0年0月0日
創立記念例会によせて 原正隆会友
2016年03月09日
「創立記念例会に寄せて」
原 正隆 会友
ロータリーの早期入会者として創立記念になにか卓話せよとの事で、頭が真っ白になり、なんとか病気をつくって欠席するつもりでしたが、それも忘却の彼方で本日出席する羽目になりました。
振り返ると、チャーターメンバーの井上幸一会友(従兄)より、ロータリー入会を勧められ75年9月に入会いたしました。当時は開業医では唯一人でなかなか出席が厳しい状況でしたが、欠席が許されないことで、仕事を早めに切り上げたりしての出席をし、また、先輩会友よりロータリーの心得を切々と説かれ、出席がなにより大切であると感じ、時に仕事をさぼってでかけることもありました。
ロータリーの心得としてアイサーブ、個人の責任を説かれたものでした。かなり長い在籍となりましたが、ロータリーでは辛いことは一度もなく、楽しい思い出ばかりです。会長時代の思い出も、可もなく不可のほうが多いかもしれませんが、良い時を過ごすことが出来たこと有り難く思っております。若い会友に手をひかれながら、楽しく今後も過ごしていくつもりです。
終わりに臨み、わたしが先輩会友より言われた、出席が大事であることを会友皆さんに言い伝えて、終わりといたします。本当に、すっかり忘れてこのような話になり、またネクタイも締めずに出てしまいすみません。

会長の時間31 平成28年3月9日(水)
2016年03月09日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
本日は創立記念例会です。創立は1964年3月14日、今から52年前になります。今夜の例会は、当初花見例会として計画しました。桜には少し早いし、外は寒いし、風邪をひくと困るし、という訳で小松軒の室内で行うことにしました。
いつからか、花見が創立記念に代わりましたが、花見を忘れた訳ではありません。桜の代わりに少しばかりの豊後梅を飾っています、花見の気分を少しだけ味わって頂きたいと思います。
先週は、橋本会友とミャンマーの井戸掘り視察に行ってまいりました。例会では、功能副会長には大変お世話になりました。
ミャンマーについては後日詳しく報告会する心算ですので、今日は簡単に報告します。
ミャンマーの、ワッチョン村とキータンゴン村の小学校に井戸と水槽を寄贈しました。工事は8割~9割5部ぐらいの状況で完成に近いというところです。井戸は良い水を出すために深さ70~80mまで掘っているそうです。水質は日本の水程ではありませんが、きれいな水が勢い良く出ます。両村から感謝状を頂いていますので披露いたします。
感謝状 キータンゴン小学校へ寄贈された、井戸と水槽に対し日田ロータリークラブの親切と援助に感謝します。
校長 キーア ジン ラット
ワッチョン村も同様の文です。 キータンゴンの村長より受領しました。
最後に来週末は、いよいよ映画「KANO」の上映会です。聞くところによると評判は上々のようです。まだ整理券の残っている方は、よろしくお願いします。
台湾地震の募金は、戎台湾福岡総領事を通じて届けたいと考えています。
上映会が上手くいくことを願っています。
外部卓話 日田労働基準監督署 海老名信彦監督官
2016年03月02日
日田労働基準監督署 海老名信彦監督官に労務管理についてお話ししていただきました。
Ⅰ.労働条件の明示(法第15条) ○労働者を雇い入れたときには、労働契約期間、期間の定めのある労働契約を更新する場合の基準に関する事項、就業場所・業務内容、労働時間、賃金、退職に関する事項等の労働条件を必ず書面で明示しなければなりません。 「労務管理について」
日田労働基準監督署労務管理担当課長 海老名信彦 氏 Ⅱ.労働時間、休憩、休日 1.労働時間(法第32条) 労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令の下にある時間のことで、拘束時間から休憩時間を除いたものです。 法定労働時間 1日 8時間、1週 40時間 (常時10人未満の労働者を使用する場合①商業、②映画・演劇業、③保健衛生業、④接客娯楽業については、特例措置で週44時間で可) 2.休憩(法第34条) 使用者は労働時間が①6時間を超える場合は少なくとも45分、②8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければなりません。 3.休日(法第35条) ○休日とは、労働契約上、労働義務のない日をいいます。 ○労働基準法上最低限与えなければならない休日の日数は、毎週少なくても 1日か、4週間を通じて4日以上です。 4.時間外労働・休日労働(法第36条) ○法定労働時間を超えて時間外労働(残業)や法定休日に労働させる場合は、労使協定(36協定)を締結し、所轄の労働基準監督署に届け出なければなりません。 5.労働時間適正把握 ○労働基準法により、使用者は労働時間を適切に管理する責務を有しています。
職場例会 中山化成有限会社
2016年02月24日
谷口会友の中山化成有限会社で職場例会をしました。レクサスのシートを製作しているところを見学しました。




会長の時間30 平成28年2月24日(水)
2016年02月24日
酒井田柿右衛門
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
私は、有田の陶器市が好きになり、ゴールデンウイークになると、家内と二人で良く陶器市に出かけました。最初はわくわくしながら、有田駅から上有田の方にひたすら露店を覗いて回りました。何度か続くと、やはり良いものを見て回るようになりました。
井上萬治、柿右衛門、今右衛門と、これらは本当に眺めるだけ、手も足も出ず、ただため息が出るだけです。
ところで、14代酒井田柿右衛門の昔の記事になりますが、当時メモ書きしていたものをお話します。
14代柿右衛門は、
大学では、昔はデッサンが大事と4年間みっちりやらされた。
今は個性を出せと言われる。しかし、デッサン力がなければ何も書けない。
12代は絵付け、13代はろくろが得意、14代の自分はどっちを向けば良いのか?
余白をかけ、白を描け 絵の強さと、残った白のバランスが良ければよい。
古伊万里、鍋島、柿右衛門 綺麗さと美しさは違う
天草の石は質が良くて白く作りやすい、それで有田の石が廃れてしまった。
しかし天草には味がない。
それで12代が、昔を有田の石で再興することに取り組んだ。
現代の技術は良すぎて、大事な宝物を取り去ってしまう。
不純物が宝物だ。
今は、古い寺の銅板や、釘などなんでも集めている。
千年昔の銅板の緑青などこさいで混ぜたり、調合したりして
昔の色を追及している。
科学の進歩、作陶の効率化が、有田本来の良さを失わせているという指摘は、他のすべてにも当てはまる事だと思います。不器用な生き方にこそ真実があるのかもしれません。
本日は、谷口会友の中山化成有限会社での職場例会です。谷口社長には宜しくお願いします。もう一件、2月28日から3月2日までミャンマーへ橋本会友と井戸の完成を見に行きます。来週の例会は功能副会長が代って行います。
会長の時間29 平成28年2月17日(水)
2016年02月17日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎


外部卓話 終活アドバイザー松尾律子氏
2016年02月17日
終活アドバイザー松尾律子氏に「よりよくい生きるための終活」と題しお話いただきました。

「よりよく生きるための終活」
自分史活用アドバイザー 上級終活カウンセラー
松尾 律子 氏
終活とは… 漠然とした心配事をなくし、これからの人生をどう生きていたいのかを考えて、後悔なくより良い人生を過ごすための活動です。 エンディングノートとは… 自分に万が一のことがあったときに備えて、自分の想いや伝えておきたいことを考えるノート 基本的な項目 *基本的な自分の情報 *簡単な自分史(自分のこれまで生きてきた記録) *介護・病気になった時(告知・延命治療などについて) *葬儀やお墓のこと *財産について *保険や年金について *住所録 *これからやりたいこと *大切な方へのメッセージ 自分が大事に思うこと、気になることであれば、それが自分のやるべき終活です。 終活をするときに、自分の人生を振り返ってみることをおすすめします。表現の形式はこだわらず自分のやりやすい形で自分史を作ってみませんか。今の自分を認識することは、これからの生き方を考えるきっかけになります。またきっと、ご家族にとても大切な宝物になります。 ぜひ、元気な今、ご家族や周りの方と話し合えるところは話し合いながら、終活というものを考えてみてほしいと思って居ます。本日はありがとうございました。

会長の時間28 平成28年2月10日(水)
2016年02月10日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
今日は3月19日に実施する、2クラブ合同の『KANO』上映会の現状報告と、今後の活動やお願いについてお話し致します。
KANO の内容はご存知の事と思いますが、嘉義農林学校野球部が日本の統治時代の台湾から甲子園に出場し、準優勝までした奇跡の実話です。これをパトリア大ホールで上映し皆様に見て頂こうという計画です。今まで2クラブで何度も会合し検討して来ました。
パトリア大ホールは定員千人ですから、高校生500名、一般500名と想定し、各高校に映画鑑賞を呼びかに行って参りました。しかし反応が薄く140名がやっとという状態です。会場が、ガラガラでは困った事になってしまいます。
そこで今日から、市役所、駅、地区公民館にポスターとチラシの配布を手分けして行おうという事にしました。ここの公民館は、近くだから私が行こうといわれる方は宜しくお願い致します。
その他では、2月8日に、記者クラブで新聞各社に取材を受けました。
本日10日、2時からKCVで収録が行われます。2月12日から順次放映されます。
2月21日には地元新聞に記事が掲載されます。
3月6日には同じく地元新聞にチラシを入れ配布されます。
いよいよ最後の手段として、来週2月17日から、会友の皆様方に観客動員をお願いしなくてはなりません。それも一人当たり5~10名の動員をお願いしたいと思います。
その為のポスター、チラシは準備しています、そして新たに入場整理券も用意します。
会友の職場を通じて、集客にご協力のほど宜しくお願い致します。
絶対に、2クラブ合同の上映会を成功させましょう。
外に、台湾の地震に関して、上映会会場に募金箱を置いたらどうかという声が上がり、これを実施することにしました。
また、日田クラブは寄付を行う予定はないかとの声も聴いています。これは理事会にかけ検討したいと思います。幹事と相談し対応します。
会員卓話 鬼武公洋会友
2016年02月10日
OTOGINOの鬼武会友が、ドイツで開かれた世界最大の国際見本市「シュピールヴァーレンメッセ」に出展し、数多くの国のバイヤーさんたちにMagic桜を見てもらえたことを卓話しました。


会長の時間27 平成28年2月3日(水)
2016年02月03日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
知人に千原艸炎という字書き(書家)がいます、その人の発行する月刊通信の中に面白い詩がありました。この詩を見た時、何かしら自分の心に衝撃が走りました。
それは茨木のり子の『自分の感受性くらい』と言う詩です。彼女はすごい詩人でした。
この詩の外にも『私が一番きれいだったとき』、『倚りかからず』、『落ちこぼれ』等の作品も胸に突き刺さるようなものばかりです。
きょうはこの『自分の感受性くらい』と言う詩を紹介します、金八先生でも放送されたそうです。
自分の感受性くらい
茨木のり子
ぱさぱさに乾いていく心を
ひとのせいにするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにするな
そもそもが、ひよわな志しにすぎなかった
だめなことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
何か、自分の人生を見透かされ、叱られ、そして励まされている気がしました。
世界理解月間 膳所和彦 国際奉仕委員長卓話
2016年02月03日
国際奉仕委員長卓の膳所会友が、国際ロータリークラブのポリオ撲滅について卓話しました。
<ポリオについて>
ポリオとは「急性灰白髄炎」のことであり、ポリオウイルスの中枢神経感染によって生ずる四肢の弛緩性麻痺を起こす疾患である。小児に多発することから「小児麻痺」とも呼ばれている。ポリオウイルスはエンテロウイルス属に分類され、自然宿主はヒトのみである。ヒトの糞便中に排泄されたウイルスが経口的に体内に侵入し、咽頭や小腸を介して血液中に混入する。血液中を循環したウイルスの一部が脊髄の運動神経ニューロンで感染増殖し、脊髄前角炎を起こす。 ウイルス感染による潜伏期間は4~35日とされている。ほとんど(90%以上)は不顕性感染であり、一部がカゼ症状で発症する。感染者のわずか0.1%で典型的な弛緩性麻痺が現れる。日本では昭和35年に大流行があり、約6,500人が発症した。 ポリオ感染予防のため以前よりワクチンが使用されている。ワクチンには二種類あり、一つは経口投与される生ワクチンである。生ワクチンは安価であり、国際ロータリーの活動においてもこの生ワクチンが使用されている。但し、生ワクチン投与によってポリオ感染を起こす危険性があるため、最近では不活化ワクチン(皮下注射)が使用されている。日本では2012年9月よりこの不活化ワクチンが導入され、同年11月からは四種混合ワクチンとして接種されている(乳幼児期に4回接種が必要)。
<国際ロータリーによるポリオ撲滅への取り組み>
国際ロータリーは、1979年にフィリピンで約600万人の子供に対してポリオ免疫活動を行った。1985年に「ポリオプラス計画」を発表し、1988年にはWHOやユネスコとともに世界ポリオ撲滅推進計画の発足に参加することとなった。2007年には「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」が正式にポリオ撲滅運動に参画することになった。 国際ロータリーは、これまでに約12億ドル以上をポリオ撲滅のために寄付しており、その結果、2015年9月にはポリオ常在国はアフガニスタンとパキスタンの2か国のみとなった。
<ポリオ撲滅のための寄付>
60セントのワクチンで一人の子どもをポリオの脅威から守ることができるとされている。国際ロータリーでは1ドルを寄付すると、さらに2ドルがゲイツ財団から追加寄付される。つまり3倍の寄付がポリオ撲滅のために使われることになる。しかしながら、ワクチン代はわずか60セントだが、このワクチンを未開発地域へ運び、接種を実施するには膨大な費用が必要となる。現実にはまだまだ資金不足の状況である。
ロータリーとしてポリオ撲滅のために寄付を行うには以下の3つの方法がある。
•クラブとしての寄付
•個人としての寄付 (ポール・ハリスフェローの対象となる)
•クラブ主催のチャリティーイベントを開催 ポリオを全世界から完全に根絶してしまうには、「もう少し:We are this close」である。我々ロータリーアンはこの悲願のため、今後も積極的に寄付活動に参加しなければならない。



外部卓話 総務省大分行政評価事務所 高江洲さん卓話
2016年01月27日

〈行政評価・監視・行政相談〉
・総務省とは 総務省は、中央省庁改革(中央省庁再編、1府22省庁⇒1府12省庁)によって、平成13年1月6日、総務庁、自治省及び郵政省が統廃合されて発足しました。
総務省は、行政運営の改善(行政評価・監視、行政相談など)、地方行財政、選挙、消防防災、情報通信、郵政行政など、国家の基本的仕組みに関わる諸制度、国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管し、国民生活の基盤に関わる行政機能を担う省です。
・行政評価局とは 行政評価局では、国民に信頼される質の高い行政を実現するため、全国の管区行政評価局・支局(8)、行政評価事務所(39)を活用し、「行政評価・監視」「政策評価」(行政評価局調査)、「行政相談」を実施しています。
・大分行政評価事務所とは 大分行政評価事務所は、総務省の出先機関として大分県を管轄区域とし、総務省行政評価局が所管する「行政評価・監視」「政策評価」「行政相談」等の業務を行っています。
※大分行政評価事務所の業務〈行政評価・監視、政策評価〉
⑴行政評価・監視
各行政機関の業務の実施状況を調査し、合規性・適正性、効率性、有効性等の観点から、業務運営上の問題点等を明らかにし、その上で、関係行政機関に対して改善方策について勧告等を行い、行政運営の改善を図っています。
ア 全国計画調査 総務省(行政評価局)が全国規模での見直しを図る必要がある問題等を取り上げて計画を策定し、管区行政評価(支)局、行政評価事務所からなる全国的な調査網を活用し、行政運営の基本的事項の改善等を図るために調査を実施しています。
イ 地域計画調査 管区行政評価(支)局、行政評価事務所が、独自にその所在する地域における行政上の課題を取り上げ、国の出先機関等を対象に、必要な改善を図るために調査を実施しています。
⑵ 政策評価
総務省本省(行政評価局)が、複数府省にまたがる政策について、計画を策定し、管区行政評価(支)局、行政評価事務所からなる全国的な調査網を活用して、必要性、効率性及び有効性の観点から政府全体の統一性又は総合性を確保するため実施しています。
(注)大分行政評価事務所では、平成24年度以降実施実績無し。
(参考)平成25年度及び26年度に勧告を行った政策評価(全国的規模で実施)の例は次のとおりです。
○統一性又は統合性を確保するための評価
・ワーク・ライフ・バランスの推進に関する政策評価(平成25年度)
・消費者取引に関する政策評価(平成26年度)
行政相談
国民の行政に関する苦情や意見・要望を受け付け、公正・中立の立場から、国や特殊法人等の業務、国の委任又は補助に係る業務及び法定受託事務に該当する地方公共団体の業務について、関係行政機関等に必要なあっせん等を行ない、その解決や実現の促進を図るとともに、行政の制度・運営の改善に活かしています。
⑴行政相談受付体制 ・行政評価事務所 来訪、電話、メール、合同行政相談所等で相談を受け付けています。 ・行政相談委員 公共施設などで開設している定例行政相談所、懇談会、自宅等で相談を受け付けています。※相談は口頭、電話、手紙等何れの方法でも可。相談は無料、秘密厳守。
⑵行政相談委員 ・行政相談委員は、無報酬のボランティアとして、国民の皆様から、国の行政活動全般に関する相談を受け、相談者への助言や関係機関に対する改善の申し入れなどを行っています。 ・行政相談委員は、総務大臣が委嘱した民間有識者で、全国に約5,000人(各市町村に1人以上)、大分県内前市町村(18)に68人を配置しています。 ・行政相談委員は、公共施設などで開設している定例行政相談所、懇談会、自宅等で相談を受け付けています。
日田市担当の行政相談委員(6名)
・井上太香美氏 (清水町)
・矢羽田哲雄氏 (大山町)
・今井 建二氏 (清岸寺町)
・壁村 正二氏 (上津江町)
・安達 貞男氏 (天瀬町)
・武原勇一郎氏(中津江村)
会長の時間26 平成28年1月27日(水)
2016年01月26日
出席率向上
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
今日は出席率について少しお話しします。
月曜日に、『例会出席へのご案内』というFAXを送信致しました。突然の事で驚かれた事と存じます。これは、最近の出席があまり思わしくないので、心配しての事です。
FAXの内容は
日田ロータリークラブの最近の出席率を見ますと、お気づきのように良くありません。
毎回65~70%程度と低迷しています。更に先週の例会は、出席率52%(実質)という危機的な状況でありました。大変残念な事です
我々執行部も、例会が楽しいものであるよう努めて参ります。
会友の皆様方も、ロータリーは出席することが義務であり、忙しい仕事の時間を工面し、
絶対欠席はしないぞと頑張って頂きたいと思います。
皆様と共に、日田ロータリークラブを支え、盛り上げて参りましょう。
このように送信しました。この場でお話ししても、欠席している会員には届かないだろうと考えたからです。
ところで、今までベテラン会友から「昔は出席が特に厳しく大変だった」と何度もお聞き
しています。活動計画書を見て改めて認識しました。
創立以降の出席状況は、創立5年目と6年目に、出席率100%を達成し373地区の第
1位となっています。そして19年、20年が96、95%で再び地区の1位、
さらに28年、32年と95、93%で再再度272地区の第1位に返り咲きという、輝かしい成績でした。この間の平均は93%です。先輩の方々には大変ご苦労様でした。
その後、46年目あたりから85%を割り込み始めました、会員も減少しています。
今は会員が過去最高の60名となっています、しかし、出席率は過去最低を記録するのではないかと心配して夜も眠られません。
例会にただ出席するだけではもったいない、義務で出席するのはなおもったいない。
出席するからには、何か一つ得て帰りたい。先輩と話が出来る事、ゴルフの話でも、飲み会の話でも、自分の意見でも、心が満たされればなんでも良いのです。
例会の中に楽しみを見つけ、有意義な時間をすごして下さい。
3月の例会予定
2016年01月21日
・3月 2日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 日田労働基準監督署 署長 海老名信彦氏
理事会
・3月 9日(水)午後6時30分 日田市の小松軒
創立記念夜間例会(※3月14日は創立記念日です)
・3月19日(土) パトリア日田
2クラブ合同例会 11時30分〜(パトリア小ホール)
KANO上映会(パトリア大ホール12時30分 受付開始 13時 開場)
・3月23日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
会員卓話 藤川和央会友
・3月26日(土)・27日(日)
地区大会
・3月30日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
ミャンマー報告会
2月の例会予定
2016年01月21日
・2月 3日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
世界理解月間 膳所国際奉仕委員長卓話
理事会
・2月10日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
会員卓話 鬼武公洋会友
・2月17日(水)午後0時30分 日田市の歴史の宿亀山亭
外部卓話 終活カウンセラー 松尾律子氏
・2月24日(水)午後0時30分
職場例会 中山化成有限会社
・2月28日〜3月2日 ミャンマー井戸完成視察
会員卓話 井上明夫会友
2016年01月20日
井上会友が県議活動の卓話をしました。

会長の時間25 平成28年1月20日(水)
2016年01月20日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
私は、古文書の解読を趣味にしています。我が家の古文書はおおかた読んでしまいました。天瀬町歴史研究会の勉強史料も底をついてきました。そこで草野会友に、草野本家の史料を読ませてもらえないかとお願したところ、快く承知して頂きました。草野本家の史料は宝の山です。この史料も草野本家のお宝です『なんでも鑑定団』に出せば良い値がつくこと間違いなし・・・と思います。冗談はさておき明治維新の元勲たちの書簡を収めた立派な巻物です。
この史料は書簡というより、今時のメールです。連絡事項をしたため、使いを走らせたものだと思います。そういう書生が何人もいたのでしょう。当時の簡単な書簡には年月が入っていません、入れる習慣がなかったようです。本史料もただ10日としか書いていません。これを解読するのに3か月ぐらい要しました。西郷の郷の字は独特の崩し字になります、西口先生ではなく西郷先生です。一番難しかったのが最後の允です。最初はこれを久と読んでいましたが、誰だか人物の特定ができません。久さんと西口先生では全く意味が通じません。ある時木戸孝允(たかよし)の書簡をインターネットでながめていたら、最後にこの允の署名を見つけて飛び上がって喜びました。

これでようやく、木戸孝允が、西郷先生が来ないことを誰かに連絡しているところだとわかりました。相手が何者か、その時期がいつ頃か、そのヒントが明治6年の政変にあるのではないかと想像して、その記事も載せています。相手は反征韓論派だと見ています。
私は学問的な見地からではなく、あくまでパズルを解く推理の楽しみから古文書の解読に取り組んでいます。だから面白い、絶対やめられません。
皆様も始められてはいかがでしょう。
会長の時間24 平成28年1月13日(水)
2016年01月13日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
以徳報怨 (いとくほうえん)
私が主催する天瀬町歴史研究会で、長老の方が、足腰が弱くなられ、永く月例会を休んでおられた。そこで、ご機嫌伺いにご自宅をお尋ねした時に、長老の若いころの戦争体験をお聞きすることができた。彼は学徒動員で少年兵として戦場へ赴き、中国南部の揚子江流域で任務に就いていた。中国は広大な土地で、占領したといっても拠点だけの支配で回りは敵だらけの危険な状態であったそうである。
間もなく敗戦になると、武器は没収され中国の奥へ奥へと連行された、たどり着いたところが長洲市の大学構内、そこが捕虜収容所となった。捕虜収容所では長い間不安な日々を過ごしたそうである。そうした或る日、収容所の壁に大きな落書きがあった。
そこには「以徳報怨」と大きく朱書きされていた、即ち「怨みは徳を以って報いる」と書かれていた。『これで自分たちも漸く助かるのだ、と安心して涙が出た』と言う事でした。
蒋介石軍は「怨みは徳を以って報いる」、他の中国共産軍やソ連軍と違って非常に寛大な政策で、おかげで自分たちは早く日本に帰還することが出来た、と言っておられた。
この時以来「以徳報怨」という言葉がいつも気に掛かっていたが、去年の7月31日の西日本新聞に、昭和天皇が外交関与発言・台湾養護を佐藤首相に促す、という記事が出ました。
この内容は、蒋介石総統率いる中華民国、即ち、台湾政府が国連の代表権を失う直前の1971年6月、佐藤栄作首相が米国のマイヤー駐日大使と会談した際、昭和天皇から「日本政府がしっかりと蒋介石を支持するよう」促されていたと伝えていたそうです。
この問題について、日本の外交文書にも「陛下が(中国問題を)心配しておられた」というマイヤー大使に対する佐藤首相の発言が記載されている。
昭和天皇の発言の背景には、蒋介石が終戦直後に中国に残った日本人の引揚げや、天皇制の尊重、対日賠償請求権の放棄等「以徳報怨」(徳を以って怨みに報いる)と呼ばれる寛大な対日政策を取った事に「恩義」や「信義」を持ち続けたことがあると思われる、と記事に記している。
「天皇は国事に対する行為のみを有しない」とする中、佐藤首相も戦後歴代首相の中で特に天皇に畏敬の念を抱いてきた首相として、台湾の蒋介石総統には、恩義を感じ、台湾の行く末を案じておられたのでしょう。
我々も、「以徳報怨」の深い意味を感じて、友好を保っていくべきだと思いました。
会長の時間23 平成28年1月6日(水)
2016年01月06日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
明けましてお目出当ございます、今年もどうかよろしくお願い致します。
去年の暮から長い休みが続きましたが、年末年始は如何お過ごしになられたでしょうか?
旅行や、仕事や、寝正月や、孫の守りで疲れ切った人やいろいろ居られる事と思いますが、良いお正月を過ごされたのではないでしょうか。
2016年、平成28年はいよいよ始まりました。今年は申年であり、丁度私の干支になります。年男は今年もがんばるぞと意気込んでいます。
織田年度も前半を終了し、後期にもいろいろ事業が山積みです。
まず、2月になるかもしれませんが、ミャンマーの視察に行かねばなりません。
もう一つ、井戸掘りを新聞の記事にしてもらわねばなりません。
3月には、KANOの上映会と地区大会があります。
4月には、地区研修協議会と中央ロータリーの40周年、
5月には、台湾と友好クラブの調印、韓国での世界大会があります。
このように行事が目白押しです、皆様にはいろいろご協力をお願いすることが多いと思いますが、よろしくお願い致します。
今年も1年、皆様とご一緒に日田ロータリークラブを盛り上げていきたいと願っています。そしてまた、皆様にとって良い年であることを祈念しています。
会長卓話 2015~2016年 上半期を終えて
2015年12月16日
2015~2016年 上半期を終えて
7月 1 会長所信表明
8 岡野ガバナー補佐訪問
15 野田ガバナー公式訪問、 2クラブ合同
29 納涼例会 サッポロ森のビール園 25日 嘉義玉山
8月 5 武内会員増強委員長卓話
12 佐竹国際奉仕部門長兼社会奉仕委員長の卓話
19 インターアクト年次大会報告
26 三隈高校の卓話
9月 2 原田市長 地方創生の取り組みについて
9 井上太香美会友 マイナンバーについて 理事会議事録掲載
16 観月例会
30 済生会日田病院、緩和ケア病棟
10月 7 三苫会友 新会員卓話 8日 嘉義玉山
14 自由討論会 6グループ 2500回記念 出席率93.3%
21 ジェド デルジャン 米山奨学生卓話
28 相沢秀一氏 職業奉仕賞の贈呈 細則の承認
11月 4 チャリティーバザー
11 原財団委員長卓話
18 佐藤定款細則委員長卓話
25 年次総会 流会
12月 2 (続)年次総会 自由討論会報告
9 クリスマス家族会
16 会長、上半期を終えて
本日の卓話の時間は『上半期を終えて』という題です。2015~2016年の上半期の行事を一覧表に作ってみました。こうして一覧表を見ますとごく簡単に見えますが、私にとっては1件1件に思い出もあり、重みのあるものです。
7月1日に新年度が始まり、初日に会長のクラブ運営方針表明を行いました。
今年度のテーマとして『貴方は、今、何ができますか』
自から進んで、まず何ができるか、出来ることから始めようではありませんか、と言う思いからです。 そして、このテーマに沿って、3つの柱を決めました。
1・50年を経過した今、定款細則を見つめ直そう。
2・ミャンマーに井戸を掘ろう。
3・未来の日田市を想像し、創造しよう。
1・50年を経過した今、定款細則を見つめ直そう。
定款細則委員会を設置し、佐藤委員長に就任して頂き、他委員にも橋本副委員長、草野委員、梅野委員、佐竹委員、武内委員と、そうそうたるメンバーになって頂き検討を重ねました。その結果10月28日の例会に於いて細則を承認して頂き、11月18日には本にして配布することが出来ました。当日、佐藤委員長より経過と内容について詳しい説明がありました。 私もこれほど早く出来上がるとは思っていませんでした。ひとえに佐藤委員長のおかげによるものだと感謝致しております、大変ありがとうございました。
2・ミャンマーに井戸を掘ろう。
井戸2基の内1基分の7万円は財団の補助金を是非活用したいということで、補助金の申請を、原財団委員長が5月に行いました。ミャンマーにも新しくロータリークラブが出来た事だし、今度は簡単にいくだろうと思っていましたが、やはりアメリカ財務省の書類を提出するよう言って来ました。早速、この道のエキスパートである橋本会友にお願いして、担当のスチーブンさんと連絡をとって貰った結果、8月に補助金がようやく下りました。10月に古庄さんに資金をことづけ、乾季の12月には井戸を掘る予定でしたが、まだ掘ったという知らせは無いようです。前回の学校建設の時には、立っているはずの学校がなく柱だけだった、と言う苦い経験もありますし、今回は注意しておかねばなりません。
1月末か、2月初めにはミャンマー視察団を編成する事になりますが、早急に考えねばならない事項です。
3・未来の日田市を想像し、創造しよう。
3番目の件は、公約違反で皆様に謝らねばなりません。日田市の未来を想像し、創造しよう、という主題は難しすぎて手に負えないぞと、理事の方や江藤幹事に諭されました。
そこで、日田市の未来は政治家に任せて、我々に身近な「ロータリーでの楽しみ方」と言う題材に絞って自由討論会を行う事にしました。
自由討論会では6テーブルに分かれてリーダーと書記にグループをまとめて貰いました。またその日は、日田ロータリーが始まって丁度2500回の記念すべき日であり、江藤幹事の采配のおかげで、当日は93.3%の驚異的出席率となりました。やれば出来るのだと感じました、おかげさまで討論の方も活発に行われ、非常に評判もよかったようです。
こりずに後期にもう一度挑戦させて貰います。
その他に、日田中央クラブと2クラブ合同のKANOの上映会を3月19日に行う事を決定し、それに向けて打合せ会を何度も開きました。現在チラシやポスターは刷り上がり、日田クラブの窓口である、松本新世代委員長を中心に着々と準備を進めているところです。今週中には5つの高校にチラシをもって、上映会には各校100名ずつ招待する案内状をもって説明に参ります。
始まってすぐの7月の8日、15日には、ガバナー補佐、ガバナー公式訪問と続きました。その時は、全く初めての事でどうなることかと心配しました。ガバナー公式訪問が終わったら1年は終わったようなものだと先輩から聞いていましたが、とんでもない間違いでした、これが物事の始まりだと分かりました。
11月にチャリティーバザーが中西社会奉仕委員長の下行われ、差し引き40万くらいの収益がありました。この資金は、自分たちの飲み食いには絶対使用すべきではない、ボランティアや寄付として使うべきだと考えています。そこで今までに、インターアクトに5万円、ミャンマーに7万円、ラグビーに例年5万円支出。そして今回は日隈小学校の金管バンド部の大会出場費に10万円を寄付する事に理事会で承認されました。大変良いことだと思っています。まだ13万円ぐらい残っています。
江藤幹事の提案で、理事会の議事録を皆様にも見て頂こうと、週報の第2週目に掲載することにしました、ぜひお読みになって下さい。さらにもう一件、経費節減の折り理事会は現在例会場でそのまま居残って行っています。
11月25日に年次総会が行われましたが、新たな細則に総会の開催要領も詳しく掲載されており、それに沿って行えば間違いなく行われますが、しかし今回はちょっとした手違いで流会となり、次週に再開され議決されました。
半年間を振り返って見て、江藤幹事と2人3脚で何とかこなしてまいりました。これもひとえに皆様のおかげであります、後半の半年も気を抜かずに頑張ってまいりますので、ご協力の程宜しくお願い致します。
少し早いご挨拶になりますが、良いお年をお迎えください。