卓話

2020年

ロータリー情報委員会 白石章二

2020年11月04日

 コロナ禍の現在、世界中のロータリークラブが新しい運営方法の模索や、ネットを通じての情報の発信や検索などが盛んに行われている様です。

 日田ロータリークラブもなかなか難しい運営が続いているようです。

 現在日本でもマイロータリーというホームページがあります。

 ここに登録すると国際ロータリークラブの色々な情報がメールで送られてきますし、世界大会の登録もできますので是非お試しください。

 さて、コロナ禍以前の世界のロータリークラブの状況も多種多様なようです。

 今日は、会長になる前の会長エレクトのセミナーで頂いた資料を参考に少しお話をして見たいと思います。

 これは主に海外のロータリークラブのお話ですので、そのつもりで聞いて下さい。

 まずムーンライトRCの場合、家族や友人を例会に連れてくる事が許されていて出欠はとらないそうです。

 ベイシティRC場合は、水曜日の正午にオンラインのみの例会で運営。

 ウィローツリーRCでは会員は10名で会員の家族の参加がOKで、法人の会員はロータリークラブを知ってもらうために、毎回異なる社員が出席しているそう。

 フォックストレイル芸術会館RCでは、会員は全員がこの芸術会館の職員。

 ヤングブラッドRCでは、40名の会員の全員が35才以下で、会長は29才で最年少会員は19才、これからキャリアを積んでいく会員ばかりのようです。

 以上、世界のロータリークラブは日本とは大分状況が異なるようです。

会長の時間32

2020年06月17日

年度末卓話 1年を振り返って

日田ロータリークラブ会長 白石章二

一年前の今頃は、世界がまさかこのような状況になるとは夢にも思っていませんでした。

七月に私の年度がスタートし、毎週の会長の時間の事で頭がいっぱいで、あっという間に一週間が過ぎていっていたのが、なにか遠い昔のことのように今感じています。

会長になって始めて、他クラブの例会に出席させていただき、クラブが違うとこんなに例会の様子や雰囲気が違うのかと少し驚きました。

特に玖珠ロータリクラブにお邪魔した時は、あまりの会員の少なさに少し戸惑いました。

日田ロータリークラブは本当に会員に恵まれているなあと実感しました。

最初の夜間例会の納涼例会では、新入会員の合原会友や若い会友と一緒に二次会に行き楽しい時間を過ごさせてもらいました。

8月には日隈小学校金管バンドの皆さんに来ていただき演奏を披露して頂きました。

そして去年も見事に全国大会に出場し、本当に嬉しく思いました。

9月は、今年度の一番の事業であるチャリティーコンサートが開催され、石松幹事や佐藤委員長そして当時会員だった吉冨今日子さんや会員の皆様のご協力で無事にコンサートを終えることが出来ました。

この収益金は後にNPO法人のリエラさんを通じて、九州北部豪雨災害で被災されたご家族の子供さん達に無事渡されました。

皆さんのご協力、本当にありがとうございました。

10月には長年日田ロータリークラブで活躍された、井上名誉会友がお亡くなりになるという悲しい出来事がありました。

告別式では会長として、弔辞を読むという大役を仰せつかり、とても緊張しましたが、なんとか私なりの思いを話させていただきました。

11月には中津市で地区大会が開かれました。

二日間に渡る大会で大勢の会員の皆さんと一緒にとても充実した時間を過ごさせていただきました。

20日の職場例会では昭和学園さんにお邪魔し、生徒の皆さんの手作りの昼食をご馳走になりました。

まるで京料理の様な上品な料理でとても関心しました。

12月には年末恒例の家族例会が開催されましたが、担当の親睦委員長の松浦会友のお父さんが直前にお亡くなりになり、当日は湯浅会友と高嶋会友が代わりに司会進行をして頂きました。

亡くなられた井上会友の奥様をお招きしてのパーティでしたが、とても喜んでいただき本当に嬉しく思いました。

井上名誉会友に少しは恩返しが出来たのではないかなと思っております。

1221日には、藤蔭高校のインターアクトクラブの生徒の皆さんと大原神社の大掃除をしましたが、担当の永田会友と石松幹事が早くから来られて掃除をされていました。

私もちょこっと掃除に参加しました。

一年間のすす払いが出来てとてもいい気持ちがしました。

開けて1月の新年夜間例会は亀山亭で開催致しました。

久しぶりの川端のホテルでの宴会でしたが、思えばこれがコロナ以前の最後の楽しい宴会となってしまいました。

会長の任期もあと半年になり、なかなか慣れない会長の時間も、あと半分という思いと、まだ半分もあるという複雑な思いがいたしました。

122日には職業奉仕賞贈呈式を行い、みそら会前理事長の池永惠子氏に来訪していただきました。

29日には、原正隆会友がマルチプルポールハリスフェローを受賞されました。

日田ロータリークラブとして初めての事です。

本当におめでとうございます。

2月には2年越しのお約束であった、視覚障害者への読み聞かせの活動を長年されている、「かたつむりの会」へ専用の録音機を寄付することが出来ました。

この頃から新型コロナウイルスの日本での感染が広がりだし、クルーズ船の集団感染で一気に緊張が高まり、世界中が大変な事になりだしました。

3月には学校の閉鎖が始まり、東京などで自粛が始まり、後に全国的な自粛要請が発せられました。

膳所日田医師会会長のアドバイスも考慮し、日田市として各種の会合やイベントの自粛要請が出された事から、会長として34日からの例会の中止を決定いたしました。

当初はひと月位で何とかなるんじゃないかと高をくくっていましたが、その後の世界中でのあっという間の感染の拡大と、死者数の増加に私もさすがに、これは大変な事になったと背筋が寒くなる思いがいたしました。

例会再開のめども立たない中、日田ロータリークラブのラインでの情報交換がされるようになり、私も非公式ですが、いろいろと思いをラインに載せさせて頂きました。

例会出席の為のラインでしたが、思わぬ形で役に立ちました。

ほかのクラブでは、オンラインでの例会をやっているそうだ、などの情報も入ってきましたが、日田クラブの会員数の多さや年齢層を考えると中々直ぐにはできませんでした。

5月になり段々と自粛も解除になり、13日の理事会において現在の状態が続く事を前提に、6月からの例会の再開を決定致しました。

いまだかつてない三か月に及ぶ例会の休会の間、あんなにすぐに来る水曜日の会長の時間が無いことで、一週間が意外に長く感じられたのが少し面白かったです。

休会中はこのまま私の年度も尻切れトンボで終わってしまうのかなあと、思ったりもしましたが、なんとか残りひと月でも再開することが出来て大変嬉しく思っていますが、一週間先には又何があるか、誰にもわかりません。

油断は禁物です。

ですが、何とか一年間皆さんのご協力で乗り切ることができそうなこと、本当に感謝しております。

次年度の会長他理事や委員長の皆さん、また難しい一年になりそうですが、めげずに頑張りましょう。

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