会長の時間

会長の時間18

2025年12月24日

私のクリスマス 〜つながりに感謝して〜

日田ロータリークラブ 会長 小ヶ内聡行

皆さん、こんにちは。
日田ロータリークラブ会長の小ヶ内です。

今日は12月、いよいよクリスマスが近づいてきました。
本日の会長卓話は、少し肩の力を抜いて、
「私のクリスマス」というテーマでお話しさせていただきます。

 

子どもの頃のクリスマス

私の子どもの頃のクリスマスといえば、
今のように何でも手に入る時代ではありませんでした。

朝起きて、枕元をそっとのぞいて、
小さなプレゼントを見つけた時の、あのワクワク。
「サンタさん、本当に来たんだ!」と信じていた、
あの純粋な気持ちは、今でも忘れられません。

プレゼントそのものより、
誰かが自分のことを思って用意してくれた、
そのことが、何よりうれしかったんだと思います。

 

大人になってからのクリスマス

大人になると、クリスマスは
「もらう日」から「与える日」に変わってきました。

家族のため、子どもたちのため、ケーキを用意したり、プレゼントを選んだり。

正直に言えば、仕事に追われて「今日はクリスマスだったな」と
夜に思い出す年もありました(笑)。

それでも、家に帰って、家族の笑顔を見ると、
「ああ、今年も無事にここまで来たな」と
ホッとする日でもあります。

我が家のクリスマス

ちなみに我が家には、犬が8匹おります。
今では、クリスマスケーキよりも、
「犬たちのごちそう」の方が話題になるほどです(笑)。

人も犬も、
一緒に過ごす時間が何よりのプレゼント。
にぎやかで、少し騒がしいですが、
それが私の“いつものクリスマス”です。

 

ロータリーとクリスマス

そして、ロータリーに出会ってから、
私のクリスマスには、もう一つの意味が加わりました。

それは、
「自分たちだけの幸せではなく、
誰かのために何ができるかを考える季節」
になったということです。

ポリオ根絶の募金活動、地域への奉仕、支援活動。

世界のどこかで、
この季節を安心して迎えられない人たちがいる。
そう思うと、
私たちができる小さな行動にも、
大きな意味があるのだと感じます。

 

今年のテーマ「つながる」とクリスマス

今年、私たちのクラブのテーマは
「つながる」です。

考えてみると、
クリスマスほど「つながり」を感じる日は
ないのではないでしょうか。

家族とのつながり。仲間とのつながり。
そして、顔も知らない誰かとのつながり。

カード一枚、言葉一つ、ちょっとした気遣いが、
人と人の心をあたたかくつないでくれる。

ロータリーの奉仕も、まさにその「つながり」の連続だと思います。

 

私にとってのプレゼント

今の私にとって、
クリスマスの一番のプレゼントは何かと聞かれたら、
きっとこう答えると思います。

それは――
「こうして皆さんと元気に集える時間」です。

この一年、会長として、
皆さんに支えられながら、
ここまで来ることができました。

うまくいったことも、
反省することもありますが、
それでも今日、こうして笑顔で
クリスマスの話ができることに、
心から感謝しています。

 

結びに

どうか皆さん、
それぞれの場所で、
それぞれの「クリスマス」を、
大切な人と過ごしてください。

そしてまた、
この日田ロータリークラブという場で、
元気に再会し、
新しい「つながり」を育んでいきましょう。

皆さまにとって、
心あたたまる素敵なクリスマスとなりますことを
お祈りして、
私の会長卓話といたします。

ご清聴、ありがとうございました。