0年0月0日
                              
              創立記念卓話 草野義輔会友
              2024年03月13日
              
              
井上幸一会友を最後にチャーターメンバーがいなくなり、先日原正隆会友が亡くなったことで私よりロータリー歴の古い会友がいなくなりました。本日は日田RCの歴史を振り返ります。3月14日が日田RCの創立記念日です。
26人でスタートして平均年齢が46才、若々しいはつらつとした創立であったことを想像します。今年度資料をまとめた時の平均年齢は62.2才です。
 
日田RCは5年毎に丁寧に周年行事を行っています。10周年の記念事業で日田中央RCを設立しました。以前は、ロータリーは出席が絶対でしたから、久留米までメイキャップに行ったりしていました。日田中央RCができてからは近くでメイキャップしやすくなっています。日田RCから数名移籍し中核となって日田中央RCを育ててきました。
 
60周年の間に、ガバナーは何人か候補があがりました。今年度は膳所ガバナーが日田RC初のガバナーに就任していただきました。私は地区大会実行委員長として取り組んでいるところです。
 
地区大会進捗状況報告
江藤地区大会総務委員長
3月20日に出席メンバーがでますのでそれから人数調整となります。地区大会の時間割分担表を作っています。3月26日昭和学園で最終打ち合わせをします。
その後担当分担表ができますのでよろしくお願いします。地区大会は2日間ありますので皆様のご協力をお願いします。
 
             
                      
              会長の時間14
              2024年03月13日
              
              「 やせる薬について 」 
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
 
 今日は、テレビ等でも話題になっている「肥満に効果のある薬」の話をします。 
つい先日、「アライ」と云う薬が大正製薬から、発売されました。これはリパーゼと云う脂肪を分解する酵素を阻害することで、脂肪の吸収を抑え、食事中の脂肪の25%を排泄させる作用があります。約200人の日本人を治験対象として、平均20週目で3センチ、40週目で4、5センチの腹囲の減少が確認されています。主な副作用では、下着に油が付いたり、汚れがあったとの報告があります。 
 もっとハッキリした効果がある薬ですと、少し専門的な話になりますが、元は糖尿病の薬として開発されたSGLT2阻害薬やGLP-1作動薬と云う薬があります。東京や都会の一部の美容系のクリニックでは、ダイエットを目的として、オンライン診療でこの薬を郵送しているところもあります。 
SGLT2阻害薬は、血中の糖を積極的に排泄させることで、血糖値を下げ、体重を減らす効果があります。また心不全のリスクを減らす効果もあります。 
特にGLP-1作動薬は、インスリン分泌を促し血糖値を下げるだけでなく、脳内の食欲中枢に作用し、食欲を抑えることで、体重を減らす効果があり、美容系のクリニックで、よく使われています。「オゼンピック」は自己注射薬ですが、「リベルサス」は内服薬です。デンマークのノボノルディスクファーマと云う大手製薬メーカーが開発しました。 
3月に、肥満治療薬として、日本で30年ぶりに保険適用された「ウゴービ」と云う薬ですが、FDA(米食品医薬品局)の発表では、心血管系の疾患が原因による死亡リスクを20%下げたと報告されています。肥満症で健康リスクが高い方には、いい薬だと思います。 
肥満やダイエットについて、職業柄、私もよくアドバイスを求められますが、まず食事のカロリー以上の運動をして下さいと言っています。冬は寒いし、雨や雪も降るし、運動を続けるのは、つらいとの声も聴きます。 
「何かいい薬は、ありませんか?」と聞かれますので、その時には、「コスモスかドラモリに行って、漢方薬で防風通聖散と云うのがあるので、しばらく飲んでみては?」と言っています。これは昔からある薬なので、安心しておすすめできます。 
「それでもだめなら、ごはんやパン、麺類を食べなさんな」と言っています。 
 皆様も、腹八分目を心がけ、野菜や海藻類、ビタミンを多く摂り、体重の増加や肥満に気を付けましょう。 
会長の時間を終わります。 
             
                      
              水郷杯サップマイルレース実行委員会 委員長 杉森 良美 様卓話
              2024年03月06日
              
              昨年もSUPレースの告知にお邪魔させていただき今回は2度めです。昨年はお世話になり本当にありがとうございました。
ライフワークが3つあります。1つ目はゲストハウスの経営。ほぼインバウンドのお客様で、10年で国の数は60か国を超えました。2番めは国際交流活動。アメリカから中高大学生を夏休み1ヶ月間受け入れています。ホームステイをしながら日田の幼稚園保育園小中高にお邪魔して交流しています。職場訪問や企業訪問もします。16年続けております。3つ目が川活動です。
一昨年初めて開催された「水郷杯サップマイルレース」では 147名、昨年2回目では153名と、九州各地はもとより広島県など遠方からも多くの方々にご参加いただきました。
過去2回のレースでは、すぐ目の前に宿泊施設や温泉がある恵まれた環境のほか、多くの協力を得て充実させることが出来た飲食提供、さらには地元高校生なども含む地域の皆さま一体となったおもてなしが大変好評で、まだ受付前にも関わらず世界大会で入賞する選手も早々に参加表明いただくなど、ここ数年九州各地で開催されているサップレースの中でも最大級のにぎわいを見せ始めています。
また、その様子は新聞やテレビなどでも繰り返し報道され、歴史ある観光祭に先駆けて日田市・三隈川へ春を告げるイベントへと成長しつつあり、今年は「新酒蔵だし祭り」とのコラボ開催が実現しました。
これらを踏まえ、今年も4月21日 (日) に同様のレースを開催するべく準備を進めており、レース自体も過去2回の評価等を受け、昨年度20名もの参加があった小中学生を対象としたキッズクラスの新設など、さらに多くの方が参加しやすい企画としています。
つきましては、開催にあたり運営経費のご協賛をいただきたく、出費多端な折、大変恐縮ですがご案内差し上げます。
なお、ご協賛いただいた皆さまには昨年同様レース会場に貴社名を掲示するほか、わずかばかりですが返礼品を添えさせていただきます。
 
 
 
 
 
 
             
                      
              会長の時間30
              2024年03月06日
              
              「 インターアクトクラブ、お別れ例会 」 
 日田ロータリークラブ会長 北郷太門
 
 
3月2日、中津ロータリークラブ創立70周年記念式典と祝賀会に、日田ロータリークラブから15名、日田中央ロータリークラブから6名のメンバーで、参加しました。 
午後1時に出発し、夜9時過ぎに日田に戻りました。元気な会員さん数名は、その後隈町の方に、2次会に行かれたようです。 
記念講演は、蘭学の縁でつながった「三津同盟締結への軌跡」と云うテーマで、津山洋学記念館下山純正館長の講演でした。三津とは、中津、岡山県津山、島根県津和野の津をもった町で、それぞれの町から、幕末から明治にかけて蘭学や医学で有名な学者を輩出しており、三つの町は、何か共通性があると云うストーリーでした。中津からは、福沢諭吉、前野良沢、心臓の田原結節を発見した田原淳(たわらすなお)が有名です。 
中津ロータリークラブは、現在46名平均年齢60才の伝統あるクラブですが、最近は新入会員の勧誘では、ライオンズクラブに負けているとのことです。 
 祝賀会では、名物の鱧シュウマイ、宝来軒のラーメン、ぶんごやの中津からあげが振舞われました。からあげが揚げたてで美味しかったので、つい食べ過ぎてしまい、日曜日のゴルフに影響しました。ウチの60周年と同じくらい、いい周年行事だったと思います。 
 
 先週2月27日には、藤蔭高校インターアクトクラブの例会に、青少年奉仕委員会より大塚委員長、藤蔭高校理事長の佐藤彬会友と参加しました。主な活動として、ペットボトルの回収、ミャンマーへ休眠衣料の支援を行っていますと報告がありました。現在クラブ員は7名です。うち男子会員が3年生2名で、この2名のクラブ員が卒業となり、お別れの例会になりました。日田ロータリークラブから記念品として、図書券を渡しました。進路は、1名が大学進学、もう1名が専門学校進学とのことです。 
遥か43年前、自分の高校卒業の当時を思い出しました。私は、家業を継ぐため、国立大学薬学部を目指していました。実力不足のため共通1次試験で失敗しましたが、滑り止めの私立大学薬学部に合格したので、やっと受験勉強から解放されたことで、ホッとした思い出があります。 
ロータリークラブの会長ですので、はなむけの言葉として、「身近に困っている人や、力のない人がいたら、見過ごすことなく、力を貸してあげて下さい」と申し上げました。 
卒業するお二人には、インターアクトクラブで学んだ奉仕の精神や、ボランティア活動の経験を活かして、今後も大学や社会で活躍して欲しいと思います。 
 
会長の時間を終わります。
             
                      
              3月の例会
              2024年03月01日
              
              ・3月6日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 SUP 杉森良美様
・3月13日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ創立卓話 草野義輔会友
・3月20日(水)休会
・3月27日(水)
夜間花見例会 三男坊 午後6時30分
             
                      
              日田警察署長 枡谷康治様 卓話
              2024年02月28日
              
              日田警察署長 枡谷康治様
 
平成3年10月に警察学校を卒業して、最初の赴任地が日田でした。昨年3月7日に着任して、そろそろ1年になります警察署には署員108名を配置していますが常にワンチーム警察署は1チーム、そしてリスペクトそれから、自己犠牲の精神で署員一丸となって安全安心に取り組んでおります。今後ともご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
まず治安情勢、昨年、令和5年刑法犯認知件数、いわゆる泥棒とか詐欺とか刑法犯の認知件数が、ピークが平成15年です。県内で1万7000ぐらい刑法犯認知をしておりましたが、昨年は2994件内で、日田は137件です。警察に届けられていないものもあるのでしっかり対応していきます。
 
特殊詐欺は、昨年206件被害額が3億円超え、日田は7件ですが、泣き寝入りも多数いるのではと考えています。また最近自転車盗が増えています。鍵がかかっていないものが盗まれていますので、家の鍵掛けも合わせ来年度に取り組んでいこうと考えています。
 
交通死亡事故を重く受け止めています。昨年日田署管内で4件発生し、日田市の人口と広さを鑑みるとこの件数は多いです。2件が日田在住の高齢の女性が亡くなっています。お二人とも横断歩道を渡っていた何の落ち度もない人です。
こんな悲惨な事故を減らすために徹底的な取締を実施しています。隈町では毎週検問を実施しています。二日酔いにも注意してください。深酒した翌日に事故を起こしてしまうとアルコールが検出され重い罪になります。
 
日田市内で高額の詐欺事件が発生しました。5,200万円と1,000万円超えです。著名人を語り騙します。SNSを通じて知り合った著名人から投資話を持ちかけられます。FacebookやInstagramからいつのまにかLINEに誘導されます。
お金に絡む話は全て詐欺と考えて下さい。身近な人に相談してください。
また、サポート詐欺、PCの画面にウイルス感染の表示が出てサポートに電話させコンビニで電子マネーを購入させます。これもお金絡みです。身近な人、家族に相談してください。警察は1年365日24時間相談に乗れます。
災害対応にも人命第一で取り組んでいます。早めの避難を呼びかけています。
 
警察官募集始まります。どなたかいらっしゃいましたらぜひお願いします。
また、防犯カメラは犯罪解決にとても需要です。こレからつけるときにはぜひ一度ご相談いただければ助かります。
 
 
             
                      
              
会長の時間29
              2024年02月28日
              
              
            
                      
              ベストリビング株式会社職場例会 
              2024年02月21日
              
              ベストリビング株式会社
代表取締役 中村広樹さん
 
1980年創業家具を作る会社です。業務用のソファーを特注で作るのが主な仕事です。
座右の銘は「無いものは創ればいい」です。20年前から意識改革など、会社改革に取り組んでいます。創ることを通じて職人さんが夢を実現する会社、ノーネームブランド、表にはでないが下請けで一番の、名もなきブランドになろうとしています。
値引き、材料を減らすなど「引くこと」が中心だったものが、今では付加価値をつける、もっと良くするにはなど「足すこと」に変化してきています。
 
 
 
 
             
                      
              会長の時間28
              2024年02月21日
              
              
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
江藤秀平副会長代読
私は昨日から、日本商工会議所の観光大会で、20人程度の日田商工会議所の議員の皆様と茨城県水戸市に来ています。名物は、あんこう鍋、納豆料理、常陸牛となっています。
水戸市にある弘道館は、「近世日本の教育遺産群」として、日田の咸宜園、岡山の閑谷学校(しずたにがっこう)、足利市の足利学校と共に、2015年に文化庁が創設した「日本遺産」に認定されました。
今回の視察では、水戸市において、藩校であった弘道館や「日本三名園」偕楽園を活かした観光や街づくりへの取り組みを視察したいと思います。
弘道館とは、1841年に、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(なりあきら)の手によって創設された藩校です。
藩校である弘道館も庭園である偕楽園も、この斉昭の「一張一弛」(いっちょういっし)という思想によって造られました。「時には厳格に、時には寛容に生きるべき」と云う儒学の思想です。
厳格に学問に励む場所が、弘道館。藩主から武士、領民まで、皆んなで楽しむ場所が、偕楽園でした。これは厳格さが重んじられていた当時では、かなり開かれた考えでした。
「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神のもと、儒学教育を礎に、文武を磨く教育機関として、機能しました。
この弘道館を舞台に「水戸学」が発展し、その思想は吉田松陰や西郷隆盛など、多くの幕末の志士にも影響を与えたと言われ、のちに明治維新の原動力になっていくのです。
会長の時間を終わります。
             
                      
              日田玖珠広域消防組合消防本部 岩里安徳消防長様 卓話
              2024年02月14日
              
              日田玖珠広域消防組合消防本部
岩里安徳消防長
 
 
 
 
 
私達は管内の消防団はもちろん、陸上自衛隊玖珠駐屯地、日田警察署、玖珠警察署などの管内の防災機関との連携、久留米消防、八女消防、甘木朝倉消防、阿蘇消防とも連携しております。今後とも、安全、そして確実、迅速に任務の遂行に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
 
火災の件数は減っていますが何棟も燃えるような大きい火災が起きています。消そうとして通報の遅れがあるようです。早く現場について早く消火作業をしたいと思います。
 
救急の件数は。コロナ後に動きが活発に成り増えている傾向です。急病が多いです。
 
今年の10月から大分市で一括して119受けます。日田地区は7月から運用、固定電話はすぐに場所がわかり携帯はGPSで場所の特定ができます。また、日田との3者通話もできますので場所がわからないことは無いと思います。
 
被災地で一番の問題はトイレです。
 
             
                      
                      
              会長の時間27
              2024年02月07日
              
              「 春近し 」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
 豆田町や隈町、駅周辺のホテルの近くを通りますと、海外からの旅行客、特に韓国、台湾の人を多く見かけるようになりました。
春節の休みで、中国からのお客様も増え、全国各地に広がっていますと新聞やテレビで報道されています。
「春節」とは、中華圏の旧正月のことで、国ごとに、毎年変わります。
中国では、今年は2月10日から17日までとなっています。ちなみに台湾は、2月8日から14日までとなっています。
日本も明治4年までは、旧暦でしたので、この春節を祝っていましたが、明治5年から今の暦である西洋暦に変わり、旧正月の祝いは廃止されました。
「春節」をはじめに、節分、立春、春分など、春をあらわす似通った言葉がいくつかあり、少し頭を整理したくて、調べてみました。
「節分」は、立春の前日の日で、豆まきしたり、恵方巻きを食べたり、子供の頃から、馴染みがある日です。2月3日となっています。
「立春」とは、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、春分と冬至の真ん中の日です。
「春分」も二十四節気の一つで、昼と夜の時間がほぼ同じ日のことです。「春分の日」として、毎年3月20日祭日になっています。
春と言うと、冬の寒さに耐え、花が開く時期です。寒いのが苦手な人は、春が待ち遠しいのではないでしょうか。私もその一人です。一般的に、「春が来た」と云う言葉は、いい結果が出ることを意味します。
私事ですが、私の次女は、獣医師を目指して日大に在籍していますが、国家試験が近づいています。合格したら、長い6年間の仕送りも終わりますので、いい春が来ることを期待しています。
皆さんも、ご家族や周りの人で進学や就職、昇進などする方が、いるかと思います。
希望が叶ういい春を迎えていただきたいと願っています。
会長の時間を終わります。
             
                      
              会長の時間26
              2024年02月07日
              
              「ロータリーは親睦が大事です」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門日田ロータリークラブの年間行事の一つに、以前は、3クラブ合同例会というものがありました。日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブ、玖珠ロータリークラブの3クラブが持ち回りで、合同懇親会をしていました。いつの頃からか、無くなって久しいです。
ロータリー精神は、「奉仕、寛容、友情」と云われていますが、親睦活動は、ロータリーの基本的なことだと思います。
日田中央ロータリークラブの荒川会長とは以前から、「何か親睦になることをやりたいね。」と話していましたが、お互いゴルフが好きなので、「久しぶりに2クラブで、ゴルフの対抗戦をやりましょう。」と云うことになりました。日時は、5月5日に決まりました。
前回は、4年前、令和2年の8月に、行いました。その時は、グロス40打差で、日田ロータリークラブが勝利した記憶があります。
その後、中央ロータリークラブは、若い会員が増えたせいか、ぜひリベンジしたいとのことで、来週の例会に、挑戦状を持って、メイクアップに来たいとのことです。
佐藤親一郎会友にお骨折りいただき、ポロシャツと帽子を揃えましたので、これで気合いをいれて、迎え撃ちしたいと思います。
当日、ゴルフをした後は、中野川の桜並木の下で、ゴルフに参加できなかった会友も含め、日田ロータリークラブ、日田中央ロータリークラブの多くの会友でお酒を飲みながら、懇親会をしましょうと、中央ロータリークラブさんの方で、計画をしていただいています。
5月17日18日の地区大会では、中央ロータリークラブさんにも、かなり協力していただかなくてはいけませんので、今以上に、仲良くしておきたいと思います。
荒川会長からは、「ゴルフ大会の時に、膳所ガバナーから、何かいい景品を出していただけると、我々も地区大会でより一層頑張れます。」とのことでした。ガバナー、地区大会のすぐ前ですので、よろしくお願いします。
まだ少し先ですが、5月5日、日田中央ロータリークラブとの親睦ゴルフ対抗戦と懇親会で親睦を深めたいと思いますので、多くの会友のご参加をお願いします。
 
会長の時間を終わります。
             
                      
              会長の時間25
              2024年01月31日
              
              「日台交流、企業誘致」
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
 年が明けて、この会長の時間で、台湾関連の話を2回いたしました。台湾の話が多いのは橋本会友が会長の時以来で、少し偏り過ぎているかなと思いますが、今回もご清聴よろしくお願いします。
TSMCが熊本工場新設を表明後、日本の色々な自治体や企業からの台湾へのアプローチが盛んになっているようです。
12月15日にアオーゼで行われた「台湾情勢と日台交流」という講演を聴きましたが、講演者の藤さんも、あちこちで、台湾の自治体や企業の紹介を頼まれるとのことです。しかし台湾は、九州くらいの小さな国で、自治体は日本の10分の1くらいしかなく、自治体同士の交流や企業の提携は、いわば早い者勝ちかもしれないですよ、とのことでした。
台湾でビジネスを成功させるのに、一番大事なことは、キーマンとなる人物を捕まえることだそうです。これが出来れば、後はとんとん拍子に進みますとのことでした。
ここで、いきなり「日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流」と云う文字がスライドに出て、びっくりしました。どこで調べたのかは分かりませんが、両クラブは長年、素晴らしい民間交流が続いているとお褒めの言葉があり、嬉しかったです。
講演会の後、椋野市長から、「今度、いつ台湾に行きますか?一緒に行きたいです。」との話がありました。
年が明けて、1月12日に日田商工会議所主催で新年互礼会がありました。冒頭、椋野日田市長のご挨拶の中で、並々ならぬ企業誘致への言及があり、意気込みを感じました。
その後、市役所の秘書室から、我々の嘉儀訪問の日程の問い合わせがありましたので、「4月24日から台湾に行く予定です。」と伝えました。その後気にはなりますが、あれから何も言ってきません。
もしも一緒に行くことになれば、嘉儀玉山クラブのメンバーと調整をして、嘉儀の市役所や商工会議所みたいなところを案内できれば良いなと思っています。いつものように、美味しものを食べたり、お酒を飲み過ぎて酔いつぶれたり、観光をして帰ると云うのもいいですが、今回は、少し緊張感がある旅行になるかもしれません。
2月の半ば頃に、最終的な椋野市長サイドの返事をもらってから、対応を決めたいと思います。
長年の日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流が、日田市の発展に役に立てれば良いなと思います。
会長の時間を終わります。
 
 
             
                      
                      
              会長の時間24
              2024年01月24日
              
              「 台湾経済、半導体、TSMC 」 
日田ロータリークラブ会長 北郷太門
 
 
先週の会長の時間では、「台湾有事は、日本有事か?」と云うテーマで、お話しました。 
今日の卓話は、台湾の企業TSMCや半導体について、お話しします。 
2022年日本開発銀行の資料ですが、台湾のGDPはドル換算で、7626億ドル、一人当たりGDP32,888ドル、経済成長率2.45%。です。日本はGDP4兆2600億ドル、一人当たりGDP33,815ドル、経済成長率2023年1.7%。参考までに、韓国の一人当たりGDPは、32,255ドルで、日本台湾韓国は、近年一人当たりGDPは、ほとんど同じになっています。 
昨今の台湾経済の中心は、ご存じの通り、半導体の製造です。半導体って、私もよく知らなかったので、調べましたところ、簡単に言えば、電気を通す通さないを、瞬時に切り替える素材のこと。この性質を発見し、技術利用したことで、スマートフォン、エアコンなどの家電や自動車など、私たちの身の周りのすべてのものに使われるようになっています。戦後の日本を支えたダイオード、トランジスタ、ICの発達したものが、今では半導体と言われるものでしょうか。最近では、生成AIと言われる人工知能にも不可欠なものです。 
この半導体の受託製造を、TSMCが世界シェアの56%、UMCやPSMC等も8%以上あり、台湾勢で65%を占め、台湾の輸出総額の4割を占める基幹産業になっています。国別では、韓国のサムソン電子は11%、その他中国、アメリカ、イスラエルとなっていますが、台湾は65%なので、圧倒的です。 
この数年、この半導体不足が原因で、車や様々な製品の製造にブレーキがかかり、あちこちに支障が生じていました。原因は、コロナ禍での生活様式の変化で、リモートワーク、ゲーム、ショッピングなどの急速なオンラインの普及がありました。もう一つは、中国とアメリカの覇権争いです。「半導体を制する者は、世界を制する」と云う言葉を聞いたことがあります。半導体は、アメリカの経済安全保障にも関わると云うことで、中国の半導体製造能力を阻止するため、数年前から輸出規制をかけていることも半導体不足の原因です。。 
補助金を出して、TSMCやサムソンなどに移転を促しました。また中国による台湾への地政学的リスクもあるため、TSMCは日本だけでなく、米国アリゾナ州やドイツのドレスデンに工場進出を表明しています。このTSMCが熊本県菊陽町に工場を建設中で、いよいよ2月24日に開所式、10月から操業との報道がありました。菊陽町とその周辺は、土地が足りないとか、山林が3倍の値段になったとか、今まで軽トラに乗ってたおじさんが、いい車に替えたとか、農家の息子がBMWを買ったとか、景気のいい話やバブル経済に湧いていることは、皆さんも聞いていると思います。 
私もこの半導体産業に注目して、頭の体操程度に株や投資信託を買っていますが、最近は期待以上のパフォーマンスが出ています。本日のゲスト卓話は、野村証券ご出身の方なので、資産運用とか株式投資のいい情報が聞けるかなと期待しています。 
次回は、日台交流、台湾企業の誘致について、話したいと思います。 
会長の時間を終わります。 
 
             
                      
              職業奉仕賞表彰
              2024年01月17日
              
              職業奉仕賞を贈呈しました。
 
梶原シルク商会
代表 梶原總吉様  昭和6年10月8日生まれ(92歳)
 
理由:永年に渡り地域の学生や社会人の通勤通学の足となる、バイクや自転車の販売や修理に携わる職業を通し地域に貢献されていること。
 
日田市本庄町で自転車・バイク販売と修理業を営まれており開業以来62年になります。 昭和36年10月に、中央通り3丁目 (現在の中本町)で開業され昭和41年に本庄町へ移転され、 現在は息子の真一さんと一緒にお仕事を続けておられます。
 
 
             
                      
              2月の例会
              2024年01月17日
              
              ・2月7日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
委員会卓話 出前セミナー
国際奉仕委員会 小野委員長(臼杵RC)
・2月14日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 日田玖珠広域消防組合 消防長 岩里安徳氏
・2月21日(水)午後12時30分 職場例会
ベストリビング(株)様 (ウッドコンビナート内)
・2月28日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話  日田警察署長 桝谷康治氏
             
                      
              会長の時間23
              2024年01月17日
              
              
1月13日に、世界中の注目を集める中、台湾総統選挙が行われました。結果は、現在の蔡英文(ツァイ インウエン)総統と同じ民進党の頼清徳(ライ チンドゥ)氏が当選しました。野党、国民党が、一本化出来なかったためでもありますが、今後の中台関係も、現在の緊張状態が続くと思います。副総統のシャオさんも、中国から、独立派とみられていて「毒毒コンビ」と言われています。 
 
私は、昨年12月15日に、日田市が主催して行われた「台湾情勢と日台交流」と云う講演会に出席しました。わがクラブも、20年近く台湾嘉儀玉山クラブのメンバーと食事をしたり、お酒を飲んだり、ゴルフをしたりと、楽しく交流していますので、皆さんにも関心を持っていただきたくて、その講演会の内容について、お話しします。 
 
講演者は、藤重太(ふじ じゅうた)さんと云う方で、時々テレビに出て、台湾問題の解説をされています。この方は、若い頃受験に失敗して、台湾で中国語の語学留学でもしようか、との軽いきっかけで行ったことで、台湾と縁ができて、台湾の魅力にハマったとのことでした。その後、国立台湾大学を卒業されて、日本と台湾で企業経営をしながら、日台交流のアドバイザーもされています。マスコミからは、とても台湾に詳しい日本人と言われています。 
 
台湾では、お年寄りから子や孫に、日本統治時代の教育、インフラ整備、特に衛生管理が素晴らしく、かなりの感染症から台湾人の命を守ったことで、日本人は素晴らしかったと伝えられていることが、今の親日の基礎があるとのことです。ずいぶん昔は、日本人だと分かると、家に上がるよう言われ、食事を振る舞ってもらったとのことでした。そのことは、私たちも嘉儀に行った時は、いつも厚いもてなしを受けていますので、よく理解できるところです。 
 
最近の中国との向き合い方、中台関係について、よく日本人から、「中国からの圧力が大変でしょう?武力侵攻が近いのでは?いわゆる台湾有事が迫っているのでは?備えは出来ていますか?」と聞かれるとのことです。 
 
これに対し、多くの台湾人は、「台湾の歴史は、いつも台湾有事だったので、なるようにしかならない。」という感覚のようです。「備えもそれなりに、しっかり出来ているから大丈夫です。」と意外に落ち着いているとのことです。 
 
むしろ「日本人が有事を煽っているのでは?有事を期待しているのでは?」と受け止めているようです。「日本人の心配してくれる気持ちは、有り難いが我々は、大丈夫です。」とのことでした。私たち日本人が考える「台湾有事は日本有事」は、一部のマスコミや政治家からの発信で、少し先走りの感があるのでは?と感じた次第です。 
 
来週も、この講演の続きで、台湾情勢、経済関係のお話をしたいと思います。