活動予定

0年0月0日

3月の例会予定

2016年01月21日

・3月 2日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭

外部卓話 日田労働基準監督署 署長 海老名信彦氏

理事会

・3月 9日(水)午後6時30分  日田市の小松軒
創立記念夜間例会(※3月14日は創立記念日です)

・3月19日(土)  パトリア日田
2クラブ合同例会 11時30分〜(パトリア小ホール)
KANO上映会(パトリア大ホール12時30分 受付開始 13時 開場)

・3月23日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
会員卓話 藤川和央会友

・3月26日(土)・27日(日)
地区大会

・3月30日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
ミャンマー報告会

2月の例会予定

2016年01月21日

・2月 3日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
世界理解月間 膳所国際奉仕委員長卓話
理事会

・2月10日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
会員卓話 鬼武公洋会友

・2月17日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 終活カウンセラー 松尾律子氏

・2月24日(水)午後0時30分
職場例会 中山化成有限会社

・2月28日〜3月2日 ミャンマー井戸完成視察

会員卓話 井上明夫会友

2016年01月20日

井上会友が県議活動の卓話をしました。

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会長の時間25 平成28年1月20日(水)

2016年01月20日


日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

私は、古文書の解読を趣味にしています。我が家の古文書はおおかた読んでしまいました。天瀬町歴史研究会の勉強史料も底をついてきました。そこで草野会友に、草野本家の史料を読ませてもらえないかとお願したところ、快く承知して頂きました。草野本家の史料は宝の山です。この史料も草野本家のお宝です『なんでも鑑定団』に出せば良い値がつくこと間違いなし・・・と思います。冗談はさておき明治維新の元勲たちの書簡を収めた立派な巻物です。

この史料は書簡というより、今時のメールです。連絡事項をしたため、使いを走らせたものだと思います。そういう書生が何人もいたのでしょう。当時の簡単な書簡には年月が入っていません、入れる習慣がなかったようです。本史料もただ10日としか書いていません。これを解読するのに3か月ぐらい要しました。西郷の郷の字は独特の崩し字になります、西口先生ではなく西郷先生です。一番難しかったのが最後の允です。最初はこれを久と読んでいましたが、誰だか人物の特定ができません。久さんと西口先生では全く意味が通じません。ある時木戸孝允(たかよし)の書簡をインターネットでながめていたら、最後にこの允の署名を見つけて飛び上がって喜びました。

木戸孝允

これでようやく、木戸孝允が、西郷先生が来ないことを誰かに連絡しているところだとわかりました。相手が何者か、その時期がいつ頃か、そのヒントが明治6年の政変にあるのではないかと想像して、その記事も載せています。相手は反征韓論派だと見ています。

私は学問的な見地からではなく、あくまでパズルを解く推理の楽しみから古文書の解読に取り組んでいます。だから面白い、絶対やめられません。

皆様も始められてはいかがでしょう。

会長の時間24 平成28年1月13日(水)

2016年01月13日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

以徳報怨  (いとくほうえん)

 

私が主催する天瀬町歴史研究会で、長老の方が、足腰が弱くなられ、永く月例会を休んでおられた。そこで、ご機嫌伺いにご自宅をお尋ねした時に、長老の若いころの戦争体験をお聞きすることができた。彼は学徒動員で少年兵として戦場へ赴き、中国南部の揚子江流域で任務に就いていた。中国は広大な土地で、占領したといっても拠点だけの支配で回りは敵だらけの危険な状態であったそうである。

間もなく敗戦になると、武器は没収され中国の奥へ奥へと連行された、たどり着いたところが長洲市の大学構内、そこが捕虜収容所となった。捕虜収容所では長い間不安な日々を過ごしたそうである。そうした或る日、収容所の壁に大きな落書きがあった。

そこには「以徳報怨」と大きく朱書きされていた、即ち「怨みは徳を以って報いる」と書かれていた。『これで自分たちも漸く助かるのだ、と安心して涙が出た』と言う事でした。

蒋介石軍は「怨みは徳を以って報いる」、他の中国共産軍やソ連軍と違って非常に寛大な政策で、おかげで自分たちは早く日本に帰還することが出来た、と言っておられた。

 

この時以来「以徳報怨」という言葉がいつも気に掛かっていたが、去年の7月31日の西日本新聞に、昭和天皇が外交関与発言・台湾養護を佐藤首相に促す、という記事が出ました。

 

この内容は、蒋介石総統率いる中華民国、即ち、台湾政府が国連の代表権を失う直前の1971年6月、佐藤栄作首相が米国のマイヤー駐日大使と会談した際、昭和天皇から「日本政府がしっかりと蒋介石を支持するよう」促されていたと伝えていたそうです。

この問題について、日本の外交文書にも「陛下が(中国問題を)心配しておられた」というマイヤー大使に対する佐藤首相の発言が記載されている。

昭和天皇の発言の背景には、蒋介石が終戦直後に中国に残った日本人の引揚げや、天皇制の尊重、対日賠償請求権の放棄等「以徳報怨」(徳を以って怨みに報いる)と呼ばれる寛大な対日政策を取った事に「恩義」や「信義」を持ち続けたことがあると思われる、と記事に記している。

「天皇は国事に対する行為のみを有しない」とする中、佐藤首相も戦後歴代首相の中で特に天皇に畏敬の念を抱いてきた首相として、台湾の蒋介石総統には、恩義を感じ、台湾の行く末を案じておられたのでしょう。

我々も、「以徳報怨」の深い意味を感じて、友好を保っていくべきだと思いました。

 

会長の時間23 平成28年1月6日(水)

2016年01月06日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

明けましてお目出当ございます、今年もどうかよろしくお願い致します。

去年の暮から長い休みが続きましたが、年末年始は如何お過ごしになられたでしょうか?

旅行や、仕事や、寝正月や、孫の守りで疲れ切った人やいろいろ居られる事と思いますが、良いお正月を過ごされたのではないでしょうか。

 

2016年、平成28年はいよいよ始まりました。今年は申年であり、丁度私の干支になります。年男は今年もがんばるぞと意気込んでいます。

 

織田年度も前半を終了し、後期にもいろいろ事業が山積みです。

まず、2月になるかもしれませんが、ミャンマーの視察に行かねばなりません。

もう一つ、井戸掘りを新聞の記事にしてもらわねばなりません。

3月には、KANOの上映会と地区大会があります。

4月には、地区研修協議会と中央ロータリーの40周年、

5月には、台湾と友好クラブの調印、韓国での世界大会があります。

このように行事が目白押しです、皆様にはいろいろご協力をお願いすることが多いと思いますが、よろしくお願い致します。

 

今年も1年、皆様とご一緒に日田ロータリークラブを盛り上げていきたいと願っています。そしてまた、皆様にとって良い年であることを祈念しています。

会長卓話 2015~2016年 上半期を終えて

2015年12月16日

2015~2016年 上半期を終えて

 

7月  1   会長所信表明

8   岡野ガバナー補佐訪問

15  野田ガバナー公式訪問、 2クラブ合同

29  納涼例会  サッポロ森のビール園      25日 嘉義玉山

 

8月  5   武内会員増強委員長卓話

12  佐竹国際奉仕部門長兼社会奉仕委員長の卓話

19  インターアクト年次大会報告

26  三隈高校の卓話

 

9月  2   原田市長 地方創生の取り組みについて

9   井上太香美会友  マイナンバーについて   理事会議事録掲載

16  観月例会

30  済生会日田病院、緩和ケア病棟

 

10月 7   三苫会友  新会員卓話          8日 嘉義玉山

14  自由討論会 6グループ  2500回記念 出席率93.3%

21  ジェド デルジャン 米山奨学生卓話

28  相沢秀一氏 職業奉仕賞の贈呈        細則の承認

 

11月 4   チャリティーバザー

11  原財団委員長卓話

18  佐藤定款細則委員長卓話

25  年次総会 流会

 

12月 2   (続)年次総会 自由討論会報告

9   クリスマス家族会

16  会長、上半期を終えて

 

 

本日の卓話の時間は『上半期を終えて』という題です。2015~2016年の上半期の行事を一覧表に作ってみました。こうして一覧表を見ますとごく簡単に見えますが、私にとっては1件1件に思い出もあり、重みのあるものです。

7月1日に新年度が始まり、初日に会長のクラブ運営方針表明を行いました。

今年度のテーマとして『貴方は、今、何ができますか』

自から進んで、まず何ができるか、出来ることから始めようではありませんか、と言う思いからです。 そして、このテーマに沿って、3つの柱を決めました。

1・50年を経過した今、定款細則を見つめ直そう。

2・ミャンマーに井戸を掘ろう。

3・未来の日田市を想像し、創造しよう。

 

1・50年を経過した今、定款細則を見つめ直そう。

定款細則委員会を設置し、佐藤委員長に就任して頂き、他委員にも橋本副委員長、草野委員、梅野委員、佐竹委員、武内委員と、そうそうたるメンバーになって頂き検討を重ねました。その結果10月28日の例会に於いて細則を承認して頂き、11月18日には本にして配布することが出来ました。当日、佐藤委員長より経過と内容について詳しい説明がありました。 私もこれほど早く出来上がるとは思っていませんでした。ひとえに佐藤委員長のおかげによるものだと感謝致しております、大変ありがとうございました。

2・ミャンマーに井戸を掘ろう。

井戸2基の内1基分の7万円は財団の補助金を是非活用したいということで、補助金の申請を、原財団委員長が5月に行いました。ミャンマーにも新しくロータリークラブが出来た事だし、今度は簡単にいくだろうと思っていましたが、やはりアメリカ財務省の書類を提出するよう言って来ました。早速、この道のエキスパートである橋本会友にお願いして、担当のスチーブンさんと連絡をとって貰った結果、8月に補助金がようやく下りました。10月に古庄さんに資金をことづけ、乾季の12月には井戸を掘る予定でしたが、まだ掘ったという知らせは無いようです。前回の学校建設の時には、立っているはずの学校がなく柱だけだった、と言う苦い経験もありますし、今回は注意しておかねばなりません。

1月末か、2月初めにはミャンマー視察団を編成する事になりますが、早急に考えねばならない事項です。

3・未来の日田市を想像し、創造しよう。

3番目の件は、公約違反で皆様に謝らねばなりません。日田市の未来を想像し、創造しよう、という主題は難しすぎて手に負えないぞと、理事の方や江藤幹事に諭されました。

そこで、日田市の未来は政治家に任せて、我々に身近な「ロータリーでの楽しみ方」と言う題材に絞って自由討論会を行う事にしました。

自由討論会では6テーブルに分かれてリーダーと書記にグループをまとめて貰いました。またその日は、日田ロータリーが始まって丁度2500回の記念すべき日であり、江藤幹事の采配のおかげで、当日は93.3%の驚異的出席率となりました。やれば出来るのだと感じました、おかげさまで討論の方も活発に行われ、非常に評判もよかったようです。

こりずに後期にもう一度挑戦させて貰います。

その他に、日田中央クラブと2クラブ合同のKANOの上映会を3月19日に行う事を決定し、それに向けて打合せ会を何度も開きました。現在チラシやポスターは刷り上がり、日田クラブの窓口である、松本新世代委員長を中心に着々と準備を進めているところです。今週中には5つの高校にチラシをもって、上映会には各校100名ずつ招待する案内状をもって説明に参ります。

 

始まってすぐの7月の8日、15日には、ガバナー補佐、ガバナー公式訪問と続きました。その時は、全く初めての事でどうなることかと心配しました。ガバナー公式訪問が終わったら1年は終わったようなものだと先輩から聞いていましたが、とんでもない間違いでした、これが物事の始まりだと分かりました。

11月にチャリティーバザーが中西社会奉仕委員長の下行われ、差し引き40万くらいの収益がありました。この資金は、自分たちの飲み食いには絶対使用すべきではない、ボランティアや寄付として使うべきだと考えています。そこで今までに、インターアクトに5万円、ミャンマーに7万円、ラグビーに例年5万円支出。そして今回は日隈小学校の金管バンド部の大会出場費に10万円を寄付する事に理事会で承認されました。大変良いことだと思っています。まだ13万円ぐらい残っています。

江藤幹事の提案で、理事会の議事録を皆様にも見て頂こうと、週報の第2週目に掲載することにしました、ぜひお読みになって下さい。さらにもう一件、経費節減の折り理事会は現在例会場でそのまま居残って行っています。

11月25日に年次総会が行われましたが、新たな細則に総会の開催要領も詳しく掲載されており、それに沿って行えば間違いなく行われますが、しかし今回はちょっとした手違いで流会となり、次週に再開され議決されました。

 

半年間を振り返って見て、江藤幹事と2人3脚で何とかこなしてまいりました。これもひとえに皆様のおかげであります、後半の半年も気を抜かずに頑張ってまいりますので、ご協力の程宜しくお願い致します。

少し早いご挨拶になりますが、良いお年をお迎えください。

会長の時間22 平成27年12月16日(水)

2015年12月16日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

歌謡曲の詩

今年の6月、NHKの歌番組を見ました。歌は『親父』という曲で、歌手:大島花子、作詞:笹子重治・・・誰だろう?・・・外でもない、坂本九ちゃんでした。

私は、この歌を初めて聞きました。ご存知の方も多いと思いますが、聞いていてジーンときましたので歌詞を紹介したいと思います。節をつけて歌えれば、感動も、もっともっと伝わると思いますが。

 

15の時に酔っぱらい  親父にゲンコで殴られた

稼ぎもねえのに  飲むんじゃねえ   飲みたきゃ稼いで  自分の金で飲め

17の時にかせいで飲んだ  親父のゲンコで殴られた

かせいだ全部を飲むんじゃねえ   少しは残して おふくろ喜ばせ

今日の為に飲むんじゃない   明日の為に飲むもんだ

19の時おふくろと飲んだ  親父にゲンコで殴られた

母ちゃん なんで泣かすんだ   親孝行のマネして 飲むんじゃねえ

20才になって親父と飲んだ  親父にまたゲンコで殴られた

親より先に酔っぱらいやがって  それでも 手前は男か だらしねえ

男は酒に飲まれるんじゃない  明日に生きるために飲む

 

今夜の酒は親父の酒だ あなたも もうゲンコで殴れまい

親父の写真に 黒いリボン  初めて  あなたの笑顔の前で飲む

今夜は酒に飲まれてしまいたい  もう一度  あなたに殴ってほしいから

男は酒に飲まれるんじゃない  明日に生きるために飲む

男は酒に飲まれるんじゃない  明日に生きるために飲む

 

私もこういう気持ちで毎晩飲んでいます。

歌は、ほんの2、3分間で人の心をわしづかみします、そして揺さぶります。スピーチもこれ程濃いスピーチが出来たらな、と羨ましいかぎりです。

 

 

会長の時間21 平成27年12月9日(水)

2015年12月09日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

 

今晩は、今日は年末恒例のクリスマス家族会です。沢山の奥様方そして子供さん方に参加して頂き誠に有難うございます。奥様方に喜んでもらうのが今日の第一の目的です。

また、今年名誉会員になって頂いた、チャーターメンバーの井上幸一会友もおいで頂いています。懐かしい雰囲気をゆっくり楽しんで頂きたいと思います。

 

ところで、今年度、会長になりまして、はや半年になろうとしています。江藤幹事と2人3脚でやってまいりましたが皆様のご協力のおかげで何とか過ごしてまいりました。

アッという間の半年であったような気がします。あとの半年間も気を抜かずにやってまいりますので、皆様のご協力宜しくお願いします。

 

このあと、親睦委員会の方々がいろいろと趣向を凝らしておられるようです。

バイオリンとクラリネットの演奏もあると聞いており、素晴らしい演奏者と伺い大変期待をしています。やはり良いものを聞き、良いものを見ると言う事は自分達の感性を磨くためにも大切なことではないかと思っています。

今日は、皆様とご一緒に楽しい一時を過ごしましょう。

会長の時間20 平成27年12月2日(水)

2015年12月02日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

 

先週流会しました年次総会を継続致しますので、会長の時間は短く終わらせたいと思います。 これは、ボーターズという選挙関係の機関紙に掲載されていた文章です。

 

昨今の政治論争では、国会の二院制の是非が問われています。では、そもそもなぜこれまで二院制が望ましいとされてきたのでしょうか。実は、二回審議して慎重を期すため、という理由からではありませんでした。

古典的な回答を示したのはジェイムス・ハリントンです。ハリントンはチャールズ1世処刑後の混乱するイギリスで、理想の国家案として『オシアナ共和国』を発表します。彼はここで、2人の少女が1つのケーキを公平に分けるにはどうしたらよいかという問いを吟味しながら、二院制の利点をしめします。

少女たちには、たくさんケーキを食べたいという利己心があります。

しかし、ケーキを切る人と選ぶ人を分けるだけで良い、というのがハリントンの解答です。

切る人がおかしな分け方をすれば、自分が損をするだけです。

同じように、法案を準備する院と、法案の採否を決める院は区別すべきと彼は主張します。

 

この様な原理で、衆議院と参議院が機能していけば、良い結果が出るのではないでしょうか。

 

会長の時間19 平成27年11月25日(水)

2015年11月25日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

 

本日は年次総会です。後程重要な話し合いが行われますので、その前に軽い話でリラックスしてもらおうと思っています。

 

今日のテーマは『二八そば』という題です。

落語に、夜になって腹が減り、合わせて15文しか持ち合わせのない2人連れが16文のうどんを食べたいのだが1文足りない。そこで悪知恵を働かせて、うどんを食べた後支払いの段になってうどん屋のおやじの手に、「ひい、ふう、みい、よう、・・・八、今何時だい、へい九つです、 十、十一、・・・十六」という咄がありますが、ご存知でしょうか。

 

江戸時代は長い間、うどんの値段が16文と決まっていました、うどんも蕎麦も値段は一緒で16文です。今日のテーマである『二八そば』の名前の由来には二通りの説があります。1つめは、2x8=16文と値段をしゃれて言う説と、2つめは、小麦を2、そばを8と、つなぎの役目の小麦粉を2割入れるという説です。

『二八うどん』とはあまり耳にしませんので、小麦粉を2割合入れる方が有力かもしれません。私が注目しているのは値段が16文であると言う事の方です。

 

江戸時代の中期から後期までの、約100年間の長きにわたってうどん、蕎麦は16文と同じ値段です、これは幕府が値段を抑えていたこともあります。その為現在の物価と比較するときには便利です。

蕎麦の値段は、昔が16文で今では500円ということです、そうすると1文=31円、1両=3万1千円と言う事になります。しかし食料の値段は「生活の基礎」であるため、いつの時代も安く抑えられています。私の試算では、米では1両=4万5千円、しかし人件費は1両=24万円ぐらいになります。近頃の人件費は食料に比べてひどく高くなっています。全体の感じとしては、1両=10万円より少し上という所でしょうか。千両箱を盗むと1億円になります、しかし重量は25kgもあります。簡単に担いで屋根伝いに逃げたり出来ません。

 

いろいろ申しましたが、食料は生活の基であって、値段はいつの時代も低めに安定させられています。ここが私の一番残念に思う所です。

食料品の値段を抑えるということは農産物の値段が抑えられます。農産物の値段が抑えられれば農家の収入が上がりません、農家の収入が上がらなければ農業を継ぐ人がいません。したがって、ますます農村は疲弊し過疎になってしまいます。いわゆる限界集落、消滅集落です。

 

我々は、自給自足を忘れてはいけません、商業、工業だけで日本は成り立っていると思うのは、おごりです。やはり、バランスの良い社会を考えて行くべきだと思います。

会長の時間18 平成27年11月18日(水)

2015年11月18日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

 

本日は、佐藤定款細則委員長の卓話となります。

この度、定款細則委員会の佐藤委員長はじめ、橋本副委員長、草野委員、梅野委員、佐竹委員、武内委員、のおかげで、立派な日田ロータリークラブ定款細則の冊子が出来上りました。委員会の皆様には大変感謝を致し、熱くお礼申し上げます。なお、この冊子は他クラブの手本となるような立派な出来栄えだと喜んでいます。

 

私もこの定款細則の作成にはかなり思い入れがあります。それは4年前の2011年6月、木下ガバナー(当時)主催の定款細則セミナーに出席したのがきっかけです。

その席上で、2010年の規定審議会で、青少年分野の奉仕活動が第5の奉仕活動として標準定款に盛り込まれた、その為定款を改める必要がある、と言う事でした。

私には何のことやらさっぱりわかりませんでした。それまで定款細則の存在すら知りませんでした、早速帰って麻生さんに定款細則の事を聞いたのが始まりです。

そのセミナーの中で、1つだけ印象に残った諺があります、それが

『ロータリーを蝕む病気がある、それは 【前例のまま穏便に症候群】 という病気だそうです。これに罹る率は非常に高く、この治療法はただ1つ、クラブ細則の改正にある。』

と言う事でした。それで訳も分からず細則を調べることになったわけです。

その結果、2012年3月に定款細則の卓話をさせてもらいましたが、その時にこの細則は、実際の日田クラブの習慣とは合っていない必ず改正すべきであると強く感じました。

今回会長となり、細則の改正に取り組む良い機会だと思い、定款細則委員会を立ち上げ、現在に至っています。

一方、定款はそのまま受け入れなくてはなりません。但し、クラブの名称と、所在地だけは変更出来るとなっています。そこで日田クラブの所在地が以前は、市町村合併前の日田市、日田郡となっていたのを日田市に変えるよう申請を出してみました、当然承認されました。

 

規定審議会が2010年、2013年と3年ごとにあり、ここで定款が審議され変更されます。

現在配布している手続要覧は2013年度版で、次は来年の2016年に規定審議会が開かれ、翌年に翻訳した2016年度版が地区に回ってきます。その時点で定款と細則を変更する必要が出てきます。ただ細則まで変更する必要があるかどうかはわかりませんが、今後も3年ごとに見直しが必要になってきます。

1月の例会予定

2015年11月11日

・1月 6日(水)午後6時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
年始例会 夜間例会 会長卓話

・1月13日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
クラブ協議会 委員会ごとにテーブル 各委員会 上半期反省と今後の委員会活動の打合せ

・1月20日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
会員卓話 井上明夫会友

・1月27日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 総務省大分行政評価事務所

チャリティーバザー ご協力ありがとうございました

2015年11月11日

社会奉仕委員長 中西 浩

チャリティーバザーでは、事務局の麻生さん、品物を預かっていただいた亀山亭さん、会友の皆様に奥様方々、そして社会奉仕委員の皆さん、大変ご協力いただき無事に終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

会社間の贈答品のやり取りが減っている中、品物を提供していただいたり、また、自社で販売しているものや、中には買ってきたものを出していただいたりと、出品数を増やす努力をいただき重ねて感謝いたします。品物はほぼ完売し、売上高は295,800円でした。今後も社会奉仕委員会活動にご理解ご協力ください。よろしくお願いいたします。

チャリティバザー
会場:パトリア日田 ギャラリー 例会スタジオ1
時間:13時30分開場

 

 

 

 

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会長の時間17 平成27年11月11日(水)

2015年11月11日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

今月は財団月間ですので、本日の卓話は原財団委員長が行います。

卓話の前に前座として、私が財団の寄付について少しお話しさせてもらいます。

先日の米山記念奨学生の卓話は素晴らしいものでした、あのように優秀な学生の為になっている寄付は意義有るものだと感じました。一方財団の方でも、地区補助金を利用してミャンマーに小学校の建設を行い、今年は井戸掘りを行おうとしています。

このようにロータリーでは、財団と米山への寄付が車の両輪のように、社会奉仕の重要な基金になっていると感じています。

4年前に2720地区ガバナーから、財団寄付を100$から150$に値上げするように要請がありました。日田ロータリーではその当時80$しか寄付をしていませんでした。クラブ拠出金の方を50$から60$に値上げしてようやく100$に届いただけです、地区の希望する150$にはまだまだ届きません。そこで皆さんに自ら進んで、しかも喜んで寄付をして頂くしかないという考えになりました。

去年の地区平均が102$、今年の日田ロータリーの予定が110$、皆様全員が寄付を希望してくだされば、これが160$になります。私は皆様全員が財団、米山の両方に寄付をすることを希望して下さるよう期待しています。

次にお配りした資料をご覧ください。日田ロータリーの寄付の仕組みを書いています。入会して10年間は財団に100$寄付します。これは銀行引き落としとなっていますので自分がどこに寄付しているか良く存じていない方も多いと思います。10年たって1000$になるとポールハリスフェローになります。その後は財団に変わって米山に1万円を寄付する事になります、これも10年立って10万円になると1回目の米山功労者となります。

そうゆう訳で、寄付を希望される方は、来週11月18日までにFAXにて事務局へご連絡して頂ければ幸いです。

会長の時間16 平成27年11月4日(水)

2015年11月04日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

本日は、日田ロータリークラブ恒例のチャリティーバザーです。沢山の商品を提供して頂き大変ありがとうございます。中西社会奉仕委員長はじめ役員の方々、早朝よりお世話をしていただきご苦労様です。今日はお客様に喜んでもらえるように頑張っていきましょう。

一つ気がかりなことは、毎年1、2件のクレームがあります、特に賞味期限切れの食品が多いようです。今年は十分注意して頂き、各テーブルの班長さんや班員の皆様も、時間の許す限り商品のチェックをお願い致します。

会場が開きますと大変混雑いたします、奥様方も大変と思いますが、会計の方宜しくお願いいたします。

チャリティーの収益金は、一般会計とは別に管理したいと考えています。

本日は頑張っていきましょう。

漆芸家 相澤秀一さんに職業奉仕賞贈呈

2015年10月28日

日田ロータリークラブでは、毎年、職業を通して奉仕に尽力されている方に、職業奉仕賞の表彰しています。

今年度の職業奉仕賞を、日田市豆田町で相澤漆芸工房を営む相澤秀一さんに贈呈しました。

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織田会長と相澤さんで記念撮影

 

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職業奉仕委員長の橋本信一郎会友が漆器のこと相澤さんのことを紹介

 

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相澤さんの美しい作品を見せていただきました

 

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会友一同漆器の美しさに興味津々

会長の時間15 平成27年10月28日(水)

2015年10月28日

日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎

 

今日は、先ほど職業奉仕賞の贈呈を行いました。今年度の受賞者は漆芸家の相澤秀一(ひでかず)さんです。

相沢さんは、今は漆芸家ですが、35年前、私が初めてお目にかかった頃は絵画の方で県の会員として活躍されていました。八人の騎士と書いて八騎会というグループがあります。そのグループ展の案内状に、(30年以上前に、九州の日田市に絵画に情熱を燃やす八人の男たちがいました。「八騎会」と称してグループ展を重ねました。グループ員の息子の一人が著名な漫画家になりました。情熱は引き継がれているものと信じます。)とこの様に「ふたたび八騎会展」の案内状に記しています、相澤さんも八騎の内の一人です。

何時の頃からか絵画を離れ家業を継がれたのでしょう、漆芸の方に取り組んでいかれたようです。相澤さんは代々続いている伝統技術を継承し、今後に引き継いでいく大きな役目を担っています。今からも、素晴らしい作品を期待しています。

 

話しは変わりまして定款細則についてですが、10月14日に佐藤定款細則委員長から、日田ロータリークラブ細則を皆様に配布しご意見を求められました。

細則の規定には、第14条・改正 という項に、細則を変更するには、

10日前に全員に書面による通知を行う事、 例会において定足数を満たす出席会員の2/3が変更を指示する事、となっています。

10日間の周知期間は経過しており、あとは皆様に賛成して頂くばかりです。

本細則案は、定款細則委員会で十分検討し作り上げられたものです、そして理事会においても承認されています。最後にこの例会で2/3の賛成を得て日田クラブの細則として採用したいと思います。

それではこの細則案を、日田ロータリークラブの細則として採用することに異議はありませんか?

全員異議なしと認め、本細則案を日田クラブの細則として採用する事が承認されました。

今後印刷に回し、11月18日の卓話において佐藤委員長から解説が行われる予定です。

米山月間 別府大学 スリランカ出身 ジェド・デルシャン氏卓話

2015年10月21日

米山月間 別府大学 スリランカ出身 ジェド・デルシャン氏卓話

皆さんあらためましてこんにちは。今日の卓話を4つのテーマに分けたいと思います。

それでは

1 自己紹介

2 スリランカについて

3 スリランカと日本の深い歴史

4 将来の目的

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1 自己紹介
名前はクルクラスリヤ ジュード ディルシャン ピーリスと申します。名前はすごく長いと思いますので簡単にディルシャンと呼んでください。今年の8月に27歳になりました。私の家族は4人家族です。お父さんは中古車の買い取りのビジネスをしています。お母さんは主婦で妹が今年の12月に高校卒業する予定です。私はスリランカにある別府日本語学校で半年間日本語の基礎を学びました。私はロータリークラブ米山奨学金制度について知ったのはその学校の校長先生からです。校長先生は元米山奨学生でした。自分が今このように話しているのはロータリアンの皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます。

2 スリランカについて
イギリスの植民地だった頃、セイロンという名前で呼ばれていたスリランカは、1948年に独立しました。スリランカの人口は約2000万人で、大きさは北海道より一回り小さな島国です。スリランカは長年に亘り戦争をしてきて2009年に平和になりました。今は、発展に向かって頑張っています。新しい港、国内、国際空港なども作られています。またスリランカは海に囲まれていて、自然が多く、海外観光客に人気の国と言われています。  スリランカの特産品といえば…紅茶、宝石です。  スリランカの紅茶といえばセイロンティーとして世界中の人々に愛飲されており、スリランカの輸出三大商品(紅茶・天然ゴム・ココナッツ)のうちの一つです。

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なかでも、高原地帯で栽培された「ハイ・グロウンティー」は味も風味も最高とされています。  スリランカは世界第4位の宝石産出国です。 宝石の都ラトゥナプラ 宝石堀りの井戸  スリランカを語るなら忘れてはならないのが、ラトゥナプラの街です。ラトゥナプラとは“ラトゥナ「宝石」”と“プラ「都」”の語源からなる『宝石の都』の意味です。 長い歴史を持つ宝石の街  ラトゥナプラにまつわる物語は古くからあります。紀元前10世紀にソロモン王がシバの女王にスリランカ産のルビーを贈って心を射止めたという話から始まり、近年ではイギリスのチャールズ皇太子がダイアナ妃へ贈ったブルーサファイアの婚約指輪まで、ラトゥナプラは良質な宝石が採掘される場所として長い歴史を持っています。

 

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3 スリランカと日本のより深い歴史
皆さんは親日の国と言えば、どの国が思い浮かぶでしょうか。台湾?トルコ?それとも日本と国旗が似ているバングラディッシュでしょうか?今回は、国交樹立から60年以上経つスリランカと日本について。すべての日本人に知って欲しい、日本とスリランカの深い関係をご紹介します。 日本と一番早く外交を結んだ国、スリランカ  意外に思われると思いますが、世界で一番早く正式に日本と外交関係を結んだのはスリランカでした。他にも日本と関係の深い国はたくさんあったはずですが、なぜスリランカが一番早かったのでしょう。そのきっかけとなった出来事は、第二次世界大戦敗戦後の1951年サンフランシスコ講和会議です。戦争に勝ったアメリカ、イギリス、ソ連、中国によって作られた「日本分割占領案」により日本は4地域に分割される予定でした。 日本を救ったスリランカ大統領の名演説  当時のスリランカ(セイロン)大統領、ジャヤワルダナ氏は「戦争に負けた日本にもう一度チャンスを与えるべき」「憎しみは何も生み出さない」と戦勝国に対しスピーチを行いました。その背景には、同じアジアの日本に対する深い尊敬の念があったそうです。  今から、ジャヤワルダナ大統領の演説を抜粋して紹介します。 「なぜアジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのでしょうか。それは我々の日本との永年に亘るかかわりあいであり、またアジア諸国民が日本に対して持っていた高い尊敬の故であり、アジア諸国民の中で日本が唯一自由であった時、我々は日本を保護者としてまた友人として仰いでいた時に、日本に対して抱いていた高い尊敬のためでもあります」 「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越えられない。実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの恩むことがない」  この演説によって戦勝国は日本占領に対する考え方を変え、日本は分割されずに済みました。結果、日本が国際社会に復帰する道すじを作ったと言われています。  またこの日本との関係を永遠につづけるため元スリランカ大統領ジャヤワルダナ氏は、1996年死去に際し献眼しました。「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」との遺言により、片目は日本に贈られました。  スリランカ大統領の名演説のおかげもあり、今の日本があると言っても過言ではないのではないでしょうか。日本とスリランカの深いい話、いかがでしたでしょうか?

04

4 将来の目的
私は日本に留学して来てもう5年になろうとしています。それなりに日本の文化に慣れていると思っています。留学してからずっと別府という町に住んでいます。この町に住んでいるからこそ、温泉の事が好きになったと思います。スリランカに比べて、何もかもが揃っている日本はとても住みやすい国だと感じています。  今、別府大学国際言語文化学科のデザイン&絵画コースに入り学んでいます。ウェブページデザイン、ロゴなどを中心に勉強しています。今は、来年1月大分県立美術館OPAMに展示される卒業作品作りに力を入れています。  私は将来、世界で活躍できるデザイナーになりたいです。これからもデザインの様々な分野のことを学び、デザイナーになるために感性を磨いて、自分の中にあるものを一つでも多く引き出していきたいです。これからも頑張ります。この奨学金をいただいたことで時間の余裕ができてその時間を勉強に使うことができました。ロータリアンの皆さまに心から感謝しています。これで私の卓話を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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12月の例会予定

2015年10月21日

・12月 2日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
自由討論報告会

・12月 9日(水)午後6時30分  日田市のアプロディール紙音
クリスマス家族会

・12月16日(水)午後0時30分  日田市の歴史の宿亀山亭
会長卓話 上半期を終えて

・12月23日(水)休会

・12月30日(水)休会

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