会長の時間22 平成27年12月16日(水)
2015年12月16日
日田ロータリークラブ会長 織田荘太郎
歌謡曲の詩
今年の6月、NHKの歌番組を見ました。歌は『親父』という曲で、歌手:大島花子、作詞:笹子重治・・・誰だろう?・・・外でもない、坂本九ちゃんでした。
私は、この歌を初めて聞きました。ご存知の方も多いと思いますが、聞いていてジーンときましたので歌詞を紹介したいと思います。節をつけて歌えれば、感動も、もっともっと伝わると思いますが。
15の時に酔っぱらい 親父にゲンコで殴られた
稼ぎもねえのに 飲むんじゃねえ 飲みたきゃ稼いで 自分の金で飲め
17の時にかせいで飲んだ 親父のゲンコで殴られた
かせいだ全部を飲むんじゃねえ 少しは残して おふくろ喜ばせ
今日の為に飲むんじゃない 明日の為に飲むもんだ
19の時おふくろと飲んだ 親父にゲンコで殴られた
母ちゃん なんで泣かすんだ 親孝行のマネして 飲むんじゃねえ
20才になって親父と飲んだ 親父にまたゲンコで殴られた
親より先に酔っぱらいやがって それでも 手前は男か だらしねえ
男は酒に飲まれるんじゃない 明日に生きるために飲む
今夜の酒は親父の酒だ あなたも もうゲンコで殴れまい
親父の写真に 黒いリボン 初めて あなたの笑顔の前で飲む
今夜は酒に飲まれてしまいたい もう一度 あなたに殴ってほしいから
男は酒に飲まれるんじゃない 明日に生きるために飲む
男は酒に飲まれるんじゃない 明日に生きるために飲む
私もこういう気持ちで毎晩飲んでいます。
歌は、ほんの2、3分間で人の心をわしづかみします、そして揺さぶります。スピーチもこれ程濃いスピーチが出来たらな、と羨ましいかぎりです。