会長の時間

会長の時間20 「ロータリーの職業奉仕について」

2026年01月21日

皆さん、こんにちは。

本日は「ロータリーの職業奉仕」について、会長として、そして一人の職業人としてお話しします。

 

ロータリーには

親睦・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕

という五つの奉仕がありますが、その中でも私は、

職業奉仕こそがロータリーの原点だと感じています。

 

① 職業奉仕とは「特別なこと」ではない

 

職業奉仕というと、

「何か立派なことをしなければならない」

「奉仕活動を仕事と別にやること」

そう思われがちです。

 

しかし、ロータリーの職業奉仕は、

自分の職業を通じて社会に貢献すること。

 

つまり、

  • 誠実に仕事をする
  • 約束を守る
  • 正しい価格で、正しい品質を提供する
  • お客様、取引先、社員、地域に対して公正である

 

これそのものが、職業奉仕です。

 

特別なことではなく、

日々の仕事の姿勢そのものが問われているのだと思います。

 

② 「四つのテスト」は職業奉仕の物差し

 

職業奉仕を考えるとき、

私たちロータリアンには「四つのテスト」があります。

  • 真実かどうか
  • みんなに公平か
  • 好意と友情を深めるか
  • みんなのためになるか

 

これは、

経営判断や取引、社員との関係において、

非常に実践的な指針です。

 

目先の利益だけを追えば、

どこかで信頼を失います。

 

長く続く企業、信頼される職業人は、

この四つのテストに耐える選択をしている

私はそう感じています。

 

③ 職業奉仕は「自分を律する考え方」

 

職業奉仕は、

誰かに評価してもらうためのものではありません。

 

むしろ、

自分自身を律するための考え方です。

  • この仕事は誠実か
  • この説明は正直か
  • 相手の立場に立っているか

 

自分の職業に誇りを持つからこそ、

こうした問いを自分に投げかけることができる。

 

職業奉仕とは、

職業を通じて人格を磨くことでもあると思います。

 

④ 職業奉仕が、社会奉仕・国際奉仕につながる

 

私たちがそれぞれの職業で信頼を積み重ねることで、

地域が良くなり、社会が安定し、

結果として国際理解や平和にもつながっていきます。

 

ロータリーが100年以上続いてきた理由は、

この「職業を基盤とした奉仕」という考え方が、

時代が変わっても色あせなかったからだと思います。

 

⑤ まとめ:職業奉仕は、今日からできる奉仕

 

職業奉仕は、

特別なイベントでも、

大きな事業でもありません。

  • 今日の仕事を誠実に行う
  • 相手の立場で考える
  • 信頼を積み重ねる

 

これを一人ひとりが実践すること。

 

それこそが、

ロータリーらしい奉仕であり、

私たちが社会に示せる一番のメッセージではないでしょうか。

 

今年度のテーマ「つながる」においても、

職業を通じた信頼のつながりを、

このクラブから広げていければと思います。

 

ご清聴、ありがとうございました。