台湾訪問報告
2015年05月13日ロータリー情報委員長 橋本信一郎
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
私たちロータリーの会長の時間は政治問題を話さないように教えられました。これはロータリー法律と言われるロータリークラブ定款第13条に謳われています。 第1節−適切な主題 地域社会、国家および世界の一般福祉にかかわる公共の問題の功罪は、本クラブの会員にとって関心ごとであり、会員の啓蒙となり各自が自己の意見を形成する上で、クラブ会合における公正かつ理解を深める研究および討議の対象として適切な主題というべきである。しかしながら、クラブは、いかなる係争中の公共問題についても意見を表明してはならない。 第2節−支持の禁止 本クラブは、公職に対するいかなる候補者も支持または推薦してはならない。またいかなるクラブ会合においても、かかる候補者の長所または短所を討議してはならない。 第3節−政治的主題の禁止 (a)決議および見解。本クラブは、政治的性質をもった世界問題または国際政策に関して、討議ないし見解を採択したり配布したりしてはならない。またこれに関して行動を起こしてはならない。 (b)嘆願。本クラブは、政治的性質をもった特定の国際問題の解決のために、クラブ、国民、政府に対して嘆願してはならない。また書状、演説、提案を配布してはならない とあります。しかし私はあえて問題を提起したい。武力による戦争を起こしてはならないのです。アメリカの海兵隊員はまず殺せと教育されたそうです。ベトナム帰還兵は帰国後も精神障害になった人も沢山いるそうです。戦争は弱者に被害がかかります。老人、女子、子どもたちです。最近ドキュメンタリー番組が多く放送されています。満州から引き上げて来た人たちは、ロシア人、中国人、朝鮮人から殺されたり襲われたりしています。引上げ船がもうすぐ博多港につく前に海に身を投げた人も多くいたそうです。佐賀、福岡の療養所では当時違法であった堕胎処置を九州大学の医師たちが3人ずつ交代で超法規に当たったそうです。さきのベトナム戦争でも、アメリカ兵、韓国兵の無法ぶりが最近取り上げられています。韓国人との混血(ライダイハン)は3万人とも言われています。ベトナム戦争のヒーローが大統領になっていたため、なかなか表には出ませんでした。5月憲法記念日をむかえ、武力による紛争を放棄する憲法を有する世界で一つの国、日本がどうすべきかを考えなければならない。 日本国憲法 第二章 戦争の放棄 第九条 1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これをみとめない。 これを前提として世界平和を目指したいものです。
青少年世代奉仕委員会 松本裕二委員長の2720地区ホームページへの投稿が掲載されています。
・5月 6日(水)休会
・5月13日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
ロータリー情報月間 橋本信一郎ロータリー情報委員長卓話
・5月20日(水)午後0時30分
外部卓話 日田玖珠消防署
変更になりました
職場例会 日田玖珠広域消防署 玉川町3-558
・5月27日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
クラブ協議会
副会長 織田莊太郎
本日は田嶋会長、北郷幹事外6名の会友が、嘉義玉山RCの周年行事に参加の為、台湾を訪問されています。留守を預かる、来期の役員である私と功能副会長、江藤幹事とで次年度のリハーサルを兼ねて例会を進行させて頂きます。
現在、日田市内は市議会議員選挙の真最中であり、皆様の中にも運動や応援にと大変お忙しい事と存じます。私も選挙管理委員として、期日前投票所の管理を行っていますので、投票日に都合の悪い方は是非期日前投票を行って下さい。
ところで、来期まで残すところ2ヶ月とわずかになりました。3月28,29日に熊本でPETSがあり、これに参加して漸く会長になれる資格を得てきました。 PETSの資料によりますと、次期RI会長 KRラビンドラン氏のテーマは 【世界へのプレゼントになろう】 自分達の才能や知識、能力等を世界にプレゼントしよう、そうすれば誰かの人生に変化を起こすことが出来るはずです。 次に野田次期ガバナーのスローガンは 【ロータリーの活動を通じて、新たな気づきを、そして自己の成長につなげよう】 貴方が変われば周りが替わる、意識が変われば行動が変わり、出てくる結果も変わってくる。より良い人生を送る為に。 講習会では、1日目は、午後1時~6時までびっしり講習を受けました。 小山ガバナー、野田ガバナーエレクト、本田地区研修リーダーの挨拶が有り、その後佐竹社会、国際奉仕部門長、他それぞれ7名の部門長の活動計画の発表等、5時間に渡り講習を受けました。その後は楽しい懇親会もありました。翌日は午前9時~12までグループに分かれての討論そしてテスト、その後大分第1分区に集まってのグループ討論、又々難しいアンケートと休む間もなく勉強ばかりしてきました。 最初のグループ会議では、「クラブを活性化させるために取り組むことは」という題で討論しましたが、他クラブは会員減少が悩みの種の様でした。日田クラブは歴代会員増強委員長の努力のおかげで大変活気があると発表しておきました。50年ぶりのテストは欠点にならずに済みました。 時間いっぱい、じっくり勉強して参りましたので、この内容を来期の計画に盛り込んでいきます。 ガバナー公式訪問が7月14日にあります。その前の7月8日にはガバナー補佐が訪問されクラブ協議会を行うという、大変慌しい門出となります。 そうした訳で、4月8日には第1回目の次年度理事会、懇親会を行いました。初回から熱い討論となり本当に来期が楽しみであります。どうかよろしくご協力お願い致します。
花見例会
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
早いもので私の年度も残り2ヶ月半となりました。今日は年間行事の中で決められた花見例会の日です。三寒四温とは言いながら日々変わる天気に、担当の親睦委員会の方々には大変なご苦労だったと思います。新入会員の皆様方には外での夜桜もいいものですが、また来年を楽しみにしておいてください。 今夜は夜間例会なので、酒、魚を前にしての話は短い方がいいと言われてますので、これくらいにしておきます。ごゆっくりご歓談下さい。
・4月 1日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
地区大会報告 会長報告
・4月 8日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
雑誌月間 井上太香美雑誌委員長卓話
・4月15日(水)午後18時30分
花見例会 夜間例会
中野川 本町第一公園予定(雨天悪天候の場合亀山亭)
亀山亭に変更になりました
・4月22日(水)
新入会員卓話 中野会友・谷口会友
・4月29日(水)昭和の日 休会
インターアクトについて学ぼう
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
ロータリーの青少年奉仕プロジェクトにインターアクトとローターアクトが有ります。聞いたことが有る言葉だと思いますが、少し話をしたいと思います。
ローターアクトクラブは、18〜30歳の大学生及び若い成人のためのクラブです。若い職業人としての会員で、ロータリー予備軍みたいなものでしょうか。中央ロータリークラブが提唱しています。我々日田ロータリークラブが提唱しているインターアクトクラブは、奉仕と国際理解に貢献する青少年のためのクラブです。高校に在学中の生徒か年齢12〜18歳までの青少年ですが、日田クラブは藤蔭高校にお願いしています。インターアクト(interact)と言う名は「国際的活動」International Actionを意味します。
世界中の青少年が共に活動できるような組織をつくるため、1962年のRI理事会でインターアクトプログラムが宣言され、IACの発足を認証しました。
世界最初のIACはアメリカ・フロリダ州メルボルンRCの提唱により10月28日に結成され23人でスタートしたメルボルン高校IACクラブです。その後、次々と広がり現在では120以上の国と地域に13,556のIACが有り、311,788人の会員が活動しています。青少年がさまざまなインターアクト活動を通じ、国際理解と親睦の輪を広げています。
日本では、1963年6月27日に宮城県仙台育英学園高校IACが最初です。会員数100人を超える世界最多のIACだったそうです。仙台育英学園高校IACは、誕生してすぐ、清掃奉仕や小さな親切運動などのさまざまな活動を展開し、1967-68年度「インターアクト国際ロータリー賞」を受賞したそうです。IAC設立後、海外留学が活発に行われるようになり、地区の青少年交換制度を促進するという効果もありました。当地区もまた復活すると良いですね。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
国際ロータリー第2720地区2014〜2015年度地区大会が3月20日、21、22日大分で開催されました。小山ガバナーの所属する大分臨海ロータリークラブをホストクラブとして開催されました。 20日は大分オアシスタワーホテルでRI会長代理歓迎晩餐会が開かれました。RI会長代理李翼文(Ye-WenLee)さんは、台湾国際ロータリー第3520地区パストガバナーです。岡村パストガバナーご夫妻の先導の下、全員立ち上がって拍手でお迎えしました。オープニングパフォーマンスとして小山ガバナーの大分高等学校声楽科出身東京藝術大学修士課程独唱科卒業の首藤玲奈さんのソプラノ独唱がありました。開会挨拶のあと、来賓紹介がありましたが韓国の第3630地区、第3661地区の姉妹クラブの関係者国内他地区のガバナーを含めて180人程度の大晩餐会となりました。 Ye-WenLeeRI会長代理は日本語で挨拶をされましたが、何日か前から日本語を勉強したそうです。あまりよく聞き取れませんでしたが、それぞれのロータリアンがロータリーの精神を良く理解し、ゲイリーC.K.ホアンRI会長の言葉であるように一人一人がローソクを灯し120万人のロータリアンが120万本のローソクを灯せば世界が明るくなってくると引用されていました。「RI会長代理として初めて日本に来ました。温泉県大分で皆様とこうして盛大な晩餐会を迎えられることは非常な喜びです」と言っていました。 21日は朝10時半から会長、幹事、ガバナー、RI会長代理の挨拶に続いて地区委員会報告(一括報告)があり、ガバナー月信の内容について説明がありました。又、公式ガバナー訪問の結果報告を各クラブごとにホームページに掲載していることの報告がありました。さらにRI第2720地区2013〜2014年度決算報告で地区資金繰越明細と地区資金事務引継ぎ確認書の上程があり、地区資金繰越金、地区行事災害対策積立資金、地区行事災害対策積立資金、地区資金次年度残高、定期預金証及び印鑑が承認されました。その前に2013〜2014年度地区資金決算書と地区委員会明細表、2014〜2015年度(2015年2月28日)地区資金決算書、地区資金委員会明細表の提示もありました。それから大会決議案の説明と質疑応答がありましたが、誰も質疑は出ませんでした。 21日は昼から1234名参加の第1回本会議がiichikoグランシアタで開かれました。オープニングアトラクションでは大分高等学校の書道部の19名によるパフォーマンスで「鶯の聲に導かれ 明るさの増す この世の中に 更なる輝きを加えるため 我らがロータリー 共に誓おう 平和へのみち」と読みました。あとはひと通りのプログラムがありました。この中で特筆すべきは、ロータリアンは誇りを持ち責任ある行動をとれるようにロータリーに目覚めて欲しいということと、ロータリーを良く知ってもらうため大分合同新聞の一面広告を出しさらに日本手ぬぐいにも広告を出したことです。 21日の会員交流会は場所をレンブラントホテルに移して行われました。この中で3分間の握手タイムを作って周りの人と握手をして回るのです。面白いと思いました。八鹿酒造の祝い唄に乗せて鏡開きも行われました。 二次会には都町の海鮮呑酒家(かいせんどんちゃか)で本田パストガバナーと水前寺公園ロータリークラブの2人の男性ロータリアンを招待してみんなで盛り上がりました。 地区大会に参加して頂いた日田ロータリーの皆さんが大変喜んで、楽しいと感じてくれたことは非常な成果であったと思います。地区では最大のイベントであり、一種のお祭りでもあると思います。こんなに楽しい大会に出ない手はないと思います。来年の地区大会には多数の参加を期待したいですね。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
今日は沢山の方に参加して頂きありがとうございます。 今日の企画は日田ロータリークラブの青少年奉仕の担当の松本さんたちのお蔭です。みんなで里山散策ということでオリエンテーリングをして頂きますが、昔からある、里山の必要性、木の役割、水の大切さ等をしっかり学んでください。私たち日田ロータリーは青少年の育成にも力を注いでいます。海外ではミャンマーの子どもたちとの交流も行っています。田舎の学校なので電気も水もガスもありません。でも一生懸命勉強したがっています。校舎を立て替えたり、夜でも勉強ができるようにソーラーランタンを持っていったり、鉛筆、ノート等の勉強道具を持っていったりしました。今年度は井戸を掘って水の確保をしようと思っています。こんなに環境の悪い中でもミャンマーの子どもたちは元気いっぱい勉強しています。いま私たちの周りの環境がいかに恵まれているか、また恵まれている環境の大事さを見つめ直してみて下さい。この里山散策が良い機会になれば幸いです。
青少年世代奉仕委員会(松本委員長)5名が担当し天瀬町の織田会友の里山で小学生を対象にした里山散策を開きました。参加会友は23名、小学生は約40名が参加しました。里山散策の後、B&G海洋センターにて昼食、財津忠幸講師による木についての講話がされました。織田会友による里山散策絵本での木についてのお話、参加賞を渡しました。子どもたちには感想画を描いてもらいました。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
日頃から、自分を戒めるために自分の机のそばにいつも掲げております。他人はともかく少なくとも俺はこうあってはいけないと思って眺めています。
「こんな人間にはなりたくない」
日田ロータリーの誕生 佐藤武朗会友
*大阪RCから、大分RC(昭和25年12月)、大分RCと大阪RCから別府RC(昭和27年7月)、別府RCから中津RC(昭和29年1月)、大分RCと別府RCから竹田RC(昭和32年5月)、佐伯RC(昭和35年2月)、臼杵RC(昭和35年6月)、津久見RC(昭和35年6月)、大分RCから大分東RC(昭和38年6月)(参考 福岡RCから熊本RC 昭和14年12月)(昭和36年5月 第52回RI年次大会東京)
*日田は他の奉仕クラブに先を越され、RCの設立に対して地元の代議士から、保守を二分しないで欲しいとの要望があり時の松本兼二郎ガバナー(八幡RC、黒崎窯業社長、1961-62年度)も慎重論であったが、昭和39年3月中津RCの向笠広次特別代表は果敢に取組み、若い層を集めて日田RCの創立にこぎつけた。(地区誌1980年刊、八田秋パストガバナー)
*日田ロータリークラブは、1964年(昭和39年)、東京オリンピックの年に、中津ロータリークラブが創立10周年記念事業としてスポンサーとなり、向笠広次会員(医学博士、1967-68年度ガバナー、1982-83年度RI会長)を特別代表として、当時の九州山口第370地区で73番目、日本承認順位612番目の、チャーターメンバー26人、平均年齢44.5歳の若いロータリークラブとして誕生。
*創立総会は、1964年3月14日(山陽館)。 *向笠特別代表は、創立総会で、「日田ロータリークラブの誕生が、どんなに周囲から待ち望まれていたか、既に皆さんは何回もお聞きになってご承知のことと思います。そしてその誕生の産婆役を務めた我々は、多くのロータリアンから“よくやった”と肩を叩かれました。クラブの誕生がこんなに祝福され歓迎されるのは何故でしょう。ロータリアンたる幸福を一人でも多くに頒かち合いたいからです。心から新クラブのすこやかな成長を祈ります。」と挨拶された。 *石田友逸会長は、「私達は今や、高いロータリー精神に燃えています。そして友情の歯車はしっかりと噛み合って力強く廻り始めました。先輩クラブのご指導を得て“それでこそロータリー”と誇らかに唄えるロータリアンを目指して努力を重ねて行く決心です」と誓われた。これが日田ロータリークラブの幕開けです。(膳所美光初代-3代幹事、1970-71年度会長)
*RI加盟認証は、創立総会2か月ほど後の1964年5月18日、ガバナーは嘉村平八会員(戸畑RC、九工大名誉教授)。 *国際ロータリー加盟認証状伝達式は、翌年の1965年5月30日、町田秀美ガバナー(鹿児島RC、垂水汽船社長)のもとに、日田市民会館で盛大厳粛に行われた。参加ロータリアン550人をむかえ、夜は花火の打ちあがる三隈川に遊船30艘を浮かべた披露宴が賑やかに行われた。
日田ロータリークラブ会長 田嶋 篤
新会員の皆さんは、規定審議会という言葉をお聞きになったことはありますか。この規定審議会は、3年に1回、4月5月6月、できれば4月に開催されますからあまり聞いたことはないかもしれません。
規定審議会は文字通り規程を審議する国際ロータリーの会合です。各クラブにはクラブ名の入った「〜ロータリー・クラブ定款」並に「〜ロータリー・クラブ細則」が有りますが、この規定審議会で決まったことが、それらのもとになっています。「2013年手続要覧」によれば「規定審議会はRIの立法機関で、RIの組織規定を改正する権限を有する」と有ります。
この規程審議会に提出する立法案は、各クラブからも提出することができます。規定審議会の2年前の年度に、クラブは規程審議会で地区内のクラブを代表等するロータリアンを選びます。このロータリアンを代表議員と言います。代表議員については、地区大会で選挙されるか、郵便投票によって決定されます。補欠議員も一緒に選ばれます。立法案は大きく2つに分けられます。
「制定案」はRI定款、細則、標準ロータリー・クラブ定款を改定するものです。「決議案」は組織改定を改定しない審議会決定のことを言います。規定審議会後、決定が他の規則と矛盾がないか、文言が適切かなど一定の確認を経て、全クラブにその決定が通知されます。各クラブには、規定審議会の決定について異議を申し立てる権利が有ります。反対の意思表示をするための書式が送られてきますので、問題が有る場合は手続きに従ってRIに意思表示をしてください。きちんと手続きを取れば、「RIが一度決めたことは決して変わることはない」と思われていた反対意見が通ることも有ります。
ロータリークラブ細則は、変更点に矛盾が生じないようにしなければなりません。国際ロータリー定款・細則、標準ロータリー・クラブ定款は規定審議会が行われるごとに変わることがあります。注意しておきたいものです。