会長の時間24
2020年01月15日
日田ロータリークラブ会長 白石章二
昨年末より世界では色々な出来事が起こっているようですが、私にもちょっとした出来事がありました。
今週の13日の午前10時頃、私が久留米方面から日田に帰る途中、虹峠を少し下った日田よりの辺りで、国道の川沿いをかなりの年配の男性が、トボトボと一人で歩いて下っていました。
普段そこは人が歩くような所ではない場所なので、私はてっきり痴ほうで徘徊しているのではないかと思い、どうしようかと思いましたが、消防団で何度も人探しをした経験がある私は思い切って警察に連絡しました。
夜明け大橋の下でかけたので、福岡の警察にかかりました。
一部始終を話すと、警察の方から私にその老人の身柄を確保してもらいたい旨の要望をされましたので、急いで引き返してみると、もうヤマサキのコンビニの所まで、歩いて来ていました。
そこで私もコンビニに車を止めると、その老人も此方のほうに、道路をよちよちと渡ってくるではありませんか。
車にはねられないかと、冷や冷やして見ていましたが、何とか道路を渡りきりました。
そこで私はその老人に、「どうかしましたか。」と尋ねると案外としっかりした口調で「コンビニに来た」と言うではありませんか。
なんとそのご老人は徒歩で虹峠を越えてコンビニまで来たのでした。
早とちりに気づいた私はすぐに警察にその旨を連絡しました。
そのあとすぐ日田署から感謝の連絡を頂きました。
今回は私の思い違いで何事もなくて良かったですが、最近わたしの近所でも徘徊する老人が増えているようです。
明日は我が身といいますので、自分がそうなった時は、誰か助けてくれるとありがたいなと、つくづく思った出来事でした。