0年0月0日
会長の時間33 平成29年4月12日(水)
2017年04月12日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
親睦委員会の皆様には、花見会場の下見から今日の設営まで大変お世話になりました。桜の方は、今年の天候不順のせいで丁度咲き初めで、1週後くらいに満開になると思います。この桜並木は、中野川の改修工事で植えられましたので、30年以上は経っていると思います。平成4年の台風で根こそぎやられた木は、植えかえられました。
桜が咲くと、心が浮き立ち、歌にも
世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし
(古今和歌集 在原業平)
と読まれていますが、一方年を取ってくると
死にじたくいたせいたせと桜かな (一茶)
の心境にもなりま
会長の時間32 平成29年4月5日(水)
2017年04月05日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
地区大会が3月25日に大分でありました。全登録者は1256人で、当クラブからは14名が会議と、その後行われたRI会長代理晩さん会に出席しました。終了後、3名が日田に帰りましたので、11名で2次会に行きました。後ほど出席者からそれぞれ報告がありますので、私からは印象に残った数点について話したいと思います。本会議の中で、青少年活動報告がインターアクト、ローターアクト、米山奨学生からそれぞれありましたが、インターアクトの舞鶴高校の生徒さんのプレゼンテーションが、二人での掛けあいなど工夫していて大変良かったです。各種表彰では原先生が永年在籍40年、佐藤武朗先生が永年皆勤40年で表彰されました。ホームクラブ出席率優秀クラブ表彰では、日田中央R.C.が5位で表彰されました。日田R.C.は以前はいつも表彰されていたそうですが、出席率向上に来年度は頑張ってもらいたいと思います。レンブラントホテルで行われた晩さん会では、ふぐ刺しが出ましたが、調理人6名で朝からさばいたとの事です。地区大会にはたくさんの方が参加したら良いと思いました。


会長の時間31 平成29年3月29日(水)
2017年03月29日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
3月29日は青少年奉仕委員会により、小学生の里山散策がありました。肌寒い中、10時より昼食をはさみ午後3時まで行われました。子供さんにとっては、こういう自然に触れる機会が減っている中、大変貴重な経験ができたと思います。必ず成人してからも、この体験の思い出が残り、何らかの成長の糧になるのではないかと思いました。
ご協力いただいた会員の皆様、山の準備等大変なご助力をいただいた織田会友、講師の日隈さん、藤蔭高校のインターアクトクラブの皆さん、大変ありがとうございました。
会長の時間30 平成29年3月15日(水)
2017年03月15日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
3月はロータリーでは水と衛生の月間です。後ほど日田中央R.C.の園田会友から卓話があります。地球は水の星です。生命体が存在するためには水と酸素が必要です。地球の水のうち、海水が97.4% 淡水が2.58%であり、淡水のうち地下水と氷河が1.76%を占めていて、利用可能な水は全体の0.76%しかありません。水の利用状況は農業用水が7割、工業用水が2割、残りの1割が生活用水です。ところでバーチャルウオーター、日本語で仮想水ということばを聞かれたことがありますでしょうか。これはロンドン大学のアンソニーアラン氏が提唱した概念で、食料を輸入している国において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。たとえば1kgのとうもろこしを生産するには900Lの水が必要であり、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg生産するにはその約20,000倍の水が必要というものです。日本は食料輸入国ですので大量の水を消費している事になります。水は貴重な資源であり、これから水の再利用、海水の淡水化等の方策を考えなければなりません。
会長の時間29 平成29年3月8日(水)
2017年03月08日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
日曜日はゴルフ場にいましたが、スギ花粉はあまり飛んでいないようでした。ところで近年、果物アレルギーが増加傾向にあるとの事です。花粉症のある患者さんで、なまで果物を食べたときに、口の中のかゆみやイガイガ感を感じる方がいます。アレルギーは、原因となる物質これをアレルゲンと言いますが、これに対する体の反応による症状です。花粉のアレルゲンと果物のアレルゲンがある程度似ているため、花粉症がある患者さんは花粉のたんぱく質に似たたんぱく質を持つ果物を食べると、症状が出るようです。たとえばヒノキ科のスギ花粉と似たたんぱく質がナス科のトマトに、又イネ科の雑草とかキク科のブタクサの花粉とウリ科のメロン、スイカが似たたんぱく質を持っています。果物アレルギーは生で食べるときだけ口の中で症状が起こり、加熱されたジュースやジャムは問題なく摂ることができます。
余談 医者になり立ての頃の思い出話ですが、先輩がミニブタの子供を6匹位購入していて、ステロイドホルモンを毎日注射して、骨の病気のモデルを作るように指示されました。動物実験施設に行ったら部屋の中に放し飼いでした。瓜坊を思い描いてもらったらいいのですが、3人がかりで捕まえるのに一苦労し、注射をすると暴れて針が折れ曲がって液を入れららず、1回であきらめました。
会長の時間28 平成29年3月1日(水)
2017年03月01日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
今日は動物の話です。人間の血圧は、およそ120/80、脈拍は60~80位ですが、人間に近いサルは、136/80,イヌは112/56、ネコは171/123位です。特徴的なのはキリンで、260/160と高血圧ですが、心臓から強いポンプ力で血液を頭に送るためと思います。ネズミは、113/81ですが、心拍数は1分間に600回だそうです。馬の心拍数は1分間に30~40回ですが、オグリキャップは27~30回でスポーツ心臓のため、最後まで走力が落ちなかったとのことです。ちなみに、女子マラソンの高橋尚子さんの脈拍は30~40回だったそうです。ゾウは1分間に20回で、ゾウは大きいため全身に血液がいきわたるのに時間を要する為と思います。心臓の拍動数が多いほど寿命は短いそうです。
会長の時間27 平成29年2月22日(水)
2017年02月22日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
メルトダウンした福島第一原発2号機内にロボットを入れて、原子炉、格納容器内の状態を調査していますが、うまくいっていません。先日、東京電力は格納容器内の放射線量を推定したところ、毎時650Sv(シーベルト)に達すると発表しました。
放射線障害は細胞の核の中のDNAが傷つくことによって起こり、細胞死~個体死までが線量の大きさに応じて起こります。数百mSv以上の放射線を受けた場合、がんの発生率が増加するとされています。X線診断の際の被ばく線量は、胃透視では1分間に44mSv、胸部撮影では0.2mSv位です。放射線従事者は法令により、被ばく線量は1年間に50mSv以下と定められています。1mSvは1000分の1Svですから、福島の原発の650Svは想像を絶するものです。ちなみに、1分未満の暴露で致死量に達するそうです。
会長の時間26 平成29年2月15日(水)
2017年02月15日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
土曜日は、山くじらをすきやきにして食べました。江戸時代は、獣は食べられなかったので、小料理屋の提灯にも「山くじら」とかかっていたようです。私の家の前の人は、以前よく猟に行っていて、鹿の肉を持ってきてくれていました。その日に食べる鹿肉のさしみは美味です。冷凍して後で食べるときは、焼き肉で食べましたが、これも脂もくさみもなくて牛肉よりもおいしいくらいです。昨年、内科の同級生に会った時、鹿の生肉はE型肝炎になる可能性があるからやめた方がいいと言われました。ところで最近、猪、鹿が増えているようです。ローレル日田C.C.でもよく鹿を見かけます。戦後の高度成長期に森林を切り開いて、農耕地に拡大した場所が、過疎化で人間が撤退すると草原化して、野生動物のすみかになっているため、又、狩猟免許の所持者が高齢化のためか、減少している事が原因のようです。人が引けば動物が増えるというのが、自然界の原則だそうで、対策が必要です。
会長の時間25 平成29年2月8日(水)
2017年02月08日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
昨年末、統合型リゾート推進法案、いわゆるカジノ法案が国会で成立しました。その功罪は色々と言われましたが、今日はギャンブル依存について話します。これは精神疾患の一つで、診断名はギャンブル障害だそうです。日本には認知症患者より多い200万人の患者がいるそうです。日本には、現在もギャンブルが身近にあり、全世界では、ギャンブルのマシン数は250万台ですが、日本には、パチンコとスロットが500万台あるそうです。パチンコ産業は国民医療費と同規模で30兆円にのぼるそうです。ギャンブル障害の2大特徴は、借金を重ねること、金を工面するために嘘つきになることです。治療ですが、ギャンブル障害をするのを止めるのは、意志の問題ではなく、治療薬もないため、精神科で治療を要し、数年かかるそうですが、自然回復もあるとのことです。
会長の時間24 平成29年2月1日(水)
2017年02月01日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
先週は雪の話をしましたが、最近の天気予報は気象衛星のおかげで正確になっています。1月24日には、H2Aロケット防衛通信衛星が打ち上げられましたが、昨年の11月2日に気象衛星ひまわり9号が打ち上げられています。気象衛星は、東経140度日本の上空の静止軌道上に配置されています。宇宙ステーションは400km上空ですが、静止衛星は高度36000kmを地球の自転と同じ向きに周回しているため、同じ位置に止まっている事になります。可視光線、赤外線を利用して、雲や海面水温の分布を観測し、上層の風の流れなどの情報を2.5分に1回映像を送ってきています。気象庁は、30分ごとに実画像を公開していて、おかげで仕事やレジャーに大変恩恵を受けています。
会長の時間23 平成29年1月25日(水)
2017年01月25日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
日曜の朝は、一面雪景色でしたが、その前日の日曜は、午前中は雨からみぞれになり、あられが降り、午後は雪が舞いましたが、その中でゴルフをしました。みぞれはみずあられのことで、雨と雪が混じった状態を云い、これと氷雨は同義語です。霰(あられ)は、5㎜以下の氷の塊を云い、一方雹(ひょう)は、季節にかかわらず積乱雲から降る5㎜以上の氷の塊で、中には50㎜以上の大きさのもあるそうです。あられは冬の季語ですが、ひょうは夏の季語となっています。雪は雲から降ってくる氷の結晶で、「ゆ」は神聖なという意味があり「き」は清いという意味があるそうです。雪の多い地方は、雪はやっかいものでしょうが、わたしは、雪が降ったり、積もったりすると童心に返ります。
会長の時間22 平成29年1月18日(水)
2017年01月18日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
先週末から寒い日が続きましたが、こういう日には風呂でゆっくり体を温めたくなります。特に炭酸泉がぬくもるそうで、炭酸入りの入浴剤が売れているようです。炭酸温泉で有名な竹田の長湯温泉に行ったことがありますが、体の表面に泡が立ちます。
入浴時に注意することに、ヒートショックがあります。特に1,2月の冬場に多く見られます。高齢者、高血圧、動脈硬化、糖尿病の人に起こりやすく、浴室で寒暖差があると血圧の変動が著しくなり、脳卒中、心筋梗塞を起こしやすくなります。又浴槽内での溺死が、年間4800人位と交通事故死より多いそうで、これまではヒートショックが原因とされていましたが、病理医が不審を持ち、最近では熱中症によるものではないかと言われています。溺死者の9割以上が高齢者で、原因は、入浴中は汗をかけないため体温調節ができず、徐々に体温が上昇し、41℃のお湯に20分位つかっていると、体温は39℃位になります。普通は、軽度~中等度の熱中症になると、のぼせの状態になり浴槽から出るのですが、高齢者は気付かずにいるため、意識を失い溺死するそうです。ヒートショックの予防には、浴室の寒暖差をなくすこと、熱中症の予防には10分以上長く浴槽につからないこと、又、高齢者が入浴中は、周囲の人が定期的に声掛けをすることが大切です。
会長の時間21 平成29年1月11日(水)
2017年01月11日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
明けましておめでとうございます。今年の三が日は好天で、神社はどこも初もうで客でにぎわったようです。ところで昨年は、熊本地震に始まり、糸魚川の大火に終わり、大災害の多い年でした。国外では、アメリカではトランプ大統領が就任し、イギリスのユーロからの離脱、ヨーロッパの難民問題と激動の年となり、政治経済は先が読めなくなっています。こういう時こそ、それぞれ自分の考え、将来の方針をしっかり持って行動していかなければと思います。ロータリーは、私の任期は残り6ヶ月となりましたが、今年のテーマである「ロータリーを楽しもう」を実践していきたいと思います。今年1年が会員の皆様にとって良い年となりますことを祈念しまして、年初めのあいさつとします。
余禄
鏡モチは、年神様をお迎えする為のお供え物ですが、その上に飾るだいだいは、冬に熟した果実が年を越しても落ちず、2~3年成り続けることから、代々家が絶えず繁盛するように正月の飾りに使われる。
会長の時間20 平成28年12月21日(水)
2016年12月21日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
上半期の行事を振り返ってみたいと思います。
7月には、サッポロビール園で、納涼例会を行いました。8月は、ヤフオクドームでのソフトバンク対楽天戦の野球観戦に行きました。ガバナー訪問の時に、ガバナーのクラブも野球観戦に行き、その後もつ鍋を食べて帰ったとの事でした。9月10日は、社会奉仕プロジェクトとしてパトリアで、チャリティ邦楽コンサートを行いました。社会奉仕委員会、宮崎、江田会友、それにプロデュースに出演と大活躍の吉冨会友には、大変お世話になりました。おかげさまで、300名近くの来場者で、収益金が544000円あり、阿蘇市へ55万円の寄付ができました。9月21日は、ガバナー公式訪問があり、ガバナーアドレスと、その後会長、幹事との話し合いが持たれました。今年度のガバナーは、酒を飲まれないため、昼の例会で少しさびしい感じがしました。9月28日は職場例会で、日田消防署を訪問しました。最新の指令室等を見学させてもらいました。10月1日は、玖珠RCの35周年行事に会員とともに出席しました。記念講演では、キムソンヨンさんの久留島武彦に関する講演がありました。来島は、村上水軍の一族で、関ヶ原の戦いで豊臣方に属したため、伊予から豊後森へ移封された藩主の末裔です。私が入院中に読んだ佐伯泰英の時代小説、「酔いどれ小藤次」はどうも森藩を題材にしているのではと思われます。なお講演の内容は久留島武彦と交友のあった歴史上の人物、勝海舟、柳原白蓮、野村証券の創業者野村徳七の話など、大変興味深く拝聴しました。10月12日観月例会を遊船でしました。月見はやはり情緒あふれる雰囲気でしたいものだと思いました。10月26日、職業奉仕賞を、看護師の小川幸子氏に贈呈しました。これは膳所先生が推薦してくれました。11月3日文化の日には、趣味同好委員会の企画で万年山に18名と愛犬1頭で登山しました。天気にも恵まれて楽しい1日でした。これは沢熊先生が計画して、下見までもしてくださいました。11月18日は熊本地震のため延期になっていた日田中央RC40周年記念式典がありました。12月4日延び延びになっていた会長杯ゴルフコンペが雨の中行われました。その後焼き肉を食べながら表彰式を行いました。笹倉会友のワインの差し入れ有難うございました。梅野会友のホールインワン記念のゴルフボールを参加者全員にいただきました。12月7日は、年末のクリスマス家族会がありました。北川会友のマジックは見事なものでこういう特技があったのかと感心致しました。又余興の、中国雑技団仕込みの顔面早変りは、大変見事なもので、みなさん楽しめたと思います。
こうしてみますと、行事が詰まっていて意外に早く上半期が終わったように感じます。今年のテーマは「ロータリーを楽しもう」ですが、私自身楽しむ余裕がなく、下半期は楽をして楽しみたいと思います。
今日は今年最後の例会です。それではよいお年をお迎えください。
会長の時間19 平成28年12月14日(水)
2016年12月14日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
1週間前佐伯で、2歳の女児が行方不明になり、翌日山の中で無事発見されました。私にも同じ年ごろの孫がいて、本当に良かったと思いました。その子の名前は、暦ちゃんでした。最近は16歳でゴルフの日本女子オープンで優勝したNASAちゃん、スキー女子ジャンプのSARAちゃんなど当て字の名前の多い中で、珍しくわかりやすい名前でした。
ところで来年の暦の準備はできているでしょうか。今使っている暦は太陽暦ですが、明治以前は旧暦と言われる太陰暦を用いていました。太陰暦は月の満ち欠けの周期に合わせて、月を見れば何日か分かるようになっていました。農作業は、二十四節季という基準を設けて、季節行事の指標としたそうです。中国黄河流域の気候に合わせたため、来年は2月4日が立春ですが、まだ春には程遠い時節です。沖縄では、今でも中国に近いせいか多くの行事が旧暦で行われているとの事です。現在使われている太陽暦は、地球の公転周期に合わせて作られています。
会長の時間18 平成28年12月7日(水)
2016年12月07日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
今日は、年末の家族会です。たくさんのご婦人、子供さんにも参加していただきうれしく思います。ご家族の方には、いつもロータリーの運営にご協力いただきありがとうございます。ロータリーの基本は、サービス。日本語訳で奉仕と言われています。
家庭においては、夫人の立場を尊重して、思いやりの心を持つことが、奉仕の精神です。これを実践することで、楽しい家庭になると思います。私も最近になって少しできるようになったかと思います。
今日は、親睦委員会が色々と企画してくれています。充分楽しんでください。
会長の時間17 平成28年11月30日(水)
2016年11月30日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
2016年規定審議会において、例会に関すること、入会金に関すること等について、各クラブで独自に決定する事が可能になりました。その為には、クラブ細則を修正する必要がありますが、今年度は、従来どおり運営したいとかんがえています。
次は、寄付の件でのお願いでございます。現在、米山奨学金につては、会員全員一律年3千円、それに10年以上の会員は、個人寄付として1万円していただいています。又、ロータリー財団には、会員全員年60ドル、それに10年未満の会員には、個人寄付として100ドル余分にしていただいています。今年度は、ロータリー財団創立100周年の年ということで、100周年を記念し、特別寄付を10年以上の会員に個人寄付として、任意ですが100ドルお願いしたいと思っています。来年早々にも申込書を配布しますので、その折にはよろしくお願いします。
会長の時間16 平成28年11月9日(水)
2016年11月09日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
先週の木曜日は、18名で万年山に登ってきました。未だ木々は色づいていませんでしたが、いよいよ紅葉狩りのシーズンを迎えます。「狩り」と言うのは「草花を眺めること」を意味します。紅葉は1300種あり、葉は老化の過程で、緑色のクロロフィンが分解する際に、赤色のアントシアニン、黄色のカロテノイドに変化する為、色づくそうです。
美しい紅葉の条件には、昼夜の気温の差が大きい、平地より斜面、空気が汚れていない、適度な水分という光合成が行いやすい条件が必要との事です。
日本紅葉百選には、九州から5か所選ばれていますが、近くには、佐賀の九年庵、菊池渓谷、九酔渓、が選ばれています。日田では、夜明の行徳邸が11月23日の勤労感謝の日が見頃になると思います。目の保養に行ってみたら如何でしょうか。
会長の時間15 平成28年11月2日(水)
2016年11月02日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
4年後の東京オリンピックの時には、IOC,WHOが提唱している「タバコの無い五輪」を目指す必要があると言われています。WHOは、屋内全面禁煙を推進しています。オリンピックのあった、イギリス、ブラジルなど49カ国は、レストラン、バーなど公共の屋内を、全面禁煙とする法律が作られています。日本の受動喫煙対策は世界最低レベルで、現在の健康増進法は「受動喫煙を防止するように努めなければならない。」という努力義務だけです。
対策としては、一つはたばこ税の引き上げで、製薬会社の調査では、1000円になれば79%の人が、たばこを止めると答えています。オーストラリアでは、現在25本入り2000円で数年後には、3000円以上になるそうです。又、喫煙者には禁煙指導が必要で、煙草を止めるのは意志の問題ではなく、ニコチン依存症という病気を治す必要があります。今後東京都は、国と連携し条例の制定を考えているようです。
会長の時間14 平成28年10月26日(水)
2016年10月26日
日田ロータリークラブ会長 功能重雄
ロータリーの金看板と言われている職業奉仕について、お話しします。職業奉仕はロータリーの誕生と深い関係があります。20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。創設者のポール・ハリスは、この風潮に耐えかね、お互いに信頼できる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま、親友関係にまで発展するような仲間を増やしたいという趣旨で、ロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは、職業倫理を重んじる実業人、専門職業人の集まりなのです。自己の職業において、業界内最高レベルの水準で、社会貢献することが基本です。ロータリーの事業のために、自分の仕事に支障をきたすことがあってはなりません。ロータリーが他の奉仕団体と違う点は、この職業奉仕の概念を持っていることです。