卓話

新入会員卓話 湯浅 総会友 ・ 原 道子会友

2012年09月19日

 

新入会員卓話  湯浅総会友
本日は今年2回目の卓話ということで参加者が少ないと思っていましたが、出席率が通常どおりであったのは唯一の女性会員、原さんのおかげだと思います。皆様と同期会員の原さんに感謝します。日田ロータリークラブにおいて1月25日の外部卓話を引き受けたことにより、多くの反響がありました。学生や保護者さんの間では増え続ける体重とともにそこそこ有名になってたのですが、一気に社会人の方から講演依頼や、いろいろな活動へ参加をよびかけられるようになりました。ロータリーの力を痛感しました。 塾事業のほうも順調に、8月末で講師数8名、日田市史上2回目の200名以上在籍の学習塾となりました。以前200名在籍されていたT塾さんは今年で閉塾されましたが、バブル期ではなく少子化不景気の中でこの数字を達成し、地域に受け入れられていることをありがたく思います。現在日田市域で子供は1学年650名しかおりません。その中で中3を45名集め、6人ほど入塾を断りました。地域占有率では大分でダントツのトップ塾とのことです。九州でも指折りとのこと。しかし大事なことはそういう数や占有率ではなく、生徒一人ひとりのオンリーワンの塾になれるかだと思っています。現在ではそういう意味で質の高い講師不足で、高2、中2、小5、小4の4学年以外は募集停止にしています。どなたかよい講師の方がいればご紹介お願いします。 私の家庭は2代続けて母子家庭で、男付き合いとかが全くよくわかっていません。ロータリーといえば、僕にとってはマツダのエンジンだったのですが、会長橋本先生がさりげにおいていった名簿をみてびっくりしました。祖母が「ぶげんしゃどん」と言っていた方がずらり。「なんで僕こんなところに呼ばれたんやろう・・・」というのが第一印象です。それでも恥を捨て置き入会させて頂いたのは、自営業で既に叱ってくれる人もおらず、父親もおらず、学ぶ人が欲しかった事が入会させて頂いた大きな理由です。また1月25日の卓話で話しましたが、日田の教育格差をどうにかしたく、少しでも実行力を持ちたかったこと。隈診療所の宮崎先生がクリスマスにサンタの格好をして訪問する、というネタで医療系学生を推薦入試で20名ほど通してもらってるので、断れば祖母をお世話して頂いた宮崎先生に顔向けできないと思ったこと。草野先生や佐藤先生がいるので、色々なご相談が出来るかなと思ったこと。今の僕では見る影もありませんが、高校のころ石井博基先生のテニスクラブに所属させて頂いて、たらふくタダ飯を食べさせて頂いたので、かの有名な「出世払い」をしなくちゃいけない、と思ったこと。また幼少のころ母子家庭でお世話になった橋本先生は、散歩で毎日塾の前を通るのですが、まさかここで断れば連れてる犬から噛まれる危険を感じたからです。 今のところ最年少会員とのこと、塾の仕事がら平日の昼間はわりと時間が取れますので、諸先輩方に勉強させて頂きたく思っています。なにか人手が足らないときは、見てのとおり食事さえいただければいつでもはせ参じますので申しつけください。皆様のご指導、心よりお待ちしています。

 

 

新入会員卓話 原 道子会友
まずは、初の女性会友に承認して頂きましたことに、お礼申し上げます。日田ロータリーグラブに入会して、日も浅く、まだまだ何もわかりませんが、今後ともよろしくお願いします。少し私のことについてお話させていただきますと、皆様ご存知とは思いますが、原 正隆の娘でございます。私の会社である有限会社三愛メディカルセンターは、亡き祖母、父の母が、設立した会社でございまして、それを引き継ぎました。祖母は、いつまでも息子想いの人でしたので、何か出来ることをしたかったのだと思います。仕事内容としましては、病院内の受付、保健請求業務、患者様の対応など、医療は今やサービス業でありますので、その顔となる業務になります。今現在、医療も様変わりしましたので、厳しい状況になりましたが。今更ながら、診療から経営まで、一人でこなしている父を、とても尊敬しているしだいです。私の小さい頃は、父は忙しく、話しもできず、ましてや、一緒に遊んだことも少なかったように思います。今の傾向としては、世間は、家庭第一という感じですが、私の子供時代では、お父さんは一生懸命仕事をして、お母さんは家庭を守る、という時でしたので、今どきとは違う家庭でした。ですから、なかなか父との接点がなく、今、ようやくここにきてやっと、話ができるようになりました。今回何を話していいのかわからず、こまりはて、迷いましたが、私の趣味についてお話を移します。高校、大学の頃から体を動かすのが好きでしたので、いろいろなスポーツをかじりました。テニスに、スキー、スキューバーダイビングと、いわばバブルの道を歩んだ世代です。唯一ゴルフだけは、親父くさい!と拒否していたものが、それが、今では、父との遊びの接点となりました。父の助言がなければ、これすら持てなかったと思います。父の若い頃に、自分が出来なかったことを、私がさせてもらったことは、ありがたいと感謝しているところです。これによって、一緒にゴルフするだけでなく、共通の趣味になったことは、嬉しいことです。また、このゴルフによって、いろいろな方と知り合うことが出来たのは、きっと、父のおかげでしょう。実は、父は、男の子が欲しかったんじゃないかと思われる節がありました。女の子にもかかわらず、なぜか、父の好きなお相撲を取ったり、空手の技をさせられたりと、どう考えても、男の子を育てて、大人になったら、お酒を飲みたかったんだと思います。でも、女の子ですから、それが出来ないと、残念だったのでしょう!だからこそ、何か一緒にできることは、私たちにとって、非常に重要なことだと思います。これで、少しでも、父の願望が満たされるなら、なおさらです。皆さまにもお分かりのとおり、父とは似ていますので、出来る限りご迷惑をおかけしませんように、また私に与えられました使命でございます父の引率を滞りなくできますよう、それと共に、奉仕の一環のお手伝いができますように、励みたいと思います。初の女性会友に恥じぬよう、頑張ってまいりますので、皆さまご指導いただけますよう、重ねてお願いいたします。とめどもない話で、お時間をいただいたことを申し訳なく思っておりますが、これにて、終わりとさせていただきます。お付き合いくださいまして、まことにありがとうございました。