卓話

ゲスト卓話 「日田やきそば研究会」の愛Bリーグ での活動について  社団法人日田市観光協会 事務局次長 木下周さん

2013年02月13日

日田やきそば研究会の愛Bリーグでの活動、町おこしの取り組みをお話しいただきました。

以下、概要。

①ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)とは、各地に眠っている地域資源のブランド化による地域活性化を目指す団体です。

現在は、身近にある「食」にスポットを当て、B-1グランプリを開催している。

全65団体 九州10団体 大分県3団体

 

②B−1グランプリとは
年に1回の「まちおこし団体」のお披露目の場であり、このイベントを通して出展団体の地域を知ったり、気に入ってもらい現地に行ってもらう事を目指している。
決してグルメイベントではない。売り込むのはその地域。
「グルメイベント」ではない。→「まちおこしイベント」

昨年の北九州大会では61万人の来場者を記録
料理提供だけではなく、並んでいる人に対してパフォーマンスをしている。

開催の2日間、お客さんを呼ぶためのイベントではなく、残りの363日のまちおこし活動が重要

売るのは「料理」ではない。→「まち」を売る
日本一のグルメを決定し、表彰するイベントではない。
→表彰を受けるのはグルメではなく「団体」

「店舗が出店し味を競う」のではない
→「まちおこし団体が出展し地域の魅力を披露」

③日田やきそばにソウル!を込めて届け隊とは

「日田やきそば」というご当地グルメを通して、日田の魅力を内外の方々と共有する事を目的』とした団体。

「日田やきそば研究会」内の市民有志の会として8月9日(日田やきそばの日に制定)に発足。

B−1グランプリやPRイベントへの出展。地元開催のイベント

2月28日・3月1日は「高校卒業記念 日田やきそば無料進呈」を実施予定。

 

④「Japan Food Culture festival in Thai2013」へ出展

・クールジャパンキャンペーン「新たな日本文化の発信」
・タイ国における地域格差解消のための「一村一品」

日本をPRする地域の一角として名のりを上げる事
自分たちでも「できる」という経験を積み上げる事
タイ(バンコク)の事情を把握し地元へ伝える事

(成果と経験)
出展団体10団体の内九州で唯一
地元メディア取材多数
11月に事前視察、什器・材料を95%現地調達
事前にタイ有識者を招いての「タイ勉強会」の実施(12月23日)
延べ9名がスタッフとして参加。料理提供のみならず地元を伝えるパフォーマンスと参加者の経験
ほぼ現地調達のため、食材廃棄リスク最小限に提供できた
費用としては、原価よりも「移動コスト」がネック