会長の時間34
日田ロータリークラブ会長 石松雅彰
いよいよ、5月に入りました。今年度も残すところ2カ月を切りました。
そして、5月は「青少年奉仕月間」となっております。
当初、本日は青少年奉仕委員会による卓話を計画いたしておりましたが、スケジュール調整のため委員会卓話を組むことができなくなり、松浦委員長には誠に申し訳ありませんでした。
つきましては、本日の会長の時間では、「藤蔭高校インターアクトクラブ」の活動を含め、青少年奉仕に関する動きについて報告いたします。
2月27日、藤蔭高校インターアクトクラブ第2回例会に、松浦委員長とともに参加いたしました。
今年度も、コロナ禍で例会が計画通り開催できず2回目の今例会が本年度最後の例会になったようです。
冒頭、新役員紹介がありました。新部長には2年生の徳田君、副部長には同じく2年生の多武君が就任し、新体制での例会となりました。2年生はこの2名だけで、1年生が6名(内2名は弓道部兼任、1名は通信制の学生)の、総勢8名の会員とのことです。
開会の言葉を新副部長が、点鐘を新部長が務め、全員でインターアクトの歌を斉唱しました。新部長の徳田君の挨拶は、少し緊張して声もやや小さく感じましたが、しっかりと挨拶をされました。
その後、卒業される3年生2名からお別れの卓話がありました。
前部長の井上優汰君は、卒業後は鶏卵メーカーに就職するそうで、高校生活の思い出は鹿児島・宮崎への修学旅行と話していました。前副部長の小野ひなたさんは、卒業後は山川の特別養護施設に就職するそうで、高校生活の思い出は街頭募金活動やオリンピックスタッフとしての活動でしたと話されました。顧問の梶原先生は、「コロナ禍で十分な活動ができなかったが3年生として皆を引っ張ってくれたこと、そして以前は人前ではなかなか話もできなかったが、インターアクトクラブの活動を通じて色んな高校との交流や友情を深め、自分の考えをハッキリと話せるようになり、大きく成長したと思います。社会に出ても、これらの経験を生かして頑張ってほしい。」と話されていました。
3年生には、在校生からは花束が贈られ、我がクラブからは図書券を贈りました。
高校は、4月が年度の切り替わりですので、新体制の活動がすでに開始されていますが、新1年生がどの位クラブに加入していただけるか楽しみにしています。
6月からは藤蔭高校理事長である佐藤彬さんが我がクラブに加入されることとなっています。佐藤さんにも、是非強力に支援してほしいと願っております。
また、5月19日から3日間、天草市においてRYLA(青少年指導者養成プログラム)セミナーが開催されます。私も、以前3年ほど地区委員としてRYLA委員会に所属し、セミナーのお世話をしましたので、参加者が少ないと聞き、心配しています。
今回は2泊3日で、開催場所も遠いことから止むを得ないとは思いますが、機会があれば会員の皆さんの後継者や従業員の方の積極的なご参加を進めていただけるよう期待しています。
最後に、ローターアクトについての動きですが、2016年4月の規定審議会で、ローターアクターが正会員となることを認めることが採択され、2019年4月の規定審議会にてローターアクトクラブのRI加盟が承認されました。そして、同年10月にはローターアクト定款が変更され、2020年7月より年齢制限の撤廃や提唱クラブなしでのローターアクトクラブの結成、さらにはローターアクトクラブを提唱クラブとするローターアクトクラブの結成なども可能となりました。
しかし、2020年1月のRI理事会では人頭分担金の徴収(8$)決定と合わせ年齢制限撤廃については、クラブ細則で上限を定めることができ、義務化しないことに修正が行われました。さらに、2022年4月の規定審議会においては、ローターアクトの年齢制限を設ける制定案(40歳以下または30歳以下)が提出されましたが、全て否決されています。年齢制限については、これからも何らかの動きがある可能性を秘めています。
いずれにしましても、ここ数年でのローターアクトクラブを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。RIの動きを注視していく必要があると思っています。
断片的な情報で申し訳ありませんが、これで本日の会長の時間を終わります。