0年0月0日
会長の時間32 平成29年4月5日(水)
2017年04月05日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
地区大会が3月25日に大分でありました。全登録者は1256人で、当クラブからは14名が会議と、その後行われたRI会長代理晩さん会に出席しました。終了後、3名が日田に帰りましたので、11名で2次会に行きました。後ほど出席者からそれぞれ報告がありますので、私からは印象に残った数点について話したいと思います。本会議の中で、青少年活動報告がインターアクト、ローターアクト、米山奨学生からそれぞれありましたが、インターアクトの舞鶴高校の生徒さんのプレゼンテーションが、二人での掛けあいなど工夫していて大変良かったです。各種表彰では原先生が永年在籍40年、佐藤武朗先生が永年皆勤40年で表彰されました。ホームクラブ出席率優秀クラブ表彰では、日田中央R.C.が5位で表彰されました。日田R.C.は以前はいつも表彰されていたそうですが、出席率向上に来年度は頑張ってもらいたいと思います。レンブラントホテルで行われた晩さん会では、ふぐ刺しが出ましたが、調理人6名で朝からさばいたとの事です。地区大会にはたくさんの方が参加したら良いと思いました。


6月の例会
2017年04月05日
・6月 7日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 梅木自敬氏
・6月14日(水)
献血例会
・6月21日(水)
家族会 18時30分〜 亀山亭
・6月28日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
最終例会
5月の例会
2017年04月05日
・5月10日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
里山散策報告
・5月17日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 日田市教育長
・5月24日(水)午後0時30分 職場例会
職場例会 日田木材協同組合
・5月31日(水) 休会
会長の時間31 平成29年3月29日(水)
2017年03月29日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
3月29日は青少年奉仕委員会により、小学生の里山散策がありました。肌寒い中、10時より昼食をはさみ午後3時まで行われました。子供さんにとっては、こういう自然に触れる機会が減っている中、大変貴重な経験ができたと思います。必ず成人してからも、この体験の思い出が残り、何らかの成長の糧になるのではないかと思いました。
ご協力いただいた会員の皆様、山の準備等大変なご助力をいただいた織田会友、講師の日隈さん、藤蔭高校のインターアクトクラブの皆さん、大変ありがとうございました。
4月の例会
2017年03月17日
・4月 5日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
地区大会報告
・4月12日(水)午後6時30分 日田市の功能整形外科
花見例会
・4月19日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
地区協議会報告
・4月29日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 大分県西部保健所 所長 池邉淑子氏
NPO特定非営利活動法人 ひた水環境ネットワークセンター 理事長 園田 匠様(日田中央RC)
2017年03月15日
NPO特定非営利活動法人
ひた水環境ネットワークセンター
理事長 園田 匠様(日田中央RC)

○自己紹介
生年月日;昭和40年5月13日生まれ 51歳
勤務先 不二水道株式会社
職 歴 ◇NJS 日本上下水道設計㈱ 入社
◇NIC 日新技術コンサルタント出向
◇NJS・NIC退社
◇不二水道株式会社 入社(平成10年4月)
◇2000年(平成12年)日田JC入会
※ひた水環境ネットワークセンター入会
◇不二水道株式会社 代表取締役社長就任(平成19年7月)
2007年(平成19年) 日田中央ロータリークラブ入会
2010年(平成22年) ひた水環境ネットワークセンター理事長
現在に至る
1、ひた水環境ネットワークセンターとは
○水郷(すいきょう)日田と三隈川(筑後川)
※「水郷日田の源流を巡る」日田市立博物館企画展~5月7日(日)まで
○まちづくり 水環境再生の応援団
2、ひた水環境ネットワークセンターのこれまでの活動
1)リバーフェスタINみくま川
・親水イベント(水環境活動 → 環境教育)楽しい汗
・若者たちの結集(まちづくり、ひとづくり、若者・子供・大人が育つ)
2)台霧の瀬づくりプロジェクト
・みんなで創造・夢ある空間・みんなが水辺に集える空間
・自然を体験できる空間・三隈川全体で連続性のある空間
※測量;日田林工・土木科
※設計・施工;ひた水環境ネットワークセンター
3)洗濯キャラバン
・せっけんと合成洗剤の比較実験隊
「せっけんと合成洗剤の違い」
・暮らしの中でのさまざまな洗濯・提案
・創立20周年記念DVD「せんたくキャラバン2 概要版」
4)「水郷ひた・小水路」マップ作成
水郷ひたの小水路・小ヶ瀬井路見学会
5)子ども環境バスツアー
・上流~下流 筑後川流域の連携
・川の役目、利活用、河口付近のゴミ → 上流の大切さ
・自分たちで出来る環境活動
6)庄手川クリーンアップ大作戦!
・河川協力団体認定
・外来水草除去作業企画運営
・地元自治会、PTA、企業団体参加
7)水郷ひたの清流復活運動
・水郷(すいきょう)日田の誇りにかけての運動
・単なる水くれ運動(地域エゴ)ではなく、個人の消費生活等
これからの生き方を考えるモラル運動として
・国土交通省も住民も関係者もみんなが喜んだ→
全国を変えた→住民の自慢
・三隈川の水量増加推進実行委員会
→10年後の見直し→水郷ひた再生委員会
・平成28年11月19日「清流復活市民大会2016」開催
約1000名来場
8)「未来へつなごう!!豊かな水環境上流ネット」の活動
・筑後川上流域の連携 日田市・玖珠町・九重町
・各市民団体との情報交換
3、これからの「ひた水環境ネットワークセンター」
○まちづくりの応援団としての活動・継続
○筑後川流域との連携・継続・強化
○世代交代
○市民のみなさんと一緒に活動・そして啓蒙
会長の時間30 平成29年3月15日(水)
2017年03月15日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
3月はロータリーでは水と衛生の月間です。後ほど日田中央R.C.の園田会友から卓話があります。地球は水の星です。生命体が存在するためには水と酸素が必要です。地球の水のうち、海水が97.4% 淡水が2.58%であり、淡水のうち地下水と氷河が1.76%を占めていて、利用可能な水は全体の0.76%しかありません。水の利用状況は農業用水が7割、工業用水が2割、残りの1割が生活用水です。ところでバーチャルウオーター、日本語で仮想水ということばを聞かれたことがありますでしょうか。これはロンドン大学のアンソニーアラン氏が提唱した概念で、食料を輸入している国において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。たとえば1kgのとうもろこしを生産するには900Lの水が必要であり、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg生産するにはその約20,000倍の水が必要というものです。日本は食料輸入国ですので大量の水を消費している事になります。水は貴重な資源であり、これから水の再利用、海水の淡水化等の方策を考えなければなりません。
新会員研修会を終えて ロータリー情報委員長 織田 莊太郎
2017年03月08日
ロータリー情報委員長 織田 莊太郎
3月1日の夕方より亀山亭ホテルで新会員研修会を実施しました。出席者は新会員がほぼ全員の12名、パスト会長が9名、主催者側が会長幹事外4名の合計25名と多数の参加者でした。最近心配している出席率の低迷もこれであれば大丈夫だと確信しました。
研修会は会長挨拶に始まり、新会員の自己紹介と続きますが、新会員の方々の1分間スピーチが大変上手で、さすがに若き有能な経営者であると感心しました。
講義は都合により、佐竹会友、草野会友、武内会友の順に行われました。



佐竹会友
父の代わりに入会させられ1年間は仕事も忙しく出席率も半分であったが先輩の言葉に発奮し、それからは28年間100%を続けている。また地区の役員に任じられてからは益々知り合いも広がり親睦も深めることが出来た。
草野会友
31才で帰ってくるまで日田に知り合いは居なかったが、父親にロータリーに連れて行かれそのまま入らされて、使われ錬われながらロータリーを通じ知り合いを広めて行くことができた。誠実に仕事をすることが職業奉仕そのものである。
武内会友
高校時代、自転車旅行の行く先々でロータリアンに助けられて自分は絶対日田ロータリーに入るぞと心に誓った。自分の会長時代に入会した若手のサークルに今も招かれ親睦を深めている。
3人の先輩講師は、それぞれに自分の実のあるロータリー人生を語ってくれました。
知り合いを広め、親睦を深め、そして誠実に仕事をすること、これで真のロータリアンになれると教えられました。
其の後、研修会最高のイベントである親睦会を、平野会友の乾杯で開始し、吉野会友の打ち込みで閉幕しました。親睦会では新旧交互に席に着いて親睦の実践に励んで貰いました。
今回主催して感じたことは、心を込めて案内をすれば、皆さんもそれに応えてくれるし、またそうなれば益々楽しい会にしたいと頑張ることができる。
この心の歯車こそ、ロータリーそのものではないではなかろうかと一寸感じました。
会員卓話 創立記念例会
2017年03月08日
創立記念例会
一ノ宮 増次 会友

創立記念にあたり、平野会友より卓話の依頼があり、一度はお断りしましたが、どうしてもと言われ引き受けました。皆さんが満足する話が出来るかどうか分かりませんが、入会してからの思い出の話を掻い摘んで話したいと思います。
平成元年、原先生と大塚会友の紹介で入会しました。当時の会長は、諌山工務所の青柳さんでした。地区大会等には、積極的に参加しました。5年後、創立30周年があり(今日、記念誌を持ってきましたので回します。懐かしい方々が載っています。)、記念事業は総合体育館前に記念植樹をしたと記憶しています。当時は、会長がサンホテルの財津さんでした。その前が、城東綿業の高倉さんでしたが、途中で体調を崩されたので、財津さんが1年以上会長を務められました。大変だったと思います。平成7年に日田木材の足立盛義さんより電話があり、話があるので亀山亭の喫茶に来いと言われ、会いに行きました。すると、唐突に「お前、幹事やれ」との命令です。まだ、入会6年ですと断ると「大丈夫。問題があれば俺が責任取るから」と言われ、仕方なく引き受けました。大変でしたが、勉強になりました。何も分からなかったから良かったのかも知れません。
そして平成19年に会長職を引き受け、幹事に宮崎先生にお願いし、先生は医者の傍ら忙しいのに大変迷惑を掛けました。当時のガバナーは、杉谷さんで私に「悪ごろ」のあだ名を付けて下さいました。大変懐かしく楽しい30年でした。会員皆とともに、個性の強い方々で、私が本日ここまでやれているのも、諸先輩方のお陰と感謝しています。
昔から「出る杭は打たれる」「長いものに巻かれよ」「襟見て話せ」ということを、勉強させられました。だから私は、出る杭になり長いものに巻かれません。
草野 義輔会友
ガバナー補佐をした時は、年4回各クラブを回らねばなりませんでした。自分のクラブもあり、また他のクラブも回らねばならず結構大変でした。例会のルールはどのクラブも一緒ですが、中津RCは1時間きっちりと使われます。ある卓話者が15分残して終わった際、その後会長が残りの15分を使っていました。執行部が、昔ながらの習慣を身に付けて、会の運営に緊張感を持っている印象を受けました。
佐竹 享会友
私のスポンサーは、足立盛義さんでした。思い出として、夜間例会の時に一緒の卓になった足立さんの席だけ鉢盛りを取っていました。周りの卓は味噌汁とお酒のみで、かなり気兼ねした記憶があります。また、博打も好きで、勝ったお金で近所の屋敷を買ったとかあらぬ噂の絶えない方でしたが、その反面夜間例会の2次会では、出席者全員の費用を払ってくれたり豪快な方でもありました。
会長の時間29 平成29年3月8日(水)
2017年03月08日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
日曜日はゴルフ場にいましたが、スギ花粉はあまり飛んでいないようでした。ところで近年、果物アレルギーが増加傾向にあるとの事です。花粉症のある患者さんで、なまで果物を食べたときに、口の中のかゆみやイガイガ感を感じる方がいます。アレルギーは、原因となる物質これをアレルゲンと言いますが、これに対する体の反応による症状です。花粉のアレルゲンと果物のアレルゲンがある程度似ているため、花粉症がある患者さんは花粉のたんぱく質に似たたんぱく質を持つ果物を食べると、症状が出るようです。たとえばヒノキ科のスギ花粉と似たたんぱく質がナス科のトマトに、又イネ科の雑草とかキク科のブタクサの花粉とウリ科のメロン、スイカが似たたんぱく質を持っています。果物アレルギーは生で食べるときだけ口の中で症状が起こり、加熱されたジュースやジャムは問題なく摂ることができます。
余談 医者になり立ての頃の思い出話ですが、先輩がミニブタの子供を6匹位購入していて、ステロイドホルモンを毎日注射して、骨の病気のモデルを作るように指示されました。動物実験施設に行ったら部屋の中に放し飼いでした。瓜坊を思い描いてもらったらいいのですが、3人がかりで捕まえるのに一苦労し、注射をすると暴れて針が折れ曲がって液を入れららず、1回であきらめました。
外部卓話 西岸寺住職 五和保育園園長 櫻木 証氏
2017年03月01日
西岸寺住職 五和保育園園長
櫻木 証氏
平野会友よりご紹介
昭和42年生まれの49歳。昭和61年に福岡県八女高等学校を卒業される。平成2年に浄土真宗大谷大学真宗学科を卒業され、平成3年から11年まで東本願寺に勤め、平成5年に西岸寺さんの養子になられ今日に至る。

櫻木 証氏より
「宗教」という言葉が一般的に使われるようになったのは、明治以降になります。江戸時代はそもそも宗教という言葉は出てきませんでした。明治政府になり欧州との関わりが多くなってきたので、キリスト教など色々な考え方もいいですよということになり、それを纏める言葉がいるということで、「宗教」に纏められた経緯があります。当時の国語学者が色々知恵を出しましたが、合う言葉がなかったので英語の「レデイジョン」という言葉が「宗教」と訳されることになります。(再び結合する)という意味で、英語ですのでキリスト教圏の話になり、神との再結合ということになって来ますが、そうなると仏教は神を持たないので、宗教ではないとの議論が起こりました。しかし、宗教の中に仏教が入ったのは、実は「レデイジョン」の語源が、「自ら再び注意を持って見つめなおす」ことから、仏教も宗教に入ることになります。
仏教を学ぶ場所は、東本願寺の場合は大谷大学。西本願寺は龍谷大学が代表的な大学になります。東京大学で仏教を学ぼうとすると、文学部インド哲学科になります。仏教をインド哲学として捉えているのが東京大学の立場になります。哲学というとインドの哲学になりますので、哲学とは乱暴な言い方をすれば、「深い考え方」となります。例えばイチロー選手の野球哲学は、イチロー選手の野球に対して深く考えたものになります。インド哲学になりますと、1600年前に生まれたお釈迦様がいます。ネパールのルンビニーというところで生まれます。そこで話をされるのが35歳から80歳までの45年間。この間、何語で話されたかは記録に残っていません。サンスクリット語であれば、今日までその話の内容が伝わってきています。このお釈迦様の話の内容が、南に伝わるのを「南伝仏教」といいます。オレンジの衣をまとった僧侶がいて、タイ・スリランカ・ミャンマー・ベトナムがその地域です。日本は「北伝仏教」になります。北は、アフガニスタン・パキスタン地域でアフガニスタン中央部のバーミヤンという場所で初めて仏像が出来ます。仏像は、西のギリシア彫刻の文化と下から上がってきた仏教の文化が融合して仏像が出来ました。その教えと仏像がシルクロードを通って長安へ伝わります。長安の皇帝は経典を読みたいということで、漢字に訳させ、今我々が見ているお経はその時に訳されたものです。
京都東本願寺は8,700寺、西本願寺は11,000寺あると言われています。東西本願寺は明治以降色々な活動をして来ますが、明治政府になった時欧州の影響を受けましたので、政府から議会制度を視察に行くよう言われます。明治15年ごろ東西本願寺は、留学生を出して学んできます。一番最初に議会を開いたのが、西本願寺で明治17年ごろ2つの議会を開いています。それを参考にして大日本帝国議会が明治23年に開かれ、遅れること明治30年に東本願寺が議会を開いています。当時の東西本願寺は明治政府と強い結びつきを持っていた事が分かります。
数年前、心を痛む事件で少年が祖父を刺殺した事件がありました。逃亡に逃亡を重ね、結局兵庫県で補導されましたが、所持品はわずか200円と遊戯王カードだったそうです。少年の心は計れませんが、私たちは「何を持つか」を考えた時、何が一番良いのかを思わざるをえません。それぞれ持ち物があると思いますが、残念ながら私達が身につけたものは、いつか手放さなければならないものばかりです。お釈迦様が仰るには、「考え方と言葉を大事にしなさい」と説かれています。仏教の「大丈夫」という言葉を大事にして、仮に失敗しても大丈夫と励まして行く事が大事なのでは思います。
会長の時間28 平成29年3月1日(水)
2017年03月01日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
今日は動物の話です。人間の血圧は、およそ120/80、脈拍は60~80位ですが、人間に近いサルは、136/80,イヌは112/56、ネコは171/123位です。特徴的なのはキリンで、260/160と高血圧ですが、心臓から強いポンプ力で血液を頭に送るためと思います。ネズミは、113/81ですが、心拍数は1分間に600回だそうです。馬の心拍数は1分間に30~40回ですが、オグリキャップは27~30回でスポーツ心臓のため、最後まで走力が落ちなかったとのことです。ちなみに、女子マラソンの高橋尚子さんの脈拍は30~40回だったそうです。ゾウは1分間に20回で、ゾウは大きいため全身に血液がいきわたるのに時間を要する為と思います。心臓の拍動数が多いほど寿命は短いそうです。
会員卓話 「水にはふしぎな力がある」 ~アクアポリン活性水で救われる病気と健康~ 北川 良親
2017年02月22日
北川 良親会友
○「水にはふしぎな力がある」
~アクアポリン活性水で救われる病気と健康~


1)人には13種類のアクアポリンがある。
アクアポリンとは
…細胞膜に存在する細孔を
持ったタンパク質である。
MIPファミリーに属する主要膜タンパク質の一種で、水分子のみを選択的に通過させることの出来る為、細胞への水の取り込みに関係している。
代表的な例
…AQP1「赤血球・角膜・脳脈絡膜・肺・食道等」
AQP2「腎集合管」
AQP3「皮膚・膀胱等」
AQP4「胃・脊髄等」
アクアポリンの発見に、
ノーベル化学賞が授与される。
…ピーター・アグレ博士
(米国)
2)日田の地下水を調査し、アクアポリンを通りやすい水を調べる。
日田の地下水Aを調査すると、この水はアクアポリン(AQP)1が全身を通し、アクアポリン2は腎臓を通りますが少量、アクアポリン3は皮膚、アクアポリン4は脳、アクアポリン5は眼、アクアポリン7は脂肪を通るのですが、比較してみて分かる様に、日田地下水Aは、アクアポリン(AQP)1活性水だと証明されています。
3)フランスに、人口1500人ほどの「ルルド」という小さな町があります。ここは、聖母マリア出現と「ルルドの泉」で知られカトリック教会の巡礼の地にもなっています。
ここでの泉(水)を調査した所、アクアポリン3が水を良く通していることが分かり、ここの水はアクアポリン(AQP)3活性水であることが証明されています。
4)細胞の中の水はどうなっているのか?を調べてみました。細胞を培養して培養液を凍結乾燥します。そうすると、塩分・栄養分の固形物が取れて純粋な水だけが取れます。同じように細胞だけ取って凍結乾燥すると、この中の水が培養液に育てられた細胞なので、同じ水かと思われますが、これが違うのです。この細胞の水は異なるアクアポリンの性質を持っているのではないか?例えば皮膚に効く水(アクアポリンのどのタイプが効くのか?)、ガンに効くアクアポリンのタイプが分かってくるのではないかと期待しています。
5)水で持って治癒するのは、ヨーロッパでは普通にあって、施設は100位あるのではないでしょうか?実際にバニョール・ド・ロヌルという所に行って来ました。ここは、長く逗留して、何ヶ月掛けて医者のプログラムによって水で治癒していく施設です。保険も適用出来ます。日本では、まず考えられない施設・待遇です。
6)そこで、一番私が日田でやってみたいことは、日田に「水治癒施設」を作ることです。
会長の時間27 平成29年2月22日(水)
2017年02月22日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
メルトダウンした福島第一原発2号機内にロボットを入れて、原子炉、格納容器内の状態を調査していますが、うまくいっていません。先日、東京電力は格納容器内の放射線量を推定したところ、毎時650Sv(シーベルト)に達すると発表しました。
放射線障害は細胞の核の中のDNAが傷つくことによって起こり、細胞死~個体死までが線量の大きさに応じて起こります。数百mSv以上の放射線を受けた場合、がんの発生率が増加するとされています。X線診断の際の被ばく線量は、胃透視では1分間に44mSv、胸部撮影では0.2mSv位です。放射線従事者は法令により、被ばく線量は1年間に50mSv以下と定められています。1mSvは1000分の1Svですから、福島の原発の650Svは想像を絶するものです。ちなみに、1分未満の暴露で致死量に達するそうです。
会長の時間26 平成29年2月15日(水)
2017年02月15日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
土曜日は、山くじらをすきやきにして食べました。江戸時代は、獣は食べられなかったので、小料理屋の提灯にも「山くじら」とかかっていたようです。私の家の前の人は、以前よく猟に行っていて、鹿の肉を持ってきてくれていました。その日に食べる鹿肉のさしみは美味です。冷凍して後で食べるときは、焼き肉で食べましたが、これも脂もくさみもなくて牛肉よりもおいしいくらいです。昨年、内科の同級生に会った時、鹿の生肉はE型肝炎になる可能性があるからやめた方がいいと言われました。ところで最近、猪、鹿が増えているようです。ローレル日田C.C.でもよく鹿を見かけます。戦後の高度成長期に森林を切り開いて、農耕地に拡大した場所が、過疎化で人間が撤退すると草原化して、野生動物のすみかになっているため、又、狩猟免許の所持者が高齢化のためか、減少している事が原因のようです。人が引けば動物が増えるというのが、自然界の原則だそうで、対策が必要です。
外部卓話 ㈱九州木材市場 代表取締役 田中昇吾様
2017年02月08日
㈱九州木材市場
代表取締役 田中昇吾様

《自社紹介》
○名 称:株式会社 九州木材市場
○所 在 地:日田市大字東有田1205-10(ウッドコンビナート土場)
日田市大字三和2476-10(三和土場)
○電 話:0973-24-3625
○事業内容:素材(丸太)の市売り、素材の委託販売、
山林買収・販売・経営
○創 業:昭和35年6月1日 1960年 創業56年
○代 表 者:代表取締役 田中昇吾
○敷地面積:本社 約12000坪
ウッドコンビナート土場 約9000坪
(平成28年4月より操業開始)
○保有施設:本社 高性能原木選別機2台 ホイルローダー2台 フォークリフト6台
ウッドコンビナート
高性能原木選別機2台 ホイルローダー4台 フォークリフト12台
その他高性能林業機械
○従業員数:27名
○年間取扱量: 平成24年 106,000立方メートル
平成25年 113,000立方メートル
平成26年 151,000立方メートル
平成27年 153,000立方メートル
《事業展開》
丸太をはい積みする仕事になります。売り上げは、はい積み手数料が7%。はい積みが「立方メートル」あたり1200~1300円程になります。これが商売の基本となっています。売り上げが一番大きかった年が平成7年に25億円で、取扱量は70,000立方メートルありました。昨年は、153,000立方メートルで16億円くらいなので、いかに丸太の値段が下がったのか分かります。手数料収入は減っていますが、はい積み料で何とかなっている状況です。最近は、山林購入にも力を入れています。自社で直接伐採し搬出して、素材生産を行っています。売りたいと思った時に、一番に私達に声を掛けて頂くかを常に考えています。
背景にあるのが、宮崎県日向市に年間50万立方メートルの木材を取り扱う工場が出来ました。ここは広島県に本社を置く「中国木材」という会社です。今まで日本で一番大きな製材所が栃木県の「トーセン」という会社で29万立方メートルの製材を取り扱っていました。その次が15万立方メートル位で宮崎県の製材所が続き、10万立方メートル前後が10社程度でした。いきなり断トツの1位の会社が日向市に出来たという状況で、今の倍の量の取り扱いを目標にしていて、九州の山林をすでに3000ha買占め、この先10000haまで広げようとしており、市場を独占する勢いです。また「中国木材」は、世界一の外資メーカーとの取引しており、外資材は「中国木材」を通さないと手に入らないのが実情です。結果、このような状況下では、宮崎県に丸太が集まらず、地場の製材所が困っているそうです。私達も日田の地場製材所が無くなると困るので、手を携えて地域密着で困難を乗り切りたいと思います。ここにチラシも作成していますので、皆さんからの情報をお待ちしています。
(輸出実績) 直接取引 大韓民国 年間2000立方メートル
商社 大韓民国 年間1000立方メートル
商社 中国 年間3000立方メートル
《参考価格》
○杉丸太価格帯(一般材)
・A材(直) 製材向け 14,000円 (構成比)30%
・B材(曲) 製材・合板向け 11,000円 (構成比)40%
・C材(大曲) 合板・輸出 9,000円 (構成比)20%
・D材(バイオマス) 未利用材証明書付 7,000円 (構成比)10%
○一般材桧丸太価格帯
・A材(直) 製材向け 17,000円 (構成比)30%
・B材(曲) 製材向け・輸出 15,000円 (構成比)40%
・C材(大曲) 合板・輸出 12,000円 (構成比)20%
・D材(バイオマス) 未利用証明書付 7,000円 (構成比)10%
・韓国輸出 桧丸太 2.4m 13,000円~16,000円
《日田市の森林概要》
日田市は北部九州のほぼ中央に位置し、福岡県・熊本県に隣接した地域です。日田市の面積は66,660ha。森林面積は55,299haで、日田市全体で森林率83%になります。森林の76%が人工林で、42,000ha。人工林の樹齢36年生以上が67%あり、28,009haあります。民有林が96%で、国・市・県有林が4%。民有林の蓄積材積は2168万5742立方メートルです。人工林のうち94%は、杉、桧で占めています。
《参考資料》
○2015年九州の港から中国輸出実績
大分港;33,091立方メートル 佐伯港;57,020立方メートル
伊万里港;15,961立方メートル 八代港;56,535立方メートル
会長の時間25 平成29年2月8日(水)
2017年02月08日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
昨年末、統合型リゾート推進法案、いわゆるカジノ法案が国会で成立しました。その功罪は色々と言われましたが、今日はギャンブル依存について話します。これは精神疾患の一つで、診断名はギャンブル障害だそうです。日本には認知症患者より多い200万人の患者がいるそうです。日本には、現在もギャンブルが身近にあり、全世界では、ギャンブルのマシン数は250万台ですが、日本には、パチンコとスロットが500万台あるそうです。パチンコ産業は国民医療費と同規模で30兆円にのぼるそうです。ギャンブル障害の2大特徴は、借金を重ねること、金を工面するために嘘つきになることです。治療ですが、ギャンブル障害をするのを止めるのは、意志の問題ではなく、治療薬もないため、精神科で治療を要し、数年かかるそうですが、自然回復もあるとのことです。
会員卓話 「平和と紛争予防について」 橋本信一郎
2017年02月01日
「平和と紛争予防について」 橋本信一郎会友
平野プログラム委員長から、2月は「平和と紛争予防月間」だから、何か話をしてほしいと電話を頂きました。良く分からない紛争について考えてみるのも良いかぐらいの軽い気持ちで承諾いたしましたが、考えれば考えるほど難しい問題です。
RIのホームページを見てみましたら以下の事例が出ていました。
第5100地区(アメリカ): キプロスに住むイスラム教徒とキリスト教徒の互いへの偏見を解消するためのプログラムを毎年実施。若い世代の人たちが米国で共に生活し、帰国後にそれぞれの地域で平和構築と文化交流を促進。
・アルテンブルグ・ロータリークラブ(ドイツ): 難民が地域社会に馴染めるよう支援。地元のカフェにロータリアン、ローターアクター、弁護士や社会福祉士を含む地域住民が集まって、他国から逃れてきた人たちについて知識を深め、難民が仕事に就けるよう援助活動を実施。
ちょっと考えてみても、小は身の回りのトラブルから、宗教、人種、民族、富めるものと貧しいもの、貧困や餓えなどが、複雑に絡み合って紛争や戦争の原因となります。
NHKの「ダーウィンが来た」や「アニマル・プラネット」などを観ていると、地球上の海の中やジャングル等、ありとあらゆる所で生物が厳しい生存競争をしています。但し、動物は生きるために必要な争いしかしません。しかし、人間は脳が異常に発達したばかりに、欲望が肥大化し、様々な都合の良い理屈をつけるようになり、人間同士の争いが地球上で最も熾烈なものになりました。富を独占したり、被征服民を奴隷化したり、自分の信じるものだけが正しい、優れた自分たちが異教徒を支配するのは当然だ、とも考えるようになりました。
例えば、民主主義の発祥の地といわれるギリシャで、学者アリストテレスは「人間には生まれながらに知性に欠けた人々がおり、そうした人々は『奴隷であることが有益』で『正しい』ことだ」とまで言って奴隷制を擁護しています。ローマ教皇ニコラウス5世は1452年、アフリカの地中海沿岸部を征服したポルトガル王アルフォンソ5世に対して、異教徒を永遠の奴隷にする許可を与えています。人種差別と奴隷化にお墨付きが与えられたのです。
ヨーロッパ人がアフリカ大陸、南北アメリカ大陸、アジアでやってきたことは、例えば、インカ帝国を襲ったピサロらの悪行を、従軍司祭として見たラス・カサスは「この四○年間にキリスト教徒たちの暴虐的で極悪無慙な所業のために男女、子供合わせて1200万人以上の人が残虐非道にも殺されたのは全く確かなことである」と述べています。(ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』)
その波が日本に押し寄せたのが、天文18(1549)年のポルトガルの宣教師フランシスコ=ザビエルの到着でした。ザビエルは、日本を強力なキリスト教国家にしてポルトガルの支配下に置こうとしました。しかし、戦国時代で戦い慣れていた信長や秀吉・家康は、彼らの企みを見抜きました。信長は宣教師たちがキリシタン大名を育てているのを知り、布教を許したのは「我一生の不覚也」と後悔しましたが、鉄砲部隊や鉄製軍艦などで宣教師を威嚇して「日本は征服が可能な国土ではない」と諦めさせました。
ポルトガル人たちは布教のかたわら、日本人奴隷を海外に売り払っていました。秀吉はイエズス会の宣教師ガスパール・コエリョに対し、「何故、ポルトガル人は日本人を奴隷とするのか」と激怒、詰問しています。さらに教宣教師たちが、九州のキリシタン大名を焚きつけて寺社を焼かせているのにも激怒し、ついに宣教師追放令を出しました。日本がフィリピンやメキシコのようにならず、明治まで植民地されなかったのは、信長や秀吉、家康の正しい洞察力と判断のお蔭だといえます。
最近ではヨーロッパにおけるイスラム難民の大量流入による対立があります。イギリスがEUから離脱したのも流入してくる移民の問題がありました。トランプ大統領の不法移民の入国制限も同じ問題だと思います。カナダのトルドー首相は、トランプ大統領の入国制限に関して「信仰に関係なく、迫害やテロ、戦争から逃れた人をカナダは歓迎する、多様性(DIVERSITY)は我国の強みだ」だとツイッターしましたが、このDIVERSITYという言葉こそが、EUに大混乱を引き起こしています。
いくら多様性を掲げても、長い時間を掛けて、歴史や文化、医療制度や社会福祉制度を作り上げてきた元から住んでいる住民は、ニューカマーに自分たちの生存圏(テリトリー)を侵されると恐れと怒りを感じます。多様性の中のギャップ、差が大きければ大きいほどトラブルは大きくなります。人間は自分たちの持つ権利が侵害されると、排除しようとするものなのでしょう。これは生物の性(さが)ですからどうしようもない。理想を言えば、一つ屋根の下に諸民族、緒宗教が仲良く住むのが理想でしょうが、多様性のギャップを埋めるのはなかなか難しい。
とすれば、紛争が起きるのはやむを得ないことを前提として、国連の平和維持活動(PKO)のように可能な限り予防すること、発生しても出来るだけ大事にならないようにすること。難民が出たら、出来るだけ現地で生活や復興の支援をすることなどが、現在、出来うる最善の方法なのではないでしょうか。
また、我々は、まず、個人としても国家としても、独立と自由を失わないようにすることです。まず自分たちが確りした国づくりをして、世界平和に貢献していくことが重要だと考えます。
会長の時間24 平成29年2月1日(水)
2017年02月01日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
先週は雪の話をしましたが、最近の天気予報は気象衛星のおかげで正確になっています。1月24日には、H2Aロケット防衛通信衛星が打ち上げられましたが、昨年の11月2日に気象衛星ひまわり9号が打ち上げられています。気象衛星は、東経140度日本の上空の静止軌道上に配置されています。宇宙ステーションは400km上空ですが、静止衛星は高度36000kmを地球の自転と同じ向きに周回しているため、同じ位置に止まっている事になります。可視光線、赤外線を利用して、雲や海面水温の分布を観測し、上層の風の流れなどの情報を2.5分に1回映像を送ってきています。気象庁は、30分ごとに実画像を公開していて、おかげで仕事やレジャーに大変恩恵を受けています。
会長の時間23 平成29年1月25日(水)
2017年01月25日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
日曜の朝は、一面雪景色でしたが、その前日の日曜は、午前中は雨からみぞれになり、あられが降り、午後は雪が舞いましたが、その中でゴルフをしました。みぞれはみずあられのことで、雨と雪が混じった状態を云い、これと氷雨は同義語です。霰(あられ)は、5㎜以下の氷の塊を云い、一方雹(ひょう)は、季節にかかわらず積乱雲から降る5㎜以上の氷の塊で、中には50㎜以上の大きさのもあるそうです。あられは冬の季語ですが、ひょうは夏の季語となっています。雪は雲から降ってくる氷の結晶で、「ゆ」は神聖なという意味があり「き」は清いという意味があるそうです。雪の多い地方は、雪はやっかいものでしょうが、わたしは、雪が降ったり、積もったりすると童心に返ります。