会長の時間

0年0月0日

会長の時間25

2024年01月31日

「日台交流、企業誘致」

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 年が明けて、この会長の時間で、台湾関連の話を2回いたしました。台湾の話が多いのは橋本会友が会長の時以来で、少し偏り過ぎているかなと思いますが、今回もご清聴よろしくお願いします。

TSMCが熊本工場新設を表明後、日本の色々な自治体や企業からの台湾へのアプローチが盛んになっているようです。

12月15日にアオーゼで行われた「台湾情勢と日台交流」という講演を聴きましたが、講演者の藤さんも、あちこちで、台湾の自治体や企業の紹介を頼まれるとのことです。しかし台湾は、九州くらいの小さな国で、自治体は日本の10分の1くらいしかなく、自治体同士の交流や企業の提携は、いわば早い者勝ちかもしれないですよ、とのことでした。

台湾でビジネスを成功させるのに、一番大事なことは、キーマンとなる人物を捕まえることだそうです。これが出来れば、後はとんとん拍子に進みますとのことでした。

ここで、いきなり「日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流」と云う文字がスライドに出て、びっくりしました。どこで調べたのかは分かりませんが、両クラブは長年、素晴らしい民間交流が続いているとお褒めの言葉があり、嬉しかったです。

講演会の後、椋野市長から、「今度、いつ台湾に行きますか?一緒に行きたいです。」との話がありました。

年が明けて、1月12日に日田商工会議所主催で新年互礼会がありました。冒頭、椋野日田市長のご挨拶の中で、並々ならぬ企業誘致への言及があり、意気込みを感じました。

その後、市役所の秘書室から、我々の嘉儀訪問の日程の問い合わせがありましたので、「4月24日から台湾に行く予定です。」と伝えました。その後気にはなりますが、あれから何も言ってきません。

もしも一緒に行くことになれば、嘉儀玉山クラブのメンバーと調整をして、嘉儀の市役所や商工会議所みたいなところを案内できれば良いなと思っています。いつものように、美味しものを食べたり、お酒を飲み過ぎて酔いつぶれたり、観光をして帰ると云うのもいいですが、今回は、少し緊張感がある旅行になるかもしれません。

2月の半ば頃に、最終的な椋野市長サイドの返事をもらってから、対応を決めたいと思います。

長年の日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブとの交流が、日田市の発展に役に立てれば良いなと思います。

会長の時間を終わります。

 

 

新入会員卓話 齊藤会友

2024年01月31日

会長の時間24

2024年01月24日

「 台湾経済、半導体、TSMC 」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

先週の会長の時間では、「台湾有事は、日本有事か?」と云うテーマで、お話しました。 

今日の卓話は、台湾の企業TSMCや半導体について、お話しします。 

2022年日本開発銀行の資料ですが、台湾のGDPはドル換算で、7626億ドル、一人当たりGDP32,888ドル、経済成長率2.45%。です。日本はGDP4兆2600億ドル、一人当たりGDP33,815ドル、経済成長率2023年1.7%。参考までに、韓国の一人当たりGDPは、32,255ドルで、日本台湾韓国は、近年一人当たりGDPは、ほとんど同じになっています。 

昨今の台湾経済の中心は、ご存じの通り、半導体の製造です。半導体って、私もよく知らなかったので、調べましたところ、簡単に言えば、電気を通す通さないを、瞬時に切り替える素材のこと。この性質を発見し、技術利用したことで、スマートフォン、エアコンなどの家電や自動車など、私たちの身の周りのすべてのものに使われるようになっています。戦後の日本を支えたダイオード、トランジスタ、ICの発達したものが、今では半導体と言われるものでしょうか。最近では、生成AIと言われる人工知能にも不可欠なものです。 

この半導体の受託製造を、TSMCが世界シェアの56%、UMCやPSMC等も8%以上あり、台湾勢で65%を占め、台湾の輸出総額の4割を占める基幹産業になっています。国別では、韓国のサムソン電子は11%、その他中国、アメリカ、イスラエルとなっていますが、台湾は65%なので、圧倒的です。 

この数年、この半導体不足が原因で、車や様々な製品の製造にブレーキがかかり、あちこちに支障が生じていました。原因は、コロナ禍での生活様式の変化で、リモートワーク、ゲーム、ショッピングなどの急速なオンラインの普及がありました。もう一つは、中国とアメリカの覇権争いです。「半導体を制する者は、世界を制する」と云う言葉を聞いたことがあります。半導体は、アメリカの経済安全保障にも関わると云うことで、中国の半導体製造能力を阻止するため、数年前から輸出規制をかけていることも半導体不足の原因です。。 

補助金を出して、TSMCやサムソンなどに移転を促しました。また中国による台湾への地政学的リスクもあるため、TSMCは日本だけでなく、米国アリゾナ州やドイツのドレスデンに工場進出を表明しています。このTSMCが熊本県菊陽町に工場を建設中で、いよいよ2月24日に開所式、10月から操業との報道がありました。菊陽町とその周辺は、土地が足りないとか、山林が3倍の値段になったとか、今まで軽トラに乗ってたおじさんが、いい車に替えたとか、農家の息子がBMWを買ったとか、景気のいい話やバブル経済に湧いていることは、皆さんも聞いていると思います。 

私もこの半導体産業に注目して、頭の体操程度に株や投資信託を買っていますが、最近は期待以上のパフォーマンスが出ています。本日のゲスト卓話は、野村証券ご出身の方なので、資産運用とか株式投資のいい情報が聞けるかなと期待しています。 

次回は、日台交流、台湾企業の誘致について、話したいと思います。 

会長の時間を終わります。 

 

職業奉仕賞表彰

2024年01月17日

職業奉仕賞を贈呈しました。

 

梶原シルク商会

代表 梶原總吉様  昭和6年10月8日生まれ(92歳)

 

理由:永年に渡り地域の学生や社会人の通勤通学の足となる、バイクや自転車の販売や修理に携わる職業を通し地域に貢献されていること。

 

日田市本庄町で自転車・バイク販売と修理業を営まれており開業以来62年になります。 昭和36年10月に、中央通り3丁目 (現在の中本町)で開業され昭和41年に本庄町へ移転され、 現在は息子の真一さんと一緒にお仕事を続けておられます。

2月の例会

2024年01月17日

・2月7日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
委員会卓話 出前セミナー
国際奉仕委員会 小野委員長(臼杵RC)

・2月14日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 日田玖珠広域消防組合 消防長 岩里安徳氏

・2月21日(水)午後12時30分 職場例会
ベストリビング(株)様 (ウッドコンビナート内)

・2月28日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話  日田警察署長 桝谷康治氏

会長の時間23

2024年01月17日

「台湾有事は、日本有事か?」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

1月13日に、世界中の注目を集める中、台湾総統選挙が行われました。結果は、現在の蔡英文(ツァイ インウエン)総統と同じ民進党の頼清徳(ライ チンドゥ)氏が当選しました。野党、国民党が、一本化出来なかったためでもありますが、今後の中台関係も、現在の緊張状態が続くと思います。副総統のシャオさんも、中国から、独立派とみられていて「毒毒コンビ」と言われています。 

私は、昨年12月15日に、日田市が主催して行われた「台湾情勢と日台交流」と云う講演会に出席しました。わがクラブも、20年近く台湾嘉儀玉山クラブのメンバーと食事をしたり、お酒を飲んだり、ゴルフをしたりと、楽しく交流していますので、皆さんにも関心を持っていただきたくて、その講演会の内容について、お話しします。 

講演者は、藤重太(ふじ じゅうた)さんと云う方で、時々テレビに出て、台湾問題の解説をされています。この方は、若い頃受験に失敗して、台湾で中国語の語学留学でもしようか、との軽いきっかけで行ったことで、台湾と縁ができて、台湾の魅力にハマったとのことでした。その後、国立台湾大学を卒業されて、日本と台湾で企業経営をしながら、日台交流のアドバイザーもされています。マスコミからは、とても台湾に詳しい日本人と言われています。 

台湾では、お年寄りから子や孫に、日本統治時代の教育、インフラ整備、特に衛生管理が素晴らしく、かなりの感染症から台湾人の命を守ったことで、日本人は素晴らしかったと伝えられていることが、今の親日の基礎があるとのことです。ずいぶん昔は、日本人だと分かると、家に上がるよう言われ、食事を振る舞ってもらったとのことでした。そのことは、私たちも嘉儀に行った時は、いつも厚いもてなしを受けていますので、よく理解できるところです。 

最近の中国との向き合い方、中台関係について、よく日本人から、「中国からの圧力が大変でしょう?武力侵攻が近いのでは?いわゆる台湾有事が迫っているのでは?備えは出来ていますか?」と聞かれるとのことです。 

これに対し、多くの台湾人は、「台湾の歴史は、いつも台湾有事だったので、なるようにしかならない。」という感覚のようです。「備えもそれなりに、しっかり出来ているから大丈夫です。」と意外に落ち着いているとのことです。 

むしろ「日本人が有事を煽っているのでは?有事を期待しているのでは?」と受け止めているようです。「日本人の心配してくれる気持ちは、有り難いが我々は、大丈夫です。」とのことでした。私たち日本人が考える「台湾有事は日本有事」は、一部のマスコミや政治家からの発信で、少し先走りの感があるのでは?と感じた次第です。 

 

来週も、この講演の続きで、台湾情勢、経済関係のお話をしたいと思います。 

会長の時間を終わります。 

 

大分済生会日田病院 林田様卓話

2024年01月10日

会長の時間22

2024年01月10日

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

「 原正隆会友、ご逝去 」 

 

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 

今年の正月三が日は、我々日本人にとって、大変心苦しい三が日になりました。 

 

大半の方が4日から仕事始めだったと思いますが、ご存知の通り、私たちのクラブの最年長会員であり、敬愛する原正隆会友がお亡くなりになりました。先日の家族会でも、お話ししたばかりでしたし、10月の60周年記念祝賀会では、元気に乾杯のご発声をされましたので、信じられない気持ちで、お通夜と葬儀に出席し、弔辞を申し上げました。 

今日の会長の時間は、原正隆会友について、お話させて下さい。 

 

原正隆会友は1976年9月12日に、チャーターメンバーであり、従兄関係にあった故井上幸一会友の紹介で、日田ロータリークラブに入会されました。この年は、創立11年目の年でした。その後、1991年から1年間、会長を務められました。幹事は、佐藤武朗会友でした。当時の会員数は52名で、予算は約880万円とあります。ちなみに今年度は1820万円の予算となっています。当時は、シニアアクチブ会員という制度があったようです。 

原会長年度の活動計画書を見ますと、原会長は、重点課題として、①クラブの充実を図りたい ②会員増強に努めたい ③出席率の向上 ④ロータリー財団と米山に理解を深めたい ⑤地球環境の保全、と抱負を記されています。 

特に2番目の会員増強で実績を上げられ、9人の増強があり、一時は61人となりました。当時の会員増強委員長は江藤俊男会友でした。また出席率は、94.65%となっています。 

私が入会した頃は、先生は大変お元気で、髪の毛はいつもテカテカ、身なりもいつもビシッとすきがなくて、話し掛けるには畏れ多い先輩でした。夜間例会やお酒の席では、興が高じると、スマトラ島のジャングルに原住民の案内で、虎狩りに行った話をしてくださいました。暗闇のなかで、虎の目が光った話を聞いた時は、ゾクゾクした記憶があります。他にも豪快な伝説をいくつか聞いていますが、少し時間が経ってから、話したいと思います。 

今年度、膳所会友がガバナーになったこと、地区大会が日田で行われることを大変喜んでおられましたので、ロータリーが大好きだったご本人が一番無念だったと思います。あとに続く我々は力を合わせて、いよいよ5月に近づいた地区大会を成功させなければならないと思います。 

 

原正隆会友の長年に亘る日田ロータリークラブでのご尽力とご協力に感謝申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。 

 

会長の時間を終わります。 

 

 

会長卓話

2023年12月27日

「上半期を終えて」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

 

早いもので、私の年度も半年が過ぎました。 

前年の石松会長から、「北郷年度は、60周年とガバナー年度の地区大会があり、多忙な1年になるだろうから」とご配慮をいただき、定款細則の見直しと、ロータリー財団への寄付金の変更といった細やかな作業は、済ませていただきました。お蔭で、ずいぶん助かりました 

また石松年度では、地区補助金を活用した子供食堂の支援事業にも取り組みましたが、今年度は、大きな事業が控えているため、対外的な事業より、足元のクラブを充実させようと思いました。まず会員増強に取り組みますと、佐竹会友に増強委員長をお願いしました。今年度は、「60周年、60人」を目指しましょうと、早くから勧誘活動に取り掛かっていただきました。 

会長エレクトの時は、出席義務の研修会などが多くて、大変でしたが、7月5日に初めての例会を迎えました。 

この日に、桑野、山本会友の二名が入会しました。また菅、佐藤親一郎会友は、前会友からの交代による入会となりました。また事務局に、麻生恵美子さんが地区大会事務局として、お手伝いいただけるようになりました。 

7月10日には、地区よりガバナー補佐推薦の依頼がありました。武内真司会友に、快く引き受けていただきました。次年度の活躍を祈念しています。 

7月22日、23日で、米山の夏季セミナーが、東有田の羽田交流館で行われました。米山の学生22名、膳所ガバナーご夫妻、地区米山委員の橋本会友など、総勢80名の参加がありました。暑い中、2日間の研修、バーべキュー、祇園祭の見学を行いました。 

8月16日の例会では、奥村日田病院でうつ病や統合失調症の患者に多く接してきた看護師の園田様に卓話をお願いしました。マッキナリーRI会長が、メンタルヘルスへの理解を重要テーマにしているため、このような企画をしました。 

9月6日の例会では、新調したスタッフジャンバーをお披露目しました。選挙やウクライナ情勢が重なり、手元に届くまで、半年以上かかりましたが、6月にバングラディシュの港を出たと聞いたときは、ホッとしました。地区大会でも活用していただきたいと思います。 

この日に、稲葉会友の入会式を行いました。しばらく会っていませんが、あちこちで活躍されています。ロータリーでも頑張っていただけると思います。 

9月22日には、織田60周年実行委員長と共に、椋野日田市長の元を訪ね、60周年事業として、災害時、避難所で役に立つクイックパーテーションと簡易ベッドの寄贈式に出席しました。この時の話の中で、椋野市長のお父様が、日田クラブのチャーターメンバーだったと分かりました。 

9月27日には、松浦親睦委員長のお骨折りで、久しぶりに、納涼夜間例会が行われました。サッポロ森のビール園で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。女性会員さんのおそろいのTシャツも良かったです。 

10月は行事が多くて、多忙な一カ月でした。 

10月4日の例会で、宮崎陽治会友の入会式を行いました。新しいデザインのロータリーバッジを購入することになりました。購入がまだの方は事務局にありますので、各自申し出て下さい。 

10月17日には、マリエールで、膳所和彦ガバナー公式訪問例会が行われました。会長幹事懇談会の後、膳所ガバナーからのガバナーアドレスを拝聴し、懇親会も盛会裏に終わりました。 

10月21日には、日田青年会議所創立70周年記念式典に出席しました。60周年の前日であったため、あまり気乗りしなかったのですが、将来のロータリアンの勧誘を兼ねて、出席しました。 

翌22日には、かねてから準備していた60周年記念式典と祝賀会が盛大に行われました。色々な反省点はありましたが、無事に終わりました。特に台湾嘉儀玉山クラブの方々の氏名、人数がギリギリまで分からず、冷や冷やしましたが、祝賀会を歌で盛り上げていただきました。 

10月28日には、4地区合同ポリオデーキャンペーンが、大分のガレリア竹町で行われました。バザーと募金活動に日田クラブの数名のメンバーと共に赤いシャツを着て、参加しました。ロータリーの公共イメージ向上になったと思います。 

11月12日には、IM(インターシテイミーテイング)が中津ロータリークラブの主催で行われました。「蘭学の里、中津の未来に向けて」というテーマで、シンポジウムと懇親会がありました。次年度は、ガバナー補佐を輩出する日田クラブが主催となりますので、ご協力を宜しくお願いします。 

10月31日には、パトリアで、畑英次郎氏をしのぶ会に、出席しました。日田クラブからも数名の方が出席していました。畑先生は、日田市長から、農水大臣、通産大臣を務められ、その功績に感心しました。 

11月15日の例会では、藤原会友より、60周年の決算報告がされました。皆さんのおかげで、140万円の余剰金が出ました。一部、家族会で使いましたが、残りは65周年で活用してほしいと思います。 

12月6日の例会で、60人目の会員となる斎藤秀晟さんの入会が認められました。とりあえず、当初の目標に達しましたので、ホッとしています。 

12月15日には、日田市が主催した「台湾情勢と日台交流」という講演会に出席しました。講演の内容は、来年の会長の時間で話しますが、講演者の藤 重太(ふじ じゅうた)さんが、突然日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの交流を取り上げてくれ、びっくりしました。椋野市長はTSMCに触発されたのか、台湾企業の誘致を考えているようです。講演会の終了後、「日田ロータリークラブが次回台湾に行くときは、一緒に行きたいと思うので、声をかけて下さい。」と言われました。私たちも、協力したいと思います。 

今後のことになりますが、4月7日に、久しぶりに、中央クラブとのゴルフ対抗戦を予定しています。おそろいのポロシャツを準備して、迎え撃ちたいと思います。ポロシャツは、佐藤親一郎会友にお願いしていますので、間に合うように宜しくお願いします。4月24日から26日には、台湾嘉儀に訪問予定です。たぶん市長さんも同行することになると思います。 

そして5月17、18日にはいよいよ地区大会が開催されます。実行委員会のメンバーを中心に準備が始まっていますが、全会員で協力して、成功させたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。 

会長卓話を終わります。良い年をお迎えください。 

 

会長の時間21

2023年12月27日

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

「 年末家族会を終えて 」 

 

 いよいよ年の瀬が近づいて来て、今年一年を振り返る時期になりました。 

皆様の一年は、どういった一年だったでしょうか? 

 

先日の家族会では、ゲストのオペラ歌手ホーミーさんの声量に、圧倒されました。またビンゴ大会の目玉に、私が会長賞として提供した商品券が、私の家内に当たってしまうハプニングが起こりました。運のいたずらとは言え、家に帰ってからも、夫婦間で重苦しい空気が漂いました。6月の家族会で、再度提供いたしますので、宜しくお願いします。 

 

今日の卓話は、会長卓話「上半期を振り返って」と云うことで、お時間をいただいていますので、会長の時間はこれで終わります。 

 

会長卓話 上半期を終えて

2023年12月27日

              「上半期を終えて」 

 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

早いもので、私の年度も半年が過ぎました。 

前年の石松会長から、「北郷年度は、60周年とガバナー年度の地区大会があり、多忙な1年になるだろうから」とご配慮をいただき、定款細則の見直しと、ロータリー財団への寄付金の変更といった細やかな作業は、済ませていただきました。お蔭で、ずいぶん助かりました 

また石松年度では、地区補助金を活用した子供食堂の支援事業にも取り組みましたが、今年度は、大きな事業が控えているため、対外的な事業より、足元のクラブを充実させようと思いました。まず会員増強に取り組みますと、佐竹会友に増強委員長をお願いしました。今年度は、「60周年、60人」を目指しましょうと、早くから勧誘活動に取り掛かっていただきました。 

会長エレクトの時は、出席義務の研修会などが多くて、大変でしたが、7月5日に初めての例会を迎えました。 

この日に、桑野、山本会友の二名が入会しました。また菅、佐藤親一郎会友は、前会友からの交代による入会となりました。また事務局に、麻生恵美子さんが地区大会事務局として、お手伝いいただけるようになりました。 

7月10日には、地区よりガバナー補佐推薦の依頼がありました。武内真司会友に、快く引き受けていただきました。次年度の活躍を祈念しています。 

7月22日、23日で、米山の夏季セミナーが、東有田の羽田交流館で行われました。米山の学生22名、膳所ガバナーご夫妻、地区米山委員の橋本会友など、総勢80名の参加がありました。暑い中、2日間の研修、バーべキュー、祇園祭の見学を行いました。 

8月16日の例会では、奥村日田病院でうつ病や統合失調症の患者に多く接してきた看護師の園田様に卓話をお願いしました。マッキナリーRI会長が、メンタルヘルスへの理解を重要テーマにしているため、このような企画をしました。 

9月6日の例会では、新調したスタッフジャンバーをお披露目しました。選挙やウクライナ情勢が重なり、手元に届くまで、半年以上かかりましたが、6月にバングラディシュの港を出たと聞いたときは、ホッとしました。地区大会でも活用していただきたいと思います。 

この日に、稲葉会友の入会式を行いました。しばらく会っていませんが、あちこちで活躍されています。ロータリーでも頑張っていただけると思います。 

9月22日には、織田60周年実行委員長と共に、椋野日田市長の元を訪ね、60周年事業として、災害時、避難所で役に立つクイックパーテーションと簡易ベッドの寄贈式に出席しました。この時の話の中で、椋野市長のお父様が、日田クラブのチャーターメンバーだったと分かりました。 

9月27日には、松浦親睦委員長のお骨折りで、久しぶりに、納涼夜間例会が行われました。サッポロ森のビール園で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。女性会員さんのおそろいのTシャツも良かったです。 

10月は行事が多くて、多忙な一カ月でした。 

10月4日の例会で、宮崎陽治会友の入会式を行いました。新しいデザインのロータリーバッジを購入することになりました。購入がまだの方は事務局にありますので、各自申し出て下さい。 

10月17日には、マリエールで、膳所和彦ガバナー公式訪問例会が行われました。会長幹事懇談会の後、膳所ガバナーからのガバナーアドレスを拝聴し、懇親会も盛会裏に終わりました。 

10月21日には、日田青年会議所創立70周年記念式典に出席しました。60周年の前日であったため、あまり気乗りしなかったのですが、将来のロータリアンの勧誘を兼ねて、出席しました。 

翌22日には、かねてから準備していた60周年記念式典と祝賀会が盛大に行われました。色々な反省点はありましたが、無事に終わりました。特に台湾嘉儀玉山クラブの方々の氏名、人数がギリギリまで分からず、冷や冷やしましたが、祝賀会を歌で盛り上げていただきました。 

10月28日には、4地区合同ポリオデーキャンペーンが、大分のガレリア竹町で行われました。バザーと募金活動に日田クラブの数名のメンバーと共に赤いシャツを着て、参加しました。ロータリーの公共イメージ向上になったと思います。 

11月12日には、IM(インターシテイミーテイング)が中津ロータリークラブの主催で行われました。「蘭学の里、中津の未来に向けて」というテーマで、シンポジウムと懇親会がありました。次年度は、ガバナー補佐を輩出する日田クラブが主催となりますので、ご協力を宜しくお願いします。 

10月31日には、パトリアで、畑英次郎氏をしのぶ会に、出席しました。日田クラブからも数名の方が出席していました。畑先生は、日田市長から、農水大臣、通産大臣を務められ、その功績に感心しました。 

11月15日の例会では、藤原会友より、60周年の決算報告がされました。皆さんのおかげで、140万円の余剰金が出ました。一部、家族会で使いましたが、残りは65周年で活用してほしいと思います。 

12月6日の例会で、60人目の会員となる斎藤秀晟さんの入会が認められました。とりあえず、当初の目標に達しましたので、ホッとしています。 

12月15日には、日田市が主催した「台湾情勢と日台交流」という講演会に出席しました。講演の内容は、来年の会長の時間で話しますが、講演者の藤 重太(ふじ じゅうた)さんが、突然日田ロータリークラブと嘉儀玉山ロータリークラブの交流を取り上げてくれ、びっくりしました。椋野市長はTSMCに触発されたのか、台湾企業の誘致を考えているようです。講演会の終了後、「日田ロータリークラブが次回台湾に行くときは、一緒に行きたいと思うので、声をかけて下さい。」と言われました。私たちも、協力したいと思います。 

今後のことになりますが、4月7日に、久しぶりに、中央クラブとのゴルフ対抗戦を予定しています。おそろいのポロシャツを準備して、迎え撃ちたいと思います。ポロシャツは、佐藤親一郎会友にお願いしていますので、間に合うように宜しくお願いします。4月24日から26日には、台湾嘉儀に訪問予定です。たぶん市長さんも同行することになると思います。 

そして5月17、18日にはいよいよ地区大会が開催されます。実行委員会のメンバーを中心に準備が始まっていますが、全会員で協力して、成功させたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。 

 

会長卓話を終わります。良い年をお迎えください。 

 

 

会長の時間20

2023年12月20日

「 夜間家族例会、60周年慰労会 」 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門 

 

皆様、こんばんは。 

今夜は、ご家族の方々も多数お出でになり、大変嬉しく思います。 

 

先日の60周年の時は、皆様に御協力をいただき、お蔭様で盛会裡に終えることが出来ました。 

色々ありましたが、今夜の家族会は、その時の慰労会を兼ねていますので、少しグレードアップした会になります。 

松浦親睦委員長さん、宜しくお願いします。 

それでは皆さん、一緒に楽しみましょう。 

 

会長の時間を終わります。 

 

委嘱状届く

2023年12月13日

三村エレクトより委嘱状

佐藤会友に

2024-2025年度 地区インターアクト委員会委員

職業奉仕委員会 継続支援

2023年12月13日

職業奉仕委員会からのご報告です。

 

12月7日午後1時半より日田クラブ事務所にて北郷会長、三笘職業奉仕委員長、藤原前年度職業奉仕委員長、及び一ノ宮幹事立ち会いのもと職業奉仕継続支援金授与を行いました。

日田共同高等職業訓練校、江島太士武校長に20,000円を継続支援金としてお渡ししました。

 

会長の時間19

2023年12月13日

観光列車「かんぱち・いちろく」号 

日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

私の密やかな楽しみに、汽車や電車に乗ることがあります。いわゆる乗り鉄です。 

日田市民にとって、最も身近な公共交通機関といえば、JR久大線です。 

その久大線ですが、JR九州は10月26日に、新しい観光列車の導入を発表しました。 

今後、益々増えるであろうインバウンドを見込んだ対応で、「ゆふいんの森」号のような観光列車です。列車の名前は、「かんぱち・いちろく」号とのことです。 

 

沿線出身の偉人である麻生観八、衛藤一六の名前から採用されました。 

麻生観八という方は、1865年、豆田町の草野家の五男として生まれ、15歳で親戚先であった九重町恵良の麻生家に養子入りして、当時傾きかけていた麻生酒造場を立て直し、八鹿酒造として再興しました。また水路の整備で農地の開拓にも貢献しました。 

数年前に統合されましたが、県立森高等学校の前身であった森高等女学校の設立にも尽力されました。 

当時の鉄道は、大分―湯平間、久留米―日田間で、別々に私鉄として運行されていました。 

麻生観八は、大分と久留米間に国鉄を誘致しようと運動を展開し、当時の鉄道院総裁後藤新平に働きかけるなど、昭和4年、久留米―大分をつなげ、国鉄久大線の全線開通に尽力しました。残念ながら開通を見ることなく、前年の昭和3年に亡くなりました。 

 

もう一人の衛藤一六という方も、21歳で衛藤家の養子に入り、東大卒、銀行頭取、県議も務め、有力者として活躍していました。湯平からは、日田に向かい西にまっすぐ進むルートでしたが、衛藤一六らが、由布院村を通すよう猛烈に働きかけたため、国鉄は折れてしまい、湯平から北向きに急カーブさせ、由布院村の中を通るルートに変更しました。 

後に一六カーブと言われるルート変更です。この史実は昨年、NHKのブラタモリでも放送されました。 

車両は、現在、豪雨災害で不通となっている肥薩線を走っていた「いさぶろう・しんぺい」号を改良して使用するとのことで、博多―別府間を5時間かけて、運行します。 

しかしながら残念なことに、この新しい観光列車は、日田には停車しないとのことで、ビックリしています。日田の観光業に貢献できると思いますが。 

ホームページによりますと、停車駅は、博多、田主丸、恵良、由布院、大分、別府となっています。 

 

先ほど話した、麻生観八や衛藤一六のように、日田の有力な方が声を上げ、半ば強引にでも、日田に停車させるよう、JRに働きかけては如何でしょうか 

 

会長の時間を終わります。 

1月の例会

2023年12月07日

・1月10日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 済生会日田病院 林田院長

 

・1月17日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
職業奉仕賞授与式
梶原シルク商会 梶原總吉様

 

・1月24日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
外部卓話 大分銀行 日田コンサルティングプラザ室長 谷河氏

 

・1月31日(水)午後12時30分 日田市のマリエール オークパイン日田
内部卓話  新入会員卓話 齋藤秀晟会友

疾病予防と治療について 膳所ガバナー卓話

2023年12月06日

会長の時間18

2023年12月06日

「家族会、60周年祝賀会について」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

いよいよ師走になりました。 

この時期、あちこちで行われるものと言えば、忘年会ではないでしょうか? 

コロナ禍で、数年間見送られていた忘年会と云う行事も、形態を変えながら、少しずつ復活しているようです。 

私事ですが、先日の土曜日に、日田高校の同級生の忘年会が、博多の有名な鳥料理屋さんで行われました。10数人くらいの会ですが、遠方からの参加もあり、名物の水炊きで盛り上がりました。 

 

さて、ロータリークラブでの忘年会的な行事と言えば、年末家族会だと思います。 

これまでも歴代の会長幹事、親睦委員長さんのお世話で、楽しく参加させてもらっています。今年は、再来週の20日になりますが、武内会友の「紙音」で、開催の予定です。 

 

先日の60周年の祝賀会では、日田ロータリークラブの全会員の皆様と祝宴を囲むことができず、不愉快な思いをされた会員様には、大変申し訳なく思います。 

今回の家族会では、その埋め合わせも兼ねまして、再度、全会員で創立60周年のお祝いもしたいと考えています。武内会友が、特別なメニューを用意したいとのことです。 

また余興のビンゴゲームでは、松浦親睦委員長が、創立60周年を記念して、例年より少しグレードアップした景品を用意するようですので、ご家族の皆様も奮ってご参加いただきたいと思います。 

出欠の返事が未だの方は、ぜひ出席していただきますようお願いします。 

 

予算の方は、60周年事業で、実行委員会のメンバーがかなり頑張りまして、予想以上に余剰金が出ましたので、そちらからも支出することを、先日の60周年実行委員会の決算報告会で承認されました。   

20日の家族会では、豪華な食事とビンゴゲームで、創立60周年をお祝いしたいと思います。 

 

会長の時間を終わります。 

年次総会開催

2023年11月22日

石松会長年度の決算報告、監査報告がされました。また、今年度の予算執行状況報告がされた後、会長指名委員会を開催。会長ノミニーに小ヶ内会友、会長ノミニーデジグネートに松本会友が指名承認され、小ヶ内会友があいさつをしました。

会長の時間17

2023年11月22日

「 大相撲九州場所 」 

 日田ロータリークラブ会長 北郷太門

 

この時期の九州の風物詩と言えば、大相撲九州場所ではないかと思います。 

私は毎年、大相撲九州場所が始まることで、本格的な冬の到来を感じます。 

日田ロータリークラブで相撲と言えば、平野会友ですが、今年も連日砂かぶり席で、お顔を拝見しています。もう一人大鶴の方も、お顔を見かけます。 

 

さて大相撲の本場所は、現在1月、3月、5月、7月、9月、11月の6場所で行われています。昭和31年まで、東京と大阪だけで、年に4場所の開催でした。 

九州場所は、昭和32年に11月場所として、福岡スポーツセンターで始まりました。 

翌、昭和33年7月には、名古屋場所が始まり、今の6場所での開催が定着しています。 

九州場所は、それからしばらく福岡スポーツセンターで行われていましたが、昭和50年から九電記念体育館、昭和56年からは、現在の福岡国際センターで行われています。 

 

幕内には、モンゴル、ロシア、カザフスタン出身力士が数名います。唯一の横綱である照ノ富士もモンゴル出身ですが、残念ながら今場所は休場しています。 

今場所は、豊昇龍や霧島などのモンゴル勢、日本人力士では、期待の若手熱海富士、豪ノ山、錦木が活躍するのではないでしょうか。 

この原稿を書いている19日は、ちょうど中日(なかび)です。大関貴景勝と元大関朝乃山の一番は、白熱した素晴らしい取り組みでした。 

 

また地元日田出身の琴太豪は、今年30歳になりますが、度重なるケガを乗り越え、辛抱強く頑張っています。現在東幕下16枚目で、今場所3勝1敗で調子が良いです。優勝すれば、念願の十両入りが近づきます。ぜひ夢を叶えて欲しいです。 

 

会長の時間を終わります。 

最新記事(5件)

  • 2024年09月18日

    会長の時間10

  • 2024年09月11日

    会長の時間9

  • 2024年09月04日

    会長の時間8

  • 2024年08月28日

    会長の時間7

  • 2024年08月21日

    会長の時間6

月別アーカイブ

年別アーカイブ