会長の時間27
日田ロータリークラブ 副会長 石松雅彰
本日は会長が不在ですので、私が代理で会長の時間を務めます。
宜しくお願いいたします。
今日は、先日開催されました2022~2023年度地区研修・協議会について報告と所見をお話ししたいと思います。
今回の地区研修・協議会はコロナ禍と言うことで、一部のハイブリッド開催を除き、基本的にはZOOMによるオンラインで開催されました。
3月21日の「青少年奉仕部門」から4月24日の「ロータリー財団部門」まで、1か月以上にわたり、全体会を含め11の会議が開催されました。
ご参加いただいた次年度の各委員長さん方につきましては、大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
今回の研修・協議会を通じて、私が最も興味を惹かれましたのは、全体会での前ガバナー硯川昭一氏による基調講演『メタモルフォーゼ』でした。
講演の内容は、ロータリーの創設者ポール・パーシー・ハリス氏の生い立ちからロータリーを立ち上げる経緯、その思想などに関するお話でした。
ロータリーを立ち上げた後のお話はこれまでに聞く機会がありましたが、幼児期から少年期、青年期の話は初めて聞き、紆余曲折を経てのシカゴでの法律事務所の開設、依頼人が全くなかった初期の事務所の話など、非常に興味深く聞かせてもらいました。併せて硯川前ガバナーの博識ぶりにも驚かされました。
若い会友たちにもぜひ聞いてもらいたい講演でした。
また、各部門別協議会では地区委員の皆さんが、慣れないオンラインでの進行に悪戦苦闘し、懸命にご努力頂いたことに深く感謝申し上げたいと思います。
でも、やっぱり一つの会場に集いて対面で行う研修会が私には合っている気がしました。
次年度は、何とか通常開催ができるとよいですが・・・・・
各部門別研修会の内容については、後日 各委員長からの報告もあろうかと思いますので、ここでは割愛させてもらいます。
最後に、この研修会を通じ心に留まったことが二つあります。
一つは、研修会を取り仕切った地区の委員長さんや発表者の方々の年齢が若く、そしてロータリー歴も浅い方がたくさんおられたことです。それぞれが各部門の専門家・リーダーとしてご活躍され、とても素晴らしいことだと思いました。
いい年をして、ロータリー歴も10年以上にもなっていながら何ら貢献できていない自分がいることに恥ずかしくなりました。
若い会友の皆さんは、お仕事も忙しいでしょうが、できるだけ早い時期に地区委員などを経験されると、また新しいロータリー観が見えるかもしれません。
二つ目は、資料の件です。今回、研修資料はすべてデータで示されました。
Zoomを見ながらデータを見ることができず、やっぱり前もって印刷をしないといけないけど、ページが60ページを超えるものもあり、印刷も大変でした。
地区でも、経費負担が大変でしょうが、資料はできたら冊子でお願いできたらと思っています。
今年の地区研修・協議会は何とか終わりましたが、次年度はぜひ一堂に会した研修会が開催されますことを祈って、会長の時間を終わります。