会長の時間

0年0月0日

会長の時間41 平成26年5月14日(水)

2014年05月14日

「献血例会」

2014.05.14

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

本日は献血例会です。生憎の雨模様で各献血会場とも来られる方が少ないようです。

 

今まで日田は献血される方が多く、日赤の方も期待されていましたが、今後、献血の場所や時期も検討すべき時期に来ているのかもしれません。

 

また、本日はパトリア日田での例会ですが、13時からは50周年準備委員会がここで開かれます。

記念式典と講演会が開催されるこの会場で、舞台での演台や来賓席の配置、マイクやクリーンの位置や案内表示等々、現場で確認しながら準備を進めていただきたいと思います。

 

本日は宜しくお願いします。

会長の時間40 平成26年5月7日(水)

2014年05月07日

「先端技術の流出」 2014.05.07

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

連休も終わりましたが、皆様方も楽しい日々をお過ごしになったこととお慶び申し上げます。

私は、昨日、小学校の修学旅行以来、50数年ぶりに別府の地獄めぐりをしましたが、結構、楽しかったです。

 

さて、ミャンマーからキータンゴン村小学校の工事進捗の写真が届きましたので、お手元にお配りしております。4月1日はまだ鉄骨だけで、訪れた3名はガッカリしましたが、4月20日の写真では手すりが出来、今回、送ってきた写真では壁も出来上がり、一部は壁も塗られています。

現地からの報告では、5月12日には完成すると言っているそうです。

 

6月2日から新学期が始まりますので、その前後に開校式をする予定です。

開校式に参加される方は本日、私宛に申し出て下さい。ミャンマーのヴィザ申請と飛行機の手配をします。

 

ところで、つい最近、興味ある話を聞きましたのでご紹介します。

ある人が仕事の打合せに韓国の大企業に行ったら、出てきた韓国人の日本語がえらく流暢なので「日本語がうまいですね」と誉めたそうです。名刺には金とか朴とか書いてあったとのことです。そうしたら、その人たちは「私たちは日本人です」と言ったそうです。

 

夜、会食した時に、彼らは、以前はNECとかパナソニックで働いていた技術者たちだと明かしたそうです。しかし、本名の日本名は絶対に言わなかったそうです。

 

彼らは日本にいたときの年収の5倍以上の年収をもらうのだそうですから、5千万以上、人によっては1億円だと言います。ただ、2~3年でお払い箱だそうですから、彼らにすれば短期間の荒稼ぎ、韓国側にしてみれば、コストを掛けずに先端技術を手に入れられるのだから安い投資です。

 

以前から、韓国の大企業は日本人技術者によって支えられているという話は聞いていましたが、こういう生々しい話を聞くと考えてしまいます。

 

前にいた会社の技術開発投資は、韓国企業と競争するうえで無駄になり、会社の業績は悪化し、工場の閉鎖、従業員の失業にもつながり、ひいては景気は悪化し、税収は減り、失業保険などのコストが増えます。

 

アメリカなどには厳しい法律があって、先端技術の流出を抑えているのだそうです。先端技術に限らず、諸国民の公正と信義を信頼している我が国には、悪意を持った諸国民はいないのですから、無防備もここに極まったということかもしれません。

 

企業も防衛策を講じているとは思いますが、未だに新日鉄や東芝の技術が盗まれています。国、企業が一丸になって我国の知的財産の保護・防衛に当たるべきだと思います。

会長の時間39 平成26年4月30日(水)

2014年04月30日

「嘉義の15周年式典に参加して」2014.04.30

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

本日は日田自動車学校さんでの職場例会です。

お忙しい中、日田ロータリークラブの為に時間と場所をご提供くださったことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

ところで、4月23日、嘉義玉山ロータリークラブ15周年記念式典に、8名で参加して参りました。去年の式典と同じように盛大で、300人近いロータリアンが出席していました。

海外からは、私たち日田ロータリークラブだけで、私はパストガバナーより上席に座らせられました。

私も祝賀スピーチをしましたが、事前に鬼武会友の会社の社員に中文に訳してもらっていましたので、北京語で挨拶しました。

 

現在、台湾で大ヒット中の映画「KANO(嘉義農林)」を絡めて話をしました。

ちなみに嘉義農林は昭和7年の夏の甲子園で初出場準優勝した学校です。今回訪問したときに車の中から見たのですが、嘉義駅の付近には当時のピッチャーの金色の銅像が建っていました。

 

まず、日田と嘉義の共通点として、戦前から林業が盛んであること、林業の学校があったこと、両校とも野球が強かったことの話をしました。そしてこの映画が早く日本でも上映され、若い日本人が沢山観て、台湾と日本の友好が更に深まれば良いという話をしました。

 

それまでの会場はザワザワしていて係員が「静粛に」というカードを持って回っていましたが、翁さんの話では(壇上にいると分からないのですが)会場がシーンとなって私の話を聞いていたということでした。そこにも台湾人の日本人に対する好意というものが感じられます。

 

翌日は、嘉義ロータリークラブのメンバーとゴルフをしました。重いバッグを嘉義まで持って行ったのですが、やはり一緒にゴルフをすると友情が深まります。

 

6月14日には、嘉義から22名が日田の50周年に来られるということです。日台友好の為に出来るだけのことはしたいと思いますので、皆様方にも宜しくお願いします。

 

式典は頓宮会友がビデオ撮影していますので、いずれビデオでその雰囲気の一端をご紹介出来ると思います。

会長の時間38 平成26年4月15日(火)

2014年04月15日

「2クラブ合同例会」2014.04.15

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

こんばんわ。今日は元町児童公園で花見をかねての2クラブ合同例会ですが、中央クラブの皆さん準備と設営、有難うございました。中野川沿いの八重桜は満開です。普段は花冷えで寒いのですが、今日は風もなく天候に恵まれました。

さて、先程、古賀会長からもご紹介がありましたように、来る6月14日は日田クラブの創立50周年です。残り2か月、盛会を期して全員で準備を進めております。

午後2時から、式典を行い、そのあと記念講演を行います。講師は「逆説の日本史」などの著者、井沢元彦さんです。面白い話が聴けるものと期待しております。

そのあと、夕暮れの三隈川に場所を移して遊船で祝賀会を行います。花火も上げます。

どうぞ、皆様全員にもご参加いただいて楽しい式典と祝賀会にしたいと思いますので、宜しくお願いします。今晩は2クラブの懇親を深めましょう。それでは「乾杯」。

 

会長の時間37 平成26年4月9日(水)

2014年04月09日

「台湾訪問の前に」2014.04.09

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今月の二十三日には嘉義玉山ロータリークラブ十五周年のお祝いに、当クラブから九名が台湾を訪問します。そこで昨今の台湾の政治状況を話したいと思います。

台湾で学生が日本の国会に当たる立法院を占拠していたことをご存じだと思います。

これは中国と台湾が一層の市場開放を目指して昨年六月に調印した「サービス貿易協定」の承認を阻止するためです。

 

「サービス貿易協定」とは、医療や金融、建設などの市場を相互に開放し参入を容易にしようとするものですが、これは台湾経済の主体である中小企業に大打撃を与えるばかりか、中国から大量に投資移民を呼び寄せ(十年間で百万人が移住するとの推計も)、台湾を経済的に中国の勢力圏内に組み込み、併呑を加速させるものです。

 

しかし、このことを国民が知ったのは、何と調印された後でした。
つまり、馬英九政権はこうした重大なものを国民の預かり知らない密室作業で調印し、国会でも野党と世論の猛反対をよそに強行採決に踏み切ろうとしたため、協定撤回を求める学生などが三月十八日以来、国会の議場や周辺の道路を占拠したのです。

三月三十日に総統府前で行われた座り込みデモでは全国から五十万人が参加したそうですが、これだけ多くの人が集まった背景には、台湾が台湾でなくなることへの台湾人の懸念や恐れがあるからだ思われます。

 

もっと根本には、戦後以来の、台湾人の中国人への不信があると思います。さらに、中国人と実際に接触する機会が増えた今日、世論調査でも、我々は中国人ではないという人が八十五%を占めています。

中国の非民主的、非人権的姿勢や、香港の自治権を認める約束を反故にしたことなどで、その思いははっきりしてきています。

 

台湾には、戦後、大陸から蒋介石とともに進駐してきた外省人と呼ばれる一五%の中国人と、戦前から台湾に住んでいる八五%の本省人と呼ばれる台湾人がいます。

 

外省人は中国人の意識が強く、台湾人は中国人としてよりも台湾人としてのアイデンティティがますます強くなっています。

 

例えば、国会を占拠する学生らを恫喝するため、ヤクザが率いる約千名のデモ隊が押し寄せ「お前らに中国人である資格はない」「中国はお前らを必要としない」と怒声を上げたら、学生たちは「私たちは台湾人。もともと中国人ではない」と笑い飛ばしたそうです。

 

四月六日、王金平立法院長(国会議長)が占拠後初めて議場を訪れ、中国との協定を監視する新法の制定まで協定の審議を再開しないと明言し、学生らの要求に歩み寄る姿勢を示しました。

 

学生らは「この段階での任務を達成した」と評価し、国会から退去することになりました。

 

しかし、事態はこれで収まるかというと、私はそう簡単にはいかないのではないかと思います。

 

このまま学生の要求を認めれば、中国の狙いは頓挫します。まして、中台関係を「国と国」の関係とすれば、中国の戦略は根本から崩れます。

中国人はうまくいかなければ恫喝、あるいは力で強行してくる可能性があります。

 

今回の台湾の学生や市民の運動は、対中国という東アジア全域の共通した潮流の一つと言えるかもしれません。

 

中国がどう出て来るか、今後、注視する必要があります。

会長の時間36 平成26年4月2日(水)

2014年04月02日

会長の時間 2014.04.2

直前会長 武内眞司

 

みなさん、こんにちは。

今日は会長、副会長が50周年記念事業でミャンマーに行き不在です。橋本会長から直前会長として代行を務めて欲しいと要請があり、約2年ぶりに会長の時間をやるハメになりました。直前と言っても2年前ですし、当然会長が原稿を用意し代読するものと思っていましたが「全部まかせるからたのむよ」とのこと、それはないだろうと抗議しようと思いましたが、大学の先輩ですし、不便なミャンマーに会を代表して訪問されたわけですからそう文句も言えません。というわけで代わりに会長の時間をやることにしました。橋本会長風ですと、現在不穏な空気のある韓国・北朝鮮問題がテーマになるのかもしれませんが、勉強不足の門外漢ですので今日は武内風に…

新年度になり、日本では消費税増税、STAP細胞論文の不正断定、武器輸出の原則禁止の見直し等のニュース報道があり、また世界ではウクライナ問題等世界中で色んな出来事が目白押しです…が難しい話はおいといて今年も春が来ました。

桜満開の春爛漫の4月を旧暦では卯月と呼びます。ご案内の通り語源は卯の花の咲くころという意味で、童謡にも「卯の花の匂う垣根に時鳥早も来鳴きて…」と歌われております。

卯の花の開花時期は5月中旬頃ですが、その真っ白な花の様子が豆腐のおからに似ているということで、おからで作る料理を「卯の花料理」と呼ぶようになりました。値段も安く一年中食べられる「おから」料理ですが、本来は夏の到来を楽しむ料理ですので、5月の川開きの頃、屋形船の宴席に出れば粋な通人が喜ぶことでしょう。

私は四季のある日本に生まれたことに感謝していますが、中でも個人的には1年を24に分ける「二十四節気」をひそかに楽しんでいます。先月21日の春分の日に続き、今月は3日後の4月5日が5番目の節気の「清明」です。万物が清清しくなりおだやかな春の日を浴びて散策するのに一番良い日と言われております。

そんなわけで、夜の街で蝶を探し求める散策もそれはそれで楽しいものですが、せっかくの卯月は郊外に出て春の到来を満喫してみてはいかがでしょうか…。

 

会長の時間35 平成26年3月26日(水)

2014年03月26日

「田中作次前RI会長・ミャンマー出発」2014.03.26

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

22日に中津ロータリークラブの創立60周年の式典と祝賀会に皆で行ってきました。

式典では田中作次前RI会長が記念講演をされました。間近に拝して、誰かに似ておられるなと思っていましたが、黒沢監督の映画「七人の侍」「生きる」「野良犬」などに出演してていた志村喬によく似ていらっしゃいます。

講演の後、何か質問はありませんかということでしたので「会長は英語でスピーチをなさいますが、どうやって英語を勉強されたのですか」と質問しました。

「スピーチは原稿があるから」ということでしたし「狭い範囲の話題ならわかるが、範囲が広くなると分かりません」と率直に答えて下さいました。

 

RI会長は17人の候補の中から、ふるいにかけて最終的に一人を選ぶのだそうですが、衆目の認める人柄というものが最も重要な要素なのかもしれません。

 

後の祝賀会で、織田さんと田中前会長にご挨拶に行きました。その時にミャンマーの小学校の建替えのプロジェクトに、RI財団から補助金をいただきましたと申し上げましたら「えっ、よく認めたな。どうやって説得したの」と聞かれました。

「自由と民主主義の推進の為に」と説得しました。また、偶々、RI財団に和田はるかさんという日本女性がいて、多分、力になってくれたのだと思いますと申し上げましたら、「粘り強くやったねと」とほめて下さいました。田中前会長は本当に誠実で飾らないお人柄の方でした。

 

今週末の30日から、田嶋副会長と織田財団委員長と三人で、成田経由でヤンゴンに行って参ります。31日の開校式の模様は佐竹会友の最新式のデジタルビデオカメラなどで撮影して来ますので、9日の例会では皆さんにお見せできると思います。

 

それから、「ガイヤの夜明け」というテレビ番組で紹介されたミャンマーなど電気のない国に売っているパナソニックのソーラー・ランタンを見た会員から、あれは大変良いという声が上がりました。ミャンマーはインフラが未整備で、キータンゴン村も電気が通っていません。

そこで早速、パナソニック本社にわれわれの趣旨を電話して、ミャンマー駐在事務所を紹介していただきました。現地の前田さんという方と連絡が取れ、ソーラー・ランタンをヤンゴンン古庄さんの会社に届けてくれることになりました。価格も安くしていただきました。

開校式の時、ソーラー・ランタンのデモンストレーションをしようと考えていますが、村民と子供たちが喜ぶ様子が目に浮かびます。

あの校舎は集会場や避難所に使うとも聞いていますので、ソーラー・ランタンが村民の生活にも役に立つだろうと思います。

図鑑も4冊ほど持参します。日本語ですが、写真を見ながら、子供たちが日本へ興味を持ってくれることを期待します。

 

なお、このプロジェクトに賛同して、ある市民の方から5万円預かりました。杵築市の岡島正さんからお預かりした172,970チャットと合わせて、ミャンマー支援に役立てたいと考えます。

 

ミャンマーからの帰りは、同じく成田経由で福岡着が4月2日の13時くらいとなります。従いまして、4月2日の例会は3名が欠席しますが、武内前会長にお願いしておりますので宜しくお願いします。

会長の時間34 平成26年3月19日(水)

2014年03月19日

「人吉市での地区大会報告」2014.03.19

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

3月15日と16日に人吉市で開催された「第2720地区・地区大会」に8名で行って参りました。

 

地区大会にはRI会長代理の台湾のフレデリック林さんがご婦人と出席され、全ての日程に熱心に参加されました。

林さんは「自分の父母は日本語を話していたが、戦後、日本語が禁止されたために私は日本語を喋れない。これは私にとって残念なことだ」と自己紹介され、全て英語で話されました。

 

しかし、二日目の武田恒㤗さんの講演を最前列で通訳なしでお聴きになっていたようです。家庭内ではご両親から日本語で教育されたようなことを話されていましたので、聞く方はある程度、お分かりになるのかなと思いました。

 

フレデリック林さんは、日本と台湾の特別な関係についても話されました。

一つの例として、次期RI会長であるゲイリー黄さんが、日本も含めた第4ゾーンで、何かの重要な役職に立候補したときに、日本からの候補者が全て立候補を取り下げ、黄さんの当選に協力してくれたことがあったということを紹介されました。

林さんは体格も風貌も立派で、誠実で有能な方でした。台湾の一流の方とお会いすると感じることですが、台湾人の明るさや優しさと礼儀正しさに加えて、アメリカや中国との経済交流で国際感覚があると思います。日本人も頑張らなければいけません。

 

祝賀会は広い体育館でありました。千人を超える人数を収容できる会場が無かったのでしょう。

祝賀会場では、福岡県のパストガバナーの大島さんが、わざわざ私を探してこられました。日台ロータリー親善会議に関する私の1月29日の会長卓話を読まれたらしく、びっくりしました。当日、大島さんもロータリー日台親善会議の会場におられて壇上にも上がられたそうです。会長卓話はインターネットに出しているので、迂闊なものは出せないなと改めて思いました。

 

二日目の朝8時から行われた会長・幹事・ガバナー補佐会議のR財団報告書の中で、木村財団部門長が「日田RCの国外プロジェクトは実施国が経済制裁国ミャンマーの為『米国財務省資産管理局審査チェックリスト』で再審査後、承認となりました。再審査に根気よく対応、努力された日田RCに称賛の言葉を申し上げたい」書いて下さったことを嬉しく思います。

 

9時から本会議が再開され、講演会の前の各クラブの周年行事の紹介では、日田クラブは中西会友が作ってくれた2分半の日田の紹介ビデオを使って50周年の案内をしました。

 

夕暮れ時の遊船を見せて、この船上で祝賀会をやりますと言ったら、会場から「オー」という声が上がりました。多くの方の登録を期待したいと思います。

 

その後の武田恒㤗さんの講演は、笑いあり、考えさせられることありの息もつかせぬ熱演で時間をオーバーするほどでした。

 

一般市民を含めた聴衆が武田さんのお話に同感したのだと思いますが、講演後の本の販売では黒山の人だかりの大混雑で、売り切れの本も出ました。

 

武田さんは冗談で「最近、私はジャパネット・タケタと言われる」と言っていましたが、著書やDVDのセールストークはとてもお上手で、明治天皇の玄孫とは思えないほどです。

武田さんは、戦後、失われた日本を取り戻すためには、日本神話と歴史を学ぶべきとおっしゃっていました。私も武田さんの「現代語古事記」他をアマゾンで注文しました。

 

最後のRI会長代理の大会所感で、フレデリック林さんはRI会長に提出する地区大会の報告書の評価点はエクセレントとしますと発表し、赤山ガバナーはとても感動していました。

 

日田よりも小さい人吉で開催された地区大会を、赤山ガバナーを初めホスト及びコ・ホストクラブの皆様が見事にやり遂げられたことに敬意を表します。1164名のロータリアンが参加した素晴らしい大会でした。

 

ロン・バートンRI会長のテーマは「ENGAGE ROTARY CHANGE LIVES (ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を)」ですが、地区大会や、いろいろな行事に参加することによって、素晴らしい方たちと会うことが出来ます。特に新しい会員は出来るだけ参加してほしいと思います。

 

 

会長の時間33 平成26年3月12日(水)

2014年03月12日

「東北大震災から三年」2014.03.12

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

三年前の昨日、東北地方で大地震と大津波が起きました。テレビで津波の映像を見ると、当時のことをまざまざと思い出します。

 

まだ行方不明の方が大勢いらっしゃいますが、あの津波で二万人近い方たちが犠牲になりました。

 

まだ、復興は進んでいませんが、災害を乗り越えて、新しい東北が生まれることを願います。

 

ところで、数日前にテレビを見ていましたら、陸前高田市の市長が「超法規で復興を進めて欲しい」といっていました。

 

例えば、陸前高田市では、山を削って新しい住宅地を作り、その土を利用して元の市街地をかさ上げする計画があるようですが、津波に襲われた市街地では、その土地の権利者の中には見つからない人がいるのだそうです。まして、共有地となると、その相続人の所在は把握するのは非常に困難なようです。

 

この市街地については、国土交通省からもし土地の所有者分からなくても事業を進めるようにという通知が出ているようですが、陸前高田市市長は「もし、首都圏で直下型の大地震が起きたらどうするのだ。今回の大震災の例を後のために活かすべきだ」といっておりましたが、その通りだと思います。

 

法律的には、いろいろ問題はあるかもしれませんが、平時とは別に、災害を含めて非常の際の法を整備すべきだと思います。

会長の時間32 平成26年3月5日(水)

2014年03月05日

「童話の改変」2014.03.05

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

グリム童話に「シンデレラ」の話がありますが、最後の結末の部分をご存じですか。最後はこうなっています。

「白雪姫と王子の婚礼の場には、鉄の靴が炭火の上で焼いてあったのです。その靴が火バサミではさんで持って来られ、継母の前に置かれました。そこで、継母の妃は、否応なしに真っ赤に焼けた靴をはかされ、踊りに踊り続けさせられて、とうとう倒れて死んでしまいました」

 

昔話や童話のオリジナルは、西洋か日本かを問わず、結構、残酷な描写があります。

 

ところが、昨今の教育現場で教えられる昔話や童話ではこうした残酷描写が、カットされたり、内容が変えられたりすることが多いようです。

 

例えば、「『さるかに合戦』では、猿がカニを殺すシーンが残酷すぎるということで、猿が謝ってカニと和解する話に変えて話しています」(小学校教員)

「学芸会の『花咲か爺さん』では、誰も悪者の役をやらなくても済むように、悪いお爺さんの役をなくし、犬も殺されない話にしました」(小学校教員)

「発表会で『浦島太郎』をやることになりましたが、乙姫様の家来役のお母さんから『女性同士で優劣があるように見えると子供が傷つくのではないか』という意見が出て、家来の役をなくして乙姫様を十人にしました」(保育士)等々です。

 

昔話や童話は「世の中には、性悪な奴がいるから騙されないように気をつけなさい」という話が多いと思います。そして、悪いことをした性悪な奴は最後には残酷な罰があります。そうすることによって、子供たちに効果的にその意図するところを伝えたのだと思います。

 

それを、世の中はみんな良い人ばかりだとか、みんな仲良く暮らしましたというハッピーエンドで終わらせてしまうのは、果たして如何なものだろうかと思います。

 

ところで、ウクライナのクリミヤ半島に国籍や所属部隊不明の軍隊がスッと入って来ました。ロシアの軍隊です。

他国の領土に外国の軍隊が侵入して来るのを目の当たりにすると、十九世紀的な帝国主義が、今でも在り得ることだと実感します。

現実的な抑止力がなければ、むしろ帝国主義的行動を誘発することさえもありうると思います。

 

厳しい国際社会で生きぬいていくには「みんな仲良く暮らしました」とは対極のリアリズムを教えることも必要だと思います。

 

会長の時間31 平成26年2月26日(水)

2014年02月26日

「浅田真央は世界に感動を与えた」2012.2.26

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

ソチ五輪のフギュアスケートで、浅田真央選手はSPでトリプルアクセルに失敗,予想もしなかった十六位となりメダルが絶望的となりました。

 

しかし、翌日のフリーでは見違える最高のスケーティングを披露して、世界中の人々に感動を与えました。

 

ロシアのプルシェンコは「真央は本当に素晴らしかった。特にトリプルアクセルはよかった。君は真のファイターだ」とツイート。米国のミシェル・クワンも「真央の姿に涙した。一生忘れない演技だった」と称賛しました。

 

ロシアフィギュアスケート界の重鎮で浅田選手の元コーチ、タチアナ・タラソワさんは、大粒の涙を流し始め「ありがとう」を何度も連発、「辛くて私も見てられないわ」「これほど素晴らしい演技はなかった。彼女は自分に打ち勝った」と述べました。

 

中国版ツイッター「微博」でも、競技が終わった直後から

「人の息を止めさせるほどの素晴らしい演技。金メダルは獲得できなかったが、すべての人の尊敬を得た」「失敗しても立ち上がった。あなたは氷上の女王だ」「浅田真央の演技で涙が止まらなかった。努力する人は永遠に美しい」などと続々と多くの称賛を集めました。

 

浅田真央選手の、ひたむきで真面目な人柄は、世界中の誰が見ても分かるようです。

重圧に打ち勝ち金メダルを獲ることは勿論すばらしいことですが、メダルが絶望となった後に、今までの努力の集大成である最高の演技が出来たことに、元メダリストたちまでもが涙するほどに感動したのではないでしょうか。

 

そのような浅田選手に、ロシア人は粋なはからいをしてくれました。

閉会式で演奏されたのは浅田真央が圧巻の滑りを披露したフリーの使用曲、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でした。

 

帰国後のインタビューでは、フリーの演技終の後に涙を流したことを聞かれて「前日のSPで自分の気持ちもどん底に落ち込んでいたので、フリーは不安や恐怖心があった。それを乗り越えての最高の出来だったのでホッとして、うれしさのあまり、最高の気持ちになった。」と答えました。

 

強い気持ちの源はとの問いに は「いろんな経験をしてきた。コーチや支えてくれた人の言葉や『できる』と思ってやったことが、自分の気持ちを復活させられた理由だと思う」と答えました。

 

真央ちゃんが世界に与えた感動は、金メダル以上のものだったと思います。

 

会長の時間30 平成26年2月19日(水)

2014年02月19日

「日本の対外広報」2014.02.19
日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

台湾など海外に行きますと、ホテルのテレビチャネルには色々な国と言語のものが沢山あります。日本の番組で見られるのはNHKのBSくらいでしょうか。大河ドラマなどを日本語でやっています。

それを特別不思議にも思っていませんでした。

 

ところが、先日、国会で日本の対外広報予算について議論がありました。日本の対比として中国の例が引用されましたが、彼らがどのくらいの予算を使っているかというと、実に年間一兆円です。

日本の防衛予算が四兆八千億ですから、約五分の一の金額です。対外広報をいかに戦略的に捉えているかが分かります。

 

具体的には、中国の国営放送である中国中央テレビ(CCTV)の国際放送は二十四のチャンネルを持ち、六つの国連公用語で中国の主張を世界に向けて発信しているそうです。

二〇一二年に米国で開設されたCCTVアメリカは、キャスターに元CBSキャスターの白人女性を起用して中国色を薄めて米国社会に浸透しています。

 

ちなみに、日本政府は、十四年度予算案で国際広報費を民主党政権時代に比べて五倍以上に増やしましたが、それでも僅か十八億円に過ぎません。一兆円と十八億円です。

 

日本人は昔から情報戦、特にメディア戦略が不得意です。

一つには、日本人には「真実は言わなくてもいずれ明らかになる」「あえて言い訳しない」「嘘をついてはいけない」「人の悪口を言いふらさない」というような文化的風土があります。

日本人同士なら素晴らしいことですが、世界では一般的ではないと思います。

 

彼の国では、夫婦喧嘩も道路に飛び出し近所の人の前で相手を罵り合います。事実よりも周りの人を取り込んだ方が勝ちなのです。外国ではとにかく主張しなければ自分の存在する空間はないのが普通ではないかと思います。

 

もう一つは、まだまだ世界は欧米の価値観で動いています。欧米を味方に取り込むことが国の命運に大きく影響する。戦前の経験からも、中国人はそれを良く分かっていると思います。

 

如何に西欧社会が納得する論理を立てられるかの戦略思考が日本人は得意ではないと思います。

 

日本の若者は内向きになっていると言われますが、どんどん海外に留学して、明治時代の人たちのように、特に欧米流の考え方や感じ方を理解してきて、国際社会で自己主張してほしいと思います。

 

グローバル化のなかの真の国際化とは、戦略思考できる日本になることではないかと思います。

会長の時間29 平成26年2月12日(水)

2014年02月12日

「雪見例会」2014.02.12
日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

日田では中心部には雪は積もりませんでしたが、日本列島は各地で大雪のようです。

一月の新年例会がスケジュールの都合で開けませんでしたので、今日はそれを兼ねての雪見夜間例会です。

 

さて、今、ロシアのソチでは冬季オリンピックが開催されていますが、若い十代の日本選手の活躍が目立ちます。あまり緊張しているようにも見えず、インタビューの受け答えもしっかりしています。テレビや新聞報道によると、小さい時から練習場の送り迎えに五時間かけたとか、親や周囲のサポートには大変なものがあったようです。

我が身を振り返って、どれだけ自分の子供の教育などに手を掛けたかと考えると、大したことはしていないなと反省します。オリンピックで活躍している若い選手やローザンヌで優勝した高校生バレーダンサーを観ると、やはり手間ひま掛けただけ子は育つのかなとも思います。若い会員の人は今からでも間に合いますので、子供に手間暇かけて下さい。

 

今晩は今年初めての夜間例会ですので、会員間の親睦を深めていただきたいと思います。

会長の時間28 平成26年2月5日(水)

2014年02月05日

「マキャベリの語録から」2014.02.05

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

インターネットの「国際ニュース早読み」というメールマガジンに、マキャベリの語録を引用した記事がありました。なるほどと思ったのでご紹介します。

 

マキャベリは今から500年ほど前の、イタリア・ルネサンス期の政治思想家でフィレンツェ共和国の外交官でもありました。著書に『君主論』『戦術論』などがあり、政治は宗教・道徳から切り離して考えるべきであるという現実主義的な政治理論を創始した人です。

 

さて、以下、記事を読んでみます。日本を取り巻く状況を想定してください。

 

「マキアヴェッリ語録」の中には以下のようなことが書かれています。

 

1 指導者が心していなければならないことの一つは、「よほどの切迫した情況にでもならない限り、自分より強力な者と組んで、第三者に対して攻撃を仕掛けてはならない」という事である。

なぜなら、たとえ、それによって勝利を収めても、あなたは自分よりは強力なパートナーの捕らわれ人になってしまうからだ。

 

2 ある人物が賢明で思慮に富む人物である事を実証する材料の一つは、たとえ言葉だけであっても他者を「脅迫」したり「侮蔑(ぶべつ)」したりしないことであると言ってよい。

なぜなら、この二つの行為とも、相手に害(打撃)を与えるのに何の役にも立たないからである。

更に「脅迫」は、相手の用心を目覚めさせるだけだし、「侮蔑」はこれまで以上の敵意をかき立たせるだけである。その結果、相手はそれまでは考えもしなかった強い執念をもって、あなたを破滅させようと決意するに違いない。

 

3 次の二つの事は、絶対に軽視してはならない。

第一は、「忍耐」と「寛容」をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと思ってはならない。第二は、「報酬」や「援助」を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。

 

 

マキャベリズムといえば、権謀術数といった悪い意味で使われることがありますが、人間や現実に対する透徹した洞察力は現代でも十分に通用するものだと思います。マキャベリは五百年も前にアジアの国々に忠告してくれていたようです。

 

やはり、長く読み継がれてきた古典にはそれだけの価値があると思います。早速、作家の塩野七生さんの「マキアヴェッリ語録」をアマゾンで取り寄せました。

 

会長の時間27 平成26年1月29日(水)

2014年01月29日

「日台ロータリー親善会議に参加して」2014.01.29

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

一月二十五日(日)に台北の圓山大飯店で開催された第四回目の「台日国際扶輪親善会議」と「日台ロータリー親善会議」の合同例会に、田嶋副会長・小ヶ内幹事と一ノ宮PPの四名で参加して来ました。

 

参加者は主催者が当初予想した600名を大きく上回る770名になったそうで、円卓の間をやっと人が通れるくらいの盛会ぶりでした。日本からの参加希望者が多かったために、台湾側の人数は制限したといっていました。

 

この会議に参加するのは初めてですが、盛会ぶりから改めて日台の絆の強さを確認することが出来ました。

 

この会は、当初、日韓親善会議のお手伝いをしていた前川正一さんたちが、日台の方がむしろ大切なのではないか考え、「台日国際扶輪親善会議」初代会長の林士珍さんや次期RI会長になるゲイリー黄さんたち台湾側と相談して、2008年に発足したものだそうです。

 

第一回は東京で、第二回は台中の日月潭、第三回は京都で開催されました。

 

2009年の台湾南部災害の際は、「日台ロータリー親善会議」から「台日国際扶輪親善会議」に義捐金を贈ったそうですが、2011年の東日本大震災の際には「台日国際扶輪親善会議」を通じて1億4千万円余、全台湾ロータリアンの合計では6億1千万円余の義捐金が日本のロータリークラブに贈られました。

 

この義捐金の一部は現在「ロータリー希望の風奨学金」にも活用されています。

この奨学金は、大震災で両親もしくは片親を失った1750名の遺児のうち、大学や専門学校で学ぶことを断念した人たちに、卒業するまでの生活費として毎月5万円を支給し返済を求めないものす。

現在、遺児奨学生は140名を超えていますが、震災当時生まれた遺児が大学を卒業する二〇年先まで継続出来るそうです。

 

記念講演では2014-15年度国際ロータリー会長の黄其光(ゲイリー・ホアン)さんが、サンディエゴでのスピーチをDVDで紹介しながら講演しました。

黄さんはスピーチの上手な明るい人で、次年度RIの標語は「Light Up Rotary」です。これは孔子の「暗さを呪うより、ろうそくに火を灯した方がいい」から採ったそうです。「ロータリアンは孔子の教えを実践し、一つ一つのろうそくに火を灯します。120万人のロータリアンが一つずつ火を灯せば世の中は明るくなります」と話していました。

 

なお、「台日国際扶輪親善会議」初代会長の林士珍さんがおっしゃっていましたが、台湾のロータリークラブは約80年前に米山梅吉翁が台北ロータリークラブを創設したのが始まりだそうです。全台湾人が尊敬する烏山頭ダムで有名な八田與一さんも昭和7年に台北クラブに入会されたロータリアンだそうです。

 

この日台親善の強き絆である烏山頭ダムに、林士珍さんは4年前から「桜」植樹計画を呼び掛けられ、現在では日本の苗と台湾の苗を掛け合わせた3~400本の桜が元気に育っているそうです。

日田ロータリークラブが嘉義玉山扶輪社を通じて寄付したのもこの植樹計画の一環です。

 

なお、次回の「日台ロータリー親善会議」は八田與一翁の故郷である金沢で開催されるそうです。

以上、報告でした。

会長の時間26 平成26年1月22日(水)

2014年01月22日

「毅然とした日本人」2014.01.22

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

昨年の十一月にドキュメンタリー作家の門田隆将さんの講演を聞きました。

 

どの話も素晴らしいお話でしたが、東電福島原発の所長であった吉田昌郎さんの原子炉への海水注入のエピソードをご紹介します。吉田さんに直接インタビュー出来たのは門田さんだけだそうです。

 

あのとき、首相官邸は海水注入による再臨界を懸念して、東電に海水注入をストップするように命じました。

その意を受けた東電の役員から次のような電話が吉田所長にあったそうです。

 

「オイ、吉田。俺だ。海水注入どうした」「やってますよ」「すぐ止めろ」「どうしてですか」「うるせー。官邸がぐずぐず言ってんだよ」

「止められませんよ」と吉田さんが言った瞬間、電話が途切れたそうです。

その短い間に、吉田さんは海水注入の担当班長の机に歩いて、テレビ映像に映らないように「本社からストップの命令が来るだろうが、お前に向かって『ストップ』というが聞くな。どんなことがあっても止めるな」と伝えたそうです。

班長は「ハイ、分かりました」ということで、電話が再開したとき「ストップしろ」「はい」と偽装しながらも、本社の命令に背いて海水を注入し続け、福島原発を鎮静化させました。

 

このことは二ヶ月後に、IAEAの調査が入ることが決まって、初めて吉田さんが東電本社に報告しました。本社は初めて知って仰天したそうです。

 

ストップの命令を出した上司は、東電で役員までなっているのだから平時はエリートと呼ばれる優秀なサラリーマンなのでしょうが、こういう人をエリートとは言いません。真のエリートにはいわゆる「ノーブレス・オブリージュ」高貴なる者の義務があります。

 

もし「海水注入ストップという本社の命令に従う」よりも「日本を救う、国民の命を救う」ことの方が大切だという本義を分かった豪胆な吉田所長と原子炉に突入を繰り返した所員がいなければ、福島原発はチェルノブイリの十倍もの惨事となり、東日本には人が住めなくなったかもしれません。

 

門田さんは、光市母子殺害事件を描いた『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の三三〇〇日』『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社)で第十九回山本七平賞受賞。

『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』『太平洋戦争 最後の証言』などのドキュメンタリーを本にされています。

 

門田さんは、毅然とした日本人は昔も今も沢山いる。

本義を知る日本人、恥を知る日本人のことを後世に書き残したいと話していました。

会長の時間25 平成26年1月15日(水)

2014年01月15日

「夢は実現する」2014.01.15

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

本田圭佑選手が、ついにイタリア・セリエAのACミランの試合でプレーしましたが、初出場とは思えないほどの堂々としたプレーでゲームをコントロールしていました。

 

彼は小学生の時に書いた作文「将来の夢」を現実のものとしました。昔から、ナポレオン・ヒルや中村天風などが成功哲学を書いて、心にイメージしましたことや信念は必ず実現すると教えてきましたが、本田選手はその証明のようなものです。

 

本田選手が小学校のときに書いた作文を紹介します。

「ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。

世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今ぼくはガンバっている。今はヘタだけれどガンバって必ず世界一になる。そして世界一になったら大金持ちになって親孝行する。

Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。そして、レギュラーになって一〇番で活躍します。一年間の給料は、四〇億円はほしいです。

プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人がこの僕が作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。

一方、世界中のみんなが注目し世界中で一番さわぐ四年に一度のWカップに出場します。セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし、一〇番をもらってチームの看板です。

ブラジルと決勝戦をし、二対一でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ、世界の競ごうをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることがぼくの夢です」

 

本田選手は髪を金色に染めて、一見、今風に見えるけれども、彼には彼の哲学があります。本田選手はこうも書いています。

「海外に出たら、日本は本当にいい国だと改めて思う。同時に思うのはこんな裕福な今日の日本があるのは、先代の人たちが頑張って汗水たらして残していってくれたおかげ。感謝して今からもう一度、頑張らないといけないんじゃないか。

そろそろオレたちの世代が、本物が評価される時代を作り出すべきだと思う。本物の定義・哲学を若い人たちがそれぞれ持っていないといけないと思う」

 

サッカー日本代表監督のザッケローニ監督は日本人と日本選手についてこう言っています。
「日本人の文化やふるまいについては非常に素晴らしいと思っている。選手たちも同様で、彼らはチームワークのなんたるかを知っており、これまで多くのチームを率いてきたが、これほど短期間にいいグループを形成できたチームを、過去にみたことがない」

「日本は世界的に見ても急レベルで成長している。日本選手の学び、表現する姿勢は特筆すべきもので、それこそが成長させる一番の要因となっている。日本の国民の皆さんには、素晴らしい向上心を持つ代表選手がいることを誇りに思ってほしい」

本田のような日本人選手と日本チームが世界のトップレベルで活躍すること期待します。

会長の時間24 平成26年1月8日(水)

2014年01月08日

「甲午(きのえうま)」2014.01.08

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

明けましておめでとうございます。正月三が日は実に穏やかで静かな天気に恵まれましたが、皆様方も良き年をお迎えになられたことと存じます。

 

さて、おせち料理では最近、偽装で話題になったエビをめでたいこととして使いますが、陽明学者の安岡正篤先生は、俗説では夫婦が共に老いて腰が曲がる迄めでたく暮らすという意味からエビを使うというが、腰が曲がったのではあまりめでたいとは言えない、という疑問をかねがね持っていたそうです。

 

あるとき安岡先生は生物学者の説を聞いて初めてめでたい理由がわかったそうです。

つまり、エビは殻を脱ぎますが、万物みな固まる秋になっても、エビだけは固まらないで殻を脱ぐ。

エビが殻を脱がなくなった時は死ぬのだそうです。だから生ける限り殻を脱いで常に新鮮である。

なるほどそれならめでたい。エビのごとく常に生命的であり、新鮮であり、進化してやまぬのであれば、こんなにめでたいことはないと先生は書いています。

私共も六十になれば、それなりに、七十、八十、九十になってもそれなりに殻を脱いで常に新鮮で生命的でありたいものです。

 

さて、今年の干支(えと)は甲午(きのえうま、こうご)です。同じく安岡先生の本からですが、

甲は、春になって木の芽が冬の間かぶっていた殻を破って出てきた姿だそうです。だから物事のはじめを意味し、「はじまる」とも読み、またはじめという意味から十分に慎重にやらねばならないので、「つつしむ」とも読むそうです。しかし、人間はともすれば旧来の陋習になれて、改革・革新をやらず、因循姑息になるので、甲の字には「狎れる」という意味もあるそうです。

 

チャイナは古来、天災や人災が絶えないので、様々な現象や歴史や経験を帰納的に思索して、易経などのシナ哲学が生まれてきたのでしょうが、一つの事象を多面的に捉える考え方は大変面白いと思います。

 

ある意味チャイナではどう処世していくかに、個人や一族の命運が掛かっていますから真剣にならざるをえません。かつて、勤務していた会社で台湾から来た研修生に「橋本さん、日本ではお世辞を言うことを『ごまをする』と言いますね。ゴマをすってもいい香りがするだけです。中国語では『拍馬屁』といいます。屁にはお尻の意味があります。ですから、下手に馬の尻を叩けば馬に蹴られて死んでしまいます」といわれたことがありました。中華圏ではゴマをするのも命がけです。

 

故宮博物館では「皇帝に宝物を献上するには審査する人がいて、お眼鏡にかなえば莫大な褒美をもらえるが、かなわなければ首を斬られる」と聞いたこともあります。

 

さて、甲午の年といえば、百二十百二十0年前(明治二十七年)の朝鮮半島では、役人による不当な課税など苛政にあえぐ民衆が怒り、そのころ朝鮮で広まっていた新興宗教「東学」の指導者を中心に「東学党の乱」が起きました。これを機に出兵した日清両国が衝突して日清戦争が勃発したのもこの年です。

百二十年後の北朝鮮も苛政といっても過言ではないと思います。朝鮮半島が有事となれば、極東情勢は一気に流動化します。日本も好むと好まざるとにかかわらず局外にはいられません。

 

六十年前の一九五四年(昭和二十九年)は自衛隊が発足した年でもあります。最近、国家安全保障会議(NSC)や特定機密保護法、防衛大綱の変更など政府の動きが急ですが、我々が思う以上に我国を取り巻く安全保障の環境は悪化しているのかもしれません。

 

今年の甲午は未だ明らかではない大きな変化の始まりかもしれません。あらゆる事態を想定して慎重に準備すべき年なのかもしれないと思います。

 

 

会長の時間23 平成25年12月25日(水)

2013年12月25日

「キータンゴン村学習小屋改修の記事が6紙に掲載」2013.12.25

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

10月の末に、日本経済新聞社の小川望記者から、日田ロータリークラブへ連絡がありました。

ミャンマーの学習小屋改修の件についての問い合わせでしたので、記者と電話とメールで、日田ロータリークラブクラブのこれまでの活動を説明しました。

 

小川記者は11月の中旬にミャンマーに取材に行かれるということでしたので、ミャンマーの田舎の実情を知るためにも、是非、キータンゴン村の現地を見て欲しいとお願いするとともに、その時期、古庄重生さんがヤンゴンにいるので、ミャンマーの生の情報を知るためにも会われたらどうですかとお勧めしました。

 

その後、小川記者は実際にキータンゴン村も取材して、今、お手元にお配りしている記事を書いて下さいました。12月18日付の日経新聞夕刊一面と、12月21日付の電子版です。

 

経済発展の恩恵を受けるミャンマーの大都市に比べて、まだその恩恵の及んでいない農村部における教育事情が分かる良い記事になったのではないかと、私は思います。

 

記事には、日本の民間支援団体となっていて、日田ロータリークラブの名前は出てきませんが、日経新聞は日本中の経営者が読む新聞ですから、今後の日本とミャンマーの草の根の交流に何らかの良い影響があると良いなと期待します。

アセアンとの外交に力を入れている安倍総理の目にも留まって教育事情の改善のための支援などにも期待します。

 

これで、ミャンマーの学習小屋改修の記事が、西日本新聞と大分合同新聞の日田玖珠版、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞の大分版、日経新聞の東京版と電子版の6紙に掲載されました。

 

日田ロータリークラブの公共イメージの向上に役に立ったのではないかと嬉しく思います。

これからも発信していく日田ロータリークラブになることを目指します。

会長の時間22 平成25年12月18日(水)

2013年12月18日

「中国の食品問題」2013.12..18

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

台湾で、中国からは食料品を輸入していないという話を聞きました。香港やマカオでも同じと聞きました。彼らは、中国本土の危険な食品のことをよく知っているからだと思います。

 

日本には生鮮食料品が八十八万トン輸入されていますが、そのうち、六割近い五十一万トンが中国からの輸入です。日本は大丈夫なのだろうかと、常々不安に思っていました。

 

月曜日に「未来世紀ジパング」という番組で「危険?中国食品問題の実態」という放送がありましたが、この番組を見て少し安心しました。

 

日本には素晴らしい検疫システムがあります。全国の港や空港に三十二か所の検疫所があります。そこで怪しいと思われた食品は検疫検査センターに送られ、約四百人の検査官が二百項目以上の厳しいチェックをしています。

 

日本の食の安全は、この世界一厳しい検疫システムで守られています。このシステムは世界でもよく知られ、各国からも研修に来ていますが、TPPに取り入れられて世界標準になる可能性もあるそうです。

 

二〇一二年度に検出された違反の第一位は中国の二百二十一件ですが、二位はアメリカの一九〇件でした。違反率でいえば、平均は0.6%、アメリカは0.81%ですが、意外なことに中国は0.25%まで下がっているそうです。

毒餃子事件以来、中国側も日本向けの輸出品に関しては、かなり厳重に検査していると思われます。

 

但し、中国国内の食の安全の実態は、恐ろしい限りです。

上海郊外の農地では、ジクロルボスという残留性の高い劇薬が大量に使われ、除草剤も基準の2倍以上の濃度で、農民はマスクもせずに平気で撒いています。本人も危険という意識が全く無いようです。

市場で買う庶民も、キュウリに花がついているのは成長促進剤が使われているからだとか、ミカンの色が斑なのは着色されているといって、選別して自己防衛していました。

家では、野菜を水につけオゾンで消毒したり、長い時間、水で洗って食べていました。

 

乾燥湯葉を作っている現場でも取材していましたが、製造の様子を平気で見せてくれるし、これを入れないと売れないんだと言って、添加剤を入れていることも話してくれます。ここでも、全く悪気がないようでした。

 

悪意でやるのも怖いけれど、無知と悪気が無いというのも、皆が被害者となるから、もっと恐ろしいと思います。

 

その乾燥湯葉を日本に持って帰って分析したら、チオ硫酸ナトリウムという写真の現像剤につかう薬品や、ゴキブリ駆除に使うホウ素が入っているということが判明しました。

 

今まで中国に行って、野菜やら魚介類、肉などを火鍋に入れて「旨い、旨い」と言って、食べていましたが、もう食べる気がしなくなりました。一部に改善の取り組みは始まっているようですが、中国で中国人が安全な食を手に入れるのはいつの日になることでしょうか。

 

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