていただきます。日程も例会日の移動として行いますので日田のメンバーにも多く出席していただけるものと思います。加えて例会とは分けてしますので出席者はメイクアップのポイントにもなります。ご協力の程よろしくお願いします。

今日は大分県消防設備安全協会の理事会が大分市であり、そこで昨年受賞した消防庁官表彰のお礼を述べるので例会を欠席します。申し訳ありませんが、小ヶ内会長エレクトに「会長の時間」はお願いして代読してもらいます。

本日は国際奉仕委員会の出前セミナーです。今年度の日田ロータリークラブとしてはグローバル補助金を使って、昨年の12月に台湾の苗栗社との共同申請したGG案の苗栗泰安郷南三村部落識字教育センターの事業案件の許可承認がおり、事業が出来るようになりました。これについては前年度の時に使用する予定の事業の問題で補助金が使えなくなり今期に別の事業として移行されたものです。先月に例会で報告しました通り日田ロータリークラブの申請補助金$1,473.15-(¥231,285-)を振り込み済みです。このグローバル補助金は日本国内でも使用可能なので復興支援でも使うことが出来ます。日田ロータリークラブもこれからは海外だけでなくて国内に目を向けた事業も良いかもしれません。今後計画してみてはどうでしょうか?

さて今回の会長の時間ですが、昨年の11月に施行された自転車の法規改正の話をします。あれから3ケ月経ちました。全国では初日から飲酒運転やながらスマホなど切符を切られた数も相当数あったようです。現在、14歳未満は指導のみになっているそうですが、14歳以上は赤切符、16歳以上になると青切符になります。12月には東京都で初の飲酒運転による逮捕もありました。基準値の7倍のアルコール度数で停車中の車にぶつかった事案でした。でも福岡県では11月だけで検挙137件、逮捕6件と東京都と福岡県では差があります。これはどちらも一極集中型都市ですが地下鉄などの交通網の違いや自転車人口の違いなどがあげられると思います。日田署でも今年の1月までに検挙4件、指導2件の計6件事案が発生しているそうです。また昨年は女子高校生が下り坂でお年寄りにぶつかる死亡事故もあり、過去には2008年ですが神戸北区で小学5年の男子児童の自転車にはねられて寝たきりの状態になったとして、被害者女性(67)の家族と保険会社が、男児の母親(40)に計約1億500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があり、2013年に神戸地裁は母親に計約9500万円の賠償金を支払う判例が出たこともありました。子供さんが支払えなければ、親に返済命令がきます。自転車保険に加入しておかないと大変なことになります。今入っている車や生命保険にも付いている場合があるので確認しておいたほうが良いと思います。このように自転車の違反内容は自動車と同じく信号無視、通行禁止違反、路側帯通行時の歩行者の通行妨害、左側通行、一時停止、飲酒運転、酒気帯び運転(酒気帯び運転ほう助)、傘さし運転、二人乗り、イヤホンやヘッドホンの着用運転、並進運転、など113種類の違反行為が青切符による取り締まりの導入により科せられます。違反点数はありませんが、反則金が科せられます。ちなみに反則金ですが従来の5万円以下の罰金から6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金となり、さらに交通事故を起こすなどの交通の危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。私は昔、子供のころに小学校では自転車の免許試験があったのを覚えています。30cm幅の8の字や長さ5mの直線に足を地面につけないで10秒以上時間をかけて渡るとか信号機のある横断歩道の渡り方など最低限の技術とルールを学んで合格しないと免許が発行されないし、自転車に乗ってはいけない仕組みになっていました。どうなるかわかりませんが、あまりに違反者が多いとそのうちに自転車も免許制度になるかもしれませんね。

会長の時間24

2025年01月29日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は藤蔭高校インターアクトクラブの活動報告になります。インターアクトクラブは、ロータリークラブより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブで、日本においては高等学校の福祉・ボランティア系のクラブ活動・サークルとしておかれることが一般的でありますが、高校に属さない「地域クラブ」として活動するクラブもあります。是非、藤蔭高校のインターアクト活動の報告を聴いていただき、今後も日田ロータリークラブとして活動を応援してあげていただきたいと思います。

先月の理事会で決まりました4月16日の出席100%例会(黄昏例会)を4月20日のIMに例会日を置き換えて行うことになりました。よって黄昏例会は今年度することが出来なくなりました。出席奨励委員会の過去の報告では1回目の年次総会の出席率が67.92%、2回目の新年例会の時が66.04%でした。私自身はこの時間帯の例会も良いのかなと感じていますが、皆さんはどうでしょうか?ある先輩会友がロータリークラブでは出席義務がありますが、奉仕活動はまずロータリークラブに入会すること、そして辞めないで継続することだと言っていました。もちろん出席することは大事ですが、入会して在籍しているだけでも会費から奉仕活動費用を支払っているのだから奉仕活動を支援しているのと変わらないのだと。私はこの考えに賛成です。先月もポール・ハリス・フェローの表彰を三笘康之会友と谷口知幸会友が受けられていました。これも奉仕活動です。なかなか個人的に奉仕をする場が無い中で、こういう奉仕団体に入会でもしなければ奉仕活動に無縁とまでもいかないかもしれませんが、現実にはほとんど関与していないと思います。年間20万円余りの会費とプラスαの経費を払って継続されているだけでもすごいことだと思います。実際、私はロータリークラブに18年間在籍していますので約400万円近くの会費を納めています。その中の何割かは奉仕活動に役立ててもらっていると思います。もちろんお金だけでなく行動でも奉仕活動をしています。また私は会社に在籍している間はロータリークラブを退会せずに継続する思いですし、こちらで出会ったご縁を大事にしたいと思っています。あまり難しく考えないで、それこそ「戒驕戒躁」の思いでロータリー人生を楽しめたらいいかなと思います。そう考えれば心も軽くなるのではないでしょうか。

国際ロータリー第2720地区大分第一分区のIMに話を戻しますが武内ガバナー補佐のはからいで豆田の紙音で行う予定です。講師にはロータリーの友の編集委員長の野崎恭子さんに来ていただきます。日程も例会日の移動として行いますので日田のメンバーにも多く出席していただけるものと思います。加えて例会とは分けてしますので出席者はメイクアップのポイントにもなります。ご協力の程よろしくお願いします。

本日は危機管理委員会について膳所パストガバナーに講演してもらいます。最近各ロータリークラブ内のハラスメント事例が多く発生されています。一般として企業に一定の防止措置を実施することが義務付けられているハラスメントの内容が定義されているのが「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」「パタハラ」「ケアハラ」の5種類だそうです。法令による定義が無いものは「モラハラ」「ジェンハラ」「ロジハラ」「テクハラ」「レイハラ」「ジタハラ」「アルハラ」「ハラハラ」などで、まだまだたくさんありますが、この中で聞きなれないハラスメントを紹介します。まず「パタハラ/パタニティハラスメント」ですが育児休暇制度を利用しようとする男性への嫌がらせの行為。「ジェンハラ/ジェンダーハラスメント」性別によって社会的な役割が異なるという固定概念に基づいて行われる差別や嫌がらせの行為。「ロジハラ/ロジカルハラスメント」は正論や論理的な言葉によって相手を追い詰める行為。「テクハラ/テクノロジーハラスメント」はパソコンやスマホなどのテクノロジーに詳しい人がそうでない人に対して嫌がらせをする行為。「レイハラ/レイシャルハラスメント」は人種や国籍といったことで相手に対して嫌がらせをする行為。「ジタハラ/時短ハラスメント」は長時間労働を制限して労働時間の短縮を強要する行為。「アルハラ/アルコールハラスメント」は社会的な地位の強い者が立場を利用して弱い立場の人にアルコールを飲むように強要する行為。「ハラハラ/ハラスメントハラスメント」にいたっては上司などに対して何かにつけて「これはハラスメントだ」と主張する行為で、こうなると世の中ハラスメントのオンパレードになってしまいます。昨年の流行語大賞に「不適切にもほどがある」を略した「ふてほど」が選ばれるように、昭和時代の感覚では令和の現代には通用しないのです。そこで訴えられない様にするには何事にも日ごろの生活態度が大事になります。相手にとって常に好感度を持たれていれば少しのハラスメントは好意的に受け取ってもらえるかもしれません。やはりハラスメントは受ける側の感覚によるものが大きいと思います。私もそうですがロータリアンとしてだけでなく経営者としてまた一個人としてこれからも日常の生活態度に気をつけていきたいと思います。

 

会長の時間23

2025年01月22日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は青少年スポーツ支援委員会担当です。毎年、少しずつの予算でしたが長らく日田市ラグビースクールさんに支援活動を日田ロータリークラブがしてきました。今回はその集大成になります。地区の補助金を使い、老朽化や足りない備品等をご支援したいと思います。対象の日田市ラグビースクールさんは2019年に発足以来、青少年育成に対して「健全な精神は健全な肉体に宿る」をモットーにラグビーを通して普及活動を続けています。ワールドカップ等で一時的にはラグビー熱は上がりましたが、近年ではラグビーをする青少年人口が減少している状況です。このクラブも現在、小学生が約40名、父兄さん等50名ほどで毎年、市内の保育園を10校以上、出前ラグビー教室などの活動をしながら普及活動に努めています。収入源も個人のみの少ない中で運営自体厳しい環境であり、それでも毎年1月のラグビー祭、5月の日田ラグビーフェスティバル、8月の九重合宿、春夏の大会に出場して頑張っています。特にラグビーは全天候型スポーツなのにテントなどの備品が無く、資金の少ない中で借りて行なっています。その中でも練習用備品の消耗が激しく補修を繰り返しながら使用している状況です。そこで地区補助金を使い、練習用具やテントなどを送り、応援したいと思い、今回の事業活動になりました。あとで目録の贈呈式がありますのでよろしくお願いいたします。ぜひ、これからも日田市ラグビースクールさんが青少年育成活動にご尽力され頑張って継続されるようにご祈念申し上げます。

 

また先週の理事会で急遽決まりましたが2回目のパスト会長会も本日行う予定です。昨年の年次総会で会長デジグネートがまだ正式に決まっていなかったのでここで行います。指名された方はどうかロータリーの奉仕の精神で気持ちよく受けていただきたいと思います。大変だとは思いますが3年後のことなのでゆっくり準備ができると思います。それでは会長の時間を終わります。

 

会長の時間22

2025年01月15日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は職業奉仕委員会の担当で職業奉仕賞授与式です。

 

今年度の受賞対象は日田保護区保護司会さんです。表彰に際しまして会長の掛橋泰定さん、副会長の原田富雄さん、事務局の佐藤敏孝さんの3名においでいただき感謝申し上げます。

 

保護司は本来職業ではなくボランティアの分類になりますが、ほかに職業をもって保護司をされている方がほとんどです。もちろんボラティアなので給与はありません。通信費や交通費など、職務に要した費用の全部または一部が実費弁償金として支給されますがほとんどが寄付や会費で賄っています。任期は2年ですが、再任は妨げられません。多くの保護司の方々が、10年、20年といった長期にわたり活動されています。その方々の日々のご苦労を労う意味でも表彰に値すると思います。そのため日田保護区保護司会さんを対象にさせていただきました。そういう保護司さんとはどのような方なのかというと保護司法・更生保護法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員で、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行に陥った人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行う方で、2024年1月現在、全国に約47,000人います。

 

また誰でもなれるというわけではなく、人格及び行動について、社会的信望を有すること、職務の遂行に必要な熱意及び時間的余裕を有すること、生活が安定していること、健康で活動力を有することなど様々なことに対応していかれるので基本とされる条件は多々あります。日田保護区保護司会には現在37名の保護司さんがいます。実際は41名在籍枠があるそうですが、近年は高齢化と人材不足で大変のようです。75歳までの定年制もあるのですが、なかなか人がいないので延長して業務をお願いしているとお聞きしました。また昨年では保護司さんが更生者から刺殺される事件もありました。驚くことに一番憤慨していたのは更生者さんたちでした。TVで話をしているのを聞きましたが「自分たちを守ってくれる保護司さんを傷つけることなどあってはならないことだ」と話されていました。ただいろんな経歴の更生者さんがいますので、やはり経歴によっては初めて会う時など恐怖とまでもいかなくても心配の面が多々あったと思います。日田保護区保護司会の方々も更生者との定期の面談では今は市役所の事務所で行っていたり、また更生者の住むところにも行って状況把握をしたりしているそうですが、市役所の場所が無い時は保護司さんの自宅でお話をしていたそうです。本当に頭が下がる思いです。

 

TVドラマにもなった「前科者」という漫画がありました。これは保護司を題材とした物語です。この主人公の阿川佳代さんは大学の奨学金返済と勤めたブラック企業で体を壊した治療費の返済をしながらコンビニのアルバイト等を掛け持ちし、さらに保護司をされ、更生者さんとの日々の日常生活における葛藤を描いたものになっています。内容は、若干誇張されているところもあるかもしれない漫画ですが、これを読まれると少しは保護司さんの実情が理解できるかもしれません。全17巻完結でありますが一読をお勧めします。それでは後で表彰式を行いますのでよろしくお願いいたします。

会長の時間21

2025年01月09日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

新年あけましておめでとうございます。年末年始と良いお正月を迎えられたことと思います。年賀状は虚礼廃止とかSNS活用などで辞められた方も多くなりました。人それぞれの考えでよいと思います。私はそれでもまだ年賀状は続けていきます。

 

さて今年は巳年です。日田ロータリークラブにも年男、年女が9名います。今年最初の内部卓話は巳年生まれの会友さんです。一人当たり3分ぐらいのスピーチになりますが、抱負などお願いしていますので、楽しみにしています。

 

今年は乙巳(きのとみ)です。乙(きのと)は、十干の2番目で「木」の要素を持ち、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく意味を持ちます。また巳(み・へび)は、神様の使いとして大切にされてきた動物で、脱皮を繰り返すことから復活と再生の意味で不老不死のシンボルともされております。そのため乙巳の年は、植物に種子が出始める時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われ「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になると考えられます。また、「巳」を「実」にかけて「実を結ぶ」年とも言われるようです。このようにひとまとめにすると「良い年」のようです。何事にも前向きで頑張っていきましょう。

私は年頭の目標に毎年のことではありますが「健康」を挙げています。現在、65歳ですが

年々身体の調子が衰えていくのを感じます。ロータリークラブの会長になって少しずつ運動を心がけています。ゆるゆるの筋トレをして、ゆるゆるのストレッチをしてお腹のワンパックをゆるゆるのシックスパックにしたいと日々努力のようなもので頑張っています。「継続は力なり」なのでロータリークラブの会長に就任した時からゆるゆるの筋トレとストレッチを毎日続けているおかげでタンスの肥やしになっていたスーツが着られるようになりました。これからも頑張って継続します。ただ、かかとの痛みがでて足底腱膜炎になりました。これはかかととつま先の間に弦のように張って衝撃吸収をしている足底腱膜にランニングや体重増加などで多くの負担がかかるとかかとの付近で小さな損傷が起こり、鋭い痛みが起こる症状です。硬い地面に立ち続ける仕事や肥満、偏平足もしくはハイアーチの方で40~60歳の人が最もなりやすいそうです。運動も考えてしないといけないお歳になりました。眼の方も白内障と黄紋上膜が悪くなっているそうです。今年には手術をしないといけません。皆さんも健康にはお気を付けください。

それでは今年も日田ロータリークラブの皆様にとって良い年でありますようにご祈念申し上げて会長の時間を終わります。

 

上半期を振り返って

2024年12月25日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

上半期を終えて報告します。

7月は地区大会が終わったばかりで予算案、事業内容もなかなか決まらず「戒驕戒躁の思い」どころかバタバタした中での始まりとなり会員の皆様にはご迷惑をおかけしたと思います。それでも幹事の高嶋圭一郎会友と一緒に何とか出発することが出来ました。予算が少ないなかで心配しながらのクラブ協議会でしたが、各委員長さんがとても優秀なので、しっかりとした計画をしていただき、安心しました。まずは会報編集のために録音機を購入しました。これは理事会でも活用していますが、編集機能まで備わっているので、今後の会報委員会では編集作業が楽になると思います。新入会員の若宮病院の石井聡大さんの入会もあり、前年度より会員が減少していたので嬉しかったです。新入会員卓話も素晴らしい信念の下、病院運営に携わっていることがよくわかりました。これからの日田クラブの柱となって頂きたいと思います。会長になって初の事業が北郷年度と合同のゴルフの会長杯でした。こちらもいきなりでしたから趣味同好委員会江田委員長にはご無理をおかけしました。クラブ協議会は前年度から次年度の理事会だけでなく、各委員会も早めに進めていくほうが良いと思います。私の場合は地区大会が5月にあったので無理でしたが、委員長に任命された方は大変でしょうが、このほうが委員会運営ではスタートが楽になると思います。膳所パストガバナーと武内ガバナー補佐、高嶋幹事同行で11日に玖珠クラブさん、23日に日田中央クラブさんに訪問してきました。玖珠クラブさんでは会員卓話をリモートにて海外で結婚式に出ている会員との報告で面白く聴かせてもらいましたし、日田中央クラブさんでは再度60周年記念式典と地区大会のお礼も重ねてご挨拶してきました。2クラブとも元気な例会で日田クラブと運営方法の違いなど勉強になりました。

 

8月になり、少しは余裕が出てきました。今期初のマイ・ロータリーの出前セミナーを開催。この時点で登録率が46.74%でした。三村ガバナーのマイ・ロータリー登録達成目標が60%でしたので、個人的にお願いして公式訪問までになんとか62.26%に達し、目標をクリアできたのは良かったです。ご協力ありがとうございました。あとは100%目指して頑張るだけです。それから会員増強維持委員会の原委員長より入会目標の思いをしっかりと述べていただきました。また紹介カードを使用しますのでできるだけ少しでも多くの入会の情報をお願いします。公共イメージ委員会中西委員長もHPや新聞でしっかりと日田市民にアピールしていただいています。続けてよろしくお願いします。

 

9月の地区大会の慰労を含めた観月例会は米山奨学生のメイさんや地区大会のお手伝いをお願いした麻生さんにも出席していただき楽しいひとときを過ごせましたし、地区大会の記録誌も出来上がり諸々の決算書類も完成して地区事務所にお渡しが出来、一安心でした。この件に関しては草野地区大会実行委員長、記録誌編集担当の中西会友、会計担当の福島会友、事務局の麻生さんには感謝しかありません。ありがとうございました。また雑誌委員会として武内委員長がロータリーの友の熟読の勧めをしていただきました。私も毎月隅々まで読むようになりましたし、これもロータリー活動を理解する一つの要因だと思います。25日にはまた膳所パストガバナー、武内ガバナー補佐、高嶋幹事と一緒に中津クラブさんに訪問してきました。この時の卓話者が北九州市小倉北区ある設計・インテリアデザイン・家具製作の会社で株式会社コクーンの代表取締役の壹岐尾恵美さんでした。空き家活用を自身で計画され地域の活性化をされたお話を聴いて、日田クラブでも卓話をしてもらいたいと思う内容でした。お時間が合えば来年の例会で卓話をお願いするかもしれません。

 

10月は米山奨学生のメイ・モー・サツさんの卓話で始まり、青少年交換留学生の佐々木美姫さんのカナダにいかれた体験談をお聴きしました。他の国の若者たちの考え方やホームステイ先の過ごし方などいろんな意味でカルチャーショックが多かったと思います。やはり、若い時の異国の地での経験はこれからの人生を変えてしまうほどで精神的にも成長されるのだなと思いました。また一緒に来られた父親の別府中央ロータリークラブ在住の佐々木久宜会友との親子関係も留学前と後ではより仲良くなったように感じました。うらやましい限りです。それから三村ガバナー公式訪問例会を2クラブ合同で行いました。頓宮親睦委員長の段取りのおかげで無事に終えることが出来ました。感謝申し上げます。この時ポリオプラスの寄付BOXも行いました。三村ガバナーよりガバナーアドレスでRLIに若い会員は参加してもらいたい旨をしっかりと述べられていました。これに出席し、考えることがロータリーを理解する第一歩かなと思います。それから三村ガバナー、西山地区幹事におかれましては公式訪問例会後の2次会の「白い滝」までお付き合いいただき楽しい夜を過ごしました。また来年の熊本での地区大会の日は例会日に置き換えていますのでたくさんの参加をお願いします。20日の日曜日に社会福祉協議会で行われた「ひたフードバンク」に社会奉仕委員会松本委員長と出席してきました。残念ながら年々持参していただく品物が減ってきている状態です。日田市としても子供の貧困問題より親の貧困問題が先という考えなのでフードバンクになるのでしょうが、今一度方向性を考え直してみてはと思う現在の状況でした。28日には昭和学園高校創立85周年記念式典に出席しました。仏式の法要から始まり、厳かに式典が進行しました。やはり伝統ある学校はしっかりしています。久しぶりに身が引き締まる思いでした。また式典の席では桝谷警察署長さんと隣り合わせで座り、楽しい時間を過ごさせていただきました。理事会の報告もこの月よりLineとFAXでの報告にさせてもらいました。これで少しは紙の経費削減と会員全員に理事会内容の確認がもれなくできると思います。

 

11月のロータリー財団出前セミナーでは地区補助金、グローバル補助金の活用が主のお話でした。特にグローバル補助金については日本国内の使用も大丈夫だということは目からうろこ状態でした。しっかりと寄付先を考えて活用すべきだと思います。また日隈小学校の金管バンドさんの全国大会連続出場で会より今年も寄付をさせていただきました。職場例会では菅会友の九電ネクストさんにお伺いしました。「会長の時間」の中でGoogleに載っているとはいえ給与についてお話したのはまずかったかなと思いました。この場をお借りして謝ります。申し訳ありませんでした。卓話後のIHクッキングでのお菓子等はとても美味しくいただきました。21日には日田商工会議所女性部会のチャリティパーティーに参加してきました。コロナ禍の中で5年ぶりの開催との事でご婦人たちが頑張っていました。余興では来賓者等マイク持ち回りのカラオケ大会が行われ、私も順番で歌いましたが昔の歌声喫茶みたいにみんなで歌い楽しかったです。

 

それから初めてのお酒なしの夜例会はどうでしたでしょうか?年次総会が終わってから飲みに行かれた会友もいたことでしょう。いつもと違ったコミュニケーションが取れたのではないでしょうか?ただ欠席者が多かったのは少し残念でした。次回は時間帯を1時間遅れで開催します。また夜例会だと夜間例会と紛らわしいとのご意見もありましたので、良いネーミング案をいただきましたのでこれからは「黄昏例会」とします。それから半期の決算報告ですが、もっと委員会活動に予算を早めに出すようにすべきだったと反省をしています。事業はこれからが本番ですが早めの計画を前年度から計画して活動できるように、今後はすべきだ思います。

 

12月は疾病と予防月間なので宮崎秀人会友の卓話で始まりました。コロナとインフルエンザについての話から帯状疱疹の話までしていただきました。あらためて健康を維持するためには予防が大事だと思いました。またクラブ協議会の上半期の振り返りについては各委員会を設けてもらい、委員長さんに発表してもらいました。合同で委員会をされるところもあり、仲間意識が強くなって良かったと思います。事業は委員長さんだけが考えて行動するものではなく委員会全員で考えて取り組む姿勢が大事だと思います。そうすることで個々のつながりが出来ると思います。下半期は委員長指導の下に委員会で練ってこられた事業を期待しています。年末の家族親睦会も楽しいひとときでした。久しぶりの亀山亭ホテルさんで懐かしく楽しませていただきました。私の会長賞の内訳はイタリア産のシャンパンとカードゲームでしたが、膳所バンドのピアノ演奏を担当された宇佐RCの本庄伸子会友に当たり良かったです。シャンパンを飲みながらカードゲームでご家族楽しく遊ばれてもらえたのなら幸いです。その膳所バンドも大いに盛り上げていただき、会場に花を添えていただきました。そして小ヶ内年度の組閣が発表になり次年度へ向けた取り組みが動き出します。いろんな改革をされるようですが早めの活動計画が大切です。期待しています。

 

結びに私のあまり面白くない「会長の時間」ですが、上半期に20回ほどお話ししました。分類しますとロータリーについて11話、私の入会している会について4話、趣味や雑学について3話、時事ネタについて2話でした。圧倒的にロータリーの話が多かったので来年はもう少しロータリーから離れて面白く「会長の時間」をお話しできるように努力いたします。そうでなければ文章で掲載できない雑談の時間を長く話して「会長の時間」を短くしたほうが良いかなと思っています。とりあえずネクタイの話は12月で終わります。でも毎回違うネクタイはしてきますので気になった方はお声かけ下さい。シャイで無口な、あまり緊張感のない会長ですが、半年間のお付き合いありがとうございました。反省だらけの半年でしたが、あと半年間頑張ります。少し早いのですが、良いお年をお迎えください。また来年お会いしましょう。

会長の時間20

2024年12月25日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

やっと半期が終わりに近づきました。5月に地区大会が終わりバタバタとした中での出発となり、少し焦っていた状況でしたが、会友皆様のおかげで何とかここまで無事に迎えることが出来ました。ありがとうございます。

週報の色合いの変更に始まり、食事の時間の変更、4つのテストの唱和、お酒なしの夜例会の開催、祝祭日併用の例会日の削減、と少しだけ変革をしてみました。これが良かったのかどうかは今期が終わってからの評価になると思います。戦略計画委員会では小ヶ内委員長を中心に3か年計画を作成しました。まだ計画段階ですがこれから少しずつ前に進んでいきます。

それから危機管理委員会も発足しました。ロータリアンとしてのモラルや自覚を問われる今の状況には少し残念な思いです。現状としては、私なりに少しは余裕が出てきたのかなと思います。詳しくは「上半期を振り返って」の中でゆっくりと話したいと思いますので、これで会長の時間を終わります。

会長の時間19

2024年12月18日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今日は年末夜間家族親睦会で久しぶりのお酒が飲める夜間例会です。

会員親睦活動委員会さんには企画等でお骨折りをかけました。例会場所も諌山会友の亀山亭さんにセッティングしてもらいました。前の日田ロータリークラブの例会場所でしたから懐かしいですね。あとで小ヶ内次年度の組閣発表も予定していますのでよろしくお願いいたします。今夜はご家族の皆さんを交えての例会ですから、しっかりと交流を深めて下さい。また、米山留学生のメイ・モー・サツさんも参加して頂いています。是非、ご家族の皆様もメイさんにお声かけ下さい。それから日田の地区大会で喜ばれた膳所バンドもメンバーを変えて演奏していただきます。楽しみにしてください。それでは親睦委員会の楽しい企画を期待しています。宜しくお願いします。

 

会長の時間18

2024年12月11日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日のクラブ協議会につきまして、今回は各委員長さんに発表してもらいます。半期経ちましたが、現在の委員会活動のご報告を自らしていただきたいのでお願いしました。

 

事業は委員長さんが一人で考えるのではなく委員会を行い、企画していくものだと思います。予算編成についても委員会主体で決めていくべきだと思います。というのも組織編制が半年前に決まるので次年度開始までにせめて副委員長選定をされて、委員会の方向性を考えるべきだと思います。もちろん事業の継続性のことを思えば副委員長になられた方が次年度の委員長に繰り上がるシステムになればより良くなると思います。また委員会編成も名称変更や合体などして活動が効率良くなるように変えても良いと思います。いろんな改革については次年度の話になりますので突っ込んだ話はできませんが、日田ロータリークラブの未来へ向けて変わっていく時期かもしれません。それでは各委員長さんの発表の時間が少なくなるといけないので今回の会長の時間はこれで終わります。

会長の時間17

2024年12月04日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今回は私の入っている会のひとつで「高齢者住宅環境整備研究会」の話をしたいと思います。この会は平成7年に発足し、最初の会の名前は「高齢者住宅環境整備ボランティア会」でした。当時は軽微なリホームや修理などはお年寄りがどこに頼んでよいかわからずに困っていた状況でした。ですから我々はボランティアとして(決して金儲けとしてではなく)建設業の仲間たちと高齢者の住宅環境を良くしようと考えて、樋口設計事務所の樋口健一郎社長の呼びかけで20社ほどの建築、建具、左官、造園、板金、塗装、内装、電気、管、資材販売等いずれもその道のプロたちが集まりました。

 

当時は65歳以上の高齢者で近隣に子供たちがいなく、単身か高齢者ご夫婦のみの世帯を対象として工事の希望を募りました。基本は資材原価のみ有償で工費等の労務費は会より負担していました。もちろん会費は会員の会社から負担していただき、毎月1回朝7時にホテルソシアに集合し、打ち合わせをして年2回の前期5月、後期が9月に募集を市報に掲載していました。当初は年間100件を超す依頼があり、民生委員さんや福祉協議会さん、そしてケアマネージャーさんからの依頼が中心で数多くの修理・改修をしてきました。

 

この会はもう30年近く続いて、改修件数も1000件を超しています。今ではお年寄りから直接依頼が来ています。まだこの会は継続中ですが、最近は依頼件数が年間10数件になりました。それは補助金等が確立され一般建設会社が改修工事に参入してきたからであり、そのため一時は会としてのお役目は果たしたと思い解散案も出ました。最終的に一人でも依頼があるうちは頑張ろうということになり、会としても会員の高齢化や廃業の問題もあり、会員メンバーは変わりつつ楽しんで運営しています。

 

また名前を「ボランティア会」から「研究会」に変えたのは私が2代目の会長になったときに変更しました。本当に困っている人は無料なのに「代金を支払いします」と言われ、裕福な人ほど「ボランティアだからタダでしょう」と言われる方もいました。また大きな豪邸で小型犬を抱いて「タダでないならお抱えの建設会社にお願いしますから」とまでおっしゃられたご婦人もいました。そこで「ボランティア会」の名前だと無料だと誤解を招くようなので名称を「研究会」に変えさせてもらいました。発足当時からのバリアフリー化のユニバーサルデザインを高齢者のために常に新しく良いものを考え創り出していく様に「研究会」にしました。なかなか高尚な思いの割には良い案は出てきませんが、それでも修理が終わった後の依頼者の喜ぶお顔が見られるのは嬉しいものです。

 

現在は井上塗装の井上金作社長さんが3代目会長として会を引っ張って行ってもらっています。近所で高齢者の方が建築問題で困っておられたら毎年5月と9月の市報に申し込みを掲載していますのでよろしくお伝えください。工事費用は無料ではありませんが、内容によってはいただかない場合もあります。お見積りも出しますので安心してください。まだまだ高齢者の為にこの会の必要性はあると思います。もう少し頑張りますのでよろしくお願いします。

会長の時間16

2024年11月27日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日はお酒のない夜間例会です。欠席の方もいますが、これも会友の皆さんよりお昼間の例会だけでは出席しにくいという要望があったので、普通の夜間例会を計画してみました。出席率がお昼の例会よりアップできたり、なかなか時間が合わず出席が出来なかった会友が出席してもらえればうれしいです。また例会終了後に会友仲間で飲みに行っても良いので交流が深められるかもしれません。前期は今日の1回だけですが、後期に2回ほどこの例会を行うように予定しています。試験的ですが、評判が良ければ次年度につながるかもしれません。少しずつ変化を取り入れていく例会のスタイルですが、会員皆さんの評価は来年の年度末までにはわかると思います。

 

さて今回は年次総会です。パスト会長会で会長ノミニーを正式に確定し、会長デジグネートを選定する大切な時期になってきました。この時期になると私が会長デジグネートに決まった時のことを思い出します。年を取ったのか本当に時がたつのは早いなぁと感じます。3年前の年次総会で諸先輩の方々からロータリーは「はいかyesか喜んで」の3つの返事しかないといわれて、どの返事もできない私がいました。その時しっかりと草野パスト会長から引導を渡されたことを今でも覚えています。今後はまたそういう機会があれば即どちらかの返事が出来るようにしたいと思います。出来ないときには出来ない、無理な時には無理と言える勇気を持てるように成長できればと思います。否定的な回答ばかり言ってしまいましたが、否定するためにはそれに代わる代替案を言わないと「出来ない、無理」だけでは建設的意見が無く前に進まないので問題解決になりません。本来は肯定的な考えで年次総会でも諸先輩方をしっかりと説き伏せられる内容をもって対応をすることが大事だと思います。私の場合はまったく想定していなかったのでダメでしたが、会長や幹事未経験者の方は将来のロータリー人生の考えを今から思い描いておくのも有りかと思います。

 

私は2020年7月に非公式ではありましたが「幹事会」なるものを13名で発足したことがありました。当時のメンバーのお名前は申しませんが、これは私が幹事を務めた時に何もわからず大変な思いをしたので、日田ロータリークラブの現役幹事を支えて相談に乗ることや懇親の場を深め、将来の幹事候補生を作っていこうとするのが目的で発足しました。特に幹事職は結構ハードなもので私も経験しましたが、クラブのまとめ役として最前線で会長と共に頑張らないといけない要職です。委員長も大変な要職ですが幹事職はある意味会長職より気を使う場所なので幹事会みたいに勉強の場や懇親の場があれば将来に向けて仲間意識が高まり、次世代幹事に指名されてもなりやすいのではないかと思いつくってみました。しかしコロナ禍の中で会が数回しかできずに、なし崩しの解散となり残念な結果となりました。今後若手会員の中で再度作っていかれるなら面白いかもしれません。もし結成される方がいるなら簡単な資料等はありますからお渡しできると思います。

会長の時間15

2024年11月13日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

本日は今季最初の職場例会で、菅政哉会友の職場の九電ネクスト株式会社さんに伺っています。九電ネクストさんは2022年4月に九州電力の50営業所を引き継ぎ、九電の販売代理店として電気の契約や電化の推進にかかる業務を担う会社です。九州電力の分社化ですが、他に九州電力送配電株式会社などがあり、ちなみに九電職員の平均年収はGoogleに掲載されています。ですから少しだけお話ししますと、25~29歳で460万円、30~34歳になると544万円、さらに35~39歳になると630万円、40~45歳になると760万円となります。そして50~54歳になると814万円、55~59歳で804万円となるそうです。これは年齢の平均年収なので役職になれば係長クラスで950万円、課長クラスで1242万円、部長クラスになると1497万円であるそうです。もちろんホワイト企業としての健康経営優良法人2023に認定されています。このことは今日の職場例会では話されなと思いますので情報として聞いておいてください。あとは菅会友が詳しく説明していただけると思いますのでよろしくお願いします。もう一度言いますが給与の件はGoogleで検索されますので極秘資料を見たわけではありませんのでお間違えないようにお願いします。それから私の叔父さんももう亡くなりましたが九州電力さんに就職して定年まで勤めあげました。良い人生だったと思います。

 

それでは今回は私の趣味のひとつである「ゲーム」のお話をします。私は最近小さなボードゲームにハマっています。たまに子供たちが帰ってくると任天堂スイッチのTVゲームソフト「桃太郎電鉄」(やってみた方はわかると思いますが、このゲームは貧乏神や相手を陥れるアイテムがあり夫婦や家族不和の原因になります)などしますが、アナログのゲームを私が好きなので家族で遊ぶこともあります。この前、TV番組「シューイチ」の中で紹介された{ミリメモリー}が面白そうだったので即Amazonで購入しました。当時はTVで紹介されるとAmazonでも秒で売り切れになる商品でした。ゲームの内容は日常の中にある物の長さを当てるゲームです。単純で簡単がゆえに常に物に対して気を配っているのかが試されます。例えば1円玉の直径は何mm?とか、単2電池の長さは何mm?などの質問に答える形式で回答用の定規も付いて1~6名で遊べる内容になっています。順位も付けられますので子供から大人まで遊べる楽しいものです。このゲームは私が勝ちました。

もう一つ紹介しましょう。{あいうえバトル}というゲームです。こちらはお題から思いついた言葉を書いてまわりに見えないように置き、順番に1文字ずつ攻撃して当てあい、少しずつわかってくる文字から相手の言葉を予想してすべての文字を当てるもので、推理力とボキャブラリー力を問われる内容になっています。こちらも2~4名で遊べるのでご家族と楽しむものになっています。これは息子に負けました。

たまにはアナログなゲームでご家族と秋の夜長を楽しんでみてはどうでしょうか?デジタルとは違い結構頭を使うものが多く、新鮮味が感じられ面白いですよ。

会長の時間14

2024年11月06日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

三村ガバナーの公式訪問例会も終わり、一息ついたところです。

 

今回は出前セミナー第二弾です。ロータリー財団委員会の彌冨照皇さんに講師として来ていただきました。財団については先月のガバナー公式訪問例会でガバナーアドレスの中にありましたように、わかりやすく三村ガバナーが説明していただいたので事前に理解はされていると思います。ロータリー財団は会員皆さんからのご寄付で世界各地の奉仕活動に役立てています。この財団の補助金を使いいろんな支援並びにプロジェクトを生み出してきました。でも活用をしなければ何も変わりません。計画し持続可能な成果を生み出す事業を行うためには、補助金の申し込みを前年度にしないといけないので事業計画も委員長予定者は現委員長と打ち合わせの上、早めに計画をしなければなりません。実際、事業に継続性を求めることがあるため、今後は現委員会に属する会友が次年度委員長になることが望ましいと思います。10月の理事会でもこの件が議題に上がりました。この件は次年度の小ヶ内会長エレクトにお任せしたいと思います。詳しくは出前セミナーでお話ししてもらえると思います。宜しくお願いします。

 

さて私事ですが、去る11月1日に大分県消防設備安全協会の推薦で総務省消防庁長官表彰を受章するために東京の明治記念館に行ってきました。表彰式は午後3時からでしたので朝9時25分発のJAL飛行機に久しぶりに家内と2人で乗ってきました。宿泊は明治記念館近くの国立競技場前のホテルで三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアに宿泊を予約しましたので余裕で式典会場まで歩いて行くことが出来ました。消防庁長官は池田達夫さんという方で、長官表彰は私が受賞した消防設備保守功労者個人表彰30名、消防機器開発普及功労者個人表彰30名、優良消防用設備等建設会社並びに設計事務所4組30名でした。式典も無事に終わり、この後に広瀬勝貞知事時代に大分のアンテナショップとして銀座に作くられた「坐来大分」という食事処で大分の消防設備安全協会のメンバーと会食をしました。大分の食材で作ったコース料理でしたが、いろいろと工夫を凝らしていたもので特にこの日は日田産の食材が多く使用されていました。ちなみに金額はお酒別でひとり11,000円とのことでした。もちろんお酒も日田の井上酒造さんの百合仕込みが置いてあり、美味しくいただきました。2日目は家内の要望で浅草の浅草寺からスカイツリーを見てお昼はどぜう鍋を食べました。お店は1801年創業の現在7代目「駒形どぜう」で200余年の歴史ある食事処で、建物も商家造り、出し桁造りを用いて造られ、大名行列を見下すことがないように通りに面した二階には窓がありません。暖簾をくぐると下足番がいて、目の前に広がる板を並べた入れ込み席は、江戸の風情がそのままに残った広々とした空間でした。一度行かれると良いと思います。どぜう鍋はドジョウの上に刻んだネギをのせて煮る料理で柔らかく癖が無くて美味しくいただきました。支払いもその席で行い、お金と一緒に靴箱の木札を渡して支払いをすると裏に会計済みの刻印がある木札を渡され表に出るという形式でお店が混んでも会計済み木札が無いと帰られない無銭飲食防止システムになっていました。それからいったんホテルに帰ったのですが、国立競技場で2024JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド決勝新潟戦の試合があっていたので、応援の大声援が場外まで怒涛の如く響き渡っていました。夜は東京駅で食事をしましたが、アルビレックス新潟が負けたので食事処で同席した新潟のサポーターの方々がとても暗かったです。名古屋グランパスとPKまでしてとても良い試合をしたのですがね。その後に家内の買い物に付き合ったのですが、東京駅が広すぎて迷子になりました。人が多すぎです。3日目は明治神宮を朝から散歩して加藤清正が掘ったと言い伝えられている「清正井」を見てきました。家内の要望で時間が無いのになぜこの井戸を見に行ったかというとお参りするとお金が溜まるといわれているからだそうです。その後に家内の弟夫婦と一緒に有楽町で昼食を食べました。ここは広末涼子さんと問題があったお相手のイタリアンのお店で若い女性の方が多く来られていました。料理のボリュームがありましたので少しお年を召した私には量が多いかなと思いましたが、これも美味しくいただきました。2泊3日の旅行でしたが、台風の影響もあまりなくて久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。ただ毎日20000歩以上歩きましたので疲れました。都会の方々はすごいですね。足腰が鍛えられます。モバイルSuicaで3日間約3000円使用しました。少し長くなりましたが、これで会長の時間を終わります。

 

会長の時間13

2024年10月23日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

本日は三村ガバナーを招いてのガバナー公式訪問例会です。三村ガバナーにおかれましては第2720地区のロータリークラブの訪問、お疲れ様です。そして、ようこそ日田・日田中央ロータリークラブの例会にお越しいただきありがとうございます。

 

先程別室でガバナーとの懇談会が有りました。事前にいただいていた4つの宿題でしたが私なりに現在進行中の問題も含めて切実にお答えしました。私の返答につきましてはご満足いただけない所が多々あったと思いますが寛容の心で見ていただいたような気がいたします。また三村ガバナーのお人柄に触れる発言やご指導もあり、ありがとうございました。

 

それから前年度の日田で行われました地区大会では大変お世話になりました。日田中央ロータリークラブさんのご協力により無事に終わることができ、何とか地区事務所に277万ほどの余剰金を返金できたのは良かったと思います。来年の4月25~26日の熊本での地区大会では、その日を日田クラブの例会日として変更していますので全員登録はもとより、多くのメンバーで出席し、楽しみたいと思っています。

 

結びになりますが三村ガバナーのご健勝と地区大会のご成功をご祈念いたしまして会長の時間を終わります。

会長の時間12

2024年10月09日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

昭和から令和へかけて時代は変化してきました。こちらにおられる方は大半が昭和生まれでしょう。私個人の考えですが良い意味でも悪い意味でも歴史の流れの中で一番変化してきたのは男女の格差だと思います。この格差社会を無くすために生まれた「男女雇用機会均等法」は1972年に施行された「勤労婦人福祉法」が1986年に男女の雇用の均等および待遇の確保等を目標とするために改正された法律で、主に女性の就労環境を改善するために整備されました。

これを作ったのは今年の2月に94歳で亡くなった日本の女性の地位向上に力を尽くした元文部相で、日本ユニセフ協会会長だった赤松良子さんです。おかげで女性の方々が仕事につきやすくなったことは喜ばしいことですが、個人的な意見ですがこれで男女とも婚期の遅れになり、少子高齢化の一因となったことはいささか問題ではあります。また一般的に主婦・主夫は休日が多いと毎日の雑務に追われて疲れが溜まってしまい精神的に不安定になるといわれています。それを回避するためには家族の方々の協力が大切です。男女どちらも日々パートナーに感謝しながらお手伝いできるところはしていただき、家族助け合っていきたいものです。特に夫婦の亀裂が入りやすい最初の問題が初めての育児と言われています。最初の育児は男女とも初めての経験なのですが家事以外の負担のウエイトが大きく、対応によっては夫婦不和、果ては離婚の原因要因になりえます。

ちょっと無理やりこじつけた前振りになりましたが、今回は育児休暇についてお話しします。実は私の会社にも初の男性社員の1年間の育児休暇取得者が現れました。過去には女性社員の出産に伴う育児休暇や自身の病気休暇や子供の病気休暇で長期休暇の方はありましたが、育児休暇で1年間の休暇を男性社員で取得されたのは、そして事務方ではなく現場の電工でありましたから二度驚きました。理由は初めての子供なので夫婦ふたりで子育てをしたいということでした。もちろん法的に決められていますし問題はないので現場の状況等考えて了承しましたが、世の中の変化を感じさせられました。

 

実際、1995年に創設された育児休業給付は労働者が育児休業を取得しやすくし、雇用継続を援助・促進するためのものです。さらに日本政府は2023年3月育児休業給付金を給与日額当たり80%(実質10割)へ引き上げると表明しました。現在の支給額は休業開始から180日までは賃金日額の67%、181日以降は50%です。実際引き上げは2025年の4月から開始が予定されています。最近では、より男女平等な社会を目指して育児休暇の取得を促進する政策や企業の取り組みが増えています。男性も育児休暇を取得することで、家庭の負担を分担し、共同で子育てをすることが求められています。育児休暇を男性も多く取得できるようにとの配慮でしょうが、果たして今の人手不足のこの時代に企業自体の対応が中小企業にできるのか不安です。本当に昭和時代と平成時代そして令和時代のギャップを感じさせられました。これからの日本の働き方改革はどのように進んでいくのか、中小企業の経営者の私としては少し将来が心配になってきました。

会長の時間11

2024年10月02日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

 

今月は米山月間です。日田クラブとしては現在、米山奨学生のメイ・モー・サツさんを迎えて補助しています。日本に来てしばらくになりますので、生活も慣れてきたころだと思います。日本での生活はどうでしょうか?本日は卓話をお願いしていますので新しい近況が聴けるかもしれません。先月の観月例会にも浴衣を着て来ていただきましたし、もう何度も日田クラブの例会に来ていただいているので会員の皆さんも仲良くなっているとは思いますが、まだの方はお声がけしてください。よろしくお願いします。

さて今日は町から書店が減っていることについてお話しします。全国の書店は10,000店強と、ここ10年で4,000店以上減っている現状で、全国の自治体の4分の1は書店が0になったそうです。私は小さいころから本好きで、武内眞司会友の前の職業である武内書店さんに良く通っていいました。もちろん、市内にはあさひや書店さん、暁書店さん、文化書房さんなどたくさんの書店が有りました。私は小説も好きでしたがほとんど漫画が多かったですね。毎日とは言いませんが結構書店巡りをしていたことを思い出します。書店いや昔は「本屋さん」でしたね。本屋さんに私を含めた子供たちが少年画報などの月刊誌や週刊少年ジャンプなどの週刊誌の発売日には多くいた記憶があります。その本屋さんも衰退の一途で、子供の少子化とネット通販などが原因と言われています。今の世の中SNSが網羅されすぎて本離れが加速しています。私は紙ベースの本が好きなので、スマホで読むデジタルベースなものは苦手です。ただ最近、新たな形で本屋さんが出来てきています。少し前になりますが、日本経済新聞の8月11日号の別紙に「Book Meets You」本のある場所という記事が載っていました。書店が町からなくなっていくそうした逆風下でも、新たに本屋を開く人が増えています。この新しいスタイルの本屋さんは独自の品ぞろえ、立地やイベントの工夫、他の業態やカルチャーとの複合化…さまざまな手段を通じ本のる空間の魅力や、本を届けることの楽しさを追う人たちの思いが掲載されていました。一例をあげますと秋田県の出戸浜海水浴場の海の家が並ぶ浜辺の一画に「出戸浜の本やさん」という営業時間が午前10時から日没までの古い空き店舗を改装した本屋さんが2023年秋に誕生しました。すべて地元の人達が寄贈したコスト0の仕入れで、窓際にはカウンターもあり海を見ながら読書もできる古本屋さん。もちろん買いたい人は購入もできるようになっているそうです。海水浴場に集まる人が全国的に減っている中で本屋があることで、その場所の風景や価値が変わるのではと考えて作られたそうです。実は地元日田にも中本町にある酒屋さん跡に「平平書店」なるものが今年7月に開店しました。店主の坂本さんは学校の元教員で中途退職をして、以前から本屋がしたく数年前から計画し開業したとのこと。13時から19時の営業時間で定休日が火、水曜日です。この本屋さんはセレクトブックストアで絵本が中心の書店ですが、奥にはDJブース付きのカフェもあり癒しの書店としても活用され、私も見て来ましたがなかなか居心地がよい場所でもありました。皆さんも一度覗いてみてはどうでしょうか?今後の会長の時間の中で私の読んで面白かった書籍の話もしていきたいと思っています。

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