ミャンマー訪問報告
2015年02月18日先日ミャンマーを訪れた頓宮国際委員長が報告しました。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
2月9日に入会3年未満の会員の研修が橋本ロータリー情報委員長の手で行われました。多数の新入会員とパスト会長数名が参加され有意義な研修会と懇親会が行われました。お疲れ様でした。お互いの距離も大分近まったと思います。
そのときに話に出なかったロータリーソングについて少しお話します。カラオケでマイクを握って歌う事はあっても皆で一緒に歌うことは、コーラスクラブに所属してでもないと普段あまり無いことでしょう。入会間もないころは、例会で歌う光景を目にしたときは驚きました。増してや地区大会等での折に全員で手をつないで「手に手つないで」を歌うとなるとかなり勇気が必要でした。
ところでロータリーにおいて「歌を歌うということ」を始めた人は1905年にロータリーが創立したときのポールハリスら4人に次いで5人目に会員になった人、ハリー・ラグルスです。しかし、彼が特別変わった趣味を持っていたわけではありません。当時、欧米では「歌を歌う事」「コーラスをすること」はごく一般的な風潮でした。例会で一時的な静寂が訪れた、会話のざわめきが突然やんだ、警告もなくハリー・ラグルスが自ら立ち上がって「おい、みんな、歌おう!」と何曲か音頭を取って歌ったのが始まりのようです。ロータリー誕生2年後に些細な意見の相違がだんだん大きくなりクラブが危機的な状態になったとき、みんなで歌うことによりいつの間にかクラブの雰囲気は改善され、シカゴRCは解散の危機を脱したそうです。歌が、人々の心を結んだのです。日本と欧米の文化の違いはありますが、歌には、少しその場が和み、人々をリラックスさせる力があるのかもしれません。
日本では各クラブによって歌う歌が決まっているようです。「奉仕の理想」「我等の生業」「それでこそロータリー」「手に手つないで」それから「4つのテスト」がよく歌われている歌でしょうか。 恥ずかしがらずに大きな声で楽しく歌を歌えば、楽しいひと時を過ごすことが出来るでしょう。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
尊い日本人の命が2人も奪われてしまいました。後藤健二さんは、日頃は紛争地域の住民の生活、特に子どもたちの生活を世界にジャーナリストとして発信していたそうです。なぜ、殺されてしまったんでしょうか?イスラム国が力を誇示する為でしょう。最初は単なる部族間の争いだったものが、世界を巻き込む争いになってしまいました。同じイスラム人同士が殺し合ったりするのは何故なんだろう。日本人の私たちには理解できません。イスラム国の兵士たちは殆どが他の国から来た傭兵だそうです。それぞれの国の、政治の有り方や経済状況や、いろんな格差の違いに不満を持った若者が集まったようです。
ロータリーの使命の中心にあるのは、文化や紛争の壁を越え、平和を築くことです。平和とは、争いの無い状態だけを意味するものでは有りません。自由、安全、幸せをもらたすものです。迫害や混乱と対峙するものです。
RIパスト会長田中作次会員は「奉仕を通じて平和を」築くよう、すべてのクラブ会員に呼びかけました。私たちはロータリアンがプロゼクトを始めたり、てこ入れしたり、様々な奉仕活動をして、この呼びかけに答えています。「ロータリーのビジネスは営利を目的としているのではありません。ロータリーのビジネスは平和です」と田中RIパスト会長は話しています。平和は奉仕を通じて達成できる目標です。ロータリーの中核にあるのは奉仕の力に対する信念です。人々を助けよう、人々がもっと幸せになるよう自分に出来ることをしよう。ただ金だけを出せばよいのではなく、汗して奉仕をすることで喜びをもらわれる、という気持ちがわき上がります。 深い思いやり、満足、寛容、理解が有れば、そして「奉仕を通じて平和を」標榜するなら、私たちは、自分たち、そして世界の為に、さらなる平和へ向けて邁進していくことが出来るでしょう。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
今日は1月22日からミャンマーに行って来た事をお話しします。詳しくは、頓宮国際奉仕委員長が来週の世界理解月間の卓話で報告があると思います。ルート、日程が少し違いますので私の方からも報告いたします。
橋本直前会長と22日正午に日田を出ました、16時15分発の香港行きのドラゴン航空で香港に行きました。日本時間の19時10分に着きました。時差は1時間です。香港時間の22時20分のヤンゴン行きに乗る予定が機材の故障で急遽取り替え1時間10分遅れて23時30分に出発しました。ヤンゴンには1時30分に着きました。時差は1時間30分です。出るとお世話をして下さっている古庄さんと、ガイドのイ・イモンさんが待ってて下さいました。車の中で1時間寝てたそうです。ドラゴン航空飛行機もわりと新しく操縦も上手で安心できました。宿泊先のイーストホテルには2時過ぎに付きました。ホテルは新しいホテルでしたがお湯が出なくてシャワーにもかかれませんでした。23日には頓宮会友一家と8時にイーストホテルで待ち合わせキイーダンゴンに向かいました。
ここ1年の間にも都市化がどんどん進んでいるのが良く分かりました。車で行けるところまで2時間30分位行き途中スーパーにより画用紙、ノート、色鉛筆、クレヨン等を200ずつ買ってそれからバイク8台で学校に向かいました。約45分位で学校に付きましたが、子供たちが元気に出迎えてくれました。以前よりもっと元気になっているように見えました。子供たちの元気な姿に、疲れがいっぺんに吹き飛んでしまいました。頓宮会友が寄付してくれたボールペン、鉛筆各200本やスーパーで買った文房具やお菓子類をみんなで分けてあげました。とても喜んでくれました。今度は絵を書いて日本の子供たちに下さいとお願いしてきました。向こうの子供たちが書いた絵も見せてもらいました。最後に飲み水は雨水を貯めたり、40分かけて水汲みに行ったりして飲料水に困っている申し入れが有り、3人で協議の結果、何んとかしたいねと言うことになりました。5万から10万円位で出来るそうです。なんとかしてあげたいものです。
・2月 4日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
世界理解月間 会員卓話 平野会友
・2月11日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
休会(建国記念日)
・2月18日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
頓宮国際奉仕委員長 卓話
・2月25日(水)午後0時30分
職場例会 日田商工会議所
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
今日は来週外部卓話に来られる株式会社 シンシアリーの代表取締役平川加奈江社長の件について少し話します。彼女は、障害者就労継続支援A型事業所「えくぼ」の管理者兼サービス管理責任者でもあります。今回は障害者就労とその事業所で働くアスリートの方の件でお話しいただくと、思います。 スペシャルオリンピックスに付いては私が会長についてからすぐの7月16日に会長の時間でお話ししました。もう忘れた方やスペシャルオリンピックスに興味の無い方が大多数だとおもいます。スペシャルオリンピックスとは知的障がい者(主にダウン症)の有る人たちの様々なスポーツトレーニングやその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。故ケネディ大統領の妹のユニス・ケネディ・シュライバーが障がいのある子供たちを集めてデイキャンプを行ったのが、始まりです。日本では熊本がSO活動の始まりです。 RI2720地区の熊本のロータリークラブではかなりのクラブが援助の手を差し伸べています。大分県、日田市にはまだその組織すら確立されていません。知的障がいのある人たち(アスリート)の健康や体力、社会適応性の向上さらに、人間としての自信と誇り、家族や地域社会にとっては、「アスリート」を敬愛をもって家族や地域社会の一員として受け入れる事によりその絆がふかめられる。「アスイート」個人の人権と尊厳が重んじられ、生産的で価値ある市民として受け入れる地域社会の環境ずくりの大切さを学び、知的障がいのある人たちにとって、より良い地域社会の実現に寄与すること手を差し伸べる事が私たちロータリークラブのやれることの一つであるのではないでしょうか。
「あなたはなぜロータリアン?」
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
こんな質問をされたら、あなたはどう答えますか、「立派なロータリアンを見て、憧れていたから」とか、「ロータリアンが奉仕をする姿を見て、自分も仲間に入りたいと思ったから」と言う人が多いとを願っていますが、「取引先の人に言われて仕方なく」とか「先輩に言われて断れなかったから」等様々な入会のきっかけがあったと思います。
消極的な理由で入会した場合、入会して数カ月では、「毎週出席するのが大変」「どこが楽しいのかわからない」と言う人も少なくないかもしれません。「そろそろやめたくなってきた」とか言わないでください。1年、2年たち、クラブの例会出席を重ねるうちに良い友人が」でき、いろいろ教えてくれる先輩が出来、例会に出席するのが楽しみになってきます。クラブの例会時間に合わせて仕事を調整し、例会に出席することが、それほど難しいことではなくなってくるはずです。
ロータリーは親睦を大事にします。でも、何のための親睦でしょうか、仲良くなるだけで良いのでしょうか。これは四つのテストの上にあると思います。
1:それは真実か? 2:それはみんなに公平か? 3それは好意と友情を更に深めるか? 4:それはみんなのためになるか?
四つのテスト根底には「もっとも奉仕をした人がもっとも報われる」があると思います。クラブの奉仕活動に参加し、仲間たちと共に活動をすることによって、おたがいに本当に良い仲間だと思える事の為の親睦ではないでしょうか。
他クラブにメーキャップに行くこと、他クラブの周年行事に参加すること、地区大会に参加すること等により幅広い友人もできます。 自分たちが手を差し伸べた人たちの笑顔を見て、「ありがとう」と言う言葉を聞いて、自分がその人たちにあげたものより、その人たちからもらったものの方が、ずいぶん多いと気づくかもしれません。
下半期の抱負
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
日田ロータリー会友の皆様あけましておめでとうございます。旧年中はロータリー活動にご協力いただきましてありがとうございます。また今年もご協力お願いします。 下半期につきましても、ロータリーをよく知るために共に学び共に楽しんでいきましょう。まず1月14日のクラブ協議会での発表に間に合うように、各委員会を開催してください。
さらに、ロータリアンとしてやるべきこと、やらなければならないことを押し進めます。戦略計画委員会を設置し、計画・立案を進めます。まず計画としては、ミャンマー、知的障がい者(スペシャルオリンピック)支援をやっていこうと思っています。
各委員会の計画次第で増えることもありますが、下期につきましてもご協力お願いします。