年次総会開催
2023年11月22日石松会長年度の決算報告、監査報告がされました。また、今年度の予算執行状況報告がされた後、会長指名委員会を開催。会長ノミニーに小ヶ内会友、会長ノミニーデジグネートに松本会友が指名承認され、小ヶ内会友があいさつをしました。
石松会長年度の決算報告、監査報告がされました。また、今年度の予算執行状況報告がされた後、会長指名委員会を開催。会長ノミニーに小ヶ内会友、会長ノミニーデジグネートに松本会友が指名承認され、小ヶ内会友があいさつをしました。
新入会員卓話 宮﨑陽治会友
現在私は、家業でありますの天領住宅と、日田市議会議員の職を仰せつかり、大着にも二束のわらじをはかせて頂いております。
本日は、現在2期目となりました議会活動について少しお話をさせていただきます。今年の6月議会の一般質問で取り上げさせていただきました「日田市における人口減少問題」についてです。
人口減少の問題点は、労働力の減少、経済規模の縮小、併せて高齢化も進めば、年金、医療、介護の問題も深刻化していくと一般的には言われています。もちろん子育て支援はやるべきであるが、出生数を増やす少子化対策をなぜやらないのかと質問を致しました。
H26年10月から令和4年9月までの日田市の人口推計を見てみます。出生数については、年々減少しているのと、特に注目すべきはR2年10月からR4年9月までの減り方が大きくなっていることです。このように出生数が減り続けている中で、日田市の子育て支援に関する予算は、令和5年度当初予算で、概ね30憶程度で推移しております。
次に、大分県内における市町村別の合計特殊出生率です。合計特殊出生率とは、一人の女性が一生涯で出産する子どもの数で、日田市では5年平均で、1.92人と県内3位、市単位では1位となっています。
現在の子育て世代の方々頑張っているという結果になっています。
そして、有配偶率と未婚率そして、初婚の平均年齢の推移についてです。有配偶率は年々低下して、未婚率は上昇しております。初婚の平均年齢は男女共に約30歳となっております。日田市の子育て世帯の女性の方は平均2人の子どもを出産していて、有配偶率は低下し未婚率は上昇、初婚の平均年齢は30歳と我々の時代から比べれば晩婚化している事がわかります。
これらの事から私なりに少子化の原因を大きくとらえて若者の未婚化と晩婚化にあるのではないかと考えました。婚姻数を増やし、初婚年齢を引き下げる事が出来れば、少子化は改善していくのではないか、そこに手当をする事が重要ではないかと思います。日田市では
子育て支援の施策は実施していますが、若者の婚姻数を増やす、また出生数を上げることに繋がるような施策は現在見当たらないのが現状です。現在はライフスタイルも多様化し、昔に比べ、必ずしも結婚に重きを置くという考え方も希薄となっている時代の変化もあります。しかしながら、今は、30年間初任給を初めとして賃金も上がらず、物価高騰も続き、国民負担率も上がり続けています。ハローワーク調べでは、日田市の平均所得は約273万円です。実質賃金は18か月連続で下がり続けています。このような現状では、結婚適齢期を迎えた若者は、経済的な不安から結婚にメリットを見出せず、未婚、晩婚化し、少子化が進んでいる主な要因ではないかと思います。日田市における第2期基本計画における重点施策として人口減少問題を掲げている以上、なにを置いてもこの少子化対策に取組むべきであるという事を申し上げました。少子化の要因は様々あると思われますが、つまるところ、私は、少子化対策には、国の投資や支援が期待できない中では、やはり経済対策、日田市の総生産を上げる事であると考えますが、皆様はどう考えますでしょうか。これからもこの少子化問題につきましては、しっかりと取組んで参る所存でございます。
日田税務署署長 宮原雅史様
消費税の概要
~基本的な仕組み~
生産・製造業者は、 製品を卸売業者に販売し、税込の売上55,000円を受取り、 そのうちの消費税5,000円を国に納付します。次に、卸売業者は、仕入れた商品を小売業者に販売し、税込の売上77,000円を受け取ります。そのうち7,000円が消費税ですが、仕入れの際に製造業者に対して消費税5,000円を支払っています。 そのため、7,000円から5,000円を差し引いた2,000円を国に納付します。
~インボイス制度について~
インボイス制度は、複数税率下において適正な課税を確保する観点から令和5年10月1日に開始した、仕入税額控除の方式です。そして、この「インボイス」とは、売手が買手に対し、正確な適用税率や消費税額を伝えるための手段として機能するもので、登録番号のほか、一定の事項が記載された請求書や納品書をいいます。
仕入税額控除の適用を受けるためには、一定の要件を満たす必要があります。インボイス制度が開始した令和5年10月以降は、一定の事項が記載された帳簿と、先ほど説明したインボイスの保存が仕入税額控除の要件となります。インボイス制度の開始により、この保存すべき請求書が「インボイス」 に変わるということがポイントになります。
国税庁のホームページに 「インボイス制度特設サイト」 を設けております。 特設サイトでは、 1 オンライン説明会といった説明会の開催案内、 2インボイス制度について解説した動画(国税庁動画チャンネル)、3インボイス制度に関する取扱通達やQ&Aなどを掲載しています。
国税庁インターネット番組 「Web-TAX-TV」では、これ以外にも番組を配信しています。またYouTube 「国税庁動画チャンネル」 でも配信していますので、是非ご覧ください。
☆是非とも、ご利用願います」
~キャッシュレス納付~
ダイレクト納付とは、あらかじめ預貯金口座情報を記載した利用届出書を税務署又 は金融機関に提出することで、 e-Taxを利用して電子申告をした後に、簡単な操作で口座振替ができる納付方法です。
このダイレクト納付を利用すれば、申告から納税までの一連の手続が、e-Tax上ですべて完結できるようになります。また、税理士の方が納税者の方に代わって納付手続を行うことも可能になります。毎月、源泉所得税を納めている方 (源泉徴収義務者) や消費税の中間分を納めている法人の方など、納付の機会が多い方におススメです。
振替納税とは、個人の方が、あらかじめ預貯金口座情報を記載した振替依頼書を税務署又は金融機関に提出することで、決まった期日に自動で口座引落しを行う納付方法です。毎年の確定申告で所得税や消費税を納めている個人の方におすすめです。
税に関する詳細は国税庁ホームページをぜひご活用ください。
元戦闘機パイロットの永田氏に、戦闘機操縦、台湾有事の話などを卓話していただきました。
織田実行委員長と藤原総務委員長から説明の後、各担当委員会から説明がありました。詳細は例会時配布の資料参照。
当日サプライズで歌う予定の「朋友」の動画を鑑賞し、北郷会長が見本にと熱唱しました。
佐藤親一郎会友と山本友紀会友の卓話です。
雑誌委員会 井上太香美委員長
今月は「ロータリーの友」月間で、雑誌委員会委員長の井上がこの時間を務めます。皆さんは毎月送られてくる「ロータリーの友」を読んでいるでしょうか。
残念ながら私は委員長になるまで、精読をしたことはありませんでした。
改めて読んでみますと、これが大変面白いのです。本日皆さんの手元に本が届いていますので、それを見ながら記事をご紹介いたします。
まず、縦組みの部分からご紹介します。最初は各地のクラブの事業で行われた講演会の記事が掲載されます。今月は発達障害の子供の特性
が書かれています。次のページはこの人訪ねてのコーナーで、各地のユニークなロータリアンを紹介しています。
内容は近隣の話題から国際的な話題まで豊富に掲載されていますので、じっくりと読んでください。
佐藤彬会友
昨年度石松会長年度6月入会しました藤蔭高校の佐藤です。
ロータリーの祖父の代からロータリアンで父が初盆の時に勧誘に来られました。
推薦人の諌山会友・武内会友は母の同級生、 武内さんの息子さんは同級生と縁がいろいろあります。
ちょうど今日、 甲子園の決勝戦が行われます。対戦校は仙台育英高校と慶応高校で、仙台育英は当校が甲子園初出場した時の対戦校です。 当時から強豪で現在も一線におり素晴らしい野球部です。 縁のある学校なので、今回甲子園での裏話をしたいと思います。
当校の初出場は 1990年第72回大会、 その後選抜、 2018 年2019年と出場 第72回大会では選手宣誓を引き当て開会式で宣誓した原キャプテンが 、28 年後にその原さんが監督してまた甲子園に出場、今度は開幕戦を引き当てました。
100回記念大会なので皇太子殿下が開会式と開幕戦を観戦されました。 対戦相手は石川星稜高校、偶然にも始球式は松井秀喜選手でした。会場は星稜ムード一色になっていて、松井さんが「うちばかりに注目が集まり申し訳ない」と謝ってきてとてもナイスガイだったと聞きました。 ちなみに 72回大会には星稜も出ており、 松井は一年生でした。開会式では選手宣誓を聞いており、 28年経ってまたおなじグラウンドに立つという偶然、 その時愛工大名電のイチローもいたました。試合は圧倒的な差があり 4-9 で負けましたが、当時2年生だった奥川君から4点奪いました。奥川君は次の年に準優勝しますが高校時代ほとんど点を取られていない怪物投手で、高校時代に4点以上奪ったのは履正社と当校だけでした。 第100回大会は大阪桐蔭さんが優勝、藤蔭が最初に負け桐蔭が最後まで残る綺麗なオチがついたと思います。 大阪桐蔭の西谷監督とはトイレで隣になりましたが、 体調が悪いとか言っていました。 出場校には様々な制限がかかります。 平等にするため、期間中全校指定の宿に宿泊します。大分県はホテルアイボリーです。練習場所・時間も指定され制限されます。最初塩対応でしたが、 準備していた日田のお菓子を渡したら態度が変わり、さすが関西人と思いました。 甲子園では、最初 「大分にも藤蔭があるんだ」 とか言われていましたが、 試合後観客から「また来いよ」 と声をもらいました。 次の年は「また来たな」と言われ関西人はノリがいいです。
甲子園は見ている以上に凄かったです。皆さんに迷惑をかけたり大変ではありますがまた行けるように 頑張りたいと思います。
桒野浩一郎会友
自分のロータリークラブへの入会書類には趣味の欄に読書と書いております。
先週の卓話でメンタルヘルスのお話がありましたが、よく考えてみると自分にとっての読書とは趣味ではなく、どちらかというと心のバランスをとるための精神安定剤のようなものであると思います。子供の頃から辛いことや嫌なことがあると本を読んで、登場人物に感情移入しその世界の中へ自己逃避して自分の心の平安を保っていました。
そういう理由で今でもストレスの多い日常の生活の中で、読書を続ける生活を送っております。本日は過去によんだ本の中から皆さんに、原田マハ著作の(美しき愚かものたちのタブロー)についてお話しさせていただきます。
この本は国立西洋美術館設立における松方コレクションの寄贈返還から美術館の建設。松方コレクションの成り立ちについて書かれております。重要な4名の登場人物のうち1人が首相 吉田茂、もう1人が松方コレクションの名前の由来である 松方幸次郎です。本の中の吉田首相の「縁(えにし)とゆうものかな」というセリフがありますが、縁とゆう言葉で言えば、松方幸次郎とこの日田市とは縁があります。ご存じの方がほとんどかと思いますが、松方幸次郎の父親が初代日田県知事の松方正義になります、日田県知事の時に起こった福岡藩による太政官札贋造事件を中央政府に報告しその縁で大久保利通の計らいで東京の明治新政府に呼ばれることとなります、その後、大蔵大臣、日本銀行の設立、金本位制の導入、総理大臣を第一次、第二次と行うなど、明治の元勲、近代日本の礎として生き抜き国葬で生涯を終えます。その松方正義の3男であった幸次郎も鹿児島から東京に居を移し、エール大学、ソルボンヌ大学を卒業しその後、神戸 川崎造船所の社長となり第一次世界大戦の造船景気によって莫大な資産を得ます。当時の貨幣で3000円 現在の貨幣価値に換算すると300億円のお金で集められたのが松方コレクションです。その後、松方コレクションは数奇な運命をたどることになります。第二次世界大戦前に国内に持ち込まれたものは川崎造船所の経営破綻(海軍との関係で破産は回避)のため国内で売り建てられその一部が現在アーティゾン美術館(旧 石橋文化財団、美術館)大原美術館等に収蔵されております。ロンドンの倉庫に保管されていたものは火災により焼失します。フランス(ロダン美術館の倉庫)に保管されていたものがナチスからの略奪を逃れ、第二次世界大戦後発見されたものが紆余曲折の末に寄贈返還され国立西洋美術館の設立の礎となりました。しかしながら全てが寄贈返還された訳ではなく、戦勝国フランスの宝としてフランスに18点あまりの作品が留め置かれました。また、美術館の建設もフランス政府からの要請で行われました。設計をル コルビジェが行い、3名の弟子の日本人建築家が協力して完成しました。国立西洋美術館は、ル コルビュジェによる日本国内唯一の建築物であり世界中に点在するコルビュジェ設計の建築物と共に現在、世界遺産に登録されております。日本に返還されずにフランスに留め置かれた名画の代わりにフランス人建築家 ル ・コルビジェの国内唯一の建築物が世界遺産に登録され、最新の耐震補強を施されて松方コレクションを守っているということ、これも吉田茂首相がおっしゃった、縁(えにし)と言えるかもしれません。
メンタルヘルスについて
元奥村病院看護師
園田洋一さん
会員増強セミナー
佐土原護部門長(熊本江南RC)
宮田忠美地区委員(杵築RC)
和田信地区委員(中津RC)
石井宏幸会友
皆様、こんにちは。この様な機会を与えて頂き、ありがとうございます。
私は、社会福祉法人平成会 特別養護老人ホーム花月園 副園長の石井と言います。
こういった機会がロータリーに入会してから2回目になりますが、不慣れな分、聞き苦しい点もあるかと思います。宜しくお願い致します。
話す内容としては、まずは日本の社会にとっても避けて通れない高齢者問題の日田市の現状についてお話させて頂きます。それから簡単に花月園の紹介をさせて頂きます。そして、私が思う弊社の課題とこれまでの取り組みを報告し終わりにしたいと考えています。
これは令和5年5月時点の情報になります。日田市の現状は、総人口が61,408人で世帯数は27,477世帯となります。人口は日田市の場合1年間に約1,000人減少していると聞いています。世帯数はほぼ10年以上変わらないのですが世帯構造が変化し、家族世帯であったのが2人暮らしや一人暮らしと変化しています。高齢化率が36%を超えています。年間生まれる子供の数は1日1.3人に対し亡くなる人の数は1日2.6人と倍になっており、少子高齢化の進行を表しております。日田市は県外からの移住支援制度を取り入れて大分県内でも移住者は1位を占めているようですが、それでも毎年人口は減ってきています。
つぎに日田市の今後の人口ですが、青色が0~14歳までの子供の数、黄色が15歳~64歳までの若い人の数、赤色が65歳~74歳の前期高齢者の数、緑色が75歳以上の後期高齢者の数になります。青の囲みが2025年団塊世代の(70歳)が後期高齢者の(75歳)に入り高齢者人口が一番多くなると言われています。見ていただくとわかるように今後子供や若い人が減り高齢者人口はだいたい20,000人規模での移動をしていきます。地域での担い手や民間や産業を支える人が今後どんどん少なくなる事が予測されます。
この様に各地で高齢者問題が進んでいきますと社会的な課題も増えます。人口減少に伴い日田市の中でも色々な問題が出てきています。高齢者においては認知症や病気の方が増えており、独居・2人暮らしの増加や医療に関して高齢者が増えていくことで看取りの場所がない事にもつながり、私たち高齢者施設でも介護労働者不足は目にみえて深刻な状況となっております。また新しい福祉用語でダブルケア(育児と介護を抱える世帯)や8050問題・7040問題と言われる80歳・70歳の親と50歳・40歳の息子や娘で働いていない親の年金での生活をしている世帯等日田市でも当たり前に増えているのが現状となります。令和2年からコロナが広がる中で一番浮き上がった課題は日田市では所得が少ない生活に困窮している人が大きな問題となっています。それは国の生活困窮支援制度で日田市社会福祉協議会にお金を借りにきた金額は約1億円と言われています。これはコロナでというより元々生活困窮が日田市では多い事が浮かびあがったという事になります。
これからの高齢者支援に特に今後高齢者を支える為には、社会の制度の充実と合わせて社会保障を維持していく社会のシステムが益々必要となってきます。これからは民間業者や団体等が高齢者支援の協力が必要な時代となっていき色々な関係者が支える仕組みが必要となってきます。
政哉会友
皆様こんにちは。九電ネクスト日田営業所の菅と申します。今月より、ロータリークラブに参加させていただいております。まだ入会したばかりの自分が卓話ということで大変恐縮しておりますが、同時にこのような機会をいただき感謝申し上げます。
何を話せば良いか悩みましたが、何でも良いということでしたので、まずは私自身を知ってもらうために自己紹介を中心に、そして近年発生しております災害時の対応について経験して感じたことをお話させていただき、最後に少しだけ会社の紹介が出来ればと思っています。
お手元に会社のパンフレットをお配りしていますが、時間のある時にでも見ていただければ幸いです。
私の出身は大分市で、市内の高校を卒業後、九州電力に入社して29年目、今年で48歳になります。
入社して11回目の転勤ということで、今月単身で大分から日田に参りました。
家族構成は、妻と子供が2人、長男は今年就職して県内を離れ愛知県に行っております。長女は中学3年生で高校受験に向けて勉強中?といったところです。
私は小学生の頃は、泳ぐことが大好きだったのでスイミングスクールに通っていました。おかげで体力はついたかなと思っていますが、中学からは卓球を始めました。最初は、当時人気の高かったテニス部に入部しようとしたのですが、全校生徒が1,000人を超えるマンモス校でしたので、入部した同級生だけで40~50人、テニスコートは一面しかない中でテニスどころか先輩のボール拾いしか出来ない状況だったので諦め、仲の良い友人が卓球部に入るということで見学に行ったところ、実は県内の強豪校で顧問の先生からは明日丸刈りにして来なさいと言われ、動機も少々後ろ向きな面もありましたけど、その流れで入部して卓球を始めました。
卓球部に入部してからは卓球づけの日々で、高校も卓球の強い学校に進学し、試合前は合宿であったり県外遠征にも行ってました。練習は体育館ではなく、部室の上の2階に専用の卓球場がありまして、いつでも何時までも練習できる環境であったため、現在では考えられませんが夜遅い時間まで練習していました。ただ、体育館ではないので天井が低いこともあり、夏の暑いときは40℃くらいの蒸し風呂状態の過酷な状況で練習したことが印象に残っています。おかげで九州大会や全国大会に出場することが出来ましたし、最後の県総体では団体で優勝することは叶いませんでしたが、ダブルスで優勝し県代表としてインターハイに出場することが出来ました。
3年の時はキャプテンもさせていただいて、チームをまとめる難しさやメンバーを引っ張っていくことの大変さを学びましたが、その経験は会社生活において少しは活かすことが出来ているかなと思っています。
九州電力に入社後も、勤務した地域のチームに所属し、県体にも出場しておりましたが、35歳で卓球はやめまして、現在はやっておりません。おかげで体重も大幅にアップして、ダイエットしないといけない状況でございます。
先程申し上げたとおり、今回11回目の転勤で日田に参りましたが、日田の勤務は3回目ということもあり、地理もある程度ありますし、勝手ながら親しみをもっています。
先日は、商工会議所からお話いただいて、伝統ある日田祇園山鉾曳山行事に参加し、大変
貴重な体験をさせてもらいました。また、少しでもお役に立てればという思いで、今回の大雨
で被災した小野地区の災害ボランティアにも参加したところです。
今後も様々な活動を通じて、微力ではございますが地域に貢献出来ればと思っております。
話は変わりますが、災害時の対応について私が経験して感じたことを少しお話させていただ
きます。
当然ですが、九電ですので今回のような大雨・台風・地震などの非常災害時は出社し、一秒でも早く電気というライフラインをお届けするよう一丸となって取組みます。
特に、日田の勤務で思い出されるのは豪雨災害です。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
私が、前回日田で勤務した際は6年前の九州北部豪雨の時です。今月の大雨も勿論ですが、やはり現場の悲惨な光景が強烈に残っています。土砂崩れや川がせきとめられて浸水するなど、それは皆様もご承知のことだと思います。
また、3年前の7月豪雨の際は、天瀬町であったり、三隈川も氾濫するなど大きな被害があったかと思います。安全には最善の注意を払って十分留意して行動しますが、それでもなお、命が危険にさらされるケースがあります。
また、私個人としても、3年前の豪雨の時は高校の同級生を亡くしました。由布市挟間町に住んでいた友人ですが、小さい川(支流)に車ごと流されてしまい、残念ながら1週間後に遺体で発見されました。
最近は、数十年に一度、経験したことのない大雨・災害になる恐れというアナウンスを何度も聞かれると思います。災害の度に様々な対策工事をしますが、それでもなお、想定を上回る自然の猛威をみせつけられ、毎回圧倒されます。当たり前のことですが、自治体や報道される情報を確認し、早めの行動、避難することが重要ですし、慣れから来る油断が最も怖いことだと思いますので、一つしかない命、自分の身は自分で守るということで行動していきましょう。
弊社も、自治体や自衛隊との連携、地域の皆様への情報提供などに努め、早期に電気をお届け出来るよう取組みしていきます。
お手元の資料を簡単に紹介させていただきます。昨年、会社の組織見直しがありまして、九州電力から一部業務を受託し、九電ネクスト株式会社が発足しました。玉川町にある事務所の1階も九電ネクスト日田営業所に名称変更しておりまして、私もそこに所属しております。2階は技術系の九州電力送配電と、九電送配サービスがあり、建屋に3社が存在している状況で、わかりにくいとの申し出もいただきますが、非常災害などの対応においては、これまでと変わらず九電グループ一体となって対応します。今回、メールによる停電時の情報提供サービスを導入しておりますので、チラシも配付しております。よろしければご登録いただき、ご活用いただければと思います。また、電気のことで何か不明な点がございましたら私にご連絡いただければと思います。
最後になりますが、ロータリークラブのことは、まだわからないことばかりの若輩者ではございますが、出来る限り参加させていただいて、様々な経験や勉強をさせていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。
新年度クラブ運営方針 令和5年7月5日
会長方針 「 温 故 前 進 」
2023年~2024年度RI会長であるゴードンR.マッキナリー氏は、「Create hope ㏌ the world 世界に希望を生み出そう 」 と云う会長テーマを発表されました。
世界中で、紛争、コロナ感染、環境問題で傷ついた多くの人々に救いの手を差し伸べ、希望を与えられるような行動をロータリーが率先して行いましょうと述べられています。
2720地区膳所和彦ガバナーは、3年ぶりのリアル開催となった米国フロリダ州オーランドでの国際協議会(2023年1月8日~12日)に参加されました。
当初ガバナー方針は、「ロータリーは学び舎であり、遊び場である」とされていましたが、国際協議会でのマッキナリー氏の講演に感銘を受け、「そして今、ロータリーアクションは世界を変える」をガバナー方針に追加されました。
ロータリーがこれまで取り組んできた業績や経験を継続させるだけでなく、行動することの大切さを痛感したとのことでした。
このようなRI会長テーマやガバナー方針に沿って、今年度の会長方針を「温故前進」としました。
今年度は、日田ロータリークラブ創立60年の歴史で、初めてのガバナーを輩出する記念すべき年になります。
10月には60周年の記念行事があり、また来年の5月には、膳所ガバナー年度の地区大会が、日田の地で開催される慶賀の1年でもあります。
ガバナー輩出クラブとしての責任の重さを感じ、この1年を節目に、これからも日田ロータリークラブの歩みが、前進するよう祈念いたします。
「具体的な取り組み」
会員増強、60周年60人を目指します。 女性会員を複数名、獲得する。
ポリオ撲滅キャンペーンへの積極的な参加。
メンタルヘルスへの理解を深める。
地元のマスコミを通じ、ロータリー活動のPRを継続して取り組む。
満足度アンケートの結果を活かし、例会のあり方などの改善を図る。
子ども食堂、職業訓練校への支援を継続する。
国内での友好クラブ締結を模索する。
3クラブ合同例会を復活させ、日田玖珠地区ロータリアンの親睦を図る。
会長卓話『上半期を終えて』
上半期は、ドタバタした慌ただしい幕開けとなりました。
前年度末で、北川良親会友、中野隆之会友、鬼武公洋会友、澤熊正明会友そしてメンバーの入れ替わりを希望された佐藤英治会友が退会され、会員数は53名となりました。7月に入って、佐藤英治前会友と入れ替わり佐藤賢吾会友が加入され、吉冨今日子会友にも再加入いただきました。また、事業所の人事異動により、大分銀行豆田支店の中野哲朗会友が佐藤隆光会友に、九州ネクスト(株)日田営業所の門松孝治会友が迫靖豪会友へと替わられました。
これらの手続きが、私ども役員の不手際により、「クラブ現況報告及活動計画書」への整理に行き届かず、関係者の皆さんに大変ご不快な思いをおかけいたしました。改めて、お詫びを申し上げます。
このような中ではありましたが、理事会メンバーや会友の皆さんに支えられて、何とか年間行事や例会が始まりました。
まず、例会についてです。一ノ宮プログラム委員長の企画で理想的な例会スケジュールを組むことができましたが、コロナ感染拡大が続く中、8月に夜間納涼例会と2度の通常例会、そして12月の年末夜間例会を中止せざるを得なくなり、また年内最終例会も緊急的に中止することになりました。夜間例会を楽しみにされていた皆さんや、企画を練ってくださった親睦活動委員会の皆さんには、大変申し訳なく思っています。
しかしながら、開催できた例会では出前セミナーを2回、職場例会を1回、会員の近況や体験談、職業上の情報提供などのお話をいただく「会員の時間」もほぼ予定通り行うことができました。また、10月12日には上半期ただ1度とはなりましたが、観月夜間例会を行うことができました。
さらに、11月30日に開催いたしました年次総会では、前年度の決算報告、当該年度の収支の中間報告と合わせ、会長ノミニ―選挙が行われ江藤秀平会友が会長ノミニ―に選出、北郷会長エレクトからは次年度理事候補者の指名発表も行われ、次年度に向けた体制が固まってまいりました。
次に、地区補助金を活用した社会奉仕事業「こども食堂ハッピータイム支援事業」についてであります。
この事業は、前年度社会奉仕委員長でありました江藤秀平会友が繋いでくれた取り組みで、日田市で唯一のこども食堂「ハッピータイム」さんが、食事会場に空調機がなく夏場の開催に苦慮しているとの情報でありました。
早速、江藤社会奉仕委員長と現地で、開設者の日野良弘、真由子さんご夫妻と面談し、日田ロータリークラブとして支援協力できるものはないか協議した結果、空調機の設置、表示看板の設置、横断幕作成等について支援を受けたい旨の要望を受けました。このため、3月に開催した第1回次年度理事会において地区補助金受給計画申請の了承を得て、直ちに計画書を提出。5月8日に開催した第2回次年度理事会にて、「ロータリー財団地区補助金申請書」提出の理事会決定を受け、本申請書の提出を行いました。
例年ですと、7月中には承認連絡書が交付されるところでしたが、本年度は地区内の受給計画書申請件数が多く申請額の減額調整があり、本申請の差し替えなどの作業もあって、なかなか承認連絡が届かない状態となりました。我々の計画は夏場の暑さ対策がメインの事業であり、事業に早期着手する必要があり、工事は見切り発車で行われることとなりました。
8月末になってやっと承認連絡書が届き、ホッと胸を撫で下ろすことができました。
しかしながら、空調機などの設置工事は何とか終わりましたが、支援事業の一つであるイベント協賛事業の調整が、コロナ感染拡大などによりスムーズにいかず、12月のクリスマス会協賛でやっと完了することができました。
地区補助金を活用する事業は、例年2月の補助金管理セミナーから始まりますので、実施予定があれば早めに対応を検討しておくことが必要だと思います。
三つめは、公共イメージ委員会による情報発信強化事業です。
永田耕一委員長の発案・企画により、ロータリーに関する各種の情報発信を強化することによりロータリークラブのイメージアップを図り、会員増強にも繋げたいとの思いから、今年度、初めて「地元新聞」に「なぜ!なに?ロータリー もっと知りたい!ロータリークラブ」のコーナーを開設いたしました。月1回の掲載で年間12回を計画しています。
取りあげるテーマや、文章、写真、構成は永田委員長がすべて担当しており、中西会友の助言も受けながら、【堅苦しくなく、分かりやすいコーナーづくり】に努めています。見たよと言ってくれる方々も多く、ロータリーのことを知ってもらい、興味を待ってくださる方が少しでも増えればと期待しています。
四つ目は、ポリオ根絶街頭募金活動です。
2720地区では、熊本市において熊本マチナカ音楽会と連携を取って、10月23日(日)にサクラマチプロムナードを中心とした市街地での「世界ポリオデー募金活動」を企画し、地区内の各クラブに参加を要請しました。そして、この事業に参加できないクラブは、これに合わせ各クラブやグループでポリオ根絶のための活動を行うよう合わせて要請されました。
当クラブでは、この取組みについて9月の理事会において協議いたしました。今回は参加を見送り、膳所ガバナー年度に企画してはどうかとの考えもありましたが、「次年度に膳所ガバナー年度を迎える今年度にこそ、日田市での取り組みを行うべきではないか」との声もあり、急遽、日田市での独自での取組を行うこととなりました。その後、大分市での街頭募金活動なども計画に上がったようですが、実現には至りませんでした。
準備期間が短く十分な対応はとれませんでしたが、日田中央RCや日田中央RACとの共催の形をとることができ、日田市やKCVコミュニケーションズ、地元新聞社の後援を受け、何とか実施することができました。 特に今回は、少人数ではありましたが日田中央RCなどと共同で活動できたことが大きな収穫ではなかったかと思っています。
募金活動の詳細については、すでに報告済みですので割愛いたします。
五つ目は、定款・細則の見直しについてであります。
9月28日の例会に出前セミナーとして、地区管理運営部門長 本庄伸子氏にお越しいただき、規定審議会と定款・細則について卓話を頂きました。玉名RCの大石勉副部門長もオンラインでご参加を頂きました。当クラブの定款・細則は2015年に全面的に見直し、改定されました。しかしながら、2016年、2019年および2022年の規定審議会により、定款の改正が行われ、これに伴い細則の整理が必要となっていましたが、全段階で未整理のままとなっています。このため、本年度中に、定款・細則を手続要覧に則って整理したいと考えています。定款につきましては、標準定款によることとなっていますので、問題はありませんが、細則については多少手を加えることが必要です。現在、改正のための準備を進めていますので、近いうちに、定款細則委員会を設置して、協議してまいりたいと考えています。その節には、また数名の会友の皆さんに委員としてご協力をお願いいたすこととなりますので、よろしくお願いいたします。
今年度のクラブ運営方針に掲げた会長方針は『ロータリーの輪を深めよう』です。
そのための具体的な取り組みとして7つの項目を掲げましたが、多少なりとも全て動き出すことができました。本当に、ありがとうございました。
年を越しますと、次年度に関わる行事が次々に開催されてきます。
両年度にかかる行事が、スムーズにそして効果的に行われますよう、残り半期も頑張っていきたいと思っています。
理事会メンバーの皆さんをはじめ、会友すべての皆さんのご指導、ご協力をお願いし、「上半期を終えて」の卓話を終わります。
ありがとうございました。
卓話原稿(令和4年7月6日)
本日の卓話は、会長の新年度運営方針となっています。
お手元に、私の今年度の運営方針並びに活動計画をまとめたものを配布いたしていますので、ご参照いただきながら、説明をさせていただきます。
まずは、ジェニファーE・ジョーンズRI会長の2022~2023年度のテーマについてです。
皆さんすでにご案内のことと思いますが、 ジェニファーE・ジョーンズ会長はRIで初めての女性会長です。ジョーンズ氏は、1997年にロータリーに入会し、RI副会長、理事、研修リーダー、地区ガバナー等を歴任され、ロータリー強化顧問グループ委員長も務められロータリーのブランド活性化の取組でリーダー的役割を担ったとのことです。
そして、超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞しているほか、夫のニック・クラヤシッチさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ(財団へ累計25万ドル以上の寄付者)、ポール・ハリス・ソサエティ、ロータリー財団遺贈友の会の会員だそうです。
その会長テーマは、「IMAGINE ROTRY」とされました。そして、テーマ講演会で、「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。」と説明され、さらに「ポリオのない世界を想像してください。みんなが安全な水を使える世界を想像してください。疫病のない世界、すべての子どもが読むことのできる世界を想像してください。やさしさ、希望、愛、平和を想像してください。だからこそ、『イマジンロータリー』がテーマとなります。」と結んでいます。
また、堀川貴史ガバナーは、地区スローガンを
「ロータリーはつながりであふれている」~友情いっぱいの仲間となにかよいことをしましょう~とされました。そして、「例会に集い、例会の場で、職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が育まれてきます。」としています。
そして、地区方針を 【地区戦略計画(2021年7月~2024年6月)の継続と具現化】とし、その他の重点項目として、
を掲げています。
私が、特に面白いと感じたのは、⑥の「休日は家族と一緒に過ごしましょう」の項目です。
これまで、日曜日を中心に開催されることが多かった部門別セミナーは今年度休止となり、どうしても日曜日でないとできない行事を除いて、基本的には休日の行事は行わないとしています。
私の勝手な思い込みですが、ロータリーは、職業奉仕が金看板で、それぞれの会員の皆さんが自らのお仕事に倫理観を高め、職業人として社会の役に立つことが求められていると思っています。そのためには、皆さんのお仕事がまずは優先されることだと思います。そして、その仕事を成し遂げるためには、家庭が重要です。本来の仕事や家庭を犠牲にしたロータリー活動は難しいのではないか、バランスの取れた活動が必要ではないかと思っています。そんな私の思いに、この項目はピシャリとはまりました。ガバナーの優しいお気持ちも大変ありがたく思います。
このような、RIテーマや地区スローガンを踏まえ、私の今年度の活動方針を
「ロータリーの輪を深めよう」
としました。
これまでよくロータリーの輪を広めようとは言われてきましたが、私は、今年度は広げると言うより、敢えて深めるとしました。
それぞれの会友が、例会を通じて、多様な情報の受発信と相互の親睦・友情を深め、「日田ロータリークラブ会友」として輪(つながり)をさらに強固なものにしたいと考えています。そのために、知っているようで知らないことも多い会友たちの話をたくさん聞き、そして話す機会を「会員の時間」として設けたいと思っています。
また、膳所ガバナー年度の前年度として、各種の協議会・研修会が当地域で開催されることから、協力体制を強化し、それらの研修機会等を活用した2720地区内の他クラブのロータリアンとの輪・和も深めたいと考えています。
さらに、せっかくロータリークラブに入会したのだから、ロータリーに関する情報、活動状況などを学ぶ機会を増やし、ロータリアンとして意識を高め、つながりを深めたいと思っています。
<そのための具体的な取り組み>として、
・会員が、年に一度は自分の職業上の情報や体験談、近況などを発言する機会として、例会に「会員の時間」を設けたい。会員の時間は、1回につき3名程度の会友から発表をお願いしたいと考えています。
・会員満足度アンケートなどのツールを活用し、クラブ評価を行いたい。
私がクラブに入会してからこれまで、会員満足度調査をされた記憶はありません。
他クラブでは、毎年調査を行うところもあるようです。例会の在り方や、活動の方向性、内容などについて皆さんの御意見をお尋ねすることは大変意義があると思っています。
そのため、来年5月に「クラブ評価例会」として満足度アンケート調査を実施し、
反省と改善に取り組みます。
・各委員会での卓話に積極的に「出前セミナー」を活用したい。
今年度の地区の重点項目でもあります「出前セミナー」を例会時に招聘し、ロータリーの各分野における理解を深め、情報収集に努めたいと思います。
ロータリーには活動強化月間がありますので、その折に各分野のセミナーを活用できたらと思っています。
・昨年度ガバナー公式訪問時に大森ガバナーから、当クラブの定款が標準定款と相違しているとの指摘を受けました。
当クラブの定款・細則は2015年(織田莊太郎会長年度)に、設置された定款細則委員会(佐藤武朗、橋本信一郎、草野義輔、梅野親典、佐竹享、武内眞司会友)において作成改定されました。この時点では、適切に整備された定款細則でありましたが、その後、3年ごとのRI規程審議会とそれに基づく手続要覧の改正項目が見直し、整理されていない状態となっています。膳所ガバナー年度が次年度から始まりますので、その前には整備を終える必要があると思っています。そのため、今年度にクラブ内に新たに「定款細則委員会」を設置し、標準ロータリークラブ定款及び推奨ロータリークラブ細則に準じ、定款細則の整備を行います。
・社会奉仕事業として、地区補助金を活用し「こども食堂ハッピータイム支援事業」を実施します。
この事業は、前年度社会奉仕委員長でありました江藤秀平会友が手掛けておられました「こども食堂ハッピータイム支援活動」を拡大し、施設の環境整備と周知PR活動を支援しようとするもので、江藤会友のご尽力により実現できた事業であります。
理事会での承認を経て現在事業を進めており、8月には贈呈式を計画いたしております。
・マスコミやホームページを活用し、ロータリークラブの考え方や活動内容などを積極的に情報発信し、クラブの広報・周知を図りたいと考えています。
また、ホームページ上では定款細則が調整中となっていますので、定款細則の整備後にリンクさせたいと考えています。
・最後に、膳所ガバナーエレクトと連携を強化し、ホストクラブとしての役割を果たしたいと考えています。今年度中に当地で各種の研修会や協議会が開催されると聞いています。これらの機会を通じ可能な範囲で、ロータリアンとしての繋がりの強化と親睦の輪を深める場にしたいと思っています。
会員の皆さんのご協力・ご支援宜しくお願いいたします。
*7月23日(土)に地区クラブ活性化ワークショップが開催されます。これに次年度会長・幹事と共に出席予定ですが、事前に「会員満足度アンケート」を実施するよう求められました。つきましては、ただ今からアンケート調査票を配布いたしますので、次回例会時までに事務局までご提出くださいますようお願いいたします。無記名となっています。
重要文化財草野家住宅 平成令和大修理の経過
草野義輔会友
本日は我家の重要文化財の修理の話を少しさせて頂きます。
もう数ヶ月でスタートから8年かけた工事が終わります。あわせまして今日卓話の資料として皆様にお配りしている大分合同新聞の 「灯」コラムを書いております。特にこの黒漆喰と白漆喰の話を中心にしていきたいと思います。
実は17年コラムを書いておりまして180回目のコラムになりました。春よ来いという文章は春よ来いで始まり、しめくくりも春よ来いとなっており、この文章の作り方はコラムのお手本と大分合同新聞に褒められました。
古文書からの油断大敵とありますが、古文書は読めないので内容はわからないのですが、幸い織田会友が天瀬の古文書研究会の主宰をしておりまして、声をかけて頂き大変感謝をしています。いくつもの古文書を解読して頂きました。
話は戻りまして平成26年から令和3年の約8年間の工事、よく工事金額はいくらなのか聞かれます。最終的には9億円ほどになりました。 1期から4期工事があります。各工事を行うごとに国は必ず入札をするよう指示があります。約9億の80%が国から出ます。残りが県や市そして私個人が負担しながらこの改修工事にたどり着いたという事であります。
店棟は黒漆喰の仕上げになりました。この下の小さな蔵は白漆喰です。ここは物置になっていましてミシミシ言っているような状態でした。この建物は今回の解体工事で分かったのですが、天保2年、1832年か1831年位です、180年ほど前に2階を増築していたことがわかりました。その時よりあたっていませんので今回180年ぶりの改修工事となります。誰も最初の姿は見たことがないという風な事が言えると思います。店棟ですが解体をするために鉄骨ですべて覆いますが一部道路に出るのでここが難しいところでした。ここに河津建設さんが「平成の大修理」の言葉を入れております。 壁の解体は手作業で行います。土が溜まっていますが全部保管し復元するときに再利用します。瓦は1枚1枚はがします。すべての瓦に青いテープを張ってそれぞれに番号がついています。この瓦の番号をチェックして使えるものは再利用するわけです。この建物だけでも6000枚から10000枚の瓦があります。すべて手作業で1枚1枚おろしていくとういうような作業になります。こうやって瓦を下ろし、土を下ろし、板を下ろして梁や柱を外していきます。全部手作業で大変な作業です。解体の段階では何があるかわからないので建築会社はあまり儲からないらしいです。そして柱や梁に番号を付けて使えるものは再利用するようになります。鉄骨の下はコンクリートの塊で補強します。重要文化財の指定になると勝手に穴を掘って足場を作ってはいけないので、重しとなるコンクリートを使ってます。木材は腐った箇所を新しい木で繋ぎ再利用します。大工さんの手間暇かかった仕事となっています。
ようやく再構築が始まります。瓦は特注になりますがかなり新しくしました。屋根が出来たら鉄骨の解体になります。ここで吉野さんの日田クレーンが活躍してくれます。復元中は左官さんが一つ一つ丁寧に仕上げてくれます。なまこ壁の下は実は互でその上に漆喰を付けるわけです。この写真は日田そして全国的にも有名な原田左研が黒漆喰を仕上げている状況です。光るような黒で感動いたしました。これからは白漆喰の話ですが、壁を壊す前にチェックしたら、下塗りがあり中塗りがあり上 塗りがあって最後に漆喰で仕上げてます。4回の塗工程をしていることが解体時に分かりました。仕上がり後の鉄骨解体時に白い屋根が出てきたときは感動しました。先日床屋に行った際に「あの白い壁や屋根は素晴らしいですね」と大変喜んで頂きました。民間の家では九州ではまずほとんどないと設計事務所は言っていました。
この写真は国宝姫路城です。規模は違えど仕組みとしては同じ白漆喰でやっています。上から我家を見ますと屋根を白漆喰で固めています。修理としてはここまでです。我が家にも有名な人の書が残っていまして、これは綺麗なすっきりした字で頼山陽の字です。次にこの字は、普通は読めませんが一人だけ一目見て読んだ方がいらっしゃいます。有馬頼底さんです。この書は山岡鉄舟が書いたものです。次に松方正義が書いたものです。生花は假屋崎省吾の作品です。
このようなことで予定通り行けば12月に工事が終わり、3月までに最後の仕上げをして一応我家の修理は全て終わる段取りとなっています。
最後にもう一つ話を用意しています。ゴルフについてですが、オーナーなのかオナーなのかという疑問があります。オナーが正しい言葉です。 最初に打つ名誉でオナーです。私は最初に打つ権利を持つことでオーナーかと思っていました。
次にディポットから打つのは難しいといいますがこの表現は正しいのか、厳密にいえば正しくないです。ディボットは正確にはショットで取れたターフの事を指すので、正確には「ディボット跡から打つのは難しい」となります。
最後にこれもよく間違えるのですが、6インチリプレースと6インチプレース、どちらが正しいかといいますと、言葉としては両方ありますが、リプレースとは元に戻すという意味になるので、6インチ動かしてよいのは6インチプレースになります。グリーンではリプレースが正しいという ことだそうです。 以上これで本日の責任を終えたいと思います。本日は有難うございました。
草野義輔会友
本日は我家の重要文化財の修理の話を少しさせて頂きます。
もう数ヶ月でスタートから8年かけた工事が終わります。あわせまして今日卓話の資料として皆様にお配りしている大分合同新聞の 「灯」コラムを書いております。特にこの黒漆喰と白漆喰の話を中心にしていきたいと思います。
実は17年コラムを書いておりまして180回目のコラムになりました。春よ来いという文章は春よ来いで始まり、しめくくりも春よ来いとなっており、この文章の作り方はコラムのお手本と大分合同新聞に褒められました。
古文書からの油断大敵とありますが、古文書は読めないので内容はわからないのですが、幸い織田会友が天瀬の古文書研究会の主宰をしておりまして、声をかけて頂き大変感謝をしています。いくつもの古文書を解読して頂きました。
話は戻りまして平成26年から令和3年の約8年間の工事、よく工事金額はいくらなのか聞かれます。最終的には9億円ほどになりました。 1期から4期工事があります。各工事を行うごとに国は必ず入札をするよう指示があります。約9億の80%が国から出ます。残りが県や市そして私個人が負担しながらこの改修工事にたどり着いたという事であります。
店棟は黒漆喰の仕上げになりました。この下の小さな蔵は白漆喰です。ここは物置になっていましてミシミシ言っているような状態でした。この建物は今回の解体工事で分かったのですが、天保2年、1832年か1831年位です、180年ほど前に2階を増築していたことがわかりました。その時よりあたっていませんので今回180年ぶりの改修工事となります。誰も最初の姿は見たことがないという風な事が言えると思います。店棟ですが解体をするために鉄骨ですべて覆いますが一部道路に出るのでここが難しいところでした。ここに河津建設さんが「平成の大修理」の言葉を入れております。 壁の解体は手作業で行います。土が溜まっていますが全部保管し復元するときに再利用します。瓦は1枚1枚はがします。すべての瓦に青いテープを張ってそれぞれに番号がついています。この瓦の番号をチェックして使えるものは再利用するわけです。この建物だけでも6000枚から10000枚の瓦があります。すべて手作業で1枚1枚おろしていくとういうような作業になります。こうやって瓦を下ろし、土を下ろし、板を下ろして梁や柱を外していきます。全部手作業で大変な作業です。解体の段階では何があるかわからないので建築会社はあまり儲からないらしいです。そして柱や梁に番号を付けて使えるものは再利用するようになります。鉄骨の下はコンクリートの塊で補強します。重要文化財の指定になると勝手に穴を掘って足場を作ってはいけないので、重しとなるコンクリートを使ってます。木材は腐った箇所を新しい木で繋ぎ再利用します。大工さんの手間暇かかった仕事となっています。
ようやく再構築が始まります。瓦は特注になりますがかなり新しくしました。屋根が出来たら鉄骨の解体になります。ここで吉野さんの日田クレーンが活躍してくれます。復元中は左官さんが一つ一つ丁寧に仕上げてくれます。なまこ壁の下は実は互でその上に漆喰を付けるわけです。この写真は日田そして全国的にも有名な原田左研が黒漆喰を仕上げている状況です。光るような黒で感動いたしました。これからは白漆喰の話ですが、壁を壊す前にチェックしたら、下塗りがあり中塗りがあり上 塗りがあって最後に漆喰で仕上げてます。4回の塗工程をしていることが解体時に分かりました。仕上がり後の鉄骨解体時に白い屋根が出てきたときは感動しました。先日床屋に行った際に「あの白い壁や屋根は素晴らしいですね」と大変喜んで頂きました。民間の家では九州ではまずほとんどないと設計事務所は言っていました。
この写真は国宝姫路城です。規模は違えど仕組みとしては同じ白漆喰でやっています。上から我家を見ますと屋根を白漆喰で固めています。修理としてはここまでです。我が家にも有名な人の書が残っていまして、これは綺麗なすっきりした字で頼山陽の字です。次にこの字は、普通は読めませんが一人だけ一目見て読んだ方がいらっしゃいます。有馬頼底さんです。この書は山岡鉄舟が書いたものです。次に松方正義が書いたものです。生花は假屋崎省吾の作品です。
このようなことで予定通り行けば12月に工事が終わり、3月までに最後の仕上げをして一応我家の修理は全て終わる段取りとなっています。
最後にもう一つ話を用意しています。ゴルフについてですが、オーナーなのかオナーなのかという疑問があります。オナーが正しい言葉です。 最初に打つ名誉でオナーです。私は最初に打つ権利を持つことでオーナーかと思っていました。
次にディポットから打つのは難しいといいますがこの表現は正しいのか、厳密にいえば正しくないです。ディボットは正確にはショットで取れたターフの事を指すので、正確には「ディボット跡から打つのは難しい」となります。
最後にこれもよく間違えるのですが、6インチリプレースと6インチプレース、どちらが正しいかといいますと、言葉としては両方ありますが、リプレースとは元に戻すという意味になるので、6インチ動かしてよいのは6インチプレースになります。グリーンではリプレースが正しいという ことだそうです。 以上これで本日の責任を終えたいと思います。本日は有難うございました。
委員会卓話
雑誌委員会白石章二委員長
今日は、今月号の「ロータリーの友」皆さんと一緒に見ていきましょう。まずは横書きページからです。ここは、ロータリークラブ運営のための様々な情報が載っています。まずはRIシェカール・メータ会長のメッセージです。9月は基本的教育と字率向上月間とのことです。次に目とまったページはヘルプマークを普及させようというページで 。なかなか普段気が付かないマークですが、これをつけているには気をつけて接していきたいものです。 次は、ロータリークラブの公式ロゴについての記事です。私自身あまり気に留めていませんでしたが、改めて知ることができ、とてもためになりました。 次にロータリー財団についての手引きが載っています。今後就される会長さん、幹事さんにとって大変重要な内容だと思います。
そして次に「ロータリー希望の風奨学金」についての説明です。これは東日本大震災で両親もしくはひとり親を失い、現在大学や専門学校で学ぶ学生を対象にした奨学金で、月5万円支給される還不要の奨学金です。私も初めて知り、とても素晴らしい事業だなぁととても感心しました。さて、逆から開く縦書きのページですが、こちらは各クラブや会員の皆さんの活動報告、現況報告が載っています。また、俳句、短歌、川柳の投稿ページもあります。早く私たちもこのページに掲載されるような奉仕活動が再開できたらと思っています。 せっかく毎月会員全員に配られる雑誌ですので、有効に活用できるように、これからも面白い記事があれば皆さんにお知らせしていきたいと思います。
新入会員卓話門松孝治会友
7月から入会させていただきました九州電力の門松と申します。宜しくお願い致します。
本日卓話という事でしたので営業所の方のキッチンスタジオでエプロン姿で冷凍食品等をIH器具で調理してお見せしようかと思いましたが、最初ですので真面目にやらせていただきます。自己紹介と今話題になっている「カーボンニュートラル」について簡単に説明させて頂きたいと思います。
お手元の資料は九州電力のカーボンニュートラルに向けた取り組みのダイジェスト版になっております。お持ち帰りいただきお時間のある時にゆっくり見て頂ければと思います。
生年月日は昭和41年5月25日で、今年で55歳になります。門松という名前は大分にはあまりいないと思います。私は高校時代3 年間野球をしておりまして、私の時代で一番強かったのが春の大会でベスト4に行きました。高校を出て学校の先生になって野球の指導等に携われたらいいなと当時は思っていました。しかし当時就職担当していた野球部の部長から呼び出されまして「九電から求人が来ている」と、今年は誰も希望者がいないらしく今年受けないと来年から求人が来なくなるとの事で、受けるだけでもいいから受けてくれと言われ受ける事にしました。試験当日、性格上負けたくないという気持ちになりアピールし合格してしまいました。その後担任と野球部長から親共々呼び出され、合格したのに断る と後々学校に迷惑がかかってしまうので行ってこいと言われ就職した流れとなります。
電力の自由化が始まって、その後福島の事故、計画停電や電気料の値上げ等皆様に大変ご迷惑をお掛けしました、営業活動も10年間ぐらい出来ませんでした。創業以来大変厳しい時代を経験し、4~5年前からやっと営業活動も再開しました。今では別会社を作り関東関西に営業をかけ、出来るだけ九州にお金を持ってこようと考えてます。
カーボンニュートラルについてご説明させていただきます。テレビや新聞でよくみられるとは思いますが、資料にあるようにこれは人類のエネルギー消費量のグラフです。19世紀半ばからエネルギーの消費がのびてます。これは蒸気機関が発明され、発電が行われるようになって人類の生活様式が急激に進化したことによるものです。世界のエネルギーの消費量と世界のCO2の排出量を見るとヨーロッパ等は横ばいの状態ですがアジア圏は急激にのびています。これらを踏まえて菅総理がカーボンニュートラルを宣言しました。今年の7月のサミットの中でも2030年度に温室効果ガスを2013年度から45%削減と表明しています。2018年の時に2013年比2030年度までにマイナス25%~26%という数字が出ていたのにいきなり20ポイントも変わってます。これを達成するためには日本全国で取り組まないと難しいです。日本は取り組みが遅いと世界から圧力をかけられてこのような宣言をしたと思います。各世界の状況は資料の通りです。日本ではカーボンニュートラルを宣言している自治体が432あります。これらの自治体がいつまでにといった具体的な目標はまだでておりません。いまこういう状況ですが、まずカーボンニュートラルとは何かという事ですが、温室効果ガスを0にするという事です。発電で出るCO2や廃棄物の 焼却で出る新エネルギーのCO2等を含めて温室効果ガスといいます。カーボンニュートラルではこれを出さないようにする。しかしどうしても出てしまうので出る部分については山林や森林の整備をして吸収させる取り組みをします。2018年度のCO2の排出量ですが電力の発電にかかわる分が約4割です。ここのCO2を出す発 電を減らしていくという事になります。九州電力としてはお手元の 資料にダイジェスト版で記載しております。ご参照ください。
今後2050年に向けて我々はCO2を出さないようにして今後 CO2を出さない電源を使って電化を進めていくことに向けて取り組んでいきます。
「私の履歴書」
イサゴタクシー株式会社 後藤 信寬
今日は『私の履歴書』と題し今までの経歴を時系列でお話しします。
実は私は以前日田中央ローターアクトクラブに入会しておりまして、2012年に日田で年次大会を行った際は日田ロータリークラブ様より多くのご登録をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
1、略歴
私は昭和57年生まれ39歳、吹上在住で妻と妻の両親、子供3人暮らしです。林工卒業後建築塗装会社東工業に入社。塗装工見習いとして働きながら、チャンピオンを目指しボクシングを始めプロライセンス取得。生涯成績5戦4勝1敗で引退。地元日田に戻り父が経営する藤山観光に入社。9年間バス運転士として働いたのちに「創業社長になりたい」と思い退社したが、事業を行うことが出来ず、もがいている中で商工会議所青年部の当時の末武会長から日田玖珠地域産業振興センターが求人募集していることを聞き、面接を経て同団体に入社、日田産品の販路拡大のミッションを受け流通対策専門員として日田市アンテナショップひた生活領事館を担当。その後紆余曲折を経て縁あってイサゴタクシーの株を取得する形で同社代表取締役に就任。現在に至ります。
2、ボクシング時代
元々格闘技が好きでプロレスやボクシングなどテレビでよく見ていました。当時ガチンコファイトクラブという番組がありよく見ていたのですが、ボクシングをよく調べてみると体重別に17階級に分かれており一番下の階級は47.61キロのミニマム級であると知りました。当時50キロしかなかった私は「体重が同じならチャンピオンになれる」と思い込み「ミニマム級の世界チャンピオンになる」と決意し、そのためには東京に行ってボクシングを始めなければならないと考え、東京の就職先を探しました。
東工業という建築塗装会社に入社し、寮に住みながら塗装工の傍ら渋谷三迫ジムに入会し塗装工見習いとボクシング練習生の生活が始まりました。一生懸命頑張りましたがランクが上がるにつれ力の差を感じ挫折。ボクシングを辞めて地元に戻りました。
3、バス運転士・日田中央ローターアクト時代
地元に戻り藤山観光で9年バスの運転士をしました。28歳で結婚を機に営業を始める中で知人からローターアクトの紹介を受け入会、アクト活動を一生懸命やる中で、年次大会を日田で行なうことが出来ました。
4、(公財)日田玖珠地域産業振興センター時代
32歳で入社。地場産業振興を目的に主に福岡都市圏でのイベント企画運営やアンテナショップひた生活領事館の担当をさせていただきました。思うような売上が作れなかったり、効果的なPRが出来なかったり失敗も多かったのですが、地場産業にかかわる多くの人と知り合うことが出来、今につながる良い経験を積むことが出来ました。
5、イサゴタクシー代表
タクシー業界は過疎化のあおりを受け近年市場規模が大きく減少しており、非常に厳しい経営状況です。業界再編(M&A)は生き残る手段の一つで、旧経営者の苦渋の決断だったと思います。令和元年6月に株式譲渡する形で事業承継いたしました。10月から代表取締役社長として経営をはじめ、人員の配置転換、営業時間の変更、業務効率化を図り徐々に上向きかけていた矢先、コロナウィルス感染症が拡大し緊急事態宣言で大きな痛手をこうむったのですが、行政の支援策をフル活用しなんとか危機的状況をしのぎました。
今後の展開を考える中で、現在の本社は旧経営者からお借りしているため、立地条件の良い土地(旧小松軒跡地)を確保し本社と車庫を移転する事にしました。お金がない中での計画のため、旧経営者のご親類である河津建設の河津社長に相談すると「俺に任せておけ」とおっしゃっていただき社屋施工を行っていただきました。 隈町の新社屋で市民の足として末永く事業を営んでまいる所存です。
日田市における新型コロナウイルスワクチン接種ついて
日田市医師会会長 膳所和彦
8月となり全国ではデルタ株を主とした新型コロナウイルス感染症が再び急激に拡大しこれまで以上の感染者数の増加を認めており、いわゆる第5波が襲来しております。
日田市におきましても徐々に感染者数が増加傾向で、特に先週からは県外からの多くの帰省者に関連する新規感染が多数報告されてきています。特にこの数日間の感染拡大は顕著であり、感染症指定医療機関であります済生会日田病院の現在の入院者数は21人となっています。24床(6床から一時的に増床)の専用病床がほぼ満杯となっており、医療逼迫状態がすぐそこまで来ています。
一方、日田市におけるコロナワクチン接種は、
①本年3月より医療従事者(歯科医師、薬剤師、救急隊も含む)と高齢者施設関係者、
②5月より一般高齢者、
③7月末より基礎疾患のある方、60-64歳、高校3年生、
④8月末より12-59歳の方と 国が示した優先順位に従い、事業を行って来ました。
接種方法は集団接種(アオーゼ)、個別接種(一般医療機関)、職域接種に分けられ、各々順調に事業が進んでいます。
7月31日の時点で、日田市における全人口に対する接種率は1回目 40.3%、2回目32.%であり、これは大分県平均の1回目37.6%、2回目27.4%を超える数字となっています。また高齢者接種も1回目90.4%、2回目82.5%と予想以上に多くの方の接種がほぼ完了しました。
日田市ではファイザー社ワクチンを主に使用し、職域接種のみがモデルナ社ワクチンとなります。ともにm-RNAワクチンで、その有効率は94-95%と非常に高くなっています。副反応については接種後に接種部位の痛み、筋肉痛、倦怠感、発熱などが見られますが、ほとんどが軽症であり数日で回復することが報告されています。但し、1回目接種より2回目接種で頻度が高く、また若年者で多く見られる傾向でした。
最も重大な副反応であるアナフィラキシー反応は日本全体で1,776例(0.003%)報告されていますが、ほとんどが迅速な処置にて回復しています。これまでのところ日田市ではこのアナフィラキシー反応報告例はありません。現在緊急事態宣言やまん延防止等重点措置法が一部の地域で発令されていますが、人の流れはまったく静止できていません。
新型コロナウイルス感染症を収束させる唯一の手段が、このワクチン接種となります。できるだけ多くの市民の皆様へ、できるだけ早く、コロナワクチンを接種していただくこと 強く希望いたします。
お盆休みがピークを迎える中、新型コロナ感染症患者がさらに増加することが危惧されます。皆様におかれましては、万全の感染防御対策を実践し、なるべく自粛生活していただくことをお願いいたします。
8月は会員増強・新クラブ結成推進月間ということで、会員増強維持委員会よりお話しをさせて頂きます。
先日も発表しましたが、本年度の
【活動方針】は今年度2名増を目標とし、60名の会員数を目指す。
【活動計画】は1、今年度は純増2名の会員増強を目指す。2、女性会員の積極的な入会を勧める。3、各委員会と協力して現会員の退会防止に努める。
という事で活動してまいります。
そこで今日の卓話は、活動計画3番目の会員の退会防止に努めるという観点から、これまでに退会された方々へのロータリーによる調査結果という資料がございましたので、その内容をお話しさせて頂きます。これはロータリー歴1年以内から段階的に10年以上のケースまで調査されていますので、皆さんそれぞれのロータリー歴によって興味をもって頂けるといいと思います。
ロータリーによる調査結果
クラブの強化は、退会理由を理解することから始まります。退会者アンケートはロータリーが、世界中のクラブにおける退会理由を調査した結果と、その対策です。
入会後1年以内の退会
1年以内に退会する会員の多くは、入会前に会員義務について十分な説明を受けてなかった、入会後にロータリーに関する十分な教育を受けなかった、という理由を挙げています。また、出席規定や経済的な負担、期待したほど会員同士の交流がなかった、という理由もありました。
対策
*会員となることで得られる機会、会員として果たすべき義務を、入会前に十分説明する。
*有意義な入会式を行い、クラブ全員で入会者を歓迎する。
*楽しく、活気があり、堅苦しくない雰囲気をつくる。
*新会員のメンターとなる会員を決める。メンターは、クラブの文化と伝統を 新会員に説明し、質問に答え、ほかの会員との交流を援助する。新会員が連絡なく例会を欠席した場合は、メンターが連絡を取って事情を聞く。
*新会員オリエンテーションを実施する。
*新会員を委員会委員などの役割に抜擢する。
*新会員と対話する機会を設け、ロータリーについてよく理解してもらう。
入会後1~2年後の退会
入会1~2年後に退会した会員の多くは、クラブに溶け込めなかった、期待したほどの親睦がなかった、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。
対策
*会員が関心のある活動や委員会に参加できるようにする。
*クラブの親睦や活動を活性化させるアイデアを会員から募る。
*青少年交換学生の世話役や、ロータリーアクト/インターアクトクラブとの 「連絡役となってもらい、若者との交流を図る。
*新会員だけでなく入会後1~2年後の会員にもメンターを付ける。メンターとの相性が合っているかどうか定期的に確認し、会員が別のメンターを望む 場合は、ほかの会員に交代してもらう。
入会後3~5年後の退会
入会3~5年後に退会した会員は、期待ほどの親睦がなかった、クラブのリーダーに不満を感じた、多忙で出席規定が守れなかったという理由を挙げています。
対策
*リーダー的役割を担う機会を与える(役員、メンター、地区活動への参加など)そうすることで、クラブに貢献し、重視され、運営上の決定にかかわっていると実感してもらう。
*会員の意欲を高め、例会や活動の活性化を図るために新しい試みを取り入れたり、現会員の教育プログラムを実施したりする。
*クラブ改善のアイデアを会員から募る。 *会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。
入会後6~10年後の退会
入会6~10年後に退会した会員からは、期待ほどの親睦がなかった。 クラブのリーダーに不満を感じた、という理由が挙げられました。また、退職や 移転による退会もありました。
対策
*多くの人と知り合い、所属クラブ以外での経験を積んでもらうために、地区の活動(地区大会の計画、地区委員会など)に参加したり、ロータリー親睦 活動グループへの参加を勧める。
*退職とともに退会を予定している会員には、退職後もクラブに留まり、豊かな経験を活かして若手会員のメンターになるなど、後進の育成にあたることを進める。
*移転する会員をMy ROTARYからほかのクラブに紹介する。または、退会者がほかのクラブへの移籍を希望する場合は、ロータリーに知らせるよう勧める。
*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。
入会後10年以降の退会
入会10年を過ぎて退会した会員の多くは、例会や活動に関心が持てないことを理由として挙げています。また、退職、家庭の事情、経済的な負担、健康上の理由から退会を選ぶ人もいます。
対策
*できるだけ対話の機会を設け、上記のいずれかの理由によって退会する可能性があるかどうかを探る。理由自体を変えることができなくても、事情を認識することで、退会という事態を避けられる場合があります。
*例会を活性化するアイデアを募る。または、ガバナー、ガバナー補佐、地区委員会委員長となることへの関心があるかどうか尋ねる。
*(退職などによって)経済的な負担を感じている場合、会費を軽減することを検討する。
*会員が自分の専門知識やスキルを活用できる機会を設け、その貢献を認める。
*新会員のメンターとなることに関心があるかどうか尋ねる。
以上がロータリーによる退会者への調査結果でありました。これを見まして私が思ったことは、退会する理由はたくさん有る様ですが、まずは会員増強維 持委員の私自身がこの退会者にならない様、努めて行きたいと思います。