会長の時間24
日田ロータリークラブ会長 江藤秀平
本日は藤蔭高校インターアクトクラブの活動報告になります。インターアクトクラブは、ロータリークラブより提唱された、12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブで、日本においては高等学校の福祉・ボランティア系のクラブ活動・サークルとしておかれることが一般的でありますが、高校に属さない「地域クラブ」として活動するクラブもあります。是非、藤蔭高校のインターアクト活動の報告を聴いていただき、今後も日田ロータリークラブとして活動を応援してあげていただきたいと思います。
先月の理事会で決まりました4月16日の出席100%例会(黄昏例会)を4月20日のIMに例会日を置き換えて行うことになりました。よって黄昏例会は今年度することが出来なくなりました。出席奨励委員会の過去の報告では1回目の年次総会の出席率が67.92%、2回目の新年例会の時が66.04%でした。私自身はこの時間帯の例会も良いのかなと感じていますが、皆さんはどうでしょうか?ある先輩会友がロータリークラブでは出席義務がありますが、奉仕活動はまずロータリークラブに入会すること、そして辞めないで継続することだと言っていました。もちろん出席することは大事ですが、入会して在籍しているだけでも会費から奉仕活動費用を支払っているのだから奉仕活動を支援しているのと変わらないのだと。私はこの考えに賛成です。先月もポール・ハリス・フェローの表彰を三笘康之会友と谷口知幸会友が受けられていました。これも奉仕活動です。なかなか個人的に奉仕をする場が無い中で、こういう奉仕団体に入会でもしなければ奉仕活動に無縁とまでもいかないかもしれませんが、現実にはほとんど関与していないと思います。年間20万円余りの会費とプラスαの経費を払って継続されているだけでもすごいことだと思います。実際、私はロータリークラブに18年間在籍していますので約400万円近くの会費を納めています。その中の何割かは奉仕活動に役立ててもらっていると思います。もちろんお金だけでなく行動でも奉仕活動をしています。また私は会社に在籍している間はロータリークラブを退会せずに継続する思いですし、こちらで出会ったご縁を大事にしたいと思っています。あまり難しく考えないで、それこそ「戒驕戒躁」の思いでロータリー人生を楽しめたらいいかなと思います。そう考えれば心も軽くなるのではないでしょうか。
国際ロータリー第2720地区大分第一分区のIMに話を戻しますが武内ガバナー補佐のはからいで豆田の紙音で行う予定です。講師にはロータリーの友の編集委員長の野崎恭子さんに来ていただきます。日程も例会日の移動として行いますので日田のメンバーにも多く出席していただけるものと思います。加えて例会とは分けてしますので出席者はメイクアップのポイントにもなります。ご協力の程よろしくお願いします。
本日は危機管理委員会について膳所パストガバナーに講演してもらいます。最近各ロータリークラブ内のハラスメント事例が多く発生されています。一般として企業に一定の防止措置を実施することが義務付けられているハラスメントの内容が定義されているのが「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」「パタハラ」「ケアハラ」の5種類だそうです。法令による定義が無いものは「モラハラ」「ジェンハラ」「ロジハラ」「テクハラ」「レイハラ」「ジタハラ」「アルハラ」「ハラハラ」などで、まだまだたくさんありますが、この中で聞きなれないハラスメントを紹介します。まず「パタハラ/パタニティハラスメント」ですが育児休暇制度を利用しようとする男性への嫌がらせの行為。「ジェンハラ/ジェンダーハラスメント」性別によって社会的な役割が異なるという固定概念に基づいて行われる差別や嫌がらせの行為。「ロジハラ/ロジカルハラスメント」は正論や論理的な言葉によって相手を追い詰める行為。「テクハラ/テクノロジーハラスメント」はパソコンやスマホなどのテクノロジーに詳しい人がそうでない人に対して嫌がらせをする行為。「レイハラ/レイシャルハラスメント」は人種や国籍といったことで相手に対して嫌がらせをする行為。「ジタハラ/時短ハラスメント」は長時間労働を制限して労働時間の短縮を強要する行為。「アルハラ/アルコールハラスメント」は社会的な地位の強い者が立場を利用して弱い立場の人にアルコールを飲むように強要する行為。「ハラハラ/ハラスメントハラスメント」にいたっては上司などに対して何かにつけて「これはハラスメントだ」と主張する行為で、こうなると世の中ハラスメントのオンパレードになってしまいます。昨年の流行語大賞に「不適切にもほどがある」を略した「ふてほど」が選ばれるように、昭和時代の感覚では令和の現代には通用しないのです。そこで訴えられない様にするには何事にも日ごろの生活態度が大事になります。相手にとって常に好感度を持たれていれば少しのハラスメントは好意的に受け取ってもらえるかもしれません。やはりハラスメントは受ける側の感覚によるものが大きいと思います。私もそうですがロータリアンとしてだけでなく経営者としてまた一個人としてこれからも日常の生活態度に気をつけていきたいと思います。