会長の時間

会長の時間5

2021年08月04日

日田ロータリークラブ会長 河津龍治

 

五輪開催の報道

 

私は毎日5時に起きて、6紙の新聞を会社で 2時間かけて、読んでいます。

 

今日は、東京五輪について各社の社説を読み比べてみました。

 

7月23日(金)開会式の日、読売新聞は、新型コロナウイルスの流行に伴う、緊急事態宣言が発令される中で、約半世紀ぶりの東京五輪が開幕する。困難に立ち向かう努力の大切さや尊さを世界に伝えたい。スポーツには人の心を動かす「力」がある。コロナ禍に苦しむ世界の人々に希望が届くといい。

 

朝日新聞は、本来ならば期待に胸躍る時だが、コロナ禍に加え、直前になって式典担当者の辞任や解任が伝えられ、まちには高揚感や祝祭気分もない。分断と不信のなかで幕を開ける、異例で異様な五輪である。主催者側が具体性をもって示すことのできなかった大会の意義を、私たち一人ひとりが独自の視点で見出すようにしたい。

 

日経新聞は、コロナ禍で、様々なものがそぎ落とされてしまった開催となるが、その分、私たちは選手らの熱い思いをより身近に、そして切実に感じられるはずだ。東京の聖火が消える8月8日夜、多くの人が「開催してよかった」と振り返られるよう、アスリートらの奮闘を望むとともに、組織委や国、東京都には、これまでの反省を踏まえた適切な大会運営を切に求めたい。

 

7月24日(土)開会式の翌日、読売新聞は日本はオリンピック委員会は金メダルの獲得数は重視しない考えを示している。選手たちには、重ねてきた努力の成果を存分に発揮してほしい。その姿に、テレビ画面などを通じて大きな声援を送りたい。

朝日新聞は、日銀と気候、云々、日経新聞は取締役会、云々でどちらも五輪には触れていませんでした。

 

7月25日回競技が始まって、最初の朝刊、読売新聞は1面に高藤の「金」。朝日新聞は1面に王者内村、失望と笑み。「読売新聞827万部、朝日新聞565万部、毎日新聞 250万部日経新聞234万部。同じ新間なのにこうも違うものなのだと、改めて認識させられました。

 

 

ウナギの話をします。ウナギといえば戸山です。なぜ戸山のウナギがおいしいかといいます。買ってきたウナギは1週間ほど水にさらします、そして泥を吐かせてさばくのですが、さばいた後に竹のヘラで内臓をごしごし落とします。これをすることによって臭みがなくなります。それだけ丁寧な仕事をして秘伝のタレで焼き上げます。よいウナギが入らないときは店を閉めます。連休時はお客が道にあふれてます。11時開店で12時半ごろには終わりです。並んでも食べられない方が沢山います。それだけ品物に対してプライドがあると思います。

 

私の遠い遠い親戚なんですが、予約はしてくれません。行ったもん順です。夏休み中はいっぱいです。炎天下に30分以上待たなければなりません。その覚悟があれば是非行ってください。ウナギはやはり戸山だという事をお伝えします。