0年0月0日
会長 新年度方針発表スピーチ
2025年07月11日
【ロータリークラブ会長 新年度方針発表スピーチ】
日田ロータリークラブ会長 小ヶ内聡行
テーマ: つながる − 絆を深め、未来を創る
はじめに
皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
このたび、日田ロータリークラブ第62代会長を拝命いたしました小ヶ内聡行でございます。
このような大役を仰せつかり、身の引き締まる思いと同時に、大きな誇りと責任を感じております。
新しい年度を迎えるにあたり、本年度のクラブ運営のテーマを、
「つながる − 絆を深め、未来を創る」 とさせていただきました。
このテーマには、会員同士、地域社会、そして次世代との“つながり”を大切にし、その絆を通じて、より良い未来を共に築いていこうという強い思いを込めております。
「つながる」という言葉に込めた意味
今、私たちを取り巻く社会は、かつてないスピードで変化し続けています。
AI、デジタル化、グローバル化、少子高齢化など、私たちの暮らしや価値観は日々揺れ動いています。そんな中だからこそ、人と人との「つながり」の価値が、いま改めて問われているのではないでしょうか。
ロータリーは創設以来、「超我の奉仕」を理念に掲げ、地域や国を超えて人と人とをつなげる力を持ってきました。
クラブは、世代や職業、考え方の異なる人たちが集まり、互いに学び、認め合い、支え合う場です。
私たちがまず「つながる」ことで、そのつながりはやがて地域へ、社会へ、そして未来へと広がっていきます。
クラブ内の「つながり」を深める
まず第一に、大切にしたいのは会員同士の絆です。
ロータリー活動の根幹は、信頼と友情にあります。例会や奉仕活動、研修や懇親会などを通じて、顔を合わせ、言葉を交わし、共に汗を流すことで、絆は深まっていきます。
今年度は、例会の質を高めることはもちろん、参加しやすさや交流の活性化を意識したプログラムづくりにも取り組みたいと考えています。
具体的には:
例会の充実 :多様な講師を招いた講演や、会員同士の意見交換の場を設け、学びと交流の機会を増やす。
具体的には、外部講師例会の充実、対話例会の実施、多彩な職場例会の実施。ハイブリッド例会の実施
親睦活動の強化 :家族ぐるみの交流懇親会を通じ、温かい雰囲気を醸成する。
具体的には、夫婦家族の参加しやすい交流親睦会の実施
会員増強と定着 :新しい仲間を迎え、既存会員が長く活動を続けられるよう、フォローアップの仕組みを充実させる。
具体的には、 新入会員研修会の充実、現会員1名紹介キャンペーン
ロータリーの原点である「親睦と奉仕」の力を、もう一度見つめ直していきましょう。
地域との「つながり」を強める
第二に、私たちの活動の基盤である地域社会とのつながりです。
ロータリークラブは、単なる奉仕団体ではなく、「信頼される地域の一員」であるべきです。
私たちの知恵や経験、ネットワークを活かし、地域の課題に共に向き合い、解決の一助となることが求められています。
地域ニーズに応じた奉仕活動 :地域住民や行政と協力し、具体的なプロジェクトを推進する。
具体的には、パトリア周辺の清掃例会、献血活動のさらなる推進
地元企業・団体との協力 :商工会議所や学校、他の奉仕団体と連携し、共に地域を盛り上げる。
具体的には、ライオンズクラブと協力して、共同事業の模索、日田少年少女合唱団への支援(地区補助金の活用)
青少年育成の推進 :インターアクトやローターアクトと協力し、次世代のリーダーを育成する。
具体的には、天領祭り時にポリオ募金&バザー事業の実施、インターアクト事業の共同推進
など、「共に考え、共に動く」ロータリーを目指したいと考えています。
地域の中で、「ロータリーがいてくれてよかった」と思っていただける存在になるために、私たちの“顔が見える”活動を広げていきましょう。
国際社会との「つながり」を広げる
三つ目は、ロータリークラブは、世界的なネットワークを持つ団体です。国際的なつながりを活かし、グローバルな視野での奉仕活動を推進します。
海外姉妹提携ロータリーとの交流 :海外ロータリークラブとの交流を進める。
具体的には、嘉義RCと姉妹提携再調印の実行
ロータリー財団の活用 :補助金を活用し、持続可能な国際支援を展開する。
具体的には、地区補助金&クローバル補助金の活用事業(訪問入浴サービス車両の購入)
世界大会や地区大会への積極参加 :他国のロータリアンとの交流を深め、知見を広げる。
具体的には、大分地区大会&台湾世界大会へ最大限参加要請
など、未来のリーダーたちにロータリーの精神を伝え、次の時代を担うつながりを育てていきたいと考えています。また、クラブ自身の未来のためにも、会員増強と多様性の推進に取り組んでまいります。
国際ロータリーの方向性と私たち
本年度の国際ロータリーの会長、フランチェスコ・アレッツォ氏はテーマとして、
「UNITE FOR GOOD」− よいことのために手を取りあおう-を掲げています。
私たち一人ひとりの小さな力が、つながることで大きな力となり、社会に変化をもたらす――それが、ロータリーの魅力です。
このグローバルな理念と、私たちの地域での活動をつなげることで、より大きなインパクトを生み出していけると信じています。
おわりに
今年度、私は会長として、クラブが「つながりの力で、笑顔と未来を生み出す場 」となるよう尽力してまいります。
しかし、それは私一人では決して実現できません。皆さま一人ひとりのご協力、ご支援があってこそのロータリーです。
「つながる」ことは、時に面倒で、手間もかかるものです。
しかしその先にしか、深い信頼や、感動や、変化は生まれません。
どうか今年一年、皆さまのお力をお借りしながら、
共に「つながり」を育み、「絆」を深め、「未来」を創ってまいりましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
会長の時間02
2025年07月09日
「キャッシュ・フロー経営 ― 黒字倒産を防ぐ“お金の見える化”」
日田ロータリークラブ会長 小ヶ内聡行
皆さま、こんにちは。昨今の経営の情勢は、COST高、人手不足、AIの普及とか経営の質が問われることが多くなったと考えます。
そこで本日は、経営に関するテーマとして「キャッシュ・フロー経営」について、私自身の経験や日頃の考えも交えながらお話ししたいと思います。
経営者であれば誰もが意識している「利益」。
しかし、実際には「利益が出ているのにお金が足りない」「黒字なのに倒産してしまった」という話を聞いたことがある方も多いと思います。
その原因こそが、「キャッシュ・フロー」、つまりお金の流れを見落としていることです。
利益とキャッシュは違う
例えば、ある会社が100万円の売上をあげて、30万円の利益が出たとしましょう。帳簿上は黒字です。
しかし、この売上が掛け取引、つまり「まだ回収できていない」ものであれば、実際の入金は翌月か、もっと先。一方で、仕入れや人件費、家賃、税金の支払いは待ってくれません。このギャップが続くと、会社の通帳にはお金が残らず、“黒字倒産”という現実が起こるのです。
キャッシュ・フローを見る視点とは?
キャッシュ・フローとは、「お金の出入り」そのものです。
日々の経営では、以下の3つの視点で見ることが大切です。
営業キャッシュフロー:本業の商売でどれだけ現金を稼いでいるか
投資キャッシュフロー:設備投資など将来のために使ったお金
財務キャッシュフロー:借入や返済、配当などの資金の動き
つまり、「売上」や「利益」だけでなく、お金が“いつ、どこから、いくら入り”、そして“いつ、どこに、いくら出ていくのか”を可視化することが、健全な経営には欠かせません。
キャッシュ・フロー経営がもたらす安心
私がキャッシュ・フローの重要性を痛感したのは、ある取引先のことで、もう数十年前の話なのですが、その会社には売上の4割近くを占めていた取引先があり、しかも掛け取引。常にこの取引先だけに頼っていては、いけないので、幅広い取引先と取引するようにと話をしてきたのですが、なかなかほかの優良企業を見つけることができずにいたら、その取引先が突然の回収不能で、帳簿上は黒字だったはずが、実際には数ヶ月で資金が底をつきそうになったのです。
そこから、私は「利益」ではなく、「現金残高と今後の出入り」を徹底的に管理するようにしました。すると、少々売上が下がっても、「何とかなる」と冷静に判断できるようになった。経営の“見える化”が、安心につながるという実感を持ちました。
中小企業にこそキャッシュ・フロー思考を
特に中小企業は、銀行の支援や資金調達の選択肢が限られがちです。
だからこそ、キャッシュの動きをリアルタイムで把握し、早めに打ち手を講じることが不可欠です。最近では、クラウド会計ソフトや資金繰り表の自動作成ツールも普及しています。紙と電卓と従来の決算書では見えなかった“未来のお金の姿”が、今は見えるようになってきています。
まとめ:お金は血液、流れを止めてはいけない
最後に、キャッシュは会社にとっての「血液」です。
利益がいくら出ていても、血が止まれば体は動きません。
だから私は、こう考えています:
「経営とは、キャッシュを絶やさず循環させる技術である」
ロータリーの活動もまた、長く継続するためには、健全な会計と資金の流れが必要です。皆さまの事業も、そしてこのクラブの活動も、キャッシュ・フロー経営の視点で、より安定し、より強くなっていくことを願っております。
そして最後に、次回の会長の時間のお知らせです。週報を見てください。下のほうに次回の会長の時間のお知らせを載せるようにしました。
次回は「祇園祭りに見る伝統と地域のつながり」、京都の祇園と日田祇園の話をやります。乞うご期待を。本日はご清聴ありがとうございました。
会長の時間01
2025年07月02日
ロータリー会長卓話:「就任のご挨拶と自己紹介」
日田ロータリークラブ会長 小ヶ内聡行
皆さま、こんにちは。
このたび日田ロータリークラブの会長を拝命いたしました、小ヶ内聡行です。どうぞよろしくお願いいたします。
まず初めに、このような歴史あるクラブの会長という大役を仰せつかり、身の引き締まる思いでおります。私自身、ロータリー歴は19年1か月となりましたが、まだまだ学ぶべきことが多くありますので、皆さまのお力をお借りしながら、精一杯努めてまいりたいと考えます。
少しだけ自己紹介をさせていただきます。
私は現在、中本町で税理士業、オガウチ濱田税理士法人を営んでおります。
今存在する、日田玖珠の税理士事務所では一番古い事務所で、私の父が、私が生まれた年に開業したので今年で66年目を迎えました。「お客様の経営の役に立つ、事務所を目指します」をモットーにお客様の会計、税務、経営を観させていただいております。中津市にパートナー事務所も持っております。また仕事柄、いろいろな企業の監査役を引き受けさせていただき、日田市の代表監査委員も昨年から3期目に入りました。また日田商工会議所や日田玖珠法人会の会員もさせていただいております。
今現在、家族は妻と娘2人で、同居している家族は妻と愛犬8匹とにぎやかに暮らしております。朝は5時くらいから、夕方、今頃は5時半くらいから、妻と手分けして犬の散歩をしております。ダイエット効果もばっちりです。
そして趣味は、結構ありまして子供のころから音楽鑑賞が大好きで、バンド活動も中一の頃からやっております。現在、膳所バンドとTKC九州会バンドというのにも入り、楽しくやっております。また大学時代には東京でプロの劇団に入り、役者として芝居活動もやっておりました。ここら辺の趣味の話は、これから1年ある会長の時間で少しずつお話をしたいと思います。また健康的趣味といえば、ジョギング、出張に行ったら必ず走ります。そして現在、ストレッチに凝っていまして、毎日小1時間くらいやっております。それから趣味といえるかはわかりませんが夕日鑑賞が好きで、地元三隈川や出張先や旅行先で鑑賞するように心掛けております。
ロータリーに入会に最初に声をかけてくださったのが、サンホテルを経営されていた故財津正彦さんでした。当時、私は日田の青年会議所の理事長をしていた時期でした。丁重にお断りをいたしましてその後、入会したのは2006年、平成18年できっかけは佐竹会友からのお声がけでした。
最初は奉仕の意味も、会の奥深さも正直よくわかっていなかったのですが、例会や奉仕活動を通じて、多くのことを学ばせていただきました。
特に1昨年、地区幹事の経験で多くの気づきを与えていただきました。多くの友も得ることができました。私のロータリー活動の支えとなっています。
この一年、私が大切にしたいテーマは「つながる」—絆を深め、未来を創る—です。運営方針の説明はこの後、会長卓話でお話しします。会員の皆さま一人ひとりが、笑顔でこのクラブに集い、学び、地域に何かを還元できる、そんな一年になればと願っております。
どうか一年間、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
7月の例会
2025年06月25日
・7月2日(水) 午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン 新年度例会 小ヶ内会長新年度運営方針発表 理事会
・7月9日(水)午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン クラブ協議会 各委員長活動方針発表
・7月16日(水)午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン クラブフォーラム 会員増強について
・7月23日(水)休会 祝日週のため
・7月30日(水)午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン 会員卓話 危機管理委員会
会長卓話 1年を振り返って
2025年06月25日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
振り返りますと、まずは理事の方々にお礼を申し上げます。つたない私についてきていただきありがとうございました。もちろん各委員長になって頂いた方々にもお礼申し上げますとともに会員の皆さん、そして事務局の春口さんにも感謝申し上げます。私のわがままでいろいろと変革の年でしたからご迷惑をおかけしたと思います。チャレンジしたことで少しは日田ロータリークラブが良いほうに変わったこともあったと思っていただければありがたいです。それから会員の皆さんにお願いですが、短い時間で構いませんので事務局にお顔出しをよろしくお願いします。事務局の春口さんともコミュニケーションが大事です。事務局にお顔を出せば美味しいコーヒーが飲めるかもしれません。よろしくお願いします。
さて上半期については12月の例会時にお話ししましたので、今年1月からの下半期からお話ししたいと思います。
1月は新年の抱負を巳年の会友に語って頂きました。皆さんの抱負には感銘を受けましたが、会友の中に9名も巳年生まれの方がいたのは驚きました。職業奉仕賞は日田保護区保護司会さんに受賞していただき良かったです。なかなか日の当たらない場所でのボランティアなので会友の皆さんに少しでも活動内容をご理解していただき、良かったと思います。あらためて保護司の方々の活動には頭が下がる思いでした。18日には梅川壱ノ介新春舞踏会に出席してきました。日田ロータリークラブ会長としての来賓招待でしたからお顔出ししてきました。日田市長をはじめ県議会議員、市議会議長、教育長など20名くらいの来賓でした。ほとんどがお年寄りの観客でしたが、2時間半楽しませてもらいました。最初に来賓紹介がありますから、欠席の場合は連絡をしておいたほうが良いと思います。お名前を呼ばれても来られていない方が2名程いました。欠席の方は欠席ですと呼ばれます。ご連絡を忘れない様にお願いします。日田市ラグビースクールさんには地区補助金を使ってテントや備品などを購入してお渡ししました。日田ラグビー協会会長の興津久豊さんと副会長の松野忠さんに来ていただき現状のお話を聴きました。地区補助金を申請した1年前では子供さんが10名程度で、その後5名まで減少して存続の危機を向かえていましたが、例会に来られた時には会員数が40名に増えていました。おかげで指導者の方が足らなくなったと話されていました。毎年保育園等で出前ラグビー教室をしていたことが実を結んだと思います。これからもラグビー人口が増えることを祈っています。それから例年にない2回目のパスト会長会議を行いました。やや難航した会長デジグネートも無事決まり良かったです。危機管理委員会を発足して膳所パストガバナーに卓話をしてもらいました。ちょうどフジテレビの中井問題やTBSの生島問題などタイムリーな事案が発生して他人事ではない問題として聴きましたが、青少年対応の危機回避行動が「飲まない」「触らない」「しゃべらない」の3つの対応が私のキャッチフレーズの「飲めない」「口説けない」「触れない」と被っていたのが嬉しかったです。私の危機管理意識は万全です。また過去例でも挙げていただきましたがハラスメントにはいつ加害者になるかわからないので細心の注意をすることが大事ですね。もちろん被害者にもならない様に考えなければなりませんが。
2月の最初の例会での国際奉仕委員会の出前セミナーでは大分出張のため小ヶ内会長エレクトにお願いしました。グローバル補助金の活用方法の考え方を指導されたと聞いております。また次年度のグローバル補助金を使って「訪問入浴車」の購入を計画していると聞いています。是非、事業が成功に終わることを期待しています。インターアクト活動報告は藤蔭高校のインターアクトクラブより顧問の梶原一成先生と部長の廣瀬心結さん、副部長の井上黎乙さん、書記の木下千尋さんにおいでいただき卓話をしてもらいました。日田ロータリークラブの活動がきっかけでミャンマーに支援物資を送る活動を行ったり、地区大会での募金活動で能登半島災害支援協力やペットボトル蓋回収でのポリオワクチン支援活動、青年会議所との献血活動、千年明かりの点火ボランティアなど多くの奉仕活動を報告していただきました。3年生が3名、1年生が4名とクラブ人数は少ないのですが、しっかりとした奉仕活動が出来ていると思います。3クラブ合同例会では楽しいひとときを過ごさせていただきました。2次会にもたくさんの方が出席していただき交流を深めていただきました。今後、3クラブ合同の事業が出来ると良いですね。23日にはフードバンクを社会福祉協議会さん、日田ライオンズさん、日田中央ロータリークラブさん、日田青年会議所さんと一緒に日田市総合福祉センターウエルピアで行いました。石松雅彰会友も商品協力していただきました。私は玄米30Kgを持参しました。米の価格高騰も問題ですがフードバンク自体の周知も含めてやり方の検討をすべきだと思います。今回の品物を持参された方は全部で10名くらいしかいなかったと思います。27日は藤蔭高校インターアクトクラブのお別れ例会に石松雅彰インターアクト委員長、宮崎隆生委員と共に出席してきました。前回例会で卓話をしてもらった3名の3年生が卒業ということで激励の言葉も添えてお話をしてきました。未来は看護師、医療事務、保育士と進む道は違いますが、これからも奉仕活動に従事される思いは変わらないと思います。インターアクトクラブでの経験を活かし頑張ってもらいたいです。最後に顧問の梶原先生から卒業する生徒さんに「長い人生、他人と比較するのではなく、過去の自分と比較しなさい」と先生自身の体験を踏まえて贈る言葉を渡していました。卒業する生徒さんからも先生や後輩に対して思いのこもった色紙を贈っていました。とても良いお別れ例会でした。
3月はリタプラスの藤川靖治社長に来ていただき卓話をお願いしました。森、太陽、土、火、川の5つのキーワードで活動している企業で会社の立ち上げから未来の構想まで話してもらいました。環境問題では筑後川流域からアマゾン川までグローバルな視点で考えられていて驚かされました。また米山奨学生のメイ・モー・サツさんが最後の例会でご挨拶をしていただきました。長いような短いような1年間でしたが、メイさんが最初にあった時より自然と笑顔が良く出るようになったと思います。クラブよりバナーと花束を用意しました。サポートをしていただいた膳所和彦米山奨学記念委員長を中心に山本友紀会友、斎藤秀晟会友には感謝申し上げます。喜寿祝も橋本信一郎会友、草野義輔会友、笹倉順会友の3名へお渡しでき良かったです。まだまだ長きに渡り一緒にロータリーの奉仕活動を頑張ってもらいたいものです。創立記念例会では平野法好会友に卓話をしてもらいました。ロータリークラブとの出会いは藤蔭高校のインターアクトクラブの指導教官を務めたことのつながりが始まりと伺いました。当時は2720地区も大分、熊本、宮崎、鹿児島の4県であり、インターアクトクラブのメンバーも30名程の会員数で、地区でも人数が多いクラブで年次大会もスクールバスや夜行列車で行っていたそうです。年末には岩田屋前や日田駅で街頭募金を2~3日行って、1日で20万円以上集まった話をお聴きすると当時の様子や時代背景がよくわかりました。また戦略計画委員会として小ヶ内委員長より3か年計画を発表してもらいました。ビジョン声明と4つの優先事項が含まれた手続き要覧に基づき計画されています。私的にはロータリーに目標数値化はあまり好まないのですが、ロータリーの方針なので頑張って数値をクリアできるように努力したいと思います。
4月は石井博基会友の「少子高齢化」の卓話で始まりました。日田市の高齢化率は36.5%で超高齢化社会になっているし、少子化も進んでいるので、未来の日田市が、いや日本が心配になってきました。ロータリーもこの問題に真剣に取り組むことも大事になってきています。さて久しぶりに屋外で花見例会を功能整形外科病院の隣にある本町第2公園で行いました。天気も良くて桜の花も満開の楽しい例会になりました。頓宮正敏親睦活動委員長が捌いていただいた鯛の刺身も素晴らしい盛り付けと味で場を盛り上げていただき、楽しい例会になりました。10日には膳所パストガバナーに国際ロータリー第3407地区嘉義玉山ロータリークラブさんに義援金を持参してもらいました。とても喜ばれたようで良かったです。20日の日曜日には例会日を変えて大分第1分区のIMを日田で行いました。例会日の移動で例会を含めてアプロディール紙音で行いました。講師に野崎恭子さんをお迎えして「ロータリーのあるある相談室」を題材に「知らないようで知ってる 知ってるようで知らないロータリーの友」の講演と鼎談を行いました。ロータリーの友のRIの地球儀マークの所を読まないと購読義務を満たしたことにならないことや日本語の文章訳もロータリーの日本語訳者の方よりもチャットGPTの方が読みやすいことなど面白い内容で時間が経つのを忘れるくらいでした。またロータリーの依頼された時の返事で「はいかイエスか喜んでの他に次いで“待ってました”」の言葉があるのをこの時に知りました。10日は膳所副ガバナー夫妻が次年度グローバル補助金の支援クラブを台北西南クラブにお願いしてきました。その時に嘉義玉山ロータリークラブに地震の義援金をお渡ししてもらいました。23日には同じく国際ロータリー第3407地区嘉義玉山ロータリークラブ創立26周年記念式典に私の代理として佐竹国際奉仕委員長に出席していただきました。盛大な歓迎をうけたそうで、来期の再調印に向けて弾みがついたのではないかと思います。また25~26日の熊本での地区大会も盛大で会員20名程の熊本りんどうロータリークラブから輩出された三村ガバナーの晴れ舞台でした。内容もよく企画されていたと思います。まさか最後の方にクラブ紹介があるとは思っていませんでしたので少し戸惑いましたが、無事に日田中央ロータリークラブ50周年記念式典のご案内や次年度の大分での地区大会のご案内もできて良かったです。29日、昭和の日の祝日に熊本で国際ロータリー第3501地区とのグローバル補助金交流会に膳所パストガバナー並びに頓宮会友夫妻と出席してきました。地区大会が終わった直後でしたから疲れていましたし、また夜の会合でしたので1泊してきました。本当にとても良い日本と台湾のロータリークラブメンバーのグローバル補助金に関する交流報告会が出来ました。来期の訪問入浴車事業もできるものと期待しています。
5月は10日に中津中央ロータリークラブ創立50周年記念式典があり、膳所パストガバナー、武内ガバナー補佐、小ヶ内会長エレクト、高嶋幹事と共に出席してきました。市内の高校生によるバンド演奏に始まり、豊後高田市の太鼓演奏などの歓待を受けて和やかに式典が終わりました。何かと今期は中津方面のクラブさんとはつながりが薄い1年でしたが次年度はもっと親密になれることを期待しています。17日には国際ソロプチミスト日田認証45周年記念講演会があり、私が日田市管工事協同組合の第51期定時総会と重なったので、中西会友と事務局の春口さんに行ってもらいました。講演内容もメンタルクリニックあいりす院長の吉田敬子先生が「子どもを理解し育ちを支える」という講演テーマで不登校や引きこもり、虐めなどの悩みを抱えて苦しんでいる子どもたちを理解し、援助するための専門的なアプローチの仕方など身近な問題について話されたそうで、とてもおもしろい話だったそうで私も聞きたかったです。それから恒例の献血例会の日程を変えて行いました。いつもは6月の日田中央ロータリークラブさんの翌日に行っていましたので、なかなか採血数が伸びずに厳しい結果でした。今回は天気が悪く雨でしたが、結果として目標90件に対して94件の採血が出来て良かったです。また来期も同じように開催できると採血数が期待できます。25日の川開き観光祭の日に日田市陸上競技場で日田ラグビースクールの大会があり、吉野青少年委員長と出席してきました。現在日田の生徒さんは30名程で中津、浮羽、別府など他地区から多くのちびっこラガーマンが来られて、試合を通じて楽しく交流をされていました。もちろん今年の1月に寄贈した備品を活用していただき、運営をされていましたことをご報告します。26日にはロータリークラブとライオンズクラブの会長・幹事交流会をしました。駅前の鳥市に10名のメンバーが集まり、懇談形式で行いました。ライオンズの杉野ガバナーとロータリー膳所ガバナー時代にお互い一緒に事業が出来ないかと言われてそのままになってきていました。私の年度ではできませんでしたが、ライオンズクラブさんもその気持ちは変わらないようで、お互いに次年度へ申し送りをしましょうということになりました。良い協同事業が計画されることを祈念します。職場例会では昭和学園高等学校さんに久しぶりにお世話になりました。会友の草野理事長に校舎の新築に至る経緯から設計コンセプトなど詳しく話していただき、最後には校舎と体育館をつなぐ渡り廊下の視察までしてもらいありがとうございました。会員には藤蔭高校の理事長の佐藤彬会友もいますので、次回はお願いしたいですね。
6月はロータリークラブとは関係ありませんが公益社団法人日田玖珠法人会の日田支部長兼会長に任命されました。一難去ってまた一難になりました。合わせて日田警察署協議会会長職にも就任しましたので益々変なことはできなくなりました。クラブ協議会では各委員長さんに報告を前期と同じく報告をしていただきました。目標となる事業をほとんどの委員会が終えられありがとうございました。本当に1年間お疲れさまでした。野球観戦例会はみずほPayPayドームで楽しいひとときを過ごしました。子供さんも参加していただき喜んだと思います。巨人対ソフトバンクの交流戦で巨人が7対3で勝ち、巨人フアンの私としては気持ちの良い試合でした。ソフトバンクファンの方には残念でしたが、勝負は時の運と言います。私たちの応援風景も大画面に映り、楽しく観戦が出来て良かったです。また先週は年度末家族親睦会で吉富今日子会友の津軽三味線の演奏や豪華景品など盛りだくさんな内容で楽しませていただきました。今月が親睦月間とはいえ最後の6月は親睦主体の事業が多くなり、普通の例会が出来ずに申し訳ありませんでした。でも私らしくて良かったと思います。実際、今年度は昨年の60周年記念や地区大会の疲れを癒す年度にしたい思いがあり、親睦活動委員長に頓宮会友を指名したのもそこに目的がありました。予算を集中して使う予定でしたが、予算組みの時点で円安もあり、なかなか思うようにできませんでしたが、頓宮委員長にいろいろと助けてもらいました。最後までお世話になりました。21日には任期最後のご奉公で斎藤秀晟会友と一緒に大分県西部保健所主催の6.26ヤング街頭キャンペーンに昭和学園高校や藤蔭高校の生徒さんを含む15団体で参加してきました。ザ・ビッグ日田店の前で1時間ほど薬物撲滅のチラシ配りをしましたが、日田市内でも若者の間で大麻などの薬物が横行している現状が多いとは思いませんでした。しっかりと薬物撲滅啓発活動を継続していかなければならないと考えます。上半期報告で言い忘れていましたが、昨年の12月に日田中央ロータリークラブさんと一緒に事務局のパソコンを新しく購入して、古いパソコンはローターアクトクラブ専用にしました。活用していただければ幸いです。それからロータリークラブはもともと仕事を通じて始まった会合なので、会員より自社の伝えたいことなど発信できる場を作ることが大事だと思います。過去にロータリーは奉仕の場なので個人や法人のアピールの場ではないと言われて、席に案内パンフや申込用紙などを置くことが出来ず口頭でのお願いになっていたと思います。SNSで出欠確認とは別に会員のアピール専門サイトを作成して、なんでも発信できるようにしたいと思います。小ヶ内年度で早速公開できるようになればと思います。
結びにこの1年間、私と共にロータリークラブ活動をしていただいた会友の皆さん全員に感謝申し上げ、日田ロータリークラブの会長職を辞したいと思います。ありがとうございました。そしていよいよ小ヶ内年度が来週から始まります。私もまだ理事の一員としてがんばりますので、またよろしくお願いします。以上、長々とお話ししましたが、私の「1年間を振り返って」の報告を終わります。高嶋幹事共々本当に1年間ありがとうございました。
会長の時間41
2025年06月25日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
とうとう最後の「会長の時間」が来ました。なんやかんやで41回目の会長の時間です。(笑)自然と笑みがこぼれてきます。この1年は短かったようで私にとってはとても長い1年でした。過去にのほほんとロータリー活動をしてきた私でしたが、ここ2年ほど少しは頑張ったかなと思います。当初の「戒驕戒躁」の思いのような運営はできませんでしたが、周りの方々に助けられて何とか無事に終わることが出来そうです。まだまだ決算報告まで日数がありますが、しっかりと勤め上げたいと思います。
それから残念ながら今期限りで退会される方が3名います。退会届順にお名前を言いますと退会されるのは高橋進太郎さん、井上太香美さん、井上百合さんです。3人とも日田ロータリークラブにとってなくてはならない方たちばかりですが、いろいろとご事情があり本当に残念です。高橋進太郎さんは、日田の地区大会でも司会を担当されたように他のいろんな会でも司会を頼まれるほど司会と言えば高橋進太郎と言われる会友さんでした。井上太香美さんは日田クラブでは珍しく幹事を2回経験したことがあるパスト会長でした。井上百合さんは数少ない女性会員でロータリーの友に特集が組まれたほどの頑張り屋さんの会友でした。皆さん、長きに渡り日田ロータリークラブでの奉仕活動大変お疲れさまというしかありませんが、ここにご報告申し上げます。後程、ご挨拶をしていただきます。
これで来期の小ヶ内年度にお渡しする会員数が今期は1名増の3名減となり合計人数が50名になります。でも7月以降に新入会員の予定者がいますのでよろしくお願いします。
また、あとで私の「一年を振り返って」のお話をする時間がありますので、これで会長の時間を終わります。
会長の時間40
2025年06月18日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は年度末家族親睦会です。先週は野球観戦でした。6月は親睦月間なので楽しい例会が多いです。きちんとした場所ではなく外に出た例会ですので、規定の報告ができなかったり、会長の時間もしっかりと話せなかったりと申し訳ありませんでしたが、親睦月間ということでお許しを願いたいです。今日は亀山亭ホテルさんで親睦活動委員会の企画で楽しい時間を過ごしたいと思います。よろしくお願い致します。
ここからは例会の会長の時間で話していない報告になります。
先々週6月4日のロータリークラブの理事会後に公益社団法人日田玖珠法人会の総会があることを会長の時間でお話ししましたが、役員改選で私が日田玖珠法人会の日田支部長兼3支部の会長に任命されました。前会長の田中建設社長の田中常雄さんが75歳になり、法人会の定年退職となり私に要職が回ってきました。任期は1期2年ですが過去の例を見ると、会長をされた方が法人会定年の75歳までして次世代に交代するようになっていまして、基本は70歳前後から会長職に就任されて75歳までの任期を全うするというのが通例でした。私が現在65歳なので法人会の定年まですると10年間の期間になります。
前回、田中建設の田中常雄社長に法人会会長職を無理にお願いした経緯がありますので、今回は固辞できないと思いお引き受けしましたが2期4年間までというお願いはしました。こういう役職は長くやるものではなく、任期の期間や次の選任者を決めて行うほうが目標も立てやすいですし、次の会長候補に誰を指名しても現役として相談にも乗りやすい環境が出来るからです。状況によっては3期となる可能性もありますが、最高に長くやってもここまでだと思います。私の次の会長予定者はもう決めてあります。
やっと日田ロータリークラブの会長職が終わると思っていた矢先にまたまた重責を担うことになりました。70歳まで頑張ります。日田ロータリークラブのなかで公益社団法人日田玖珠法人会のご関係の方々は宜しくお願い致します。また日田玖珠法人会に入っていない方がロータリークラブのメンバーの中におられましたなら年会費がなんと5000円です。是非入会をお願いしたいと思います。日田税務署さんともお近づきになれますし、日田、玖珠、九重支部合わせて875社の会員がいますので、仕事に関して少しはメリットがあるかもしれません。入会希望がある方は私に言っていただければ申込書をお持ちいたします。よろしくお願いします。
会長の時間39
2025年06月11日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
野球観戦例会です。今回は親睦活動委員長の頓宮さんに企画していただきました。巨人対ソフトバンクの好カードゲームです。昨年はソフトバンクも巨人もリーグ優勝したのに日本一になれませんでした。今年にかける日本一の思いは両者とも並々ならぬものがあると思います。私は昔から巨人ファンです。巨人、大鵬、卵焼き時代です。日田ロータリークラブにもジャイアンツ愛の方が数名います。もちろんソフトバンク愛にあふれる方もおられると思います。巨人は開幕戦より素晴らしいスタートダッシュでしたが、途中伸び悩んで苦しみ抜きながらの公式戦から交流戦では2勝4敗の現11位です。山崎伊織投手がなんと開幕36イニング無失点記録を達成して、調子の上がらない戸郷翔征投手の穴埋めはしましたが、岡本和真選手の怪我で主砲がいなく得点圏打率が下がっています。かたやソフトバンクは少し出遅れましたが実力はあるチームなので、少しずつ順位が上がってきています。こちらも主力選手の怪我により若手中心で頑張っています。交流戦は5勝2敗の現1位です。こういった両者ですからおもしろい試合が期待できます。
最近は大谷翔平さんや他の日本人選手効果でメジャーリーグの方がTVニュースで取り上げられていますが私は日本のベースボールもおもしろいと思います。今日はロータリーメンバーのご家族皆様と共に楽しみたいと思います。
会長の時間38
2025年06月04日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
会長の時間も今回を含めてあと4回になりました。ここまでくるともう時事ネタしかないようです。あと少し頑張ります。
本日はクラブ協議会です。もう次年度の委員会が始まっているところもあると思います。今年度の反省と次年度の引き継ぎで大変だとは思いますが、今回もまた委員長さん自身に発表してもらいます。まだ事業が残っている委員会もありますが、概ね完了していますので安心の報告となると思います。よろしくお願いいたします。
さて今の時期どこでも総会の役員改選で大変でしょう。私は今期5月17日の日田市管工事協同組合の総会で理事長職を引くことになりました。懇親会ではサプライズの離任式もあり嬉しかったです。組合は正会員19社、準組合員9社で成り立っており、職員数も13名となり運営も良くなってきました。初代が私の父の江藤平市氏で1962年4月から1986年3月までの24年間、2代目が不二水道の園田剛氏で1986年4月から2001年3月までの15年間、3代目が中央設備の井手重敏氏で2001年4月から2005年3月までの4年間、そのあとを私が2005年4月から2025年3月までの20年間理事長職に就きました。
実は私が理事長を受けたとき、管工事組合は会館建設費の返済や組合員の後継者不足などの廃業に対する出資金返済の借り入れなどで大赤字でした。周りの理事の皆さんや職員の方たちと共に協力し合い少しずつ事業を増やしていき返済を頑張ったおかげで、今期は年間売上も8500万円台で利益も税引き前で420万円程になり、ここ5年間は黒字経営になりました。出資金もいざというときには返金できるように定期預金額を満額積み立てすることも出来ました。
後は市役所との民間委託内容をさらに拡大するだけです。もちろん公共工事発注の増額もお願いしなければなりません。組合役員も若返りをしてこれからの組合運営を考えていかなくてはなりません。そこで私も10期20年間に渡り理事長職を務めて年齢も66歳になるので、次の第5代理事長を不二水道の園田匠社長にお願いしました。あと1期は理事として新しい理事長を支える予定ですが、その後は会社の代表者(社長)と変わる予定です。新理事長には将来の組合運営を考えた人員配置や組合員の存続など大変だと思いますが、業界の発展に尽力してもらうように期待しています。私より6歳若いので新しい考えで組合を引っ張ってくれると思います。新しい理事長が決まって、これで少しは肩の荷が下りたような気がします。
そして日田電気工事業協同組合の理事長は千原電気工業の梶原義一社長が3月に再任されたので2人同級生同士で仲良くやっていけるのではないかと思っています。これからも電管合わせて日田市のライフラインをしっかりと守って頂きたいです。
また本日は15時からここマリエール・オークパインで公益社団法人日田玖珠法人会の総会があります。こちらも役員の改選がある予定です。会長の田中常雄さんが定年なので新しい会長の選任があります。このままロータリークラブの理事会終了後に出席する予定です。忙しい1日になりそうです。
6月の例会
2025年05月28日
・6月4日(水) 午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン クラブ協議会 委員長発表 理事会
・6月11日(水)午後3時20分集合 野球観戦例会
・6月18日(水)午後6時30分 日田市の亀山亭ホテル 年度末家族例会
・6月25日(水)午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン 最終例会 会長卓話
会長の時間37
2025年05月28日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今期2回目の職場例会です。昭和学園高等学校に来ました。本校の理事長である草野義輔会友のはからいとはいえ勉学の忙しい中にロータリークラブの為に時間を割いていただきありがとうございました。
昭和学園高等学校は今年、吹奏楽部の生徒さんが2年連続で九州大会予選を完破し、神奈川県民ホールで行われたマーチィングステージ全国大会に出場されました。その時のクラウドファンディングプロジェクトに私も少しでしたが参加させていただきました。大会では楽しんでいただけたようで良かったです。また昨年5月インスタグラムに投稿された吹奏楽部の練習に夢中でなかなか帰らない生徒さんたちに帰宅を促すため、吹奏楽部の顧問がリコーダーで「蛍の光」を演奏する様子を収めたユニークな動画が990万回を超える再生回数を記録しました。その後また顧問がアレンジした「蛍の光 GO HOME編」も1250万回の再生回数を突破して、一躍注目を集めたそうです。気になる方はSNSでご覧ください。
他の部活も盛んで頑張っておられるようですが、本業の勉学も素晴らしい学び方をされているようです。設置学科も普通科、調理科、福祉科、看護学科とあり、学科内専門コースもあります。調理科では保護者試食会を開いたり、農産物の鳥獣害対策の一環で、県西部振興局や林業団体でつくる大分西部流域林業活性化センターが主催の鹿や猪の地元産のジビエ(野生鳥獣肉)を使った料理教室を開き、フードコーディネーターの原田京子さんの指導でひき肉のグラタンや、スライス肉の生姜焼き風、鹿すね肉のさんしょうみそ煮込み、韓国おにぎりのキンパなどを作ったりされています。看護学科では避難所でのコミュニケションの必要性を学ぶ特別授業を受けたり、咸宜公民館で年末一人暮らし高齢者のための餅つきを開催し、いろんな活動を通して勉学以外にも地域貢献をしています。
また日田税務署が開いた税金の公正な負担について学ぶ教室でのグループディスカッションを行い、題材も壊れた橋の修理費を近くにある4軒の家が負担するというもので、それぞれの所得や橋の使用頻度に応じてどう負担すれば公平になるかなどいろんな意見を交わし考えるような面白い教育の学び方をされています。ほかに選挙をテーマにした模擬選挙で選挙の制度や大切さを学ぶ出前セミナーや防災講演会など生活に役立つ体験を経験されています。ひとのしあわせを考える学校というキャッチフレーズを掲げている昭和学園高校はただ知識を教える場だけでなく、個々の幸せを大切にし、それを育む環境を提供することを目指し、生徒さん一人一人が自分の可能性を見出し自ら考え、心豊かな人生を歩むためのサポートをされている素晴らしい学校だと思います。これからも昭和学園高等学校のさらなる発展並びに授業のさらなる進歩を期待して会長の時間を終わります。
会長の時間36
2025年05月21日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
献血例会です。松本社会奉仕委委員長から毎年恒例の6月の献血では日田中央ロータリークラブさんの翌日になるのでなかなか採血が集まらないとのこと。それで月を変えたい要望があり、3月はライオンズクラブさん、4月は青年会議所さんが決まっていたので5月になりました。せっかく行うのでたくさん血液が集まったほうが良いと思い従来の6月から変えてみました。結果は後で集計され報告があると思います。昨年より良い結果だと確信しています。よろしくお願いします。
5月の例会
2025年05月14日
・5月7日(水) 休会(祝日週のため)
・5月14日(水)午後12時30分 日田市のマリエールオークパイン 会員卓話 地区大会報告 武内ガバナー補佐・高嶋幹事
・5月20日(水)9時45分〜 各所にて 献血例会
・5月28日(水)午後12時30分 日田市の昭和学園高等学校 職場例会 職業奉仕委員会
会長の時間35
2025年05月14日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
熊本の国際ロータリー第2720地区地区大会では皆さんお疲れさまでした。詳しい話は幹事の高嶋圭一郎会友から報告があります。また同じく先月行われた国際ロータリー第2720地区大分第1分区のIMについては武内ガバナー補佐から報告があると思います。ですから私は4月29日の昭和の日に熊本であった国際ロータリー第3501地区とのグローバル補助金交流会のことをお話します。
これは前年度に申請したグローバル補助金が使用できずに保留になっていたものを今年度に移行して図書館の改修建設費用に使用したものです。それの報告会みたいなものでした。当日は3501地区ガバナー周玉庭さんをはじめグローバル補助金提唱クラブ代表の方々14名が参加され、2720地区側からは三村ガバナーをはじめ永田パストガバナー、大森パストガバナー、膳所パストガバナー、藤田ガバナーエレクト、延岡ノミニー、芳崎デジグネートにロータリー財団のメンバーと大分県側からは湯布院RCさん、JAPAN O.K.RECさんと日田RCの3クラブ、熊本県側からは玉名RCさん、水俣RCさん、熊本東南RCさん、八代東さんの4クラブの34名が出席され、全員合わせて48名のメンバーで和やかに報告会が行われました。日田からは頓宮ご夫妻も出席されていました。場所も熊本城傍の城見櫓という食事処で1万円の会費制で行われました。
地区ロータリー財団副部門長・彌冨照皇さんの司会で国際ロータリー第3501地区の周玉庭ガバナー挨拶から始まり、プレゼント交換、両地区クラブメンバー紹介、両地区間協力交流報告を出会いから研修会、そして案件の紹介・現況報告がありました。案件には玉名RCと竹南千禧RCとの訪問入浴車案、JAPAN O.K.RECと竹南千禧RCとの卓蘭白内障予防案、日田RCと苗栗RCとの象鼻識字教育案、湯布院RCと中壢大同RCとの高義-義盛小学案、水俣RCと新竹東區RCとの後龍藻礁の生態案など5つの事例が発表されました。
その後、協力交流の将来の展望、相互の利益と共成長と話が進み、屋上での全員の記念写真の後、会場へ戻り、三村ガバナーの乾杯の音頭で宴会が始まりました。後は数少ない通訳の方を交えての各テーブルの懇談になりました。私はお酒をたくさんいただいたので、1次会で終わらせていただきました。まだどうなるか決まっていませんが、来期に日田クラブと台北西南クラブで訪問入浴車の事業を計画中です。よい事業が出来ると良いですね。
それでは地区大会報告やIMの報告があると思いますので、これで会長の時間を終わります。
会長の時間34
2025年04月26日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
4月10日に膳所副ガバナーご夫妻が次期のグローバル補助金申請のため、支援クラブとして日田中央ロータリークラブさんと姉妹提携クラブである台北西南クラブさんにお願いする機会があり、その時一緒に嘉義玉山ロータリークラブさんに地震の義援金をお渡ししてもらいました。また4月23~25日にかけて嘉義玉山ロータリークラブさんの創立26周年記念式典に佐竹国際奉仕委員長をはじめ5名の方に出席してもらいました。私は地区大会と重なったため同席できませんでしたが、無事に楽しく交流できたとのことでありがとうございました。来期の9月には再調印が控えてあります。この時は日田に来られるので、皆でお迎えしたいと思います。
さて通常例会に替えて熊本市民会館での地区大会に出席しました。日田クラブから28名の登録です。会場につくと昨年の日田であった地区大会のこと思い出しました。普段は表舞台の所ばかりに目が行きますが、昨年経験した私はやはり裏方に目が行きます。大会会場はもちろんのこと会場外で働いている皆さんも全員で大会を支えて頑張っておられました。私は25日の16時からあるガバナー補佐・会長・幹事会議に出席するためにバスには乗らず武内ガバナー補佐、小ヶ内会長エレクト、高嶋幹事と同行して先に熊本市民会館の会場入りしました。無事に信任状を提出し、公益財団法人結核予防会理事長・尾身茂さんの地区指導者セミナーでの公演を受けてホテル日航熊本である希望交流会に出席してきました。
1980年代の曲で皆さんスウィングして踊っていました。とても楽しい交流会でした。翌日の国際ロータリー第2720地区、地区大会の本会議では公益財団法人ロータリー日本財団理事長・千玄室さんの記念講演「自然共生 ロータリー」から青少年交換学生の記念フォーラム「異文化の目から見たNIPPON」など素晴らしい企画で楽しむことが出来ました。良い地区大会だったと思います。来年度は大分で開催です。ガバナーも先日の日田で行われたIMにも来ていただいた大分中央RCの藤田千克由会友なので応援したいと思います。
会長の時間33
2025年04月20日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は国際ロータリー第2720地区大分第1分区のIMのために例会日と会場を変更して行います。
講師にはロータリーの友編集長の野崎恭子さんに来ていただいています。会場も武内ガバナー補佐にお願いして紙音にしてもらいました。ケーキと紅茶でのティパーティーみたいな形式でとても楽しい講演会になると期待しています。
講師の野崎さんですが、ロータリークラブの会員ではありません。ロータリーの友編集者の中でロータリアンは所長のみだそうです。これは2023年のロータリーの友9月号の対談の記事より仕入れた内容ですが、事務所は東京都港区芝公園にあり、制作を担っている編集部は野崎さんを入れて6名、クラブからの注文や発送の対応などをしている管理部が3名、それに所長他、合わせて11名が働いています。男女比率は4:7で女性が多い職場だそうです。基本的には編集部で取材、編集、デザイン、レイアウト、印刷所へのデータ入稿まで、全て行っているそうです。管理部は注文の受け付け、発送や経理に関することを担当して全国に2000以上のロータリークラブへ請求書を出す時期などは大変忙しいみたいです。
広告も募集中だそうで、掲載には会員、非会員は問わず広告媒体資料もあるので問い合わせすれば対応してもらえます。全国のロータリアンが手に取る雑誌なので広告宣伝効果はすごくあると思います。ちなみに掲載金額は書いてありませんでした。後はIMの中の質疑応答でお聴きください。例会後にはIMの受付等の準備がありますのでここらで会長の時間を終わります。
会長の時間32
2025年04月09日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は花見例会です。頓宮親睦活動委員長の企画で功能整形外科さんの隣の本町第2公園に場所を移動しての例会になりました。担当委員長の日ごろの行いが良かったのか、天気が良くて桜の花は満開で、気温も暖かく良きお花見日和です。久しぶりに外で宴会をします。今日は皆で楽しいお酒を酌み交わしたいと思います。
会長の時間31
2025年04月02日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
今月は環境月間ですが、少子高齢化について石井博基会友からお話ししていただきます。これも社会問題の重要な要因のひとつです。卓話よろしくお願いします。
さて4月は入学や就職、転勤などで環境が変わる時期です。今年の新入社員は「新紙幣タイプ」と呼ばれているそうです。ITを使いこなし、最新の技術を屈して創られた新紙幣みたいというところからつけられたそうです。また入社式も今年は「おもてなし入社式」でJALは大谷翔平さんのお祝い動画や伊藤忠商事ではゆずが歌っていました。私の息子の大輔も一昨日、就職で東京に行ってしまいました。配属地は名古屋ですが、入社式とそのまま社員研修が東京であるので1週間ほど滞在するようです。これからはなかなか会えないと思うとやはり寂しいですね。今までは福岡にいて、いつも一緒にいたわけではないのですが、距離的に近くいつでも会える状態でしたからそんなに心配したことはありませんでした。今度は家から遠くに出て行ってしまうと何かあってもすぐにいけないし、また息子もあまり実家には帰ってこないのかなと思っています。環境が変わりますが新たな場所で新しい仲間と共に輝いてもらえるようになれば嬉しいです。まだ娘が福岡にいるのでそんなに寂しくはないかもしれません。娘まで遠くに出ていくとなるとすごく寂しくなると思います。奥さんと2人の生活が大丈夫かなと思ってしまいますね。まあその時になったら考えますが…。
ところで最近、眼がすごく悪くなってきました。前から白内障は両目とも悪いのですが、さらに右目の方は物が歪んで見えるように黄紋上膜も悪いそうです。いよいよ手術をしないといけない状態になってきました。眼が悪いと本が読みづらくなります。ゴルフの打った球も見にくいようになりました。そのせいか読書もゴルフもそんなに楽しくはなくなってきました。
その代わりTVはよく観ます。観ながらというよりは聴きながらで、いつの間にか寝てしまっています。年を重ねるとなんでも億劫になってくるのでしょうね。TVを横になって観ていると寝てしまうので、椅子に座っての映画鑑賞をしました。映画館に行く時間の余裕が無いのでTVで観るネットフリックスやプライムビデオなどではなく、昔から購入していたDVDでの映画観賞です。昔からDVDはコツコツと集めていたのですが、観る場所も先程のようなTVで観るのではなくて全然活用していなかった両親の部屋を改造して作ったシアタールームの大画面で観ました。やはり画面が大きいと迫力が違います。
最近観たのが2005年上映で真田広之さん主演の「僕らはみんな生きている」です。内容は大手建設会社の営業マンが東南アジアのある共和国に橋梁の入札のプレゼンで1週間の出張を命じられ、行った先でクーデターが起こり他の会社の日本人営業マンと協力し合って日本への脱出を試みるというもので、ある意味シリアスでコメディタッチの楽しい映画です。戦場の中でスーツを着た日本人営業マンが毎回、パスポートを挙げて「私は日本のサラリーマンです」と現地の言葉で叫びながら窮地の中を渡っていたのが面白かったです。また仲間を助けるためにゲリラ相手に商品を売り込むなどあの当時の日本人の商魂精神をみた気がしました。もう24時間戦えるビジネスマンの時代は終わったのかもしれません。今の世の中だとあまり笑えないですね。今回は取り留めのない話になってしまいましたが、たまには昔の映画を観て当時の思い出に浸ってみるのもいいですね。
4月の例会
2025年03月26日
・4月2日(水) 午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田 会員卓話 母子の健康について 石井博基会友
・4月9日(水)午後6時30分 花見例会
・4月16日(水)休会(20日に振替)
・4月20日(日) 日田市のアプロディール紙音 12時〜13時 例会・14時〜16時 IM
・4月23日(水)休会(地区大会振替)
・4月25日(金)〜26日(土) 地区大会(熊本市)
・4月30日(水)休会(祝日週のため)
会長の時間30
2025年03月26日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は戦略計画委員会の小ヶ内委員長からお話ししてもらいます。この戦略計画とは3ヶ年ごとの計画でロータリークラブとして毎年各項目に対して目標数値を決めてそれに向かい努力をしなければなりません。ノルマ的でこういったやり方は仕事以外では私個人としてはあまり好きではありませんし、奉仕活動にも目標数値がいるのかは大いに疑問が残るところです。詳しくは小ヶ内委員長からご報告があります。
さて、今回は少し建設業の人件費などのお話をします。石破茂首相が2月4日の閣僚懇談会で近年の賃金上昇の情勢を踏まえ、公共工事設計労務単価を引き上げるように中野洋昌国土交通省相に指示をしたそうです。2024年度の全国・全職種平均の単価は前年度比5.9%増の23,600円で伸び率は過去10年間で最も高くなりました。元々個人負担に必要な法定福利費相当額や生産性向上のための費用に加え、時間外労働の罰則付き上限規制適用に対応するための費用も反映されて早急に新単価を見直す予定とのこと。やはり建設業の若年層の入職が減少し、建設現場での人手は特に技能、人材で不足感が強く、外国人労働者の受け入れも多くなり資材の高騰も加えると建物の価格がますます高騰していくのは目に見えています。
そうこうしていたら2月19日の建設新聞で国土交通省が3月から適応する公共工事設計労務単価の全国全職種平均単価を前年度比6%増の24,852円としました。ちなみに配管工費は前年度19.6%増の24,400円、電工費は前年度20.1%増の24,500円です。民間工事もまたこの単価の波及に取り組むことを明確化したので近く価格転嫁の円滑化など賃上げの原資を建設業者が確保できる環境を整えるようになると思われます。
ただこれは全国平均単価なので、私が思っているのは各都道府県の労務単価を作るのではなくて、職種で統一した労務単価を作るべきだと前から言っていました。毎年、各県で前年度の工事よりピックアップして労務単価を提出させて平均を決める行為は工事業者にも負担がかかりますし、官庁自体も時間と経費が掛かります。同一労働同一賃金は正社員と被雇用者との賃金格差の是正を言っていますが、仕事についても同じだと思います。大分県の国会議員の先生にもお話をして国交省に働きかけのお願いをしましたが、ダメでした。大分県管工事連合会の会長代理として九州地方整備局の会合にも出て訴えてみましたが、馬耳東風でした。行政側の金額はどのレベルにするのかの問いには、一番高い東京に合わせるべき、アップ率は春闘の経団連比率にすべき、これだけでも各都道府県での調査はいらなくなるし、各都道府県の差は経費の格差のみで補えると思っています。
九地整から霞が関へ提案してくださいとお願いしましたが、毎回担当者が変わり前回の質問回答などできない担当者ばかりで、私がやかましく3年間同じ質問していましたら会合への出禁を食らってしまいました。お役所仕事はこんなもんです。前例を変えたがらない人材が多いです。まず経費は別として労務単価の地域格差を無くさないとこれからの建設業に携わる人材はいなくなると思っています。
また話は変わりますが、こうしたことの関連の話です。40~50代の持ち家率も急低下しているらしく、5年に1回実施される総務省の土地・統計調査では、持ち家率が最新の2023年で40代58%、50代65.5%で30年前に比べて10ポイント低下しているそうです。要因は就職氷河期世代で年収増加率もほかの世代より低く住宅購入の大きな動機でもある結婚や出産の機会が訪れなかった人も多いのが考えられます。そのうえアベノミクスが本格化した2013年頃から住宅価格が高騰。さらに物価高が追い打ちをかけ、統計的に持ち家のない2人以上の世帯に購入の意向を聞いたところ2023年には40~50代は将来にわたり取得する考えはないという人が43%と多くなっている状態です。この状態が続くとどうなるか、将来的には年金では住居費を工面できず、生活に困窮する人が急増しかねない様になり、持ち家はローンを完済すれば、高齢者の住居負担は抑えられるが、賃貸の家賃負担は終わらないので、生活保護に頼らざるを得ない人が一気に膨らむリスクが高くなると思います。
話を戻しますが、建設業で働く外国人が2024年10月時点の調べでは前年度の同じ月と比べ22.7%増の177,902人となり、過去最高を更新し、技能実習生が107,229人となったそうです。国籍別ではベトナムが69,995人、インドネシアが36,615人、ミャンマーが続いて8,758人となっています。私の会社もベトナムの方が1人就業しています。技能実習生ではなくて技能を取得して来たので期間延長が可能です。まだ1年は経ちませんが真面目でしっかりと勤めています。運転免許証を持たないので4月末から5月連休を含めて合宿をして免許取得を目指すそうです。外国人の就労者が増えて、これから日本人の若者が建設業界で働かなくなるとこれからの建設業界の未来が心配です。総務省が発表した2024年度労働力調査によると建設業の就業者数は前年と比べて60,000人減の4,770,000人で2019年から毎年数万人単位で減少しているそうです。建設業の労働人口を確保するためにはどうするべきかを真剣に考えないと建設業の未来はなくなるのではないかと思います。労務費から話がどんどん離れていきましたが。まだ話は続きます。でもこういう話は長くなり終わらないので、また機会を見つけてゆっくりお話ししたいと思います。