2022年
会長の時間4
2022年07月27日
日田ロータリークラブ会長 石松雅彰
今日は、先日、皆さんにご協力を頂いた会員満足度調査についてお話しします。
今年度のスケジュールでは、来年5月に1年間を振り返り、クラブ評価例会として、会員満足度調査を計画いたしていましたが、「地区クラブ活性化ワークショップ」が、7月23日に開催されることに伴い、急遽7月6日に満足度調査のご協力をお願いいたしました。急なお願いで、どの位の回収ができるのか不安でしたが、22名の会友にご回答を頂き、大変ありがとうございました。回収率は、40%で、やや寂しい結果となりました。
調査結果について、いくつか紹介したいと思います。
まず、日田クラブの会員であることに対する満足度は、「満足している」が59%、「ある程度満足」が27,3%で、全体的に評価は高い結果となっています。
しかしながら、各質問項目においては、満足度が低い項目もございましたので、そこを中心に報告いたしたいと思います。
まず、「クラブは、新会員がすぐに打ち解けられるよう配慮している」の項目では、「そう思う」という肯定意見は22.7%で、全項目中最も低い結果となっています。
次に、「クラブは各会員の関心、スキル、スケジュールに応じてできるだけ活動に参加するよう呼び掛けている」の項目でも、肯定意見は45.4%と低い結果となっています。
例会にかかる項目では、「長さ」「場所」「曜日」「プログラム」などについては評価が高いものの、「ロータリー最新情報の紹介」「交流に充てる時間」「職業のネットワークづくり」「テーマの多様さ」の項目で不満の意見がやや多くなっていました。
奉仕プロジェクトの数については、「多すぎる」と「少なすぎる」の両意見が拮抗する結果となりました。
「クラブのコミュニケーションと対応」の項目では、「クラブは会員の声に十分耳を傾けている」「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」「会員の意見やアイデアに基づいて運営されている」「会員のニーズに合わせて手続や規定を更新している」などの項目で不満の割合が高く、特に「会員からの意見やアイデアを積極的に募っている」では、59.1%が否定的な回答で、今後の大きな課題と言えそうです。
「会員であることの評価」の項目では、「クラブで歓迎されていると感じる」「自分の才能、スキルを活かす機会がある」「ロータリーを通じて世界に貢献できる」の項目で評価が低く、「クラブへの参加」についての項目では、「クラブの行事に家族や友人、同僚を誘う」「新入会員の勧誘」の項目で、否定的意見が半数を超える結果となりました。
今回、得ました結果を踏まえ、早急に取り組めるものについては、直ちにその対応を検討していきたいと思っています。
皆様の、ご理解とご協力を改めてお願いする次第です。
会長の時間を終わります。
8月の例会
2022年07月21日
・8月3日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
委員会卓話 会員増強維持委員会卓話
・8月10日(水)
納涼夜間例会
コロナ感染拡大防止のため中止となりました。例会も休会です。
・8月17日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員卓話
コロナ感染拡大防止のため例会は休会となりました。
・8月24日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
地区補助金贈呈式 こども食堂ハッピータイム
コロナ感染拡大防止のため例会は休会となりました。
会長の時間3
2022年07月20日
日田ロータリークラブ会長 石松雅彰
今日は、メークアップについてお話します。
先週、12日の火曜日に日田中央RC、木曜日に玖珠RCの例会に、新年度の挨拶のため、幹事と一緒にメークアップに行ってきました。
他クラブの例会に出席しますと、運営の方法や雰囲気、週報のデザインや構成など、日田クラブと相違する点も多く、大変勉強になります。
参考までに紹介いたしますと、日田中央RCでは、例会場入り口に挨拶係がタスキをかけて出迎え、会員やゲストを招き入れます。そして例会前に食事をとるようになっていました。定刻になると、会長による点鐘、ロータリーソングの後に、職業奉仕委員の発声に合わせて「四つのテスト」を唱和します。また、月初めの例会では、誕生月の会友に対し皆でハッピーバースデーソングを合唱します。和気あいあいとした雰囲気です。
以前は日田クラブでも、親睦委員がタスキを着用し入口で出迎えを行っていたようで今回の満足度調査において「原点に立ち還り実施したほうが良い」とのコメントも頂きました。
玖珠RCの例会でも、「四つのテスト」の唱和を行っています。会員数が15名と少数であるため、コの字型の配席で会が進められていました。食事はコロナ禍と言うことから、退席時にお弁当を持ち帰る方式をとっていました。各クラブとも、いろいろ工夫を凝らし、楽しい例会運営に努めているようです。
欠席をメークアップするには、定款に規定されていますのでご承知のこととは存じますが、新入会員もおられますので、いくつか、その方法を紹介します。
〇他クラブや衛星クラブ、インターアクトクラブなどの例会に、その例会時間の少なくとも60%に出席する。この時、例会出席の目的を持って定刻に会場に赴いたが、定刻の時間または場所において例会が開かれていなかった場合もメークアップに見なされます。
〇理事会承認の奉仕プロジェクトや地域社会の行事・会合に出席する。
〇理事会の会合、理事会が承認した場合選任された奉仕委員会の会合に出席する。
〇クラブのウエブサイトを通じてオンラインの会合又は参加型活動に参加する。
〇RI関係の研究会や会合、地区大会や地区研修・協議会、ガバナーの指示により開催された地区委員会などに出席する。
場合などがあります。メークアップの有効期限は当該年度内となっています。
これらに該当する場合は、出席後ただちにその内容を出席奨励委員長へご報告をお願いします。
他クラブなどの例会に出席してみることは、欠席のメークアップと言うだけでなく、新たな会友との触れ合いや、見聞を深めるためにも有効と思います。
できるだけ沢山メークアップをしてみましょう。
会長の時間を終わります。
会長の時間2
2022年07月13日
日田ロータリークラブ会長 石松雅彰
去る7月4日、日田市役所で令和4年度日田市交通安全推進協議会総会が開催され、ロータリークラブ会長になって初めての公務として出席してきました。
協議会の会長は日田市長、副会長は日田市自治会連合会会長及び大分県交通安全協会日田支部長が務め、理事、委員合わせて総勢99名のメンバーで構成されています。
主な構成メンバーは、行政関係、教育関係、自治会関係、警察・交通関係、飲食関係で、加えて各種団体としてロータリークラブやライオンズクラブなどが参加しています。
総会では、令和3年度の事業報告、収支決算報告が承認され、令和4年度の事業計画案及び予算案等が可決されました。
続いて日田警察署交通課長より「日田警察署管内の交通事故の状況」について講話が行われました。
講話では、令和3年の人身事故(88件)は対前年比19件の減で、ここ数年減少傾向にあるものの、物件事故を含む交通事故は年間1500件も発生し、これは1日当たりに換算すると4.1件になる。昨年の死亡事故の半数以上が時速40㎞以上の走行中に発生しており、死亡者の7割が、歩行中または自転車乗車中の事故となっているとのことでした。
このため、自動車運転者には、①スピードダウン②横断歩行中の歩行者注意③車道の外側の歩行者に注意し、相手の動きを予測して運転してほしいとの話がありました。
また、交通事故多発現場は国道386号線(特に玉川交差点から駅前、イオン周辺までの間)で、右折・直進車との事故、店舗駐車場内での事故も多いとのことでした。
我々もロータリアンとして、「おこさず、あわず、事故ゼロ」を合言葉に、交通安全意識の高揚と交通ルールを遵守し、交通事故の防止に努めたいものです。
最後に、市の担当者から、運転免許証自主返納支援制度サポート加盟店の拡大についてお願いがありました。
サポート加盟店は現在日田市に11店舗あり、運転免許証自主返納者が運転経歴証明書を提示すれば割引やポイント等の特典が受けられる制度で、賛同いただける企業、団体を募集しているとのことでした。
詳しくは市役所市民課担当までお問合せください。
これで会長の時間を終わります。ありがとうございました。
石松会長 新年度運営方針
2022年07月06日
卓話原稿(令和4年7月6日)
本日の卓話は、会長の新年度運営方針となっています。
お手元に、私の今年度の運営方針並びに活動計画をまとめたものを配布いたしていますので、ご参照いただきながら、説明をさせていただきます。
まずは、ジェニファーE・ジョーンズRI会長の2022~2023年度のテーマについてです。
皆さんすでにご案内のことと思いますが、 ジェニファーE・ジョーンズ会長はRIで初めての女性会長です。ジョーンズ氏は、1997年にロータリーに入会し、RI副会長、理事、研修リーダー、地区ガバナー等を歴任され、ロータリー強化顧問グループ委員長も務められロータリーのブランド活性化の取組でリーダー的役割を担ったとのことです。
そして、超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞しているほか、夫のニック・クラヤシッチさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ(財団へ累計25万ドル以上の寄付者)、ポール・ハリス・ソサエティ、ロータリー財団遺贈友の会の会員だそうです。
その会長テーマは、「IMAGINE ROTRY」とされました。そして、テーマ講演会で、「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。」と説明され、さらに「ポリオのない世界を想像してください。みんなが安全な水を使える世界を想像してください。疫病のない世界、すべての子どもが読むことのできる世界を想像してください。やさしさ、希望、愛、平和を想像してください。だからこそ、『イマジンロータリー』がテーマとなります。」と結んでいます。
また、堀川貴史ガバナーは、地区スローガンを
「ロータリーはつながりであふれている」~友情いっぱいの仲間となにかよいことをしましょう~とされました。そして、「例会に集い、例会の場で、職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が育まれてきます。」としています。
そして、地区方針を 【地区戦略計画(2021年7月~2024年6月)の継続と具現化】とし、その他の重点項目として、
- ・2720地区のやる気スイッチON(クラブ活性化ワークショップ開催)
- ・新入会員の退会防止(ロータリーを学ぶオリエンテーションの開催)
- ・各クラブの例会サポート(出前セミナーの推進・公式訪問12か月で)
- ・メディア対応のワンストップ化(奉仕活動の取材依頼を公共イメージ部門で)
- ・Zoomミーティング窓口の開設(研修委員会でホスト役を行う)
- ・休日は家庭生活に奉仕の理想を最大限適用(休日は家族と一緒に過ごしましょう)
を掲げています。
私が、特に面白いと感じたのは、⑥の「休日は家族と一緒に過ごしましょう」の項目です。
これまで、日曜日を中心に開催されることが多かった部門別セミナーは今年度休止となり、どうしても日曜日でないとできない行事を除いて、基本的には休日の行事は行わないとしています。
私の勝手な思い込みですが、ロータリーは、職業奉仕が金看板で、それぞれの会員の皆さんが自らのお仕事に倫理観を高め、職業人として社会の役に立つことが求められていると思っています。そのためには、皆さんのお仕事がまずは優先されることだと思います。そして、その仕事を成し遂げるためには、家庭が重要です。本来の仕事や家庭を犠牲にしたロータリー活動は難しいのではないか、バランスの取れた活動が必要ではないかと思っています。そんな私の思いに、この項目はピシャリとはまりました。ガバナーの優しいお気持ちも大変ありがたく思います。
このような、RIテーマや地区スローガンを踏まえ、私の今年度の活動方針を
「ロータリーの輪を深めよう」
としました。
これまでよくロータリーの輪を広めようとは言われてきましたが、私は、今年度は広げると言うより、敢えて深めるとしました。
それぞれの会友が、例会を通じて、多様な情報の受発信と相互の親睦・友情を深め、「日田ロータリークラブ会友」として輪(つながり)をさらに強固なものにしたいと考えています。そのために、知っているようで知らないことも多い会友たちの話をたくさん聞き、そして話す機会を「会員の時間」として設けたいと思っています。
また、膳所ガバナー年度の前年度として、各種の協議会・研修会が当地域で開催されることから、協力体制を強化し、それらの研修機会等を活用した2720地区内の他クラブのロータリアンとの輪・和も深めたいと考えています。
さらに、せっかくロータリークラブに入会したのだから、ロータリーに関する情報、活動状況などを学ぶ機会を増やし、ロータリアンとして意識を高め、つながりを深めたいと思っています。
<そのための具体的な取り組み>として、
・会員が、年に一度は自分の職業上の情報や体験談、近況などを発言する機会として、例会に「会員の時間」を設けたい。会員の時間は、1回につき3名程度の会友から発表をお願いしたいと考えています。
・会員満足度アンケートなどのツールを活用し、クラブ評価を行いたい。
私がクラブに入会してからこれまで、会員満足度調査をされた記憶はありません。
他クラブでは、毎年調査を行うところもあるようです。例会の在り方や、活動の方向性、内容などについて皆さんの御意見をお尋ねすることは大変意義があると思っています。
そのため、来年5月に「クラブ評価例会」として満足度アンケート調査を実施し、
反省と改善に取り組みます。
・各委員会での卓話に積極的に「出前セミナー」を活用したい。
今年度の地区の重点項目でもあります「出前セミナー」を例会時に招聘し、ロータリーの各分野における理解を深め、情報収集に努めたいと思います。
ロータリーには活動強化月間がありますので、その折に各分野のセミナーを活用できたらと思っています。
・昨年度ガバナー公式訪問時に大森ガバナーから、当クラブの定款が標準定款と相違しているとの指摘を受けました。
当クラブの定款・細則は2015年(織田莊太郎会長年度)に、設置された定款細則委員会(佐藤武朗、橋本信一郎、草野義輔、梅野親典、佐竹享、武内眞司会友)において作成改定されました。この時点では、適切に整備された定款細則でありましたが、その後、3年ごとのRI規程審議会とそれに基づく手続要覧の改正項目が見直し、整理されていない状態となっています。膳所ガバナー年度が次年度から始まりますので、その前には整備を終える必要があると思っています。そのため、今年度にクラブ内に新たに「定款細則委員会」を設置し、標準ロータリークラブ定款及び推奨ロータリークラブ細則に準じ、定款細則の整備を行います。
・社会奉仕事業として、地区補助金を活用し「こども食堂ハッピータイム支援事業」を実施します。
この事業は、前年度社会奉仕委員長でありました江藤秀平会友が手掛けておられました「こども食堂ハッピータイム支援活動」を拡大し、施設の環境整備と周知PR活動を支援しようとするもので、江藤会友のご尽力により実現できた事業であります。
理事会での承認を経て現在事業を進めており、8月には贈呈式を計画いたしております。
・マスコミやホームページを活用し、ロータリークラブの考え方や活動内容などを積極的に情報発信し、クラブの広報・周知を図りたいと考えています。
また、ホームページ上では定款細則が調整中となっていますので、定款細則の整備後にリンクさせたいと考えています。
・最後に、膳所ガバナーエレクトと連携を強化し、ホストクラブとしての役割を果たしたいと考えています。今年度中に当地で各種の研修会や協議会が開催されると聞いています。これらの機会を通じ可能な範囲で、ロータリアンとしての繋がりの強化と親睦の輪を深める場にしたいと思っています。
会員の皆さんのご協力・ご支援宜しくお願いいたします。
*7月23日(土)に地区クラブ活性化ワークショップが開催されます。これに次年度会長・幹事と共に出席予定ですが、事前に「会員満足度アンケート」を実施するよう求められました。つきましては、ただ今からアンケート調査票を配布いたしますので、次回例会時までに事務局までご提出くださいますようお願いいたします。無記名となっています。
会長の時間1
2022年07月06日
日田ロータリークラブ会長 石松雅彰

今年度最初の会長の時間です。1年間、どうぞ宜しくお願いいたします。
私は、職業分類が不動産賃貸業としてロータリーに入会させていただいています。
現在、アパート2棟、戸建て住宅14棟を管理運営いたしていますが、おかげさまで全戸入居中であり、何とか黒字経営を続けています。
商業柄、また家庭的にも皆様にお話しするような事柄を持ち合わせていませんので、今年度の会長の時間は、もっぱらロータリーに関するお話を中心に進めさせていただきたいと思っています。
先日、5月20日に「大分第1グループ会長エレクト懇談会」が玖珠町の望山莊にて開催されました。
例年ですと、ガバナー補佐主催でグループごとに会長、幹事を対象に懇談会が開かれているようで、私も以前幹事を務めた時には白石会長とともに中津で懇談会に出席した経験がありますが、今回はコロナ禍でもあり、会長エレクトのみを対象として、意見交換とともに親交を深めることを目的に実施されました。
会場に入ってとてもビックリいたしましたのは、堀川貴史ガバナーエレクトが、地区副幹事とともにご出席されていたことです。お聞きしますと、堀川ガバナーエレクトが各クラブの会長エレクトの皆さんと膝を突き合わせて意見交換、懇談をしたいとの意向であるとのことでした。
会では、ガバナーエレクトの挨拶ののち、各クラブ会長エレクトから自己紹介、クラブの次年度方針、事業計画等が述べられ、意見交換がなされました。
中津RC会長エレクトからは、クラブ創設70周年を控え会長を2年連続で担当するなどのお話があり、私も2023~2024年度に中津RCの子クラブである日田も60周年を迎えることや膳所ガバナー年度に向けて各種の取組が始まることなどを紹介いたしました。
意見交換では、私から第1グループ内の地区役員の経費負担について見直しを要望し、ガバナーエレクトからは、次年度財務委員長とも協議したいと旨の発言を頂きました。
引き続き行われた懇親会では、酒を酌み交わしながら、ロータリーのことや趣味、いろんな経験談などが飛び交い、大変楽しい懇談会となりました。
特に、玖珠の吉光ガバナー補佐と菅会長とが私と同年齢であることがわかり、若いころの思い出話や同じ人を友人に持つなど話も尽きず、大いに盛り上がりました。
また、ガバナーとは全体会議や研修会などでお会いすることはあっても、10人程度の会議でゆっくり意見交換、懇親ができる機会はあまりないのではないかと思っています。
そういう意味においても今回の懇談会は私にとって有意義なものでした。
これから1年間、会友の皆さんをはじめ沢山のロータリアンの皆さんのご指導、ご協力を頂きながら、微力ではありますが、会長の重責を果たしていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
会長の時間を終わります。
7月の例会
2022年07月05日
・7月6日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
新年度初例会 会長新年度運営方針表明
・7月13日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ協議会(委員会話し合い)
・7月20日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ協議会(委員長活動方針発表)
・7月27日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
内部卓話 会員3名
会長の時間31
2022年06月22日
ラグビーと私 2
先日の大分県ラグビーフットボール協会の総会で、会長に選出されました。そういうことで、最後の会長の時間もラグビーについて話させていただきます。
前回話したように、息子たちは、それぞれ大学ラグビーに進みましたから、私は休みの日にやることが無くなりました。さあ、どうしようかと思っていましたら、長男が2年生の時、いつの間にか、レギュラーになり、それからは試合を見に行くようになりました。当時大学ラグビーでは一番強い、関東学院大学のラグビー部は部員が160名で、全国の強豪校から、すごい選手が集まるので、こんなに早くレギュラーになるとは、夢にも思っていませんでした。芝のグランドは4面あり、A、B、Cチームに分かれて練習し、残りの1面はアザー(その他)と呼ばれる人が練習するそうです。合宿所は3ヶ所あり、その内の1ヶ所がレギュラー寮と呼ばれ、個室で、息子はどうしてもそこに、入りたかったようです。
最初は東京へ安く行こうと思い、宿泊付きのスカイマークで行きましたが、ホテルは新宿の外れにあり、外国人労働者が泊まるような所で、飛行機も狭いし、1回でやめました。それからはどうせ行くならと言うことで、東京の有名なホテルを順番に泊まり、観光名所もほとんど見て回りました。最後の方は行くところが無くなり、隅田川の川下りや、はとバスの夜間ツアーにも参加しました。
ホテルで一番良かったのは東京ステーションホテルで、朝食が美味しく、地下にサウナと温泉がありました。一番便利が悪かったのは、ホテルオークラで、官庁街ですから、廻りに食事をするところがありません。ホテルの中のレストランはいつも予約でいっぱいです。仕方なく、タクシーで赤坂まで行って、食事をしなければならなかったです。しかしホテルニュー大谷や帝国ホテルに比べ、ロビーが広々としていて尊厳があり、テレビカメラが待ち伏せをしているのも、オークラが一番多かったです。食事に行くのが面倒くさかったとき、話の種にルームサービスを頼みましたが、これがなかなか好評で、熱々の料理が出てきて、家内は化粧を落として食べられるということで、やみつきになりました。
長男は大学選手権で3年の時、準優勝、4年の時、優勝することが出来ました。次男は身体が小さかったので、4年でようやくレギュラーになれ、伝統の早明戦のも出て、家族親戚8名で昔の国立競技場へ応援に行ったのも懐かしい思い出です。その後、息子たちはラグビーのおかげで、クボタとNTTに就職することが出来ました。社会人になると、試合は全国各地でするようになりました。札幌で試合があった時は、網走、知床、釧路と観光して、今問題になっている、遊覧船にも乗り、最後に息子の試合を見て帰るという行程でした。
ハプニングもありました、長野の松本で試合の翌日、台風で飛行機が飛ばなくなり、新幹線で東京まで行き、翌日、羽田から帰りました。仙台、金沢、新潟といろんな所に行き、試合観戦と観光を大いに楽しみました。やはり一番多いのは、大阪、京都でした。家内がいつも言っていますが、京都は何回も行っても飽きないらしいです。兄弟の試合が重なる時はどうしますかと聞かれますが、試合場所で選びます。長男が試合に出るようになってから、次男が現役を引退するまでの12年間、毎年9月から12月にかけ、毎週のように応援に行き、いろんな所を観光することが出来ました。これもラグビーのおかげだと思っています。
息子たちが引退した後、いよいよすることが無くなったと思っていたら、次はゴルフです。今では毎年、100回以上ゴルフに行っています。今後、ゴルフが出来なくなったときは、いよいよすることが無くなり、どうしようかと悩んでいます。
会長の時間30
2022年06月01日
日田ロータリクラブ会長 河津龍治
ラグビーと私
私は高校からラグビーを始めました。当時のラグビー部は結構強かったのですが、いつも決勝戦で舞鶴に敗れていました。練習はめちゃくちゃきつかったです。グランドは野球部と、共同で使用していたため、野球ボールが飛んでくる中での練習でした。
特に夏合宿は、玖珠駐屯地で目黒高校と合同で行い、午後からの練習試合は地獄でした。目黒高校は全国大会の優勝チームで、部員は80人ぐらいで、日田高校は20人、毎日3試合ぐらいするのですが、相手は入れ代わり立ち代わり、出てきて、日田高は1年生を出すわけにもいかず、づうと出っぱなしで、3試合目が終わった時は、立ち上がることができず、漫画のスポーツ根性シーンそのままの世界でした。そのおかげで、3年の秋には何時間でも走れるのではないかと思うくらい体力はついていました。大学でもラグビーを続けたかったのですが、会社を継ぐためには、理系の土木科に行かなければなりませんでした。1日中、測量実習や実験があり、特にコンクリート破壊試験などは昼夜にまたがり、体育会本部のラグビー部はとても無理と分かっていたので、理工学部のラグビー部に入りました。練習は週に4日で理科系リーグに所属し、部員は高校から始めた者と、大学から始めた者が、半々でした。大学4年の時は主将兼監督ということで、理科系リーグで優勝することができました。私は何度も本部のラグビー部に入ろうとしましたが、今一歩踏み入れることができませんでした。俗に言う、本チャンのラグビー部は夢の中に何度も出てきました。人生で一番悔いの残る出来事で、この悔しい思いを2人の息子に、託すことにしました。
2人の息子は小,中学校ではサッカーをしていましたが、高校では当然、ラグビーをやるものと思っていました。長男は日田高に入ると、親父の言いなりにはなりたくないと、なんとラグビー部には入りませんでした。当時のラグビー部の監督は、社会人チームでは、彼は選手で、私が監督という立場ですから、どんなことをしてもいいから息子を入れろと厳命しました。1か月過ぎても息子は入りません、家庭内はギクシャクした状態が続き、家内はオロオロするばかりでした。そこで私は奥の手を考えました。ラグビーをしないなら、授業料は払わないから、仕事を探せと言いました。親父のことだから、やりかねないと思い、とうとう観念し、ラグビー部へ入りました。
それからは私も日田高ラグビー部にどっぷりはまりました。まず、監督の要望により、出来る限り遠征試合をしたいということで、29人乗りの中古のマイクロバス買い、100キロのベンチプレスを5セット、それを置くプレハブハウス、ラグビースクール用のプレハブ住宅、マネージャー用のプレハブ住宅、道具小屋や、スクラムマシーン、夜間でも練習が出来る、照明設備1式など整備しました。
春、夏の合宿や連休の遠征試合などすべて付いて行きました。鹿児島の宮之城での合宿など1週間以上も一緒にいるものだから、お前ちの、とうちゃん、仕事はなんなん、と聞かれたこともあったようです。夜、9時前に帰ってくれば、ウエイトはしたかとおごられ、土、日曜日は練習が終わった後は、一人で黙々とキックの練習をさせ、試合が終われば、なんであそこでけったか、なんであそこでパスをせんやったかと説教の繰り返しでした。試合が終わった後の監督の説教より、親父のほうがつらいと、周りに話していたみたいです。次男は長男と私のやり取りを見ていましたので、観念し、中学3年の秋から日田高の練習に参加していました。おかげで二人とも3年の時はオール大分に選ばれ、県下でも一目置かれるような選手になり、大学のセレクターの目に留まり、推薦入学することができました。長男は当時一番強かった、関東学院に進み、次男は兄貴と戦うということで、明治大学に進み、二人とも体育会系のラグビー部へ進むことが出来、私の夢を叶えてくれました。
6月の例会
2022年05月19日
・6月1日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
クラブ協議会
・6月8日(水)⇒ 9日(木)に変更 献血例会 日田市役所 ゆめマート日田店
・6月15日(水)年度末夜間例会
・6月22日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
最終例会 会長卓話
会長の時間29
2022年05月18日
日田ロータリクラブ会長 河津龍治
決算
上場企業の決算発表がピークを迎えています。資源高や円安が追い風となり、今年の3月期に最高益となった企業の比率は30%と約30年ぶりの高水準になったようです。当社も、売り上げが30億円を超え、適正な利益も確保することが出来ました。決して草野家住宅やローレル、YKTの工事で儲けたわけではありません。
30億以上売り上げているのは、日田市内でも5社程度しかいません。当社は他の建設会社と違って、国土交通省の仕事を直接貰って、工事を行います。工事では当初設計で見ていないことがいろいろ出てきますが、全て変更で見てくれます。1億円の工事が2億円になったりします。しかし、他の建設会社は大分県や日田市の工事がほとんどで、国から予算を貰って工事をしていますので、変更はほとんど見てくれず、泣き寝入りをしているのが、現状です。
では誰でも国が発注する工事が出来るかというと、はっきり言って出来ません。全て、建設会社には点数が付いていて、売上高、利益率、技術者の数、会社の成績、現場に貼り付ける技術者の点数など、いろんなことが加味され、入札を行います。日田市内で道路関係の国土交通省の仕事をしているのは、当社だけです。河川関係は当社以外で後1,2社です。大分県下でも国土交通省の仕事をしているのは、十数社だけです。当社は建築も含め、20ヶ所以上現場がありますが、そのうち国土交通省の仕事は6ヶ所で、利益の大半はこの6ヶ所から出ています。
しかしこうなるまでには長い歴史と努力があったわけです。私が小学生の頃、三芳小学校の周りには、下筌松原ダムの関係で、当時は建設省と呼んでいましたが、平屋建ての官舎がたくさんありました。母は毎年、引っ越し時期は手伝いで大忙しです。親父は毎晩、毎晩接待で飲み周り、顔を合わせることはありませんでした。私は建設省の子供が転校してきたら、いじめに遭わないように守ってやるのが役目で、当時から営業をしていたわけです。私は学校を卒業し、人吉の会社で川辺川ダムの工事に携わりました。当時、建設省の方は、親父と飲んで回った人がほとんどで、河津の息子かということで、大変かわいがって貰いました。建設省のダム技術者はダムばかり回るようで、下筌松原ダムから川辺川ダムと流れていったようです。我々建設業は普通の製造業と違って、現場所長の技量に左右されます。1億の現場で1千万残すか、1千万赤字か、所長次第です。その為には高い給料を出して、優秀な社員を雇わなければなりません。給料が高いと、Uターンして来た人たちは、必ず当社に声をかけてくるようになります。その中には、国立大学をでて、大手企業でばりばり働いた方もいます。社内では競争が激しくなります。国土交通省の仕事をすれば、利益が出るのですが、県や市の工事に比べ、書類も多く管理が大変で、検査が終って80点以上取らなければ、次の入札に影響すると言うことで、必死です。だから社員の中には給料は下がっても良いから、県か市の仕事をさせてくださいという方もおります。うちの社員は他の会社の社員に比べ優秀ですが大変です。だから給料も良い分けです。「金を残して死ぬ者は下、仕事を残して死ぬ者は中、 人を残して死ぬ者は上」という言葉がありますが、全くその通りです。当社は人に最大限の投資を行っています。
会長の時間28
2022年05月11日
日田ロータリークラブ 副会長 石松雅彰
本日の例会は、職場例会として武内会友の「秋子想」にお邪魔して開催される予定でしたが、諸事情により急遽通常例会へと変更になりました。
河津会長より、会長代理を行うようにご指示を頂いていましたので、職場例会に因んで、職業奉仕について話をしようと思って準備をしていました。
通常例会に変更にはなりましたが、せっかく準備をしていましたので大変申し訳ありませんが、そのまま話させていただきたいと思います。
会長・幹事や職業奉仕委員長を経験された会友の皆さんはすでにご存じのことと思いますが、ご辛抱頂いて少しの時間お付き合いをお願いいたします。
2720地区では2014年度に、当時 地区職業奉仕部門長であった前田眞実(パストガバナー)が初めて「職業奉仕ハンドブック」を作成し、職業奉仕の焦点や沿革、具体的な活動内容などを紹介しています。
先日の地区研修・協議会においても強調されていましたが、ロータリーは職業奉仕を金看板としてこれまで発展を遂げてきた。これは、他の団体には存在しない唯一のものであり、高い職業倫理を重視した活動の原点を忘れずに、様々な奉仕活動に邁進すべきとしています。
ハンドブックでは、職業奉仕の焦点・核となるものとして3点が示されています。
一つが、あらゆる職業において最も高度の道徳水準を守り、推進すること
二つ目に、あらゆる有用な職業の、社会に対する価値を認めること
三つ目に、自己の職業上の手腕を、社会の問題やニーズに役立てること
としています。そして、このことは2010年度版 手続要覧第7章に関する声明として記されていると紹介しています。
次に、職業奉仕の沿革についてです。
ロータリーは創設以来、高い職業倫理を重視してきましたが、1910年の第1回ロータリー大会において「最もよく奉仕する者、最も多く報われる」の標語が紹介され、1915年のサンフランシスコ大会において「ロータリー倫理訓」(いわゆる職業倫理規定)が採択されました。
なお、この倫理訓は内容が厳しすぎることや表現方法についての批判が続出し、1951年にロータリーのあらゆる文章から削除されました。
しかしながら、その内容は職業奉仕の真髄に迫るものとして復活を望む声も多く、RIは1989年、これに代わるものとして、内容に大幅な修正を加えた「職業宣言」を採択しました。この宣言も、2013年からは「ロータリーの行動規範」として変更され今日に至っています。
次に、我々になじみの深い「四つのテスト」についてです。
1932年に、ハーバードJ.テイラーが39歳で倒産寸前の会社再建を任さ
れたとき、モラル向上の方法として“言行はこれに照らしてから”の「四つのテスト」を考案しました。
以来、この創案は改変されながらも現在の「四つのテスト」として職業奉仕にふさわしい職業倫理訓として認められています。
因みに、彼は1954~55年度のRI会長を務め、その折、この著作権もRIに譲渡したそうです。
やはり、歴史に名を成す人は違うな~と改めて思いました。
そして、これらロータリーの歴史や動きを知ることは、なかなか面白いことだと感じました。
最後に、職業奉仕の活動分野についてです。
ハンドブックでは、奉仕活動を5つの分野に整理してあります。
- 1,職業情報…外部講師や会員卓話、会員の事業所見学(職場訪問)等
- 2.就職相談…青少年のための職業情報、職業相談会の企画等
- 3.職業指導…中小企業育成(事業の開始や拡張の支援)、従業員への支援、専門職の育成、障がい者のための職業機会の創出等
- 4.職業活動の表彰
- 5.ロータリーボランティア…クラブと地区が奉仕プロジェクトのために地元では得られない専門知識や技能を持つボランティアを見つけるための支援等としています。
日田ロータリークラブでも、これらの分野において、たくさんの活動を行っていますが、このように活動を体系づけると分かりやすく、活動の意義や必要性を改めて認識できると思います。
私もロータリー歴12年なりますが、本当に知らないことが多く、これからも勉強していきたいと思っていますので、ご指導、ご協力よろしくお願いいたします。
会長の時間を終わります。
会長の時間27
2022年04月27日
日田ロータリークラブ 副会長 石松雅彰
本日は会長が不在ですので、私が代理で会長の時間を務めます。
宜しくお願いいたします。
今日は、先日開催されました2022~2023年度地区研修・協議会について報告と所見をお話ししたいと思います。
今回の地区研修・協議会はコロナ禍と言うことで、一部のハイブリッド開催を除き、基本的にはZOOMによるオンラインで開催されました。
3月21日の「青少年奉仕部門」から4月24日の「ロータリー財団部門」まで、1か月以上にわたり、全体会を含め11の会議が開催されました。
ご参加いただいた次年度の各委員長さん方につきましては、大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
今回の研修・協議会を通じて、私が最も興味を惹かれましたのは、全体会での前ガバナー硯川昭一氏による基調講演『メタモルフォーゼ』でした。
講演の内容は、ロータリーの創設者ポール・パーシー・ハリス氏の生い立ちからロータリーを立ち上げる経緯、その思想などに関するお話でした。
ロータリーを立ち上げた後のお話はこれまでに聞く機会がありましたが、幼児期から少年期、青年期の話は初めて聞き、紆余曲折を経てのシカゴでの法律事務所の開設、依頼人が全くなかった初期の事務所の話など、非常に興味深く聞かせてもらいました。併せて硯川前ガバナーの博識ぶりにも驚かされました。
若い会友たちにもぜひ聞いてもらいたい講演でした。
また、各部門別協議会では地区委員の皆さんが、慣れないオンラインでの進行に悪戦苦闘し、懸命にご努力頂いたことに深く感謝申し上げたいと思います。
でも、やっぱり一つの会場に集いて対面で行う研修会が私には合っている気がしました。
次年度は、何とか通常開催ができるとよいですが・・・・・
各部門別研修会の内容については、後日 各委員長からの報告もあろうかと思いますので、ここでは割愛させてもらいます。
最後に、この研修会を通じ心に留まったことが二つあります。
一つは、研修会を取り仕切った地区の委員長さんや発表者の方々の年齢が若く、そしてロータリー歴も浅い方がたくさんおられたことです。それぞれが各部門の専門家・リーダーとしてご活躍され、とても素晴らしいことだと思いました。
いい年をして、ロータリー歴も10年以上にもなっていながら何ら貢献できていない自分がいることに恥ずかしくなりました。
若い会友の皆さんは、お仕事も忙しいでしょうが、できるだけ早い時期に地区委員などを経験されると、また新しいロータリー観が見えるかもしれません。
二つ目は、資料の件です。今回、研修資料はすべてデータで示されました。
Zoomを見ながらデータを見ることができず、やっぱり前もって印刷をしないといけないけど、ページが60ページを超えるものもあり、印刷も大変でした。
地区でも、経費負担が大変でしょうが、資料はできたら冊子でお願いできたらと思っています。
今年の地区研修・協議会は何とか終わりましたが、次年度はぜひ一堂に会した研修会が開催されますことを祈って、会長の時間を終わります。
5月の例会
2022年04月22日
・5月4日(水)休会
・5月11日(水)午後12時30分
職場例会 アプロディール紙音
マリエールオークパイン通常例会
膳所GN 卓話
・5月18日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 「水と衛生」 不二水道(株)園田匠社長
・5月25日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
委員会卓話 青少年世代委員会 休会(28日玖珠RC創立40周年記念式典全員登録に振替)
4月の例会
2022年04月22日
・4月13日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員卓話 母子の健康 膳所会友
・4月20日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
会員卓話 YouTuberの話 高橋会友
・4月27日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 「劇場運営会社から興行会社へ ー地方劇場としてのチャレンジー」
博多座 上野純一氏
会長の時間26
2022年04月20日
日田ロータリクラブ会長 河津龍治
介護付き老人ホーム譲渡
皆さんはロータリーの休会中、いろいろあったと思いますが、私もありました。河津建設が17年間、経営してきた41床の介護付き有料老人ホームを譲渡することになりました。去年、施設長が突然亡くなり、後継者を探していたのですが、なかなか見つからず、コロナ渦の中、慢性的な人手不足に悩まされ続けていました。譲渡の条件は、当社の運営方針をそのまま引き継いで貰い、入居者や職員も、同じ待遇であることを条件とし、全て、仲介業者にお任せしました。俗に言うM&Aという方法です。仲介業者が査定した金額で契約をし、あとは一切口出しが出来ません。何処に売却するとか、一切知らされず、途中で条件を変えることも出来ませんでした。
今、河津建設は約30億の売り上げがありますが、当時は、15億ぐらいで、今のように災害もなく、少ない公共工事を奪い合っていました。このままでは先が見えなく、何か手を打たなければと、焦っていました。いろいろ考えた末、日高町に持っていた、資材倉庫とアパートを壊し、そこへ老人ホームを建てることにしました。補助金を一切貰わずに立ち上げたため、当時の市長、大石さんから、俺は反対したが、おまえが勝手に作ったということにして、今後、こういった老人ホームは一切作らせないと言っていました。社会福祉法人じゃないから、いろんな制約がありません。施設長の給料は幾ら貰っても良いわけです。また食事の制限もありません。塩分を控えた美味しくない物を食べて、20年生きるより、塩分たっぷりの味の濃いい、美味しい物を食べて10年生きた方がどれだけ楽しいかという、コンセプトで運営していました。最初の1年目は3人しか入居者がいなかったのですが、大分県は最初から41床分のスタッフを揃えなさいということで、5千万の赤字でした。次の年は1千万の赤字で、3年目からようやく黒字になりました。当初からWI-FIを備え付け、完全個室と言うことで、海外在住が長かった方など、ハイレベルな生活をされていた方が、入居するようになり、それからはほぼ満床が続きました。
年間売り上げは、平均で1億5千万、純利益も平均で6百万ありました。もちろん、税金は河津建設が払いますし、銀行からの借り入れもありませんので、17年間である程度、貯金が出来ていました。令和4年3月31日をもって、パートを含め39名の職員を解雇し、退職金を払い、残りの有給休暇を買い取ることにしました。また、4月1日をもって引き継いでくれる、新しい会社と雇用契約を改めて結んで貰うようになりました。当初は営業もせずに毎年1億5千万の現場があるという考えで始めたのですが、建設業の場合は1億5千万の工事は社員が2人おれば、十分ですが、介護付き老人ホームの場合は、40人の職員が要るということで、その職員を集めるのがどれだけ大変か、後で分かりました。この業界は人の出入りが激しいと聞いていましたが、退職金の一覧表を見て、改めて、驚きました。勤務年数10年以上はたったの6名、3年未満が21名と、義理人情もない、本当に切ない業界であることが、思い知らされました。今は、やめて良かったと、つくづく思っています。以上 会長の時間を終ります。
会長の時間25
2022年04月13日
日田ロータリクラブ会長 河津龍治
ウクライナ侵攻
ようやく例会が開催されるようになりました。私としましては、6月まで休会をしたかったのですが、そういう訳にもいかず、先週の理事会で、コロナは当分収まりそうもないので、しっかり感染対策をし、Withコロナということで、例会を始めようと言うことになりました。約3ヶ月弱の休会でありました。
その間にいろんなことがありましたが、なんと言っても、驚いたのが、ロシアによるウクライナ侵攻でした。テレビや新聞によって毎日毎日、戦場での悲惨な状況が報道されています。そういった中で、私が一番強く印象に残ったのは、核を持つと言うことは、これほど強いのかということでした。アメリカもEUも武器は供給するが、手も足も出せない、というのが、実情らしいです。次がハイブリッド戦です。サイバー攻撃をしたり、SNSの偽情報で混乱させたり、人工衛星やレーダーを妨害したり、軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現代戦と言われています。まるでSFの世界で、ついにここまできたか、と驚いています。
ところで中国が台湾を攻めたら、アメリカは軍事参入をするのでしょうか、はなはだ疑問です。このような状況で、保守系の新聞は防衛費の増強を求めています。また革新系の新聞はシェルターの設備を求めています。とうとう今月の文藝春秋は核武装のすすめという特集まで出ました。その中で、今回の戦争は、強いロシアが弱いウクライナを攻撃しているのではなく、弱いロシアが強いアメリカを攻撃しているらしいのです。これを機会に日本の防衛というものを、改めて考え直す時かもしれません。そのような中で、日本を含め、世界各国はロシアに対し経済制裁を強めていますが、当然、我々国民にもしわ寄せが来るわけですから、早く停戦交渉が妥結することを祈るばかりです。
さて、話は変わりますが、今日、重量子線の治療が終りました。3月の半ばから、照射を始めました。朝一番の治療をお願いしていましたら、毎日、90人の患者がおり、治療時間は選べませんと言われました。ところが、膳所先生より、サガハイマットの理事長は私の後輩で、電話しといたよ、と連絡を受けました。それが原因か分かりませんが、12回の照射は全て、朝一番の9時からになりました。毎朝、7時前に家を出て、8時前につきます。8時20分にオシッコを出し、コップ2杯の水を飲み、膀胱に水をため、9時から治療が始まります。与えられたパンツに履き替え、位置を合わせるのに時間が掛かり、照射時間は2分程度です。痛くも痒くもなく、15分間で治療が終り、10時半までには家に帰り着き、いつも通り、昼からゴルフに行けました。この治療で一番辛いことは、お酒を飲めないことだけです。禁酒して今日で1ヶ月になります。照射により直腸や尿道を傷つけているので、後1ヶ月は飲めません。よって夜間例会は1ヶ月後になります。もちろんコロナが収束していなければなりません。早くマスクの要らない環境が来ることを願って、会長の時間を終ります。
3月の例会
2022年03月09日
新型コロナウイルス蔓延防止の観点から3月末日まで休会となりました。
4月以降の例会は4月初旬に決定します。
2月の例会
2022年02月08日
例会は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から当面中止になりました。
会長の時間24
2022年01月19日
日田ロータリクラブ会長 河津龍治
市議会議員
市役所の執行部と市議会議員がギクシャクしているのが気になります。市役所の1階にある階段を撤去するか、しないかでもめています。当初、あの階段は我々建設業者が一番使っていました。1回の入札に10名から20名が参加し、9時から始まり30分おきに開催され、午後まで続くときもあります。入札室は2階ですので、1階の待合室におり、時間が来れば、ぞろぞろと、例の階段を使って、入札室に行くわけです。大変便利が良かったです。このことは石松副会長が当事のことは、一番分かっていると思います。
しかし今では電子入札です。市役所に行かなくて良いようになりました。入札の日は駐車場を探すのも大変で、多くの人が、例の階段を上ったり、降りたりしていたのですが、今は使っていません。だから撤去するという話が出たときは、当然だと思いました。費用はコロナ対策で国から出るし、待合場所も広くなるので、大変良いことだと思いました。しかし市議会議員が反対し撤去されなくなりました。
2~3人の市議会議員になんで反対か聞きました。答えは「事前に相談が無かった」ということでした。これを聞いたときは、唖然としました。つまり、根回しが無かったから、反対したそうです。私は、当時の入札の話をし、事前に相談があったか、無かったかは、関係なく、市民にとって、どの選択が一番良いかが、大事じゃ無いでしょうか、と話をしたら、黙りこくっていました。余りにも、程度の低さにあきれてしまいました。
次は中津江ホールです。令和2年7月の豪雨で、中津江高齢者生活福祉センターが、土砂災害で全壊しました。日田市は老朽化した中津江ホールを解体し、跡地に高齢者生活福祉センターと上津江、中津江が一体化したこども園を整備することにしました。しかし、市議会は、また反対しました。ホールは28年前に当社が建設しました。当時、なんでこんな物を立てるか不思議でなりませんでした。当時の村長は箱物を造るのが大好きでした。上津江や中津江、前津江は村営住宅をたくさん建てましたが、誰も入る人がいなく、役場の職員が入っていました。市町村合併になると、その職員たちは日田市に家を建て、今では誰も住んでいません。中津江ホールも当初はお盆にミュージシャンを呼んで、賑わっていましたが、今は誰も使ってなく、老朽化が進み、大規模な修繕が必要でした。場所は津江小中学校の前で、一番便利が良く、安全な場所です。何で反対するか、分かりませんでした。しかしこの件は、お年寄りに、早く住む場所を造ってやる、ということで、ホールを解体し、公共福祉施設を造る案は、ようやく議会を通ったみたいです。何でもかんでも、反対すれば、自分の存在価値が見いだされる、と思っているのでは無いでしょうか。このように、今の市議会議員は、なんかおかしいと思っているのは、私だけでしょうか。