会長の時間16
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日はお酒のない夜間例会です。欠席の方もいますが、これも会友の皆さんよりお昼間の例会だけでは出席しにくいという要望があったので、普通の夜間例会を計画してみました。出席率がお昼の例会よりアップできたり、なかなか時間が合わず出席が出来なかった会友が出席してもらえればうれしいです。また例会終了後に会友仲間で飲みに行っても良いので交流が深められるかもしれません。前期は今日の1回だけですが、後期に2回ほどこの例会を行うように予定しています。試験的ですが、評判が良ければ次年度につながるかもしれません。少しずつ変化を取り入れていく例会のスタイルですが、会員皆さんの評価は来年の年度末までにはわかると思います。
さて今回は年次総会です。パスト会長会で会長ノミニーを正式に確定し、会長デジグネートを選定する大切な時期になってきました。この時期になると私が会長デジグネートに決まった時のことを思い出します。年を取ったのか本当に時がたつのは早いなぁと感じます。3年前の年次総会で諸先輩の方々からロータリーは「はいかyesか喜んで」の3つの返事しかないといわれて、どの返事もできない私がいました。その時しっかりと草野パスト会長から引導を渡されたことを今でも覚えています。今後はまたそういう機会があれば即どちらかの返事が出来るようにしたいと思います。出来ないときには出来ない、無理な時には無理と言える勇気を持てるように成長できればと思います。否定的な回答ばかり言ってしまいましたが、否定するためにはそれに代わる代替案を言わないと「出来ない、無理」だけでは建設的意見が無く前に進まないので問題解決になりません。本来は肯定的な考えで年次総会でも諸先輩方をしっかりと説き伏せられる内容をもって対応をすることが大事だと思います。私の場合はまったく想定していなかったのでダメでしたが、会長や幹事未経験者の方は将来のロータリー人生の考えを今から思い描いておくのも有りかと思います。
私は2020年7月に非公式ではありましたが「幹事会」なるものを13名で発足したことがありました。当時のメンバーのお名前は申しませんが、これは私が幹事を務めた時に何もわからず大変な思いをしたので、日田ロータリークラブの現役幹事を支えて相談に乗ることや懇親の場を深め、将来の幹事候補生を作っていこうとするのが目的で発足しました。特に幹事職は結構ハードなもので私も経験しましたが、クラブのまとめ役として最前線で会長と共に頑張らないといけない要職です。委員長も大変な要職ですが幹事職はある意味会長職より気を使う場所なので幹事会みたいに勉強の場や懇親の場があれば将来に向けて仲間意識が高まり、次世代幹事に指名されてもなりやすいのではないかと思いつくってみました。しかしコロナ禍の中で会が数回しかできずに、なし崩しの解散となり残念な結果となりました。今後若手会員の中で再度作っていかれるなら面白いかもしれません。もし結成される方がいるなら簡単な資料等はありますからお渡しできると思います。