会長の時間10
2024年09月18日
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
こんにちは。今回のテーマは「四つのテスト」です。
四つのテストの唱和について今年度から奉仕委員会で唱和していただくようになりました。
これはRI会長のステファニーA.アーチックさんのスローガン「ロータリーのマジック」の根本であり、三村ガバナーもこれに添って地区方針を作成しています。
このテストはハーバード・テーラーさんが倒産に瀕していたクラブ・アルミニウム社の社長に就任して、正しい営業活動を行えば必ず会社が再建できると考え、「四つのテスト」を示したことから始まり、その後同社の業績は改善を続け、5年後には株主に多額の配当金を分配するまでになったそうです。その彼が1954年にRI会長に就任した時、その版権をロータリーに寄付され、今日の職業奉仕並びロータリーの基になりました。そこでAIを使って四つのテストをロータリアンになる条件に置き換えてみました。
- 身分試験(Test of Truth)真実かどうか
ロータリークラブのメンバーになるためには、正直かつ誠実な人物であることが求められます。このテストでは候補者の人柄や価値観について詳しく調査されます。 - 利用試験(Test of Fairness)みんなに公平か
ロータリークラブに参加すると、自分の能力やリーダーシップを社会に有益な形で活かすことが求められます。このテストでは、候補者のサービス精神や公平性が評価されます。 - 友情試験(Test of Friendship)好意と友情を深めるか
ロータリークラブは友情と親睦を深める場であり、メンバー同士の絆を大切にします。このテストでは、候補者が他のメンバーと良好な関係を築くことができるかどうかがチェックされます。 - 貢献試験(Test of Beneficial)みんなのためになるかどうか
ロータリークラブは地域社会や国際社会に対して有益な貢献をすることを目指しています。このテストでは、候補者がクラブの活動にどれだけ積極的に参加し、社会に対してどれだけ貢献する意欲があるかが評価されます。
素晴らしいロータリアンになるための要素であると考えれば、私自身は第一段階で問題ありかなと思います。このように四つのテストも見方考え方の視点をどこに置くかで変わってきます。今一度、四つのテストでロータリークラブに入会して成長できる自信があるのか考えてみるのも面白いと思います。