活動報告

0年0月0日

別府ロータリークラブ60周年記念式典に参加

2012年09月15日

別府ロータリークラブの60周年記念式典と祝賀会が、2012年9月15日(土)、別府杉乃井ホテルで開かれました。

別府市長や別府商工会議副会頭など多数の来賓を迎え、約300名の参加の中、盛大な会でした。

懇親会も、美味しい料理に舌鼓を打ち、たくさんの出し物で楽しませていただきました。

別府ロータリークラブの方々、関係者の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

陸前高田の写真冊子購入

2012年09月14日

もう少しで春が訪れるある日の昼下がり、とても大きな地震が高田松原を襲いました。

地面が裂け、地中から黒い水しぶきを吹きあげながら、強い横ゆれが続きました。

松たちは根が浮きあがるのをかんじて、身構えました。

「これはただ事ではないぞ!」

「こんな大きな地震は経験がない、きっと津波が来るぞ!」

古い松たちは大声を出して注意しあいました。

(中略)

高田松原の七万本の松たちは、根元からなぎ倒されたり

折れたりして、一気に消えてしまったのです。

 

これは、写真冊子「高田松原ものがたり -消えた高田松原-」の冒頭文を抜粋したものです。高田松原とは、東北大震災で多大な被害を受けた陸前高田にあった松原。2007年に、高田松原のことを子どもたちに知ってもらおうと「高田松原ものがたり」という冊子を発行し主に学校に配布しました。多く報道されているように、その松原も津波で流され「一本松」だけが残っている状況です。

今回、その冊子に現在の高田松原の現状を伝えるページを追加して「高田松原ものがたり -消えた高田松原-」として復刊、販売することになりました。印刷しているのは、陸前高田ロータリークラブ幹事の経営する印刷会社。陸前高田ロータリークラブの会友の方も、震災で多くの被害を受け、会友が亡くなったり、会友の家族が亡くなったりしています。家や会社もたくさん流されました。そんな中、陸前高田ロータリークラブをなんとか復活させよう、そして陸前高田を復興しようと頑張っています。この冊子その他の売上の一部も、その資金として使われます。

この度、日田ロータリークラブでは、東北で頑張っている陸前高田ロータリークラブの皆さんや被災されている方に少しでも役に立とうと、この冊子と、塩羊かんを購入すると共に、販売も呼びかけました。

「個人でも、会社単位でまとめていただいても歓迎しています。ご協力いただける方、興味のある方はぜひご連絡ください」と武内眞司会長は話しています。

 

■冊子 「高田松原ものがたり -消えた高田松原-」 一冊1000円(税込)

■塩羊かん 「高田松原ものがたり」 一本 700円(税込)

ほんのり塩味のする羊かんです。半年程度日持ちします。

会長の時間9 平成24年9月12日(水)

2012年09月12日

「台湾訪問」2012.9.12

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

7日からある訪台団に参加して台湾に行き、李登輝閣下や前駐日代表の許世楷さんたちとお会いする機会を得ましたが、李閣下は91歳にも拘わらず大変お元気で、まだまだ頑張るとおっしゃっていました。

李閣下は福沢諭吉の「心事の棚卸」を引用されましたが、日本人は戦後の棚卸をして、今後に備えなければならないということだと思います。

また、「中国には事なかれ主義では済まない」「教育をやり直して日本精神を取り戻さなければならない」「天皇皇后両陛下には靖国神社に参拝して欲しい」とおっしゃっていました。

 

台南の烏山頭ダムの八田與一さんの記念碑にお参りしたとき、偶々、すぐ傍らに田中作次国際ロータリー会長の桜の植樹がありビックリしました。水利組合の人にロータリーの名刺を渡して日田ロータリークラブも嘉義玉山ロータリークラブを通じて植樹をすることになっているというと聞いていると言っていました。

 

元駐日代表の許世楷さんのお話では、台湾の世論調査で「世界で一番好きな国は?」の質問で、41%の人が日本を挙げているそうです。2位はアメリカと中国で、それぞれ8%だそうです。

「一番信用できる国は?」の問いでも75%の人が日本を挙げ、ダントツの1位だそうです。

 

台湾人の親日感は、台湾の外交政策に強い影響を与えているそうです。例えば、馬英九総統は、最初は知日派を名乗っていたのが、最近では「私は親日派だ」と言っているそうです。「民間の交流が対日関係を更に良くしていきます」と許さんはおっしゃっていましたが、嘉義玉山ロータリークラブとの交流も一層進めたいと考えます。

 

それから、新幹線の台北駅で米山奨学生の林静芝さんにバッタリ遭いました。お母さんが赤ちゃんを抱っこしていました。

 

職場例会 ローレル日田カントリークラブ

2012年09月12日

ローレル日田カントリークラブで職場例会をしました。

会長の時間 橋本会長

株式会社日田ゴルフ場の佐藤社長

日田ローレルカントリークラブの穴井支配人が説明

 

ローレル日田カントリークラブについて 総支配人 穴井貴弘さん

2012年09月12日

職場例会でローレル日田カントリークラブを訪れました。

ローレル日田カントリークラブ    佐藤英治会友挨拶
本日はローレル日田カントリークラブで職場例会をして頂きましてまことにありがとうございます。
ローレル日田カントリークラブは平成3年に開場いたしました。 当時バブルが弾ける前で、ゴルフ場の管理の職人がなかなかみつからず私の父である副社長は私に大学を辞めてすぐに帰って来いと毎日電話があり、人に頼ることが嫌いだった父が私に大学を辞めてまで手伝ってくれと言った言葉がとても信じられませんでした。 それから1年間は毎朝5時起きで仕事をしながら大学に通い無事に5年で卒業する事ができました。 念願でありましたロータリークラブに入会して、やっと1年が過ぎました。ロータリーソングも覚え、毎週出席することに楽しみも覚えてきました。 これからロータリークラブで少しでも長く社会貢献できるようがんばってまいります。 ありがとうございました。

お詫び 昼食は私どものレストランの料理長が用意するはずでしたが、本日はロータリークラブのお陰でしょうか?バタバタと予約が50組を超えてしまい、ちょうどお客様が昼食に上がってくる時間と重なりますので、勝手ながらお弁当にさせて頂きました。 大変申し訳ありませんでした。
ローレル日田カントリークラブの紹介   総支配人 穴井貴弘氏
本日は、日田ロータリークラブ様の職場例会で多数のご来場頂き誠にありがとうございます。
株式会社日田ゴルフ場の総支配人をしております、穴井でございます。 又、日頃よりメンバー様をはじめ数多くのご来場を感謝申し上げます。

私から弊社の概要を簡単にご説明申し上げます。 弊社は昭和47年10月にゴルフブームに先駆け、株式会社日田ゴルフ場日田国際ゴルフクラブを初代社長の佐藤正一氏によって設立されました。 その後、平成3年11月に日田国際の姉妹コースとしてローレル日田カントリークラブが誕生しました。 平成11年には初代社長の他界により2代目社長に佐藤英正氏、昨年5月から3代目社長に佐藤英治が就任しております。 従業員数は、日田国際GCが23名、ローレル日田CCが28名(パート社員含む51名が働く)になっております。部署としましては、フロント業務、スタート室業務、コース管理部、ハウス担当部、それと嘱託ではありますがレストラン部に分かれております。 それぞれ年間の来場者としましては日田国際GC約30,000人、ローレル日田CCが約40,000人のご来場を頂いております。日田市内のお客様はもちろんの事、北は山口県から南は宮崎、鹿児島県からのご来場を頂いております。 日田ICより約10分の好立地と、クラブハウスに天然温泉がある事も、人気のひとつになっているのかなと思っております。

両クラブとも土日祝は、約5割が福岡を中心とした県外のお客さまで、平日に関しましては日田市内の方が多い傾向にあります。 コースの紹介ですが、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日田国際GCは、トリッキーでプレーヤーの1打1打のショットが大事になる大変緊張感が味わえる面白いコースであります。ローレル日田CCは、逆にフラットで広々としており、コンペも多く幅広いお客様に人気のコースになっております。 ここ最近のゴルフ場業界は大変厳しい中にあり、プレー料金の値下げ、ゴルフ人口の減少、又、経営譲渡などという言葉がよく伝えられておりますが、弊社と致しましては、理事長以下理事、役員の皆様、又メンバー様のご支援ご協力を賜りながら今後も職務に邁進する所存でございます。 プロの石川選手みたいなジュニアゴルファー、女性ゴルファー、高齢者、初心者の皆様に愛され、親しみやすいゴルフ場になっていく様努力し、又、お客様に満足して頂けるコースの整備、サービスの提供をしていきたいと思っております。 最後になりましたが、日田ロータリークラブ様の益々のご発展と、本日お集りの皆様のご健勝を祈念致しまして、簡単ではございますがご挨拶とさせて頂きます。

本日はありがとうございます!!

平成24年9月12日     株式会社 日田ゴルフ場 総支配人 穴井 貴弘

 

 

インターアクトについて 新世代委員長 宮崎秀人

2012年09月05日

インターアクトについて  新世代委員長 宮崎 秀人

第28回インターアクト年次大会が、7月28日(土)・29日(日)湯布院自然の家「ゆふの丘プラザ」にて提唱RC:別府北RCで、ホスト校が明豊高校インターアクトクラブで開催されました。初めて参加させていただきましたが、インターアクトクラブ同士の交流会が主体の催しです。・インターアクトクラブ( Interact Club、I A C)とは、奉仕と国際理解に貢献する青少年のための、ロータリークラブ(RC)提唱の世界的団体で、高校に在学中の生徒、または年齢12〜18歳までの青少年が入会できます。Interactという名は「国際的活動」International Actionを意味します(2010年1月、会員資格の最低年齢が14歳から12歳と決定しました。)・インターアクト・クラブは少なくとも2つの社会奉仕プロジェクトを行い、そのうち1つは国際理解と親善を推進するものとされています。プロジェクトを通じて、インターアクターは地元社会や海外のクラブと友情のネットワークを築きます。奉仕活動は、インターアクターの活動の真髄です。・インターアクトの目的は建設的な指導力を養成し、自己の完成を図る。他人へ対する思いやりと、他人の力になる心構えの奨励と実践。家庭と家族の重要性の認識と涵養。各自の責任を果たし、懸命に努力する。全ての有用な職業は社会に奉仕する機会であるとしてその品位と価値を自覚する。地域社会、国家及び世界の問題についての知識と理解を深める。国際理解と親善の推進。等を行う。 などが目的です。・現在、109余りの国や地域にある10,700以上のクラブを擁するインターアクトは、世界的な現象となりました。200,000人近くの若者がインターアクトとかかわりを持っています。 日本での第1号のIAC誕生から40年。2009年9月末日現在、554クラブ、約1万2,000人の会員がいます。・ロータリアンは、インターアクターとどのように付き合ったらいいのでしょうか。  「社会奉仕に関する1992年の声明」に、「各種社会奉仕活動を秩序立てるために、ロータリー・クラブが提唱するインターアクト・クラブ、ローターアクト・クラブ、ロータリー地域社会共同隊、その他のグループと緊密に協力すること」(『手続要覧2007年』P83)とあります。  インターアクターというと、年齢が離れすぎていて、どのように付き合ったらいいのか、どんな話をしたらいいのか、戸惑ってしまう方も多いかと思います。そんな時には、20代、30代の若いロータリアンが間に入って、世代間の橋渡しをしてもらってはいかがでしょうか。新しいつながりが生まれることと思われます。 当会にも若い会員がいますので、ぜひ、そのような会員が橋渡しになってほしいと思います。・私の感想 参加してみて、年齢の離れた若い人たちと、何を話していいのかとまどうばかりでした。ロータリーの活動を若い人たちに理解してもらうためにも、RCとIACでの共通の何か新しい活動を提案できればと考えています。これから勉強させてもらいます。

会長の時間8 平成24年9月5日(水)

2012年09月05日

「侮られる日本」2012.9.5

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今年7月のロシアのメドベージェフ首相の国後島訪問に始まり、8月の李明博韓国大統領の竹島訪問、尖閣諸島への香港反日団体の不法上陸など、ここ数カ月で我が国を領土・領海を侵す行為が激しさを増しています。

鳩山元総理の、普天間の国外少なくとも県外発言、日米中正三角関係論からトラストミー発言、管政権での尖閣諸島沖の中国漁船衝突事故での船長無罪放免等々、我国安全保障の基軸である日米同盟を揺るがせ、我国外交の弱体化を目の当たりに見せて、周辺国に付け入る隙を与えてしまったことは否定できません。

 

しかし、これらの問題は、今に始まったことではなく日本の敗戦後ずっと続いているもので、それが中国の台頭などの国際情勢の変化と、民主党政権のまずい対応により表面に噴き出してきたのが昨今の現象だと思います。

 

日本は敗戦以降、自分で自国の独立を守るという強い意志を失ってしましました。日本国憲法の前文では「日本国民は、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあります。しかし、はたして日本周辺の諸国民は、平和を愛する諸国民でしょうか。公正と信義の諸国民でしょうか。その人たちに我々の安全と生存を委ねることができるのでしょうか。

 

同じように、戦後の歴史教育は、日本の戦前は悪、戦後は善の史観で彩られています。GHQは歴史と地理を教えないように指令を出しています。例えば、学校では戦前の世界の地図は教えられていません。若い人は仏領インドシナなどという言葉も知りません。タイを除いて世界中が西欧列強の植民地であったことは教えられてはいません。

 

そういうことで、戦後世代は幕末から敗戦まで日本人がどのような思いで必死に生きてきたかを知りません。こういう歴史観で、民族の誇りも自覚も育つはずがなく、他国から侮られるのは仕方のないことです。

 

外国からいわれのない誹謗中傷を受けたら、反論できるだけの知識と論理を若い人たちは学ばなければなりません。我が国の歴史や文化は、他国からとやかく言われるような薄っぺらなものではありません。ハンチントン博士も日本文明をシナ文明の亜流ではなく一つの独立した文明としているように、我々の先祖は縄文時代以来、時代時代で立派な文化・文明を作り上げてきました。

 

もうそろそろ、日本人が目覚めても良い頃だと思います。またそうしなければ、素晴らしい歴史と文化を持つ我が国はどんどん侵食されてしまうのではないか懸念する今日この頃です。

 

 

 

会長の時間7 平成24年8月29日(水)

2012年08月29日

「厚生労働大臣表彰を受けて献血の大切さを再認識」2012.8.29

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

8月17日に、県庁で厚生労働大臣表彰状の伝達式があり、日田ロータリークラブを代表して賞状と記念品を受領して参りました。「日田ロータリークラブ」が表彰されたのは、36年間にわたり定期的な献血を行い、400mL献血を中心に、会員数を大きく上回る献血者を確保するとともに、地域に密着した広報活動に積極的な協力をしたという理由です。

 

伝達式で県の保健衛生部長の祝辞を聞いていて、改めて献血の大切さ認識しました。これからもロータリーの社会奉仕活動の一環として献血活動を継続していく上で、その大切さを会員の共通認識としておくことも必要なことだと思いましたので少しご紹介したいと思います。

 

以下は、部長挨拶の要約です。

「輸血に必要な血液製剤は、ガン治療や救急救命など様々な医療分野で欠くことのできない貴重なものであり、多くの献血者の善意に支えられ、製造されております。

しかし、少子高齢化の急速な進展により、血液製剤を必要とする生活習慣病等の患者が増加する一方、若年層を中心に献血離れが進行しており、将来的な血液量の確保が大変危惧されています。

大分県では皆様方の格別のご理解、ご協力により、近年、献血者の減少傾向が続く中で、昨年度から5万人台に回復していますが、一方で、新しい感染症等への対策に伴い、血液製剤の安全性を向上させる観点から「問診」が強化されるなど、近年は献血者の確保が益々困難になってきております。

このような状況から、県としましては、特に若年層への献血意識の普及啓発を行うこととしており、平成22年度から新たに、高校献血の拡大推進校を指定し、若年層の献血者基盤の拡大を図っております。

献血は、患者の命を救うという意味で、人間愛と相互扶助の精神を基本理念とする極めて崇高で献身的な行為であります。 どうか、受賞者の皆様方には本日の受賞を契機に、今後とも安全な血液製剤の安定確保のため、献血の推進に一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします」

以上、部長挨拶の要約をご紹介しましたが、今年度も献血活動に各位のご協力をお願いします。

 

永山布政所について 伊藤塾 伊藤利光塾長

2012年08月29日

永山布政所について

伊藤塾 伊藤利光塾長

 

 

天領とは、江戸時代の幕府直轄の領地のこと。軍事、交通の要衝と金銀山を直轄地にし、年貢と金銀を幕府の収入にした。全国に47ケ所(代官所60数ケ所)あり、郡代、代官ともに勘定奉行に属した。

日田の天領は、1593年(文禄2年)豊臣秀吉の太閤蔵入地になることから始まる。大名「毛利高政」、初代代官「宮本長次郎豊盛」は隈に日隈城を築城し、隈町ができた。1601年(慶長6年)には、徳川家康の領地になり代官小川壱岐守光氏が豆田に永山城を築城、1616年(元和2年)譜代大名・石川忠総の領地になり日田藩が成立し豆田町ができた。初代代官から最後の郡代・窪田鎮勝までの275年間、45代の代官・郡代が日田を治めた。

代官とは、10万石未満の幕府直轄地の役職で、年貢収納と民政を掌った。代官所は全国に60数ケ所 あった。また、郡代とは、10万石以上の幕府直轄地の役職で年貢収納と民政を掌った。郡代は、関東郡代(勘定奉行)、笠松郡代、高山郡代、そして日田郡代の全国に4ケ所のみであった。

それぞれの郡代役所の目的であるが、関東郡代は1806年廃止されるが、東京日本橋で勘定奉行所が引き継いだ。笠松郡代は、東海道、中仙道の合流点で京都と江戸の中間の軍事拠点担う。また、西国筋郡代は日田にあり、16万石。九州の外様大名の御目付拠点である。高山郡代は12万石、江戸の木材供給地となった。 江戸幕府での郡代の地位は、現代でいうと大企業の課長クラス。日田にあった西国筋郡代は、江戸幕府の職名で勘定奉行に属し、豊前、豊後、肥前、肥後、日向、筑前の幕領を管轄した。1639年には、永山布政所を設置している。管内の収税、庶務、訴訟を掌り、税収は最大で16.4万石あった。これは、松山の伊予藩15万石より多い数字である。しかし、石高は多いが地元で消費されず江戸に送られたため、藩のような繁栄はなかった。

九州には、日田に設置された西国筋郡代陣屋の他、出張陣屋が大分の四日市、大分の高松、宮崎の富高、天草、そして長崎奉行所があった。西国郡代役所詰めの役人数は、日田詰が16名、他合わせて37名であった。

西国筋郡代陣屋は、明治維新後解体され、建造物は何一つ残っていない。月隈公園の南側に跡地があるが、住宅地となり民家が建っている。西国筋郡代陣屋の絵図と平面図が残っている。絵図は 1825年前後、平面図は1830年前後のものである。絵図には、豆田の道路や長福寺と八坂神社、瓦葺と茅葺き屋根の家々が見られ、1864年の絵図にはある豆田水路はまだ描かれていない。また、郡代陣屋の周りに家なく、月隈公園に桜が見られ、正面には神社がある。瓦屋根付きの白壁土塀で、建物は平屋建てで瓦葺きの屋根である。さらに、平面図からは、 役人官舎が13軒あり、住宅の仕切りは竹垣、湯殿があることなどが見て取れる。

現在の日田の町割や文化の基盤は西国筋郡代の時代に形作られた。豆田は、国選定重要伝統的建造群保存地区、咸宜園は国指定史跡で世界遺産登録も推進されている。掛屋は、草野家・国重要文化財、広瀬家、山田家・国登録有形文化財で、長福寺は国重要文化財、祇園山鉾は国指定重要無形民俗文化財、小鹿田焼は国指定重要無形文化財と多くの西国筋郡代時代の遺産がある。

 

12月の予定

2012年08月29日

12月の例会予定

家族月間

 

12月5日(水): 午後0時30分 歴史の宿亀山亭
会員卓話 井上太香美会友「年金の話」

12月12日(水):午後6時30分 歴史の宿亀山亭
年末家族会

12月19日(水): 午後0時30分 歴史の宿亀山亭
クラブ協議会 各委員長上半期まとめ

12月26日(水): 午後0時30分 歴史の宿亀山亭
会長卓話 「上半期を終えて」 橋本信一郎会長

 

 

12月その他の予定

 

 

 

 

11月の予定

2012年08月29日

11月の例会予定

RI財団月間

 

11月7日(水):午後0時30分
職場例会 キヤノンマテリアル (日田ローレルカントリークラブに午後0時集合)

11月14日(水):午後0時30分 亀山亭
会員卓話 織田莊太郎ロータリー財団委員長 「未来の夢計画について」

11月21日(水):午後0時30分 亀山亭
ゲスト卓話 西部振興局長 青木正年さん 「日田には未来がある」

11月28日(水):午後0時30分 亀山亭
クラブ協議会(総会) 次年度役員体制 家族会で発表

 

 

11月その他の予定

 

 

 

 

10月の予定

2012年08月29日

10月の例会予定

職業奉仕・米山月間

 

10月3日(水):
ガバナー公式訪問
14:00〜16:00 会長・幹事会

16:15〜16:45 3クラブ合同例会
16:45〜19:30 ガバナーアドレス・写真撮影・交流懇談会

10月10日(水):午後0時30分 亀山亭
米山奨学生卓話 ペレーラ・ブッディニーさん

10月17日(水):
観月例会 夜間例会 亀山亭 18時半〜

10月24日(水):
チャリティーバザー
パトリア日田 展示ギャラリー
準備10時半〜 例会12時〜 バザー13時半〜

10月31日(水):
休会

10月その他の予定

10月13日(土)ローターアクト年次大会

 

 

 

9月の予定

2012年08月29日

9月の例会予定

新世代月間

 

9月5日(水):午後0時30分 亀山亭

内部卓話 新世代奉仕・インターアクト 宮崎委員長

9月12日(水):午後0時30分 職場例会
会場:ローレル日田カントリークラブ
佐藤会友「ゴルフ場経営のポイント」

9月19日(水):午後0時30分 亀山亭
新入会員卓話:湯浅会友・原会友

9月26日(水):午後0時30分 亀山亭
クラブ協議会(ガバナー公式訪問へ向けて)

9月その他の予定

9月15日(土):別府ロータリー創立60周年記念式典(杉乃井ホテル)

 

 

8月の予定

2012年08月28日

8月の例会予定

8月1日(水):午後0時30分 亀山亭
内部卓話 草野義輔会友「7.3、7.14水害を振り返って」

8月8日(水):午後0時30分 会場変更 小松軒
ゲスト卓話 吉田信之さん(ロンドン五輪報告 バドミントン)

8月15日(水):休会

8月22日(水):午後18時30分
納涼例会(夜間例会 サッポロ日田森のビール園)

8月29日(水):午後0時30分 亀山亭
ゲスト卓話 伊藤塾 伊藤利光塾長(日田永山布政所について)

8月その他の予定

 

会長の時間6 平成24年8月22日(水)

2012年08月22日

「サッポロビール日田森のビール園での納涼例会」2012.8.22

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

今日はサッポロビール日田森のビール園での納涼例会です。

7月は昭和28年以来の大水害で、日田も大きな被害を受けましたが、今日の昼間、親クラブである中津R.Cの例会に出席の途中で見た国道212号線の被害も甚大なもので、川側の車線が完全に陥没したりで、開通しているものの片側通行が数箇所ありました。日田・中津間は212号が遮断されると、他に迂回が難しいので、災害に強い高規格道路が産業・生活の動脈として必要だと改めて思いました。東九州道の建設も進んでいますので、尚更そう思います。

さて、日田では35度を超えるような猛暑が連日続いています。夏バテの疲労がたまっていると思いますので、今日は工場出来たての美味しいサッポロ生ビールと焼肉をたくさん飲んで食べて暑気払いしてください。

会長の時間6 平成24年8月8日(水)

2012年08月08日

「大和なでしこ」2012.8.8

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

「なでしこジャパン」が準決勝で強豪フランスの怒涛の攻めを凌ぎきり、2対1で決勝に進出し、再びアメリカと相見えることになりました。ワールドカップの再現を果たして、彼女らの目標である金メダルを日本に持って帰って欲しいと願います。

 

それにしても「なでしこジャパン」に限らず、「大和なでしこ」は強い。

女子バレー、女子卓球、女子柔道、女子バドミントン、女子サッカー、女子レスリング、女子重量挙げ、女子水泳などなど、大きな外国人選手に一歩も引かずに立ち向かう「大和なでしこ」の姿には感動します。そこには、勇気、ひたむきさ、フェアプレイ、敢闘精神、試合が終わった後敗者をいたわる姿など、今では日本社会が忘れかけているような日本伝統の「大和心・大和魂」があると私は思います。

 

「大和心・大和魂」といえば何か武張ったような感じがしますが、元々、この言葉を言い出したのは平安時代の紫式部や赤染衛門らの大和なでしこたちでした。

当時、男性貴族たちは漢学を学ばなければ教養人ではないという風潮でした。その中で、彼女らは日本には大和心があるではないかと言い出したのです。

 

「和魂漢才」つまり、外国から進んだものは取り入れても、それを使いこなすのは「大和心」だと言ったわけで、それは、明治維新後の「和魂洋才」という考え方にも繋がります。

それは、我々のアイデンティティではないかと思います。

 

そのような意味で、日本には男社会とは別の視点から見てくれる「大和なでしこ」の感性があり、それが日本社会を目に見えないところで支えてくれているように思います。

 

また、イザというときは、表に出てくる男勝りの勇気もあります。

ロータリーで台湾台南の鄭成功廟を訪問したとき「鄭成功の母(日本人)が満州族の兵に攻められて落城するとき、それこそお前達の捕虜にはならぬと、楼上から満洲兵の見ている前で自害し、それを見た満洲兵は驚き、日本の女は凄い、日本の女でさえこうだから、男はどんなに強いのだろう」と語り合ったと、展示に書いてありました。

 

現代でも、ソ連兵が目前に迫ってくるのを見ながら、青酸カリをのんで自決した樺太真岡の電話交換手たちや、陸前高田で避難放送を最後までして津波にのまれて殉職した女性職員など、大和なでしこのDNAは脈々と流れています。

 

ところで「なでしこジャパン」は、国際試合の直前、全員が胸の「日の丸」に手を当て気持ちを集中して「君が代」を歌います。数年前まで、男子選手たちは他国選手が国歌を歌っているときも落ち着きのない態度で、勿論「君が代」も歌いませんでした。テレビは「日の丸」が映像に写らないようにし「君が代」も意図的に聞こえなくしていました。それが今ではスタンドに日章旗が舞い、観客も起立して国歌を大きな声で歌うようになりました。

 

男だったら、人からこう言われる、ああ言われると、ごちゃごちゃ考えるところを、平気で変えられるのも女性の強さです。

 

私は、「大和心」をしっかり持った女性が日本の総理をやったら、日本のサッチャーかジャンヌダルクかになるのではないかと期待しています。

 

今期、日田クラブ始まって初の女性会員が誕生しました。日田クラブも変わっていくことを期待して今日の卓話を終わります。

 

ロンドン五輪報告 吉田信之さん

2012年08月08日

五輪バドミントン末綱聡子選手の高校時代(現昭和学園高校、当時昭和女子高校)に指導していた吉田信之監督に来訪いただき、現地で見た生のロンドン五輪 バドミントンの速報をしていただきました。

 

 

 

会長の時間5 平成24年8月1日(水)

2012年08月01日

「新聞とインターネット」2012.8.1

日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎

 

最近、新聞を読まない人が増えているそうです。

特にインターネットを使う人が、新聞はネットで読めるからとペーパーの新聞は要らないと言います。

 

その新聞社の発行するインターネット上の新聞には有料と無料の2種類があります。

有料版は、普通の新聞の紙面がそのまま画面で見られます。私は、産経新聞の有料版を取っていますが、夕刊付で月額1500円です。朝刊だけで3000円のペーパーに比べて割安で、ネットに繋げば海外で見ることも出来ます。

 

ネットで新聞を読むという人は、新聞社の無料版でニュースを見ているようです。

各新聞は、良い悪いは別として、ニュースのプロが情報の重要度を評価して紙面を作っていますが、無料版では、例えば、1面トップなど、記事の軽重がわかりません。ニュースの速報性や、関連したニュースが一度に時系列で読めるなどの点は良いのですが、ただ単なるニュースの羅列になりかねません。

また、読者が興味を持ったニュースがランキングとして出ていますが、このランキングによって、読者がセンセーショナルに振り回されることもありえます。

 

よく言われることですが、下のほうの何でもないような小さな記事が、実は重要なニュースであったということがありますが、無料版では、ふと目に留まるような小さな記事はほとんどありません。読者によって取捨選択されてしまうからです。

 

もうひとつは、無料版では署名入りの解説記事などが読めませんから、ニュースの背景や歴史的な経緯など専門的な深く読み込んだ見方を知ることが出来ません。

 

今後、新聞がどのようの形になるのか分かりませんが、やはり、きちんとしたニュースの評価基準や深い分析力をもった良質な新聞がないと、世の中全体が断片的情報によってポピュリズムに流れていくのではないかと心配します。

 

一方で、インターネットには、新聞に書かれない、あるいは書けない情報も沢山書かれています。ブログ等では、その分野の一流の人が、新聞には書けないようなことも書いていますので、多種多様の情報を読めます。

その点では、新聞社の独断的な意見を押し付けられることもなくなりました。

 

しかし、各個人が論理力や分析力、価値判断の基準を磨いていかないと、場合によっては、何者かに操作されたニュースに付和雷同するような世の中になってしまうのではないかと気になります。

 

 

「7.3、7.14水害を振り返って」草野義輔会友

2012年08月01日

日田中央ローターアクトクラブ年次大会の案内

2012年08月01日

日田中央ロータリークラブより新世代委員長の林会友と、日田中央ローターアクトクラブより中原会長が来訪くださいました。

今年、10月に日田市で開かれるローターアクトクラブの地区年次大会の案内をされました。

 

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