会長の時間

会長の時間6

2024年08月21日

日田ロータリークラブ会長 江藤秀平

皆さん、お盆はどう過ごされましたでしょうか?今年は結構長いお盆休みの日程になったのではないでしょうか。話題とすれば4年に一度のパリでのオリンピックで57K級柔道の角田夏実さんの金メダルに始まり、日本選手たちの頑張りで金20個、銀12個、銅13個のメダルが獲得されました。感動、感謝、感激、感涙のパリオリンピックも8月11日に終わり、28日からはパラリンピックが始まります。また選手の皆さんから感動をいただきたいものです。

さて先日の8月18日、日曜日に「第41回日田市技能大会が大原総合体育館で行われていました。この大会は日田市役所と日田地域技能士会の合同の日田地域技能士会技能大会実行委員会主催で、各種技能士たちの技術を競う大会です。職種によっては全国大会まであります。大分県では唯一日田市のみが地場地域で行っています。実際、競技種目は配管、電気、日田共同職業訓練校の3種目で、その他に実演・展示として建築大工、建築板金、表具、建築塗装、建具、畳の5種が有りました。以前は競技者が若くて多くの選手が出ていましたが、近年は技術・技能を継承する若者がいなく、どの業界も高齢化となり年々種目が減っている状況で残念です。しかしながら日田市の大会での優勝者等は県大会に選抜されますので、大分県技能祭でも日田地域技能士会は優秀な成績を残します。各種入賞はもちろんですが団体賞なども常に頂いています。

厚生労働省の国家試験でいただく技能士の免状ですから、技能士資格の地位向上や現場での処遇改善など国がしっかりと考えてもらわないとどんどん技能士が減少していきます。技能功労者表彰など貢献者への配慮はありますが、建設業に対する技能士の地位や労務費など引くすぎる傾向にあります。国には技能士の地位向上を早急に考えてもらいたいものです。

話を戻しますが、技能大会は競技だけでなくモノづくり体験教室としてLED工作、工芸たたみ、銅板レリーフ等あり、親子で楽しんでいました。またのみの市、包丁研ぎサービス、苗木の無料配布、おたのしみ抽選会などにぎわっていました。私はハズレのティッシュボックスが当たりました。ほんとにクジ運は私にはありません。

実は私の父、江藤平市が初代日田地域技能士会会長でした二代目会長が大工の佐藤実さん、三代目会長が左官の平川幸徳さんで現在に至っております。日田市に技能向上と技能者育成のために大会を開きたいとお願いしてできた大会なので私も思い入れはあります。この技能大会で子供たちが未来に技能者になりたいと思ってもらえるようになれば嬉しいですね。

ただ日にちが重なっていたので高嶋会友のお嬢さんの第34回大分県少年少女合唱祭と日田高校OB会の陽柳会総会に出席できなかったのは残念でした。