会員卓話 「水にはふしぎな力がある」 ~アクアポリン活性水で救われる病気と健康~ 北川 良親
北川 良親会友
○「水にはふしぎな力がある」
~アクアポリン活性水で救われる病気と健康~
1)人には13種類のアクアポリンがある。
アクアポリンとは
…細胞膜に存在する細孔を
持ったタンパク質である。
MIPファミリーに属する主要膜タンパク質の一種で、水分子のみを選択的に通過させることの出来る為、細胞への水の取り込みに関係している。
代表的な例
…AQP1「赤血球・角膜・脳脈絡膜・肺・食道等」
AQP2「腎集合管」
AQP3「皮膚・膀胱等」
AQP4「胃・脊髄等」
アクアポリンの発見に、
ノーベル化学賞が授与される。
…ピーター・アグレ博士
(米国)
2)日田の地下水を調査し、アクアポリンを通りやすい水を調べる。
日田の地下水Aを調査すると、この水はアクアポリン(AQP)1が全身を通し、アクアポリン2は腎臓を通りますが少量、アクアポリン3は皮膚、アクアポリン4は脳、アクアポリン5は眼、アクアポリン7は脂肪を通るのですが、比較してみて分かる様に、日田地下水Aは、アクアポリン(AQP)1活性水だと証明されています。
3)フランスに、人口1500人ほどの「ルルド」という小さな町があります。ここは、聖母マリア出現と「ルルドの泉」で知られカトリック教会の巡礼の地にもなっています。
ここでの泉(水)を調査した所、アクアポリン3が水を良く通していることが分かり、ここの水はアクアポリン(AQP)3活性水であることが証明されています。
4)細胞の中の水はどうなっているのか?を調べてみました。細胞を培養して培養液を凍結乾燥します。そうすると、塩分・栄養分の固形物が取れて純粋な水だけが取れます。同じように細胞だけ取って凍結乾燥すると、この中の水が培養液に育てられた細胞なので、同じ水かと思われますが、これが違うのです。この細胞の水は異なるアクアポリンの性質を持っているのではないか?例えば皮膚に効く水(アクアポリンのどのタイプが効くのか?)、ガンに効くアクアポリンのタイプが分かってくるのではないかと期待しています。
5)水で持って治癒するのは、ヨーロッパでは普通にあって、施設は100位あるのではないでしょうか?実際にバニョール・ド・ロヌルという所に行って来ました。ここは、長く逗留して、何ヶ月掛けて医者のプログラムによって水で治癒していく施設です。保険も適用出来ます。日本では、まず考えられない施設・待遇です。
6)そこで、一番私が日田でやってみたいことは、日田に「水治癒施設」を作ることです。