0年0月0日
会長の時間43 平成24年5月16日(水)
2012年05月16日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
今日は久しぶりの職場例会です、準備等にお骨折りいただきました職業奉仕員会の皆様ありがとうございました。あいにく本日、職員の方のご不幸で松本委員長は欠席ですが、電話で感謝の念は伝えております。
先週末の12日(土)に川島ガバナー補佐から召集がかかり、織田幹事と中津へ行ってまいりました。第一分区の会長・幹事全員に加え、本田ガバナー、木下パストガバナー、穴井・高山元ガバナー補佐が出席した物々しい「大分第一分区 会長・幹事会」という会議でした。
議題は皆様のご想像通り、2014年~2015年度のガバナー選出の件でしたが、ガバナーに関してオープンな議論をする会議開催は、初めてのことだそうです。2720地区の大分県選出のガバナーはこれまでに、第一分区から2名、第2分区(宇佐・国東・豊後高田)からは0、第三分区から5名、第4分区から7名選出されており、2014年度は大分第一分区から是非選出して欲しいとの依頼でした。第一分区では向笠元RI会長がガバナーに就任された後、1991年度に就任された伊東眞純パストガバナー以来20年間ガバナーを選出しておらず、2720地区として非常にバランスを欠いた状態であるとのことでした。
当該年度の1年後に60周年を迎える中津クラブ、50周年の日田クラブ、40周年の中津中央クラブからは、周年事業開催後の体力消耗で難しいという意見や、他のクラブからは、会員数が20数名だから難しいという理由等が出されました。しかし本田ガバナーから、難しいという理由は誰でも、またいくらでも作れるが、地域を代表する有能な人材が集まるロータリークラブだから、また分区全体でサポートするから、心配するほど難しいことではありません、と自らの経験を交え諭され、ガバナーを輩出したクラブは、伝統と歴史に会員の誇りが加わり、一段と格式高い良いクラブになりますよ、ともおっしゃいました。
2時間の会議中、それぞれのクラブから色んな意見が述べられましたが、日田中央の古川会長は「親クラブである日田ロータリークラブからガバナーが出れば、全面的に応援したい」との見解を述べられました。
今日は職場例会ですので、込み入った詳細はこれ以上述べずに報告だけにいたしますが、わがクラブには衆目の一致する素晴らしい候補者がいらっしゃいます。20年に一度巡ってくるガバナー輩出の機会ですので、クラブとしての総意がまとまれば、本人に色んな事情があるのは承知して、命がけとまでは言いませんが、出来うる限り一生懸命に説得しようと思います。その時はご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
会長の時間42 平成24年5月9日(水)
2012年05月09日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
先日の三クラブ合同例会は会友各位のご協力で、日田クラブらしい品格ある例会・懇親会を開催することができました。会長として少しだけ不満を申し上げるなら、ジャズバンドの女性がもう少し若かったらもっと良かったな~と思ったくらいです。(笑)親睦委員会のみなさん、ありがとうございました。
さて、長いGWが終わりました。職業柄、私にとってのGWは年末年始以上に忙しい日が続き、また期間中に婚礼が2件ありまして、あたふたバタバタした9日間でした。疲れはしましたが少しだけ稼ぎましたので、まあまあ良いGWでした。
昨年の今頃「今年還暦を迎えます」と60歳にちなんで6000円をスマイルいたしましたが、時の経つのは早くなんと明日10日で私は満61歳を迎えます。1年間馬齢を重ねただけですので、今日のスマイルは6100円でなく、普通に誕生祝いの2000円にいたします。
歳をとることを表現する言葉に先程の「馬齢を重ねる」という言葉があります。出自がハッキリわかる競走馬と違い野生の馬は、いつ生まれいつ死んだのかわからないことが多く、また生きている間も食べて走ること位しか能力が無いように思われて、あまり価値の無い生き方をすることをそのように表現をすることになったようです。しかし私が馬なら、安全が保証されて飼育されるよりは、自由に野山を駆け回る野生馬の人生(馬生)を間違いなく選ぶでしょう。
また「嫌われ者は世に蔓延る」という良い言葉もあります、その例えを信じて、明後日から6回目と言わず7回目の年男を目指し、馬齢をさらにさらに重ねたいと思います。
ところで、橋本国際奉仕委員長を団長に、河津会友、佐藤会友の3名がタイでのロータリー国際大会に参加しておりますが、居心地がいいようでまだ帰国の途についてないようです。公式・非公式のお土産話がバサロあると思いますので、帰朝報告卓話をプログラムに入れたいと思います。
会長の時間41 平成24年4月25日(水)
2012年04月25日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんばんは。
中央ロータリークラブ・古川会長のお母様が昨日お亡くなりになられ、本日古川会長は欠席です。ご冥福をお祈りしお悔やみ申し上げます。
さて、先日の会長の時間で「春爛漫」の季節になりましたと挨拶し、爛漫の意味をご紹介したばかりですが、昨日の日田市は、全国一高い30.5度の真夏日を記録したということで、色んなメディアで日田が紹介されました。夏は猛暑の多いことで有名な日田ですが、昨日は函館にいる大学時代の同級生から「こっちはやっと10度になったけど、日田は暑そうだね~」という突然の電話があり、その後お互いの近況を話すことができました。久しぶりにポン友の声が聞けて、日田がニュースになるのはなんでんかんでんいいな~と思った次第です。
そんな真夏日の昨日、私は陽気に誘われTシャツ、短パン姿になり日がな一日庭の手入れと掃除に明け暮れました。梅が終わり、桜が散り、春が終わったな~と思うそばから、気が付けば、私のホテルの前庭では北海道の友人からもらった「スズラン」が小さな白い花を付け、玄関脇では花の終わった「一人静か」が青々と葉を伸ばし、中庭ではマンサクの赤い花が咲き乱れるという具合で、まさに初夏に相応しい「百花繚乱」の季節が到来しております。
「百花繚乱」の元々の意味は、色々な花が咲き乱れるということですが、ご案内の通りに意味が転じて、有能な人材が多く現れ、素晴らしい業績を残すという意味にも用いられます。
これをロータリークラブに当てはめますと、寒い冬もあるがそれを我慢して春の到来を迎えることができた暁には「百花繚乱」の世界を創ることが出来るのではないかと私は信じております。従前以上に今後三クラブが努力を重ね、力を合わせれば、日田・玖珠地域に無くはならない奉仕団体としての地位を更に確立するのではないでしょうか?
そのためには先ずは親睦です、私と古川会長、飯田会長は仲良し会長三人組と自負しております、今夜はそんな三人の会長に負けないように、会員一同が胸襟を開いて、大いに語り大いに飲みたいと思います。
今夜は日田クラブの親睦委員会が中心となり、周到に準備をしたつもりです。あいにくの雨ですが、時間の許す限り親睦の夜を堪能されますようにお願い申し上げまして、会長の時間といたします。
会長の時間40 平成24年4月18日(水)
2012年04月18日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
春爛漫の暖かい日が続き夜もさほど寒くなく、昼夜を問わず町を徘徊しても気持ちの良い季節となりました。日本の美しい四季の中でも春は格別なものがあり、一年中花は咲くのに春のみ爛漫という言葉を使用いたします。
「爛漫」とは花々が咲き乱れる様子であり「春らんまん」とは春の花が咲き、光満ち溢れるさまを表現する言葉として用いられます。日田の寒い冬を耐えたご褒美だと私は思います。
そんな春爛漫の本日、忙しい中に川島ガバナー補佐がお見えです、きっと光満ち溢れるお話があると思います。
川島ガバナー補佐は著書を多く出しておられると聞いておりますが、今日は文学繋がりで私が出会った文学者の話を少し披露したいと思います。
みなさんご存知だと思いますが、コロンビア大学の名誉教授であるドナルド・ローレンス・キーンさんは大好きな日本に骨を埋めるため、大震災後日本国籍を取得されました。日本文学者であるキーンさんとは以前ホテル風早にお泊りいただいた際、親しくお話をさせて頂いたことがあります。
詳細は長くなりますので省きますが、中国研究から漢字に関心を持ち、漢字つながりで日本文学研究者となり、「源氏物語」「近松門左衛門」「松尾芭蕉」「三島文学」等々を世界に紹介した業績は顕著であり、叙勲もされ外国人で初めて文化勲章も受章されております。
優しい語り口のキーンさんとお話した際、日本人として自らの浅学菲才を思い知らされ、今を知るには古典に学ばねばと当時思いましたが、思っただけで何も勉強せず現在に至り、恥じ入るばかりです。
日本国籍を取得した際の「今日は曇っているが、雲の合間に美しい日本が見える」というコメントは、今の日本の現状と将来への希望を表すものだと私は感銘を受けました。
国籍を変えてまで日本人になろうとするキーンさんの想いに応えるような国でありたいと思いますし、個人的には氏がすらすらと書いた轆轤という漢字を私も書けるような日本人になりたいと思います、が多分無理でしょう。しかしキーンさんのような品格ある日本人になるための勉強は続けて行こうと思っております。がこれも無理かな~(笑)まあ白旗だけは上げないでおきます。
尚、先日の花見例会の時に新入会員から名前とお顔がまだ一致しなので例会時のバッチ着用を会長から再度お願いして欲しいと依頼されました、以前にも申し上げましたが、真面目な新入会員のためにも例会時のバッチ着用を再度お願い申し上げまして、今日の会長の時間を終わります。
会長の時間39 平成24年4月11日(水)
2012年04月11日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんばんは。
今日は恒例の花見例会です。あいにく昨夜から天候が悪く屋内に会場を移しての開催となりました。花見の日に雨が降ったのは久しぶりでありまして、私が覚えている限りでは、およそ10年ぶりのことではないかと思います。私の日頃の行いのせいだと思い反省しております。
4月8日(日)に菊池ロータリークラブの創立40周年記念事業に日田クラブから7名で参加いたしました。2720地区における大分県のクラブでは断然多い参加人数で、参加クラブ紹介の時「お~」という驚きの声があがり、また本田ガバナーからも「今日はどうしたことですか~」という質問も受けました。まさか、わがクラブの50周年事業のために来ましたとは、品格ある日田クラブの会長としては言えず「隣町だから大勢でお祝いにまいりました」と、しれ~とした顔でお応えしました。
ところでその際驚いたのは、菊池クラブのスポンサークラブである熊本ロータリークラブからの参加者(登録者)が2名しかいないことでした。色んな事情があったのではと推察はいたしますが、親子のような関係のクラブなのにどうしたことなのか、今でも疑問です。
日田、日田中央、玖珠の三クラブは仲のよい言わば親・小・孫の関係のクラブです、これからも武者小路実篤の「仲良きことは美しきかな」をずっと実践して行きたいと思います。
今夜は時間の許す限り、みんなで春の到来を祝いましょう!
会長の時間38 平成24年4月4日(水)
2012年04月04日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
昨日はまさに春の嵐というような大風の吹いた一日でした、桜が心配だったのですが、幸いなことに満開になる前ということで、11日の花見は心配しないでいいようです。今回は、いつもの花見弁当に加えBBQをリクエストしております、大勢の参加をお願いいたします。
私事ですが、今月8日に欧風懐石秋子想が25周年を迎えることになりました。小学生の時からずっと飲食サービス業に興味があり、大学卒業後にホテルの皿洗いからスタートした後、帰省し家業を継いで仕事をしながらも夢を追い続け、36才の時に縁もゆかりも無い豆田町でレストランを創業いたしました。当時はチラホラとしか観光客がいない豆田町でしたが、町の将来性に賭けてみようと思った船出でした。
25年間一心不乱に働きましたが、気が付けばレストラン、ホテル業に加えバンケット業にも進出することになり、また必要にかられた結果、いつの間にか1000坪近い土地を購入することになり今に至っております。
社是という大げさなものは無いのですが、創業するからには、100年企業を目指そうと思い、それが私と後継者の息子の目標となりました。
それに関してですが、日本では今年100周年を迎える会社が1854社あるそうです。現在経済が絶好調のお隣の韓国では100年企業が3社しかなく、中国では約1000社、欧州でも3000社程度しかありません。海外では王朝が変わる時や、政変が起こった時に、企業も時の権力者と運命を共にすることが多いのがその原因のようです。それに比べて、わが日本に100年企業は10万社以上あり、それが日本の底力だと思います。
その内容には二通りあるようで、伝統を守り続ける企業と変革を重ね成長する企業で、前者の代表がカンロ飴や大正製薬等であり、後者の代表は明治期創業のニンテンドーや大正時代に操業したシャープ等です。最近存続を賭け、台湾の企業と提携したシャープですが、企業としての発足はベルトのバッケル作りが最初ですし、シャープペンシルの発明を経て電器産業に発展してきた会社です、今は困難・苦境の時代かも知れませんが、歴史を見れば必ず変革を重ね復活する会社だと私は確信しております。
政治も経済も混迷深きわが国ですが、日本の底力を信じて、ロータリーの目標である職業奉仕をこれからも重ねたいと思っております。今後とも「欧風懐石秋子想」「ホテル風早」「アプロディール紙音」をよろしくお願い申し上げまして、会長の時間といたします。
会長の時間37 平成24年3月28日(水)
2012年03月28日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
先週の例会日の21日に春の選抜高校野球が始まりました。
地方大会の成績で選ばれた高校の29校に加え、21世紀枠で選ばれた3校を加えた32の高校で熱戦が続いており、既に2回戦に突入しております。今年の選手宣誓は、21世紀枠で出場した石巻工業高校の阿部翔人主将でしたが、選手宣誓の内容の良さもさることながら、張りのあるいい声での宣誓に驚くと共に感動さえ覚えました。選手宣誓はクジ引きで選ばれるものですが、よくぞ東北・石巻の高校が一番クジを引き当てたことだと思い、世の中に「神の見えざる手」はあるものだと再認識した次第です。
先週の地区大会報告で紹介しましたが、国際ロータリー第2720地区が復興支援する県は宮城県であり、石巻は当然含まれます。残念ながら石巻工高は1回戦で破れましたが、両親や家族を失くした学生を応援するロータリークラブの「希望の風奨学金」の対象者が、選手や応援団の中にいるのではないかと思いながらTV観戦をいたしました。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことの多い日本人ですが、奉仕の理想を掲げる者達が集まるロータリークラブとして、末永く東日本大震災の復興支援を続けたいと思います。
今日は織田幹事の卓話がありますが、ロータリー関係の資料をこれほど熟読している会友はあまりいないんじゃないかと思うほど、勉強熱心な幹事です。いい加減な会長の私にとってはまさに「神様 仏様 織田様」のような存在で、幹事を依頼してほんとうに良かったと思っております。
織田幹事の卓話を楽しみにして、会長の時間を終わります。
会長の時間36 平成24年3月21日(水)
2012年03月21日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
先週が創立記念日ということで1週間遅れとなりましたが、RI第2720地区の地区大会のご報告をいたします。日程的には3月9日(土)の15時から会長・幹事・ガバナー補佐会議を開催、RIカルヤン・バネルジー会長の代理として第2660地区・大阪中央RCのパストガバナーである横山守雄さんが出席され、同時に開催された「地区指導者セミナー」では2680地区・姫路RCのパストガバナーである三木明さんを講師に迎え、充実した研修を受けることができました。
セミナーでの三木氏の講演の演題は「ロータリーと戦略計画」というもので、単年度の事業を長期計画に基づいた戦略的な事業に昇華し、より一層ロータリー活動を充実させようという要点の話でした。
三木講師の話の中で私の勉強不足がわかりご紹介しますが、国際ロータリークラブの中で、テーマと呼べるものはRI会長の方針だけであり、その他はスローガンと言う名称にすべきというものでした。
そんなわけで今年度私が会長テーマとした「温故創新」をスローガンに変更したいのですが、事務的に無理だとの返事を頂きましたので、6月の年度終了時まで現在の週報のまま使用いたします、どうぞご辛抱を下さいますようにお願い申し上げます。
夜に開催されました「RI会長代理歓迎晩餐会」は450名もの出席者が一同に会した盛大なパーティで、料理も美味しく、また余興ではなく清興と銘打った演目の「山鹿灯篭踊り」の静かな艶やかさには目を奪われ、さすがに江戸時代に雄藩であった熊本の奥深さを感じた次第です。
翌日3月10日(日)の本会議は、8:30の登録時間に日田クラブのメンバーは全員揃い、というか熱心な新入会員の数名はなんと前日から熊本入りし、交友と親睦に加え地区大会に備えて英気を養っていたと知り驚いた次第です。そんなわけで後ほど新入会員から地区大会の報告なり感想なりがあると思いますので私からは概略だけご報告いたします。
会友に関心のある東日本大震災復興支援金は当地区では約2300万円集まりまして、東北3県の中では宮城県の復興支援に活用されることになり、また昨年の11月に決定されました大学生・短大生・専門学校生を応援する「希望の風」プロジェクトに拠出されました。
午後の記念講演の講師は政治学者のカン・サンジュさんで面白くためになる講演でしたが、不覚にも睡魔に襲われ内容をあまり覚えておりません、ただし話の内容が橋本会友の信念に合い通じるものであったことだけはご報告いたします。
講演終了後に会場内の参加者が徐々に減少し、最後は半減するいつもの風景になり、他のクラブからも途中退席しようとのお誘いがありました。
しかしいつの日かガバナーを輩出することになる可能性のある日田クラブとしては、地区大会のホストクラブである熊本城東ロータリークラブの労苦に感謝すると共に、今大会を成功に導きました本田ガバナーに敬意を表し、最後の点鐘まで参加いたしました。
大会の最後に「各ロータリークラブよりのお知らせ」というコーナーがあり、それぞれのクラブが立派な横断幕を作成し、周年事業の広報をしておりました。日田クラブも来年の地区大会には出来るだけ大勢で参加し、横断幕を抱え50周年の周知広報をみんなでやりましょうと話ながら帰路につきました。個人的な感想ですが、今まで参加した地区大会では一番内容の充実した大会だったことと、登録者への土産がけっこう趣味の良いネクタイだったことを報告し、会長の時間といたします。
会長の時間35 平成24年3月14日(水)
2012年03月14日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
先週末、熊本で開催されました地区大会に新入会員を含め総勢14名で参加いたしました。来週にその報告はいたしますが、例年通りに後半になると会場内の参加者が半数になる中、品格あるわが日田クラブは、途中退席をせずに、最後の点鐘まで全員で参加したことをご報告いたします。
また、先週のスイスでメイキャップされた澤熊会友の話が参考になり、理事会の承認を頂きまして、ホームページの例会案内に英語表記を追加いたしました。将来外国のロータリアンの訪問が増え、日田市の活性化に少しでも寄与できれば幸いです。
さて、本日は日田ロータリークラブの創立記念日ということで、創立会員である井上チャーターメンバーの卓話があります。
当クラブが1964年の3月に産声を上げた当時、井上会友は30才をわずかに超えたばかりだと認識しております。1976年度に幹事をされ、1982年度に18代目の会長に就任され、以来クラブの創立者としての教えを数多くいただいてまいりました。井上会友は若い頃にはヤンチャな時期もあったと漏れ聞いておりますが、今ではジェントルマンの見本のような方になられております。
新入会員他、当クラブには若い会員も相当に増えましたが、日田ロータリークラブに長く在籍をすれば、将来、井上会友のような紳士になることを保証いたしまして、本日の会長の時間といたします。
会長の時間34 平成24年3月7日(水)
2012年03月07日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
昨年の7月に会長に就任してから8ヶ月、ちょうど任期の三分の二が終了しました。残りは四ヶ月、何事も無きように夜の町に出てもなるべく深酒はしないように心がけている今日この頃です。
本日は商工会議所青年部の方がお見えですので、のちほど先日開催した結婚イベントの報告があると思います。それに関してですが、先日放映されたTV番組では、先進国で結婚年齢が一番高いのが日本であり、平均の結婚年齢は男性31歳、女性29歳ということでした。
以前会長の時間でお話しましたが、20年ほど続くデフレ経済の中で、一番苦労しているのが若者世代であり、やっと見つけた会社で頑張って働き、税金や年金を納めても、相応の保証は約束されず、一番割りに合わない立場にいるのを自覚し始めています。将来に希望が持てないから結婚に慎重になるのは仕方がありません。
会長の時間で何回も申しましたが、この国はもっと新世代に手厚い政策をやらねば、国そのものが早晩立ち行かなくなるのは間違いありません。
民主党の「子供手当」を自民党は「児童手当」に戻すように争っていますが、ロータリークラブが提唱する名称を使って「新世代手当」にするのも解決する方法の一つではないかと私は思います。
いつの間にか私も、まわりも、みんな旧世代と呼ばれる年齢の知友が多くなりましたが、日田ロータリークラブは率先垂範し「新世代」を応援したいと思います。
会長の時間33 平成24年2月22日(水)
2012年02月22日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
今日はのちほど原田日田市長の卓話がありますので短めの会長の時間といたしますが、若い頃からの町づくりの同士と言うか、遊び仲間というか、そんな原田氏が市長になり、決して真面目とは言えない私が伝統あるロータリークラブの会長・・・この現実に自分の頬をつねりたい心境です。
当クラブには副市長の石松会友と市議会議長の井上会友も在籍しておりますので、わずか30分ですが内容の濃い時間になるのは間違いありません。市長卓話を楽しみにしております。
さて、先週末に東日本大震災の義捐金に感謝し、台湾の嘉義玉山ロータリークラブを訪問いたしました。こちらとして当初は公式訪問の感覚ではなかったのですが、連絡を取るにつれ、公式訪問に格上げしたようになり、案の定というか空港では蘇会長と翁さんに出迎えていただき恐縮した次第です。その後、高速鉄道の嘉義駅では大きな歓迎の横断幕で唐ガバナー始め十数名の幹部の方達に迎えていただきました。夜にはガバナーや近隣クラブの会長も出席した例会に続き、ご夫人方も参加した盛大な歓迎会を催していただき、感謝感激しつつ大いに親睦を深めることができました。
後で橋本国際奉仕委員長から詳細な報告もあると思いますが、中国語に堪能な橋本会友、北郷会友のおかげで有意義かつ日田クラブらしい品格ある台湾訪問ができたことを嬉しく思います。忙しい中、参加していただいた会友に感謝申し上げます。
ところで、行きの機中で当クラブの鬼武会友と偶然出会い、二日目の夜は彼と、彼の取引先の社長さん達も加えた親睦・有縁の会を開催することが出来ました。仕事が忙しく中々例会に出席できない鬼武会友ではありますが、職業奉仕という分野で一生懸命に頑張っていることを併せて報告し、会長の時間はこれくらいで終わります。
会長の時間32 平成24年2月15日(水)
2012年02月15日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
今日15日は恒例となりました「日田のおひな祭り」の開始日ですがあいにくの雨となり残念です。豆田のひな祭りイベントも気が付けば四半世紀を越え、日田の春の行事として全国区の祭りに成長いたしました。今年も多くの観光客をお迎えできれば幸いと考えております。
さて本日は、ピンチヒッターとして私のお店で職場例会を開催することになりました。実は20年前に入会した際、当時の職業奉仕委員長でした足立先輩から「お前のとこでやれないか?」と相談を受けたのですが30名同時の食事が出来ずお断りし、その後ホテルを開業した際も職場例会の申し出を受けたのですが、会場的に無理があり断念した経過があります。今回、職場例会を開催することができ、個人的にやっと一安心の心境です。
先週お話した通り、広報委員会が作成いたしました日田クラブのホームページは、日本ロータリークラブ本部はもとより、全国のクラブのHPの中でも出来栄えはトップに立つものになったと自負しており、会長就任時に発表した今年度の目標である、広報活動を充実し、市民の「ロータリークラブとは何ぞや?」にお応えすることが出来る内容満載です。
今日の職場例会を利用して、会友の皆様方にお披露目をしたいと思います。
そのようなわけで、昭和63年に秋子想を創業して以来の私の奮闘ぶりやお店の紹介は、今後も出来る機会があると思いますし、ピンチヒッターはいつでもお引き受けしますので、今日は割愛させていただきます。
もし例会後お時間があれば、ホテル風早の館内のご案内やホテルのラウンジでモアカップコーヒーも準備しております。お立ち寄りいただければ幸いです。
会長の時間31 平成24年2月8日(水)
2012年02月08日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
寒い日暖かい日が交互に訪れ体調を保つのが大変です、健康に留意されますよう願います。
先日、全国から150名の日田高の同窓生が集まり還暦記念同窓会を開催いたしました。今日はその時の話を少し披露したいと思います。
Y君という同級生は九大を卒業後、F写真フィルム工業(現在はFフィルムホールディング)に就職し、以来研究開発に従事し、今は既に定年退職しておりますが、あの35000人の従業員数を抱える大会社でも、スチールカメラからデジタルカメラへの移行が遅れ、一歩間違えば倒産の危機があったそうです。同じフィルムメーカーである名門のコダックが、全米破産法を申請し最近破綻したのはご案内の通りです。
混乱していたFフィルムを救ったのは、カシオ計算機に細々と部品を供給していた5~6名の開発チームで、彼らのお陰でデジタルTVに使用する薄型フィルムの世界的メーカーに生まれかわり、今では本業以外にも化粧品や医薬品の分野に進出をしているそうです。
「変化することが成長する」というFフィルムの理念は、変革期の社会共通のテーマであり、本業だからとか、地域の基幹産業だからと言った既成概念にとらわれていては、生き残れないのが現代社会だと思います。
他にも四十年近く会社員を経験した色んな同級生と話をした中で、成長への萌芽を大事に育てる重要さを再確認いたしました。
酒ばかりくらい大騒ぎしただけの同窓会では無かったことを紹介し、会長の時間といたします。
会長の時間30 平成24年2月1日(水)
2012年02月01日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
次期会長の件ではみなさんに大変ご心配をおかけしておりましたが、先週開催いたしました、臨時理事会およびパスト会長会でご承認をいただきましたので本日ご報告いたします。
なにぶん副会長の突然の辞任でしたので、実際かなり混乱もいたしましたし、加えて来年は創立50周年の記念の年、周年事業を成功に導くために最善の方法を模索し、色んなオプションの中から、49代目の会長を橋本会友にお願いし、その後引き続き50代目の会長も橋本会友に無理にお願いすることになりました。
長い日田ロータリークラブの歴史上でも初めてのことですので、いささか混乱するかもしれませんが、緊急避難的措置としてご了承いただければ幸いです。
橋本会友にはなにかと大変な場面もあるかとは思いますが、会友全員が総力を挙げバックアップしますので、どうぞよろしくお願い致します。
そのようなわけで今日から副会長として、橋本会友には執行部席に異動してもらいます。
2月15日の職場例会は予定していた会場の都合があり、私のお店で開催することになりました。音響・映像装置等を完備しておりますので、この機会を利用し、先日からご案内していた広報委員会作成のホームページのお披露目を兼ねたいと思います。かなりの力作ですので、なるべく多くの会友の参加をいただければ幸いです。
会長の時間29 平成24年1月25日(水)
2012年01月25日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
本日の卓話者である集英館の湯浅館長さんは日田の学力の底上げを目指し日々頑張っている方だと聞いております、何事もモノを成す基本は学問であることに間違いありません。今日は有意義な話が聞けると楽しみにしております、どうぞよろしくお願い申し上げます。
23日から中国の旧正月の春節ということで豆田も中華圏の観光客で賑わっており、昨夜私のホテルでも台湾・台北の団体客で満杯になり、中産階級が増えるにつれ年々増加するものと思われます。私の業界の生き残る道はこの15億人の人口を要する中華圏と、上手にお付き合いするかどうかにかかっております。60の手習いで真剣に中国語を学ぼうと思います。
会長の時間28 平成24年1月18 日(水)
2012年01月18日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
先週ご報告いたしました、次期会長選任の件ですが、パスト会長会からのアドバイスを基本にして、ご本人達には検討されますようお願いしております。
なにしろ私にとってもご本人達にとっても突然の出来事で、心の整理をするのにもう少し時間がかかるものと思います。今週内にでもお二人に直接お会いして、再度ご説明とお願いをしようと思っております。
さて、本日は「婚活パーティー」の案内に日田商工会議所青年部の方がお見えです。それに関してですが、私の業界の話をしますと、ここ6年で国内旅行客が1000万人減少し、金額ベースで1兆7000億円が旅行マーケットから消えて無くなり、今後も続くものと思われ憂慮しているところです。
問題なのはその中身です、1000万人の7~8割が20代30代の若者だということです。なぜかと申しますと、長く続く不況の影響でいい職場は少なく給料は上がらず等諸々の悪条件が重なり、今の若い人達はほんとうにお金を持ってないのです。
生活に余裕が無いから車を買わない、お酒を飲まない、遊びに行かない、で結婚に臆病になり結果子供をつくらないという風潮が日本中に蔓延しているのが現状です。
現在日本の経済を支えている50代以上の世代も30年後にはほとんどいなくなりますが、その時慌てて消費意欲の無いまま成長する若者世代に期待しようにも無理があります。
日田ロータリークラブは今後も出来得る限り新世代を応援して行きますが、どこの政党でもかまいませんから、日本の将来のために高齢者対策と同時進行で新世代対策を強力に推進して欲しいものです。
会長の時間27 平成24年1月11日(水)
2012年01月11日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、こんにちは。
七草も終わり正月気分も抜け通常通りの社会生活が始まりました。
先週お話した通りに辰年にあやかり、元気を出してロータリー活動にも頑張りたいと思っていたそんな矢先に、功能副会長が体調を壊され長期入院が必要となり、療養のため次期会長を辞退したいとの連絡を受けております。本日の例会後に急遽パスト会長会を開催し、色々ご相談をしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
さて、今年の新成人が昨年より2万人減少し約122万人となり5年連続して減少し、また過去最小となったのはご案内の通りです。
また現在、日田商工会議所が日田の将来図の作成を大学の研究室に依頼しておりますが、50年後の日田市の人口予想は39000人と半減し、税収80億円が20数億円とほぼ四分の一になるとのことです、市民生活が成り立つのかさえ懸念されるデーターだと思います。
以前から言っている通り、国の力の源泉の一つが人口であり、少子化対策は日本にとって最優先の政策課題だと私は考えます。「ブライダル推進委員会」を中心に日田ロータリークラブとしても頑張りたいと思います。
大震災や原発事故に加え1千兆円に達する国の借金等もあり出口の見えないデフレの中ではありますが、新成人の抱負で一番多かったのが「自分らの世代が日本を変えたい」というものでした。いいな~頼もしいな~と思いましたが、なりたい職業の筆頭がなんと「公務員」、複雑な心境です。
しかし若い世代によりよい日本というタスキを渡さないと彼らも大変です、かなりくたびれましたが、我々世代ももう少し頑張って日本を変えるための努力はしたいと思います。
年頭所感 平成24年1月4日(水)
2012年01月04日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年中はクラブの運営にご協力いただきましてありがとうございました。
今日から残りの任期のスタートです、6月までの半年間、前期同様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、ご案内の通り、今年は十二支の中で唯一実存しない動物の辰の年ですが、それに関して少しエピソードをお話しようと思います。
以前、金閣寺・銀閣寺のご住職であり、臨済宗相国寺派の管長である有馬頼底師と親しくお話したことがあります。その際不躾を承知で師の墨蹟の号である「大龍」について質問したことがあります。
師の応えは「東洋では龍、西洋ではドラゴンと呼ばれるこの生き物は誰でも知ってはいるが、見た者は誰もいない。大いなるまやかしと言えばその通りだが、何故か古今東西を問わず、空へ昇る龍(ドラゴン)と大空を飛翔する鳳凰(フェニックス)は吉兆のシンボルであり、人間を元気付ける空想のイキモノの筆頭であり続けている。人生には思いも付かないような出来事が色々あるものだが、何事にもクヨクヨせずに元気を出そうという意味での大龍だよ ははは~」と笑っておられました。
今年は大震災以来の社会の混乱に加え、たぶん増税開始の初年度になりそうな雰囲気もあり、さらに経済が疲弊しそうですが、辰年にあやかり、どんな事があろうともクヨクヨせず、前向きに歩んで行きたいと思います。
会長の時間24 12月28日(水)
2011年12月28日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさんこんにちは。
いよいよ年末本番ということで慌しくなったことと思います。
今年、年初に年男になりましたとスマイルいたしましたが、還暦を迎えた年が、東日本大震災を始めとし、福島原発を起因とした放射能汚染やユーロ問題、また歴史的円高等、混乱の多い驚天動地の世の中になるとは思ってもいませんでした。
福島原発の廃炉には40年はかかると発表されましたが、政府の公式見解ですので私はあまり信用せず、個人的見解ですが、半世紀以上は要するものと思っております。
私は生きてはいませんし「元号」も変わっているのは間違いないのですが、今よりいい社会であって欲しいと思います。
「ヒロシマ」とカタカナで書けば原爆の惨禍をイメージするように、カタカナで「フクシマ」と平成23年の惨事が将来表現されることでしょう。
「想定外」という言葉から、最悪の事態に備えることの大切さを私達は学びました。まさに「備えあれば憂い無し」です。この教訓を次の世代に確実に伝える必要があります。
ロータリークラブの会員として、また個人的にも日本の長い復興の歴史を支えて行きたいと思います。
後ほど、半期を振り返っての時間がありますので、今日の会長の時間はこの辺で終わります。
会長の時間23 12月21日(水)
2011年12月21日
日田ロータリークラブ会長 武内眞司
みなさんこんにちは。
ご案内の通り、先日木下会友のお父様がお亡くなりになりました、お義母様に続いてのご訃報ということで、心身共々お疲れのことと思います。
心よりお悔やみ申し上げます。
さて、先週の年末家族会は約80名というかって無い程多くの参加者を得て、大いに親睦を深めることができました、お世話いただいた親睦委員会のみなさん、本当にお疲れさまでした。私はおかげで三陸の海鮮漬けが当たり家族で美味しくいただきました。ありがとうございました。
また、ご案内のように、石松会友が日田市の副市長に就任されました、1カ月ほど遅れましたが当然の人事だと思います。当クラブには既に井上市議会議長が在籍で、行政と議会のトップが揃い踏みです。
お二人には日田ロータリークラブの伝統と同じく、品格ある市政運営に邁進されますようお願いいたします。
副市長と市議会議長を輩出したクラブとして、残るはガバナーノミニーの選出ではないかと思います。大阪冬の陣、夏の陣と同じように、外堀を埋め、その後内堀もみんなで埋め、陥落を目指したいと思います。会友各位のご奮闘、ご協力をお願いいたします。
今日はクラブ協議会です、各委員会は前期を振り返りながら、有意義な後期の計画を策定されますようお願い申し上げます。