2016規定審議会修正条項と今後の対応について 織田莊太郎会友
2016規定審議会修正条項と今後の対応について
織田莊太郎会友
1・規定審議会
規定審議会は、2016年4月10~15日の間にアメリカ、イリノイ州シカゴで開かれています。2720地区からは山崎勝PGが代表議員として参加され立法案の採決がなされています。その内容は『国際ロータリー2016年規定審議会立法案集』として462ページもの資料になりますが、インターネットで『規定審議会』と打ち込めば簡単に検索出来ます。
2・規定審議会立法案集
その立法案集の中には16-01~16-181までの181件の案件が記載されています。これが各地区から選出された537人の代表議員によって採決されます。参考までに重要と思われる制定案を2件表示しています。 制定案16-21、16-36、(P5~P8)
3・採決結果一覧表
ここで審議された結果を簡単に一覧表にまとめたものが『2016年規定審議会提出立法案採決結果一覧表』というものです。これは立法案181項目を16ページにまとめています。この中から我々に特に関係あるものを選び(P2~P4)にまとめてみました。
4・採決結果を受けての定款の変更
16-01:書面による理事会議事録について規定する件
16-02:クラブ会計が理事会のメンバーとなるよう規定する件
16-15:クラブ内の委員会について規定する件…等々
5・ロータリーの重大な変更について
制定案 16-21クラブ例会と出席に柔軟性を認める件…
【毎月最低2回の例会開催に修正】
今迄、月4回あった例会を2回まで減らして良いという、これが今回最大の問題点です。各クラブで検討し、その結果を細則に盛り込めば細則が優先すると規定しています。
新定款 第7条 例会と出席に関する規定の例外…
(例会を月2回に修正する件)
6・その次に重要な変更
制定案 16-36 会員身分の柔軟性を認める件…
【クラブ細則の中で、会員の職業分類システムを削除したり修正したり、会員身分に関する規定の一部を修正できるように、クラブに柔軟性を与える事を目的とする】この件も細則に盛り込めば、定款より細則が優先されると言う事になっています。
この条令は新しい定款の 第9条 会員身分に関する規定の例外 に規定しています
7・定款細則の変更について
1.制定案16―21 クラブ例会と出席に柔軟性を認める件【毎月最低2回の例会開催に修正】
制定案16-36 会員身分に柔軟性を認める件
【商業分類の削除、修正の柔軟性】
この件については理事会だけの決定ではなくクラブの総意で決定すべきである。
2.この決定に依っては、定款細則の制定及び変更が必要となる。
3.定款細則の変更は、かなり難しい作業と成りそうである。従って特別チームを編成し新定款細則を検討すべきである。
功能会長から…
私の会長在職時は、クラブ細則の変更はしません。次期会長下で検討をお願い致します。