会長の時間

0年0月0日

会長の時間26 平成25年1月23日(水)

2013年01月23日

「狼と子羊」2013.01.23

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今日は、保育園で本当のイソップを知るために購入した原典「イソップ物語」の第一話「狼と子羊」を紹介します。

 

ある夏の暑い日、子羊が崖下の清水を飲もうと思って下りていくと、狼と出会いました。

 

狼は、何か喧嘩を吹っかけてやろうと思って「オイ、貴様はなぜそんなに水をかきまわして飲めないように濁らせるのだ」と決めつけました。

 

子羊は脅かされてオドオドしましたが、なるたけ下手に出て「私の飲んだ水は、貴方の方から流れて来ますので、そこまで濁る筈はございません」と素直に答えました。

 

すると、狼が「それにしても貴様は悪いやつだ。半年前に俺のことを散々悪く言ったではないか」と言いがかりをつけました。

 

子羊は「いえいえ、半年前には私はまだ生まれておりません」。

 

すると、狼は大層腹を立てて唸りだし「何だと、貴様にしろ、貴様の親父にしろ、悪口を言ったのは、つまり同じことだ」と言って、かわいそうに罪もない弱い子羊を食い殺してしまいました。

 

この第一話を読んで、どこかの国の外交のようではないかと思いませんか。

 

第一話の警句には「乱暴な人間は自分の悪事に言い訳を作るのが上手です。

また、心の邪まな者が不義を行おうと思えば、造作もなくその種を作るのです。

そんな人間には決して気を許してはなりません」とありました。

 

相手の言いがかりに対し、その背景と意図をしっかり見極めなければ、相手の思うつぼか、後手にまわって被害を拡げてしまいます。

 

イソップ物語が読み継がれてきたのは、いつの時代も変わらない人間社会の真理が含まれているからです。

 

「人を疑ってはいけません」「みんな善い人だから仲良くしましょう」というのも間違いではありませんが、一方で心の邪まな者がいるのも事実です。

 

もう「冬の間、アリとキリギリスは仲良く暮らしました」のような戦後版の童話ではなく、原典に忠実な、厳しい「イソップ物語」を読むことが、子供たちだけではなく、大人にとっても必要な時代なのかもしれません。

 

「イタリア紀行」永田会友

2013年01月23日

今回はアテンド(案内人)なしの一人旅でした。目的は2013年秋冬のコレクションの商談です。パリ→フィレンツェ→ミラノ→ローマと廻りました。

この旅行で私が大変厳しいと思った事をお話ししたいと思います。
片言の英語であれば、パリ、ミラノなど一部ではOKでしたがフィレンツェなど多くの地域では通じず、食事やチケットの購入などかなり時間がかかりました。
言葉が通じないと後回しにされてしまうからです。トイレの確保にも苦労しました。一般的には町でトイレを借りるときはバール(お店)でエスプレッソを注文し、それを飲んでトイレを借りることになります。
※豆知識 同じエスプレッソでも飲む場所で料金が違います。カウンターで1ユーロ、テーブルで3ユーロ、テラスで5ユーロ、など
侘び・寂びについて、日本人とイタリア人の見解の違い。この言葉はイタリア人も良く知っているがその意味を「淑やか」ととらえている。これはイコール弱いとも思われている。
イタリアではインフレが激しい。しかしイタリア人はこれを景気のせいにし、脱却のための努力をしない。

今回の経験を通して考え方やシステムの違いについていろいろと学ぶことが出来ました。そして、大胆な一面も身についたと思います。

 

ロータリー情報委員長 武内眞司

2013年01月16日

ロータリー情報委員会

ロータリー情報委員長 武内眞司

平成25年1月16日(水)

 

先週ご案内した通りに昨日、日田中央ロータリークラブに新入会員を伴いメイキャップに行ってまいりました。5~6名かなと思っていたところ私を含めて総勢10名でメイキャップをすることになり、中央の会員はみな驚いておりました。中央クラブの横尾会長からは、出席率を上げるために今後メイキャップを通じて、さらに交流を深めたいとの言葉をいただきました。ロータリーの大事な基本は、会費を納めることと例会への出席です。最近70%台に落ちている日田クラブの出席率向上のために、メイキャップの有効活用をさらに図りたいと思います。また会費の納付同様に会の運営に貢献するのがスマイルです、積極的なスマイル発表をさらにお願いいたします。

 

さて、今月はロータリー情報月間ということで久しぶりの卓話になります。時間の制約がある中、ロータリー情報として、会員が知るべきこと、また学ぶべき事柄が多く何を話せば良いか迷いました。ベテランの会員と新入会員が必要とする情報にはかなり違いがあるようにも思いますので、新入会員が学ぶべき基礎知識等は、後日開催予定の新人会員研修会で勉強してもらおうと考え、今日はロータリークラブの原点について、私なりに考察したことを述べたいと思います。

 

ご案内の通りに、国際ロータリークラブは、1905年(明治38年)にアメリカのシカゴで誕生いたしました。時代背景を言えば、日本にとっても明治38年は重要な年でありまして、当時は日露戦争の真っ最中にあたり、1月に水師営で乃木大将とステッセルが交渉したのち旅順入場があり、5月には東郷元帥が日本海海戦で大勝利を収めた年でもあります。

日露講和交渉を仲介したのはルーズベルト・アメリカ大統領ですが、悪名高きギャングのアル・カポネがシカゴで誕生したのが1899年ですので、当時のアメリカの地方都市の状況は、想像するにかたくはありません。

ロータリークラブはそんな荒んだ町シカゴで世界初の奉仕団体として誕生しております。創立者のポールPハリスは弁護士でありますが、地域を平和な町にするためには、市民が安心して暮らせる町にするにはどうしたら良いかと考え、個人の友情に基づく奉仕の精神こそが町を変え、国を変えると考えたようです。

 

国際ロータリーが発足以来100年以上経る中で、二度の次世界大戦を含め幾度となくロータリー会員は戦争を経験してきました、しかしながら戦争中のロータリークラブ活動の停滞や中止等を会員の叡智で乗り越え、現在200を超える国や地域に33000以上のロータリークラブがあり、会員は120万人を超えております。ロータリークラブは世界的な専門職業人のリーダーが集まる国際的組織です。

 

新入会員の方に、あえて高邁なことを言えば、日田クラブの会員は日田ロータリークラブを通じて、ポリオの撲滅や識字率向上を応援し、結果として世界平和に貢献していると言っても過言ではありません。

品格ある日田クラブに入会したことを誇りにし、一人一人が社会に奉仕するI serveの精神でより良い社会貢献をして頂ければ幸いです。

 

最後に、お手元におくばりした「ロータリーの行動規範」がロータリーアンとしてのあるべき姿を示しております。特に大事なのが7番と8番だと私は思います。日田クラブの会員は規範を実行し、さらに日田ロータリークラブの品格を高めましょう!

 

 

 

 

会長の時間25 平成25年1月16日(水)

2013年01月16日

「ならぬものはならぬ」 2013.01.16

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

新しくNHK大河ドラマ「八重の桜」が始まりました。前回の「平清盛」は初回を見ただけで後は一切見ませんでしたが、「八重の桜」は2回目も見ました。

 

幕末という日本国難の時代背景の中で、佐久間象山や勝海舟、吉田虎次郎、西郷吉之助など馴染みのある人たちが活躍するという事もありますが、幕末維新のドラマといえば、いつも薩長土肥が中心でしたが、いわば賊軍とされた会津藩からみた幕末・明治というのも面白そうです。

 

その「八重の桜」の中で、会津藩士子弟の教育、「ならぬものはならぬ」で有名な「什の掟」が繰り返し出て来ます。その内容についてはコピーをお配りしております。

 

会津藩では同じ町に住む六歳から九歳までの藩士の子供たちは、十人前後で集まりをつくり、この集まりのことを会津藩では「 (じゅう)」と呼んだのだそうです。

類似するものに、薩摩藩の郷中(ごじゅう)教育があります。薩摩の鍛治屋町から西郷隆盛や大久保利光など維新の英雄を輩出したことは有名です。

 

この若者たちの自治組織というのは、民俗学的には若集宿と同根のもののようで、台湾など南方から来たもののようです。この民俗学的なものが、士族教育という、より倫理的なものに進化させたというのも我が国の誇りであると考えます。

日本最後の若衆システムといえば、旧制高校の寮であったのかもしれません。

 

「八重の桜」の中で、子供たちが「戸外で夫人(おんな)と言葉を交えてはなりませぬ」と唱和したり、母親が娘に男と女の差を教える場面がありましたが、妙に現代的解釈ではなく、時代もNHKも少しずつ変わっているなと思いました。

 

ところで、私の保育園では「什の掟」から援用しました「善悪の区別」を毎朝、3歳以上児が朝礼で唱和しています。

 

「善悪の区別」

一つ 嘘をつかない

二つ 盗まない

三つ 命を大切に

四つ 卑怯なふるまいをしない

五つ 弱いものいじめをしない

六つ 年上のものを敬う

 

先々、子供たちの行動規範に少しでも役立ってくれればと思っています。

(さらに…)

日田中央ロータリークラブにメイキャップ

2013年01月15日

ロータリー情報委員会の武内眞司委員長の呼びかけのもと、大勢で日田中央ロータリークラブにメイキャップに行きました。

メイキャップ未経験の会友も多く、日田中央RCの会友の皆さんにも大歓迎され、とてもよい経験が出来ました。

日田中央RCの横尾会長を中心に、記念撮影しました。

 

総勢10名でのメイキャップです。

 

日田中央RC横尾会長の会長の時間です。

 

卓話は、園田 匠会友による、「ひた水環境ネットワークセンター」の活動を紹介。

よみがえれ水郷ひた 〜子供たちに泳げる川を〜がテーマです。

Facebookページ

いろはすのページで、登録されています。マップで大分を見てください。

 

2013年新年例会

2013年01月09日

 

会長の時間24 平成25年1月9日(水)

2013年01月09日

「結果が出るまで辛抱強く」 2012.01.09

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今日の速報によれば、日本商工会議所の岡村正会頭が、財務省に麻生太郎財務相を表敬訪問し、「円高の是正」や「電力の安定供給」など経済政策に関する要望書を手渡し、

 

麻生氏は「政府の考えている方向と一致している」とした上で、「デフレの脱出には大変な力と時間がかかる。結果が出るまで辛抱強くやりたい」と意欲を示しました。

 

会談終了後、岡村会頭は、「成長戦略で企業収益を上げて」「所得を増やし、消費を向上させる」という政府のデフレ脱却の戦略について「誠にもっともな話だ」と賛意を表明しました。

 

そして、今日の日経平均は、前日比71円高の10,578円、ドルは87円48銭でした。

ミャンマーに行ったときに両替したのが1ドル82円でしたから、一月余りで5~6円安くなりました。

 

この円安により、例えば「トヨタ自動車」は昨年11月時点では200億円の赤字を予想していたのが、この3月期の単体営業損益は5年ぶりに黒字化する見込みとのことです。

 

トヨタの場合、1円円安で年間の連結営業損益が350億円改善されるそうですが、逆もまた真で、リーマンショック以降は、乾いた雑巾を更に絞るような「カイゼン」をしたことと想像します。

それでも雇用を守るために国内生産300万台体制を維持したトヨタの経営哲学に敬意を表します。

 

安倍政権が進める、金融政策・財政政策・成長戦略のいわゆるアベミクスは、麻生財務大臣が「デフレの脱出にはたいへんな力と時間がかかる。結果が出るまで辛抱強くやりたい」と言うように簡単なことではないでしょうが、国民も性急に政権批判をするのではなく「結果が出るまで辛抱する」ことが必要なのではないでしょうか。

これで失敗したら日本国の存続さえ危ぶまれるというほどの覚悟が必要です。

 

また、政府の予算をつぎ込んで、産学共同で国を挙げて、iPS細胞による新薬の開発、スーパーコンピューターによるハイテク技術の開発などなど、2番ではなくて世界1番の座を取り戻すことを期待します。

 

海外に移転した製造業も国内に戻ってきて、「雇用が増え、所得も増え、結婚も増えて、子供も増えて」日本経済が再生することを期待して、今日の卓話を終わります。

 

「上半期を終えて」 橋本信一郎会長

2012年12月26日

「上半期を終えて」

橋本信一郎

 

今期は「一眼を足下に、一眼を海外に」という会長方針でスタートいたしました。

 

まず、足下ということで申しますと、上半期に3名の会員が新しく入会していただき総勢54名のクラブになりました。

若い新進気鋭の湯浅会友と、当クラブ初の女性会員である原会友、大学で長年、研究と教育をされてこられた北川会友です。それぞれ個性のある会友の入会により、ますます活性化して楽しいクラブになること期待します。

今期の目標は5名ですから、あと2名、有為で楽しい会員が入会していただけますよう、皆様方には宜しくご紹介方をお願いします。

 

また、趣味同好委員会にゴルフ同好会を新しく創設し、毎月1回の開催を基本に懇親を深めております。今後は、クラブ内だけではなく、ゴルフを通じて近隣クラブとの交流を深めることにも活用したいと思います。来年4月には、第2分区のゴルフ大会が予定されておりますので、多数、参加されることを期待します。

 

10月24日のチャリティバザーにも、過去最高の資金が集まったそうです。皆様とご婦人方のご協力に感謝します。

10月3日の、岡村ガバナー公式訪問も日田クラブをホストとして開催されましたが、後の懇親会も含めて、若い会員の活躍で活気があり、ガバナーご夫妻も気持ちよく過ごされたのではないかと推測します。親睦委員会には年末例会も盛り上げていただいたことを感謝します。

 

それから、この上半期、第2720地区のセミナーが多く開催されましたが、各委員長と委員さん方が積極的に参加していただきました。

9月2日の米山記念セミナー、9月9日と10月27日の財団セミナー、7月28日のインターアクト年次大会等々です。やはり、セミナーに参加すればロータリーが良く理解できますし、他クラブとの交流もできますので、下期も特に新入会員の方たちにが、多くご出席して下さいますようお願いします。

 

また、期初早々に50周年実行委員長と2014年5月31日の開催日が決まりました。記念講演の講演者も交渉優先権を一応確保しております。

来年の3月9日に開催されます第2720地区大会では、日田の50周年記念大会に出来るだけ多くのクラブから出席していただくために宣伝をしなければなりませんので、多数のご出席をお願いします。

 

次に「海外」に目を転じますと、国際交流のための中国語講座が開講いたしました。

講師は鬼武会友の会社のネイティブスピーカー3名です。受講生は井上幸一会友夫人をはじめ10名です。来年には台北に小籠包を食べに行って中国語を使おうと話し合っています。

 

10月13日からの香港エレクトロニクスショウへの参加者は私だけでしたが、巨大な会場と来場者と数千と言われるブースの多さに、アジアの時代の到来を実感して参りました。

内陸の日田にいるからこそ、アジアには積極的に関わって、これからの日田市の活路を見出すべきだと考えます。これからも台湾嘉義ロータリークラブをはじめとして国際交流を盛んにしていきたいと考えます。

 

そして、50周年記念事業の一つとして、ミャンマーでの校舎建設の現地視察のために、田嶋副会長、織田R財団委員長と私の3名が、11月31日から12月4日まで行って参りました。

後で、現地の写真をお見せしますが、現在はとても貧しいですが、西側の資金と技術援助があれば、これから必ず発展する国だとの印象でした。

対日感情も良くオールジャパンで協力支援してくべきであると感じました。我々も細やかですが、ミャンマーの発展のために支援したいと考えます。

来年の年末頃には開校式があるはずですから、多くの方のご参加を期待します。

 

いずれにいたしましても、会友各位に支えられまして、無事、上半期を終えることが出来ましたことを感謝いたします。あと1年半、よろしくお願い致します。

 

会長の時間23 平成24年12月26日(水)

2012年12月26日

「今年最後の例会」2012.12.26

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今日は12月26日ですが、安倍新政権が誕生します。

新政権の金融・経済政策に期待して、日経平均は1万円を突破し、円は85円に安くなっています。来年は、この期待が本物になって、実体経済が活性化していくことを心から願います。今日は、卓話の時間に「上半期を終わって」がありますので、これくらいにしておきます。

 

会長の時間22 平成24年12月19日(水)

2012年12月19日

「赤山ガバナーエレクトの壮行会・他」2012.12.19

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

昨晩、大分のレンブラントホテルで開かれた赤山ガバナーエレクトのサンディエゴ研修会出発の壮行会に出席してきました。1月12日に出発、空手の名手であるお嬢さんが同行されるそうです。

杉谷、本田パストガバナーの時の壮行会参加者はそれぞれ3名、岡村ガバナーの時は30名だったそうですが、今回は43名の参加者でした。これも第2720地区が活性化しているあらわれだと思います。

そのこととも関連して、第2720地区の最近の活動が認められたのかもしれませんが、杉谷パストガバナーが、RI理事ノミニーに推薦されたそうです。併せて、ご報告します。

 

さて、選挙も終わり、予想以上の結果になりましたが、選挙中から株価は上がり円安も進みました。新政権は当面、経済の回復を第一に明確な政策を打ち出してくるでしょうから、来年夏にかけての景気の回復を期待したいと思います。他にも、外交・安全保障など、日本が直面する難題はいくつもありますが、しっかりと土台から立て直してもらいと考えます。

また、今回の選挙と小選挙区制度ということを考えた場合、日本人もだんだんこの制度に慣れてくるのではないかと感じました。というのは、前回の選挙のように耳触りの良い言葉に惑わされなくなったのではないかということです。ある意味、今までの選挙だったら言いにかったことを言った政党が過半数を確保しましたが、これも3年余りの経験で得た国民の貴重な財産であって欲しいと思います。

 

それにしても、小選挙区制度は政権交代が容易な制度ですから、新政権は緊張感を持って国政に当たってもらいたいと思います。

 

 

1月の予定

2012年12月18日

1月の例会予定

1月 2日(水) 休会

 

1月 9日(水) 午後6時30分  日田市の小松軒

新年例会 会長卓話 橋本信一郎会長「下半期について」

 

1月16日(水) 午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭

会員卓話 武内眞司ロータリー情報委員長「ロータリー情報について」

 

1月23日(水) 午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭

会員卓話 永田耕一会友「イタリア紀行」

 

1月30日(水) 午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭

IM準備委員会 佐竹享ガバナー補佐

 

2012年家族例会

2012年12月18日

年末恒例の「家族例会」が開かれ、大勢の奥様やお子さま方に参加していただきました。チェロの演奏やメンタルマジックショーで楽しみ、話も盛り上がり楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

会長の時間21 平成24年12月12日(水)

2012年12月12日

「家族例会」2012.12.12

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

こんばんは。今日は年末恒例の「家族例会」です。大勢の奥様やお子さま方に参加していただき有難うございます。ロータリークラブは、家族の皆様のご支援やご協力があるからこそ可能だと思います。

来期は、日田ロータリークラブの創立50周年です。私は来期も引き続き、会長をやらせていただきますが、奥様方には色々お願いすることが多いと思います。何卒、ご協力をお願い致します。

お知らせしておきたいのは、50周年には、ミャンマーの小さな村に学校を建設する計画を進めています。今月の初めには、私と田島副会長、小田財団委員長の3名で現地を視察してまいりました。

もし、計画が実現した折には、開校式に出来るだけ多くと方と参加したいと希望します。

私の任期はまだ1年半残っていますが、先の事は余り心配せずに、皆様のご協力を得て、50周年を成功裏に終わらせたく頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

今日は親睦委員会がアトラクションなども用意していますので、どうぞ楽しい時間をお過ごし下さい。

 

会長の時間20 平成24年12月5日(水)

2012年12月05日

「ティータンゴン村視察」2012.12.6

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

日田ロータリークラブ創立50周年の記念事業の一つとして、ミャンマーに学校建設をするために、現地を視察して、今朝8時に福岡空港に戻ってきました。

ミャンマーの前首都ヤンゴンは、マニラと同程度の都市との印象ですが、市内から車で一時間も走ると竹や植物で編んだ高床式の住居が立ち並んでいます。雨季になると水に浸かるようで、電気も水道もなく、インフラ整備はとても遅れています。

ただ、人情はとても穏やかで、とげとげしいところがなく、他人に対して、とても気を使う人たちであるとの印象を受けました。

ここ一年で、ホテルの料金は2、3倍に上り、車の台数が急激に増えたようですが、車の90%以上が日本から輸入された中古車です。飛行機の乗客や市内に、白人の姿が多くみられ、西側から人物金が流れ込む前兆のようであり、これからは一年毎に発展して行くものと思われます。

 

視察には、既に現地で学校を3校建てた古庄さんという方と、一緒にボランティア活動をしているスースーさんが同行してくれ、建設済みの学校2校も視察してきました。

 

建設予定地のティータンゴン村へはバスで2時間、ボートに乗り換えて1時間半の所でしたが、村長がわざわざボートを仕立てて我々を迎えに来ました。

現地で子供たちから歓迎を受け、村長から状況を教えてもらったことは、以下の通りです。

 

ティータンゴン村

 

人口:50家族250人(子供60人:女39人、男21人)

現在ある村にある学校(塾?)は、村民がお金を出し合って運営している。

月曜から金曜日の朝10時から16時まで授業。

教科書は政府発行の物を村が購入して使用(ミャンマー語、英語、数学、農業)

狭い一部屋で、1年生から6年生をグループに分けて授業

 

先生は一人45,000チャット(4,500円)/月で、2名を雇用。

保護者から子供一人当たり1,500チャット/月を徴収。

現在、貧しいがゆえに、10名ほどの子供が学校に来ていない。

 

新校舎がたてば、政府が先生を入れてくれることを約束しているので、子供の授業料は無料になる。(但し、教科書代はかかる)

 

場所は現在位置に建設。既に政府から土地と建設許可ももらっている。

建設は、設計は技師がするが、労働力は村の人が提供する。

新校舎は40フィート(12m)*30フィート(9m)の物を予定。現在は6m*6m位のまさに茅屋。

 

今回、学校3校を視察しましたが、どこの子供たちも礼儀正しく、目が輝いており、先生に大きな声で返事をしていました。子供たちは奪い合うように、私たちの手を取り、泥道を学校に案内してくれるのですが、私たちが、ぬかるみに入らないよう、あるいは枝が顔に当たらないように、気を遣っているのが良く分かりました。

 

 

 

会員卓話 井上太香美会友 「年金の話」

2012年12月05日

12月8日(水)

会員卓話 井上太香美会友 「年金の話」

井上会友に老齢基礎年金の繰上受給と通常受給の累計額が同額となる年令の話をしていただきました。

40年間100%出席

2012年11月29日

100%出席の会友が例会で表彰されました。

中でも佐藤建身会友は40年間の100%出席です。

 


 

会長の時間19 平成24年11月28日(水)

2012年11月28日

「ミャンマーについて」 2012.11.28

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

11月30日(12月5日朝帰国)から、私と田島副会長、織田R財団委員長で、学校建設予定地の現地視察に行ってまいります。つきましては、ミャンマーについて勉強したことを少しご紹介したいと考えます。

 

ミャンマー連邦共和国

面積:日本の1.8倍

人口:6250万人(約日本の半分)

首都:ネピドー(2006年よりヤンゴンより遷都)

民族構成:ビルマ族70%、シャン族8.5%、カレン族6.2%モン族2%、インド人2%

宗教:国民の85%が仏教徒、キリスト教徒5%(主に山岳少数民族)、イスラム教徒4%

公用語:ビルマ語

気温:平均最高気温30から40°の間で、最低気温は15°を下ることはない。

降水量:5月から10月が雨季で、11月から4月は乾季

 

ミャンマーの歴史

ビルマ族の起源は、もともとチベット高原から下りてきた人たちで、1044年にビルマ族のパガン王朝を樹立しました。チベット系ですから、ビルマ語は日本語と似た語順のウラル・アルタイ語系です。

1885年にイギリスに完全に鎮圧されて、1886年(明治29年)に英領インドに併合されて、ビルマ国王夫妻はインドに流刑となりその地で死亡しました。

その後、イギリスは北部山岳少数民族をキリスト教に改宗して軍と警察を担当させ、インド人は金融、華僑は商売、ビルマ人は最下層の農奴にするという分割統治政策をとりました。

この身分関係がビルマ人の山岳民族への憎悪として残り、今の残る民族対立の原因になりました。

 

日本とミャンマーの関係

1941年の大東亜戦争開戦後、日本軍援蒋ルートの遮断などを目的としてビルマへ進攻し全土を制圧しました。この時、タイで日本軍の支援によって設立されたビルマ独立義勇軍をアウンサン(アウンサン・スーチー氏の父親)が率い、1943年にバー・モウを元首とするビルマ国が建国されました。

その後、1944年のインパール作戦の失敗など日本の敗色が濃くなると、アウンサンの指揮するビルマ国民軍は、日本軍とビルマ国政府に対してクーデターを起こしイギリス側に寝返りました。

しかし、戦後、イギリスは独立を許さず、再びイギリス領になりましたが、1948年に、やっとイギリス連邦を離脱してビルマ連邦として独立しました。

 

なお、ビルマ方面作戦に参加した303,501名の日本軍将兵のうち、6割以上にあたる185,149名が戦没し、帰還者は118,352名のみでありました。

 

ビルマ戦線については自らの従軍体験を基にした「フーコン戦記」(古山高麗雄)や、北ビルマの激戦に従軍された日田の方、元台湾人日本兵からその体験談を聞いたことがありますが、北ビルマから撤退の道は白骨街道と呼ばれるほど悲惨なものだったそうです。

 

今回の学校建設予定地の視察はもちろんのことですが、ビルマの風土や人情、日本人に対する想いなども肌で感じてきたいと考えます。帰国したら皆様に現地の実情をご報告いたします。

 

 

会長の時間18 平成24年11月21日(水)

2012年11月21日

「子供を可愛がった日本人」  2012.11.21

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

最近は、育児放棄、幼児虐待など、子供をとりまく環境には厳しいものがあります。いつからこんな殺伐とした世の中になったのでしょう。

 

「江戸の子育て」という本があります。この本を読むと、江戸時代の日本人の子育ての様子が良く分かるので一部を紹介します。当時の子供たちは信じられないほどかわいがられて育てられていました。

 

明治初期に来日した英国婦人イザベラ・バードは「私はこれほど自分の子供をかわいがる人々を見たことがない。常に子供を抱いたり背負ったりしている。子供の遊んでいる様子をじっと見守り、時に一緒に遊んでやったりもする」と書いています。

ちなみに、戦国時代に来日した宣教師も同じように、子供たちがこんなに可愛がられて、こんなに安心して遊んでいる国は見たことがないと書いています。

 

江戸時代の大人たちは、毎晩、子供のそばで、おかしくもない子供の話も面白そうな様子で聞き、親からも年相応のことを話して聞かせ、子供を中心に団欒を共に楽しんでいたようです。

 

スキンシップも現代よりはるかに豊かで、乳をくわえて寝たり、抱かれて寝たりするだけでなく、外出の帰りは、大抵、おんぶか抱っこでした。

肌と肌とを接してやると子供は良く寝るので、子供を裸にして抱いて寝、子供が乳を求めて母親のところに行けば、いつでも乳を飲んだり、舐めたりすることが出来たようです。

 

睡眠についても、現代では一人で寝させるのを自立と言っていますが、一人で寝かせた様子はありません。婆と寝て目覚めると婆の乳を舐めたり、爺と寝て昔話をしてもらったり、いつも誰かが添い寝していました。

 

ある日記には「孫を抱いて寝ると『おじいさ、百人一首を読んで』という。天智天皇の『秋の田の』と読んでやると、その通りに読む」とあります。

愛情たっぷりの中で、百人一首や、舌切り雀、花咲かせ爺、古の聖賢の話、大和の名将勇士の振舞いなど、年相応の物語を取りまぜ、寝物語に聞かせながら自然に手習いや書物に導くことが江戸の子育てであったようです。

 

文化年間、松前藩で捕虜生活を送ったロシア海軍少佐ゴローニンは「日本人は世界で最も教育の進んだ国民である。読み書きの出来ない人間や祖国の法律を知らない人間は一人もいない。一番大切なことは日本人が幼年時代から子弟に忍耐、質素、礼儀を極めてたくみに教え込むことである」と書いています。

 

今は核家族化して、爺や婆と一緒に住むことも少なくなりました。中には孫を触らせてもらえない爺や婆もいます。

もう、江戸時代に戻ることもできませんが、今の日本人の考え方を変えない限り、いくら制度をさわっても、お金を出しても、少子化も幼児の虐待も改善されることはないだろうと思います。

 

 

 

ゲスト卓話 青木正年西部振興局長「日田には未来がある」

2012年11月21日

11月21日(水)
ゲスト卓話 青木正年西部振興局長「日田には未来がある」

日田市の未来の可能性について、日田市の地理的要衝、子どもたちの事、有効求人倍率、観光、文化、再生可能エネルギー等々をお話ししていただきながら、わかり易く講演いただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

会員卓話 織田莊太郎ロータリー財団委員長 「未来の夢計画について」

2012年11月14日

11月14日(水)
会員卓話 織田莊太郎ロータリー財団委員長 「未来の夢計画について」

 

 

 

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