会長の時間

0年0月0日

会長の時間1 平成25年7月3日(水)

2013年07月03日

「新年度を迎えて」 2013.07.03

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今日から、新しい年度(2013~2014)になりました。

ご案内の通り、今年は、日田ロータリークラブクラブにとって、創立50周年の節目に当たる特別な年です。

会員の皆様と、新役員と50周年実行委員会の方たちには、格別のご尽力を賜ることとなりますが、よろしくお願いします。

 

新年度会長方針は、後ほど皆様にご説明いたしますが、この一年、全員が無事で和気藹々と前に向かって進んでいくことを願いまして、会長の時間を終わります。

会長の時間45 平成25年6月26日(水)

2013年06月26日

「2クラブ合同例会」2013.06.26

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

こんばんは。今日は日田ロータリークラブと日田中央ロータリークラブの合同夜間例会です。

今期最後の例会が2クラブ合同例会となったのは、長い歴史の中で初めての事ではないかと思いますが、今期の納めと来期への新たな出発という意味では、これもまた良かったのではないかと思います。

 

そして、第2720地区と日田ロータリーと中央ロータリーが、全国のロータリアンから集まりました北部九州水害義捐金にプラスして、日田市に災害用小型発電機15台を贈呈いたしますが、その贈呈式が、今日ここで全員が参加して行われるのも、私たちの活動を実感できて良かったと思います。

 

どうぞ、今宵は2クラブの会員が交流して一層の親睦を深めてほしいと思います。

 

会長の時間44 平成25年6月19日(水)

2013年06月19日

「一年を振り返って」

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今期は「一眼を足下に、一眼を海外に」という会長方針でスタートいたしました。

 

まず、足下ということで申しますと、

上半期に3名の会員が新しく入会していただき総勢54名のクラブになりました。残念ながら、会社の都合で1名退会となり、現在53名ですが、世界的に会員が減少する中で、比較的良い状況であるといえます。来期も有為で楽しい会員が増えて、活力があり、皆が成長できる日田ロータリークラブでありたいと考えます。

 

また、今期、趣味同好委員会にゴルフ同好会を新設し、毎月1回の開催を基本に懇親を深めておりますが、6月2日には小国ロータリークラブから4名が参加してくれました。これからも、ゴルフを通じて近隣クラブとの交流を深めることにも活用したいと思います。

6月9日には第一グループゴルフコンペが周防灘カントリーで開催され、日田からも10名が参加しましたが、生憎の雨でしたがゴルフを通じて親交を深めました。尚、5月12日の会長杯ゴルフでは、参加者中最高齢の中野会友が優勝、ニアピンも3個獲得されました。

 

さて、この1年間、第2720地区ではセミナー等が多く開催されました。7月12日のブライダル委員会 9月2日の米山記念セミナー、9月9日と10月27日の財団セミナー、7月28日、湯布院青年の家で開催されたインターアクト年次大会、10月13日のローターアクト大会です。

今年に入って、2月9日の熊本でのクラブ管理運営委員会です。

 

3月8・9日には、大分オアシスで「地区大会」が開催され、席上、日田クラブは会員増強優秀クラブの表彰を受けました。

4月21日には人吉で「地区協議会」が開催され、日田からもバスで多数参加いたしました。

 

更には、5月25日の熊本での職業奉仕セミナー、同じく熊本で5月31日、会員増強セミナーが開催されました。

これらのセミナーと式典には、副会長、各委員長と委員さん方が積極的に参加していただきました。セミナーや式典に参加すればロータリーが良く理解できますし、他クラブとの交流もできますので、来期も特に新会員の方たちには、多くご出席して下さいますようお願いします。

 

来期は日田ロータリークラブの創立50周年記念の年です。今期、他クラブから周年行事の案内のあったクラブにはほとんど出席いたしました。

9月15日の別府RC60周年、3月2日の 大分東RC50周年、4月20日の玉名中央ロータリークラ30周年、6月2日の国東ロータリー30周年です。

間もなく、石井委員長の下で50周年実行委員会が立ち上がりますが、来年の5月31日が大盛会、大成功裏に終わることを願います。どうぞ、皆様のご協力をお願いいたします。

 

岡村ガバナー公式訪問も、10月3日、日田クラブをホストとして3クラブ合同で開催されましたが、後の懇親会も含めて活気があり和気藹々とした公式訪問だったと思います。この席で、岡村ガバナーからミャンマー学校改修の窓口になる方をご紹介いただき、早速11月末のミャンマー訪問に繋げることが出来ました。

 

 

次に一方の「海外」に目を転じますと、国際交流のための中国語講座を開講いたしましたが、残念ながら少しずつ受講生が減っています。先に台湾で小籠包を食べに行った方がいいのかなぁとも思っています。

 

そして、50周年記念事業の一つとして、ミャンマーでの校舎建設の現地視察のために、田嶋副会長、織田R財団委員長と私の3名が、11月31日から12月4日まで行って参りました。現在はロータリー財団に補助金申請中ですが、いずれにせよ、雨期明けの10月には着工し12月か1月には開校式が出来るものと考えております。出来るだけ多くの方の参加を期待します。安倍総理も訪問されましたが、あの国は必ず発展する国であると確信します。それだけの素質を持った国民でで、且つ親日国です。

 

3月27日には嘉義玉山ロータリークラブがご婦人同伴で多数日田に来られ、夜間例会で歓待しました。

そのお返しで、4月24日から嘉義玉山扶輪社の14周年記念式典に草野会友、頓宮会友とともに参加して参りましたが、嘉義プリンスホテルの宴会場を借り切った盛大な式典と宴会だったので驚きました。翌日には八田與一技師の烏山頭ダムと日田からも協賛金を提供しました桜の植林を見学して来ました。本当に嘉義玉山の方たちも良くしてくれます。

 

 

川開きの5月26日には、日田市陸上競技場で日田少年ラクビーフェスティバルが開催され日田ロータリークラブが後援しました。大分・別府・中津・玖珠・日田の少年チームが熱戦を繰り広げました。

 

10月24日にパトリアで開かれたチャリティバザーでは過去最高の資金が集まったそうです。

6月12日には献血例会がありましたが、昨年の8月17日には県庁で36年間に及ぶ日田ロータリークラブの献血推進活動に対し厚生労働大臣の団体表彰を7受賞しました。これからも社会奉仕活動の一環として継続して参ります。

 

今期最後の6月28日の例会は二クラブ合同例会といたします。

その冒頭で、第2720地区・日田ロータリークラブ・日田中央ロータリークラブから、日田市に「災害用発電機15台」の贈呈式を行います。

これは第2720地区からの日田市水害お見舞金に、2クラブが金額を加え、日田市の要望である「災害用発電機15台」を贈呈するものです。

これは家庭用のプロパンガス2本で2時間発電できるので、災害時の停電などに非常に役に立つものだと思います。

 

この他にも、ゲスト卓話、会員卓話、職場例会、家族会などの夜間例会等々、各委員長と委員には大変ご苦労様でした。

 

会友各位に支えられまして、無事、1年間を終えることが出来ましたことを感謝いたします。来期1年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会長の時間43 平成25年6月12日(水)

2013年06月12日

「献血例会」2013.6.12

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

本日は恒例の献血例会です。

 

昨年、日田ロータリークラブは、36年間にわたる定期的な献血推進活動と地域に密着した献血広報活動に積極的に協力をしたという理由で、厚生労働大臣表彰状を受けました。

 

献血は、救急救命など様々な医療分野で欠かせない血液製剤の製造に必要なものですが、それは多くの献血者の善意に支えられております。

 

日田市は、大分県下でも献血をされる方が、非常に多いのだそうです。これは日田市の誇りでもあります。

 

日田ロータリークラブが、社会奉仕活動の一環として、市民の皆様の献血活動のお手伝いを継続していくことは、今後とも、非常に重要なことだと思います。

 

今日は、ご多忙な中、各会場に分かれての献血でございますが、今日一日、よろしくお願いします。

 

 

会長の時間42 平成25年6月5日(水)

2013年06月05日

「家族例会」2013.06.05

 

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

皆さま、ようこそいらっしゃいました。今夜は、恒例の家族例会です。

 

先日、人吉で開かれた地区協議会で神戸地区のパストガバナー深川純一さんは、

ロータリーの魅力は「初めに親睦ありき」だとおっしゃいました。

 

そして「ロータリーを楽しむ」とは、成長するロータリアンを見て、お互いに楽しむことであるともおっしゃいました。

 

皆さま、今夜は、美味しい料理とワインで親睦を深めていただくと同時に、

成長する日田ロータリアンの姿も見て、楽しんでいただきたいと思います。

 

さて、今年度も残り少なくなりました。来月からは新しい年度であり、そして日田ロータリークラブの創立50周年の年でもあります。

 

来年の5月31日の記念式典・祝賀会に向けて、会員のみならず、奥様方のご協力ご支援をお願いすることになると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

最後に今日の家族例会を準備してくれました親睦委員会の皆さんに感謝して、会長挨拶といたします。

 

 

 

会長の時間41 平成25年5月29日(水)

2013年05月29日

「相手を知る」2013.05.29

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

昨今、日本南西諸島の波が高くなってきましたので、中国人の考え方について学ぶことは無駄ではないと思いますので、少しお話したいと思います。

 

中国には「孫子」や「呉子」など古来、数多くの兵法書があり、戦国大名など日本の武家も大いに学んできましたが、「三十六計」という清朝初期にまとめられたといわれる兵法書があります。

 

この本には、様々な時代の故事・教訓がちりばめられ、中国では「孫子」よりも「三十六計」のほうが、庶民に慣れ親しまれており、日常生活でも幅広く引用されているようです。

 

中国映画「赤壁(レッド・クリフ)」を観ていますと、盛んに「借刀殺人」だの「瞞天過海」だの「三十六計」からとった言葉が盛んにセリフに出て来ていましたので、庶民が普通に使っている考え方なのでしょう。

 

日本人の中国駐在員が「三十六計」の本を机の上に置いていたら、中国人の愛人が「あなたは私から逃げ出すつもりか」と怒り出したという笑い話?もあるそうです。「走為上:逃げるをもって上策となす」です。

 

最近の尖閣周辺の中国艦船の動きを見ていると「瞞天過海 」つまり、「 敵に繰り返し行動を見せつけて見慣れさせておき、油断を誘って攻撃する。秘密は公然としているものに隠されており、秘密と公開は決して対立するものではない」という彼らの戦略を感じます。領海・領空侵犯の意図を公然と見せつけているといえます。

そして「以逸待労 – 直ちに戦闘するのではなく、敵を撹乱して主導権を握り、敵の疲弊を誘う」のではないかとも思えます。

 

中国は海洋監視船の増強も含めて空母や潜水艦のほかに強襲揚陸艦などの海洋戦力の大増強を図っており、特に、強襲揚陸艦は港湾施設のない離島などでも、短時間で武装兵員や戦闘車両を上陸させることが出来ます。

我国は、相手の意図を見抜き、手を打ち、警戒を怠らぬことが大切だと思います。

 

 

 

 

 

会長の時間40 平成25年5月22日(水)

2013年05月22日

「安倍外交に期待する」2013.05.22

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

本日は河津建設㈱さんの職場例会です。河津会友と社員の皆様方には大変お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

 

さて、今日の新聞に、安倍首相が飯島内閣官房参与の訪朝に米国と韓国が不快感を示したことに対し「拉致問題について日本が主導的に解決しなければ、残念ながら他国がやってくれることではない」と述べたとありました。日本の国益は日本が守るしかないという明確な姿勢と決意の表れだと思います。

 

安倍政権は発足して約半年にすぎませんが、金融・経済のアベノミクスだけでなく、外交においても、鮮やかな手腕を発揮していると思います。

 

安倍首相は、今年1月にはベトナム、タイ、インドネシアの東南アジアを歴訪。その後、ロシアを訪問し、北方領土交渉を再開するとともに、ロシアとの、いわゆる「2プラス2」の外務・防衛閣僚会議を創設しました。

これまで「2プラス2」は、米国や豪州という同盟国級との間にしかありませんでしたが、今回、日米同盟という基軸の上に、平和条約も結んでいないロシアとの間でも作り、日本の安全保障の強化をはかりました。

更に、今月末にはミャンマーを訪問し、インドのシン首相も来日する予定ですが、新幹線や原子力協定などの他に、ここでも安倍政権はインドとの「2プラス2」の創設に踏み切るかもしれません。

 

今まで、中国が東シナ海と南シナ海で海軍力を増強してこられたのは、北と南の大陸国家からの脅威が薄れていたからであり、安倍外交戦略は、中国に東と北と南の3方面作戦を強いる戦略をとっていると思われます。

 

中国の習近平国家主席は6月にオバマ米大統領と会談しますが、その訪米の理由の一つは、安倍首相が積極的に展開した“中国包囲網外交”で、ベトナム、タイ、フィリピン、ミャンマー、トルコ、モンゴルなど中国の周辺国が次々と日本と関係を深めたことにより、中国の孤立感が強まっていることへの焦りが背景にありそうです。

 

韓国の朴政権は日本をことさら軽視し、中国になびき、アメリカ訪問時にはわざわざ日本を誹謗していますが、安倍政権の外交戦略とアベノミクスの前で無力感をさらけ出しています。

 

中韓のメディアは連日、安倍首相に対し「右傾化」「ナショナリスト」「戦後体制を覆すもの」等々、悪口を並び立てているようですが、これは打つ手が無くなったときの彼らのありふれたやり方だろうと思います。

 

外交に、永遠の友好国も敵国もありませんが、安倍首相には、戦後久しくなかった日本の独立と自尊と国益を守る大きなパワー外交を期待したいと思います。

 

 

会長の時間39 平成25年5月15日(水)

2013年05月15日

「地区協議会で学んだこと」2013.05.15

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

遅くなりましたが、3月15日に人吉で開催された地区協議会で、第2680地区のパストガバナー深川純一さんの「ロータリーの魅力」と題した基調講演がありました。

深川さんのお話の全容を正確にお伝えするには不安でありますが、得心した部分や感銘を受けた部分をご紹介したいと思います。間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。

 

最初に、深川さんはロータリーの魅力は「初めに親睦ありき」だとおっしゃいました。

 

ロータリーには、その魅力の核となる原理原則「一業種一会員」と「例会出席の義務」があります。その原則ができた1905年当時は、同業者は食うか食われるかの騙し合いの関係であり、つまり「一業種一会員」でなければ、お互いに安心して心を通い合わせる自然な親睦が出来ませんでした。

 

そして、ロータリーの親睦とは何かというと、楽しくなければならないが、単なる感情的な親睦ではなく、他のロータリアンからお互いに学び高め合う精神的親睦です。

 

ロータリークラブの本質は社交クラブであり、奉仕クラブではありません。奉仕をするロータリアンを育てるための社交クラブであるということです。

ロータリーを楽しむとは、自己研鑽するロータリアンを観てお互いに楽しむという事でもあります。

 

また「一業種一会員」により、業界の代表である最も「良質な人」を選ぶことでクラブの質が保てます。

 

「良質な人」とは、自分と他人を包摂できる論理、つまり自分のことだけを考えず他人の事も考えられる人のことであり、目に見えない紐によって結ばれているという自覚を持つ人のことです。

 

初期ロータリーの指導的人物であるアーサー・シェルドンは「自分とは他人であり、他人とは自分である」あるいは「人類連帯の自覚」といっていますが、すべての人間は因縁浅からぬものです。

「情けは人の為ならず」で処理できる考えの人、良い意味での「お節介やきの人」のような良質な人をプールすることがクラブの質を保証することになります。

 

また、良い師匠と出会い、良質な人がお互いにお節介をやきあうことにより「先見性」を取得することができます。「先見性」が身に着くと、物の見方が根本的に変わります。

アーサー・シェルドンは「自己改善の功徳は企業改良に繋がる」とも言っています。

 

深川さんは「ロータリアンのすべての行動は倫理的でなければならない」「紳士であるべきだ」といい、クラーク博士は「Be gentleman」と言ったが、自分の良心に恥じないようにすれば規則はいりませんとおっしゃいました。

 

2001年に「一業種一会員」の原則は廃止されましたが、クラブには絶対的自治権があるので、クラブレベルで「一業種一会員」の原則を保持することは可能だと、深川さんはおっしゃっています。

 

日田クラブがどのような方針を取るかは今後の検討課題ですが、非常に有意義な深川さんの講演でありました。

 

 

アーサー .シェルドン(Arthur Frederick Sheldon 18681935

初期ロータリーの指導的人物。アメリカ・ミシガン州ヴァーノン生まれで、1908年シカゴRC入会。1950年のデトロイト国際大会で承認された、ロータリーの標語「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という標語の原型になる言葉を、1910年、ロータリー初の大会(シカゴ)で掲げた人です。
彼の墓碑には、この標語が刻まれています。シェルドンは、ビジネスはすべて社会に尽くす手段でなければならない、という信念とともに生きました。

 

 

会長の時間38 平成25年5月8日(水)

2013年05月08日

「嘉義玉山扶輪社の14周年に参加して」2013.05.08

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

五月晴れに恵まれた連休もようやく終わりましたが、皆様はそれぞれに良きお時間を過ごされたものと拝察いたします。

さて、3週間ぶりの会長の時間ですが、今日は、4月24日に嘉義玉山ロータリークラブの14周年記念式典に参加したときのご報告をいたします。

 

私と草野会友、頓宮会友の3人で、24日の午前10時過ぎに福岡空港を発ち、現地時間の3時過ぎには新幹線で嘉義駅に着きました。ちなみに私と草野会友の新幹線料金は頓宮会友の半額でした。65歳以上は敬老料金になるからです。

 

その日の午後6時半からプリンスホテルで式典がありましたが、会場を見てびっくりしました。今までの日本レストランで行われていた式典とは規模が全く違い、ホテルの宴会場を一杯に使った式典で、これが14周年なのかと思ったくらいです。当該地区のロータリークラブのみならず、台北からも大勢のロータリアンが参加していて、二百数十名は居たと思います。

 

私は、最上壇の会長の横に座らされ、挨拶を頼まれましたが、照明でフロアが良く見えないので緊張しました。幸い、出発前日にオトギノの社員の松岡さんと黄さんに簡単な挨拶を中国語に翻訳してもらっていたので、通訳なしで何とか事なきを得ました。来年の日田ロータリークラブ50周年は、遊船で宴会をするので大勢で来てくださいと勧誘しました。

 

嘉義の式典を見て、50周年の式典・懇親会は大いに盛り上げなければならないと思いました。石井実行委員長、よろしくお願い申し上げます。

 

翌日は、嘉義のメンバーが車を出してくれて、かの有名な烏山頭ダムに案内してくれました。

日田ロータリークラブも寄付をした桜の苗木が、八田與一の銅像周辺からダムに向かって約800本植えられていました。桜が咲くには最低2年はかかるようですが、いずれ烏山頭ダムが桜の花でいっぱいに飾られるだろうと思います。

烏山頭ダムが完成して約80年、そのダム事業を顕彰して、今日、日本の象徴である桜を植えようという台湾の人々の心に感謝と親愛の情を感じます。故八田與一と奥様も満開の桜を見て喜ばれるだろうと思います。

 

数年後の3月には満開の桜で埋め尽くされた烏山頭ダムを、皆で見に行きたいと思います。

 

 

会長の時間37 平成25年4月24日(水)

2013年04月24日

「玉名ロータリークラブ30周年 佐藤正久氏講演より」2013.04.24

日田ロータリークラブ副会長 田嶋 篤

「大丈夫か?日本の防衛」

日本人は自国の領土に関してあまりにも無頓着過ぎます。最近、竹島や尖閣諸島問題が大きくクローズアップされてきましたが、領土というものは、面積とか資源とか、そのようなことで価値が決まるものではありません。領土は国家そのものなのです。

一度でも譲歩してしまうと五月雨式に日本の領土が奪われてしまいます。そういう最悪の事態にならないように、歯をくいしばっても領土は守らなくてはいけないのです。 今一度、学校教育を根本的に見直さなければならないと思っています。古代史の勉強も大切ですが、大正、昭和の歴史はもっと重要なはずです。他の国に領土を取られてしまってから問題意識が高まっても意味はありません。日本の未来を担う子供たちの為にもこの素晴らしい国を渡すことはできません。先祖様や先人から受け継いだものを、ちゃんと子孫に渡すのは当然の義務です。未来の子孫の為により良い日本を作り、守り、渡していかなくてはいけないと思えるのです。  ・私達には「守るべき人」がいる。  ・日本人は危機管理能力がきわめて低い  ・人は人によって人になる  ・いわたりと、思いやりは違う  ・近代史の重要な事を教えていない  ・高校生400人に7人しか知らない(領土問題)

会長の時間36 平成25年4月17日(水)

2013年04月17日

「母と子のスキンシップ」2013.04.17

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

4月の初めは新入の乳幼児が入って来ます。

初めて保育園に来る子は母親から離れるのを嫌がって、母親にしがみついて必死に泣きます。そんな子を園に慣らすために「慣らし保育」を行います。

 

最初の日は1時間から始めて、その子にあわせて徐々に保育時間を長くして、小さな乳幼児に無理のないように少しずつ慣らしていきます。連休までにはほとんどの子が慣れますが、連休で母親と一緒に過ごすと、連休明けに、また、ぐずるというのが毎年の通例だったようです。

 

ところが、年々、泣く子が少なくなっているということなので、私は、最近の子は知恵がつくのが早いからかなと思いました。

ところが、何十年も見てきたベテランの保育士たちに言わせると、それは違うそうです。

 

子供は泣く方が良いのだそうです。それは母親と乳幼児との「心とスキンシップの繋がり」がしっかりできているからだそうです。泣く子に聞き分けがないと困る親には「大好きなお母さんと別れるのが悲しいのですよ」と伝えるそうです。

 

逆にいえば、泣かない子には母親との密接なスキンシップが不足しているから、母親と離れても何とも感じないのかもしれません。

 

昔は3歳までは母親が子育てした方が良いという考えが広く社会一般にありましたが、厚労省は、それを「三歳神話」だとして以降、年々あずかる乳幼児の年齢は下がっています。

働く女性が増えたということもあるでしょうが、現在では生後3、4か月から乳児をあずかるようになりました。

 

であれば、尚更のこと、母子が触れ合う時間をたっぷり取ってほしいと思いますが、一旦「社会で子供を育てるという世の中」になると、なかなか、そうもいかないのが実情です。社会が高度化するにしたがって、肉親の関係までもが希薄になるのは寂しいことです。今後、どのような社会になるのか心配でもあります。

 

江戸の子育てでは、母親はもちろん祖母までもが、子供を裸で抱いて寝たとあります。

だから、日本人には自立心がないのだというような説がまかり通った時期もありましたが、先人の子育ての知恵を見直す必要もあるかも知れません。

 

 

会長の時間35 平成25年4月10日(水)

2013年04月10日

花見例会 2013.04.10

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

今夜は恒例の花見例会です。中野川沿いのライトアップされた八重桜の並木も見事に満開ですが、残念ながら、花冷えというよりも、まるで冬が戻ってきたような寒さです。
皆さんも防寒の備えをなさっていますが、風をひかないよう熱燗で体を温めてください。
今日は、準備してくれた親睦委員会の皆様と場所をご提供くださいました城谷会友に感謝申し上げて、簡単ですが挨拶といたします。

会長の時間34 平成25年4月3日(水)

2013年04月03日

「嘉義玉山ロータリーを迎えて 他」2013.04.03

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

先日の嘉義玉山ロータリークラブの来訪に際しては、皆様、お疲れ様でした。

平成19年に初めて友好クラブの締結をしておりますから、今年で6年の交流になりますが、今回は奥様方も大勢来られて賑やかな交流になりました。翌朝10時にはバスで柳川の方に向かい、あと3泊して鹿児島から台湾に帰られるということでしたが、皆さん大変喜んで帰られました。週報にも出ていますが、羅会長は4月24日に嘉義玉山の14周年に是非出席してくださいとのことです。

 

次に、休日や嘉義玉山の歓迎会が入り、ご報告が遅くなりましたが、3月16日(土)から17日(日)にかけての2日間、熊本県人吉市で会長エレクト研修に参加して参りました。

次年度の地区スローガンは「挑戦!未来への夢!良き友を得てロータリーを学び奉仕を実践しよう」です。

セミナーの中で「未来の夢計画」についてロータリー財団部長の木村初さんのセッションがありましたが、日田から良い事例が出ているという事で、途中で指名を受け、日田の「ミャンマーでの学校建替えプロジェクト」の概要を説明しました。大いに注目を集めましたので、50周年記念事業の一つとして、しっかりとやり遂げなければと思いました。

 

セミナー最後の質疑応答の中で、次年度予算案について疑問があったので質問しました。

それは、地区の繰越金が3年前には1930万円あったものが1180万、880万と減少して、次年度へは330万円しかないことです。

これに対して、赤山エレクトが手をあげられて、実はそれが大きな問題であると言われました。会長エレクト全員の前で窮状を訴えられたので地区全体で問題意識が共有されたのではないかと思います。いわゆるプライマリーバランスを正常に戻さないと次年度以降、赤字という事もあり得ます。地区全体で真剣に考えなければならない問題だと思います。

 

会長の時間33 平成25年3月27日(水)

2013年03月27日

「歓迎 嘉義玉山ロータリークラブ(嘉義玉山扶輪社)」2013.03.27

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

「大家 好」「こんばんは」

嘉義からの長旅、お疲れ様でした。今、九州は桜の花が満開です。とても良い時期にいらっしゃいました。桜の花とともに皆様を歓迎します。

 

本日は嘉義玉山ロータリークラブをお迎えしての例会です。

嘉義玉山ロータリークラブとは2007年(平成19年)に友好クラブとなり、毎年、相互に訪問して友好を深めてまいりました。今日も嘉義玉山ロータリークラブの会友(社員)及びご奥様方を日田にお迎えできますことは、私どもの喜びとするところであります。

 

台湾と日本には長い歴史がありますが、今日でもお互いが親近の情を持っていることは、親戚、兄弟のようであります。私は台湾人と日本人の感性や行動規範は世界の中で一番近いと思っています。

台湾を訪れた日本人で、台湾に悪い印象を持つ者はいません。みんな台湾が大好きになって帰ってきます。

 

最近ではこういうこともありました。野球の世界選手権(WBC)の2次予選で台湾チームと日本チームが東京ドームで対戦しました。

台湾チームは2対1で惜敗したのですが、試合後、台湾チームはドームの観客席に向かって円陣を作り、満員の観客に礼をしました。観客からは暖かい拍手が起こりました。

 

これには、前段の話があります。

台湾との試合が決まった時、ある若い日本人が、ツイッターで、東北大震災の時、台湾の人たちが200億円を超える義捐金を送ってくれたことに感謝のプラカードを持って集まろうと呼びかけ、これ見た多くの若い人たちが沢山のプラカードを持って集まったのです。これを場内のスクリーンで見た台湾選手が、試合後、感謝の御辞儀(おじぎ)をしたのです。

「謝謝台湾」、「謝謝日本」とお互いのエールの交換です。

 

ちなみに、嘉義農林は昭和8年に夏の甲子園で準優勝していますが、若い人は知らない人が多いと思います。

台湾と日本の歴史を余りよく知らない若い日本人たちから、新しい親善・友好の動きが出てきたことは誠に喜ばしいことです。

 

これからも、嘉義玉山ロータリークラブと日田ロータリークラブ、そして日台関係がますます発展することを祈念してご挨拶にかえます。

 

 

会長の時間32 平成25年3月13日(水)

2013年03月13日

「地区大会報告」2013.03.13

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

3月9日に大分のイイチコ総合文化センターで開催された地区大会に、日田クラブから14名で出席して参りました。

 

会長・幹事・ガバナー補佐の3名は、前日の8日に行われました会議とRI会長代理歓迎晩餐会に参加しました。RI会長代理は台湾の呉桂洲さんです。通訳は呉さんのお兄さんですが14歳まで日本人だったと自称するだけに達者な日本語でしたが、達者すぎて、代理の挨拶にかなりご自分の意見も入れたようでした。

呉代理は木下パストガバナーとアナハイムで研修を受けた同期だそうですが、外国人として只一人、日本人のグループに参加された親日家です。

 

翌日の本会議の特別企画トークセッション「新世代に伝えるべきこと」に(株)ローソンの代表取締役の新浪剛史さんがゲストとして参加されました。ローソンの業績を立て直された方で、安倍政権では産業競争力会議の議員として選ばれていますが、民間の自由な発想で活力ある日本になるように提言をしてほしいと思います。

 

3時過ぎからクラブ紹介がありました。会長が壇上に上がりガバナーから記念品を受け取り、同時にクラブ紹介をするという方式でしたが、クラブ紹介を最後の方にもってきたので、そこまでは全クラブが残っていたのは良い企画だったと思います。

 

4時半過ぎから、各クラブからのお知らせが始まり、中津の60周年の案内に続いて日田クラブからも全員が壇上に上がり50周年の案内をしましたが、熊本県のクラブはほとんど離席していましたので、来年3月の人吉の地区大会でもう一度案内します。中津の60周年の案内では黒田官兵衛やロータリーの幟を立てて派手にやっていましたので、日田も次は少し派手にやりたいと考えます。

来年は人吉での地区大会ですが、出来るだけ多くの方の参加をお願いします。

 

なお、先日の卓話で合気道開祖植芝盛平翁に技を教えた武田惣角に秘伝を伝授したのは、会津藩の西郷頼母とご紹介しましたが、当クラブのホームページをご覧になった伝記作家の池月映さんから、西郷頼母は大東流という名前を付けただけで教えていないとのご指摘を受けましたので、ここで訂正するとともに池月さんにお礼を申し上げます。

 

会長の時間31 平成25年3月6日(水)

2013年03月06日

「これからの日露関係について」2013.03.06

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

先日、テレビのチャンネンルを回していたら、前に講演を聞いたことがある元駐露大使の丹波實さんが、北方領土問題と今後の日露関係について話しておられ、面白かったので最後まで見てしまいました。

 

北方領土問題については「千島と樺太の交換条約などの歴史的経緯からみれば、ウルップ島以北が千島列島であり、北方4島は北海道と同じく元から日本領土であるから『歴史の正義』を追求すべきであって『引き分け」とかいうおかしな妥協をしてはならない。すれば、世界の笑いものになるし、中国、韓国もじっと見ている。中国は尖閣どころか沖縄も自分のものと言い出すであろう」とおっしゃっていました。

 

それから、これからの日露関係については「この世に永遠の友好国も敵国も存在しない。存在するのは自国の利益だけ」を前提に次の3点を挙げられました。

 

1 中ロ関係:

①    この20年ほどでシベリアのロシア人は800万人から600万人に減った。中国の東北3省の人口は1億5000万人いる。すでに100万人以上、一説には500万人の中国人がシベリアに入ってきている。ロシアはこのことを脅威に感じている。

②    ロシアはもう中国に武器を売っておらず、逆にインド・ベトナム・マレーシア・インドネシアに売っている。

③    中国との天然ガスの値段交渉が6年間も出来ていない。

2 アメリカのシェール革命:

アメリカは3年ほど前から、地下の岩盤からガス・石油を取り出すことに成功し、

3~4年後には世界最大の石油・天然ガスの輸出国になるだろう。

現在のアジアでの液化ガスの価格が15ドルとするならば、液化コストと輸送コストを

いれても7~8ドル位と今の半額ぐらいになるだろう。

であるから、日本は天然ガスの為にロシアに頭を下げる必要がなくなった。

3 シベリア開発:

中国と組んでシベリア開発をすれば、膨大な中国人労働者が入ってくる。

高い技術と資本を持つ日本と手を組んだ方がロシアにリスクがない。

 

「今、日本は我慢と忍耐の時である」と丹波さんはおっしゃっていました。

そして最後に「20世紀は人類がソ連とどう向き合うかの歴史であったが、21世紀は中国と人類がどう向き合うかの歴史になるであろう」と指摘されました。

 

さすがに練達の外交官のお話で、今後の世界の中の日本を占う意味でも重要な内容だと思いましたのでご紹介しました。

 

5月の連休に、安倍総理がプーチン大統領と会談を行う予定だそうですが、発足以来の安倍政権の動きは世界を見据えた戦略的外交を目指していると思いますので、その重要なファクターの一つである今後の日露関係の進展に関心を持っていきたいと考えます。

 

会長の時間30 平成25年2月27日(水)

2013年02月27日

「八重の桜」を観て  2013.02.27

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

NHK大河ドラマの「八重の桜」が面白いので観ています。

昔読んだ、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」や「竜馬がいく」などの影響もあるのかもしれませんが、私達は、どうしても薩長土肥の官軍の立場から幕末と維新を見てしまいがちです。

 

「八重の桜」は、佐幕側であった会津藩の立場から幕末を描いているので、発想の転換になり大いに勉強になりました。佐幕派から見れば、攘夷派などは今でいえばテロリスト集団とも言えます。

 

会津藩家老の西郷頼母が藩主松平容保に「京都守護職を受けるのはお止め下さい。会津藩が潰れることになります」と諫言する場面は緊迫感がありました。

 

後の歴史を知る我々は、西郷頼母の言った通り、会津が賊軍とされ、戊辰戦争とその後の処遇で酷い目に遭ったことを知っています。

例えば、会津戦争での会津側戦死者は埋葬を許されずに野晒しにされましたし、会津藩から斗南藩に移封させられた家族を含めた約17000名は、壮絶な寒冷と飢餓に苦しみ、一冬を越えたところで約6000名が餓死、病死により亡くなったそうです。

 

ですから、会津の薩摩などへの恨みは深いもので、西南の役では田原坂で多くの旧会津藩士が政府軍の抜刀隊に参加して薩摩軍と戦い、西郷、大久保がともに非業の最期を遂げたときは「当然の報いだ」と言ったそうです。

 

昭和61年に長州の萩市が会津若松市に対して「もう120年も経ったので」と会津戦争の和解と友好都市締結を申し入れましたが、会津は「まだ120年しか経っていない」とこれを拒絶しました。

そして、平成23年3月11日の東日本大震災において、会津若松市は萩市から義援金や原発事故避難者用の救援物資の提供を受け、ようやく会津若松市長が萩市をお礼の意味で訪問したそうです。

 

所で、私は合気道をしていますが、合気道開祖植芝盛平は旧会津藩士武田惣角から大東流合気柔術を習いました。その武田惣角は、ドラマに出てくる会津藩家老の西郷頼母から教授されたと言っていたそうです。元々、この技はお留め技といって、藩士の中でも上級藩士にしか教えなかった秘術だったそうですが、維新後、そのような技が一人の旧会津藩士によって細々とつながり、今や世界的に普及した合気道になっているのは奇跡に近いような話だと思います。

 

「八重の桜」の会津士族の役をしている男も女も凛々しくて恰好がいいのは何故でしょう。私は会津に行ったことがないので、是非、近いうちに訪問したいと思います。

 

会長の時間29 平成25年2月13日(水)

2013年02月13日

「これから起こることを知るために」2013.2.13

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

インターネットに、面白い記事がありましたので、ご紹介したいと思います。

ジム・ロジャーズの『娘に贈る12の言葉:人生と投資で成功するために』という本の書評です。私はジム・ロジャーズという人は知りませんでしたが、有名な国際投資家だそうで、10年間で4000%のリターンを実現させた実績もあるようです。

 

面白いと思ったのは、娘に贈る“彼の考え方”です。そのいくつかをご紹介します。私とはジムで、君とはまだ9歳の娘です。

 

・学生の頃の私は、単に世界中のことを調べるのが好きなだけの若者だった。

ところが、ウォール街に行くと「チリの革命で穀物が上がる」という私の意見にお金を払ってくれる人がいて驚いた。
でも、私はたとえお金をもらわなくたって、歴史や世界中の出来事を調べることに情熱を燃やすことができた。

 

・「他者に流されずに、自分の頭で考える」ということが重要だ。

君のアイデアが笑われたら、それは成功へのサインだ。
・常識はそれほど常識ではない。社会通念や常識と呼ばれるものが間違っていることなんかしょっちゅうだ。

・真実を見極めるためには、手に入る限りの情報に目を通して、何が真実かを常に自分の頭で考える癖をつけておかなければいけない。
あらゆる報道や雑誌の偏見を解読することを学び、政府や特定の利害関係者によって何が植え付けられているかを見抜くのだ。

・もし君が、自分自身や自分の国のことを本当に知りたいのなら、世界を見てくるといい。
外国やそこに住む人々と比較することで、いままでと違った視点で自分や自分の国を見ることができるようになる。私は、イギリスの小説家で詩人のキャップリングの次の言葉が好きだ。「イギリスだけしか知らない者にイギリスが本当に理解できるはずがない」
・哲学というのは、一般に思われているような小難しい理屈などではなく「自分の頭で、どのように考えるか」という技術なのだ。

物事を考察するには、大雑把に言って次の二つの方法がある。観察から結論を導き出す方法と、それに頼らずに理論だけで考えていく方法だ。どちらかだけが正しいというわけではなく、いろんなやり方でバランスの良い思考法を身につけることが大切なのだ。

・君にはぜひ、歴史を学んでほしいと思っている。

これから起こることを知るためにはいま何が変わりつつあるのかを知らなければならない。そして、それを理解するために、過去に何があったのかを学ぶ必要がある。
私が相場で成功を収めることができたのは、歴史を学ぶことを通じて、大きな視点で世界の変化をとらえられるようになったからだ。

・私が歴史や政治に対して興味や関心を持っていたからこそ、ある国で起こった大きな出来事が、世界のほかの国々にどんな影響を与えるのかというヒントを得ることができた。歴史を知るのに、もっとも適したメディアは書物だ。できるだけ、多くの歴史書を読んでほしい。

・父から君へのアドバイスは「変化に敏感であってほしい」ということ。
その変化はちょっとした変化ではなく、何十年に一度しか起こらないような根本的な変化のことだ。

私はジム・ロジャーズの考え方に賛成するので、早速、この本を注文しました。

 

会長の時間28 平成25年2月6日(水)

2013年02月06日

「ビジネスに効く教養」 2013.2.6

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

2月5日付の日経新聞に「ビジネスに効く教養 何磨く?」という記事がありました。

 

何を「社会人として恥ずかしくない教養とするか」は定義しにくいので、ビジネスパーソン1000人にアンケート調査をしたそうです。

 

その結果、ビジネスパーソン1000人が考える「今学ぶべき教養」ベスト10は次の通りです。

 

1位 日本史全般   2位 経済学  3位 日本文化の知識  4位 世界史全般

5位 現代文学全般  6位 経営学  7位 英語      8位 スーツ(衣服)

9位 音楽全般   10位 正しい日本語

 

私が驚いたのは、ベスト3に「日本史全般」と「日本文化の知識」の二つが入ったことです。英語は7位でした。

 

グローバル化が進む中、コミュニケーションに英語など外国語が必要なことは言うまでもありませんが、単に英語を喋るだけでは世界と対等に付き合えないということが、実際に国際ビジネスに携わった体験から分かって来たのではないでしょうか。

 

グローバル化が進めば進むほど、自国の歴史や文化を踏まえて自国のことを語れる人でなければ、世界で対等に渡り合えないと思います。

 

民族と民族が頻繁に交流する世界では、自分が何者であるかの自己証明、アイデンティティとアイデンティティのぶつかり合いがあって初めてお互いが対等の立場に立てるのだろうと思います。

 

日本人はそういう厳しい環境になかったのは幸いでしたが、これからはサッカーでいう削り合うような自己主張が必要になってきます。

 

自国の歴史や文化あるいは立場を説明できない、或いは主張できないのでは、他国の人の信頼や尊敬を勝ち得ることはできません。

 

お茶の水大学の藤原正彦さんが、イギリスの大学にいたとき、あちらの教授にお茶に誘われたそうです。その会話の中で「元寇は文永と弘安で、どう違うのですか?」と普通に聞かれて冷や汗をかいたそうです。「もし答えられなくても何ごともなく過ぎるでしょうが、二度とお茶には誘われないでしょう」と藤原さんは書いていました。

 

私はそれほど高尚な話ではありませんが、近隣諸国人から、いきなり先方の主張をぶっつけられたことが何度もあります。

 

しかし、彼らは一方的な歴史教育しか受けたことがありませんから、別の観点から質問をすると全く答えられません。最後には「そうかも知れない」と言われて、こちらが逆に驚くことがあります。

 

何もこちらから喧嘩を売ることはありませんが、こちらからすれば言いがかりともいえるクレームをつけられたときに対応できるだけの準備はしておくべきだと考えます。

相手の主張に迎合したり、無闇に謝るだけでは、腹の中で軽蔑されるだけです。

 

今、日本人は自国の歴史を知らない人が多いです。これは国民に責任があるのではなく、自国の歴史などを教えなくした戦後の教育にあります。高校で日本史は必修ではないそうです。

 

そうした中で、今回のアンケートで、日本史全般、日本文化の知識がベスト3に二つも入ったことはとても歓迎すべきことで、いずれ、日本史は高校でも必修になるだろうと考えます。

 

 

 

会長の時間27 平成25年1月30日(水)

2013年01月30日

「母の力」2013.01.30

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

先日、大分県保育連合会の記念講演で助産婦内田美智子さんから、感動的なお話を聴きました。

事例の一つに、コンビニ前で座り込んで仲間とコンビニ弁当を食べる女子中学生が「その時ほど幸せなときはない」という話がありました。

そのような気持ちは考えたこともありませんでしたが「カップラーメンかコンビニ弁当ばかりで、一体何をしてくれたというんだ」という親への怒りの言葉と合わせて考えると、子供達の満たされない気持ちが憐れに思えました。

 

人間の子供は長い親の保護がなければ生きていけません。特に食事を与えるということは、哺乳動物の根源的な行為であるということを改めて考えさせられました。

 

最近では、朝、食事をしない、或いは、しても、菓子パン一つという家庭が珍しくありません。共働きが増えたということもあるかもしれませんが、意識の変化の方が大きいと思います。

 

そういう意味では、今は亡き大正生まれの母に育てられたということを、心より感謝します。今とは比べ物にならない終戦後の物資の少ない時期でも、かまどで炊いたご飯と味噌汁はあったように思いますし、学校に弁当も持たせてくれました。

 

そういう明治や大正の日本の母親たちは、どういう教育で育ったかと言いますと、戦後、評判の悪い「修身」の教科書です。お手元に明治四三年尋常小学校修身書のコピーをお配りしていますが、一部を読んでみます。

 

「男子の務めと女子の務めとはその間に異なるところあり。修身の教えは男女共に守るべきものなれども、男子は剛毅果断にして女子は温和貞淑なるをよしとす。知識をひろむることも男女均しく大切なることなれば、各々その分を尽くすに必要なる知識を収得すべし。女子は男子より体力弱ければ、男子は女子をいたわるべきなり。又、世には女子を男子より劣れりと思うものあれども、大いなる心得違いなり。女子も男子も万物の長にして、ただ其の務めを異にするのみ。女子が家庭の和楽を図るは、やがて一国の良風美俗を造る所以なり。女子の、母として子供を育つることの良否は、やがて、その子の人となりに影響し、延いては国家の盛衰にも関係するものなり」

 

まさに、母の力というのは「国家の盛衰にも関係するもの」であると思います。

 

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