「イタリア紀行」永田会友
2013年01月23日
今回はアテンド(案内人)なしの一人旅でした。目的は2013年秋冬のコレクションの商談です。パリ→フィレンツェ→ミラノ→ローマと廻りました。
この旅行で私が大変厳しいと思った事をお話ししたいと思います。
片言の英語であれば、パリ、ミラノなど一部ではOKでしたがフィレンツェなど多くの地域では通じず、食事やチケットの購入などかなり時間がかかりました。
言葉が通じないと後回しにされてしまうからです。トイレの確保にも苦労しました。一般的には町でトイレを借りるときはバール(お店)でエスプレッソを注文し、それを飲んでトイレを借りることになります。
※豆知識 同じエスプレッソでも飲む場所で料金が違います。カウンターで1ユーロ、テーブルで3ユーロ、テラスで5ユーロ、など
侘び・寂びについて、日本人とイタリア人の見解の違い。この言葉はイタリア人も良く知っているがその意味を「淑やか」ととらえている。これはイコール弱いとも思われている。
イタリアではインフレが激しい。しかしイタリア人はこれを景気のせいにし、脱却のための努力をしない。
今回の経験を通して考え方やシステムの違いについていろいろと学ぶことが出来ました。そして、大胆な一面も身についたと思います。