会長の時間3
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
先日14日の日曜日に日田祇園祭り集団顔見世が日田駅前で行われる予定でした。残念ながら天気が心配した予報通り雨になり、早々と日田市のホームページで中止の決定報告がありました。前情報では桟敷席も満席とはいきませんでしたが完売近く販売できていたそうです。昨年の集団顔見世は4年ぶりということで私も家内と一緒に観に行きましたが、その時は山鉾を担ぐ若者たちの汗ばむ熱気とともに日田ロータリークラブ会友の頓宮さんが会長である平成山鉾を筆頭に9基の勇壮な山鉾が駅前に集結するのは「素晴らしい」の一言でした。私の住む本町には子供神輿しかなかったので山鉾がある町内がうらやましかったのを覚えています。しかしながら今は少子高齢化の中、担ぎ手の若手が少なく運行にも支障をきたしている状態です。今年も商工会議所、観光協会など担ぎ手の募集を行い、協賛金も集まり、人手も開催日3日間で約170名募集が出来ていたそうです。本当に集団顔見世が観られなかったことは残念でした。今度の土日の日田祇園祭に期待して隈町や豆田町に観に行きたいと思います。天候が相手では無理ですが、伝統行事がなくならない様に承継をしてもらいたいものです。
実はその時にもう一つ集団顔見世に合わせて行う事業が無くなっていました。それは日田駅において18時から日田玖珠法人会の女性部会担当の全法連「いちごプロジェクト」節電啓発活動として、節電啓発うちわを500枚配布する事業でした。この「いちご」のネーミングは、節電目標「15%」に由来しています。またいちごは「毎年、実をつける多年草」で「全国各地で広く栽培」されますので、そのイメージを毎年、女性部会が全国的に継続して取り組む社会貢献活動に重ねて名付けられています。ちなみに女性部会長は前ガバナーの膳所会友の奥様です。ただ今年の夏は猛暑の中で熱中症等の問題もあり、節電するあまり暑いのを我慢してエアコンをつけないなどして、体調や健康面を悪くするどころか死に至る危険も多いそうです。やはり自身の体調管理には気を付けてほしいものです。
来年はこの日田祇園祭集団顔見世が観られるように健康に留意をしながら、これからもいろんな奉仕活動を頑張りたいと思います。