会長の時間26 「社長の仕事とは何か」
皆さん、こんにちは。
今日は週報での事前告知テーマは「経営のDX化」だったのですが、調べたら12月に「会計のDX化」という似たようなテーマで話していたので、今回はテーマを変えて「社長の仕事とは何か」について、私が思うことをお話しいたします。
ロータリーの会員には経営者の方が多くいらっしゃいます。
私も税理士という仕事柄、多くの経営者の方とお付き合いさせていただいています。
その中でいつも感じるのは、
社長という仕事は本当に大変な仕事だということです。
会社では毎日いろいろなことが起こります。
売上の問題、
資金繰り、
社員の問題、
取引先との交渉。
次から次へと課題が出てきます。
そして最後に判断するのは、やはり社長です。
さて、経営学の世界では
社長の仕事は三つしかないと言われています。
今日はその三つについてお話ししたいと思います。
まず一つ目は
方向を決めることです。
会社はよく船に例えられます。
船には優秀な乗組員がいても、
エンジンが強力でも、
どこへ向かうかが決まっていなければ航海はできません。
どの市場で勝負するのか。
どんな会社を目指すのか。
何を強みにしていくのか。
この方向を決めるのは、
社長にしかできない仕事です。
経営の世界では
「戦略」とも言われます。
会社の未来を描くこと、戦略経営計画を立てること。
これが社長の最初の仕事です。
二つ目は
人を集め、人を育てることです。
会社は設備や商品だけでは成り立ちません。
やはり一番大事なのは
人です。
良い社員がいれば会社は伸びます。
逆に、人が育たなければ会社は成長しません。
採用をすること。
育成をすること。
そして社員が力を発揮できる環境をつくること。
これも社長の大切な仕事です。
よく「企業は人なり」と言われますが、
本当にその通りだと思います。
そして三つ目は
最終的な責任を取ることです。
会社の経営には、
常に決断が伴います。
新しい事業に挑戦するのか。
設備投資をするのか。
人を採用するのか。
どれも正解があるわけではありません。
それでも決めなければならない。
そしてその結果について
責任を取るのが社長です。
これは簡単なことではありません。
しかし同時に、
社長という仕事の大きな役割でもあります。
私は税理士として多くの会社を見てきましたが、
長く続く会社には一つの共通点があります。
それは
社長が会社の未来を考え続けていることです。
毎日の仕事に追われるだけではなく、
常に
「この会社はこれからどうなるのか」
「どう成長させていくのか」
を考えている社長の会社は、
やはり強い会社になります。
このことを社長とともに私は考え、支援をしていきたいのです。
私たちロータリアンは、
それぞれの職業を通じて社会に奉仕することを
理念としています。
会社を経営するということは、
単に利益を出すことだけではなく、
雇用を生み、
地域経済を支え、
社会に価値を提供することでもあります。
そう考えると、
経営という仕事そのものが
職業奉仕の実践と言えるのではないでしょうか。
社長の仕事とは
方向を示し、
人を活かし、
そして責任を取ること。
決して簡単な仕事ではありませんが、
とても価値のある仕事だと思います。
これからもそれぞれの職業を通じて
地域社会に貢献していければと思います。
ご清聴ありがとうございました。