会長の時間9 平成24年9月12日(水)
「台湾訪問」2012.9.12
日田ロータリークラブ会長 橋本信一郎
7日からある訪台団に参加して台湾に行き、李登輝閣下や前駐日代表の許世楷さんたちとお会いする機会を得ましたが、李閣下は91歳にも拘わらず大変お元気で、まだまだ頑張るとおっしゃっていました。
李閣下は福沢諭吉の「心事の棚卸」を引用されましたが、日本人は戦後の棚卸をして、今後に備えなければならないということだと思います。
また、「中国には事なかれ主義では済まない」「教育をやり直して日本精神を取り戻さなければならない」「天皇皇后両陛下には靖国神社に参拝して欲しい」とおっしゃっていました。
台南の烏山頭ダムの八田與一さんの記念碑にお参りしたとき、偶々、すぐ傍らに田中作次国際ロータリー会長の桜の植樹がありビックリしました。水利組合の人にロータリーの名刺を渡して日田ロータリークラブも嘉義玉山ロータリークラブを通じて植樹をすることになっているというと聞いていると言っていました。
元駐日代表の許世楷さんのお話では、台湾の世論調査で「世界で一番好きな国は?」の質問で、41%の人が日本を挙げているそうです。2位はアメリカと中国で、それぞれ8%だそうです。
「一番信用できる国は?」の問いでも75%の人が日本を挙げ、ダントツの1位だそうです。
台湾人の親日感は、台湾の外交政策に強い影響を与えているそうです。例えば、馬英九総統は、最初は知日派を名乗っていたのが、最近では「私は親日派だ」と言っているそうです。「民間の交流が対日関係を更に良くしていきます」と許さんはおっしゃっていましたが、嘉義玉山ロータリークラブとの交流も一層進めたいと考えます。
それから、新幹線の台北駅で米山奨学生の林静芝さんにバッタリ遭いました。お母さんが赤ちゃんを抱っこしていました。