職場例会 日田玖珠広域消防本部 日田消防署
2016年09月28日
日田玖珠広域消防組合
消防本部消防長
消防監 吉田 憲二郎様
皆様には平素より消防行政に対しご協力を頂き、この場を借りて御礼申し上げます。本年2月にこの場に移転しましたが、熊本地震の影響で色々な被害があっている中で、日田玖珠だけお祝いするのは心苦しいこともあり、お祝いは控えさせて頂きました。
救急関係では、日田市内で今年に入り8月までで1925件。昨年より10件増です。一昨年一年間で4165件の救急出動がありました。今年の夏は暑く、去年8月単月は246件でしたが、今年8月単月は292件と46件増となっています。また、熱中症も患者さんは29件発生しています。
ドクターヘリは、日田玖珠地区では大分ドクターヘリと福岡ドクターヘリの2台を要しています。玖珠・九重は大分ドクターヘリを使用し、日田は福岡ドクターヘリを使用しています。大分ドクターヘリは料金は要りません。福岡ドクターヘリは24万円掛かります。半額は大分県が、残り半額を日田市が負担して頂いています。日田まで福岡ドクターヘリは久留米から13分、大分ドクターヘリは豊後大野から20分かかるので、少しでも救命率を上げるため近くを選んでいます。
火災は、日田市で去年9月末現在29件、今年9月末で24件と5件減っています。日田玖珠で39件と増えていますが、もう少し予防策を施して行きたいと思っています。
消防の基本理念は、地域住民の安心・安全を第一に考えています。職員118名中61名の20代が在籍しここ数年若い組織に変わってきています。
この後、庁舎内の最新設備をごご覧頂きます。今後も消防行政にご協力をお願い致します。